JP4483200B2 - スローアウェイ式リーマ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークに予め形成された下穴を、所定の内径に仕上げるための穴加工に用いられるスローアウェイ式リーマに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図3に示すようなスローアウェイ式リーマが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
このスローアウェイ式リーマは、軸線O回りに回転される略円柱状をなす工具本体1の先端部に、切刃2Aを有するスローアウェイチップ2(以下、チップと称する)がその切刃2Aを工具本体1の外周側へ突出させるようにして装着され、また、工具本体1の外周に、軸線Oと略平行に延びる複数のパッド3…が設けられたものであり、工具本体1の後端側部分がアダプター4に対して焼き嵌めなどで固定された状態で、これら工具本体1とアダプター4とが一体に取り扱われるものである。
【0003】
このようなスローアウェイ式リーマは、その工具本体1が、アダプター4を介して工作機械の主軸に支持されるとともに、軸線O回りに回転されつつ軸線O方向の先端側へ向かって送られることにより、ワークに予め形成された下穴を所定の内径に仕上げていく。
このとき、工具本体1の外周に設けられた複数のパッド3…は、下穴の開口部に臨んで配置されたブッシュの内周、あるいは、切刃2Aによって仕上げられた下穴自体の内周に摺接して、工具本体1の直進性を保つ働きをする。
【0004】
ところで、工具本体1の先端には、図4に示すように、軸線Oを中心とした略円柱状をなすパイロット部5が工具本体1と一体に設けられており、このパイロット部5の存在により、工具本体1が工作機械の主軸に支持されたときに、工具本体1の先端での振れ精度を容易に確認できるようになっている。
また、パイロット部5の先端面には、軸線Oを中心として軸線O方向の後端側へ凹むセンタ穴6が形成されており、このパイロット部5に形成されたセンタ穴6と、アダプター4の後端に形成されたセンタ穴(図示略)とに対して、支持軸をそれぞれ挿入して、工具本体1及びアダプター4を、両センタでそれらの軸線Oを基準に支持した上で、チップ2の切刃2Aにおける工具本体1の外周側への突出量、とくに、パッド3…に対する外周側への突出量を、工具本体1に設けられた径方向調整機構7によって微調整することになる。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−160125号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、上述したような下穴の仕上げに用いられるスローアウェイ式リーマは、高い加工精度が要求されるために穴加工時の振動が許されないので、その工具本体1を、非常に高い比重を有する超重合金(例えば、ヘビーメタルやアンビロイなど)から構成して、優れた防振性を得るようにしている。
そのため、工具本体1と一体に設けられたパイロット部5が、その外周側部分5Aのみは、切屑の衝突による摩耗を抑制するために超硬合金から構成されているものの、センタ穴6を含む他の部分については、工具本体1と同じく超重合金から構成されることとなる。
【0007】
超重合金は、比重が高いという性質を有している反面、硬度が比較的低くて、脆く削れやすいという性質を有しており、このような超重合金によってセンタ穴6が構成されていると、このセンタ穴6に支持軸を挿入して、工具本体1及びアダプター4を支持する作業を繰り返しているうちに、超重合金から構成されたセンタ穴6の形状が崩れてきてしまう。
なお、アダプター4の後端に形成されたセンタ穴については、このアダプター4が高い硬度を有する鋼などの鋼材から構成されているために、同じく高い硬度を有する鋼などの鋼材から構成されることとなり、上記のような形状崩れが生じるおそれは少ない。
【0008】
したがって、チップ2の着脱の際など、工具本体1の先端に形成されたセンタ穴6とアダプター4の後端に形成されたセンタ穴とに対してそれぞれ支持軸を挿入したときには、超重合金から構成されるセンタ穴6の形状崩れに起因して、工具本体1及びアダプター4を、それらの軸線Oを基準として正確に支持することができなくなり、チップ2の切刃2Aの外周側への突出量、とくに、パッド3…に対する外周側への突出量を正確に微調整することができず、ひいては、仕上げ加工された下穴の加工精度を低下させてしまうという問題があった。
【0009】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、工具本体の先端に形成されたセンタ穴の形状崩れを抑制し、切刃の外周側への突出量の微調整を正確に行うことができるスローアウェイ式リーマを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、軸線回りに回転される工具本体の先端部に、切刃を有するチップがその切刃を前記工具本体の外周側へ突出させるようにして装着されたスローアウェイ式リーマであって、前記工具本体の先端には、前記軸線方向の後端側へ凹むセンタ穴が形成されていて、少なくとも前記センタ穴を含む一部分が、前記工具本体を構成する超重合金よりも高い硬度を有する高硬度材料で構成されていることを特徴とするものである。なお、高硬度材料としては、例えば超硬合金が選択される。
このような本発明によれば、工具本体を超重合金によって構成することにより、穴加工時に発生する振動を効果的に減衰させて、優れた防振性を得ることが可能でありながらも、工具本体の先端に形成されるセンタ穴については、高硬度材料によって構成することにより、このセンタ穴の形状崩れを抑制することが可能となる。
【0011】
ここで、前記工具本体の先端には、前記軸線を中心とした略円柱状をなすパイロット部が設けられて、このパイロット部の先端面に前記軸線方向の後端側へ凹むセンタ穴が形成されていることが好ましく、このような構成とすると、パイロット部の存在によって、工具本体が工作機械の主軸に支持されたときの、工具本体の先端での振れ精度を容易に確認できるのに加え、たとえ工具本体が小径となる場合であっても、十分な大きさのセンタ穴を形成することができる。
とくに、前記パイロット部全体が、前記高硬度材料で構成されているのであれば、センタ穴が高硬度材料で構成された工具本体を容易に製造することができ、かつ、切屑の衝突によるパイロット部の外周面の摩耗を抑制することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を添付した図1〜図2を参照しながら説明する。
本実施形態によるスローアウェイ式リーマの工具本体10は、軸線O回りに回転される軸線Oを中心とした略円柱状をなすものであり、例えば比重が18程度の超重合金(ヘビーメタルやアンビロイなど)から構成されている。
工具本体10の先端部には、軸線Oに直交する断面で工具本体10が略L字状に切り欠かれるように、工具本体10の先端面10A及び外周面に開口するチップポケット11が形成されていて、このチップポケット11の工具回転方向T前方側を向く壁面に、この壁面から工具回転方向T後方側へ一段凹むようなチップ取付座12が形成されている。
【0013】
チップ取付座12には、例えば超硬合金などの硬質材料から構成された略長方形平板状をなすチップ30が、クランプネジ13によって着脱可能に装着されており、チップがチップ取付座12に装着された状態で、チップ30の稜線部に形成された切刃31が、工具本体10の外周面から外周側(径方向外周側)へ突出させられるとともに、工具本体10の先端面10Aから先端側(軸線O方向先端側)へ突出させられるようにして、軸線Oと略平行に延在させられている。
【0014】
また、工具本体10の先端部には、チップ30の切刃31における工具本体10の外周側への突出量を微調整するための径方向調整機構14と、チップ30の切刃31における工具本体10の先端側への突出量を微調整するための軸線方向調整機構15とが設けられている。
【0015】
径方向調整機構14は、軸線O方向で互いに離間して隣接するとともに、工具本体10の先端部の外周面とチップ取付座12の外周側を向く壁面とに開口する一対の径方向調整ネジ穴14A,14Aと、これら一対の径方向調整ネジ穴14A,14Aのそれぞれに収容されるピン(図示略)及び径方向調整ネジ14Bとから構成されている。
そのため、径方向調整ネジ14Bをねじ込んでいくことで、この径方向調整ネジ14Bが上記のピンを介してチップ30を外周側へ向かって斜めに押圧し、チップ30の切刃31における外周側への突出量を微調整することができるようになっている。
【0016】
軸線方向調整機構15は、チップ取付座12のすぐ後端側に位置するように工具本体10の先端部の外周面に穿設された操作口15Aと、この操作口15Aの内壁面とチップ取付座12の先端側を向く壁面とに開口する軸線方向調整ネジ穴15Bと、この軸線方向調整ネジ穴15Bに収容される軸線方向調整ネジ15Cとから構成されている。
そのため、軸線方向調整ネジ15Cを操作口15Aに挿入した作用工具でねじ込んでいくことで、この軸線方向調整ネジ15Cがチップ30を先端側へ向かって押圧し、チップ30の切刃31における先端側への突出量を微調整することができるようになっている。
【0017】
工具本体10の外周には、その外周面から外周側へわずかに突出するようにして、軸線Oと略平行に延びる複数のパッド17…が設けられており、これらのパッド17…は、超硬合金から構成されているとともに、それらの外周面が、軸線Oを中心とした略円筒面上に配置されるようになっている。
また、複数のパッド17…は、周方向では互いに離間し、かつ、工具本体10の先端部においては、チップポケット11及びチップ取付座12や径方向調整機構14及び軸線方向調整機構15を避けるようにして、工具本体10の後端側部分を除いた部分すべての外周面に亘って設けられている。
【0018】
そして、工具本体10の先端には、工具本体10よりも一段小さい外径を有する軸線Oを中心とした略円柱状をなすパイロット部20が設けられているのであるが、このパイロット部20は、その全体が、工具本体10を構成している超重合金(へビーメタルあるいはアンビロイなど)よりも高い硬度を有する超硬合金(高硬度材料)から構成されている。
つまり、超重合金から構成された工具本体10の先端面10Aに対し、全体が超硬合金から構成された別部材であるパイロット部20が、互いに同軸となるように取り付けられているのである。
【0019】
なお、パイロット部20の後端面20Aには、軸線Oを中心とした略円柱状をなすようにして軸線O方向の後端側へ突出する軸部20Bが形成される一方、工具本体10の先端面10Aには、軸線Oを中心とした略円柱孔状をなすようにして軸線O方向の後端側へ凹む孔部10Bが形成されている(実際には、工具本体10の先端面10Aから工具本体10よりも一段小さい外径で軸線O方向の先端側へわずかに突出する台座16の先端面16Aに、上記の孔部10Bが形成されている)。
これにより、パイロット部20は、その軸部20Bを工具本体10の先端面10A(台座16の先端面16A)に形成された孔部10Bに挿入させるとともに、後端面20Aを工具本体10の先端面10A(台座16の先端面16A)に密着させた状態で、例えばロウ付けなどで接合されて取り付けられている。
【0020】
また、パイロット部20の先端面20Cには、軸線Oを中心として軸線O方向の後端側へ凹むセンタ穴21が形成されており、このセンタ穴21は、先端面20Cに開口する部分から軸線O方向の後端側へ向かうにしたがい内径が漸次小さくなる略円錐台孔状をなすテーパ孔21Aと、このテーパ孔21Aの後端側に連なり、一定の内径で軸線O方向の後端側へ延びる略円柱孔状をなす第一穴底部21Bと、この第一穴底部21Bの後端側に連なり、第一穴底部21Bの内径よりも一段小さい一定の内径で軸線O方向の後端側へ延びてパイロット部20の後端面20A(軸部20Bの後端面)に開口する略円柱孔状をなす第二穴底部21Cとから構成されている。
なお、センタ穴21におけるテーパ孔21Aは、そのテーパ角が例えば60゜に設定されている。
【0021】
上述したような構成を有する工具本体10は、その外周面にパッド17…が設けられていない後端側部分が、軸線Oを中心とした略多段円柱状をなすアダプター40に形成された取付孔41内に挿入されて例えば焼き嵌めなどで固定されることによって、工具本体10の軸線Oとアダプター40の軸線Oとが互いに一致させられ、これら工具本体10とアダプター40とが一体に取り扱われる。
また、図示はしないが、アダプター40の後端にも、パイロット部20の先端面20Cに形成されたセンタ穴21と略同形状のセンタ穴が、軸線Oを中心として軸線O方向の先端側へ凹むように形成されているのであり、このセンタ穴を含めたアダプター40全体が、超重合金よりも高い硬度を有する鋼などの鋼材から構成されている。
【0022】
そして、工具本体10が、アダプター40を介して工作機械の主軸に支持されるとともに、軸線O回りに回転されつつ軸線O方向の先端側へ向かって送られることによって、ワークに予め形成された下穴を所定の内径に仕上げていく。
このとき、工具本体10の外周に設けられた複数のパッド17…は、下穴の開口部に臨んで配置されたブッシュの内周、あるいは、切刃2Aによって仕上げられた下穴自体の内周に摺接して、工具本体1の直進性を保つ働きをするのであるが、この働きを確実に奏することができるように、チップ30の切刃31は、パッド17…の外周面から外周側へ向かって例えば2〜3μm程度に設定された突出量で突出させられるように、径方向調整手段14によって微調整されている。
【0023】
以上説明したような本実施形態のスローアウェイ式リーマでは、まず、工具本体10が比重の高い超重合金から構成されているため、従来と同様に、穴加工時に発生する振動を短い時間で効果的に減衰させて、優れた防振性を得ることができるようになっている。
また、先端面20Cに形成されたセンタ穴21を含めて、工具本体10の先端に設けられたパイロット部20全体が、工具本体10を構成している超重合金よりも高い硬度を呈し、かつ、耐摩耗性に優れるという性質を有する超硬合金で構成されていることによって、センタ穴21の形状崩れを抑制することが可能となっている。
【0024】
つまり、チップ30をチップ取付座12に対して着脱するごとに、工具本体10に設けられたパイロット部20の先端面20Cに形成されたセンタ穴21と、アダプター40の後端に形成されたセンタ穴とに対して、それぞれ支持軸を挿入して、これら工具本体10及びアダプター40とを、両センタで軸線Oを基準に支持して切刃31の突出量の微調整を行う作業を繰り返したとしても、従来のように、パイロット部20の先端に形成されたセンタ穴21の形状が崩れてしまうことがないのである。
【0025】
そのため、工具本体10及びアダプター40を両センタで支持したときには、これら工具本体10及びアダプター40を、常に軸線Oを基準として精度良く支持することができ、チップ30の切刃31を複数のパッド17…の外周面に対してどれくらいの突出量で外周側へ突出させるかといった微調整が正確に行われて、仕上げ加工される下穴の加工精度を高く保つことが可能となる。
【0026】
また、本実施形態では、工具本体10とは別体であるパイロット部20を、工具本体10の先端面11に取り付けた構成を採用していることから、このパイロット部20の外周面及びセンタ穴21が超硬合金で構成された工具本体10を容易に製造することができ、上述したようなスローアウェイ式リーマの製造に手間がかかることはない。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、工具本体を超重合金から構成することで、穴加工時に発生する振動を効果的に減衰させて、優れた防振性を得ることが可能でありながらも、工具本体の先端に形成されたセンタ穴については、高硬度材料から構成するようにしたことで、このセンタ穴に高い硬度を与えることが可能となっている。
したがって、チップを着脱する度に、工具本体の先端に形成されたセンタ穴に対して支持軸を挿入して、工具本体を支持する作業を繰り返し行ったとしても、センタ穴の形状崩れが抑制されるので、常に、工具本体をその軸線を基準として正確に支持して、切刃の突出量を正確に微調整することができ、仕上げ加工された下穴の加工精度を高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態によるスローアウェイ式リーマの側面図である。
【図2】 図1における要部拡大断面図である。
【図3】 従来のスローアウェイ式リーマの側面図である。
【図4】 図3における要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 工具本体
10A 先端面
14 径方向調整機構
15 軸線方向調整機構
17 パッド
20 パイロット部
20C 先端面
21 センタ穴
30 チップ
31 切刃
40 アダプター
41 取付孔
Claims (3)
- 軸線回りに回転される工具本体の先端部に、切刃を有するスローアウェイチップがその切刃を前記工具本体の外周側へ突出させるようにして装着されたスローアウェイ式リーマであって、
前記工具本体の先端には、前記軸線方向の後端側へ凹むセンタ穴が形成されていて、
少なくとも前記センタ穴を含む一部分が、前記工具本体を構成する超重合金よりも高い硬度を有する高硬度材料で構成されていることを特徴とするスローアウェイ式リーマ。 - 請求項1に記載のスローアウェイ式リーマにおいて、
前記工具本体の先端には、前記軸線を中心とした略円柱状をなすパイロット部が設けられて、このパイロット部の先端面に前記軸線方向の後端側へ凹むセンタ穴が形成されていることを特徴とするスローアウェイ式リーマ。 - 請求項2に記載のスローアウェイ式リーマにおいて、
前記パイロット部全体が、前記高硬度材料で構成されていることを特徴とするスローアウェイ式リーマ。
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