JP4458388B2 - 電動自転車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、運転者の自走操作に応答した自走動力を発生する駆動モータを備えた電動自転車に係り、特に、路面状況や積載重量等の負荷変動にかかわらず最適な加速度を得られるようにした電動自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】
クランク軸に入力される踏力に応答して補助動力を発生する電動モータを備え、補助動力と踏力とを合成して駆動輪へ伝達する電動補助自転車、いわゆるアシスト自転車とは別に、運転者の操作に応答した自走動力を発生する駆動モータを備えた電動自転車が、例えば特開平9−263289号公報において提案されている。上記した電動自転車によれば、運転者は自身で発生する踏力とは無関係に、簡単な操作だけで操作量に応じた自走動力を得ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した電動自転車では、運転者による自走操作の操作量のみに応じて自走動力が決定されるので、例えば平坦路に合わせて操作量と自走動力とを対応付けてしまうと、上り坂では出力不足となり、下り坂では出力過多となって所望のドライバビリティが得られない。また、路面状況以外にも、例えば運転者の体重や荷物の積載量などにより総重量が基準値よりも大きければ出力不足となり、基準値よりも小さければ出力過多となってしまう。
【0004】
さらに、従来のアシスト自転車では、駆動モータの出力が踏力の大きさに依存し、運転者は長時間にわたって大きな踏力を入力し続けることなどできないので、駆動モータが長時間にわたって過負荷を強いられることはない。これに対して電動自転車では、運転者による自走操作の操作量に応じて自走動力が発生されるので、長時間にわたって過負荷を強いられることが考えられる。
【0005】
本発明の第1の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、路面状況や積載重量等の負荷変動にかかわらず、最適な加速度を得られ電動自転車を提供することにある。
【0006】
本発明の第2の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、駆動モータが酷使され続けないように、その出力が適宜に制限されるようにした電動自転車を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じた点に特徴がある。
【0008】
(1) 運転者による自走操作の操作量に応答した自走動力を発生する駆動モータを備えた電動自転車において、加速度を検知する加速度検知手段と、検知された加速度に応じて駆動モータの自走動力を制御する制御手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】
(2) 運転者による自走操作の操作量に応答した自走動力を発生する駆動モータを備えた電動自転車において、駆動モータの自走動力を所定値に制限する出力制限手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
上記した特徴(1) によれば、自走操作の操作量と加速度との対応関係に基づいて自走動力が制御されるので、路面状況や積載重量等にかかわらず、自走操作の操作量に応じた加速度を得られるようになる。
【0011】
上記した特徴(2) によれば、自走操作の操作量に基づいて駆動モータから発生される自走動力を制限することができるので、駆動モータの酷使を未然に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明を詳細に説明する。図1は、本発明を適用した電動自転車の構成を示した図であり、本発明の説明に不要な構成については、その図示を省略している。
【0013】
ハンドル10には、従来の自転車と同様に、左端部に後輪用のブレーキレバー11、右端部に前輪用のブレーキレバー13が設けられ、各ブレーキレバー11、13の支点近傍には、各ブレーキレバー11、13が操作状態にあることを検知して制動中信号SB を出力するブレーキスイッチ12、14が設けられている。さらに、ハンドル10の右端部には、後述する駆動モータMに発生させる自走動力を指示する自走操作入力手段としてのスロットルレバー16およびその操作角度θthを操作量として検知するスロットル開度センサ15が設けられている。
【0014】
車体フレームの中央部には、駆動モータMによる「自走走行」および駆動モータMの駆動力により踏力を補助する「アシスト走行」を選択的に可能にするパワーユニット2が搭載されている。左右のクランクペダル38L,38Rからクランク軸30に入力された踏力は、ワンウエイクラッチ26を介して、クランク軸30と同軸状に連結された大径ギア36に伝達され、さらに第1アイドル軸35を介して出力軸34に伝達される。
【0015】
一方、駆動モータMが発生する駆動力は、第2アイドル軸36’を介してアイドルギア37に伝達される。アイドルギア37は第1アイドル軸35に対してワンウエイクラッチ29を介して連結されており、前記アイドルギア37に伝達された駆動力は、第1アイドル軸35を介して前記出力軸34に伝達される。出力軸34の一端はパワーユニット2の外部に露出し、この露出端部には駆動スプロケット32が連結されている。
【0016】
モータ回転速度センサ25は、駆動モータMの回転速度NM を検知する。温度センサ24は、駆動モータMの温度TM を検知する。踏力センサ23は、クランク軸30に入力された踏力を検知する。クランク回転センサ22は、クランク軸30の回転速度NC を検知する。電流センサ27は、駆動モータMの駆動電流IM を検知する。各センサの出力信号はコントローラ20へ入力される。
【0017】
駆動輪としての後輪31の車軸には、被動スプロケット33および4段変速の変速機19が設けられている。前記出力軸34の駆動スプロケット32と被動スプロケット33とはチェーン39により連結されている。自動変速アクチュエータ17は、前記コントローラ20から出力される変速指令SG に応答して、変速段を代表する変速段信号DG を出力する。変速機19は、前記変速段信号DG により変速される。後輪31の回転速度Vは車速センサ18により検知されて前記コントローラ20に取り込まれる。
【0018】
図2は、前記コントローラ20の主要部の構成を示したブロック図であり、前記と同一の符号は同一または同等部分を表している。
【0019】
自走時基準デューティ比マップ201には、自走走行時に駆動モータMへ供給する駆動電流IM の基準デューティ比Dref1が、前記スロットル開度センサ15により検知されるスロットル開度θthの関数として予め登録されている。アシスト時基準デューティ比マップ202には、アシスト走行時に駆動モータMへ供給する駆動電流IM の基準デューティ比Dref2が、前記踏力センサ23により検知される踏力Fおよび前記車速センサ18により検知される車速Vの関数として予め登録されている。
【0020】
なお、車速Vを車速センサ18により求めるのではなく、図2に破線で示したように、車速検知部213を別途に設け、自動変速アクチュエータ17から出力されて変速段Gを代表する変速段信号DG とモータ回転速度NM とに基づいて車速Vを検知するようにしても良い。
【0021】
加速度検知部203は、車速Vの時間変化率に基づいて加速度ΔVを検知する。ギア判別部204は、前記検知された車速Vおよびモータ回転速度NM に基づいて現在のギア段Gを判別する。急加速抑制制御部205は、前記検知された加速度ΔVを基準加速度ΔVref と比較し、検知された加速度ΔVが基準加速度ΔVref を超えていると、急加速を抑制するための制御を、後述するデューティ比補正部208へ指示する。
【0022】
変速制御部206は、前記検知された加速度ΔVおよび車速V、ならびに前記ギア判別部204により判別された現在のギア段Gに基づいて変速車速(Vch)データテーブル206aを参照し、現在の走行状態が変速タイミングであるか否かを判別する。この判別結果は、前記デューティ比補正部208へ提供されると共に変速アクチュエータ17へ出力される。
【0023】
非乗車自走判別部207は、現在のギア段Gおよびモータ回転速度NM に基づいて、現在の自走操作が運転者の非乗車状態でのものであるか否かを判別する。押し歩き制御部211は、自走操作が運転者の非乗車状態でのものであると判別されると、歩行速度に対応した自走動力を発生させるための制御をデューティ比補正部208へ指示する。
【0024】
制動時制御部210は、制動操作の有無および車速Vに応じた自走動力の制御をデューティ比補正部208へ指示する。さらに具体的に言えば、前記制動時制御部210は、走行中にブレーキスイッチ12、14のオン状態が検知されると、駆動モータMに、当該駆動モータMが外部から見て実質的に無負荷となる駆動力を発生させるための制御を指示する。また、ブレーキスイッチ12、14がオン状態の停車状態において自走操作がなされると、当該自走操作の操作量に応答した駆動力を、そのまま駆動モータMに発生させる。
【0025】
モータ出力制限部209は、前記電流センサ27により検知された駆動モータMの駆動電流IM 、および前記温度センサ24により検知された駆動モータMの温度TM に基づいて当該駆動モータMの使用状況を監視し、駆動モータMが過酷な使用状況下にあると、自走動力を制限するための制御をデューティ比補正部208へ指示する。
【0026】
前記デューティ比補正部208は、前記各デューティ比マップ201,202で求められた基準デューティ比Dref1,Dref2を、後に詳述するように、急加速抑制制御部205、変速制御部206、押し歩き制御部211、制動時制御部210およびモータ出力制限部209からの指示に基づいて補正し、目標デューティ比DM として出力する。
【0027】
次いで、図3のフローチャートを参照しながら、上記したコントローラ20による自走走行時の駆動モータMの制御方法について説明する。
【0028】
ステップS11では、前記スロットル開度センサ15によりスロットルレバー16の開度θthが検知され、車速センサ18により車速Vが検知され、さらに、モータ回転速度センサ25により駆動モータMの回転速度NM が検知される。ステップS12では、前記ステップS11で検知された車速Vに基づいて、前記加速度検知部203により加速度ΔVが演算される。ステップS13では、前記車速Vとモータ回転速度NM との相関関係に基づいて、前記ギア判別部204により現在のギア段Gが判別される。なお、ギア段Gは前記自動変速アクチュエータ17から出力される変速段信号DG に基づいて判別しても良い。
【0029】
ステップS14では、前記電流センサ27により駆動モータMの駆動電流IMが検知され、温度センサ24により駆動モータMの温度TM が検知される。ステップS15では、前記自走時デューティ比マップ201が参照され、前記ステップS11で検知されたスロットル開度θthに基づいて自走時基準デューティ比Dref1が検索される。
【0030】
ステップS16では、前記ブレーキスイッチ12、14の状態に基づいて、前記制動時制御部210により、ブレーキ操作がなされているか否かが判定される。ブレーキ操作がなされていなければ、ステップS17では、モータ回転速度NMの上昇率ΔNM に基づいて、前記非乗車自走判別部207により、運転者が非乗車状態でスロットルレバー16を操作したか否かが判別される。ここで、モータ回転速度NM の上昇率ΔNM が基準上昇率ΔNref 以上であると、運転者が非乗車状態でスロットルレバー16を操作したと判別されてステップS24へ進み、それ以外は、乗車状態でスロットルレバー16が操作されたものと判別されてステップS18へ進む。
【0031】
なお、スロットルレバー16が運転者の非乗車状態で操作されたか否かを判別するためのパラメータは、上記したようなモータ回転速度の上昇率ΔNM に限定されず、例えば加速度ΔVを判別パラメータとして採用し、加速度ΔVが基準加速度よりも大きいときに、非乗車状態での操作と判別するようにしても良い。あるいは、駆動モータMの駆動電流の変化率を判別パラメータとして採用し、電流変化率が基準変化率よりも大きいときに、非乗車状態での操作と判別するようにしても良い。
【0032】
このように、本実施形態では自走操作が運転者の非乗車状態でなされたものであるか否かを、車両の加速度、駆動モータの回転速度の変化率、あるいは駆動モータの駆動電流の変化率に基づいて判別するようにしたので、運転者が非着座状態にあることを検知するためのセンサやスイッチを別途に設ける必要がない。
【0033】
次のステップS18では、急加速を抑制しながら十分な加速性能を得るための『急加速抑制制御』が実行される。
【0034】
図4は、『急加速抑制制御』の制御内容を示したフローチャートであり、スロットルレバー16の操作量と加速度との対応関係に基づいて駆動モータMの自走動力を制御することにより、路面状況や積載重量等にかかわらず、スロットルレバー16の操作量に応じた加速度が得られるようにしている。
【0035】
ステップS181では、前記急加速抑制制御部205において、現在の加速度ΔVが基準加速度ΔVref と比較される。ここで、加速度ΔVが基準加速度ΔVref を上回っていると、急加速状態と判別されてステップS182へ進む。ステップS182では、デューティ比補正部208により、前記自走時デューティ比マップ201から検索された基準デューティ比Dref1に対して“1”よりも小さい補正係数が乗じられ、演算結果が目標デューティ比DM とされる。
【0036】
本実施形態では、前記補正係数が“0.9”のk1 乗の値として定義され、指数k1 の初期値は“1”に設定されている。したがって、最初は前記マップ201から判定された基準デューティ比Dref1の0.9倍の値が、目標デューティ比DM として登録される。ステップS183では、前記指数k1 の値が“1”だけインクリメントされる。ステップS184では、急加速抑制中フラグF1 がセットされる。
【0037】
その後は、前記ステップS181において加速度ΔVが基準加速度ΔVref を下回ったと判定されるまでは、上記した各処理が繰り返されて指数k1 の値が大きくなるので、当該指数k1の値に応じて目標デューティ比DM が徐々に減ぜられることになる。
【0038】
また、以上のようにして目標デューティ比DM が漸減された結果、前記ステップS181において、加速度ΔVが基準加速度ΔVref を下回ったと判定されると、ステップS185では、前記急加速抑制中フラグF1が参照される。ここで、フラグF1がセットされていれば、前記ステップS182で漸減されたデューティ比を漸増させるべくステップS186へ進む。
【0039】
ステップS186では、現在の目標デューティ比DM に“1”よりも小さい補正係数が乗じられ、演算結果が新たな目標デューティ比DM とされる。本実施形態では、前記補正係数が“0.9”のk2 乗値として定義されており、指数k2 の初期値は“5”に設定されている。したがって、最初は目標デューティ比DMの0.59(=0.9 5 )倍の値が目標デューティ比DM となる。
【0040】
ステップS187では、前記指数k2 が“0”まで減ぜられたか否かが判定され、最初は“5”なのでステップS188へ進み、ここで指数k2 の値が“1”づつ減ぜられる。また、前記ステップS187において、前記指数k2 が“0”と判定されれば、ステップS189において、前記急加速抑制中フラグF1がリセットされて一連の『急加速抑制制御』が終了する。
【0041】
このように、本実施形態では加速度ΔVが基準加速度ΔVref を上回っていると、ステップS182において補正係数が徐々に減ぜられて目標デューティ比DM が漸減され、その後、加速度ΔVが基準加速度ΔVref を下回ると、ステップS186において補正係数が徐々に増やされて目標デューティ比DM が漸増され、前記漸減分が補われるので、急加速を抑制しながら十分な加速性能を得ることができる。
【0042】
図3に戻り、ステップS19では、自動変速タイミングであるか否かが前記変速制御部206により判別され、前記変速車速データテーブル206aに予めギア段ごとに記憶されている変速車速Vchと現在の車速Vとの差分の絶対値が基準速度VA を下回っていると、自動変速を実行すべくステップS20の『変速制御』が実行される。前記変速車速Vchとしては、1速/2速間の変速タイミングを示す変速車速Vch12,2速/3速間の変速タイミングを示す変速車速Vch23、および3速/4速間の変速タイミングを示す変速車速Vch34がそれぞれ登録されており、いずれかの変速車速Vchが、現在のギア段Gに基づいて選択される。
【0043】
図5は、前記『変速制御』の内容を示したフローチャートであり、主に前記変速制御部206の動作を示している。
【0044】
ステップS201では、シフトチェンジにより生じるトルク変動が、上昇あるいは降下のいずれであるかが判定される。ここで、例えば2速から3速へのシフトアップ時は、図7に示したように、変速車速Vch23における3速のトルクが2速のトルクよりも大きいので、シフトチェンジ後にトルクが上昇すると判定されてステップS202へ進む。同様に、2速から1速へのシフトダウン時も、図8に示したように、変速車速Vch12における1速のトルクが2速のトルクよりも大きいので、シフトチェンジ後にトルクが上昇すると判定されてステップS202へ進む。
【0045】
ステップS202では、前記変速制御部206の変速車速データテーブル206aが参照され、現在の車速Vが、現在のギア段に対応した予定の変速車速Vchに達したか否かが判定される。ここで、図7に示したように、2速での走行中に車速Vが変速車速Vch23に達して3速へのシフトアップタイミングと判定されると、ステップS203では変速アクチュエータ17が駆動されてシフトチェンジ(シフトアップ)が行われる。ステップS204では、現在の目標デューティ比DM に“1”よりも小さい補正係数が乗じられ、演算結果が新たな目標デューティ比DM とされる。
【0046】
本実施形態では、前記補正係数が“0.9”のk3 乗値として定義され、指数k3 の初期値は“5”に設定されている。したがって、最初は現在の目標デューティ比DM の0.59(=0.9 5 )倍の値が目標デューティ比DM となる。この結果、図7に示したように、3速へのシフトアップ直後のトルクは、ギア段が3速であるにもかかわらず2速でのトルクと同等のレベルまで低下することになるので、変速ショックが発生しない。
【0047】
ステップS205では、前記指数k3 が“0”か否かが判定され、最初は“5”なのでステップS207へ進む。ステップS207では、指数k3 が“1”だけ減ぜられる。
【0048】
その後は、上記した各処理が繰り返されて指数k3 の値が徐々に減少し、これに応じて目標デューティ比DM が漸増される。したがって、図7に示したように、駆動モータMの自走動力も、変速車速Vch23において一気に減ぜられた後は漸増し、やがては本来の目標デューティ比DM へ戻るので、ギア段に応じた本来のトルクを得られるようになる。
【0049】
同様に、図8に示したように、2速での走行中に車速Vが変速車速Vch12まで低下して1速へシフトダウンされる場合も、シフトダウン直後は、ギア段が1速であるにもかかわらず2速でのトルクと同等のレベルまで目標デューティ比DMが減ぜられ、その後、目標デューティ比DM が徐々に増加されて本来の目標デューティ比へ戻るので、変速ショックの発生が防止される。
【0050】
一方、例えば1速から2速へのシフトアップ時は、図9に示したように、変速車速Vch12における2速のトルクが1速のトルクよりも小さいので、シフトチェンジ後にトルクが減少すると判定されてステップS208へ進む。ステップS208では、現在の車速Vが予定の変速車速Vch12に達したか否かが判定される。車速Vが未だ変速車速Vch12に達していないと判定されると、ステップS209では、現在の目標デューティ比DM に“1”よりも小さい補正係数が乗じられ、計算結果が新たな目標デューティ比DM とされる。
【0051】
本実施形態では、前記補正係数が“0.9”のk4 乗値として定義され、指数k4 の初期値は“1”に設定されている。したがって、最初は現在の目標デューティ比DM の0.9倍の値が目標デューティ比DM となる。ステップS210では、前記指数k4 が“1”だけ増やされる。
【0052】
その後は、前記ステップS208において車速Vが変速車速Vch12に達したと判定されるまで上記した各処理が繰り返されるので、前記指数k4 の値に応じて目標デューティ比DM が漸減されることになる。したがって、図9に示したように、トルクは徐々に減少する。
【0053】
その後、ステップS208において、車速Vが変速車速Vch12に達したと判定されると、ステップS211では、変速アクチュエータが駆動されてシフトチェンジが行われる。このとき、本実施形態によれば、図9に示したようにトルクが2速でのトルクと同等レベルまで低下しているので、当該シフトチェンジによる変速ショックの発生が防止される。ステップS212では、前記指数k4 に“1”がセットされて一連の変速制御が終了する。
【0054】
図3に戻り、ステップS23では、モータの酷使を防止するための『モータ出力制限制御』が実行される。以下、図6のフローチャートを参照して前記『モータ出力制限制御』について説明する。
【0055】
ステップS231では、前記電流センサ27により検知されたモータ駆動電流IM と現在の目標デューティ比DM とに基づいて、駆動モータMの現在の出力Pout が算出される。ステップS232では、駆動モータMの現在の出力Pout と所定の最大出力Pmax とが比較される。前記最大出力Pmax は駆動モータMの最大定格の2倍程度に設定することが望ましく、本実施形態では最大定格の1.5倍に設定されている。
【0056】
ここで、現在の出力Pout が最大出力Pmax を上回っていると判定されると、ステップS233では、目標デューティ比DM に所定の最大値Dmax がセットされる。ステップS234では、前記温度センサ24により検知された駆動モータMの温度TM と基準温度Tref とが比較される。本実施形態では、基準温度Tref が90℃に設定されている。
【0057】
ここで、温度TM が基準温度Tref 以上であると、ステップS235において、現在の目標デューティ比DM に“1”よりも小さい補正係数が乗じられ、計算結果が新たな目標デューティ比DM とされる。本実施形態では、前記補正係数が“0.5”のk5 乗値として定義され、指数k5 の初期値は“1”に設定されている。したがって、最初は現在の目標デューティ比DM の0.5倍の値が目標デューティ比DM となる。ステップS236では、前記指数k5 が“1”だけ増やされる。
【0058】
一方、前記ステップS234において、温度TM が基準温度Tref を下回っていると判定されると、ステップS236では、前記指数k5 に初期値の“1”がセットされる。
【0059】
このように、本実施形態では駆動モータMの出力を制限すると共に、温度が上昇すると目標デューティ比DM を漸減させるので、駆動モータMの酷使を未然に防止することができる。また、駆動モータMの出力上限を当該駆動モータMの定格の2倍以内に制限するようにしたので、駆動モータMを酷使することなく大きな自走動力を得ることができる。
【0060】
再び図3に戻り、ステップS25では、以上のようにして求められた目標デューティ比DM に基づく駆動モータMの電流制御が実行される。
【0061】
なお、ステップS16において、いずれかのブレーキスイッチ12、14がオン状態にある、すなわちブレーキ操作中と判定されると、ステップS21では、車速Vに基づいて走行中であるか否かが判別される。
【0062】
ここで、車速Vが“0”よりも大きいと、走行中と判定されてステップS22へ進む。ステップS22では、駆動モータMが外部から見て実質的に無負荷となる駆動力を当該駆動モータMに発生させるための目標デューティ比DM として、例えば、現在の目標デューティ比の20%相当、あるいは目標デューティ比の最大値Dmax の20%相当の値(あるいは、“0”%であっても良い)が設定される。
【0063】
また、前記ステップS21において停車中と判別されると、前記図4に関して説明した『急加速抑制制御』のステップS186へ進む。この結果、目標デューティ比DM が一気に減ぜられ、その後徐々に増加されることになる。
【0064】
すなわち、本実施形態では制動操作がなされている停車状態で自走操作がなされると、駆動モータに発生させる自走動力が自走操作の操作量に応答した値まで漸増されるので、坂道発進時における車両の“ずり下がり”を防止することができる。
【0065】
さらに、前記ステップS17において、ドライバーが非乗車状態と判定されると、ステップS24では、手押し走行に最適な自走動力を発生させるべく、現在の目標デューティ比DM の20%相当、あるいは目標デューティ比の最大値Dmax の20%相当の値が新たな目標デューティ比DM として設定される。
【0066】
このように、本実施形態によれば、歩行速度に対応した自走動力を、通常の自走動力を発生させるための自走操作入力手段(スロットルレバー16)を用いて発生させることができるので、複数の自走操作入力手段を設けることなく、歩行速度での自走機能を有する電動自転車を構成することができる。
【0067】
また、本実施形態では、自走操作が運転者の非乗車状態でのものであるか否かを判別し、自走操作が非乗車状態でのものと判別された場合のみ、歩行速度に対応した自走動力を発生させるようにしたので、運転者が乗車しているにもかかわらず歩行速度に対応した自走動力が出力されてしまうことがない。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、以下のような効果が達成される。
【0069】
(1) 自走操作の操作量と加速度との対応関係に基づいて自走動力が制御されるようにしたので、路面状況や積載重量等にかかわらず、自走操作の操作量に応じた加速度を得られるようになる。
【0070】
(2) 加速度が所定の基準加速度を超えていると、駆動モータへ供給する自走動力を自走操作の操作量に応答した基準値から漸減させるので、下り坂や積載重量が小さい場合のように、加速し易い環境下では自走動力が減ぜられて適正な加速感を得ることができる。その後、検知された加速度が基準加速度を下回ると、駆動モータへ供給する自走動力が自走操作の操作量に応答した基準値まで漸増させるので、加速し易い環境が解消された後も良好な加速感を得ることができる。
【0071】
(3) 駆動モータの自走動力を所定値に制限する出力制限手段を設け、自走操作の操作量に基づいて駆動モータから発生される自走動力を制限するようにしたので、駆動モータの酷使を未然に防止することができる。
【0072】
(4) 駆動モータの自走動力を、当該駆動モータの定格の2倍以内に制限するようにしたので、駆動モータを酷使することなく十分な自走動力を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電動自転車の構成を示した図である。
【図2】図1のコントローラのブロック図である。
【図3】コントローラの動作を示したフローチャートである。
【図4】急加速抑制制御のフローチャートである。
【図5】変速制御のフローチャートである。
【図6】モータ出力制限制御のフローチャートである。
【図7】2速から3速へのシフトアップ時の変速制御方法を示した図である。
【図8】2速から1速へのシフトダウン時の変速制御方法を示した図である。
【図9】1速から2速へのシフトアップ時の変速制御方法を示した図である。
【符号の説明】
2…パワーユニット、10…ハンドル、11,13…ブレーキレバー、12,14…ブレーキスイッチ、15…スロットル開度センサ、16…スロットルレバー、17…自動変速アクチュエータ、18…車速センサ、19…変速機、20…コントローラ、22…クランク回転センサ、23…踏力センサ、24…温度センサ、25…モータ回転速度センサ、26…ワンウエイクラッチ、27…電流センサ、30…クランク軸、32…駆動スプロケット、34…出力軸、35…第1アイドル軸、36…大径ギア、36’…第2アイドル軸、37…アイドルギア
Claims (5)
- 運転者による自走操作の操作量に応答した自走動力を発生する駆動モータ、加速度を検知する加速度検知手段および検知された加速度に応じて前記自走動力を制御する制御手段を備えた電動自転車において、
前記制御手段は、自走操作の操作量と自走動力の基準値との関係を記憶したマップを具備し、前記加速度検知手段により検知された加速度が所定の基準加速度を超えていると、前記駆動モータへ供給する自走動力を、前記自走操作の操作量に応答した基準値から漸減させ、その後、加速度が前記基準加速度を下回ると、前記駆動モータへ供給する自走動力を、前記自走操作の操作量に応答した基準値まで漸増させることを特徴とする電動自転車。 - 前記自走動力を所定値に制限する出力制限手段を具備したことを特徴とする請求項1に記載の電動自転車。
- 前記出力制限手段は、前記自走動力を駆動モータの定格の2倍以内に制限することを特徴とする請求項2に記載の電動自転車。
- 変速機と、
変速制御部を有する自動変速アクチュエータをさらに具備し、
前記変速制御部は、加速度、車速およびギア段に基づいて現在の走行状態が変速タイミングであるか否かを判別する請求項1に記載の電動自転車。 - 前記自走動力を所定値に制限する出力制限手段を具備し、前記出力制御手段は、シフトチェンジ時に出力を増減することを特徴とする請求項4に記載の電動自転車。
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