JP4449927B2 - 車両用駆動制御装置、自動車及び車両用駆動制御方法 - Google Patents
車両用駆動制御装置、自動車及び車両用駆動制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4449927B2 JP4449927B2 JP2006068034A JP2006068034A JP4449927B2 JP 4449927 B2 JP4449927 B2 JP 4449927B2 JP 2006068034 A JP2006068034 A JP 2006068034A JP 2006068034 A JP2006068034 A JP 2006068034A JP 4449927 B2 JP4449927 B2 JP 4449927B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine
- motor
- target
- engine speed
- driving force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/62—Hybrid vehicles
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Hybrid Electric Vehicles (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
本発明の課題は、駆動操作制御の作動時に、エンジン回転数が大きく変動するのを抑制できるようにすることである。
エンジンの出力軸に接続され、当該エンジンにより駆動されて発電する発電モータと、前記発電モータが発電した電力を用いて、車輪を駆動する駆動モータと、運転操作に基づいて車輪に目標の駆動力を出力させるための目標駆動力を算出する目標駆動力算出手段と、前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、エンジンの回転数の目標値を算出し、その算出した目標値に前記エンジンの回転数を制御するエンジン回転数制御手段と、前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、前記駆動モータを制御する駆動モータ制御手段と、を備え、前記エンジン回転数制御手段が、前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制するように前記エンジンの回転数の目標値を算出することを特徴としている。
エンジンの出力軸に接続され、当該エンジンにより駆動されて発電する発電モータと、前記発電モータが発電した電力を用いて、車輪を駆動する駆動モータと、運転操作に基づいて車輪に目標の駆動力を出力させるための目標駆動力を算出する目標駆動力算出手段と、前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、前記エンジン及び駆動モータを制御する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、前記駆動モータの駆動力変動への追従を抑制するように前記エンジンの回転数を制御することを特徴としている。
また、本発明によれば、運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、駆動モータの駆動力変動への追従を抑制するようにエンジンの回転数を制御することで、車両の走行制御に起因する駆動モータによる駆動力変動時に、エンジン回転数の振動を抑制できる。
(第1の実施形態)
先ず第1の実施形態を説明する。
第1の実施形態は、本発明を適用した車両用駆動制御装置を搭載したシリーズ式ハイブリット車両である。
図1は、その車両の構成を示す。
図1に示すように、この車両には、各車輪1a,1b,1c,1dそれぞれに駆動モータ2a,2b,2c,2dが取り付けられており、各車輪1a〜1dが駆動モータ2a〜2dにより回転駆動されるようになっている。また、この車両では、燃料により駆動される発電用エンジン4の出力トルクにより発電モータ5が発電をしており、駆動モータ2a〜2dは、発電モータ5から供給される電力により、システム制御部3で算出される駆動出力値(目標駆動力)を発生する。
また、この車両は、運転者(操縦者)による図示しないアクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作量検出部7を搭載している。アクセルペダル操作量検出部7の検出値は、システム制御部3に入力される。
システム制御部3は、車輪速検出部6a〜6dからの入力値(車輪速信号)とアクセルペダル操作量検出部7からの入力値(アクセル操作量信号)とに基づいて駆動出力値を算出する。
図2に示すように、制御機能として示す車両は、トルク指令演算部21、トラクションコントロール部22、減算部23、発電制御部24、エンジン制御部25、駆動モータ26(駆動モータ2a〜2d)、発電モータ27(発電モータ5)及び発電用エンジン28(発電用エンジン4)を備える。例えば、トルク指令演算部21、トラクションコントロール部22、減算部23、発電制御部24及びエンジン制御部25によりシステム制御部3が構成されている。
発電制御部24は、入力された駆動出力値Si3に基づいて発電出力値(発電指令値)Si4を算出し、その算出した発電出力値Si4を発電モータ27に出力する(発電出力値Si4に基づいて発電モータ27を制御する)。また、エンジン制御部25では、入力された駆動出力値Si3に基づいてエンジン回転数目標値(出力指令値、目標エンジン回転数)Si5を算出し、その算出したエンジン回転数目標値Si5を発電用エンジン28に出力する(エンジン回転数目標値Si5に基づいて発電用エンジン28を制御する)。
図3に示すように、処理を開始すると(演算結果として駆動出力値Si3が入力されると)、エンジン制御部25は、ステップS1において、トラクションコントロールが現在作動中か否かを判定する。すなわち、エンジン制御部25は、トラクションコントロールといった車両の走行制御に起因して駆動モータ26による駆動力変動があるか否かを判定する。ここで、エンジン制御部25は、トラクションコントロールが現在作動中の場合、ステップS2に進み、トラクションコントロールが現在作動中でない場合、ステップS6に進む。
ステップS2では、エンジン制御部25には、現エンジン回転数(実エンジン回転数)が入力される。
続いてステップS3において、エンジン制御部25は、現エンジン回転数の応答特性に対応するLPF(ローパスフィルタ、図2に示すLPF25a)を算出する。具体的には、システム制御部3には、エンジン回転数と回転応答特性との関係を示すテーブルが記憶されており、エンジン制御部25は、そのテーブルを参照して、前記ステップS3で入力された現エンジン回転数に対応する回転応答特性を算出し、その算出した回転応答特性に基づいて、LPFを算出する(選択する)。
続いてステップS4において、エンジン制御部25は、前記ステップS3で算出したLPFでエンジン回転数目標値をフィルタリングする。ここで、エンジン制御部25は、駆動出力値に基づいてエンジン回転数目標値を算出しており、その算出したエンジン回転数目標値をLPFでフィルタリングする。
ここで、エンジン制御部25は、前記ステップS1において、トラクションコントロールが現在作動中でないとされた場合(前記ステップS1の判定で“No”の場合)、駆動出力値に基づいて算出したエンジン回転数目標値(前記ステップS6)を発電用エンジン28に出力し、前記ステップS1において、トラクションコントロールが現在作動中とされた場合(前記ステップS1の判定で“Yes”の場合)、LPFでフィルタリングしたエンジン回転数目標値(前記ステップS2〜ステップS2)を発電用エンジン28に出力する。
次に動作を説明する。
この車両(車両用駆動制御装置)では、発電用エンジン4の出力トルクにより発電モータ5で発電し、その発電した電力により駆動モータ2a〜2dを駆動して、システム制御部3で算出される駆動出力値を発生させる。
すなわち、トルク指令演算部21が、アクセル操作量信号Si1と車輪速信号Si2とに基づいて駆動出力値を算出する。そして、発電制御部24が、トルク指令演算部21が算出した駆動出力値に基づいて発電出力値を算出し、その算出した発電出力値を発電モータ27に出力する。発電モータ27は、その発電出力値となるように駆動される。そして、駆動モータ2a〜2dは、発電モータ27がその発電出力値となるように発電した電力が供給されて、トルク指令演算部21が算出した駆動出力値となるように駆動される。
一方、エンジン制御部25が、トラクションコントロールが現在作動中でないと判断した場合、駆動出力値に基づいてエンジン回転数目標値を算出し(前記ステップS1の判定で“No”の場合、ステップS6)、トラクションコントロールが現在作動中と判断した場合、当該判断時点の現エンジン回転数に対応するLPFでフィルタリングしたエンジン回転数目標値を算出する(前記ステップS2〜ステップS5)。そして、発電用エンジン28は、そのようにトラクションコントロールの作動の有無に応じて算出したエンジン回転数目標値となるように制御される。
次に作用を説明する。
トラクションコントロールが現在作動中と判断した場合、当該判断時点の現エンジン回転数に対応するLPFでエンジン回転数目標値をフィルタリングしている。トラクショコントロールが作動している場合、駆動出力値が変動することでエンジン回転数目標値も変動するが、LPFによるフィルタリングにより、エンジン回転数目標値は概ね平滑化される。そして、エンジン回転数目標値に基づいて発電用エンジン28の回転数が制御されているから、この結果、発電用エンジン28の回転数も概ね平滑化される。これにより、トラクションコントロールが作動中のエンジン回転数の振動を、最適なタイミングで抑制でき、車体の振動や乗員の不快感を低減できる。
すなわち、前記第1の実施形態では、エンジン回転数目標値を平滑化して、エンジン回転数(実エンジン回転数)の振動を抑制している。これに対して、他のパラメータ(エンジン回転数目標値の決定事項)を補正して(エンジン回転数目標値の決定要素を変更して)、その結果として、エンジン回転数目標値を平滑化することもできる。例えば、アクセルの踏み込みが強すぎてTCSが作動する場合等には、当該TCSの作動条件となるアクセルの踏み込み量の検出値を補正する。ここで、アクセルの踏み込み量の検出値を補正、具体的には、TCSが作動し難くなる方向にアクセルの踏み込み量の検出値を補正する。このようにすることで、TCSの作動を抑制できるので、この結果、エンジン回転数目標値を平滑化することができ、エンジン回転数の振動を抑制できる。
ここで、図4は、エンジン回転数目標値及び実エンジン回転数の経時変化を示す。そして、同図(a)は、従来の場合の各値の経時変化を示し、同図(b)は、本発明を適用した場合の各値の経時変化を示す。ここで、本発明を適用した場合とは、LPFによりエンジン回転数目標値をフィルタリングした場合である。
この図4に示すように、本発明を適用することで、エンジン回転数目標値の振動が抑制されるようになり、これにより、実エンジン回転数の振動も抑制されるようになる。
(1)車両の走行制御に起因する駆動モータによる駆動力変動時に、エンジンの回転数の目標値を平滑化するエンジン回転数制御手段を備える。これにより、車両の走行制御が作動中、実エンジン回転数を概ね平滑化できるので、エンジン回転数の振動を抑制でき、車体の振動や乗員の不快感を低減できる。
(2)前記エンジン回転数制御手段は、前記駆動力変動時の実エンジン回転数に応じた特性にしたローパスフィルタにより前記目標値を平滑化する。実エンジン回転数と目標値とは定性的には同様な特性を有することになるから、実エンジン回転数に応じた特性にしたローパスフィルタにより目標値を平滑化することで、当該目標値の変動に適合したローパスフィルタにより平滑化を行うことができる。また、LPFといった簡単な構成で目標値を平滑化できる。
(5)前記エンジン回転数制御手段は、前記目標値の決定要素を変更して、前記目標値の平滑化を行う。結果として、エンジン回転数の振動を抑制できる。
(6)前記目標値の決定要素は、前記目標駆動力である。結果として、エンジン回転数の振動を抑制できる。
(8)前記車両の走行制御は、ABS(Anti-lock Brake System)であり、前記目標値の決定要素は、当該ABSの作動条件である。これにより、ABSの作動を抑制できるので、この結果、エンジン回転数目標値を平滑化することができ、エンジン回転数の振動を抑制できる。
(9)前記車両の走行制御は、操舵量に基づいて制御されるものであり、前記目標値の決定要素は、前記操舵量である。これにより、TCSやABS等の走行制御の作動を抑制できるので、この結果、エンジン回転数目標値を平滑化することができ、エンジン回転数の振動を抑制できる。
次に第2の実施形態を説明する。
第2の実施形態も、本発明を適用したシリーズ式ハイブリット車両である。
(構成)
第2の実施形態の車両の構成は、第1の実施形態の車両と同様に、前記図1に示すような構成になっている。この第2の実施形態では、発電制御部24及びエンジン制御部25が前記第1の実施形態における処理と異なる処理を行っている。
図5は、エンジン制御部25の処理手順を示すフローチャートである。
図5に示すように、処理を開始すると(演算結果として駆動出力値Si3が入力されると)、エンジン制御部25は、ステップS11において、トラクションコントロールが現在作動中か否かを判定する。ここで、エンジン制御部25は、トラクションコントロールが現在作動中の場合、ステップS12に進み、トラクションコントロールが現在作動中でない場合、ステップS15に進む。
ステップS15では、エンジン制御部25は、駆動出力値に基づいてエンジン回転数目標値を算出する。そして、エンジン制御部25は、ステップS14に進む。
また、ステップS12では、エンジン制御部25は、前記ステップS15と同様に、駆動出力値に基づいてエンジン回転数目標値を算出する。
ここで、エンジン制御部25は、前記ステップS11において、トラクションコントロールが現在作動中でないとされた場合(前記ステップS11の判定で“No”の場合)、駆動出力値に基づいて算出したエンジン回転数目標値(前記ステップS15)を発電用エンジン28に出力し、前記ステップS11において、トラクションコントロールが現在作動中とされた場合(前記ステップS11の判定で“Yes”の場合)、加算のみを適用したエンジン回転数目標値(前記ステップS12、ステップS13)を発電用エンジン28に出力する。
図6は、発電制御部24の処理手順を示すフローチャートである。
図6に示すように、処理を開始すると(演算結果として駆動出力値Si3が入力されると)、発電制御部24は、ステップS21において、トラクションコントロールが現在作動中か否かを判定する。ここで、発電制御部24は、トラクションコントロールが現在作動中の場合、ステップS22に進み、トラクションコントロールが現在作動中でない場合、ステップS26に進む。
ステップS22では、発電制御部24は、前記ステップS22と同様に、駆動出力値に基づいて発電出力値(必要発電出力)を算出する。
続いてステップS23において、発電制御部24は、発電出力値(必要発電出力)の加算のみを適用した場合の上昇システム電圧値が許容システム電圧値未満か否かを判定する。
ここで、上昇システム電圧値(又は上昇システム電力値)は、前記ステップS22で算出した発電出力値が発電モータ27に入力されたことによる上昇後のシステム電圧値(又は上昇後のシステム電力値)である。また、許容システム電圧値とは、電力供給系統(電力消費系統)の許容電圧値(又は許容電力値)であり、例えば、本実施形態のように車両が2次バッテリ9を搭載している場合には、当該2次バッテリ9の蓄電可能電圧値(又は蓄電可能電力)となる。
なお、ここで、前記ステップS23の判定処理との関係から、今回の発電出力値を採用した場合の当該発電出力値は、上昇システム電圧値が許容システム電圧値未満であることを満たす値になっている。
ステップS25では、発電制御部24は、発電出力値を発電モータ27に出力する(発電出力指令をする)。
次に動作を説明する。
この車両(車両用駆動制御装置)では、前記第1の実施形態と同様に、発電用エンジン4の出力トルクにより発電モータ5で発電し、その発電した電力により駆動モータ2a〜2dを駆動して、システム制御部3で算出される駆動出力値を発生させる。また、トラクションコントロール部22は、車輪が空転した場合、減算部23に減算用駆動出力値を出力して、駆動出力値から減算用駆動出力値を減算することで、駆動モータ26の駆動を抑制している。これにより、車輪の空転が抑制される。
次に作用を説明する。
トラクションコントロールが現在作動中と判断した場合、加算のみを適用したエンジン回転数目標値にしている。これにより、エンジン制御部25が算出するエンジン回転数目標値は、トラクションコントロールが現在作動中、減少方向に変化することはなく、増加方向にのみ変化するようになり、これにより概ね平滑化されたものになる。そして、エンジン回転数目標値に基づいて発電用エンジン28の回転数が制御されているから、この結果、発電用エンジン28の回転数も概ね平滑化される。これにより、トラクションコントロールが作動中のエンジン回転数の振動を、最適なタイミングで抑制でき、車体の振動や乗員の不快感を低減できる。また、エンジン回転数目標値の増加のみを許容するといった簡単な制御で当該エンジン回転数目標値を概ね平滑化できる。
なお、前記第2の実施形態の説明において、発電制御部24は、目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、前記発電モータを制御する発電モータ制御手段を実現している。
(1)エンジン回転数制御手段は、目標値の増加のみを許容して目標値の平滑化を行う。これにより、目標値を概ね平滑化できる、或いは目標値の偏差を抑制できる。これにより、車両の走行制御が作動中のエンジン回転数の振動を抑制でき、車体の振動や乗員の不快感を低減できる。さらに、目標値の増加のみを許容するといった簡単な制御で目標値を概ね平滑化できる。
(3)発電モータ制御手段は、発電モータの出力の増加のみを許容して発電モータの出力の平滑化を行う。これにより、発電モータの出力の増加のみを許容するといった簡単な制御で発電モータの出力を平滑化できる。
Claims (15)
- エンジンの出力軸に接続され、当該エンジンにより駆動されて発電する発電モータと、前記発電モータが発電した電力を用いて、車輪を駆動する駆動モータと、運転操作に基づいて車輪に目標の駆動力を出力させるための目標駆動力を算出する目標駆動力算出手段と、前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、エンジンの回転数の目標値を算出し、その算出した目標値に前記エンジンの回転数を制御するエンジン回転数制御手段と、前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、前記駆動モータを制御する駆動モータ制御手段と、を備え、
前記エンジン回転数制御手段は、前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制するように前記エンジンの回転数の目標値を算出することを特徴とする車両用駆動制御装置。 - 前記エンジン回転数制御手段は、前記駆動モータの駆動力の変動時の実エンジン回転数に応じた特性にしたローパスフィルタにより前記エンジンの回転数の目標値を平滑化して前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制することを特徴とする請求項1に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記エンジン回転数制御手段は、前記駆動モータの駆動力の変動時の実エンジン回転数の応答特性に対応するローパスフィルタにより前記エンジンの回転数の目標値を平滑化して前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記エンジン回転数制御手段は、前記エンジンの回転数の目標値の増加のみを許容して前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないときとは、トラクションコントロールの作動時であること特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記エンジン回転数制御手段は、前記目標駆動力を変更することで、前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制するように前記エンジンの回転数の目標値を算出することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないときとは、トラクションコントロールが作動するときであり、当該トラクションコントロールの作動条件を変更することで、前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制するように前記エンジンの回転数の目標値を算出することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないときとは、ABS(Anti-lock Brake System) が作動するときであり、当該ABSの作動条件を変更することで、前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制するように前記エンジンの回転数の目標値を算出することを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の車両用駆動制御装置。
- 操舵量を変更することで、前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制するように前記エンジンの回転数の目標値を算出することを特徴とする請求項7又は8に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、前記発電モータを制御する発電モータ制御手段を備え、前記発電モータ制御手段は、前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、前記発電モータの出力を平滑化することを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記発電モータ制御手段は、前記発電モータの出力の増加のみを許容して前記発電モータの出力の平滑化を行うことを特徴とする請求項10に記載の車両用駆動制御装置。
- 前記発電モータ制御手段は、前記発電モータの出力を増加させることだけを行った場合のシステム電力量が許容システム電力量を越えないことを限度に、当該発電モータの出力を増加させることだけを許可することを特徴とする請求項11に記載の車両用駆動制御装置。
- エンジンの出力軸に接続され、当該エンジンにより駆動されて発電する発電モータと、前記発電モータが発電した電力を用いて、車輪を駆動する駆動モータと、運転操作に基づいて車輪に目標の駆動力を出力させるための目標駆動力を算出する目標駆動力算出手段と、前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、前記エンジン及び駆動モータを制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、前記駆動モータの駆動力変動への追従を抑制するように前記エンジンの回転数を制御することを特徴とする車両用駆動制御装置。 - 発動するエンジンと、前記エンジンにより駆動されて発電する発電モータと、前記発電モータが発電する電力を用いて駆動される駆動モータと、前記エンジン、前記発電モータ及び前記駆動モータが設置される車体と、前記車体に連結され、前記駆動モータにより駆動される車輪と、運転操作に基づいて前記車輪に目標の駆動力を出力させるための目標駆動力を算出する目標駆動力算出手段と、前記目標駆動力算出手段が算出した目標駆動力に基づいて、前記エンジン及び駆動モータを制御する制御手段と、走行状態を制御する走行制御手段と、を備え
前記制御手段は、前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、前記駆動モータの駆動力変動への追従を抑制するように前記エンジンの回転数を制御することを特徴とする自動車。 - エンジンにより発電モータを発電して、前記発電モータが発電した電力を用いて、車輪を駆動モータにより駆動しており、運転操作を基に算出した車輪に目標の駆動力を出力させるための目標駆動力に基づいて、前記エンジン及び駆動モータを制御するものであり、
前記エンジンの回転数は、前記目標駆動力を基に算出される目標値に基づいて制御されており、
前記運転操作に対応した目標駆動力が算出されないとき、前記駆動モータの駆動力の変動への前記エンジンの回転数の追従を抑制するように前記エンジンの回転数の目標値を算出することを特徴とする車両用駆動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068034A JP4449927B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 車両用駆動制御装置、自動車及び車両用駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006068034A JP4449927B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 車両用駆動制御装置、自動車及び車両用駆動制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007245770A JP2007245770A (ja) | 2007-09-27 |
JP4449927B2 true JP4449927B2 (ja) | 2010-04-14 |
Family
ID=38590520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006068034A Active JP4449927B2 (ja) | 2006-03-13 | 2006-03-13 | 車両用駆動制御装置、自動車及び車両用駆動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4449927B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010184520A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Toyota Motor Corp | ハイブリッド車両の制御装置 |
JP7379311B2 (ja) * | 2020-11-06 | 2023-11-14 | ダイハツ工業株式会社 | 制御装置 |
-
2006
- 2006-03-13 JP JP2006068034A patent/JP4449927B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007245770A (ja) | 2007-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3803269B2 (ja) | パラレルハイブリッド車両 | |
JP4197013B2 (ja) | ハイブリッド車両の制御装置 | |
US10029678B2 (en) | Drive control device with traction control function for right-left independent drive vehicle | |
JP5596756B2 (ja) | 電動車両 | |
WO2011118053A1 (ja) | 産業車両 | |
JP2009143318A (ja) | 車両走行制御装置 | |
CN108136933B (zh) | 电动车辆的控制装置、电动车辆的控制系统及电动车辆的控制方法 | |
JP2021044975A (ja) | 車両の制御装置 | |
JP4348783B2 (ja) | 車両用モータ制御装置 | |
JP2017143678A (ja) | 車輪独立駆動式車両の駆動制御装置 | |
JP3972535B2 (ja) | 自動車の制動力制御装置 | |
KR101337903B1 (ko) | Abs 작동시 진동 저감을 위한 모터 제어 방법 | |
JP4569266B2 (ja) | 車両のモータトラクション制御装置 | |
JP4449927B2 (ja) | 車両用駆動制御装置、自動車及び車両用駆動制御方法 | |
JP2014027822A (ja) | 車両駆動力制御装置 | |
JP6880675B2 (ja) | 電動車両の制御方法、及び、電動車両の制御装置 | |
WO2021080011A1 (ja) | 制御装置 | |
JP2010241166A (ja) | 車両の四輪駆動制御装置及び四輪駆動制御方法 | |
JPH05131858A (ja) | ハイブリツドカーの制御方法 | |
JP2011088492A (ja) | ハイブリッド車両のトラクション制御装置 | |
JPH09215106A (ja) | 回生制動システム | |
JP2006136174A (ja) | 車両のモータトラクション制御装置 | |
JP5496294B2 (ja) | 車両共振抑制制御装置 | |
JP5604884B2 (ja) | 作業車両 | |
WO2013172062A1 (ja) | 電気駆動車両の走行制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091006 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100105 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4449927 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130205 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140205 Year of fee payment: 4 |