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JP4489654B2 - 衛星追尾用のアンテナ制御装置 - Google Patents

衛星追尾用のアンテナ制御装置 Download PDF

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JP4489654B2
JP4489654B2 JP2005221267A JP2005221267A JP4489654B2 JP 4489654 B2 JP4489654 B2 JP 4489654B2 JP 2005221267 A JP2005221267 A JP 2005221267A JP 2005221267 A JP2005221267 A JP 2005221267A JP 4489654 B2 JP4489654 B2 JP 4489654B2
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Description

この発明は衛星追尾用のアンテナ制御装置に関し、特に船舶や車両や航空機等の移動体に搭載され衛星との間で通信を行う衛星追尾用のアンテナ制御装置に関するものである。
衛星追尾用のアンテナ制御装置として、例えば特許文献1に記載されたアンテナ制御姿勢装置は、移動体の運動の角速度成分を検出する角速度検出手段と、検出された角速度成分の積分演算により移動体座標と地球座標との関係を表す座標変換マトリックスを算出する演算手段と、移動体運動の加速度成分を検出する加速度検出手段と、地磁気方位コンパス又はジャイロコンパスによる方位検出手段と、加速度検出手段及び方位検出手段の検出出力に基づいて演算手段で算出される座標変換マトリックスのドリフト成分を除去するドリフト成分除去手段と、地球座標系においてアンテナの取るべきコマンド方位角、コマンド俯仰角、コマンド偏波角からなるコマンド姿勢マトリクスを決定する第2演算手段と、座標変換マトリクスを用いてコマンド姿勢マトリクスを移動体座標上でのアンテナ姿勢マトリクスに変換する第3演算手段と、アンテナ姿勢マトリクスの要素成分に基づいて移動体に搭載されるアンテナの姿勢を制御する駆動手段とを備えている。
特開平7−79111号公報(段落0005)
従来の衛星追尾用のアンテナ制御装置は、以上のように構成され、しかも、一般的にはアジマス駆動モータの上にエレベーションモータ、その上にポラリゼーション(偏波)モータと3個のモータが配置されているので、アンテナ駆動軸ヨーとアンテナの指令方向が一致する天頂付近等の駆動特異点で、移動体がロール又はピッチ方向に回転が発生すると、アジマス駆動モータは追従できず指向精度が悪化するという課題があった。例えば、衛星方向が天頂付近でロール方向に動揺が入ると、アジマス駆動モータを短時間で180deg近く回転させる必要があり、瞬間的に大きなトルクが必要となるが、アジマス駆動モータのトルク性能の限界により追従できないという課題があった。
また、例えば3個のモータ軸に回転の外乱が同時に入り、各軸のモータ駆動角度の制限値を超えるときは、追尾のリセット動作が必要となり、衛星の追尾を中断する必要があるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、天頂付近等の駆動特異点での使用を問題なく可能として広い指向制御範囲を実現できる衛星追尾用のアンテナ制御装置を得ることを目的とする。また、各軸のモータ駆動角度の制限値を越えないように制御することにより、衛星の追尾の中断を少なくすることができる衛星追尾用のアンテナ制御装置を得ることを目的とする。
この発明に係る衛星追尾用のアンテナ制御装置は、移動体に搭載されアンテナリフレクタの姿勢を制御して衛星を追尾する衛星追尾用のアンテナ制御装置において、上記アンテナリフレクタの姿勢を決定する3軸に対して1軸冗長である4軸のモータ軸を有し上記アンテナリフレクタを駆動するアンテナ駆動部と、上記移動体の姿勢角度情報と位置情報を出力する慣性参照ユニットと、上記移動体の姿勢角速度情報を出力するレートジャイロと、上記慣性参照ユニットにより出力された上記移動体の位置情報と、上記姿勢推定フィルタ部から出力された上記移動体の姿勢推定情報と、保持している上記衛星の位置情報に基づき、現在の上記アンテナリフレクタの方向と上記衛星の方向の差を、上記移動体に固定されたアンテナ座標系における方向余弦行列として演算する衛星方向演算部と、
上記アンテナ座標系からみた衛星方向の指令として与える上記方向余弦行列に基づき、1サンプル前の各軸のモータ角度指令と、各軸のモータ角度制限最大値及び最小値を超えないように各モータ軸の指令を計算する評価関数により各モータ軸のモータ角度指令を同時に行列演算する冗長軸制御処理部と、該冗長軸制御処理部により演算された各モータ軸のモータ角度指令に基づき、上記アンテナ駆動部を制御する駆動制御部とを備えたものである。
この発明によれば、広い指向制御範囲を実現できると共に、衛星の追尾の中断を少なくすることができるという効果が得られる。
以下、この発明の実施の一形態を説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置の機構を示す側面図である。この衛星追尾用のアンテナ制御装置は、船舶や車両や航空機等の移動体11に搭載されて衛星からのビームを追尾するアンテナリフレクタ21を制御するもので、慣性参照ユニット(IRU)1、レートジャイロ2、演算部3、駆動制御部4、アンテナ架台13、アジマス(AZ)駆動モータ14、クロスエレベーション(xEL)アーム15、クロスエレベーション(xEL)モータ16、エレベーション(EL)アーム17、エレベーション(EL)モータ18、ポラリゼーション(POL)アーム19及びポラリゼーション(POL)モータ20を備えている。
また、アンテナ駆動部12は、アジマス駆動モータ14、クロスエレベーションアーム15、クロスエレベーションモータ16、エレベーションアーム17、エレベーションモータ18、ポラリゼーションアーム19及びポラリゼーションモータ20を備え、アンテナリフレクタ21の姿勢に対して冗長のモータ軸を有しアンテナリフレクタ21を駆動する。
慣性参照ユニット1は移動体11のロール、ピッチ、ヨーの姿勢角度情報と移動体11の位置情報を出力する。レートジャイロ2は移動体11のロール、ピッチ、ヨーの姿勢角速度情報を出力する。演算部3は慣性参照ユニット1からの移動体11の姿勢角度情報とレートジャイロ2からの移動体11の姿勢角速度情報に基づき移動体11の姿勢を推定し、衛星の方向を演算してアンテナ駆動部12の各モータ軸のモータ角度指令を出力する。駆動制御部4は、演算部3からのモータ角度指令に基づき、アンテナ駆動部12のアジマス駆動モータ14、クロスエレベーションモータ16、エレベーションモータ18及びポラリゼーションモータ20の各モータ軸を制御する。
アンテナ架台13は移動体11に取り付けられ、アジマス駆動モータ14はアンテナ架台13上に取り付けられ、クロスエレベーションアーム15はアジマス駆動モータ14のモータ軸に取り付けられ、クロスエレベーションモータ16はクロスエレベーションアーム15に取り付けられ、エレベーションアーム17はクロスエレベーションモータ16のモータ軸に取り付けられ、エレベーションモータ18はエレベーションアーム17に取り付けられ、ポラリゼーションアーム19はエレベーションモータ18のモータ軸に取り付けられ、ポラリゼーションモータ20はポラリゼーションアーム19とアンテナリフレクタ21に取り付けられている。
図2は衛星追尾用のアンテナ制御装置のモータの構成を示す図であり、各符号14〜21は図1と対応している。図2において、xA,yA,zAは移動体11に固定されたアンテナ座標系Aで、xR,yR,zRはアンテナリフレクタ21に固定されたリフレクタ座標系(アンテナリフレクタ座標系)Rである。また、q1,q2,q3,q4は、それぞれアジマス駆動モータ14、クロスエレベーションモータ16、エレベーションモータ18、ポラリゼーションモータ20のモータ角度指令を示し、φ,θ,ψはリフレクタ座標系Rにおける各軸の回転角を示している。
図3は衛星追尾用のアンテナ制御装置のキネマティクスモデルを示す図であり、各符号14〜21は図1と対応し、q1,q2,q3,q4はモータ角度指令、xA,yA,zAはアンテナ座標系A、xR,yR,zRはリフレクタ座標系Rである。また、x1,y1,z1はアジマス駆動モータ14に固定されたアジマス駆動モータ座標系M1を示し、x2,y2,z2はクロスエレベーションモータ16に固定されたクロスエレベーションモータ座標系M2を示し、x3,y3,z3はエレベーションモータ18に固定されたエレベーションモータ座標系M3を示し、x4,y4,z4はポラリゼーションモータ20に固定されたポラリゼーションモータ座標系M4を示している。
図3において、リフレクタ座標系Rをz軸で回転したものがポラリゼーションモータ座標系M4となり、ポラリゼーションモータ座標系M4をy軸で回転したものがエレベーションモータ座標系M3となり、エレベーションモータ座標系M3をx軸で回転したものがクロスエレベーションモータ座標系M2となり、クロスエレベーションモータ座標系M2をz軸で回転したものがアジマス駆動モータ座標系M1となり、アジマス駆動モータ座標系M1とアンテナ座標系Aは理想的な取り付け状態であれば一致する。
また、図3において、アジマス駆動モータ座標系M1をz軸で回転したものがクロスエレベーションモータ座標系M2となり、クロスエレベーションモータ座標系M2をx軸で回転したものがエレベーションモータ座標系M3となり、エレベーションモータ座標系M3をy軸で回転したものがポラリゼーションモータ座標系M4となり、ポラリゼーションモータ座標系M4をz軸で回転したものがリフレクタ座標系Rとなる。
図4はこの発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置及びアンテナリフレクタが衛星を追尾している様子を示す図である。ここでは、衛星追尾用のアンテナ制御装置及びアンテナリフレクタ21は静止衛星である衛星22を追尾し通信を行っている。
図5はこの発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置の衛星追尾の構成を示すブロック図である。この衛星追尾の構成は、慣性参照ユニット(IRU)1、レートジャイロ2、演算部3及び駆動制御部4を備え、図1に示すものと同じである。また、演算部3は姿勢推定フィルタ部33、衛星方向演算部36及び冗長軸制御処理部38を備えている。
慣性参照ユニット(IRU)1は、移動体11のロール、ピッチ、ヨーの3軸に与えられる動揺(α,β,γ)から移動体11のロール、ピッチ、ヨーの3軸の姿勢角度(~α,~β,~γ)を計測して姿勢角度情報31を出力すると共に、移動体11の緯度、経度、(高度)の位置を計測して移動体11の位置情報35を出力する。レートジャイロ2は移動体11のロール、ピッチ、ヨーの3軸の姿勢角速度(~ωBX,~ωBY,~ωBZ)を計測し姿勢角速度情報32を出力する。姿勢推定フィルタ部33は、慣性参照ユニット(IRU)1からの姿勢角度情報31とレートジャイロ2からの姿勢角速度情報32に基づき、移動体11のロール、ピッチ、ヨーの3軸の姿勢を推定して姿勢推定値(^α,^β,^γ)を算出し姿勢推定情報34を出力する。
衛星方向演算部36は、慣性参照ユニット(IRU)1から出力された移動体11の位置情報35と姿勢推定フィルタ部33から出力された移動体11の姿勢推定情報34と保持している衛星22の位置情報に基づき、アンテナ座標系Aにおける衛星22の方向を演算し、アンテナ座標系Aにおける現在のアンテナリフレクタ21の方向と衛星22の方向の差である方向余弦行列ΔΦを演算して方向余弦行列37として出力する。なお、静止衛星である衛星22の位置情報はいくつかのテーブルでメモリに記憶さている。冗長軸制御処理部38は衛星方向演算部36からの方向余弦行列情報37に基づき、冗長のモータ軸を利用するモータ角度に関する評価関数を使用して、アンテナ駆動部12の各モータ軸のモータ角度指令(q1,q2,q3,q4)39を演算して出力する。駆動制御部4は冗長軸制御処理部38からのモータ角度指令39に基づき、アンテナ駆動部12のアジマス駆動モータ14、クロスエレベーションモータ16、エレベーションモータ18及びポラリゼーションモータ20の各モータ軸を駆動する。
次に動作について説明する。
衛星22のビームを追尾するアンテナリフレクタ21の姿勢は、方位角、俯仰角、偏波角の3つの角度で与えられる。ここで、方位角、俯仰角、偏波角は、移動体11に固定されたアンテナ座標系Aから見た衛星22の方向である。これに対して、この実施の形態1では、アンテナリフレクタ21を駆動するモータは、アジマス駆動モータ14、クロスエレベーションモータ16、エレベーションモータ18及びポラリゼーションモータ20の4つであり、冗長のモータ軸を有する構成となっている。
このように、アンテナ座標系Aから見た衛星22の方向である方位角、俯仰角、偏波角に対して、アンテナ駆動部12を冗長のモータ軸を有する構成とすることにより、例えば、天頂付近等の駆動特異点で、移動体11がロール又はピッチ方向に回転が発生しても、アジマス駆動モータ14だけで追随する必要はなく、後述するように、他のモータで追随することにより広い指向制御範囲を実現することができる。
ここで、図3に示しているキネマティクスモデルで、アジマス駆動モータ14、クロスエレベーションモータ16、エレベーションモータ18及びポラリゼーションモータ20の冗長軸制御処理部38による1サンプル前のモータ角度指令q=[q1、q2、q3、q4Tとしたとき、冗長軸制御処理部38による各座標系の変換を以下に示す。
まず、リフレクタ座標系Rからポラリゼーションモータ座標系M4への変換は、次の式(1)で示される。
Figure 0004489654
ポラリゼーションモータ座標系M4からエレベーションモータ座標系M3の変換は、次の式(2)で示される。
Figure 0004489654
エレベーションモータ座標系M3からクロスエレベーションモータ座標系M2の変換は、次の式(3)で示される。
Figure 0004489654
クロスエレベーションモータ座標系M2からアジマス駆動モータ座標系M1の変換は、次の式(4)で示される。
Figure 0004489654
アジマス駆動モータ座標系M1からアンテナ座標系Aの変換は、次の式(5)で示される。
Figure 0004489654
ここで、冗長軸制御処理部38が後述のモータの目標指令速度、モータ角度指令を求める際に使用するヤコビ行列を定義する。
j座標系における各モータの回転方向の単位ベクトルをqi<Mj>とすると、ヤコビ行列はqi<R>を用いて次の式(6)のようになる。
1=[q1<R>2<R>3<R>4<R>] (6)
ここで、q4<R>,q3<R>,q2<R>,q1<R>はそれぞれ下記の式(7)〜式(10)に示される。
Figure 0004489654
アンテナ座標系Aにおける衛星22の方向を、アンテナ座標系Aにおける方向余弦行列ΦCMDとする。制御時において、現在のアンテナリフレクタ21の方向と衛星22の方向の差は微小であり、これを、図2に示すように、リフレクタ座標系Rにおける各軸の回転角で表した場合、x1=[φ,θ,ψ]Tとしたとき、衛星方向演算部36が演算するアンテナ座標系Aにおける現在のアンテナリフレクタ21の方向と衛星22の方向の差である方向余弦行列ΔΦは、リフレクタ座標系Rにおいて次の式(11)のように表せる。
Figure 0004489654
1をx1のqに関するヤコビ行列、J1 +をヤコビ行列J1の擬似逆行列、x1dを変数x1に対する目標、k1をn次元任意定数ベクトルとしたとき、モータの目標指令速度は次の式(12)で与えられる。
Figure 0004489654
ここで、Iは単位行列を示す。
1サンプル前のモータ角度指令(q1,q2,q3,q4)をqdk、今回のモータ角度指令(q1,q2,q3,q4)をqdk+1、Δtをサンプリング時間とすると、冗長軸制御処理部38は、上記式(12)を用いて、今回のモータ角度指令qdk+1を次の式(13)で求める。
Figure 0004489654
ここで、1サンプル前のモータ角度指令qdkは冗長軸制御処理部38内に記憶されており、J1 +は1サンプル前のモータ角度指令qdkより計算される。
上記式(13)の右辺の第3項が冗長項であり、これを利用するため、角度ベクトルq(1サンプル前のモータ角度指令に相当)で表したモータ角度に関する評価関数pをなるべく大きく保つようにする。kpを正の定数として、評価関数pを以下の式(14)から式(17)ように与える。
p=V(q) (14)
1=ξkp (15)
ξ=[ξ1,ξ2,ξ3,ξ4T (16)
ξ=∂V(q)/∂q(i=1,2,3,4) (17)
ここで、ξ1,ξ2,ξ3,ξ4は式(17)に示すように評価関数=V(q)を角度ベクトルq(i=1,2,3,4)で偏微分したものであり、ξは式(16)に示すようにξ1,ξ2,ξ3,ξ4をベクトルで表現したものである。
この冗長項は、アンテナリフレクタ21の姿勢が3軸で決定されるのに対し、1軸冗長の4軸のモータ軸により制御していることによるものである。あるモータが駆動角度の制限値に近づいたときに、そのモータはそれ以上動作できなくなるが、冗長軸制御処理部38は、冗長のモータ軸を利用するモータ角度に関する評価関数を使用して、動作できる他の3つのモータで適切に制御することにより、あるモータの駆動角度の制限値を補うことができる。このように、評価関数pを定義することにより冗長のモータ軸を利用する規範を与える。
冗長軸制御処理部38は、駆動角度の制限値を持つモータについて、評価関数p=V(q)として、次の式(18)の評価関数を使用することにより、他のモータを制御し、駆動角度の制限値を超えないように制御させることができる。
Figure 0004489654
ここで、kpは正の定数、fiは各モータの駆動角度に対する重みをあらわす定数、qiはモータの駆動角度値(モータ角度指令)である。また、qimaxはモータの駆動角度の制限最大値、qiminはモータの駆動角度の制限最小値、qimidはモータの駆動角度の制限中央値であり、それぞれ定数である。n=2,4,6,...は偶数で設定する。
ここでは、移動体11の例としての船舶に、衛星追尾用のアンテナ制御装置及びアンテナリフレクタ21を搭載し、動揺を与えた場合についてのシミュレーションを示す。ある座標系ΣAをzA軸まわりに角度αだけ回転させた座標系をΣA’とし、ΣA’をyA’軸まわりに角度βだけ回転させた座標系をΣA’ ’とし、ΣA’ ’をxA’ ’軸まわりに角度γ回転させた座標系はΣA’ ’ ’とする。ある軸Wまわりに角度αだけ回転させることにより得られる座標系との間の回転行列をΦ(W,α)とすると、衛星方向演算部36が演算するロール角α、ピッチ角β、ヨー角γの動揺に対するアンテナ座標系Aにおける衛星22の方向を示す方向余弦行列ΦCMDは次の式(19)で表せる。
ΦCMD=Φ(zA,γ)Φ(yA’,β)Φ(xA’ ’,α) (19)
図6は衛星追尾用のアンテナ制御装置及びアンテナリフレクタ21を船舶に搭載した場合に、船舶のロール(x軸)、ピッチ(y軸)、ヨー(z軸)について入力される動揺の角度を示す図である。図6に示すように、船舶のロール(x軸)、ピッチ(y軸)、ヨー(z軸)について入力される動揺の角度をα、β、γとしたとき、衛星方向演算部36が演算するアンテナ座標系Aにおける衛星22の方向を示すアンテナの方向余弦行列ΦCMDは、次の式(20)に示す行列で与えられる。
Figure 0004489654
上記式(19)及び式(20)により船舶に動揺を与えた場合のシミュレーションは次のようになる。
各軸の回転角λ=[α,β,γ]で表し、ロール(x軸)±30deg/8sec、ピッチ(y軸)0deg、ヨー(z軸)±8deg/6secで動揺したとき、次の式(21)で表せる。
λ=[α,β,γ]=λ0+λ1=[α0,β0,γ0
+[30sin2π(t−4)/8,0,8sin2π(t−4)/6]deg(21)
ここで、λ0は初期角度、λtは時間tに対する動揺角度である。初期角度λ0は次の2条件とする。
λ0=[α0,β0,γ0]=[0,0,0]deg
λ0=[α0,β0,γ0]=[0,30,30]deg
各モータ軸の駆動角度の制限値として、アジマスモータは−270deg≦q1≦270deg、クロスエレベーションモータは−35deg≦q2≦35deg、エレベーションモータは−15deg≦q3≦125deg、ポラリゼーションモータは−120deg≦q4≦120degで与える。制御の各定数はサンプリングΔt=0.001sec、kp=3×10-5、f1=0、f2=1000、f3=100、f4=0とする。
図7は船舶に以上の条件の動揺を与えた場合の各モータの駆動角度のシミュレーション結果を示す図である。図7(a)では、初期のアンテナ方向が真上を向いた天頂付近で、動揺時において、アジマス駆動モータ(AZ)14、クロスエレベーションモータ(xEL)16、エレベーションモータ(EL)18、ポラリゼーションモータ(POL)20の各軸の制御は良好になされている。図7(b)では、初期のアンテナ方向が天頂から30degの位置における結果であり、モータ角度制限内で良好に制御できている。例えば、図7(b)では、5sec前後にクロスエレベーションモータ(xEL)16が駆動角度の制限値に近づいたところでは、クロスエレベーションモータ(xEL)16の駆動が抑制され、代りに、アジマス駆動モータ(AZ)14、エレベーションモータ(EL)18、ポラリゼーションモータ(POL)20が駆動されている。
冗長軸がない場合、例えばクロスエレベーションモータ(xEL)16のモータ軸がない場合に、例えば、衛星22の方向が天頂付近でロール方向に動揺が入ると、アジマス駆動モータ14を短時間で180deg近く回転させる必要があり、瞬間的に大きなトルクが必要となるが、アジマス駆動モータ14のトルク性能の限界により追従できない。しかし、上記のように、他のモータで追随することにより、広い指向制御範囲を実現することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、移動体11に固定されたアンテナ座標系Aから見た衛星22の方位角、俯仰角、偏波角に対して、アンテナ駆動部12が冗長のモータ軸を有し、冗長軸制御処理部38が、衛星方向演算部36により演算された方向余弦行列ΔΦに基づき、冗長のモータ軸を利用するモータ角度に関する評価関数を使用して、各モータ軸のモータ角度指令39を演算することにより、冗長のモータ軸のない3軸駆動で発生していた天頂付近等の駆動特異点での指向精度の悪化を解消することができ、広い指向制御範囲を実現できるという効果が得られる。
また、この実施の形態1によれば、冗長軸制御処理部38が、冗長のモータ軸を利用するモータ角度に関する評価関数を使用して、各軸のモータ駆動角度の制限値を越えないように各モータ軸を制御することにより、衛星22の追尾の中断を少なくすることができるという効果が得られる。
実施の形態2.
この発明の実施の形態2による衛星追尾用のアンテナ制御装置の機構を示す図は上記実施の形態1の図1と同じであり、衛星追尾の構成を示すブロック図は上記実施の形態1の図5と同じである。
図8はこの発明の実施の形態2及び後述する実施の形態3による衛星追尾用のアンテナ制御装置において、衛星22の俯仰角に対するクロスエレベーションモータの駆動角度の制限値特性を示す図である。
図8において、○印はこの実施の形態2の場合の特性を示し、▲印は次の実施の形態3の場合の特性を示している。この○印の特性はアンテナ座標系Aから見た衛星22の俯仰角xに対するクロスエレベーションモータ16の駆動角度の制限値を2次関数と定数の切り替えで表している。これは、衛星22の俯仰角xに対して、クロスエレベーションモータ16の駆動角度の制限値が、例えば機構部品の干渉等により変化するという制約を受ける場合を想定している。
図8の○印に示す例は、上記実施の形態1の式(18)で使用するクロスエレベーションモータ16の駆動角度q2の制限値を、次の式(22)、式(23)を切り替えることで与えている。
2max,q2min=±(−0.0253(x−90)2+36) deg
(abs(x−90)≦55 deg) (22)
2max,q2min=±5 deg
(abs(x−90)>55 deg) (23)
図9はこの発明の実施の形態2による衛星追尾用のアンテナ制御装置において、船舶に動揺を与えた場合の各モータの駆動角度のシミュレーション結果を示す図である。図9(a)は天頂付近での動揺を与えた場合を示し、図9(b)は天頂から30degの位置で動揺を与えた場合を示している。図9(a),(b)に示すように、両者ともに良好に制御できていることがわかる。
上記の例では、クロスエレベーションモータ16の駆動角度の制限値が衛星22の俯仰角xにより変化する場合について示したが、全てのモータ軸に対して、次の式(24)、式(25)のように駆動角度の制限値を設定することも可能である。
imax,qimin=±(ai(x−90)2+bi) deg
(abs(x−90)≦di deg) (24)
imax,qimin=±ci deg
(abs(x−90)>di deg) (25)
ここで、aiは負の定数、bi,ciは正の定数、diは関数を切り替える衛星22の俯仰角である。
以上のように、この実施の形態2によれば、衛星22の俯仰角xに対して、各モータの駆動角度の制限値が変化するという制約を受ける場合にも、冗長軸制御処理部38が冗長のモータ軸を利用する評価関数を適切に使用することにより、広い指向制御範囲を実現できると共に、衛星22の追尾の中断を少なくすることができるという効果が得られる。
実施の形態3.
この発明の実施の形態3による衛星追尾用のアンテナ制御装置の機構を示す図は上記実施の形態1の図1と同じであり、衛星追尾の構成を示すブロック図は上記実施の形態1の図5と同じである。
上記実施の形態2で示した図8において、▲印の特性はアンテナ座標系Aから見た衛星22の俯仰角xに対するクロスエレベーションモータ16の駆動角度の制限値をexp関数で表している。これは、上記実施の形態2と同様に、衛星22の俯仰角xに対して、クロスエレベーションモータ16の駆動角度の制限値が、例えば機構部品の干渉等により変化するという制約を受ける場合を想定している。
図8の▲印に示す例は、上記実施の形態1の式(18)で使用するクロスエレベーションモータ16の駆動角度q2の制限値を、次の式(26)で与えている。
Figure 0004489654
図10はこの発明の実施の形態3による衛星追尾用のアンテナ制御装置において、船舶に動揺を与えた場合の各モータの駆動角度のシミュレーション結果を示す図である。図10(a)に示すように、アンテナ初期位置が天頂付近で動揺を与えた場合には、モータの駆動角度の制限値を越えないように、良好に制御できていることがわかる。また、図10(b)に示すように、天頂から30degの位置を初期位置として動揺を与えた場合には、モータの駆動角度の制限値を越えないよう良好に制御できていることがわかる。
上記の例では、クロスエレベーションモータ16の駆動角度の制限値が衛星22の俯仰角xにより変化する場合について示したが、全てのモータ軸に対して、次の式(27)のように駆動角度の制限値を設定することも可能である。
Figure 0004489654
ここで、ai,biは正の定数である。
以上のように、この実施の形態3によれば、衛星22の俯仰角xに対して、各モータの駆動角度の制限値が変化するという制約を受ける場合にも、冗長軸制御処理部38が冗長のモータ軸を利用する評価関数を適切に使用することにより、広い指向制御範囲を実現できると共に、衛星22の追尾の中断を少なくすることができるという効果が得られる。
この発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置の機構の側面図である。 この発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置のモータの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置のキネマティクスモデルを示す図である。 この発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置及びアンテナリフレクタが衛星を追尾している様子を示す図である。 この発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置の衛星追尾の構成を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置及びアンテナリフレクタを船舶に搭載した場合に、船舶のロール、ピッチ、ヨーについて入力される動揺の角度を示す図である。 この発明の実施の形態1による衛星追尾用のアンテナ制御装置において、船舶に動揺を与えた場合の各モータの駆動角度のシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態2及び実施の形態3による衛星追尾用のアンテナ制御装置において、衛星の俯仰角に対するクロスエレベーションモータの駆動角度の制限値特性を示す図である。 この発明の実施の形態2による衛星追尾用のアンテナ制御装置において、船舶に動揺を与えた場合の各モータの駆動角度のシミュレーション結果を示す図である。 この発明の実施の形態3による衛星追尾用のアンテナ制御装置において、船舶に動揺を与えた場合の各モータの駆動角度のシミュレーション結果を示す図である。
1 慣性参照ユニット(IRU)、2 レートジャイロ、3 演算部、4 駆動制御部、11 移動体、12 アンテナ駆動部、13 アンテナ架台、14 アジマス駆動モータ、15 クロスエレベーションアーム、16 クロスエレベーションモータ、17 エレベーションアーム、18 エレベーションモータ、19 ポラリゼーションアーム、20 ポラリゼーションモータ、21 アンテナリフレクタ、22 衛星、31 姿勢角度情報、32 姿勢角速度情報、33 姿勢推定フィルタ部、34 姿勢推定情報、35 位置情報、36 衛星方向演算部、37 方向余弦行列、38 冗長軸制御処理部、39 モータ角度指令。

Claims (8)

  1. 移動体に搭載されアンテナリフレクタの姿勢を制御して衛星を追尾する衛星追尾用のアンテナ制御装置において、
    上記アンテナリフレクタの姿勢を決定する3軸に対して1軸冗長である4軸のモータ軸を有し上記アンテナリフレクタを駆動するアンテナ駆動部と、
    上記移動体の姿勢角度情報と位置情報を出力する慣性参照ユニットと、
    上記移動体の姿勢角速度情報を出力するレートジャイロと、
    上記慣性参照ユニットにより計測された姿勢角度情報と上記レートジャイロにより計測された姿勢角速度情報に基づき、上記移動体の姿勢を推定して上記移動体の姿勢推定情報を出力する姿勢推定フィルタ部と、
    上記慣性参照ユニットにより出力された上記移動体の位置情報と、上記姿勢推定フィルタ部から出力された上記移動体の姿勢推定情報と、保持している上記衛星の位置情報に基づき、現在の上記アンテナリフレクタの方向と上記衛星の方向の差を、上記移動体に固定されたアンテナ座標系における方向余弦行列として演算する衛星方向演算部と、
    上記アンテナ座標系からみた衛星方向の指令として与える上記方向余弦行列に基づき、1サンプル前の各軸のモータ角度指令と、各軸のモータ角度制限最大値及び最小値を超えないように各モータ軸の指令を計算する評価関数により各モータ軸のモータ角度指令を同時に行列演算する冗長軸制御処理部と、
    該冗長軸制御処理部により演算された各モータ軸のモータ角度指令に基づき、上記アンテナ駆動部を制御する駆動制御部とを備えたことを特徴とする衛星追尾用のアンテナ制御装置。
  2. アンテナ駆動部は、アジマス駆動モータ、クロスエレベーションモータ、エレベーションモータ及びポラリゼーションモータにより、4軸のモータ軸を有していることを特徴とする請求項第1項記載の衛星追尾用のアンテナ制御装置。
  3. アンテナ駆動部の各モータ軸の駆動角度の制限値が衛星の俯仰角に対して変化することを特徴とする請求項第1項記載の衛星追尾用のアンテナ制御装置。
  4. 冗長軸制御処理部は、アンテナリフレクタの方向と衛星の方向の差を、上記アンテナリフレクタの座標系における各軸の回転角で表した場合に、x1=[φ,θ,ψ]Tとしたとき、1サンプル前のモータ角度指令、上記x1の角度ベクトルqに関するヤコビ行列、モータ角度に関する評価関数を使用して、各モータ軸のモータ角度指令を演算することを特徴とする請求項1記載の衛星追尾用のアンテナ制御装置。
  5. 冗長軸制御処理部は、qdkを1サンプル前のモータ角度指令、J1をx1の角度ベクトルqに関するヤコビ行列、J1 +をJ1の擬似逆行列、Iを単位行列、Δtをサンプリング時間、pをモータ角度に関する評価関数、kpを正の定数としたとき、下記の式により各モータ軸のモータ角度指令qdk+1を演算することを特徴とする請求項4記載の衛星追尾用のアンテナ制御装置。
    Figure 0004489654
    p=V(q)
    1=ξkp
    ξ=[ξ1,ξ2,ξ3,ξ4T
    ξ=∂V(q)/∂q(i=1,2,3,4)
  6. 冗長軸制御処理部は、fiを重みをあらわす定数、qiをモータ角度値、qimaxをモータ角度制限最大値、 imin をモータ角度制限最小値、qimidをモータ角度制限中央値、nを偶数としたとき、モータ角度に関する評価関数pとして、下記の式の評価関数を使用することを特徴とする請求項5記載の衛星追尾用のアンテナ制御装置。
    Figure 0004489654
  7. 冗長軸制御処理部は、評価関数を使用する際に、aiを負の定数、bi,ciを正の定数、diを移動体に固定されたアンテナ座標系から見た衛星の俯仰角としたとき、上記衛星の俯仰角に対して2次関数と定数に切り替わる下記の式のi番目のモータの角度制限値を使用することを特徴とする請求項6項記載の衛星追尾用のアンテナ制御装置。
    imax,qimin=±(ai(x−90)2+bi) deg
    (abs(x−90)≦di deg)
    imax,qimin=±ci deg
    (abs(x−90)>di deg)
  8. 冗長軸制御処理部は、評価関数を使用する際に、ai,biを正の定数としたとき、移動体に固定されたアンテナ座標系から見た衛星の俯仰角に対してexp関数の下記の式のi番目のモータの角度制限値を使用することを特徴とする請求項6項記載の衛星追尾用のアンテナ制御装置。
    Figure 0004489654
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