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JP4483983B2 - 画像圧縮装置及び画像圧縮方法 - Google Patents

画像圧縮装置及び画像圧縮方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像を撮影する際に被写体までの距離を計測する画像圧縮装置及び方法に関する。
動画像データに臨場感を与えるために、様々な技術が開発されている。
動画像データに臨場感を与えるための手段の1つとして、3次元画像の再生が挙げられる。
3次元画像は、例えば、同一の被写体を左右それぞれの眼の視点から2つの画像データを撮影することにより生成される。そして、再生時には、左目用の画像データを左目に、右目用の画像データを右目によって見ることが可能であるように構成されている。以下、左右それぞれの眼の視点から撮影された画像データを視差画像と称する。
視差画像を生成するための最も単純な方法は、左右の眼に相当する位置に2台のカメラを用意して2種類の画像を撮影することである。しかし、この方法では、画像の撮影時に多大な労力とコストが必要であるため、1つのカメラで撮影した2次元動画像データを基に3次元画像データを生成できる技術が所望されている。
1枚の2次元画像を基に3次元画像データを生成する場合、1枚の2次元画像データから2枚の視差画像を生成する必要がある。
従来、1枚の2次元画像から2枚の視差画像を生成する場合には、2次元の画像データ内の各被写体までの距離を示す距離情報が必要となる。
距離情報は、例えば、人間が画像を見て画像データ生成時の視点(カメラの位置)から被写体までの距離を推測することにより得られる。しかし、この場合は人間が距離情報を推測する必要があるため、自動化することができない、という不利益があった。
そのため、2次元画像の生成時に被写体までの距離を自動的に計測する技術が要求されていた。
特許文献1には、1枚の2次元画像データを生成する際、自動的に被写体までの距離を計測して距離情報を画像データに付与する技術が開示されている。
特開平08−70473号公報
特許文献1に開示された技術等を利用して距離情報を付与された画像データを何らかの記憶媒体に記憶する場合、その容量の大きさが問題となる。なぜなら、特許文献1に開示された技術では、画素単位で距離情報が付与されているため、距離情報が画像データそのものと同程度の情報量を有することになるためである。このため、画像データに距離情報を付加して圧縮するとしても、情報量は距離情報を付加しない画像データと比較して非常に大きくなってしまう、という不利益があった。
また、特許文献1に開示された技術では、画素単位の距離情報を測定するための測量処理が非常に負荷の大きい処理となり、動画像データへの対応が困難である、という不利益があった。
上述した不利益を解消するために、測距処理の処理負荷を軽減し、さらに距離情報を付加した画像データの情報量を抑える画像圧縮装置及び画像圧縮方法を提供することを目的とする。
上記した不利益を解消するために、第1の発明の画像圧縮装置は、被写体を撮影し第1の画像信号を生成する第1の撮像部と、被写体を撮影し第2の画像信号を生成する第2の撮像部と、前記第1の撮像部が生成した第1の画像信号を符号化して第1の画像データを生成する第1の符号化部と、前記第2の撮像部が生成した第の画像信号を符号化して第2の画像データを生成する第2の符号化部と、前記第1の撮像部が撮影を実行する時、同時に画像のブロックごとに被写体までの距離を計測して第1の距離情報を生成する第1の測距部と、前記第2の撮像部が撮影を実行する時、同時に画像のブロックごとに被写体までの距離を計測して第2の距離情報を生成する第2の測距部と、前記第1の符号化部が符号化して生成した前記第1の画像データと、前記第1の測距部が計測した距離とを基に、前記第1の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第1の距離情報を基に生成された第1の距離データを前記第1の画像データに多重化した第1の多重化データを生成する第1の多重化部と、前記第2の符号化部が符号化して生成した前記第2の画像データと、前記第2の測距部が計測した距離とを基に、前記第2の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第2の距離情報を基に生成された第2の距離データを前記第2の画像データに多重化した第2の多重化データを生成する第2の多重化部と、前記第1の多重化データ及び前記第2の多重化データの情報量を削減して圧縮データを生成する圧縮処理部と、を有し、前記圧縮処理部は、前記第1の多重化部が生成した前記第1の多重化データと、前記第2の多重化部が生成した前記第2の多重化データにおいて、前記第1の多重化データに含まれる第1の距離データを基に、前記第1の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、前記第2の多重化データに含まれる第2の距離データを基に、前記第2の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、第1の多重化データの遠距離ブロックと第2の多重化データの遠距離ブロックの差分を取り、他方との差がない第1の多重化データの遠距離ブロックあるいは第2の多重化データの遠距離ブロックのいずれかのデータを削除して前記圧縮データを生成する。
第2の発明の画像圧縮方法は、被写体を撮影し第1及び第2の画像信号を生成すると同時に、画像のブロックごとに被写体までの距離を計測して第1及び第2の距離情報を生成する第1の工程と、前記第1の工程において生成された第1及び第2の画像信号を符号化して第1及び第2の画像データを生成する第2の工程と、前記第1の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第1の距離情報を基に生成された第1の距離データを前記第1の画像データに多重化した第1の多重化データを生成し、前記第2の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第2の距離情報を基に生成された第2の距離データを前記第2の画像データに多重化した第2の多重化データを生成する第3の工程と、前記第1の多重化データに含まれる第1の距離データを基に、前記第1の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、前記第2の多重化データに含まれる第2の距離データを基に、前記第2の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、第1の多重化データの遠距離ブロックと第2の多重化データの遠距離ブロックの差分を取り、他方との差がない第1の多重化データの遠距離ブロックあるいは第2の多重化データの遠距離ブロックのいずれかのデータを削除して圧縮データを生成する第4の工程と、を有する。
本発明は、測距処理の処理負荷を軽減し、さらに距離情報を付加した画像データの情報量を抑える画像圧縮装置及び画像圧縮方法を提供する。
以下、本発明の実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態の実施形態の画像圧縮装置100の構成の一例を示したブロック図である。
図1に示したように、第1実施形態の画像圧縮装置100は、撮像部1A(本発明の第1の撮像部に対応)、撮像部1B(本発明の第2の撮像部に対応)、符号化部2A(本発明の第1の符号化部に対応)、符号化部2B(本発明の第2の符号化部に対応)、測距センサ3A(本発明の第1の測距部に対応)、測距センサ3B(本発明の第2の測距部に対応)、距離情報処理部4A、距離情報処理部4B、多重化部5A(本発明の第1の多重化部に対応)、多重化部5B(本発明の第2の多重化部に対応)、圧縮処理部6(本発明の圧縮処理部に対応)、記憶部7、出力部8を有する。
上述したように、第1実施形態の画像圧縮装置100は、撮像部、符号化部、測距センサ、距離情報処理部、多重化部をそれぞれ2つずつ有する。これらの構成により、右目視点の画像データと左目視点の画像データの2つの画像データを得ることができる。
以下、各構成の詳細について説明する。
撮像部1Aは、例えばデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像デバイスであり、被写体を撮影して画像信号201Aを生成する。
符号化部2Aは、撮像部1Aが撮像した画像信号201Aを圧縮してデジタル画像データ202Aに変換する。符号化部2Aが使用する画像符号化技術は、例えばMPEG1、MPEG2、MPEG4、DivX(Divx,Inc.の登録商標)、Xvid、WMV9等である。本実施形態では、符号化部2Aが使用する符号化技術はMPEG方式であるとする。
測距センサ3Aは、撮像部1Aに取り付けられており、撮像部1Aの撮影時には被写体までの距離を計測し、距離情報203Aとして出力する。測距センサ3Aは、例えば赤外線や超音波により距離を計測するセンサである。測距センサ3Aは、撮像部1Aの各画素のうち、一定画素ブロックごとに抽出された画素が撮影する被写体までの距離を計測する。
なお、測距センサ3Aは、例えばMPEG1やMPEG2におけるマクロブロック(16×16画素)やブロック(8×8画素)を上述した一定画素ブロックに対応させてもよい。すなわち、例えばマクロブロックごとに測距する場合には、撮像部1Aの16×16画素ごとに測距センサ3Aの1つの測距成分が配設されればよい。
すなわち、例えばマクロブロックごとに測距をする場合には、例えば符号化部2Aが圧縮したデジタル画像データ202Aのマクロブロック数と同数の測距成分を有する測距センサ3Aを用意し、各マクロブロックに対応するように複数の測距センサ3Aの測距成分をマトリクス状に配置すればよい。
距離情報処理部4Aは、測距センサ3Aが生成した距離情報203Aを基に距離データ204Aを生成する。距離情報処理部4Aが生成する距離データ204Aは、測距センサ3Aが生成する距離情報203Aを元にしているため、符号化部2Aが生成するデジタル画像データ202Aの一定画素ブロックごとに生成される。
多重化部5Aは、符号化部2Aが生成したデジタル画像データ202Aと、距離情報処理部4Aが生成した距離データ204Aとを多重化させ、多重化データ205Aを生成する。多重化データ205Aは、例えばデジタル画像データ202Aの一定画素ごとに形成されたブロックに、当該ブロックに対応する距離データ204Aを埋め込んだデータである。
撮像部1B〜多重化部5Bの各構成の詳細は、上述した撮像部1A〜多重化部5Aの各構成とほぼ同様である。ただし、撮像部1Bは画像信号201Bを、符号化部2Bはデジタル画像データ202Bを、測距センサ3Bは距離情報203Bを、距離情報処理部4Bは距離データ204Bを、多重化部5Bは多重化データ205Bを生成する。
また、撮像部1Aと撮像部1Bとは、同時に撮影を行うことができるように構成されている。これは、2枚の視差画像を基に3次元画像を生成するために、例えば撮像部1Aが被写体を右目から見た画像、撮像部1Bが被写体を左目から見た画像とする必要があるからである。また、撮像部1A及び1Bは、被写体からの距離が等距離となるように配置される。
圧縮処理部6は、多重化データ205A及び205Bを再度圧縮し、情報量を削減した圧縮データ206を生成する。圧縮処理部6の圧縮方法については、詳しくは後述する。
記憶部7は、圧縮処理部6が生成した圧縮データ206を記憶するメモリである。
出力部8は、圧縮処理部6が生成した圧縮データ206を所定の伝送経路にて外部へと出力する。出力された圧縮データ206を基に、例えば図示しない3次元画像生成装置が3次元画像データを生成することになる。ただし、本発明では圧縮データ206を基に3次元画像データを生成する方法については限定しない。3次元画像データの生成方法としては、例えば従来の技術を利用することができる。
次に、圧縮処理部6における、2枚の多重化データ205A及び205Bを再度圧縮する方法について説明する。
図2は、2枚の多重化データ205A及び205Bを、距離データ204A及び204Bを基に圧縮する方法を説明するための図である。
図2(a)は、多重化データ205Aの画像部分を示した図である。図2(a)に示す多重化データ205Aは、本実施形態では2枚の視差画像のうち左目から見た画像(以下左目画像)とする。
図2(a)に示す画像は、符号化部2Aによりすでに圧縮符号化(本実施形態では、MPEGによる圧縮符号化であるとする)がなされている。図2(a)に示す各ブロック(本実施形態では16画素×16画素のマクロブロック)には、ブロックごとに当該ブロックに写る被写体までの距離に関する距離データ204Aが付加されている。
図2(a)においては、被写体までの距離が近いブロックを灰色で、被写体までの距離が遠いブロックを白色で示している。被写体までの距離が近いか遠いかは、圧縮処理部6が各ブロックの距離データ204Aを参照することにより判定している。距離データ204Aが示す被写体までの距離が近いか遠いかは、例えば20m等、固定のしきい値よりも近いか遠いかにより判定すればよい。また、しきい値は固定である必要はなく、例えば画像内の全ブロックの被写体までの平均距離を算出してその2倍の距離をしきい値としてもよい。なお、1ブロック内で近距離の被写体と遠距離の背景とが混在する場合は、そのブロックは近距離であると判定すればよい。
図2(b)は、多重化データ205Bの画像部分を示した図である。図2(b)に示す多重化データ205Bは、本実施形態では2枚の視差画像のうち右目から見た画像(以下右目画像)とする。図2(b)においても、被写体までの距離が近いブロックを灰色で、被写体までの距離が遠いブロックを白色で示している。
圧縮処理部6は、図2(b)に示す右目画像において、被写体が遠距離であるブロック(以下遠距離ブロック)について、図2(a)に示す左目画像内の遠距離ブロックとの差分をとる。図2(b)に示す×印が付されたブロックが、差分として抽出された遠距離ブロック、すなわち図2(b)に示す右目画像にのみ存在する遠距離ブロックである。
次に、圧縮処理部6は、図2(b)に示す右目画像において、図2(a)に示す左目画像との差がない遠距離ブロック、すなわち右目画像と左目画像の両方に存在する遠距離ブロックに関しては、片方の画像内の遠距離ブロックを破棄してしまう。そして、破棄した各遠距離ブロックの解凍処理時には、破棄した遠距離ブロックに対応するもう一方の画像の遠距離ブロックを参照して、当該ブロックをコピーすることにより破棄した遠距離ブロックを補完するようにしておく。ここで、破棄した遠距離ブロックに対応した、破棄されていない遠距離ブロックを参照するための情報を、参照情報と称する。参照情報の形式や書式、記述方法は本発明では限定しない。
したがって、圧縮処理部6により生成される圧縮データには、画像部分として、近距離ブロックに関するデータ、左右で共通する遠距離ブロックに関するデータ、共通しない遠距離ブロックに関するデータが含まれることになる。
このような方法により、2枚の視差画像のうち1枚の遠距離ブロックのデータ(画像データ及び距離データ)を破棄できるため、大幅に情報量を低減させることができるようになる。
なお、上述した説明では右目画像の共通する遠距離ブロックを破棄し、左目画像の遠距離ブロックを参照するとしたが、本発明はこれには限定されず、反対に左目画像の共通する遠距離ブロックを破棄して右目画像の対応する遠距離ブロックを参照するようにしてもよい。
圧縮処理部6が行う圧縮処理は、時間方向の圧縮処理においても有効である。
図3は、圧縮処理部6の圧縮処理の時間方向の効果について説明するための図である。
図3(a)は、多重化データ205Aのある時刻(第1の時刻)において生成された画像部分を示した図であり、以下左目画像T1と称する。図3(b)は、図3(a)の左目画像と同時刻に生成された多重化データ205Bのある時刻における画像部分を示した図であり、以下右目画像T1と称する。
図3(c)は、多重化データ205Aの第1の時刻よりも後である第2の時刻(例えば次のフレーム)において生成された画像部分を示した図であり、以下左目画像T2と称する。図3(d)は、図3(c)の左目画像と同時刻に生成された多重化データ205Bのある時刻における画像部分を示した図であり、以下右目画像T2と称する。
圧縮処理部6は、図3(a)に示す左目画像T1と、図3(c)に示す左目画像T2とにおいて、差分をとり、動き補償等の技術により時間方向の圧縮を行う。すなわち、左目画像T2における遠距離ブロックのうち、左目画像T1と差がないブロックは破棄され、左目画像T2の破棄された遠距離ブロックから左目画像T1の対応するブロックへの参照情報が付加されている。
一方、右目画像T1及びT2に関しては、圧縮処理部6は差分をとらず、左目画像を参照した遠距離ブロックの破棄による圧縮のみにとどめる。
右目画像T1と右目画像T2間において、差分をとり時間方向の圧縮をしようとした場合、右目画像T2の破棄されたブロックの復号化時に参照するべき右目画像T1のブロックの情報を、さらに左目画像T1を参照して得ることになる。この場合、差分をとったときの誤差データが蓄積され、差分補完の精度が落ちて再生する画像の画質が低下する恐れがある。このため、上述したように圧縮処理部6は右目画像については時間方向の差分をとらず、左目画像を参照することにより圧縮を行い、情報量削減の効果を得ている。
次に、第1実施形態の画像圧縮装置100の3次元画像を生成する場合の動作例について説明する。
図4は、第1実施形態の画像圧縮装置100の3次元画像を生成する場合の動作例について説明するためのフローチャートである。
ステップST1:
撮像部1Aと測距センサ3Aが同期して動作し、被写体の撮影と被写体までの距離の測定を同時に行う。撮像部1Aは画像信号201Aを、測距センサ3Aは距離情報203Aを生成する。また、同時に、撮像部1Bと測距センサ3Bが同期して動作し、画像信号201Bと距離情報203Bとを生成する。
ステップST2:
符号化部2A(2B)は、ステップST1において撮像部1A(1B)が生成した画像データ201A(201B)をMPEG等の符号化方法で圧縮符号化し、デジタル画像データ202A(202B)を生成する。
ステップST3:
距離情報処理部4A(4B)は、ステップST1において測距センサ3A(3B)が計測した距離を示す距離情報203A(203B)を距離データ204A(204B)に変換する。
ステップST4:
多重化部5A(5B)は、ステップST2において生成されたデジタル画像データ202A(202B)と、ステップST3において変換された距離データ204A(204B)とを、一定画素ブロック及びフレームごとに多重化し、多重化データ205A(205B)を生成する。多重化の方法は、例えばデジタル画像データ202A(202B)のヘッダ部分等に距離データ204A(204B)を埋め込む方法がある。
ステップST5:
圧縮処理部6は、ステップST4において生成された多重化データ205A及び205Bを基に、上述した方法で圧縮(情報量の削減)を行い、圧縮データ206を生成する。
ステップST6:
記憶部7は、ステップST5において生成された圧縮データ206を記憶する。
ステップST7:
出力部8は、ステップST5において生成された圧縮データ206を所定の伝送経路より出力する。
なお、ステップST6及びステップST7は、必ずしもこの順序で実行される必要はない。すなわち、出力部8による圧縮データ206の出力が記憶部7による圧縮データ206の記憶よりも先に行われてもよいし、これらが同時に実行されてもよい。
以上説明したように、第1実施形態の画像圧縮装置100では、撮像部1A(1B)が撮影した画像信号201A(201B)を符号化部2A(2B)が圧縮してデジタル画像データ202A(202B)を生成する。そして、測距センサ3A(3B)は撮像部1A(1B)の撮像と同時に被写体までの距離を計測し、距離情報203A(203B)を生成する。距離情報処理部4A(4B)が距離情報203A(203B)を基に距離データ204A(204B)を生成し、多重化部5A(5B)がデジタル画像データ202A(202B)に距離データ204A(204B)を多重化して多重化データ205A(205B)を生成する。ここで、圧縮処理部6が、多重化データ205A及び205Bを基に、どちらか片方の画像の遠距離部分を破棄して、情報量を削減した圧縮データ206を生成する。
すなわち、第1実施形態の画像圧縮装置100によれば、2枚の視差画像の画像データ及び画像データに対応する距離データを多重化した多重化データを生成する場合に、どちらかの視差画像の遠距離部分の画像データ及びこれに対応する距離データが破棄される。従って、多重化データの情報量を大幅に削減することができ、記憶部7が圧縮データ206を記憶する場合に記憶部7の容量を圧迫する恐れや、出力部8が圧縮データ206を出力する場合も出力伝送経路の帯域を圧迫する恐れを低減することができる。
<第2実施形態>
以下、本発明の第2実施形態の画像圧縮装置101について説明する。
第2実施形態の画像圧縮装置101の構成の一例を図5に示す。
図5は、第2実施形態の画像圧縮装置101の構成の一例を示す図である。
図5に示すように、第2実施形態の画像圧縮装置101は、撮像部1C,1D,1E,1F、符号化部2C,2D,2E,2F、測距センサ3C,3D,3E,3F、距離情報処理部4C,4D,4E,4F、多重化部5C,5D,5E,5F、圧縮処理部6、記憶部7、出力部8を有する。
図5に示すように、第2実施形態の画像圧縮装置101は、撮像部、符号化部、測距センサ、処理情報処理部、多重化部をそれぞれ4個ずつ有する点において第1実施形態の画像圧縮装置100と異なる。これら以外の構成(圧縮処理部6、記憶部7、出力部8)は、第2実施形態の画像圧縮装置101と第1実施形態の画像圧縮装置100の両方においてほぼ同様の構成である。
以下、第2実施形態の画像圧縮装置101の各構成の詳細について、第1実施形態の画像圧縮装置100の各構成との相違点を中心に説明する。
撮像部1C,1D,1E,1Fは、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ等の撮像デバイスであり、被写体を撮影して画像信号201C,201D,201E,201Fを生成する。
ここで、撮像部1C及び1Dは被写体からの距離が等しくなるように配置される。撮像部1E及び1Fについても同様である、ただし、撮像部1C(1D)と撮像部1E(1F)とは被写体からの距離が異なるように配置される。具体的には、例えば、撮像部1C及び1Dより所定の距離だけ手前(撮影者側)に撮像部1E及び1Fが配置される。このような構成とすることにより、同一の被写体を撮影した際に2種類の距離の画像信号を生成することができる。
符号化部2C,2D,2E,2Fは、撮像部1C,1D,1E,1Fが撮像した画像信号201C,201D,201E,201Fを圧縮してデジタル画像データ202C,202D,202E,202Fに変換する。符号化部2C,2D,2E,2Fが使用する画像圧縮技術は、例えばMPEG1、MPEG2、MPEG4、DivX(Divx,Inc.の登録商標)、Xvid、WMV9等である。
測距センサ3C,3D,3E,3Fは、撮像部1C,1D,1E,1Fに取り付けられており、撮像部1C,1D,1E,1Fの撮影時には被写体までの距離を計測し、距離情報203C,203D,203E,203Fとして出力する。測距センサ3C,3D,3E,3Fは、例えば赤外線や超音波により距離を計測するセンサである。測距センサ3C,3D,3E,3Fは、撮像部1C,1D,1E,1Fの各画素のうち、一定画素ブロックごとに抽出された画素が撮影する被写体までの距離を計測する。
なお、測距センサ3C,3D,3E,3Fは、第1実施形態の測距センサ3A及び3Bと同様に、例えばMPEG1やMPEG2におけるマクロブロック(16×16画素)やブロック(8×8画素)を上述した一定画素ブロックに対応させてもよい。すなわち、例えばマクロブロックごとに測距する場合には、撮像部1C,1D,1E,1Fの16×16画素ごとに測距センサ3C,3D,3E,3Fの1つの測距成分が配設されればよい。
すなわち、例えばマクロブロックごとに測距をする場合には、例えば符号化部2C,2D,2E,2Fが圧縮したデジタル画像データ202C,202D,202E,202Fのマクロブロック数と同数の測距成分を有する測距センサ3C,3D,3E,3Fを用意する。そして、各マクロブロックに対応するように複数の測距センサ3C,3D,3E,3Fの測距成分をマトリクス状に配置すればよい。
測距センサ3C及び3Dと、3E及び3Fについては、それぞれ被写体からの距離が異なっている。このため、例えば距離に応じて測距センサの測距成分数を変化させてもよい。すなわち、被写体までの距離が近い方が測距成分数を多く、遠い方が測距成分を少なくなるようにしてもよい。
距離情報処理部4C,4D,4E,4Fは、測距センサ3C,3D,3E,3Fが生成した距離情報203C,203D,203E,203Fを基に距離データ204C,204D,204E,204Fを生成する。距離情報処理部4C,4D,4E,4Fが生成する距離データ204C,204D,204E,204Fは、測距センサ3C,3D,3E,3Fが生成する距離情報203C,203D,203E,203Fを元にしているため、符号化部2C,2D,2E,2Fが生成するデジタル画像データ202C,202D,202E,202Fの一定画素ブロックごとに生成される。
多重化部5C,5D,5E,5Fは、符号化部2C,2D,2E,2Fが生成したデジタル画像データ202C,202D,202E,202Fと、距離情報処理部4C,4D,4E,4Fが生成した距離データ204C,204D,204E,204Fとを多重化させ、多重化データ205C,205D,205E,205Fを生成する。多重化データ205C,205D,205E,205Fは、例えばデジタル画像データ202C,202D,202E,202Fの一定画素ごとに形成されたブロックに、当該ブロックに対応する距離データ204C,204D,204E,204Fを埋め込んだデータである。
圧縮処理部6’は、多重化データ205C,205D,205E,205Fを再度圧縮し、情報量を削減した圧縮データ206’を生成する。圧縮処理部6’の圧縮方法については、詳しくは後述する。
記憶部7は、圧縮処理部6’が生成した圧縮データ206’を記憶するメモリである。
出力部8は、圧縮処理部6’が生成した圧縮データ206’を所定の伝送経路にて外部へと出力する。
第2実施形態の画像圧縮装置101では、上述したような構成により、2通りの距離における2枚の視差画像を得ることができる。これにより、第2実施形態の画像圧縮装置101が生成した圧縮データを基に3次元画像が生成される場合に、より立体的な画像を生成することができる。
以下、第2実施形態の圧縮処理部6’による圧縮処理の方法について説明する。
図6は、4枚の多重化データ205C,205D,205E,205Fを、それぞれに埋め込まれた距離データ204C,204D,205E,205Fを基に圧縮する方法を説明するための図である。
図6(a)は、多重化データ205Cの画像部分を示した図である。図6(a)に示す多重化データ205Cは、第2実施形態では4枚の視差画像のうち、左目から見た画像(左目画像)とする。
図6(a)に示す画像は、符号化部2Cによりすでに圧縮符号化(本実施形態では、MPEGによる圧縮符号化であるとする)がなされている。図6(a)に示す各ブロック(本実施形態では16画素×16画素のマクロブロック)には、ブロックごとに当該ブロックに写る被写体までの距離に関する距離データ204Cが付加されている。
図6(a)においては、被写体までの距離が近いブロックを灰色で、被写体までの距離が遠いブロックを白色で示している。被写体までの距離が近いか遠いかは、圧縮処理部6’が各ブロックの距離データ204Cを参照することにより判定している。距離データ204Aが示す被写体までの距離が近いか遠いかは、例えば20m等、固定のしきい値よりも近いか遠いかにより判定すればよい。また、しきい値は固定である必要はなく、例えば画像内の全ブロックの被写体までの平均距離を算出してその2倍の距離をしきい値としてもよい。なお、1ブロック内で近距離の被写体と遠距離の背景とが混在する場合は、そのブロックは近距離であると判定すればよい。
図6(b)は、多重化データ205Dの画像部分を示した図である。図6(b)に示す多重化データ205Dは、本実施形態では4枚の視差画像のうち右目から見た画像(以下右目画像)とする。図6(b)においても、被写体までの距離が近いブロックを灰色で、被写体までの距離が遠いブロックを白色で示している。
図6(c)は、多重化データ205Eの画像部分を示した図である。図6(c)に示す多重化データ205Eは、本実施形態では多重化データ205Cとは異なる距離から撮影された左目画像とする。ここで、多重化データ205C及び205Dの画像信号生成時の撮像部1C及び1Dから被写体までの距離を第1の距離L1、多重化データ205Eの画像信号生成時の撮像部1Eから被写体までの距離を第2の距離L2とする。L1<L2である。図6(c)においても、被写体までの距離が近いブロックを灰色で、被写体までの距離が遠いブロックを白色で示している。
図6(d)は、多重化データ205Fの画像部分を示した図である。図6(d)に示す多重化データ205Fは、本実施形態では多重化データ205Eと同様の第2の距離L2から撮影された右目画像である。図6(d)においても、被写体までの距離が近いブロックを灰色で、被写体までの距離が遠いブロックを白色で示している。
圧縮処理部6’は、図6(a)及び(b)に示すように、第1の距離L1から撮影した画像信号を含む多重化データ205C及び205Dの画像部分から、第1実施形態と同様の圧縮処理により、遠距離ブロックを抽出する。そして、多重化データ205Cと205Dの画像部分の差分をとり、多重化データ205Dにおける、多重化データ205Cとの差がない遠距離ブロックを破棄する。このとき、破棄した遠距離ブロックに対応する破棄しない遠距離ブロックへの参照情報を付加する。勿論、差があったブロックに関してはそのまま残す。
同様に、圧縮処理部6’は、図6(c)及び(d)に示すように、第2の距離L2から撮影した画像信号を含む多重化データ205E及び205Fの画像部分から遠距離ブロックを抽出する。そして差分を取り、片方の多重化データの画像部分の差がない遠距離ブロックを破棄して情報量の削減を行う。破棄した遠距離ブロックに対応する破棄しない遠距離ブロックへの参照情報の付加も行う。
次に、圧縮処理部6’は、図6(a)に示す多重化データ205Cの画像部分と、図6(c)に示す多重化データ205Eの画像部分の差分をとり、どちらか片方多重化データの差がない遠距離ブロックの破棄を行う。これは、第1の距離L1と第2の距離L2との差がそれほど大きくないことを前提に、第1の距離L1で撮影された多重化データ205Cの遠距離ブロックと第2の距離L2で撮影された多重化データ205Eの遠距離ブロックとにそれほど差異がないことを想定している。従って、第2実施形態の画像圧縮装置101においては、撮像部1C(1D)から被写体までの距離L1と撮像部1E(1F)から被写体までの距離L2との差が大きくならないように、撮像部1C(1D)と撮像部1E(1F)とが配置される。
本実施形態では、例えば図6(c)に示す多重化データ205Eの差がない遠距離ブロックが破棄されるとする。このとき、圧縮処理部6’は、破棄した多重化データ205Eの遠距離ブロックに対応する多重化データ205Cの遠距離ブロックへの参照情報を生成して付加する。
以上説明したように、第2実施形態の画像圧縮装置101によれば、圧縮処理部6’の圧縮処理により、4枚の多重化データ205C,205D,205E,205Fの画像部分の遠距離ブロックのうち、3枚分が破棄され、対応する破棄されていない遠距離ブロックへの参照情報が付加される。このため、破棄された遠距離ブロック分だけ情報量が大幅に削減される。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、本発明の実施に際しては、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し様々な変更並びに代替を行ってもよい。
上述した第2実施形態の画像圧縮装置101において、撮像部を被写体までの距離が同じである位置に2つ、これとは異なる位置にさらに2つ配置する例について説明したが、本発明はこれには限定されない。すなわち、撮像部は2つ1組とすれば、何個配置されてもよい。また、撮像部の数にあわせて、画像処理部、測距センサ、距離情報処理部、多重化部を適宜配置すればよい。
図1は、第1実施形態の実施形態の画像圧縮装置100の構成の一例を示したブロック図である。 図2は、第1実施形態の圧縮処理部が、2枚の多重化データを、距離データを基に圧縮する方法を説明するための図である。 図3は、圧縮処理部の圧縮処理の時間方向の効果について説明するための図である。 図4は、第1実施形態の画像圧縮装置の3次元画像を生成する場合の動作例について説明するためのフローチャートである。 図5は、第2実施形態の画像圧縮装置の構成の一例を示す図である。 図6は、第2実施形態の圧縮処理部が、4枚の多重化データを、それぞれに埋め込まれた距離データを基に圧縮する方法を説明するための図である。
符号の説明
100,101…画像圧縮装置、1A−1F…撮像部、2A−2F…符号化部、3A−3F…測距センサ、4A−4F…距離情報処理部、5A−5F…多重化、6…圧縮処理部、7…記憶部、8…出力部

Claims (3)

  1. 被写体を撮影し第1の画像信号を生成する第1の撮像部と、
    被写体を撮影し第2の画像信号を生成する第2の撮像部と、
    前記第1の撮像部が生成した第1の画像信号を符号化して第1の画像データを生成する第1の符号化部と、
    前記第2の撮像部が生成した第の画像信号を符号化して第2の画像データを生成する第2の符号化部と、
    前記第1の撮像部が撮影を実行する時、同時に画像のブロックごとに被写体までの距離を計測して第1の距離情報を生成する第1の測距部と、
    前記第2の撮像部が撮影を実行する時、同時に画像のブロックごとに被写体までの距離を計測して第2の距離情報を生成する第2の測距部と、
    前記第1の符号化部が符号化して生成した前記第1の画像データと、前記第1の測距部が計測した距離とを基に、前記第1の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第1の距離情報を基に生成された第1の距離データを前記第1の画像データに多重化した第1の多重化データを生成する第1の多重化部と、
    前記第2の符号化部が符号化して生成した前記第2の画像データと、前記第2の測距部が計測した距離とを基に、前記第2の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第2の距離情報を基に生成された第2の距離データを前記第2の画像データに多重化した第2の多重化データを生成する第2の多重化部と、
    前記第1の多重化データ及び前記第2の多重化データの情報量を削減して圧縮データを生成する圧縮処理部と、
    を有し、
    前記圧縮処理部は、前記第1の多重化部が生成した前記第1の多重化データと、前記第2の多重化部が生成した前記第2の多重化データにおいて、前記第1の多重化データに含まれる第1の距離データを基に、前記第1の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、前記第2の多重化データに含まれる第2の距離データを基に、前記第2の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、第1の多重化データの遠距離ブロックと第2の多重化データの遠距離ブロックの差分を取り、他方との差がない第1の多重化データの遠距離ブロックあるいは第2の多重化データの遠距離ブロックのいずれかのデータを削除して前記圧縮データを生成する
    画像圧縮装置。
  2. 前記圧縮処理部は、他方との差がない第1の多重化データの遠距離ブロックあるいは第2の多重化データの遠距離ブロックのいずれかのデータを削除する時に、削除した遠距離ブロックと差がない他方の多重化データの遠距離ブロックを参照可能な情報である参照情報を生成し、前記圧縮データに含める
    請求項1に記載の画像圧縮装置。
  3. 被写体を撮影し第1及び第2の画像信号を生成すると同時に、画像のブロックごとに被写体までの距離を計測して第1及び第2の距離情報を生成する第1の工程と、
    前記第1の工程において生成された第1及び第2の画像信号を符号化して第1及び第2の画像データを生成する第2の工程と、
    前記第1の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第1の距離情報を基に生成された第1の距離データを前記第1の画像データに多重化した第1の多重化データを生成し、前記第2の画像データの一定画素ブロックごとに、当該ブロックにおける被写体までの距離を示す、前記第2の距離情報を基に生成された第2の距離データを前記第2の画像データに多重化した第2の多重化データを生成する第3の工程と、
    前記第1の多重化データに含まれる第1の距離データを基に、前記第1の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、前記第2の多重化データに含まれる第2の距離データを基に、前記第2の画像データのブロックごとの距離が所定のしきい値よりも大きいブロックである遠距離ブロックを抽出し、第1の多重化データの遠距離ブロックと第2の多重化データの遠距離ブロックの差分を取り、他方との差がない第1の多重化データの遠距離ブロックあるいは第2の多重化データの遠距離ブロックのいずれかのデータを削除して圧縮データを生成する第4の工程と、
    を有する画像圧縮方法。
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