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JP4494343B2 - トナーカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

トナーカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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JP4494343B2
JP4494343B2 JP2006013418A JP2006013418A JP4494343B2 JP 4494343 B2 JP4494343 B2 JP 4494343B2 JP 2006013418 A JP2006013418 A JP 2006013418A JP 2006013418 A JP2006013418 A JP 2006013418A JP 4494343 B2 JP4494343 B2 JP 4494343B2
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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、及びデジタル複合機等の画像形成装置、及び画像形成装置が備える現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジに関するものである。
図9は従来のトナーカートリッジの製造工程において、トナーカートリッジにコンテナシャッターを取り付ける工程を説明するためのトナーカートリッジの内部斜視図である。図10は、コンテナシャッターが取り付けられたトナーカートリッジを示した図であり、(a)は全体斜視図を示し、(b)はコンテナシャッターの左側の端部付近の拡大図を示し、(c)はコンテナシャッターの右側の端部付近の拡大図を示している。
図9に示すように、トナーカートリッジは、箱状の筐体11Aを備えている。筐体11Aは、コンテナシャッター16Aが取り付けられるコンテナシャッター収容部12Aを備える。コンテナシャッター収容部12Aは、底面が半円筒状であり、中央部にはトナー供給口13Aが形成されている。トナー供給口13Aは、コンテナシャッター16Aの長手方向を長手方向とし、トナーを現像装置に供給するために形成された孔である。コンテナシャッター収容部12Aの右側の側壁15Aには、コンテナシャッター16Aの上下動作を規制するリブ151Aが形成されている。
コンテナシャッター16Aの長手方向の端部161A,162Aは、側壁14A,15Aによって長手方向を軸心として回動可能に軸支されている。コンテナシャッター16Aのトナー供給口13Aと対向する部分は半円筒状になっている。そして、コンテナシャッター16Aは、この半円筒状の部分に形成された連通孔をトナー供給口13Aに連通させることで、トナー供給口13Aを開口し、連通させないことでトナー供給口13Aを閉塞する。
なお、端部161Aには、図10(b)に示すように側壁側にシール部材17Aが貼り付けられ、端部161Aはこのシール部材17Aを介して側壁14Aにこじ入れられる。なお、シール部材17Aは、側壁161Aに外部と貫通するように形成された孔141A(図9参照)から筐体11A内部に収容するトナーが漏れることを防止すると共に、コンテナシャッター16Aの長手方向へのがたつきを防止する。
ここで、コンテナシャッター16Aの両端の距離aは、側壁14A,15A間の距離bとほぼ同じ長さに設定されている。そのため、コンテナシャッター収容部12Aにコンテナシャッター16Aの取り付けるためには、図9に示すように、まず、端部162Aをリブ151Aに下部に潜り込ませる。次に、端部161A側を下方向(図9に示す矢印方向)に倒していき、端部161Aを側壁14Aにこじ入れる。すると、図10(a)に示すように、コンテナシャッター16Aは、側壁14A,15A間に嵌め込まれる。
なお、本発明に関連する技術として、例えば特許文献1が知られている。
特許第3210529号公報
しかしながら、従来のトナーカートリッジでは、コンテナシャッター16Aを側壁14Aにこじ入れていたため、シール部材17Aが、側壁14Aと擦れて破損したり、端部161Aからめくれたりしてしまい、トナー漏れ等が発生するという問題があった。
また、リブ151Aの下側にコンテナシャッター16Aを斜め方向から潜り込ませ、かつ、シール部材17Aが破損しないように側壁14A,15A間に嵌め込むためには、一定のコツが要求されるため、作業者への負担が大きいという問題があった。
本発明の目的は、トナー漏れが防止され、かつ、簡便な作業によりコンテナシャッターをコンテナシャッター収容部に取り付けることができるトナーカートリッジ及びそのトナーカートリッジを備える画像形成装置を提供することである。
本発明によるトナーカートリッジは、現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジであって、回動前の状態においてトナー供給口を開放し、所定角度回動されることによって前記トナー供給口を閉塞するコンテナシャッターと、前記トナー供給口が底面に形成され、第1及び第2の支持部で前記コンテナシャッターの長手方向の両端を回動可能に支持するコンテナシャッター収容部とを備え、前記コンテナシャッターは、前記第1の支持部によって支持される円盤状の第1の端部と、前記第2の支持部によって支持される円盤状の第2の端部と、前記コンテナシャッターの長手方向の外側に向けて、前記第1の端部の周面と連なるように突出形成された第1のリブとを備え、前記1のリブは、前記コンテナシャッターの回動方向に対して鋭角に傾斜する斜辺を備え、前記第1の支持部は、前記第1のリブが収容されるリブ収容部と、前記リブ収容部に収容された第1のリブに対して、前記回動方向と対向するように配設された当接面とを備え、前記第2の支持部は、周面と連なるように前記長手方向の内側に向けて突出形成された第2のリブを備え、前記第1のリブの長手方向側の端面と前記第2の端部との距離は、前記第1の支持部と前記第2の支持部との距離より短く設定され、前記第1の端部と前記第2の端部との距離は、前記第1の支持部と前記第2のリブの端面との距離より短く設定され、前記斜辺は、前記コンテナシャッターが回動するにつれて、前記当接面と当接することにより、前記第1のリブの端面を前記第1の支持部の側壁に案内することを特徴とすることを特徴とする。
この構成によれば、コンテナシャッターを構成する第1の端部と第2の端部との距離は、第1の端部と第2の支持部に形成された第2のリブの端面との距離より短く設定されている。そのため、ユーザは、従来のトナーカートリッジのように、第2のリブの下側に第2の端部を潜り込ませてコンテナシャッターを斜めに傾斜させた後、第1の端部を第1の支持部にこじ入れるというような一定のコツが要求される作業を行わなくとも、第1のリブをリブ収容部に収容させるように、コンテナシャッターをコンテナシャッター収容部に収容することで、コンテナシャッターを、傾斜させることなく水平姿勢を保つようにして、コンテナシャッター収容部に収容させることができる。
そして、コンテナシャッターが回動されると、第1のリブの斜辺は、第1の支持部の当接面と当接することにより、第1のリブの端面を第1の支持部の側壁に案内する。ここで、第1のリブの端面と第2の端部との距離は、第1の支持部と第2の支持部との距離より短いため、コンテナシャッターは、第1のリブの長手方向の長さだけ、長手方向にスライドされて、第1の支持部と第2の支持部との間に収納され、トナー供給口を閉塞状態にするため、トナー漏れを防止することができる。
また、上記構成において、前記第1のリブの長手方向側の端面と前記第2の端部との距離は、前記第1の支持部と前記第2の支持部との距離を超えない値であって、ほぼ同じ値に設定されていることが好ましい。
この構成によれば、前記第1のリブの長手方向側の端面と前記第2の端部との距離は、前記第1の支持部と前記第2の支持部との距離を超えない値であって、ほぼ同じ値に設定されているため、閉塞時において第1及び第2の支持部はコンテナシャッターをがたつかないように支持することができ、トナー漏れを防止することができる。
また、前記リブ収容部は、前記第1のリブが載置されるリブ載置部を備えることが好ましい。
この構成によれば、リブ載置部に第1のリブが載置されるようにコンテナシャッターをコンテナシャッター収容部に収容することが可能となり、コンテナシャッターの取り付け作業をより簡素化することができ、作業者の負担をより軽減することができる。
また、本発明による画像形成装置は、請求項1〜3のいずれかに記載のトナーカートリッジと、前記トナーカートリッジを装着した現像装置とを備えることを特徴とする。
この構成によれば、請求項1〜3のいずれかに記載のトナーカートリッジを備えているため、コンテナシャッターの取り付け作業の簡素化を図りつつ、トナー漏れを防止することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明によれば、トナー漏れが防止され、かつ、簡便な作業によりコンテナシャッターをトナーカートリッジに取り付けることができる。
図1は、本発明の実施の形態による画像形成装置の全体概略図である。画像形成装置1は、ネットワークプリンタプリンタ、ファクシミリ、並びにコピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の各種機能を兼ね備えたデジタル複合機等から構成される。
画像形成装置1は、装置本体2の下部に配設された給紙部100と、この給紙部100の上方に配設された用紙搬送部200と、給紙部100の上方に配設された画像形成部300と、この画像形成部300の上方に配設された定着部400と、これら画像形成部300及び定着部400の上方に配設された画像読取部500とを備えている。
給紙部100は、給紙カセット101に積層載置された用紙の束を、給紙ローラ115の回転動作によって最上位の用紙から1枚ずつ用紙搬送部200に給紙する。用紙搬送部200は、給紙部100から給紙された用紙を、各種ローラ対202によって画像形成部300に搬送する。更に、給紙部100は、画像形成部300及び定着部400において画像形成がなされた用紙を、排出ローラ205によって装置本体2の側部に設けられた用紙排出トレイ204に排出する。
画像読取部500は、コンタクトガラス上に載置された原稿に、露光ランプから光を照射し、反射鏡を介してその反射光をCCDラインセンサ等からなる光電変換部に導くことにより、原稿の画像情報を読み取る。画像形成部300は、上記画像読取部500の下方に配設され、電子写真プロセスによって、用紙上に所定のトナー像を形成する。そして、画像形成部300は、回動可能に軸支された光導電性を有する感光体ドラム301を備えている。感光体ドラム301の周囲には、その回転方向に沿って、帯電装置302、露光装置303、現像装置10、転写装置305、クリーニング装置306及び除電装置(図示せず)が配設されている。
定着部400は、上記画像形成部300の用紙搬送方向の下流側に配置され、画像形成部300においてトナー像が転写された用紙を、一対の定着ローラ401によって挟んで加熱し、用紙上のトナー像を定着させる。
画像形成装置1の基本的な作動状態を簡単に説明すると、帯電装置302により図1で時計方向に回転する感光体ドラム301が一様に帯電され、上記画像読取部500で読み取られた画像情報に基づいて露光装置303(レーザー走査装置等)からの画像露光により感光体ドラム301上に静電潜像が形成され、現像装置10により静電潜像に磁性体からなるトナーが付着されてトナー像が形成される。
上記のようにトナー像が形成された感光体ドラム301に向けて、給紙部100から用紙搬送部200を通って用紙が画像形成部300に搬送され、この画像形成部300において転写ローラ等からなる転写装置305により感光体ドラム301の表面におけるトナー像が用紙に転写される。そして、トナー像が転写された用紙は感光体ドラム301から分離され、定着部400に搬送されてトナー像が定着される。定着部400を通過した用紙は、排出ローラ205を経て用紙排出トレイ204に排出される。そして、転写装置305による転写後に感光体ドラム301はクリーニング装置306及び除電装置で残留トナー、残留電荷を除去して、必要に応じて再び帯電装置302で帯電される。
図2は、現像装置10に装着されるトナーカートリッジ20の外観構成図を示しており、(a)は上側からの斜視図を示し、(b)は上面図を示し、(c)はA−A方向からの断面図を示している。なお、図2の(a)〜(c)に示すx方向、y方向、z方向は各々、トナーカートリッジ20の長手方向、前方、高さ方向を表す。また、−y方向、−z方向は、各々、トナーカートリッジ20の後方、下方を表す。これら、x方向、y方向、z方向は、他の図でも同一の意味を有している。
図2(a)に示すようにトナーカートリッジ20は、大局的には立方体形状を有し、上蓋21とトナー収容部22とを備えている。トナー収容部22は、上面が開口した箱体であり、内部にトナーを収容する。上蓋21は、トナー収容部22の上面に取り付けられ、トナー収容部22を密封する。トナー収容部22の長手方向の中央部には、コンテナシャッター(図3参照)27を収容するコンテナシャッター収容部26が前方に突出するように形成されている。また、トナー収容部22の両側壁には、トナーカートリッジ20を現像装置10に装着する際に、トナーカートリッジ20を現像装置10に案内するためのガイド部材25が配設されている。更に、トナー収容部22の−x方向側の側壁のほぼ中央部には、トナー収容部22の内部に配設された攪拌パドルを駆動するための攪拌駆動ギア31が配設されている。更に、トナー収容部22の−x方向側の側壁には攪拌駆動ギア31を駆動するためのアイドルギア24が配設されている。
図3はコンテナシャッター27の外観構成図を示している。図4はトナー収容部22の内部の斜視図を示している。コンテナシャッター27は大局的には円筒状の部材から構成され、図4に示すコンテナシャッター収容部26の底面に形成されたトナー供給口28を開放又は閉塞する。
図3に示すコンテナシャッター27は、トナー供給スクリュー271、端部272(第1の端部),273(第2の端部)、フランジ274、及びパドル部275を備えている。トナー供給スクリュー271は、x方向を長手方向とする円筒状の部材であり、長手方向の約3/4の領域は、開口されており、この領域においてトナー供給スクリュー271には半円筒部276が形成されている。なお、トナー供給スクリュー271に代えてスポンジローラを採用してもよい。
トナー供給スクリュー271の右側には、トナー供給スクリュー271よりもやや直径が大きな円盤状の端部273が形成されている。また、トナー供給スクリュー271の左側には、パドル部275を介してフランジ274が配設されている。パドル部275は、長方形の2枚の平板が長手方向に平行な中心線で交差した形状を有している。フランジ274の鍔部分が端部272となっている。端部272の直径は、端部273の直径とほぼ同じ大きさである。また、端部272には、リブ278が形成されている。リブ278は、端部272の周面と連なるように−x方向に突出し、回動方向を示すA2方向側の一辺がA2方向に対して鋭角に傾斜した斜辺278aとなっている。
図4に示すコンテナシャッター収容部26の底面は、コンテナシャッター27の端部272,273とほぼ同じ曲率の曲面となっており、中央部には、x方向を長手方向とするトナー供給口28が形成されている。このトナー供給口28は、トナー収容部22が収容するトナーを現像装置に供給するための孔である。コンテナシャッター収容部26の左右には、コンテナシャッター27の端部272,273を回動可能に支持する支持部221(第1の支持部)、支持部222(第2の支持部)が形成されている。
支持部222は、コンテナシャッター27の端部273とほぼ同一半径の円盤状の部材から構成され、上側の一部には−x方向に向けて突出し、コンテナシャッター27を上方向から押さえるリブ223(第2のリブ)が形成されている。
支持部221は、A2方向と対向し、リブ278の斜辺278aと当接する当接面224、リブ278が載置されるリブ載置部225、及びリブ278の回動を規制する規制部226より構成されている。
ここで、図3に示すリブ278の端面278bと端部273との距離dは、図4に示す支持部221と支持部222との距離aを超えない値であって、ほぼ同じ値に設定されている(a=d)。また、図3に示す端部272の端面272aと端部273との距離cは、図4に示す距離bよりも短い(c<b)。
すなわち、距離cが、距離bよりも短いため、コンテナシャッター27は、図10に示すように斜め方向からこじ入れなくとも、長手方向をx方向と平行にし、かつ−z方向にスライドさせて、水平姿勢を維持させた状態でコンテナシャッター27をコンテナシャッター収容部26に収容させることができる。
図5(a)は、コンテナシャッター27をコンテナシャッター収容部26に収容したときのトナーカートリッジ20の斜視図を示し、(b)はトナーカートリッジ20の下側からの斜視図を示している。
図5(a)に示すように、リブ載置部225は、端部272とほぼ同一の曲率を有する曲面により構成されている。そのため、コンテナシャッター27は、リブ278がリブ載置部225の上面に載置されるようにしてコンテナシャッター収容部26に収容されていることが分かる。また、リブ278は、規制部226によってA1方向の回動が規制されると共に、当接面224によってA2方向の回動が規制される。従って、コンテナシャッター27はA1〜A2方向に対して一定の遊びを有することになるが、この遊びは、図7に示す連通孔276aとトナー供給口28との連通状態を維持する範囲に設定されている。
図5(b)に示すようにコンテナシャッター収容部26の側壁には、シャッター開閉ギア30が取り付けられている。図2(c)に示すように、端部272の中央部の穴にコンテナシャッター収容部26の側壁からピン33がはめ込まれ、シャッター開閉ギア30はこのピン33と一体形成されている。その結果、シャッター開閉ギア30が回動されるとコンテナシャッター27が回動されるようになる。なお、ピン33には、トナー漏れを防止するためのOリング32が取り付けられている。
ここで、図5(a)に示すように、リブ278の全域がリブ載置部225に載置されているときは、半円筒部276に形成された連通孔276a(図7参照)とトナー供給口28とが連通し、トナー供給口28が開放される。攪拌パドル29は、攪拌駆動ギア31によって駆動され、トナー収容部22に収容されたトナーを攪拌する。
図6は、コンテナシャッター27が回動される様子を示した図であり、(a)はコンテナシャッター27が回動角度が0度の状態を示し、(b)は(a)の状態における端部272の拡大図を示し、(c)はコンテナシャッター27の回動角度が90度の状態を示す図であり、(d)は、(c)の状態における端部272の拡大図を示している。
図6(b)に示すように、コンテナシャッター27が回動される前は、リブ278の全域がリブ載置部225の上面に載置されており、連通孔276a(図7参照)とトナー供給口28とが連通して、トナー供給口28は開放されている。そして、トナーカートリッジ20が現像装置10から取り外されると、シャッター開閉ギア30が回動して、コンテナシャッター27がA2方向に回動される。なお、トナーカートリッジ20を現像装置10から取り外したときのコンテナシャッター27が回動される原理については、特許文献1に開示されているため説明を省略する。このとき、図6(a)に示すように、リブ278は、コンテナシャッター27が回動するにつれて、斜辺278aは、当接面224と当接する結果、リブ278を支持部221の側壁224aに案内する。そして、コンテナシャッター27の回動角度が90度にされると、リブ278の端面278bが側壁224aに当接した状態となり、コンテナシャッター27はトナー供給口28を閉塞する。このとき、コンテナシャッター27は、リブ278の長手方向の長さ分、A3方向にスライドする。
ここで、図3に示す距離dは、図4に示す距離aとほぼ同じ長さであるため、コンテナシャッター27は、トナー供給口28を閉塞した状態を維持するように支持部221,222によって支持される。その結果、コンテナシャッター27は、がたつくことなく、トナー供給口28を閉塞することができる。
図7は、トナーカートリッジ20の断面図を示し、(a)はトナー供給口28が開放されている状態を示し、(b)はトナー供給口28が閉塞されている状態を示している。なお、図7において、上蓋21は取り外されている。(a)に示すように、コンテナシャッター27の半円筒部276には、連通孔276aが形成されている。この連通孔276aは、トナー供給口28と対向する位置に形成されている。従って、回動角度が0度の場合、連通孔276aとトナー供給口28とが連通する結果、現像装置10にトナーが供給される。
一方、コンテナシャッター27が90度回動されると、(b)に示すように、連通孔276aとトナー供給口28とが連通しないため、トナー供給口28は閉塞される。この場合、コンテナシャッター27は、コンテナシャッター収容部26の支持部221,222によって支持されるため、がたつかず、トナー漏れを防止することができる。
図8は、コンテナシャッターの回動動作を簡略化して示した図であり、(a)は回動角度が0度の状態を示し、(b)は回動角度が90度の状態を示している。なお、図8においてコンテナシャッター27は円筒状に簡略化して示されている。図8(a)に示すように、距離cは距離bよりも短いため、コンテナシャッター27を支持部221と支持部222との間に水平姿勢を維持しつつ収容することができる。従って、(a)の状態において、コンテナシャッター27と支持部222との間には、クリアランスxが生じている。
そして、コンテナシャッター27をA2方向に回動させると、斜辺278aは、当接面224と当接し、リブ278を支持部221の側壁224aへと案内する。ここで、距離dは距離aより短い値であって、ほぼ同じ長さであるため、(b)の状態において、コンテナシャッター27は、支持部221,222によってがたつくことなく支持されることになる。そのため、トナー供給口28の閉塞時においてトナー漏れを防止することができる。
以上説明したように、本画像形成装置によれば、コンテナシャッター27をコンテナシャッター収容部26に取り付ける際の作業の簡便化を図りつつ、トナー漏れを防止することができる。
本発明の実施の形態による画像形成装置の全体概略図である。 現像装置に装着されるトナーカートリッジの外観構成図を示しており、(a)は上側からの斜視図を示し、(b)は上面図を示し、(c)はA−A方向からの断面図を示している。 コンテナシャッターの外観構成図を示している。 トナー収容部の内部の斜視図を示している。 (a)は、コンテナシャッター27をコンテナシャッター収容部26に収容したときのトナーカートリッジ20の斜視図を示し、(b)はトナーカートリッジ20を下側からの斜視図を示している。 コンテナシャッターが回動される様子を示した図であり、(a)はコンテナシャッターが回動角度が0度の状態を示し、(b)は(a)の状態における端部の拡大図を示し、(c)はコンテナシャッターの回動角度が90度の状態を示す図であり、(d)は、(c)の状態における端部の拡大図を示している。 トナーカートリッジの断面図を示し、(a)はトナー供給口が開放されている状態を示し、(b)はトナー供給口が閉塞されている状態を示している。 コンテナシャッターの回動動作を簡略化して示した図であり、(a)は回動角度が0度の状態を示し、(b)は回動角度が90度の状態を示している。 従来のトナーカートリッジの製造工程において、トナーカートリッジにコンテナシャッターを取り付ける工程を説明するためのトナーカートリッジの内部斜視図である。 コンテナシャッターが取り付けられたトナーカートリッジを示した図であり、(a)は全体斜視図を示し、(b)はコンテナシャッターの左側の端部付近の拡大図を示し、(c)はコンテナシャッターの右側の端部付近の拡大図を示している。
符号の説明
20 トナーカートリッジ
21 上蓋
22 トナー収容部
24 アイドルギア
25 ガイド部材
26 コンテナシャッター収容部
27 コンテナシャッター
28 トナー供給口
29 攪拌パドル
30 シャッター開閉ギア
31 攪拌駆動ギア
33 ピン
32 Oリング
221,222 支持部
223 リブ
224a 側壁
224 当接面
225 リブ載置部
226 規制部
271 トナー供給スクリュー
272,273 端部
272a 端面
274 フランジ
275 パドル部
276 半円筒部
276a 連通孔
278 リブ
278a 斜辺
278b 端面

Claims (4)

  1. 現像装置にトナーを供給するトナーカートリッジであって、
    回動前の状態においてトナー供給口を開放し、所定角度回動されることによって前記トナー供給口を閉塞するコンテナシャッターと、
    前記トナー供給口が底面に形成され、第1及び第2の支持部で前記コンテナシャッターの長手方向の両端を回動可能に支持するコンテナシャッター収容部とを備え、
    前記コンテナシャッターは、前記第1の支持部によって支持される円盤状の第1の端部と、前記第2の支持部によって支持される円盤状の第2の端部と、前記コンテナシャッターの長手方向の外側に向けて、前記第1の端部の周面と連なるように突出形成された第1のリブとを備え、
    前記1のリブは、前記コンテナシャッターの回動方向に対して鋭角に傾斜する斜辺を備え、
    前記第1の支持部は、前記第1のリブが収容されるリブ収容部と、前記リブ収容部に収容された第1のリブに対して、前記回動方向と対向するように配設された当接面とを備え、
    前記第2の支持部は、周面と連なるように前記長手方向の内側に向けて突出形成された第2のリブを備え、
    前記第1のリブの長手方向側の端面と前記第2の端部との距離は、前記第1の支持部と前記第2の支持部との距離より短く設定され、
    前記第1の端部と前記第2の端部との距離は、前記第1の支持部と前記第2のリブの端面との距離より短く設定され、
    前記斜辺は、前記コンテナシャッターが回動するにつれて、前記当接面と当接することにより、前記第1のリブの端面を前記第1の支持部の側壁に案内することを特徴とすることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 前記第1のリブの長手方向側の端面と前記第2の端部との距離は、前記第1の支持部と前記第2の支持部との距離を超えない値であって、ほぼ同じ値に設定されていることを特徴とする請求項1記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記リブ収容部は、前記第1のリブが載置されるリブ載置部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のトナーカートリッジ。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のトナーカートリッジと、
    前記トナーカートリッジを装着した現像装置とを備えることを特徴とする画像形成装置。
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