JP4489966B2 - 適応的位置登録レベル - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は電気通信システム、具体的には移動通信システムにおけるページング手法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
移動通信システムは、移動端末が地理的に定義された「セル」に出入りするようなセル領域から構成される。したがって、いくつかの移動端末は他の端末と比べてセル領域を高速に移動することもあり得る。すなわち、高速に移動する状況下での利用では、数分ごとのオーダでセル境界を横切ることもあり得る。また、ある時点(通常の通勤時間帯など)では高速に移動するものの、一時間後には移動性が小さくなるような端末もあり得る。
【0003】
移動通信ネットワークは、セル領域内でのブロードキャストによって移動端末と通信するように設計されている。すなわち、本実施形態では、一つの基地局が地理的領域中の一つのセルをサービスし、移動交換局が所定のエリア内の基地局をサービスする。ここで、基地局がサービスする地理的エリアは、送信距離とセル内の基地局の特性とに応じて決定される。同様に、移動交換局がサービスする位置登録エリアは、移動交換局と位置登録エリアとの間での最適なトラヒック特性に基づいて地理的に決定される。
【0004】
移動交換局は移動端末に対して二つの重要な機能を提供する。一つは、セルラー領域中での移動端末の位置を移動交換局がほぼ正確に記録することであり、これにより移動端末に着呼があったときに移動端末を探し出すことが可能となる。位置情報を更新する一つの手法は、移動端末が自身の位置をネットワークに定期的に伝えることである。位置情報更新間隔によっては、このような手法で移動端末の位置をほぼ正確に把握することが可能となるものの、位置情報更新のために多くの送信が必要となりシステムリソースに負担をかけることにもなる。このような観点から、位置情報の精度向上と位置情報更新負荷の最小化といったトレードオフを最適化するための方法が多く開発されている。
【0005】
移動交換局の提供するもう一つの重要な機能はページングである。移動端末に着呼があると、移動交換局は当該移動端末に対してページメッセージを送信する。この処理は既に広く知られているところである。特定の移動端末へのページングメッセージは、移動端末が以前存在していたセルの近傍の複数セルとして定義される位置登録エリアに送信される。すなわち、位置登録エリアとは、新たな位置に移動したことをネットワークに伝えることなく自由に移動できるセルグループ(一つあるいは複数)として定義される。したがって、ある特定の移動端末があるエリア内に存在しているとネットワークが認識できる最小エリアが位置登録エリアとなる。複数のセルをグルーピングしてページング目的のために位置登録エリアを構成することは、既知の技術である。
【0006】
米国特許第5289527号には、すべてのセルが地理的位置を広告しており、セル位置からある半径以内のエリアでは移動端末の位置登録が有効となるようなページング手法が記されている。これによれば、以前登録したセルからの距離が一定距離以上となる新たなセルに移動端末が移動した時点で、新たな位置登録を行う。
【0007】
位置登録エリア(あらかじめ決められたエリアであっても、動的に決定されるエリアであっても良い)が移動端末の存在可能な最小エリアとなるようなシステムでは、ある特定の移動端末へのページングメッセージは位置登録エリア内のすべてのセルに対してページチャネル上で送信される。ページメッセージは位置登録エリア内のすべてのセルに送信されるものの、移動端末はこれらのメッセージのただ一つのみ(移動端末が実際に存在する一つのセルに対して送信される一つのメッセージ)を受信することになるため、ページングチャネル上の多くのページメッセージは無駄なものとなる。すなわち、移動端末はある一時点では一つのセル内のみに存在するため、ネットワークがページメッセージを位置登録エリア内のすべてのセルに送信したとしても、移動端末がネットワークから受信するページメッセージは一つのみとなる。移動端末をページするために移動端末が存在しないセルに送信したすべてのページメッセージは、ページ制御チャネル上で不要な負荷となる。
【0008】
もちろん、位置登録負荷を増やせばページングロードを減らすことはできる。すなわち、移動端末が位置情報の更新を頻繁に行えば、システムが移動端末の正確な位置をセル単位で把握できるため、不要なセルに対してのページング負荷を削減できる。移動端末が存在するエリアのみにページングメッセージを送信するためには、例えば新たなセルに移動した度など、移動端末は位置情報の更新を頻繁に行わなければならない。しかしながら、システムには大きな位置登録負荷がかかってしまう。このような位置登録コスト/負荷とページングコスト/負荷とのトレードオフに関しては、"Location Management Methods for Third-Generation Mobile Systems"、 IEEE Communication Magazine,August 1997.に詳細に述べられている。位置登録負荷とページング負荷とのトレードオフに関する考慮は必要であるものの、従来技術では、一方の負荷(位置登録負荷あるいはページング負荷)を削減するためには他方の負荷を増加させなければならないことになってしまう。
【0009】
しかしながら、種々の移動端末のモビリティを考慮すれば、移動端末の性質、すなわち移動端末のモビリティレートに適するような形でページングを行うことができる。このような観点から、本発明では、移動端末のモビリティレートに基づいて、移動端末へのページングを位置登録エリアレベルかセルエリアレベルのどちらかで行う。移動端末のモビリティレートを決定するための手法としてはいくつか知られているが、本発明はそれらの特定の手法に限定されるものではない。ある移動端末のモビリティに応じて、位置登録エリアレベルでのページングかセルレベルでのページングのどちらかを用いる手法である。
【0010】
これら以外の本発明の目的や利点は、下記の好適な実施形態の詳細な説明ならびに添付図面から十分理解されよう。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の好適な実施形態では、さまざまな移動端末のモビリティを考慮して、どのようにページングを行うかを決定する。移動端末のモビリティは可変であるとともに端末ごとに異なるため、移動端末各々のモビリティレートをまず決定する。モビリティレートは、移動端末が行う位置登録頻度によって容易に決定できる。高いモビリティレートの移動端末は頻繁に位置登録を行うのに対し、低いモビリティレートの移動端末の位置登録頻度は少ない。すなわち、頻繁に位置登録を行っている移動端末は高速で移動していると判断することができる。一方、長時間同一セル内にとどまっており、ほとんど位置登録を行わないような移動端末は、ほぼ静止状態に近いと判断できる。
【0012】
本発明の好適な実施形態では、少なくとも2つの位置登録レベルを利用する。位置登録エリアレベルとセルエリアレベルである。従来の位置登録システムでは種々の位置登録エリア信号を用いているが、本発明ではこれに加えセルレベル登録信号を用いる。移動端末のモビリティパターンによって、位置登録エリアでのページングとセルエリアでのページングとを使い分ける手法である。
【0013】
従来のシステムでは、ネットワークと移動端末との双方が移動端末の位置を把握している。本発明の好適な実施形態では、これに加え、移動端末のフラグ情報とタイマー情報とを利用する。ここで、フラグのセットは、移動端末が位置登録を行うことなく新たなセルに移動したときに行われる。すなわち、以前登録した位置登録エリア内の新たなセルに移動端末が移動した場合である。また、フラグのリセットは位置登録が行われたときになされ、移動端末が新たな位置登録エリアに移動したときに行われる。これに対して、移動端末のタイマーは、位置登録がなされた時点でリセットされ、所定の時間が経過するまで、あるいは位置登録がなされるまで動作する。ここで、所定の時間はネットワークから提供されることもあれば、移動端末にあらかじめ組み込まれていることもあり得る。また、所定の時間間隔での定期的な登録タイマーをネットワークが利用することもできる。
【0014】
図1は、本発明を適用できる一般的な環境を示したものである。位置登録エリア1内に位置する移動端末MSは位置登録エリア1内のさまざまなセル、すなわちセル1、セル2...セル5を移動する。従来の登録システムでは、移動端末が位置登録エリア1内にとどまっている限りは、位置登録エリア1内のセルを渡り歩いたとしても位置情報登録は行わない。したがって、移動端末への入来呼があると、位置登録エリア1内のすべてのセルに対してページメッセージがページチャネル上で送信され、エリア1内のいずれかのセルに存在する移動端末MSに到達する。なお、位置登録エリアを決定する手法(オーバラップさせたエリア、オーバラップさせないエリア、広いエリア、狭いエリアなど)としてさまざまなものがあるが、ネットワークが把握している移動端末の最小の存在可能エリアとなるように設定されるのが一般的である。
【0015】
移動端末が一つの位置登録エリアから別のエリアに移動すると(例えば、位置登録エリア1から位置登録エリア2に、あるいは位置登録エリア2から位置登録エリア3に移動すると)、移動端末は位置更新処理を行う。これにより、ネットワークは当該移動端末が新しい位置登録エリア内に移動したことを知ることができる。
【0016】
図2は、移動端末が種々の状況下で実行するさまざまな処理という観点から、本発明の好適な実施形態を説明した図である。ボックス10及びボックス11は、ある移動端末の以前の位置登録レベルを示す。ボックス10は以前に位置情報が位置登録エリアレベルで登録された移動端末(モビリティの高い端末)を示し、ボックス11は以前に位置情報がセルレベルで登録された移動端末(モビリティの低い端末)を示す。図2の上部に示されているヘッダは、移動端末が検知した状況を示す。ヘッダ12は、図1中で同一位置登録エリア1内のセル1からセル2に移動する場合のように、移動端末が今までの位置登録エリア内の新しいセルに移動したことを示す。ヘッダ15は、移動端末は同一セルにとどまっていたもののネットワークが当該セルを新たな位置登録エリアに割り当てたことを示す。すなわち、図1中で、移動端末はセル5内にとどまっていたにも関わらず、t=t0時点では位置登録エリア1に割り当てられていたセル5が、後のt=t1時点では位置登録エリア3に割り当てられたような場合である。ヘッダ18は、図1中で位置登録エリア1中のセル4から位置登録エリア2内のセル7に移動する場合のように、移動端末が新しい位置登録エリア内の新たなセルに移動したことを示す。最後に、ヘッダ21は、移動端末が新たなセルあるいは新たな位置登録エリアに移動せず、ある一定時間が経過したことを示す。
【0017】
図2において、ボックス13、14、16、17、19、20、22、23は、移動端末の以前の位置登録レベル10、11に応じて種々のヘッダ状況12、15、18、21下で移動端末が実行する処理を示した表である。すなわち、位置登録エリアレベルで以前に登録されていた移動端末10は下記の処理を実行する。
【0018】
1) 移動端末が今までの位置登録エリア内の新たなセルに移動した場合12には、移動端末は処理を行わない(13)。これは、以前の更新を位置登録エリアレベルで行った移動端末(10)が、新たな位置登録エリアに移動しなかった場合(12)である。
【0019】
2) 移動端末は今までのセル内にとどまっているものの当該セルが新たな位置登録エリアに割り当てられた場合(15)には、位置情報更新処理を行う(16)。これは、以前の更新を位置登録エリアレベルで行った移動端末10において、ネットワークが地理的領域の再割当を行ったため今まで存在していたセルが新たな位置登録エリア内に位置するようになった場合である。すなわち、セルの再配置が実行された場合である。もちろん、このような再配置処理は毎日のように行われるものではないが、ネットワーク規模の拡張がなされる過程においては一般的に行われる処理である。
【0020】
3) 移動端末が新たな位置登録エリア内の新たなセルに移動したときには、位置情報更新処理を行う(19)。これは、以前の更新を位置登録エリアで行った移動端末10が、新たな位置登録エリアに移動した場合(18)である。
【0021】
4) 移動端末が新たなセルあるいは新たな位置登録エリアに移動せず、ある一定期間が経過した場合(21)には、移動端末はフラグを見てフラグステータスを調べる。ここで、フラグのセットは、位置情報更新処理を行わずに新たなセルに移動した場合(今までの位置登録エリア内のセルに移動した場合)に行われる。ボックス22においてフラグがセットされていなかった場合には、移動端末はセルレベルでの位置登録エリア情報更新を行う。フラグがセットされていた場合には、処理を行わない。
【0022】
ボックス11に示すように移動端末が以前の位置情報の更新をセルレベルで行った場合には、ヘッダ状況12、15、18、21に応じて下記の処理を実行する。
【0023】
1) 移動端末が今までの位置登録エリア内の新たなセルに移動した場合(12)には、移動端末は位置情報更新処理を行う(14)。移動端末が移動し始め、モビリティが高い状況になった場合である。
【0024】
2) 移動端末は今までのセル内にとどまっているものの当該セルが新たな位置登録エリアに割り当てられた場合(15)には、処理を行わない(17)。これは、以前の更新をセルレベルで行った移動端末11において、ネットワークが移動端末を新たな位置登録エリアに再配置したものの、今までのセル内に存在し続けている場合(15)である。
【0025】
3) 移動端末が新たな位置登録エリア内の新たなセルに移動した場合18には、位置情報更新処理を行う(20)。以前の更新をセルエリアで行った移動端末11が、新たな位置登録エリアに移動した場合(18)には、位置情報更新処理(20)が必要となる。
【0026】
4) ある一定期間が経過した場合(21)には、処理を行わない。従って、移動端末の位置情報更新処理は、以前の登録レベル(セルレベルあるいは位置登録エリアレベル)と新たな状況とに応じて異なる。なお、ボックス14、16、19、20の位置情報更新は位置登録エリアレベルで行われる。
【0027】
別の好適な実施形態では、移動端末内部のタイマーやネットワークから提供されるタイマーではなく、定期的な登録タイマーを用いる。この場合には、ボックス22内の処理が異なる。ボックス22においてフラグがセットされている場合には、移動端末は位置登録エリアレベルで位置情報更新処理を行う。ボックス22においてフラグがセットされていない場合には、移動端末はセルレベルで位置情報更新処理を行う。また。定期的な登録タイマーの場合には、ボックス23はセルレベルでの位置情報更新処理となる。
【0028】
図3及び図4は、本好適な実施形態のフローチャートを示したものである。ステップ30のパワーオンに続いて、移動端末はステップ31において以前の位置登録レベルを調べる。以前の位置登録レベルはセルレベルか位置登録エリアレベルのどちらかである。以前の登録レベルが位置登録エリアレベルであった場合には(32)、同一の位置登録エリア内に位置するかを調べる(34)。この場合には(36)、移動端末はフラグをリセットする(42)。同一の位置登録エリア内でない場合には(37)、位置登録エリア更新処理を行い(40)、フラグをリセットする(42)。
【0029】
一方、移動端末の登録レベルがセルレベルであった場合には(33)、以前と同じセル内に位置するかを調べる(35)。同一セル内の場合には(38)、フラグをリセットする(42)。異なるセルに位置する場合には(39)、ステップ41において位置登録エリアレベルで位置情報更新処理を行い、ステップ42でフラグをリセットする。
【0030】
ステップ42(フラグのリセット)に続いて、ステップ43において移動端末はタイマーを起動し、図2のヘッダ12、15、18、21で示される状況が生じるか調べる。移動端末の状況変化のテストはステップ44で行われ、今までの位置登録エリア内の新たなセルに移動したことを認識するステップ45(図2のボックス12に対応)、新たな位置登録エリア内の新たなセルに移動したことを認識するステップ46(図2のボックス18に対応)、今までのセルではあるが新たな位置登録エリアに割り当てられたことを認識するステップ47(図2のボックス15に対応)、図2のボックス21に対応するある一定期間が経過したことを認識する図3のA点(図4参照)に進む。ステップ45において、移動端末が今までの位置登録エリア内の新たなセルに移動したとすると、以前の位置登録レベルがセルレベルであるか位置登録エリアレベルであるかをステップ48で確認する。以前の登録レベルがセルレベルであるとステップ49で判断されると、移動端末はステップ51で位置登録エリアレベルでの位置情報登録処理を行う(図2のボックス14に対応)。そして、ステップ52でタイマーをリセットし、ステップ53でフラグをリセットする。
【0031】
一方、以前の登録レベルが位置登録エリアレベルであるとステップ50で判断されると、図2のボックス13に対応する状況となり、ステップ54でフラグをセットする以外の処理は行わない。
【0032】
ステップ46(図2のボックス18に対応)において、新たな位置登録エリア内の新たなセルに移動したと移動端末が認識すると、図2のボックス19と20に示されているように、移動端末は以前の登録レベルが位置登録エリアレベル(ボックス10)であるかセルレベル(ボックス11)であるかに関わらず位置登録エリアレベルで位置情報更新処理を行う。すなわち、図3のステップ46に続いて、ステップ55で移動端末は位置登録エリアレベルでの位置情報更新処理を実行し、ステップ56でタイマーをリセットし、ステップ57でフラグをリセットする。
【0033】
ステップ47(図2のボックス15に対応)において、移動端末の存在するセルは同一であるものの当該セルが新たな位置登録エリアに再割り当てされたことを移動端末が認識すると、以前の登録レベルが位置登録エリアレベルであるかセルレベルであるかをステップ58で確認する。ステップ59(図2のボックス16に対応)において、以前の登録レベルが位置登録エリアレベルであると判断されると、移動端末は位置登録エリアレベルでの位置情報更新処理をステップ61で実行し、ステップ62でタイマーをリセットし、ステップ63でフラグをリセットする。一方、ステップ60(図2のボックス17に対応)において、以前の登録レベルがセルレベルであると判断されると、移動端末は何も処理を実行しない。なお、この場合、移動端末は新たなセルに移動したわけではないので、ステップ60に続いてフラグをリセットする処理は行わない。
【0034】
図4のA点は、図3のA点から処理が進むことを示した点であり、図3と4のフローチャートは一つのフローチャートをなしている。図4は、ある一定期間が経過した状況(図2のボックス21に対応)での処理を示したフローチャートである。すなわち、ステップ44に続いて、新たなセルや新たな位置登録エリアに移動する前にある一定期間が経過したことを移動端末が認識すると、図3や図4のA点に処理が進む。ここで、ステップ65において、電源がオフになったことが認識されると、処理はステップ66で終了する。また、ステップ64においてある一定期間が経過したことを認識すると、図2に示したように以前の登録レベル10あるいは11に応じて、ボックス22あるいは23の処理を行う。すなわち位置情報更新処理を実行するか、あるいは何も処理を行わない。すなわち、移動端末はステップ67において以前の登録レベルが位置登録エリアレベル(図2のボックス10)であるかセルレベル(図2のボックス11)であるかを確認する。ステップ68において、以前の登録レベルが位置登録エリアレベルであると判断されると、図2のボックス22の処理が実行され、ある一定期間が経過した時点でフラグがセットされているか否かをステップ70で確認する。ステップ71においてフラグがセットされていると判断された場合には、ステップ73でタイマーをリセットし、ステップ74でフラグをリセットする。一方、ステップ72においてある一定期間経過時にフラグがセットされていないと判断された場合には、セルレベルでの位置情報更新処理をステップ75で行い、ステップ76でタイマーをリセットする。ステップ74と76に続いて、処理は図4のB点に進む。図4のB点は図3のB点に対応しており、ステップ44における次の状況変化のテストに処理が進むことになる。
【0035】
ステップ69において、ある一定期間経過時に、以前の登録レベルがセルレベルであると移動端末が判断すると、ステップ77でタイマーをリセットする。そして、図3のB点に処理を進める。
【0036】
タイマーやフラグ処理は、従来の移動端末に搭載されているプロセッサ回路に組み込むことができる。したがって、従来のプロセッサ回路ソフトウエアにタイマー機能、フラグ機能、図2から図4で示した実施形態を処理する機構を付加することで、本発明をさまざまな種類の移動端末に実装することができる。
【0037】
また、本発明は、登録レベルが2以上の別の実施形態にも適用される。モビリティがそれ程高くない移動端末に対しては、広い位置登録エリアレベルと狭いセルレベルとの中間に位置する地理的レベルに登録を行わせるなど、位置登録エリアレベルとセルレベルとの間に他のレベルを設けることも可能である。これによれば、モビリティが低い状況ではセルレベルに登録し、モビリティが高くなるにしたがって登録レベルが高くなり、最終的には位置登録エリアレベルに達するというように、モビリティの程度の応じて移動端末は登録レベルを上げ下げすることになる。なお、この別の実施形態では、登録レベル数を増やすことで得られる利点がある反面、システムの複雑さの増大をも招いてしまうため、常に望ましい手法であると言うことはできない。
【0038】
本発明によれば、位置情報更新処理やネットワークでの位置管理処理を移動端末の過去のモビリティレートによって決定する。これにより、地理的に広いエリアへの不必要なページング負荷を避けることができるとともに、位置登録を頻繁に行わなければならない不必要な負荷をも避けるという最適な環境を実現できる。
【0039】
なお、ステップ61の説明において、位置登録エリアレベルで登録を行った移動端末は、セルの位置登録エリアが変更になった時点において、位置登録エリアレベルで登録を行うと述べた。位置登録エリアレベルで登録することでまったく問題はないものの、セルレベルで登録してもらうようにするアプローチもあり得る。セルのページング負荷が高い場合には、セル中のすべての移動端末にセルレベルで登録してもらうことにより、隣接セルに送信されるページングメッセージ数を削減できるという利点があるためである。一時的に高いページング負荷となった場合などに適した手法である。
【0040】
現在最も現実的な好適な実施形態として本発明を説明したが、本発明は示した実施形態に限定されるものではない。逆に、特許請求の範囲の趣旨や意図の範囲内でのさまざまな修正や同等の構成をも含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 セルラー構成の概念図である。
【図2】 本発明の実施形態に対応する位置情報登録処理を示す表である。
【図3】 本発明の実施形態に対応するフローチャートである。
【図4】 本発明の実施形態に対応するフローチャートである。
Claims (19)
- 地理的に定義されたセル及び地理的に定義された位置登録エリアに存在する移動端末の位置登録更新方法であって、
a) 前記移動端末のモビリティファクタ(31)を決定する工程と、
b) タイマーをセットする工程(43)と、
c)前記移動端末が前記地理的に定義された位置登録エリアを離れることなく、前記地理的に定義されたセルを離れる場合には、フラグをセットする工程(54)と、
d) 前記移動端末のモビリティが相対的に低いことを前記モビリティファクタが示す場合(33)には、
1) 前記移動端末が前記地理的に定義されたセルを離れる場合(39)には、位置登録更新を行い(41)、
2) 前記移動端末は前記地理的に定義されたセル内にとどまっているものの(33)、新たに前記地理的に位置登録エリアが再割り当てされ、新たな前記地理的に定義された位置登録エリアに含まれるようになった際には、位置登録更新を行わない工程と、
e) 前記移動端末のモビリティが相対的に高いことを前記モビリティファクタが示す場合(34)には、
1) 前記移動端末が前記地理的に定義された位置登録エリアを離れる場合(37)には位置登録更新を行い(40)、
2) 前記移動端末が前記地理的に定義されたセルを離れ、新たな前記地理
的に定義されたセルに移動したものの、同一の前記地理的に定義された位置登録エリア内に存在し続ける場合(36)には、位置登録更新を行わない工程と
3)前記タイマーが所定の時間を越えた場合(64)には、フラグを調べて(70)、
i)前記フラグがセットされていなければ(72)前記地理的に定義されたセルエリアレベルで位置登録更新を行う工程(75)と、
を備えることを特徴とする位置登録更新方法。 - 前記工程d1)の後に前記フラグをリセットする工程(42)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記工程e1)の後に前記フラグをリセットする工程(42)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記工程e3i)の後に前記タイマーをリセットする工程(76)をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記工程b)は、前記移動端末に所定の時間を送信する工程を備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
- p)モビリティが相対的に低いと判断された(33/49)前記移動端末が新たな地理的に定義されたセルに移動した場合(45/46)、又は、
q)モビリティが相対的に高いと判断された(32/59)前記移動端末が新たな地理的に定義された位置登録エリアに移動した場合(46/47)に、前記タイマーをリセットする工程をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記工程e3)は、
ii) 前記フラグがセットされていれば(71)前記タイマーをリセットし(73)、かつ、フラグをクリア(74)する工程を更に有し、
前記工程e3i)では、前記位置登録更新(75)と共に、前記タイマーのリセットが行われる(76)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。 - 前記工程d1)の後に前記タイマーをリセットする工程(42)をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記工程e1)の後に前記フラグをリセットする工程(42)をさらに有することを特徴とする請求項6に記載の方法。
- 前記工程e)の後に、
s)前記移動端末が前記地理的に定義された位置登録エリアを離れた場合(46/47)、
t)前記移動端末が前記地理的に定義されたセルを離れた場合(45/46)、
u)又は、前記タイマーが所定の時間経過した場合(64)のいずれかが生じた際(44)には、
f)前記a)からe)の工程を繰り返す工程をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の方法。 - 前記工程d1)、d2)、e1)、e2)における位置登録更新は、前記地理的に定義された位置登録エリアに基づいて行われる(40/41)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記工程e3)における位置登録更新は、前記地理的に定義されたセルに基づいて行われる(75)ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 移動端末であって、前記移動端末のモビリティを示すカテゴリ情報(31)を調べ、移動通信ネットワークに位置登録更新を行うための送受信処理手段と、
所定の時間経過を計測するタイマー(43)と、
前記移動端末が地理的に定義された位置登録エリアを離れることなく、以前に地理的に定義されたセルを離れた場合にセットされるフラグ(42)を備えることを特徴とする移動端末であって、
前記カテゴリ情報により前記移動端末のモビリティが相対的に低いと判断された場合には、前記移動端末が新たな地理的に定義されたセルに移動する度に位置登録エリアレベルで位置登録更新を行い(51/55)、
前記カテゴリ情報により前記移動端末のモビリティが相対的に高いと判断された場合には、前記移動端末が新たな位置登録エリアに移動した度に位置登録エリアレベルで位置登録更新を行う(55/61)とともに、
前記タイマーが一定時間経過し(64)、かつ、前記フラグがセットされていない際(72)にはセルレベルで位置登録更新を行う(75)ことを特徴とする移動端末。 - 前記カテゴリ情報によりモビリティが相対的に低いと判断された前記移動端末が、新たなセルに移動することなく新たな位置登録エリアに割り当てられた場合(60)には、位置登録更新を行わないことを特徴とする請求項13に記載の移動端末。
- 前記カテゴリ情報によりモビリティが相対的に高いと判断された前記移動端末が、新たなセルに移動したものの新たな位置登録エリアには移動していない場合(50)には、位置登録更新を行わないことを特徴とする請求項13に記載の移動端末。
- 地理的に定義されたセルならびに地理的に定義された位置登録エリアに存在する移動端末の位置登録更新方法であって、
a) 前記移動端末のモビリティファクタを決定する工程(31)と、
b) タイマーを設定する工程(43)と、
c) 前記移動端末のモビリティが相対的に低いことを前記モビリティファクタ
が示す場合には、
1) 前記移動端末が前記地理的に定義されたセルを離れる場合(45/46)には、位置登録エリアに基づいて位置登録更新を行い(51/55)、
2) 前記移動端末は前記地理的に定義されたセル内にとどまっているものの(47)、新たに地理的に位置登録エリアが再割り当てされ、新たな地理的に定義された位置登録エリアに含まれるようになった場合には、位置登録更新を行わない工程(60)と、
d) 前記移動端末のモビリティが相対的に高いことを前記モビリティファクタが示す場合には、
1) 前記移動端末が前記地理的に定義された位置登録エリア及び、地理的に定義されたセルを離れる場合(46)には、位置登録エリアに基づいて位置登録更新を行い(55)、
2) 前記移動端末は前記地理的に定義された位置登録エリアを移動したものの、前記地理的に定義されたセルにとどまっている場合(47)には、位置登録エリアに基づいて位置登録更新を行い(61)、
3) 前記移動端末が前記地理的に定義されたセルを離れ、新たな地理的に定義されたセルに移動したものの、同一の前記地理的に定義された位置登録エリア内に存在し続ける場合(45)には、位置登録更新を行わない工程(50)と、
4)前記タイマーが所定の時間経過した場合(21)には、前記地理的に定義されたセルに基づいて位置登録更新を行う工程(22)と
を備えることを特徴とする位置登録更新方法。 - 前記工程b)が、定期的登録タイマーからタイマー値を入手する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
- 前記タイマーは定期的登録タイマーであることを特徴とする請求項13に記載の移動端末。
- 前記工程b)が、定期的登録タイマーからタイマー値を入手する工程を含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
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