JP4460586B2 - 保温蓋の構造 - Google Patents
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Description
(1)急須12に熱湯を注ぐ時はまず急須蓋11を開け、熱湯を注ぎ終えた時に再び急須蓋11を急須12に被せ、そして、急須12で茶器に湯(茶)を注ぎ、急須12内の湯を出し切ったところで、再び急須蓋11を開けて急須12に熱湯を注ぐという煩わしい手順を繰り返さなければならないため、茶を入れるのに非常に手間がかかり、不便である。
(2)また、既述のように急須蓋11の開け閉めを繰り返しているため、急須蓋11で急須12に茶の香りを封じ込めることができず、茶の香りがすぐに飛んでしまう。そればかりではない。急須蓋11の開閉を繰り返すうちに急須内部の温度は低下し、茶のまろやかなコクや甘みまでが損なわれてしまう。
(3)さらに、茶を注ぐ時に、急須蓋11が落下しないように急須蓋11に指を添えて押さえなければならないが、急須蓋11は温度が相当高くなっているため、やけどの危険性がある。また、急須12後端の円形の持ち手122は指を引っ掛けるための止め部がなく、操作時(茶を注ぐ時に)手が滑り、急須内の高温の茶湯を溢してしまうこともある。
(4)茶蓋21と茶碗22にも同様の問題がある。茶蓋21を開けると、茶の香りがすぐに飛んでしまい、茶蓋21で茶碗22に香りを封じ込めることができない。また、茶蓋21を茶碗22に被せた時に内部の熱気を排出できないため、低圧現象が生じて、茶蓋21と茶碗22に圧力がかかると、茶蓋21が開かない。この場合、力まかせに茶蓋21を開けようとすると、茶碗の中の茶湯を溢してしまうことがある。
(1)保温蓋3は、上蓋31と底蓋32を一体成型することにより保温蓋3の内部に中空注水室33を形成し、保温蓋3を容器に被せると、上蓋31は容器の開口外部に露出し、底蓋32は容器の開口の内側に隠蔽される。そして、前述の上蓋31の中央には水を注ぐことのできる注水孔34、底蓋32には排気孔35及び排水孔36が設置され、排気孔35は排水孔36より高い位置に設置しなければならない。
(2)上記(1)の構成において、底蓋32は平底321となっており、その中央には上向きに突出した凸部322が設けられている。そして、前述の排気孔35は凸部322に設けられ、排水孔36は平底321部に分布している。
(3)上記(1)の構成において、底蓋32は平底321となっており、その中央には上向きに突出した第一凸部322、第一凸部322の中央には上向きに突出した第二凸部323が設けられている。そして、前述の排気孔35は第二凸部323に設けられ、排水孔36は平底321部に分布している。
(4)上記(1)の構成において、底蓋32は平底321となっており、その中央には下向きに陥没した凹部324が設けられている。そして、前述の排気孔35は平底321部に設けられ、排水孔36は凹部324に分布している。
(5)上記(1)の構成において、上蓋31の中央には指で抓むことのできる突出したつまみ37があり、前述の注水孔34はつまみ37の内側に設けられ、中空注水室33と連通している。
(6)上記(1)の構成において、上蓋31には指先で押さえることのできる小さな突起部38が設けられている。
(7)上記(1)の構成において、容器は急須4となっており、保温蓋3は急須4の開口部に被せられている。
(8)上記(7)の構成において、急須4の円形持ち手41の下には指を当てるための下向きに突出した弧形止め部42が設けられている。
(9)上記(1)の構成において、容器は茶碗5となっており、保温蓋3は茶碗5の口縁部に被せられている。
(1)上記(1)における保温蓋の構造では、保温蓋3の注水孔34から熱湯を注ぐと、熱湯は中空注水室33を通じて容器に流入するため、保温蓋3を開ける必要がなく、香りを容器及び保温蓋3の内側に封じ込め、保温蓋3を聞香杯(香りをかぐための杯)として使用できる。また、保温蓋3を開けずに熱湯を注ぐため、容器内の茶湯は冷めることなく、お茶本来のまろやかな風味と甘さを味わうことができる。
(2)上記(2)における保温蓋の構造では、排気孔35を凸部322に、排水孔36を平底321部に設置したことで、注入された熱湯は低所の平底321部に流れ、排水孔36を介して容器の中に流れ込む。この構造により、茶湯を捨てる時、茶葉は底蓋32の平底321部に堆積しにくいので、手間を掛けずに処理することができる。この時、空気は比較的に高い位置にある凸部322の排気孔35から排出されるため、極めて理想的な熱対流効果が得られる。
(3)上記(3)における保温蓋の構造では、排気孔35は第二凸部323、排水孔36は平底321部に設けられているため、注水室33に熱湯が蓄積し、熱湯の高さが第一凸部322を超えたとしても、第二凸部323の排気孔35は浸水の影響を受けず、正常に排気を行うことができる。
(4)上記(4)における保温蓋の構造では、排気孔35を平底321部に、排水孔36を凹部324に設置したことで、注入された熱湯は低所の凹部324に流れ、排水孔36を介して容器の中に流れ込む。この時、空気は比較的に高い位置にある平底321部の排気孔35から排出されるため、極めて理想的な熱対流効果が得られる。
(5)上記(5)における保温蓋の構造では、上蓋31中央の突出部は手で持つためのつまみ37であり、注水孔34はつまみ37の中央に設けられ、熱湯はその部分を通じて中空注水室33の中に素早く流れ込むため、熱エネルギーの流失を最小限に抑えることができる。また、注水孔34を通じて中空注水室33の水位を目視で確認することができ、注ぎ過ぎによる熱湯溢出を防止できる。
(6)上記(6)における保温蓋の構造では、上蓋31に小さな突起部38が設置されており、その部分に指先を添えれば、水を注ぐ時の保温蓋3の落下及び上蓋31の高温によるやけどを防止することができる。
(7)上記(7)における保温蓋の構造では、容器を急須4とした場合、保温蓋3を急須4の上に被せれば、急須4に熱湯を注いだ時、保温蓋3の開け閉めを繰り返す必要はなく、手間を掛けずに、手軽にお茶を淹れることができる。
(8)上記(8)における保温蓋の構造では、急須4の円形持ち手41の下には指を当てるための下向きに突出した弧形止め部42が設けられているので、茶を注いだ後、急須4を傾斜状態から水平状態に戻す操作を簡単に行うことができる。
(9)上記(9)における保温蓋の構造では、容器を茶碗5とした場合、保温蓋3と茶碗5に低圧による真空吸着現象は発生せず、保温蓋3を容易に開けることができる。さらに、茶碗内の香りは保温蓋3に凝縮されるため、聞香杯としても利用できる。
12 急須
111 排気孔
112 つまみ
121 注ぎ口
122 持ち手
21 茶蓋
22 茶碗
3 保温蓋
4 急須
5 茶碗
6 茶托
31 上蓋
32 底蓋
33 注水室
34 注水孔
35 排気孔
36 排水孔
37 つまみ
38 小さな突起部
321 平底
322 凸部(第一凸部)
323 第二凸部
324 凹部
Claims (9)
- 容器の開口上に被せられる保温蓋の構造において、
保温蓋(3)は、上蓋(31)と底蓋(32)が一体成型されて、内部に中空注水室(33)が形成されるとともに、
上蓋(31)の中央に水を注ぐことのできる注水孔(34)が設けられ、
底蓋(32)に排気孔(35)及び排水孔(36)が、排気孔(35)を排水孔(36)よりも高い位置にして設けられ、
保温蓋(3)を容器に被せると、上蓋(31)は容器の開口外部に露出し、底蓋(32)は容器の開口の内側に隠蔽されて、保温蓋を容器に被せた状態で注水可能に構成されることを特徴とする保温蓋の構造。 - 底蓋(32)は平底(321)となっており、その中央に上向きに突出する凸部(322)が形成されて、排気孔(35)は凸部(322)に設けられ、排水孔(36)は平底(321)に設けられる請求項1に記載の保温蓋の構造。
- 底蓋(32)は平底(321)となっており、その中央に上向きに突出する第一凸部(322)が形成され、さらに第一凸部(322)の中央に上向きに突出する第二凸部(323)が形成されて、排気孔(35)は第二凸部(323)に設けられ、排水孔(36)は平底(321)に設けられる請求項1に記載の保温蓋の構造。
- 底蓋(32)は平底(321)となっており、その中央に下向きに陥没した凹部(324)が形成されて、排気孔(35)は平底(321)部に設けられ、排水孔(36)は凹部(324)に設けられる請求項1に記載の保温蓋の構造。
- 上蓋(31)の中央に指で抓むことのできる突出したつまみ(37)があり、注水孔(34)はつまみ(37)の中央に設けられ、中空注水室(33)と連通される請求項1に記載の保温蓋の構造。
- 上蓋(31)に指先で押さえることのできる小さな突起部(38)が設けられる請求項1に記載の保温蓋の構造。
- 容器は急須(4)であり、保温蓋(3)は急須(4)の開口部に被せられる請求項1に記載の保温蓋の構造。
- 急須(4)の円形の持ち手(41)の下に指を当てるための下向きに突出した弧形止め部(42)が設けられる請求項7に記載の保温蓋の構造。
- 容器は茶碗(5)であり、保温蓋(3)は茶碗(5)の口縁部に被せられる請求項1に記載の保温蓋の構造。
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