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JP4507732B2 - ゴルフカート - Google Patents

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JP4507732B2 JP2004213364A JP2004213364A JP4507732B2 JP 4507732 B2 JP4507732 B2 JP 4507732B2 JP 2004213364 A JP2004213364 A JP 2004213364A JP 2004213364 A JP2004213364 A JP 2004213364A JP 4507732 B2 JP4507732 B2 JP 4507732B2
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Description

本発明は、ゴルフ場でゴルフクラブ用バッグ(以下、単にゴルフバッグと称する)の運搬及びゴルファーの移動に用いるゴルフカートに関するものである。
従来から、前後輪が備えられた機体の前後部にフロントカウルとリヤカウルを設け、フロントカウルとリヤカウルの間に、2人用の前部ゴルファー搭乗部を設け、リヤカウルの上面に2人用の後部ゴルファー搭乗部を設ける一方、フロントピラー及びリヤピラーによってルーフパネルを支え、さらに、リヤカウルの後部にゴルフクラブ用バッグ(ゴルフバッグ)の載置部を備えた技術が知られていた(例えば、特許文献1)。
特開平9−39842号公報
前記従来技術では、ゴルフクラブ用バッグ(ゴルフバッグ)を載せるためのステーの左右幅をリヤカウルの左右幅と略等しく形成し、前記ステーをリヤカウルの後方に突設させ、ゴルフバッグをその上部が後方に向くように傾斜させてステーに載せる構造であったから、ゴルフバッグ及びステーが車体の後方に大きく突出する不具合があり、例えば後進時、または旋回時に、樹木またはゴルファーにゴルフバッグ及びステーが衝突し易いなどの問題があった。
本発明は上記の従来の技術の問題点を解決し、ゴルフバッグ及びステーが車体の後方に大きく突出する不具合をなくし、例えば後進時、または旋回時に、樹木またはゴルファーにゴルフバッグ及びステーが衝突するのを防ぐことができ、全長が短く軽量化を図ることができるゴルフカートを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、前後輪が備えられたメインシャーシの前部と後部の上面にフロントカウルとリヤカウルを設け、ルーフパネルを支えるフロントピラー及びリヤピラーを備えてなるゴルフカートにおいて、2人分のゴルフバッグをほぼ直立状に載せるための2人用バッグ載置部が前記リヤカウルの後部上面に形成され、2人分のゴルフバッグの側面上部を支える支持アームを前記リヤピラーまたはリヤカウルから立設する支持杆に設ける一方、1人分のゴルフクラブ用バッグを載せるための左右の1人用バッグ台を前記リヤカウルの後部両側に配置し、この各1人用バッグ台の下面を機体後部の後バンパの上面に載置するとともに、前記各1人用バッグ台の背面のステーを前記リヤピラー及びリヤカウルと共に同一の固定具によってメインシャーシの支柱部材に固定させたものである。
請求項2に記載の発明は、2人用バッグ載置部は、後輪を覆うリヤカウルの左右のフエンダ部の間に形成したものである。
請求項3に記載の発明は、2人用バッグ載置部は、座席を設置するリヤカウルの座席部の後側に形成したものである。
請求項4に記載の発明は、2人用バッグ載置部は、後側を後方に開放させ、かつ機体後部の後バンパの上面よりも低く形成したものである。
請求項5に記載の発明は、前記リヤカウルの上面に2人用座席を取り付けたものである。
請求項1に係る発明によれば、前後輪が備えられたメインシャーシの前部と後部の上面にフロントカウルとリヤカウルを設け、ルーフパネルを支えるフロントピラー及びリヤピラーを備えてなるゴルフカートにおいて、2人分のゴルフバッグをほぼ直立状に載せるための2人用バッグ載置部が前記リヤカウルの後部上面に形成され、2人分のゴルフバッグの側面上部を支える支持アームを前記リヤピラーまたはリヤカウルから立設する支持杆に設けたから、各ゴルフバッグがほぼ直立姿勢でリヤカウルの後部上面に支持され、例えば後進時、または旋回時に、周辺の樹木またはゴルファーなどにゴルフバッグが接触せず、また、従来のようなゴルフバッグをリヤカウルの後部に後傾させて支持する構成に比べて、ゴルフカートの全長を短く、コンパクトにできる。
請求項2に係る発明によれば、2人用バッグ載置部は、後輪を覆うリヤカウルの左右のフエンダ部の間に形成したから、左右のフエンダ部によってゴルフバッグが左右に移動するのを防止でき、かつ2人用バッグ載置部をコンパクトに形成できる。さらに、2人用バッグ載置部を後輪の上部よりも低い位置に形成できるから、この2人用バッグ載置部に載置したゴルフバッグの上端開口部(ゴルフクラブの差込み口)が比較的低い位置になり、ゴルフクラブの出し入れが容易にできる。さらに、請求項1に係る発明によれば、1人分のゴルフバッグを載せるための左右の1人用バッグ台を前記リヤカウルの後部両側に配置し、この各1人用バッグ台の下面を機体後部の後バンパの上面に載置するとともに、前記各1人用バッグ台の背面のステーを前記リヤピラー及びリヤカウルと共に同一の固定具によってメインシャーシの支柱部材に固定させたから、リヤカウルの2人用バッグ載置部と左右の1人用バッグ台によって4人分のゴルフバッグを載せることができる。また、1人用バッグ台の下面を後バンパの上面に当接させ、かつ支柱部材を利用して1人用バッグ台を固定させるから、1人用バッグ台を車体に設けるための特別な機構を不要とし、後バンパと支柱部材を用いて充分な強度を確保しながら、1人用バッグ台を容易に取付けることができる。
請求項3に係る発明によれば、2人用バッグ載置部は、座席を設置するリヤカウルの座席部の後側に形成したから、座席の後側を立設姿勢のゴルフバッグによって遮蔽でき、後方から飛んで来るゴルフボールに対して座席のゴルファーを保護できる。
請求項4に係る発明によれば、2人用バッグ載置部は、後側を後方に開放させ、かつ機体後部の後バンパの上面よりも低く形成したから、バッグ載置部に載せたゴルフバッグの底部が後方に移動するのを後バンパによって防止でき、かつバッグ載置部と後バンパの間から埃または雨水などを漏下させることができる。
請求項5に係る発明によれば、前記リヤカウルの上面に2人用座席を取り付けたから、2人が搭乗する機体構造で、2人分のゴルフバッグを搭載する機体仕様、または4人分のゴルフバッグを搭載する機体仕様を構成できる。例えば、4人が搭乗する機体構造に比べ、機体の重量(総重量)の軽量化を図ることができ、舗装された専用の走行道路だけでなく、フェアウエイの芝生の上も走行可能にすることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について図面を参照して詳述する。図1は2人分のゴルフバッグを載せることができるゴルフカートの側面図、図2は同正面図、図3は同斜視図、図4は同背面図、図5は同平面図、図6はフロントカウル及びリヤカウル部の側面図、図7はフロントカウル及びリヤカウル部の平面図、図8はメインシャーシ部の側面図、図9はメインシャーシ部の平面図、図10はフロントカウル及びリヤカウルの分解説明図、図11はルーフパネル部の側面図、図12はルーフパネル部等の平面図、図13は図12のXIII−XIII線矢視拡大断面図、図14は図12のXIV −XIV 線矢視拡大断面図、図15は2人分のゴルフバッグを載せるゴルフカートの側面図、図16は同斜視図、図17は同平面図、図18は同背面図、図19は1人用バッグ台の取付け説明図、図20は1人用バッグ台の側面図、図21は1人用バッグ台の平面図、図22は1人用バッグ台の正面図である。
図1乃至図5に示すように、2人分のゴルフバッグを後部に載せた2人乗り用のゴルフカートでは、そのメインシャーシ3に左右一対の前輪1及び後輪2を備える。そして、メインシャーシ3には、電動走行モータ4を備える駆動ケース5と、前記走行モータ4の電源であるバッテリ6と、制御ボックス7と、充電用コントローラ部8とが設けられている。走行駆動力は駆動ケース5を介して左右両後輪2に伝達される。また、左右一対の前輪1の上側を合成樹脂製またはガラス繊維強化プラスチック製のフロントカウル9によって覆い、また左右一対の後輪2の上側を同様に合成樹脂製のリヤカウル10によって覆う。前記フロントカウル9及びリヤカウル10の上面側に左右一対のフロントピラー11及びリヤピラー12を立設させ、フロントピラー11及びリヤピラー12によって合成樹脂製のルーフパネル13を支える。
さらに、前記リヤカウル10の上面前部に座席部14を形成し、2人のゴルファーが座る座席15を座席部14に設ける。また前輪1を操舵する丸ハンドル16は座席部14の左側前方に立設されたステアリングポスト16aの上端に設けられている。
実施形態では、前記丸ハンドル16の操作により前輪1を操舵する。ステアリングポスト16aの側部下方にはフロントカウル9に、アクセルペダル17及びブレーキペダル18が取付けられている。
メインシャーシ3は、左右一対の角パイプ形の胴部フレーム19と、前記胴部フレーム19の前側に溶接によって固定させる四角枠形の前部フレーム20とを備え、左右の前輪1を前部フレーム20の両側部に装設させる。また、前部フレーム20には、フロントバンパ21を設けたフロントバンパフレーム22と、フロントカウル9を上端部に固定した前支柱部材23とが設けられている。前記フロントバンパフレーム22及び前支柱部材23を前部フレーム20に溶接によって固定させる。
胴部フレーム19は、リヤカウル10を支持する後支柱部材24と、後支柱部材24の前側に連結させるシートフレーム25と、シートフレーム25の前方に固定させる鉄板製のステップ26と、シートフレーム25の下方に設けるバッテリ台27と、後輪2を装設した駆動ケース5を取付けるアクスル台28と、リヤバンパ29を設けるリヤバンパフレーム30を備える。
前支柱部材23の上端に前水平フレーム31の下面を溶接固定させる。前水平フレーム31は左右方向に長い平板形に形成されている。この前水平フレーム31には左右に取付け孔32が形成され、その取付け孔32の下面側にナット33が溶接固定されている。
前記ステップ26の上面の前端部に6箇所の取付け孔34を穿設し、該取付け孔34の下面側にナット35を溶接固定させる。
前記フロントカウル9をメインシャーシ3の前部に載せ、前水平フレーム31の2箇所のナット33に取付け孔32を介してフロントカウル9の上面側からボルト36をそれぞれ締結する。また、ステップの6箇所のナット35に取付け孔34を介してフロントカウル9の上面側からボルト37をそれぞれ締結する(図7及び図10参照)。このようにして、前記メインシャーシ3の前部にフロントカウル9を上方から載せて取り付ける。
前記の後支柱部材24の上端には、左右方向に長い平板形に形成された後水平フレーム38の下面を溶接固定させる。後水平フレーム38には、左右に4個を一組として取付け孔39がそれぞれ穿設され、その各取付け孔39の下面側にナット40が溶接固定されている。前記ステップの上面の後端部に5箇所の取付け孔41を穿設し、各取付け孔41の下面側にナット42を溶接固定させる。
リヤカウル10は、その上面前部に座席部14が形成され、その後部側に左右の後輪2を覆うフェンダ部54と、フェンダ部54の間で高さの低い2人用バッグ載置部46とが一体的に形成されている。
前記リヤカウル10をメインシャーシ3の後部に載せ、かつリヤカウル10の上面にリヤピラー12を載せ、後水平フレーム38のナット40に取付け孔39を介してリヤピラー12及びリヤカウル10の上面側からボルト43をそれぞれ締結する。ステップ26の5箇所のナット42に取付け孔41を介してリヤカウル10の上面側からボルト44をそれぞれ締結する(図7及び図10参照)。そして、リヤカウル10における座席部14に掛かる搭乗者の荷重はシートフレーム25にて支持される。
他方、2人用バッグ載置部46を支える荷台フレーム47が前記胴部フレーム19の後部に設けられている。この荷台フレーム47に取付け孔48を形成し、該取付け孔48の下面側にナット49を溶接固定させる。2人用バッグ載置部46の上面側から荷台フレーム47のナット49に取付け孔48を介してボルト50を締め付け、前記メインシャーシ3の後部にリヤカウル10を固定させ、かつリヤカウル10の上側にリヤピラー12を立設させる。
従って、リヤカウル10における前記の2人用バッグ載置部46は、左右両側部を左右のフェンダ部54によって囲まれ、かつ前方を座席部14によって囲まれ、後方と上方に向けて開放するように形成されている。
左右のリヤピラー12の前面には横長の背面シート51が図示しないブラケット等を介して連結されている。前記左右のリヤピラー12の上下中途部を横長ステー12aにて連結し、その横長ステー12aから後向きに突出する左右一対のフランジ12bの後端には、2人分(2個)のゴルフバッグ45の側面(前面)上部を支えるための横長であって左右両側端部が平面視で後向き湾曲形成された支持アーム53が連結されている(図6及び図11参照)。他の実施形態として、リヤカウル10の上面に別途立設した支持杆(図示せず)に支持アーム53を連結しても良い。
前記支持アーム53は、2人用バッグ載置部46の前側略直上に配置されている。そして、2人用バッグ載置部46に2人分のゴルフバッグ45を直立状に載せ、図12に示すゴムバンド等の締結具(包括具)55の一端を支持アーム53の一側端のフック部53aに係止する。ゴムバンド55の中途部を2人分(2個)のゴルフバッグ45の後側面上部に掛け回し、さらにゴムバンド55の他端を支持アーム53の他端のフック部53aに係止する。これにより、2個のゴルフバッグ45は、支持アーム53とゴムバンド等の締結具(包括具)55とにより挟み付けて倒れ不能に固定できるように構成されている。
リヤカウル10における上面前部の座席部14に座席15をヒンジ15aを介して前方に展開自在に設ける。座席15の後側の背面シート51の左右両側にハンドレスト52が固定されている。
座席15によって開閉自在に閉鎖する開口56はリヤカウル10における座席部14に開設させる。前記開口56の内側に、バッテリ6(実施形態では、リチウムイオンバッテリを使用する)、前記電動モータ4の駆動及び発電制動の制御を実行するための制御ボックス7、充電用コントローラ部8を配置させ、例えばメンテナンス、点検作業を前記開口56を介して行えるように構成する。前記制御ボックス7と充電用コントローラ部8は、前記バッテリ6を挟んで左右に振り分けてメインシャーシ3に固定されている。前記メインシャーシ3上面側のシートフレーム25側部に制御ボックス7及び充電用コントローラ部8を取付け、前記充電用コントローラ部8に対向するリヤカウル10の前面に充電用(100または200ボルト用)のコンセント57が設けられている。
図12及び図13に示す如く、前記フロントカウル9の上面に左右長手のピラー受け部57を形成する。そして、左右一対のフロントピラー11の下端部に連結した下枠体11aをピラー受け部57に載せ、ボルト58及びナット59によって下枠体11aをフロントカウル9に固定させる。左右一対のフロントピラー11の上端部間を上枠体11bにて連結する。左右一対のフロントピラー11と上下枠体11b,11aによりフロント窓枠体を構成する。一対のフロントピラー11及び下枠体11aに形成された溝60に透明な合成樹脂製の正面パネル61の左右縁及び下端縁を差込む。上枠体11bに正面パネル61の上端をボルト62及びナット63によって固定する一方、左右のフロントピラー11の溝60の箇所で正面パネル61の側縁をビス62aにて固定する(図13及び図14参照)。
ゴルフボール、ヘッドカバーなどを入れる左右一対の小物入れカゴ64aをフェンダ部54の上面に設ける。また、前記背面シート51後側の一対のリヤピラー12間を横長の小物入れカゴ64bによって連結させる。一方、フロントカウル9の上面に小物入れカゴ64cを設ける。前記フロントカウル9及びリヤカウル10は、合成樹脂の成形加工によって形成するが、鉄板を板金加工(プレス加工)して形成してもよい。
2人用のゴルフカートは、上記のように構成するもので、前記ゴルフカートの組み立て手順を説明する。先ず、前輪1と、後輪2と、バッテリ6と、制御ボックス7と、充電用コントローラ部8を、前記メインシャーシ3の各部に組み付ける。また、前記メインシャーシ3の前部上面にフロントカウル9を載せ、フロントカウル9後部をステップ26前部に上方からボルト37止め固定させる。また、小物入れカゴ64cを載せるフロントカウル9の上面を前水平フレーム31に上方からボルト36止め固定させる。このとき、小物入れカゴ64cも前水平フレーム31にボルト36止め固定させる。
さらに、前記メインシャーシ3の後部上面にリヤカウル10を載せ、リヤカウル10前部をステップ26後部に上方からボルト44止め固定させる。また、リヤカウル10の2人用バッグ載置部46を荷台フレーム47に上方からボルト50止め固定させる。なお、平坦な2人用バッグ載置部46に図7に示すように縦横の膨出リブ部46aを一体的に形成することにより、ゴルフバッグの荷重が作用しても2人用バッグ載置部46が撓み難くすることが好ましい。
左右一対のフロントピラー11及び上端間が横梁65aで連結された左右一対のリヤピラー12をフロントカウル9及びリヤカウル10の上面に立設固定した後、左右一対のフロントピラー11の上枠体11bと上梁65bの上面に前後方向に長い左右一対の上梁65bを載せてボルトナット固定し、この一対の上梁65b上に固定したブラケット66にルーフパネル13を載置してボルトにて固定する。
次に、4人分のゴルフバッグを載せるゴルフカートについて説明する。前述の2人用バッグ載置部46が形成されたリヤカウル10を有する2人乗り用のゴルフカートに、1人用バッグ台67を2つ付加したものであって、図15乃至図19に示す如く、1人分(1個)のゴルフバッグ45を載せる左右の1人用バッグ台67をリヤカウル10の後部両側に設ける。
1人用バッグ台67は、前記メインシャーシ3後部の後バンパ29の上面に下面を当接させる載せ部68と、1人分のゴルフバッグ45を前傾させて持たせかける背もたれ部69と、該背もたれ部69の前側に突出させてリヤカウル10に連結させるための支え枠部70とを備える(図20、図21及び図22参照)。
前記載せ部68と背もたれ部69を側面視L形に連結させ、背もたれ部69の前面に略水平に支え枠部70を突出させる。また、前記支え枠部70に取付け孔71を形成し、前記ゴルフカートを組み立てるとき、リヤピラー12及びリヤカウル10を後水平フレーム56に上方から固定させるボルト43を取付け孔71に挿入させ、前記取付け孔71を介して支え枠部70を後水平フレーム38に固定させるように構成する(図19参照)。
即ち、前記の1人用バッグ台67とリヤピラー12及びリヤカウル10とを同一のボルト43によって前記の後支柱部材24に共締め固定させる。
このとき、後バンパ29の上面に載せ部68の下面を当接させ、載せ部68を後バンパ29に取付け孔72を介してボルト止め固定させる。前記載せ部68は前低後高に傾斜させて支持させる。また、前記背もたれ部69を前傾斜の姿勢に支持させる。そして、前記載せ部68と前記背もたれ部69によってゴルフバッグ45を前傾斜の姿勢に支持させ、前記背もたれ部69の上端の支持アーム73にゴルフバッグ45を例えばバンド結束などによって固定する。
上記から明らかなように、前後輪1,2が備えられたメインシャーシ(機体)3の前部と後部の上面にフロントカウル9とリヤカウル10を設け、ルーフパネル13を支えるフロントピラー11及びリヤピラー12を備えてなるゴルフカートにおいて、2人分のゴルフバッグ45をほぼ直立状に載せるための2人用バッグ載置部46が前記リヤカウル10の後部上面に形成され、2人分のゴルフバッグ45の側面上部を支える支持アーム53を前記リヤピラー12またはリヤカウル10から別途立設させた支持杆に連結したものである。
従って、各ゴルフバッグ45がほぼ直立姿勢でリヤカウル10の後部上面に支持され、るので、例えば後進時、または旋回時に、周辺の樹木またはゴルファーなどにゴルフバッグ45が接触せず、また、従来のようなゴルフバッグ45をリヤカウル10の後部に後傾させて支持する構成に比べて、ゴルフカートの全長を短く、コンパクトにできる。さらに、支持アーム53を左右のリヤピラー12に連結することにより、支持アーム53は左右のリヤピラー12に対する補強部材を兼用することができて、部品点数を少なくしながら、リヤピラー12部分の剛性を高めることができる。
2人用バッグ載置部46は、後輪2を覆うリヤカウル10の左右のフエンダ部54の間に形成する。よって、左右のフエンダ部54によってゴルフバッグ45が左右に移動するのを防止でき、かつ2人用バッグ載置部46をコンパクトに形成できる。
2人用バッグ載置部46は、座席15を設置するリヤカウル10の座席部14の後側に形成する。よって、座席15の後側を立設姿勢のゴルフバッグ45によって遮蔽でき、後方から飛んで来るゴルフボールに対して座席15のゴルファーを保護できる。
2人用バッグ載置部46は、後側を後方に開放させ、かつ機体後部の後バンパ29の上面よりも低く形成する。よって、バッグ載置部46に載せたゴルフバッグ45が後方に移動するのを後バンパ29によって防止でき、かつバッグ載置部46と後バンパ29の間から埃または雨水などを漏下させることができる。
1人分のゴルフバッグ45を載せるための左右の1人用バッグ台67を前記リヤカウル10の後部両側に配置し、この各1人用バッグ台67の下面を機体後部の後バンパ29の上面に載置するとともに、前記各1人用バッグ台67の背面のステーである支え枠部70を前記リヤピラー12及びリヤカウル10と共に同一の固定具であるボルト43によってメインシャーシ3の後支柱部材24に固定させる。よって、リヤカウル10の2人用バッグ載置部46と左右の1人用バッグ台67によって4人分のゴルフバッグ45を載せることができる。また、1人用バッグ台67の下面を後バンパ29の上面に当接させ、かつ後支柱部材24を利用して1人用バッグ台67を固定させるから、1人用バッグ台67を車体に設けるための特別な機構を不要とし、後バンパ29と後支柱部材24を用いて充分な強度を確保しながら、1人用バッグ台67を容易に取付けることができる。
また、本発明によれば、前記リヤカウル10の上面に2人用座席15を取り付ける。よって、2人が搭乗する機体構造で、2人分のゴルフバッグ45を搭載する機体仕様、または4人分のゴルフバッグ45を搭載する機体仕様とに簡単に変更することができる。例えば、4人が搭乗する機体構造に比べ、機体の重量(総重量)の軽量化を図ることができ、舗装された専用の走行道路だけでなく、フェアウエイの芝生の上も走行可能にすることができる。
2人分のゴルフバッグを載せるゴルフカートの側面図である。 同正面図である。 同斜視図である。 同背面図である。 同平面図である。 フロントカウル及びリヤカウル部の側面図である。 フロントカウル及びリヤカウル部の平面図である。 メインシャーシ部の側面図である。 メインシャーシ部の平面図である。 フロントカウル及びリヤカウルの分解説明図である。 ルーフパネル部の側面図である。 ルーフパネル部の平面図である。 図12のXIII−XIII線矢視一部切欠き拡大断面図である。 図12のXIV −XIV 線矢視拡大断面図である。 4人分のゴルフバッグを載せるゴルフカートの側面図である。 同斜視図である。 同平面図である。 同背面図である。 1人用バッグ台の取付け説明図である。 1人用バッグ台の側面図である。 1人用バッグ台の平面図である。 1人用バッグ台の正面図である。
符号の説明
1 前輪
2 後輪
3 メインシャーシ
9 フロントカウル
10 リヤカウル
11 フロントピラー
12 リヤピラー
13 ルーフパネル
14 座席部
15 座席
24 後支柱部材
29 後バンパ
43 ボルト(固定具)
45 ゴルフバッグ
46 2人用バッグ載置部
53 支持アーム
54 フエンダ部
55 締着具(包括具)としてのゴムバンド
67 1人用バッグ台
68 載せ部
69 背もたれ部
70 ステー(支え枠部)

Claims (5)

  1. 前後輪が備えられたメインシャーシの前部と後部の上面にフロントカウルとリヤカウルを設け、ルーフパネルを支えるフロントピラー及びリヤピラーを備えてなるゴルフカートにおいて、2人分のゴルフクラブ用バッグをほぼ直立状に載せるための2人用バッグ載置部が前記リヤカウルの後部上面に形成され、2人分のゴルフクラブ用バッグの側面上部を支える支持アームを前記リヤピラーまたはリヤカウルから立設する支持杆に設ける一方、 1人分のゴルフクラブ用バッグを載せるための左右の1人用バッグ台を前記リヤカウルの後部両側に配置し、この各1人用バッグ台の下面を機体後部の後バンパの上面に載置するとともに、前記各1人用バッグ台の背面のステーを前記リヤピラー及びリヤカウルと共に同一の固定具によってメインシャーシの支柱部材に固定させたことを特徴とするゴルフカート。
  2. 2人用バッグ載置部は、後輪を覆うリヤカウルの左右のフエンダ部の間に形成したことを特徴とする請求項1に記載のゴルフカート。
  3. 2人用バッグ載置部は、座席を設置するリヤカウルの座席部の後側に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のゴルフカート。
  4. 2人用バッグ載置部は、後側を後方に開放させ、かつ機体後部の後バンパの上面よりも低く形成したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のゴルフカート。
  5. 前記リヤカウルの上面に2人用座席を取り付けたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のゴルフカート。
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