JP4468463B2 - インクジェットプリント方法 - Google Patents
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Description
インクをインクジェット記録方法を用いてプリント媒体上に付着させる第1の工程;および該インクとの反応性を有する処理液を該プリント媒体上に付着させる第2の工程;を含み、
該インクは、第1の顔料及び第2の顔料を水性媒体中に分散状態で含み、該第1の顔料が少なくとも1つのアニオン性の基が直接もしくは他の原子団を介して該第1の顔料の表面に結合されている自己分散型の顔料もしくは少なくとも1つのカチオン性の基が直接もしくは他の原子団を介して該第1の顔料の表面に結合されている自己分散型の顔料であり、該第2の顔料が高分子分散剤によって該水性媒体に分散させることのできる顔料であり、該インクは更に該第1の顔料の表面に結合されている基と同極性の高分子分散剤及びノニオン性の高分子分散剤の少なくとも一方を含むインクであり、また該第2の工程は該プリント媒体上で該インクと該処理液とが液体状態で接する様に行うことを特徴とするものである。
本発明の一実施形態にかかるインクジェット記録法においては、第1の顔料と第2の顔料とを含むインクをプリント媒体に付与した後、或いは実質的に同時に該インクと反応する処理液を該プリント媒体に付与して該プリント媒体上で該インクと該処理液とを液体状態で接触させ反応させることによって画像ドットを形成する工程を含む。
上記のような態様に用いることのできるインクの例としては、例えば色材として第1の顔料及び第2の顔料を水性媒体中に分散状態で含むインクであって、該第1の顔料が少なくとも1つのアニオン性の基が直接もしくは他の原子団を介して該第1の顔料の表面に結合されている自己分散型の顔料もしくは少なくとも1つのカチオン性の基が直接もしくは他の原子団を介して該第1の顔料の表面に結合されている自己分散型の顔料であり、該第2の顔料が高分子分散剤もしくはノニオン性の高分子分散剤によって該水性媒体に分散させることのできる顔料であり、該インクは更に該第1の顔料の表面に結合されている基と同極性の高分子分散剤及びノニオン性の高分子分散剤の少なくとも一方を含むインクが挙げられる。
(第1の顔料)
自己分散型の顔料とは、水溶性高分子化合物等の分散剤を用いることなしに水、水溶性有機溶剤あるいはこれらを混合した液体に対して安定して分散状態を維持し、インクジェット記録技術を用いたオリフィスからの正常なインク吐出に支障を来すような、顔料同志の凝集体を該液体中で生じることのないような顔料を指す。
(アニオン性自己分散CB)
このような顔料としては、例えば少なくとも1つのアニオン性基が直接もしくは他の原子団を介して顔料表面に結合させたものが好適に用いられ、具体的な例は、少なくとも1つのアニオン性基が直接あるいは他の原子団を介して表面に結合しているカーボンブラックを含むものである。
(カチオン性自己分散CB)
(カチオン性帯電CB)
カチオン性に帯電したカ−ボンブラックとしては、カーボンブラックの表面に例えば下記に示す第4級アンモニウム基から選ばれる少なくとも1つを結合させたものが挙げられる。第4級アンモニウム基:−NH3 +、−NR3 +、−SO2NH2、−SO2NHCOR、
本実施形態のインクに用いることのできる第2の顔料は、インクの分散媒、具体的には例えば水性媒体に対して高分子分散剤の作用によって分散させることができる顔料が挙げられる。即ち、顔料粒子の表面に高分子分散剤が吸着した結果として初めて水性媒体に対して安定に分散させ得るような顔料が好適に用いられる。そしてそのような顔料としては、例えば黒色顔料としては、例えばファーネスブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、チャンネルブラック等のカーボンブラック顔料が挙げられる。このようなカーボンブラック顔料の具体例としては、例えば下記のものを単独で、あるいは適宜組合わせて用いることができる。
カーボンブラック顔料:
・レイヴァン(Raven)7000、レイヴァン5750、レイヴァン5250、レイヴァン5000ULTRA、レイヴァン3500、レイヴァン2000、レイヴァン1500、レイヴァン1250、レイヴァン1200、レイヴァン1190ULTRA−II、レイヴァン1170、レイヴァン1255(以上コロンビア社製)、
・ブラックパールズ(Black Pearls)L、リーガル(Regal)400R、リーガル330R、リーガル660R、モウグル(Mogul)L、モナク(Monarch)700、モナク800、モナク880、モナク900、モナク1000、モナク1100、モナク1300、モナク1400、ヴァルカン(Valcan)XC−72R(以上キヤボット社製)
・カラーブラック(Color Black)FW1、カラーブラックFW2、カラーブラックFW2V、カラーブラック18、カラーブラックFW200、カラーブラックS150、カラーブラックS160、カラーブラックS170、プリンテックス(Printex)35、プリンテックスU、プリンテックスV、プリンテックス140U、プリンテックス140V、スペシヤルブラック(Special Black)6、スペシヤルブラック5、スペシヤルブラック4A、スペシヤルブラック4(以上デグッサ社製)
・No.25、No.33、No,40、No.47、No.52、No.900、No.2300、MCF−88、MA600、MA7、MA8、MA100(以上三菱化学社製)。
他の黒色顔料としてはマグネタイト、フェライト等の磁性体微粒子やチタンブラック等を挙げることができる。また以上で述べた黒色顔料以外に青色顔料、赤色顔料等も用いることができる。
親水性基としてのモノマーと疎水性基としてのモノマーの重合体及びその塩等が挙げられる。親水性基としてのモノマーの具体例としては、例えば、スチレンスルホン酸、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸誘導体、アクリル酸、アクリル酸誘導体、メタクリル酸、メタクリル酸誘導体、マレイン酸、マレイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、フマル酸及びフマル酸誘導体等が挙げられる。
カチオン性分散剤としては、三級アミンモノマー、及びこれらを4級化したものと疎水性モノマーとの共重合物等が用いられる。三級アミンモノマーとしては、例えばN,N-ジメチルアミノエチルメタクリレート、N,N-ジメチルアクリルアミド等が用いられる。疎水性モノマーとしては、スチレン、スチレン誘導体、ビニルナフタレン等が用いられる。また、3級アミンの場合において、塩を形成するための化合物としては、硫酸、酢酸、硝酸等が用いられる。また、塩化メチル、ジメチル硫酸等で4級化したものも用いることができる。
ノニオン性高分子分散剤の例は、ポリビニルピロリドン、ポリプロピレングリコール、ビニルピロリドン−酢酸ビニル共重合体等を含む。
第1及び2の顔料の分散媒となる水性媒体としては、水溶性有機溶剤が用いられる。この水溶性有機溶媒としては、例えば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、n−ペンタノール等の炭素数1〜5のアルキルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトアルコール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール等のオキシエチレン又はオキシプロピレン共重合体;エチレングリコール、プロピレングリコール、トリメチレングリコール、トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル等の低級アルキルエーテル類;トリエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル、テトラエチレングリコールジメチル(又はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ジアルキルエーテル類;モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類;スルホラン、N−メチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。これらの水溶性有機溶剤は、単独でも或いは混合物としても使用することができる。
以上説明してきた各種成分を含んでいる本実施態様のインクは、プリント媒体に対する浸透性に着目して、例えばKa値を1(ml・m-2・msec-1/2)未満に調整した場合、後述する処理液との併用によって、極めて均一な濃度を有し、エッジがシャープで、しかもプリント媒体への定着速度と定着性に優れた画像ドットを得ることができる。以下にインクのプリント媒体に対する浸透性について説明する。
インク滴がプリント媒体表面に滴下した直後は、インク滴は表面の凹凸部分(プリント媒体の表面の粗さの部分)において吸収されるのが殆どで、プリント媒体内部へは殆ど浸透していない。その間の時間がtw(ウェットタイム)、その間の凹凸部への吸収量がVrである。インク滴の滴下後の経過時間がtwを超えると、超えた時間(t−tw)の2分の1乗に比例した分だけ浸透量Vが増加する。Kaはこの増加分の比例係数であり、浸透速度に応じた値を示す。
上記した態様のインクに染料を更に添加してもよい。即ち第1の顔料、第2の顔料及び第2の顔料を水性媒体に分散させるための分散剤を含むインクに対して更に染料を添加したインクは、後述する処理液との併用によってより優れた画像ドットを短い定着時間でプリント媒体上に形成することができる。また第2の顔料の凝集力が第1の顔料の存在によって緩和されることは先に述べた通りであるが、染料の添加によって第2の顔料の凝集力がもう1段緩和され、インクの吸収性が普通紙等と比較して悪い記録媒体において生じ易い「ひび割れ」等のプリント画像の不均一を有効に抑えることができるものと考えられる。ここで用いることのできる染料としては例えばアニオン染料やカチオン染料が挙げられ、好ましくは第1の顔料の表面に結合している基の極性と同極性の染料を採用することが好ましい。
上記した様な本実施形態で使用できる水性媒体に対して可溶なアニオン染料としては、公知の酸性染料、直接性染料、反応性染料等が好適に使用される。また、カチオン染料としては公知の塩基性染料が好適に使用される。また、特に好ましくは、両者の染料とも骨格構造として、ジスアゾ、または、トリスアゾ構造を有する染料を用いることが良い。またさらに、骨格構造の異なる2種以上の染料をもちいることも好ましい。使用する染料として、黒色の染料以外で、色調が大きく異ならない範囲で、シアン、マゼンタ、イエロー等の染料を用いてもかまわない。
また染料の添加量としては、色材全体の5重量%〜60重量%でよいが、第1及び第2の顔料を混合したことの効果を有効に活用することを考慮すると、50重量%未満とすることが好ましい。更に普通紙上での印字特性を重視したインクとする場合には5重量%〜30重量%とすることが好ましい。
次に上記の態様に用い得る処理液の例としては、例えば該インク中の第1の顔料の表面に結合してなる基がアニオン性であれば、該アニオン性基と反応するカチオン性基を有する化合物を含有する処理液が好適に用いられる。また該第1の顔料の表面に結合してなる基がカチオン性基であれば、該カチオン性基と反応するアニオン性基を有する化合物を含有する処理液が好適に用いられる。例えばカチオン性化合物としては、カチオン性基を分子中に1個程度有する比較的低分子量のカチオン性化合物やカチオン性基を1分子中に複数個有する比較的高分子量のカチオン性化合物が挙げられる。比較的低分子量のカチオン性化合物としては例えば、1級乃至2級乃至3級アミン塩型の化合物、具体的にはラウリルアミン、ヤシアミン、ステアリルアミン、ロジンアミン等の塩酸塩、酢酸塩等の他、第4級アンモニウム塩型の化合物、具体的にはラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ラウリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ベンジルトリブチルアンモニウムクロライド、塩化ベンザルコニウム、セチルトリメチルアンモニウムクロライド等があり、更にピリジニウム塩型化合物、具体的にはセチルピリジニウムクロライド、セチルピリジニウムブロマイド等、更には、イミダゾリン型カチオン性化合物、具体的には2−ヘプタデセニル−ヒドロキシエチルイミダゾリン等があり、更に第二級アルキルアミンのエチレンオキシド付加物、具体的にはジヒドロキシエチルステアリルアミン等が好ましい例として挙げられる。
本発明の他の実施形態を次に説明する。本実施形態は、上述した実施形態において処理液を浸透性の高いものとし、これにより高速定着を図ったものである。高速定着は、プリント速度の高速化、すなわち、スループットの向上のための主要な構成である。プリントヘッドの駆動周波数やプリント媒体の搬送速度を増すことにより、直接的にはスループットの向上は可能である。しかし、プリントが完了し排紙されたプリント媒体上のインク等が未定着の場合は、その後の取扱いが不便であり、また、排紙したプリント媒体を積層する構成にあっては、未定着のインクによって他のプリント媒体を汚すおそれもある。
本発明のさらに他の実施形態は、インクと処理液の付与順序に関するものである。すなわち、本実施形態では、混合インクを付与した後、処理液を付与し、さらに混合インクを付与するものである。この実施形態によれば、上述した各効果のうち、特に、OD値の向上、「もや」あるいはフェザリングの抑制において特に顕著となる。また、インクとインクの間で付与する処理液を高浸透性のものとすれば、より良好な定着性を得ることもできる。本実施形態の以上の作用、効果は、最初に付与される混合インクと処理液との反応において、インクの量が相対的に少ないため、それらの反応による流動化が少なく、また、処理液の後にインクが付与されたときは、上記最初の処理液とインクとの反応により増粘がある程度進行し、また、インク等の浸透も進んでいるため、流動化が少なくなることによるものと考えられる。
処理液の組成は先に説明した通りであるが、インク中の第1の顔料、第2の顔料および高分子分散剤の種類および量に応じて処理液の組成を最適化することは、本発明のもたらす効果を最大限に享受するうえで好ましいものである。この点について以下に具体例を挙げて説明する。第1の顔料として表面にアニオン性基を結合させた自己分散性カーボンブラック、第2の顔料として一般的なカーボンブラック、そして高分子分散剤としてスチレン−アクリル酸−アクリル酸エチル共重合体(酸価180、平均分子量12000)を含むインク、および低分子カチオン性化合物として塩化ベンザルコニウム(EBK)と高分子カチオン性化合物としてポリアリールアミン(PAA)を含む処理液とを用意した。そして処理液中のEBKおよびPAAの比率を(PAA:4%、EBK:0.5%)に固定し、インク中の自己分散性カーボンと通常のカーボンブラックの比率を変化させたていったときに、得られる画像の特性を評価した(なお高分子分散剤の量は通常のカーボンブラックの量の増減に対応して増減させた)。図7(A)は、処理液の組成を固定し、インク中の第1の顔料と第2の顔料の重量比を変化させたときに得られる画像のODの変化を概略的に示したグラフである。このグラフから分る様に第1の顔料と第2の顔料の割合が所定の値のときにODが極大を示す。図7(B)は、処理液の組成を固定し、インク中の第1の顔料と第2の顔料の重量比を変化させたときに得られる画像のODを、プリント媒体の裏側から測定したOD(裏ぬけOD)の変化で測定したものであり、やはり第1の顔料と第2の顔料の割合と裏ぬけODとの間に所定の相関があることがわかる。図7(C)は、処理液の組成を固定し、インク中の第1の顔料と第2の顔料の重量比を変化させたときに得られる画像のエッジシャープネスを目視にて観察したときの評価結果をグラフ化したものであり、同様に第1の顔料と第2の顔料の割合が所定の値にあるときにエッジシャープネスの程度が最良となることがわかる。
上記第1の実施形態は、第1の顔料および第2の顔料を含むインクを用いた形態を主として説明したが、該1の顔料および第2の顔料を別々のインクに含有させた形態を参考実施形態として挙げる。
本態様は、第1の顔料を含む第1のインク、第2の顔料を含む第2のインクおよび該第1ならびに第2のインクと反応する処理液をプリント媒体表面に互いが液体状態で接触する様に付与するものである。そしてそのときに、第1のインクと第2のインクの少なくとも一方を処理液の付与に先立って行うことが好ましい。これによって上記した本発明の種々の効果とほぼ同等の効果を得ることができる。
(1)第1のインク→第2のインク→処理液、
(2)第2のインク→第1のインク→処理液、
(3)第1のインク→処理液→第2のインク、
(4)第2のインク→処理液→第1のインク
の4種類がある。
図8は第1実施例に係るフルラインタイプのプリント装置の概略構成を示す側面図である。このプリント装置1は、プリント媒体としての記録媒体の搬送方向(同図中、矢印A方向)に沿って所定位置に配置された複数のフルラインタイプのプリントヘッド(吐出部)よりインクまたは処理液を吐出してプリントを行うインクジェットプリント方式を採用するものであり、後述する図9の制御回路に制御されて動作する。
グリセリン:7部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:2部
(川研ファインケミカル製)
ポリアリルアミン:4部
(分子量:1500以下、平均値約1000)
酢酸:4部
塩化ベンザルコニウム:0.5部
トリエチレングリコールモノブチルエーテル:3部
水:残部
[イエロー(Y)インク]
C.I.ダイレクトイエロー86:3部
グリセリン:5部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:1部
(川研ファインケミカル製)
水:残部
[マゼンタ(M)インク]
C.I.アシッドレッド289:3部
グリセリン:5部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール:EH 1部
(川研ファインケミカル製)
水:残部
[シアン(C)インク]
C.I.ダイレクトブルー199:3部
グリセリン:5部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:1部
(川研ファインケミカル製)
水:残部
[ブラック(Bk)のインク]
顔料分散液1:25部
顔料分散液2:25部
グリセリン:6部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:0.1部
(川研ファインケミカル製)
水:残部
なお、このブラックインクのKa値は0.33であった。また、上記顔料分散液1および2は各々次のものである。
表面積が230m2/gでDBP吸油量が70ml/100gのカーボンブラック10gとp−アミノ安息香酸3.41gとを水72gによく混合した後、これに硝酸1.62gを滴下して70℃で攪拌した。数分後5gの水に1.07gの亜硝酸ナトリウムを溶かした溶液を加え、更に1時間攪拌した。得られたスラリーを東洋濾紙No.2(アドバンティス社製)でろ過し、顔料粒子を十分に水洗し、90℃のオーブンで乾燥させた後、この顔料に水を足して顔料濃度10重量%の顔料水溶液を作成した。以上の方法により、下記式に示した様に表面に、フェニル基を介して親水性基が結合したアニオン性に帯電した自己分散型カーボンブラックが分散した顔料分散液を得た。
顔料分散液2は次のようにして調整したものである。分散剤としてスチレン−アクリル酸−アクリル酸エチル共重合体(酸価180、平均分子量12000)14部と、モノエタノールアミン4部と水72部を混合し、ウォーターバスで70℃に加温し、樹脂分を完全に溶解させる。この際溶解させる樹脂の濃度が低いと完全に溶解しないことがあるため、樹脂を溶解する際は、高濃度溶液をあらかじめ作成しておき、希釈して希望の樹脂溶液を調整してもよい。この溶液に、分散剤の作用によって初めて水性媒体に分散可能なカーボンブラック(商品名:MCF−88、pH8.0、三菱化学製)10部を加え、以下の条件にて30分間プレミキシングを行った。次いで以下の操作を行ない、カーボンブラック(MCF−88)が分散剤によって水性媒体に分散された顔料分散液2を得た。
粉砕メディア:ジルコニアビーズ1mm径
粉砕メディアの充填率:50%(体積)
粉砕時間:3時間
遠心分離処理(12000RPM、20分間)
以上示した本実施例によるブラックのインクを用いることにより、自己分散型カーボンブラックと高分子分散剤で分散可能なカーボンブラックと高分子分散剤が混合され、かつ分散しているインクに対して、異極性のカチオン性化合物2種(ポリアリールアミン、塩化ベンザルコニウム)を含んだ処理液とが反応することになる。
上記実施例1−1において、処理液およびブラックインクの組成を下記の様に代えた以外は実施例1−1と同様にして実験を行った。
[処理液]
グリセリン:7部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:2部
(川研ファインケミカル製)
塩化ベンザルコニウム:4部
トリエチレングリコールモノブチルエーテル:3部
水:残部
[ブラック(Bk)のインク]
顔料分散液1:45部
顔料分散液2:5部
グリセリン:6部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:0.1部
(川研ファインケミカル製)
水:残部
なお、このブラックインクのKa値は0.33であった。
上記実施例1−1において、処理液およびブラックインクの組成を下記の様に代えた以外は実施例1−1と同様にして実験を行なった。
グリセリン:7部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:2部
(川研ファインケミカル製)
ポリアリルアミン:0.5部
(分子量:1500以下、平均値約1000)
酢酸:0.5部
塩化ベンザルコニウム:4部
トリエチレングリコールモノブチルエーテル:3部
水:残部
[ブラック(Bk)のインク]
顔料分散液1:45部
顔料分散液2:2.5部
C.I.フードブラック2:0.25部
グリセリン:6部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:0. 1部
(川研ファインケミカル製)
水:残部
なお、このブラックインクのKa値は0. 33であった。
上記実施例1−1〜1−3に対する比較例として、実施例1−1と同様に調製した顔料分散液2のみを用いて以下の成分のインクを調製した。次いでこのインクを用いて、実施例1−1と同様の条件にて印字を行なった。なお本比較例においては処理液は使用しなかった。
顔料分散液2:50部
エチレングリコール:8部
グリセリン:5部
イソプロピルアルコール:4部
水:残部
(比較例2)
比較例1と同様に調製したインクを用いるととに、インク吐出量が1吐出あたり約15plのヘッドをBk1ヘッドおよびBk2ヘッドに用い、1画素当りのインク付与量を30plとした以外は比較例1と同様にしてプリントを行った。上記実施例1−1〜1−3、比較例1及び比較例2にて得られたプリント物の評価結果を下記表2に示す。
図10は本発明の第2の実施例に係るシリアルタイプのプリント装置5の構成を示す概略斜視図である。すなわち、インクをプリント媒体に付与した後、処理液を吐出して反応させるプリント装置は、上述のフルラインタイプのものに限らず、シリアルタイプの装置にも適用できることは明らかである。なお、図8に示した要素と同様の要素には同一の符号を付しその説明の詳細は省略する。プリント媒体である記録紙103は、給紙部105から挿入されプリント部126を経て排紙される。本実施例では、一般に広く用いられる安価な普通紙を記録紙103として用いている。プリント部126において、キャリッジ107は、プリントヘッド101Bk、101S、101C、101Mおよび101Yを搭載し、不図示のモータの駆動力によってガイドレール109に沿って往復移動可能に構成されている。プリントヘッド101Bkは、前述の実施形態で説明したブラックの混合インクを吐出する。また、プリントヘッド101S、101C、101M、101Yはそれぞれ処理液、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクをそれぞれ吐出するものであり、この順序で記録紙103にインク又は処理液を吐出するよう駆動される。
本発明のさらに他の実施例では、例えば図11(a)に示すように、プリントヘッドもしくは吐出部が配列したものである。すなわち、図11(a)において、吐出部101Bk1および101Bk2からブラックのインクを吐出し、吐出部101Sから処理液を吐出するものである。すなわち、インク、処理液、インクの順で吐出が行われる。本実施例では、各吐出部は600dpiの密度で吐出口を配列し、その吐出量は、それぞれ約15plであり、各吐出部間隔は上記実施例2と同様、1/2インチである。また、吐出周波数は10KHz 、プリント解像度は、副走査方向および走査方向いずれも600dpiである。これにより、インクと処理液の吐出間隔は30msecとなる。また、処理液は、アセチレノール2%の高浸透性を有するものである。以上の実施例の構成によれば、黒文字等のプリントのOD値は約1.5以上の高いOD値を得ることができ、また、処理液による反応物の流動化がほとんどないため、「もや」やフェザリングの発生を防止できる。また、処理液について上述のように高浸透性のものを用いるので、より良好な定着性を実現できる。
図8および図9に示した実施例を混合インクではなく、第1の顔料および第2の顔料を個々に吐出する形態のものに応用した場合、記録ヘッド群101gの各プリントヘッドは、ブラックの第1の顔料インク用ヘッド101Bk1, ブラックの第2の顔料インク用ヘッド101Bk2、処理液を吐出する処理液用ヘッド101S、カラーインク用各ヘッド(シアンヘッド101C、マゼンタヘッド101M、イエローヘッド101Y)が、記録紙103の搬送方向Aに沿って図示の通りに配置されている。そして、各プリントヘッドにより各色のインクと処理液を吐出することでブラックの文字やカラー画像のプリントが可能になる。
グリセリン:7部
ジエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:2部
(川研ファインケミカル製)
ポリアリルアミン:4部
(分子量:1500以下、平均値約1000)
酢酸:4部
塩化ベンザルコニウム:0.5部
トリエチレングリコールモノブチルエーテル:3部
水:残部
[ブラック(Bk)の第1の顔料インク]
顔料分散液 1:50部
グリセリン:6部
ジリエチレングリコール:5部
アセチレノール EH:0.1部
(川研ファインケミカル製)
水:残部
なお、このブラックインクのKa値は0. 33であった。また、上記顔料分散液1および2は各々次のものである。
顔料分散液2:50部
エチレングリコール:8部
グリセリン:5部
イソプロピルアルコール:4部
水:残部
以上示した本参考例によるブラックの第1の顔料インクおよび第2の顔料インクを用いることにより、同極性を帯びた第1の顔料、第2の顔料及び高分子分散剤が混合され、かつ分散している液体の状態に対して、異極性の化合物を含んだ処理液とが反応することになる。
図12は、第1の顔料インクと第2の顔料インクとをプリント媒体上で混合させた後、処理液と反応させるプロセスに用い得るシリアルタイプのプリント装置5の構成を示す概略斜視図である。すなわち、かかるプロセスに用い得るプリント装置は、上述のフルラインタイプのものに限らず、シリアルタイプの装置にも適用できることは明らかである。なお、図8に示した要素と同様の要素には、同一の符号を記してその説明の詳細は省略する。プリント媒体である記録紙103は、給紙部105から挿入されプリント部126を経て排紙される。本参考例では、一般に広く用いられる安価な普通紙を記録紙103として用いている。プリント部126において、キャリッジ107は、プリントヘッド101Bk1、101Bk2、101S、101C、101Mおよび101Yを搭載し、不図示のモータの駆動力によってガイドレール109に沿って往復移動可能に構成されている。プリントヘッド101Bk1は、ブラックの第1の顔料インクを吐出し、プリントヘッド101Bk2はブラックの第2の顔料インクを吐出する。また、プリントヘッド101S、101C、101M、101Yはそれぞれ処理液、シアンインク、マゼンタインク、イエローインクをそれぞれ吐出するものであり、この順序で記録紙103にインク又は処理液を吐出するよう駆動される。
本発明のさらに他の参考例では、図12に示すシリアルタイプのインクジェットプリント装置において、プリントヘッドの配列順序を変え、それに応じてブラックの第1の顔料インクおよび第2の顔料インクと処理液との付与順序とを異ならせたものである。すなわち、図12において、プリントヘッドの配列順序をヘッド101Bk1、ヘッド101Bk2とし(他のヘッドについては上記参考例2と同一)、これにより、ブラックの第1の顔料インク、処理液、ブラックの第2の顔料インクの順でそれぞれをプリント媒体に吐出する。各ヘッド間距離、各ヘッドの吐出周波数等は上記実施例2と同様である。この参考例によれば、インクと処理液との反応物の流動化を第1の顔料インク、第2の顔料インクが付与された後に処理液を付与する場合に比べ、より少なくでき、もやの発生をさらに抑制することができる。なお、上記説明では、ヘッド101Bk1からブラックの第1の顔料インクを吐出し、ヘッド101Bk2からブラックの第2の顔料インクを吐出するものとしたが、これとは逆に、ヘッド101Bk1からブラックの第2の顔料インクを吐出し、ヘッド101Bk2からブラックの第1の顔料インクを吐出するようにしてもよく、この構成によっても上述と同様の効果を得ることができる。
P プリント媒体
S 処理液
Ip 顔料インク
Im 混合インク
v1 プリント媒体に対する顔料インクの浸透速度
v2 プリント媒体に対する染料インクの浸透速度
v3 プリント媒体に対する処理液の浸透速度
Ka 比例係数
t 経過時間
V 浸透量
tw ウェットタイム
DI 顔料インクのヘッドと処理液のヘッドとの間の距離
1 プリント装置
5 プリント装置
101g ヘッド群
101(Bk1、Bk2、S、C、M、Y、C1、C2、M1、M2、Y1、Y2) プリントヘッド(吐出部)
103 記録紙
104 プラテン
105 給紙部
107 キャリッジ
108(Bk、108S、108C、108M、108Y) インクタンク
109 ガイドレール
111 搬送ベルト
112、113 ローラ
114 レジストローラ
115 ガイド板
116 ストッカ
126 プリント部
201 システムコントローラ
202 ドライバ
204 モータ
206 ホストコンピュータ
207 受信バッファ
208 フレームメモリ
209S、209P バッファ
210 プリント制御部
211 ドライバ
222 異常センサ
Claims (9)
- プリント媒体上に画像を記録する工程を含むインクジェットプリント方法において、
インクをインクジェット記録方法を用いてプリント媒体上に付着させる第1の工程;および該インクとの反応性を有する処理液を該プリント媒体上に付着させる第2の工程;を含み、
該インクは、第1の顔料及び第2の顔料を水性媒体中に分散状態で含み、該第1の顔料が少なくとも1つのアニオン性の基が直接もしくは他の原子団を介して該第1の顔料の表面に結合されている自己分散型の顔料もしくは少なくとも1つのカチオン性の基が直接もしくは他の原子団を介して該第1の顔料の表面に結合されている自己分散型の顔料であり、該第2の顔料が高分子分散剤によって該水性媒体に分散させることのできる顔料であり、該インクは更に該第1の顔料の表面に結合されている基と同極性の高分子分散剤及びノニオン性の高分子分散剤の少なくとも一方を含むインクであり、また該第2の工程は該プリント媒体上で該インクと該処理液とが液体状態で接する様に行うことを特徴とするインクジェットプリント方法。 - 該インクを該プリント媒体上の該インクと該処理液との混合液に対して液体状態で混合される様に該プリント媒体上に付与する第3の工程を更に含む請求項1記載のインクジェットプリント方法。
- 前記アニオン性基が、下記に示すアニオン性基の中から選択される少なくとも1つである請求項1または2に記載のインクジェットプリント方法。
−COOM、−SO3M、−PO3HM及び−PO3M2
(これらのMはそれぞれ独立して水素原子か、アルカリ金属か、アンモニウムか、あるいは有機アンモニウムを表わす。) - 前記原子団は、炭素数1〜12のアルキル基か、置換基を有してもよいフェニル基か、あるいは置換基を有してもよいナフチル基である請求項1〜3の何れかに記載のインクジェットプリント方法。
- 該第1の顔料と第2の顔料との比率が9/1〜4/6の範囲である請求項1〜4の何れかに記載のインクジェットプリント方法。
- 該第1の顔料を該第2の顔料よりも多く含む請求項1〜5の何れかに記載のインクジェットプリント方法。
- 該インクが更に該第1の顔料の表面に結合されている基と同一の極性の染料を含んでいる請求項1〜6の何れかに記載のインクジェットプリント方法。
- 該処理液が、該第1の顔料の表面に結合されている基と反対極性の基を1つ有する第1の化合物と、該第1の顔料の表面に結合されている基と反対極性の基を複数個有する第2の化合物とを含む請求項1〜7の何れかに記載のインクジェットプリント方法。
- 該第1の化合物が塩化ベンザルコニウムであり、該第2の化合物がポリアリルアミンである請求項8記載のインクジェットプリント方法。
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