JP4480253B2 - 電子部品試験用押圧装置、電子部品試験装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ICチップなどの電子部品を試験するために適した電子部品試験用押圧装置、電子部品試験装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置などの製造課程においては、最終的に製造されたICチップなどの電子部品を試験する試験装置が必要となる。このような試験装置では、試験すべきICチップの端子を、試験用ソケットの接続端子に押し付けながら試験する。
【0003】
ICチップの端子と試験用ソケットの接続端子との接続が不十分では、正確な試験を行うことができない。また、ICチップの端子を試験用ソケットの接続端子に押し付ける力が強すぎる場合には、ICチップまたはソケットの損傷が生じるおそれがある。
【0004】
そこで、従来では、このような不都合を避けるために、ソケットガイドストッパ方式と、ロードセル方式との二つの方式が知られている。
ソケットガイドストッパ方式では、ICチップを着脱自在に保持するリードプレスのリードプレスプレートを、試験用ソケット側に配置されたソケットガイドのソケットガイドシム又はストッパに突き当て、ソケットに対するリードプレスの押し込み量を一定としている。
【0005】
また、ロードセル方式では、リードプレスがICチップをソケットに押し付ける際のソケット接続端子の反力を、ロードセル(例えば歪みゲージ)にて検出し、その値が予め設定しておいた値になるまでフィードバック制御する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前者のソケットガイドストッパ方式では、リードプレスの押し込み量を制御しているため、リードプレスの押し付け圧力を正確に制御することが困難である。特に、多端子のICチップの場合には、押し付け圧力を増大させて試験を行う必要があるが、この前者の方式では、押し付け圧力を正確に制御することが困難である。また、この前者の方式では、ストローク制御のみで、ICチップをソケットに押し付けることになるが、ICチップの薄化又はリード線の短小化に伴い、そのストローク制御が困難になる傾向にある。さらにまた、この前者の方式では、試験すべきICチップの品種が変わり、押し込み量を変化させるためには、ストッパを交換したりソケットガイドシムを抜き差しして調整しなければ成らず、調整作業が繁雑である。
【0007】
また、後者のロードセル方式では、ソケットに対するリードプレスの押し込み圧力を制御することができるが、複数個のICチップを同時に試験する場合には、その個数に対応した数で、ロードセルおよびモータを用意する必要があり、装置の機構が複雑になり好ましくない。単一のロードセルおよびモータを用いて、複数個のICチップを同時に試験する場合には、同時に試験すべき全てのICチップに均一な押し込み圧力を加えることは困難である。特に、BGA型ICチップの場合には、各チップ毎に、モールド樹脂厚およびボール端子のばらつきが生じやすく、単一のロードセルおよびモータを用いて、同時に試験すべき全てのICチップに均一な押し込み圧力を加えることは困難である。
【0008】
本発明は、このような実状に鑑みてなされ、ロードセルを用いることなく、同時に試験すべき複数の電子部品を各々所定圧力で試験用の接続端子に押し付けることが可能であり、しかも品種交換が容易であり、装置構成がシンプルで、さらに位置制御も可能な電子部品試験用押圧装置、電子部品試験装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る電子部品試験用押圧装置は、
試験用の接続端子に電子部品を接続するように、この電子部品を前記接続端子方向に押し付ける押圧具と、
前記押圧具が装着してある第1ブロックと、
前記第1ブロックを所定範囲内で相対移動可能に保持する第2ブロックと、
前記第2ブロックを、前記第1ブロックと共に、前記接続端子に向けて接近移動および離反移動させる主駆動手段と、
前記第1ブロックを、前記第2ブロックに対して、相対的に離反移動および接近移動させる副駆動手段と、
前記副駆動手段により、前記第1ブロックを、前記第2ブロックに対して、相対的に離反させ、前記主駆動手段により、前記第2ブロックを、前記第1ブロックと共に、前記接続端子に向けて接近移動させた結果、前記押圧具に反力が加わった場合に、前記反力が所定圧になる位置まで、前記第1ブロックが第2ブロック方向に後退移動するように、前記副駆動手段を制御する圧力制御手段と、
を有する。
【0010】
前記第2ブロックには、2以上の第1ブロックが装着してあり、それぞれの第1ブロック毎に、前記副駆動手段が装着してあることが好ましい。
【0011】
前記圧力制御手段が、各副駆動手段毎に具備してあり、各副駆動手段毎に、異なる所定圧を設定可能になっていることが好ましい。
【0012】
前記副駆動手段としては、特に限定されないが、圧力シリンダであることが好ましい。または、副駆動手段は、トルク制御のACサーボモータおよびボールネジなどでも良い。この場合には、圧力制御手段は、ACサーボモータに加わるトルク信号に基づき、押圧具に加わる反力を演算し、その反力が所定圧力となるように、副駆動手段に制御信号を送る。
【0013】
前記圧力制御手段としては、特に限定されないが、前記副駆動手段が圧力シリンダである場合には、レギュレータと、そのレギュレータの設定圧力を調整する制御装置などを含むことが好ましい。前記副駆動手段が、トルク制御のACサーボモータおよびボールネジなどである場合には、圧力制御手段は、電気的な制御回路および/または制御装置などで構成される。
【0014】
本発明に係る電子部品試験装置は、上記の電子部品試験用押圧装置を有する。
【0015】
本発明に係る電子部品試験装置の第1の制御方法は、
前記第1ブロックを、前記第2ブロックに対して、最大限に接近させ、
第1ブロックが第2ブロックに対して相対移動しない状態で、前記主駆動手段により、前記第2ブロックを、前記第1ブロックと共に、前記接続端子に向けて、所定距離だけ接近移動させて、位置制御を行い、前記押圧具により前記電子部品を前記接続端子に押し付けることを特徴とする。
【0016】
本発明に係る電子部品試験装置の第2の制御方法は、
副駆動手段により、前記第1ブロックを、前記第2ブロックに対して、相対的に離反させ、
前記主駆動手段により、前記第2ブロックを、前記第1ブロックと共に、前記接続端子に向けて接近移動させた結果、前記押圧具に反力が加わった場合に、前記反力が所定圧になる位置まで、前記第1ブロックが第2ブロック方向に後退移動するように、前記副駆動手段を制御することを特徴とする。
【0017】
【作用】
本発明に係る電子部品試験用押圧装置を有する電子部品試験装置によれば、上述した第1の制御方法および第2の制御方法に示すように、位置制御および圧力制御の両方が可能である。特に、圧力制御を行う場合には、同時に試験すべき複数の電子部品を各々所定圧力で試験用の接続端子に押し付けることが可能である。
【0018】
しかも本発明の試験装置では、複数の電子部品を同時に試験する場合でも、主駆動手段は、単一で良く、装置構成も単純である。さらに、試験すべき電子部品の品種が変わった場合においても、圧力制御手段により設定される所定圧を変更するのみで良く、その品種交換のための調整がきわめて容易である。
【0019】
また、本発明の電子部品試験用押圧装置を有する電子部品試験装置では、第1ブロック毎に副駆動手段が装着してあり、同時試験すべき各電子部品毎に、圧力制御が可能であることから、各電子部品毎に寸法ばらつきがあったとしても、同時試験すべき全ての電子部品を同じ押し込み圧力で試験することができる。さらに、各副駆動手段毎に、異なる所定圧を設定可能になっている場合には、品種が異なる電子部品を、同時に試験することも可能である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図面に示す実施形態に基づき説明する。
図1は本発明の1実施形態に係る電子部品試験用押圧装置の概略構成図、図2は図1に示すリードプレスの詳細を示す要部断面図、図3は図1に示す電子部品試験用押圧装置の要部拡大斜視図、図4は第1ブロックを第2ブロックに対して相対移動させた状態を示す要部拡大斜視図、図5(A)〜(C)は第1ブロックおよび第2ブロックの動きを示す概略図、図6は本発明の1実施形態に係る電子部品試験装置の全体平面図、図7はその電子部品試験装置の全体側面図である。
【0021】
第1実施形態
図1および図2に示すように、本発明の1実施形態に係る電子部品試験用押圧装置100は、試験すべき電子部品としてのICチップ110を着脱自在に保持する吸着ノズル106がそれぞれ装着固定してある一対の第1ブロック102を有する。各第1ブック102の下面に装着してある吸着ノズル106の周囲には、押圧具としてのリードプレス104が装着固定してある。リードプレス104の先端は、ICチップ110の端子に接触可能になっている。リードプレス104の形状は、試験すべきICチップ110の形状に合わせて準備され、リードプレス104は、第1ブロック102に対して交換自在になっていることが好ましい。
【0022】
吸着ノズル106に吸着力を発生させるために、第1ブロック102には、吸引チューブ108が接続してある。吸引チューブ108は、たとえば図示省略してあるエジェクタなどの負圧発生手段に連結してあり、吸引チューブ108に連通する吸着ノズル106の先端に負圧を導き、ICチップ110を着脱自在に吸着するようになっている。
【0023】
これら一対の第1ブロック102の上部には、第2ブロック120が配置してある。図3および図4に示すように、第1ブロック102の背面には、アダプタ148を介して、第1リニア軸受144が装着固定してあり、第2ブロック120の背面には、第2リニア軸受146が装着固定してある。これらリニア軸受144および146は、鉛直方向Zに延びる一対のレール142に対して、鉛直方向移動自在となっている。レール142は、固定板140の前面に固定してある。レール142の数は、特に限定されないが、本実施形態では、第1ブロック102の数に対応して二つである。第2ブロック120の凹部には、第1ブロック102の数に対応した数の圧力シリンダ(副駆動手段)122が固定してある。
【0024】
第1ブロック102および第2ブロック120の形状は、本実施形態では、断面コ字形状であり、中央部に凹部を有するが、この形状に限定されない。各第1ブロック102は、第2ブロック120に対して、それぞれ個別に、圧力シリンダ122の駆動軸(図示省略)を介して連結してあり、所定範囲内で、鉛直方向Zに相対移動可能になっている。
【0025】
図3では、圧力シリンダ122に駆動圧力が作用しない状態で、各第1ブロック102が第2ブロック120に対して最も接近して接触している。図4では、圧力シリンダ122に駆動圧力が作用している状態で、各第1ブロック102が第2ブロック120に対して最も離反している。なお、圧力シリンダ122に駆動圧力が作用しない状態で、各第1ブロック102が第2ブロック120に対して最も接近して接触させるために、図示省略してあるスプリングを用いても良い。あるいは、圧力シリンダ122に逆駆動圧をかけて、各第1ブロック102を第2ブロック120に対して最も接近して接触させてもよい。
【0026】
図3および図4では省略してあるが、図1に示すように、各圧力シリンダ122には、駆動チューブを介してエアバルブ124が接続してあり、各圧力シリンダに駆動圧力または逆駆動圧力を適宜付与可能になっている。なお、駆動圧力とは、図4に示すように、各第1ブロック102を第2ブロック120に対して、最大限に引き離すための圧力であり、逆駆動圧とは、図3に示すように、各第1ブロック102を第2ブロック120に対して、最大限に近づけて接触させる圧力である。
【0027】
図1に示すように、エアバルブ124には、レギュレータ126が接続してある。レギュレータ126は、エアバルブ124から圧力シリンダ122に作用する駆動圧および/または逆駆動圧の圧力の絶対値を所定圧に制御するためのものである。レギュレータ126で設定される所定圧は、制御装置128により設定可能である。制御装置128は、電子部品試験装置全体の制御装置であっても良い。制御装置128により設定される所定圧は、入力装置130により変更可能である。入力装置130は、電子部品試験装置全体の制御などの設定を行う設定画面であっても良い。
【0028】
図3および図4に示すように、第2ブロック120の上部には、主駆動手段としての回転数制御可能なモータ150が配置してある。モータ150は、図示省略してあるブラケットなどにより、固定板140または固定板140が組み付けられる水平方向移動部材(図示省略)に対して固定される。モータ150の回転軸は、カップリング152により、駆動軸154の上端に連結してある。駆動軸154は、移動体156に対してネジ結合してある。移動体156は、第2ブロック120またはそれに固定してある部材に連結してある。
【0029】
モータ150が所定の向きで所定回転数だけ回転することにより、駆動軸154が回転し、移動体156を、駆動軸154に沿って鉛直方向上下に移動させるようになっている。移動体156は、第2ブロック120に対して連結してあることから、駆動軸154が回転することで、第2ブロック120を鉛直方向Zの上下に、所定距離だけ移動させることができる。第2ブロック120には、一対の第1ブロック102が圧力シリンダ122を介して連結してあることから、第2ブロック102も、第1ブロック120と共に鉛直方向に移動する。
【0030】
次に、本実施形態に係る電子部品試験用押圧装置の作用を説明する。
図1に示す押圧装置100は、図示省略してある移動装置により水平方向に移動され、図2に示すように、吸着ノズル106で吸着されたICチップ110が、試験用基板116の上に配置された試験用の接続端子112を持つ試験用ソケット114の上部にくるように搬送される。
【0031】
その状態で、第1ブロック102を鉛直方向下方に移動させ、ICチップ110の端子をソケット114の接続端子112と接触させ、リードプレス104により、ICチップ110の端子をソケット114の接続端子に対して所定圧で押し付ける。その後、試験用基板116から接続端子112を介してICチップ110に試験用信号電流を流し、ICチップ110の試験を行う。
【0032】
ICチップ110の試験に際しては、リードプレス104により、ICチップ110の端子を、ソケット114の接続端子112に対して、所定押し込み量または所定圧で押し付けることが重要である。なお、本例ではSOJ、SOPなどのリード線を有するICチップであるためリードプレス104を用いるが、BGAのようなICチップの場合はリードプレス104に代えてICチップのモールドを押すモールドプレスを設ける。すなわち、本発明の押圧具はリードプレス、モールドプレスの何れをも含む趣旨である。
【0033】
本実施形態の電子部品試験用押圧装置100では、ソケット114の接続端子112に対して、所定押し込み量で押し付ける位置制御と、所定圧で押し付ける位置制御との双方が可能である。本実施形態の電子部品試験用押圧装置100を用いて位置制御を行う場合には、次のようにして行う。
【0034】
(位置制御)
図1に示す圧力シリンダ122を動作させずにスプリング力などを利用し、または圧力シリンダ122を駆動させることにより、図3に示すように、双方の第1ブロック102を、第2ブロック120に対して最も近接させて接触させる。その状態では、第1ブロック102と第2ブロック120との隙間は0であり、第2ブロック120の駆動始点である移動体156との連結部から、リードプレス104の先端までの距離は、正確に見積もることができる。その誤差は、第2ブロック120、第1ブロック102およびリードプレス104の機械加工誤差の累積の範囲内に留めることができる。
【0035】
したがって、押される側である図2に示すICチップ110および接続端子112に高さ方向の誤差がなければ、主駆動源であるモータ150に与える駆動信号(たとえばパルス信号)を制御することにより、第2ブロック120を第1ブロック102と共に所定距離だけ下方に移動させ、位置制御すれば良い。その結果、リードプレス104は、図2に示すICチップ110の端子を、所定の押し込み量で、接続端子112に押し付け、良好な試験を行うことができる。
【0036】
なお、押される側である図2に示すICチップ110および接続端子112に高さ方向の誤差がある場合には、後述する圧力制御、またはモータ150のトルク制御を行うことが好ましい。その結果、リードプレス104によりICチップ110の端子を試験用ソケット114の接続端子112に所定の押し込み圧力で接触させることができる。
【0037】
(圧力制御)
また、圧力制御を行う場合には、次のようにして行う。
図1に示す制御装置128から制御信号を送り、レギュレータ126を所定圧Pに設定し、エアバルブ124を制御し、圧力シリンダ122に駆動圧を供給し、図5(A)に示すように、一対の第1ブロック102を第2ブロック120から引き離し、それらの隙間を、最大限隙間Tとする。また、図示しない水平方向搬送手段により搬送されて試験用ソケットの直上部に位置する第1ブロック102および第2ブロック120におけるリードプレス104の先端から、ソケット押し込み設計位置Bまでの距離をHとする。
【0038】
圧力シリンダ102の推力Pcは、Pc=S×η×Pで表せる。ここで、Sはシリンダ受圧面積、ηはシリンダ負荷率、Pは供給圧である。また、図5(B)に示すように、図4に示すモータ150を駆動させて第2ブロック120を第1ブロック102と共に、Z軸方向下方に、距離(H+α(ただし、αは、0<α<Tである))だけ移動させた結果、試験用ソケット114からリードプレス104には、反力Psが作用する。図2に示すICチップ110の端子は、試験用ソケット114の接続端子に、この反力Psに相当する押し付け力で押し付けられる。
【0039】
この反力Psは、図2に示すICチップ110の端子が試験用ソケット114の接続端子に押し付けられて良好な試験が行われるように決定される。この反力Psは、圧力シリンダ122の推力Pcと釣り合うことから、圧力シリンダ122への供給圧(駆動圧)Pは、次の関係式P=Ps/(S×η)から求められる。なお、ηは、圧力シリンダの動作形態によって定まる係数なので、予め実験的に求めておくことが好ましい。
【0040】
図5(C)に示すように、同時に試験される複数のICチップまたは試験用ソケット114に、高さ方向の誤差があるとする。たとえば一方のソケット114が他方のソケット114に対して、β分だけ高い位置にあるとする。第2ブロック120が、Z軸方向にH+αだけ降下したとしても、第1ブロック102は、推力Pcと反力Psとが釣り合う位置までしか下がれない。したがって、双方の第1ブロック102と第2ブロック120との隙間は、それぞれ異なる隙間(T−α−β)および(T−α)となる。しかしながら、双方のリードプレス104によりソケット114方向に押し付けられるICチップ110の押し付け力は、全て同じ圧力Psとなる。
【0041】
したがって、圧力シリンダの推力Pcを可変とすることにより、ソケット114への過負荷を防止することができ、且つプレス圧(押し付け力)を自由に制御することができる。
【0042】
すなわち、本実施形態に係る電子部品試験用押圧装置を用いて圧力制御を行い、ICチップ110の試験を行う場合には、同時に試験すべき複数のICチップ110を各々所定圧力で試験用ソケット114の接続端子112に押し付けることが可能である。しかも、複数のICチップを同時に試験する場合でも、主駆動手段としてのモータ150は、単一で良く、装置構成も単純である。さらに、試験すべきICチップ110の品種が変わった場合においても、レギュレータ126により設定される所定圧を変更するのみで良く、その品種交換のための調整がきわめて容易である。
【0043】
また、本実施形態では、第1ブロック102毎に副駆動手段としての圧力シリンダ122が装着してあり、同時試験すべき各ICチップ110毎に、圧力制御が可能であることから、各ICチップ110毎に寸法ばらつきがあったとしても、同時試験すべき全てのICチップを同じ押し込み圧力で試験することができる。さらに、各圧力シリンダ122毎に、別のレギュレータ126およびエアバルブ124を設け、異なる所定圧を設定可能になっている場合には、品種が異なるICチップ110を、同時に試験することも可能である。
【0044】
第2実施形態
図6および図7に示すように、本実施形態では、前記第1実施形態における電子部品試験用押圧装置100の固定板140を、電子部品試験装置30の第2可動ヘッド57に取り付けてある。
【0045】
図6および図7に示すように、本実施形態の電子部品試験装置30は、試験すべき部品としてのICチップの温度が常温よりも高い状態で加熱試験するための装置であり、ハンドラ32と、テストヘッド34と、試験用メイン装置36とを有する。
【0046】
ハンドラ32は、試験すべきICチップ110を順次テストヘッド34に設けた試験用ソケット114に搬送し、試験が終了したICチップ110をテスト結果に従って分類して所定のトレイに格納する動作を実行する。
【0047】
テストヘッド34に設けた試験用ソケット114は、ケーブル38を通じて試験用メイン装置36に接続してあり、試験用ソケット114に着脱自在に装着されたICチップ110をケーブル38を通じて試験用メイン装置36に接続し、試験用メイン装置36からの試験用信号によりICチップ110をテストする。
【0048】
なお、テストヘッド34に設けられる試験用ソケット114は、直接にテストヘッド34の上に装着されるのではなく、いくつかの部材を介して装着される。すなわち、テストヘッド34の上面にはマザーボードが装着してあり、マザーボードの上には、このマザーボードに対して、着脱自在に交換用アダプタが装着してある。交換用アダプタの上には、ボードスペーサおよびソケットボードなどが装着してあり、その上にソケット114が装着される。
【0049】
試験すべきICチップ110の種類が変わった場合には、交換用アダプタをマザーボードから取り外して、別のアダプタを取り付けることで、異なるICチップ110の検査に対応することができる。なお、試験の内容が大幅に変更される場合には、図7に示すテストヘッド34を、ハンドラ32から取り外して、別のテストヘッド34をハンドラ32の空間部分42に配置することで対応することができる。
【0050】
ハンドラ32は、基盤40を有し、主にこの基盤40の上部にICチップ搬送用駆動部分が装着される。基盤40の下部には、主としてハンドラ32を制御する制御装置が内蔵してあるが、一部に空間部分42が設けてある。この空間部分42に、テストヘッド34が交換自在に配置してあり、基盤40に形成した穴44を通じてICチップ110を試験用ソケット114に装着することが可能になっている。
【0051】
基盤40上には、図6に示すように、2組の第1および第2X−Y移動装置46および48が設けてある。一方の第1X−Y移動装置46により、これからテストを行なうICチップ110を搬送する作業およびテスト済のICチップ110を分類する作業を行なう。他方の第2X−Y移動装置48は、バッファ50により供給されたICチップ110をテストヘッド34の上に搬送し、テストヘッド34から試験済のICチップ110を他方のバッファ51に運ぶ作業を行う。
【0052】
第1X−Y移動装置46は、X軸方向に沿って伸びる第1X軸レール49aと、その第1X軸レール49aに沿ってX方向に移動可能に構成してある、Y軸方向に沿って伸びる第1Y軸レール49bと、第1Y軸レール49bに沿ってY方向に移動可能な第1可動ヘッド53とを有する。この第1X−Y移動装置46は、基盤40上の第1領域52を搬送可能領域とする。
【0053】
他方の第2X−Y移動装置48は、X軸方向に沿って伸びる第2X軸レール54と、その第2X軸レール54に沿ってX方向に移動可能に構成してある、Y軸方向に沿って伸びる第2Y軸レール55と、第2Y軸レール55に沿ってY方向に移動可能な第2可動ヘッド57とを有する。このX−Y移動装置48は、基盤40上の第2領域56を搬送可能領域とする。
【0054】
第1搬送可能領域52には、これから試験を行う被試験ICチップ110を格納した供給トレイ58と、試験済のICチップ110を試験結果に対応して仕分けして格納する分類トレイ60、61、62、63と、空のトレイを積み重ねた部分64とが配置される共に、バッファ50に近接してヒートプレート65が配置される。
【0055】
ヒートプレート65は、たとえば金属材料で形成され、被試験ICチップ110を格納するIC収納用凹部66を複数具備し、このIC収納用凹部66に供給トレイ58から被試験ICチップ110がX−Y移動装置46によって搬送される。ヒートプレート65は、試験前のICチップ110を、所定の温度で加熱するために、図示省略してあるヒータにより加熱してある。被試験ICチップ110は、このヒートプレート65上で所望の温度に加熱され、その後、移動装置46を用いて、バッファ50に移され、第2X−Y移動装置48によりテストヘッド34に搬送され、そこで試験される。すなわち、ICチップ110は、常温よりも高い状態で試験が行われる。
【0056】
バッファ50および51は、レール68および69に沿ってX方向に移動可能に構成してあり、第1X−Y移動装置46の動作領域52と、第2X−Y移動装置48の動作領域56との間を往復するように構成してある。すなわち、バッファ50は、被試験ICチップ110を領域52から領域56に移動させる作業を行い、バッファ51は、領域56から領域52に試験済のICチップ110を運び出す作業を行う。このバッファ50と51の存在によって、X−Y移動装置46と48が相互に干渉することなく動作できる構造とされている。
【0057】
第1X−Y移動装置46には、Z軸駆動手段70が装着してある。このZ軸駆動手段70によって、トレイからICチップ110を拾い上げる動作と、トレイにICチップ110を降ろす動作とを行う。
【0058】
第2X−Y移動装置48には、前述したように、前記第1実施形態に係る電子部品試験用押圧装置100が装着してある。この電子部品試験用押圧装置100によって、バッファステージ50あるいはICソケット114からICチップ110を拾い上げる動作と、バッファステージ51あるいはICソケット114にICチップ110を降ろす動作と、テストヘッド34に設けた試験用ソケット114にICチップ110を押し付ける動作とを行う。試験用ソケット114にICチップ110を押し付ける動作の説明は、前記第1実施形態において十分に説明したので、その説明は省略する。
【0059】
第1X−Y移動装置46に装着されるZ軸駆動手段70は、たとえば2本のエアシリンダをペアで動作させ、一度に2個のICチップ110を吸着して搬送することが可能なようなものである。
【0060】
本実施形態に係る電子部品試験装置30では、前記第1実施形態における電子部品試験用押圧装置100の固定板140を、電子部品試験装置30の第2可動ヘッド57に取り付けてあるので、ICチップの試験に際し、前記第1実施形態において説明した作用を奏する。
【0061】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変することができる。
【0062】
たとえば、本発明の電子部品試験用押圧装置が取り付けられる電子部品試験装置としては、図6および図7に示す装置30に限定されず、その他の部品試験装置、あるいは試験装置以外の部品ハンドリング装置などにも適用することができる。
【0063】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明によれば、ロードセルを用いることなく、同時に試験すべき複数の電子部品を各々所定圧力で試験用の接続端子に押し付けることが可能であり、しかも品種交換が容易であり、装置構成がシンプルで、さらに位置制御も可能な電子部品試験用押圧装置、電子部品試験装置およびその制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の1実施形態に係る電子部品試験用押圧装置の概略構成図である。
【図2】 図2は図1に示すリードプレスの詳細を示す要部断面図である。
【図3】 図3は図1に示す電子部品試験用押圧装置の要部拡大斜視図である。
【図4】 図4は第1ブロックを第2ブロックに対して相対移動させた状態を示す要部拡大斜視図である。
【図5】 図5(A)〜(C)は第1ブロックおよび第2ブロックの動きを示す概略図である。
【図6】 図6は本発明の1実施形態に係る電子部品試験装置の全体平面図である。
【図7】 図7はその電子部品試験装置の全体側面図である。
【符号の説明】
30… 電子部品試験装置
32… ハンドラ
35… ICチップ
34… テストヘッド
36… ソケット
46… 第1X−Y移動装置
48… 第2X−Y移動装置
100… 電子部品試験用押圧装置
102… 第1ブロック
104… リードプレス(押圧具)
106… 吸着ノズル
110… ICチップ
112… 接続端子
114… 試験用ソケット
122… 圧力シリンダ(副駆動手段)
124… エアバルブ
126… レギュレータ(圧力制御手段)
128… 制御装置
130… 入力装置
150… モータ(主駆動手段)
Claims (6)
- 試験用の接続端子に電子部品を接続するように、この電子部品を前記接続端子方向に押し付ける押圧具と、
前記押圧具が装着してある第1ブロックと、
前記第1ブロックを所定範囲内で相対移動可能に保持する第2ブロックと、
前記第2ブロックを、前記第1ブロックと共に、前記接続端子に向けて接近移動および離反移動させる主駆動手段と、
前記第1ブロックを、前記第2ブロックに対して、相対的に離反移動および接近移動させる副駆動手段と、
制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記副駆動手段により、前記第1ブロックを、前記第2ブロックに対して、相対的に離反させ、前記主駆動手段により、前記第2ブロックを、前記第1ブロックと共に、前記接続端子に向けて接近移動させた結果、前記押圧具に反力が加わった場合に、前記反力が所定圧になる位置まで、前記第1ブロックが第2ブロック方向に後退移動するように、前記副駆動手段を制御する圧力制御モードと、
前記第1ブロックを、前記第2ブロックに対して、最大限に接近させ、第1ブロックが第2ブロックに対して相対移動しない状態で、前記主駆動手段により、前記第2ブロックを、前記第1ブロックと共に、前記接続端子に向けて、所定距離だけ接近移動させて、位置制御を行い、前記押圧具により前記電子部品を前記接続端子に押し付ける位置制御モードと、を切り換えることを特徴とする電子部品試験用押圧装置。 - 前記第2ブロックには、2以上の第1ブロックが装着してあり、それぞれの第1ブロック毎に、前記副駆動手段が装着してあることを特徴とする請求項1に記載の電子部品試験用押圧装置。
- 前記圧力制御手段が、各副駆動手段毎に具備してあり、各副駆動手段毎に、異なる所定圧を設定可能になっていることを特徴とする請求項2に記載の電子部品試験用押圧装置。
- 前記副駆動手段が、圧力シリンダである請求項1〜3のいずれかに記載の電子部品試験用押圧装置。
- 前記圧力制御手段がレギュレータを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子部品試験用押圧装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の電子部品試験用押圧装置を有する電子部品試験装置。
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