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JP4441885B2 - スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器 - Google Patents

スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器 Download PDF

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JP4441885B2 JP2006072532A JP2006072532A JP4441885B2 JP 4441885 B2 JP4441885 B2 JP 4441885B2 JP 2006072532 A JP2006072532 A JP 2006072532A JP 2006072532 A JP2006072532 A JP 2006072532A JP 4441885 B2 JP4441885 B2 JP 4441885B2
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Description

本発明は新規なスライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器に関する。詳しくは、スライドトレーを本体側筐体に引出可能に設けたものにおいて、耐衝撃性の向上と低消費電力化を図る技術に関する。
電子機器に、本体側筐体に引出可能にされたスライドトレーを備えたものがある。
例えば、光ディスク再生装置がそのようなスライドトレーを備えたものの一である。
即ち、光ディスク再生装置においては、スライドトレーを本体側筐体から引き出した状態において、スライドトレー上に設けられたスピンドルへの光ディスクの着脱等を行い、また、スライドトレーを本体側筐体に収納した状態、即ち、引込み状態において、光ディスクの再生等を行うものである。
従って、光ディスクの再生中にスライドトレーが妄りに本体側筐体から引き出されたりすると、種々の故障の原因になるので、通常上記引込み状態をロックする手段が設けられる。
そして、かかるロック手段には、通常ソレノイドを使用したものをが採用されている。図15がそのようなロック手段aの一例を示すものである。
即ち、スライドトレーと本体側筐体の一方の部材に係合ピンbを設け、他方の部材に該係合ピンbに係合する回動レバーc及びそれを回動させるソレノイドdを設けたものである。
回動レバーcはその一端部が回動軸eによって回動自在に支持され、他端部の一の側縁に上記係合ピンbと係合する係合切欠fが形成され、更に、他端部の一の側縁から腕片gが側方へ突出されている。
腕片gの端部がソレノイドdの鉄芯hに摺動自在に連結され、鉄芯hの端部に設けられたストッパ片iにより腕片gの鉄芯hからの抜け止めが為されている。また、鉄芯hにはコイルバネjが外嵌され、該コイルバネjは上記腕片gとソレノイドdの本体kとの間で縮設されており、該コイルバネjの弾発力によって回動レバーcには図15における時計回り方向への回動力が付勢されている。
しかして、スライドトレーが本体側筐体内に引き込まれ、所定の引込み位置まで来ると、係合ピンbが回動レバーcの係合切欠fに係合し、これによって、スライドトレーはその引込み状態がロックされる。
そして、図示しないイジェクトスイッチが押圧されると、ソレノイドdのコイルに通電され、鉄芯hが本体k内に引き込まれる。鉄芯hの本体k内への引込みによって、そのストッパ片iによって腕片gの先端部がソレノイドdの本体kに近づくように移動され、これによって、回動レバーcは図15における反時計回り方向に回動され、従って、係合ピンbと係合切欠fとの係合が解かれる。
係合ピンbと係合切欠fとの係合が解かれると、スライドトレーに付勢されていた弾発力によってスライドトレーはその前端部が本体側筐体から突出せしめられる。そこで、操作者は該本体側筐体から突出した前端部を手で持って引き出せば、スライドトレーを所定の位置まで引き出すことが出来る。
ところで、上記したロック手段aのように、スライドトレーの引込み位置へのロックを解除するのにソレノイドを使用すると、鉄芯hを吸引するのに大きな電流を必要とし、消費電力が増大するという欠点がある。
消費電力を少なくするためには、例えば、大型のソレノイドを使用すればよいが、これでは装置が大型化してしまうという問題がある。
また、鉄芯hの重量が大きいため、図15に矢印Aで示す方向の衝撃が装置に加わった場合、鉄芯hが容易に矢印A方向へ移動してしまい、スライドトレーの引込み位置へのロックの予期しない解除が行われてしまうという問題がある。
そこで、本発明は、スライドトレーを本体側筐体に引出可能に設けたものにおいて、耐衝撃性の向上と低消費電力化を図ることを課題とする。
本発明スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器は、上記課題を解決するために、スライドトレーを本体側筐体から引き出す弾発力が蓄えられる弾発部材と、弾発力の発動を阻止するロック手段とを備え、ロック手段は、本体側筐体に設けられた係合部と係合する被係合部を有すると共にスライドトレーに回動自在に支持され係合部と被係合部とが係合するロック位置と両者の係合が解除されるロック解除位置との間を回動する回動レバーと、回動レバーをロック手段がロックされるロック位置からこのロックが解除されるロック解除位置へ回動させる移動手段と、移動手段を移動させる駆動力を供給するモータと、モータからの駆動力を移動手段に伝達する伝達手段とを備え、移動手段には、回動レバーの被係合部の移動に伴いモータに電流を供給するためのスイッチを押圧又は押圧解除するカム面が形成され、スライドトレーのイジェクト時に、移動手段が移動してカム面の押圧部がスイッチの操作子に対向する位置にくることによって、スイッチを押圧してモータに電流が供給されるとともに、移動手段が移動してカム面の非押圧部がスイッチの操作子に対向する位置にくることによって、スイッチへの押圧が解除され、スライドトレーのイジェクト時には、移動手段が回動レバーを回動させて回動レバーの被係合部が本体側筐体の係合部から外れるロック解除位置に達するようにして、ロック機構のロックが解除され、弾発部材の弾発力によって、スライドトレーが本体側筐体から引き出されるようにしたものである。
本発明によれば、スライドトレーの引込み位置へのロックを解除するための駆動源として、低消費電力の直流モータを使用したので、その消費電力が少なくなる。また、ロック手段における回動レバーの被係合部をロック位置からロック解除位置へ移動させる移動手段に回動レバーの被係合部の移動に伴いモータに電流を供給するためのスイッチを押圧又は押圧解除するカム面が形成され、スライドトレーのイジェクト時に、移動手段が移動してカム面の押圧部がスイッチの操作子に対向する位置にくることによって、スイッチを押圧してモータに電流が供給されるとともに、移動手段が移動してカム面の非押圧部がスイッチの操作子に対向する位置にくることによって、スイッチへの押圧が解除されるので、移動手段がロック解除に必要な位置まで移動した後に望ましい停止位置でモータへの電流を切ることができる。
また、消費電力が少なくなることにより、耐衝撃性も向上する。
また、ロック手段には、装置に加わる衝撃により容易に移動してしまう部材が使用されていないので、装置に加わる衝撃によってスライドトレーの引込み位置へのロックが容易に解除されてしまうようなことがない。
以下に、本発明スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器の実施の形態を図示した各実施の形態に従って説明する。尚、図示した各実施の形態は、本発明を光ディスク再生装置に適用したものである。
図1乃至図12は本発明スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器の第1の実施の形態を示すものである。
光ディスク再生装置1は、例えば、ノート型パーソナルコンピュータのCD−ROM装置として使用されるものであり、本体側筐体2にスライドトレー3が引出及び収納自在に設けられている。
スライドトレー3には上面の略中央部に図示しないチャック手段付きのスピンドル4が突出され、その他、図示しない光学ピックアップ、スピンドルモータ、光学ピックアップの送りモータ等の電気的部材が設けられている。スライドトレー3の前面板5はトレー本体6の前面の大きさよりも一回り大きく形成され、スライドトレー3が本体側筐体2内に収納されたときに、該前面板5が本体側筐体2の開口面7を完全に閉塞するようにされている。
尚、トレー本体6は導電性を有する材料で形成され、上記電気的部材はこのトレー本体6に接地されている。
合成樹脂で前後方向に長い板状に形成されたスライドレール8、8はスライドトレー3のトレー本体6の左右両側面に摺動自在に支持され、スライドトレー3の引出時にはトレー本体6の後端から後方へ突出した状態で支持されている。そして、該スライドレール8、8が本体側筐体2の左右内側面に摺動自在に支持され、これによって、スライドトレー3がスライドレール8、8を介して本体側筐体2に引出及び収納自在に支持され、引出時には、図1に示すように、その後端が本体側筐体2の開口面7より前方に位置するまで引き出されるようになっている。
イジェクト板9は導電性のある金属板で形成されており、前後方向に長い板状をしている。イジェクト板9の一の側縁の中央より稍後端に寄った部分にストッパ片10が突設されている。また、イジェクト板9の前端にはバネ掛け片11が上方へ突設されている。そして、該イジェクト板9はスライドトレー3の後端部分に前後方向へ摺動自在に支持されている。スライドトレー3の後面壁12には挿通孔13が形成され、該挿通孔13からイジェクト板9が後方へ突出されている。
コイルバネ状をした弾発部材14がスライドトレー3の後面壁12とイジェクト板9のバネ掛け片11との間に張設されており、これによって、イジェクト板9に後方へ向けての移動力が付勢され、イジェクト板9は挿通孔13の内側開口縁にストッパ片10が当接するところまで後面壁12から後方へ突出される。
そして、該イジェクト板9はトレー本体6と電気的導通を保った状態とされている。
導電性を有する板バネ材料で形成された板バネ15がイジェクト板9の後端部に取着されている。板バネ15は略水平に延びる被支持部15aと該被支持部15aの一端から斜め下方へ突出した中間部15bと該中間部15bの下端から真っ直ぐ下方へ延びる支持部15cとを備える。そして、上記被支持部15aが上記イジェクト板9の後端部にネジ止めによって固定され、イジェクト板9との間に電気的導通が取られている。
上記板バネ15の支持部15cには導電性を有する金属材料で形成された軸16が側方へ突設されている。そして、該軸16に導電性を有する金属材料で形成されたローラ17が回転自在に支持されている。そして、該ローラ17は板バネ15の弾発力によって本体側筐体2の底面板18に弾発的に接触している。
本体側筐体2は導電性を有する金属材料で形成されており、従って、スライドトレー3に搭載された電気的部材はトレー本体6、イジェクト板9、板バネ15、軸16及びローラ17を介して本体側筐体2に接地されることになる。
尚、本体側筐体2はその全体が導電性を有している必要はなく、底面板18のみ或いは少なくともスライドトレー3が本体側筐体2から引き出された状態においてローラ17が接触する部分のみが導電性を有し、該導電性を有する部分を介して上記電気的部材が結果として接地されるようになっていればよい。
尚、上記構成では、ローラ17が底面板18と接触するようになっているが、これは、ローラ17を用いずに、板バネ15を直接底面板18に接触させるようにしても構わない。しかしながら、板バネ15を直接底面板18に接触させると、両者の摺接により導電性を有する金属の削り粉が発生し、回路のショート等種々の不都合を生ずる虞があるが、ローラ17を接触させるようにすることによって、導電性を有する金属の削り粉の発生を防止することが出来る。
本体側筐体2の底面板18には、上記ローラ17の転動経路上の後端部と前端部とに係合孔19、20が形成されている。
しかして、スライドトレー3が本体側筐体2内に収納されると、先ず、イジェクト板9の後端が本体側筐体2の後面板21に当接し、それから更にスライドトレー3が本体側筐体2内に押し込まれることによって、イジェクト板9が後面板21によって相対的に前方へ押圧され、図6に示すように、スライドトレー3内に押し込まれ、弾発部材14はその分伸張され、弾発力が蓄えられる。また、そのとき、ローラ17が係合孔19と係合する。また、図6に示すように、スライドトレー3が本体側筐体2内に収納された状態で、スライドトレー3は後述するロック手段によって該収納された状態をロックされ、該ロック手段によるロックが解除されない限り前方への移動が出来ないようになる。
そして、上記ロック手段による収納位置へのロックが解除されると、弾発部材14に蓄えられた弾発力が発動されて、該弾発力がイジェクト板9の後端によって本体側筐体2の後面板21を突っ張るように作用し、これによって、スライドトレー3は引出方向、即ち、本体側筐体2から引き出される方向へ移動される。しかし、その移動量は、イジェクト板9のスライドトレー3の後端から後方への突出量に略限定される。即ち、イジェクト板9の後端に設けられたローラ17が本体側筐体2の係合孔19と係合しているので、弾発部材14に蓄えられていた弾発力によるそれ以上の本体側筐体2からの突出は阻止される。これによって、上記弾発力によってスライドトレー3がズルズルと本体側筐体2から突出していくことによる不測の事態の発生を防止することが出来る。
しかして、スライドトレー3は、図7に示すように、その前端部が本体側筐体2の開口面7から突出した状態になるので、該突出している部分を手で持って更に前方へ引き出すことが出来る。この時、稍強く前方へ引っ張ることによってローラ17を係合孔19から引き出すことが出来る。
そして、スライドトレー3を所定の引出位置、即ち、図1に示す位置まで引き出すと、ローラ17が前側の係合孔20と係合し、この時に、ローラ17が係合孔20内に落ち込む感触、所謂、クリック感がスライドトレー3の前端部を持つ手に伝わり、これによって、操作している者はスライドトレー3を所定の引出位置まで引き出したことを知ることが出来る。
尚、本体側筐体2が導電性金属板で形成されていても、メッキが施されていると、底面板18の表面を覆うメッキ膜によってローラ17との間の電気導通が阻害される虞があるが、係合孔19、20を打抜き形成するときに出来る切断端面22(図3及び図6の引き出し拡大部参照)には本体側筐体2の材料本体が露出することになるので、ローラ17が係合孔19又は20に係合したときに、該切断端面22にローラ17が接触することにより上記接地が確実に為されることになる。また、係合孔19、20の打抜き方向は、底面板18の下方から為すのが好ましい。即ち、下方から打抜くことによって、図3及び図6の引き出し拡大部に示すように、上記切断端面22が斜め上方を向くことになり、これによって該切断端面22のローラ17との接触がより確実に為されることになる。
次に、スライドトレー3を収納位置にロックするロック手段について説明する。
ロック手段23は、本体側筐体2に設けられた係合部24と、該係合部24と係合する被係合部25を有すると共にスライドトレー3に回動自在に支持され上記係合部24と被係合部25とが係合するロック位置と両者の係合が解除されるロック解除位置との間を回動する回動レバー26と、該回動レバー26を回動させる移動手段27と、該移動手段27の駆動源としての直流(DC)モータ28とを備えている。
係合部24はピン形状をしており、本体側筐体2の底面板18の一方の側縁に寄った部分の前端寄りの位置に立設されている。そして、スライドトレー3の底面壁29の下面の上記係合部24が相対的に移動する部分に対応する位置には後端に達する通過凹部30が形成されている。そして、該通過凹部30の前端部には底面壁29を切除して成る窓31が形成されている。
回動レバー26は底面壁29の内側に位置し支点軸32によって回動自在に支持されている。回動レバー26の後端寄りの部分の一方の側縁には切欠状の被係合部25が形成されている。そして、該被係合部25が形成された側縁の被係合部25が形成された部分の稍後方から後端の部分は後端に行くに従って他方の側縁側に寄って行く傾斜縁33とされている。回動レバー26の前端には、上記被係合部25が形成された側と反対側へ、且つ、稍前方へ変位しながら突出した被押圧片34が一体に形成され、該被押圧片34の後方を向いた側縁、即ち、稍前方へ変位しながら側方へ延びる縁34aが被押圧縁とされている。
移動手段27はカムギヤ状に形成され、上記底面壁29の内側に回転自在に支持されている。そして、移動手段27の周縁寄りの位置にカムピン35が立設されている。そして、回動レバー26の後端寄りの部分とスライドトレー3との間にはコイルバネ状の戻しバネ36が張設されており、これによって、回動レバー26にはその被押圧縁34aが移動手段27のカムピン35に当接する方向への回動力が付勢されている。
DCモータ28が上記底面壁29の内側に固定されている。該DCモータ28の回転軸28aにはウォーム37が固定され、該ウォーム37と上記移動手段27との間は2つの中間ギヤ38、39によって連係されている。即ち、中間ギヤ38、39が底面壁29の内側に回転自在に支持されており、中間ギヤ38の大ギヤ、即ち、ウォームホィール部38aが上記ウォーム37と噛合され、小ギヤ38bが中間ギヤ39の大ギヤ39aと噛合され、そして、小ギヤ39bが上記移動手段27のギヤ部27aと噛合されている。従って、DCモータ28が駆動されると、移動手段27が回転されることになる。
図9に実線で示す回動レバー26の位置がロック位置であり、この状態で、回動レバー26の被係合部25が形成された部分は底面壁29に形成された上記窓31から通過凹部30の前端部に突出されている。そして、本体側筐体2に設けられた係合部24が回動レバー26の被係合部25に係合されている。
そして、この回動レバー26がロック位置にある状態から、DCモータ28が駆動されて移動手段27が図9に矢印で示す方向へ回転されると、これに伴って移動するカムピン35が回動レバー26の被押圧縁34aを押圧し、これによって、回動レバー26が図9における反時計回り方向に回動し、図9に2点鎖線で示すように、その被係合部25が係合部24から外れたロック解除位置に達する。それから更に、回動レバー26が回転してそのカムピン35が被押圧縁34aから外れると、戻しバネ36の引張力によって回動レバー26はロック位置に戻される。そして、カムピン35が再び図9に実線で示す位置に来たときにDCモータ28が停止する。
尚、移動手段27を上記位置、即ち、ロック位置で停止させる手段の一例としては、図10に示すカム手段と図11に示すモータ駆動回路とを使用するものが考えられる。
移動手段27のカムピン35が形成された面と反対側の面にカム突起40が形成され、該カム突起40の外周面がカム面41とされている。該カム面41は移動手段27の外周に近い押圧部41aと移動手段27の中心寄りにある非押圧部41bとを有する。そして、移動手段27に近接してスイッチ42がスライドトレー3の底面壁29に支持されており、その操作子42aが上記カム突起40のカム面41に対向するように位置している。しかして、移動手段27が回転して、カム面41の押圧部41aが操作子42aに対向する位置に来ると、該押圧部41aによって操作子42aが押圧されてスイッチ42がON状態となる。また、カム面41の非押圧部41bが操作子42aに対向する位置に来ると、該カム面41による操作子42aの押圧が解除され、スイッチ42はOFF状態となる。
モータ駆動回路43は2系統の回路44、45を有している。そして、上記スイッチ42は第1の回路44に介挿されている。移動手段27のカムピン35が図9に実線で示す位置にある状態において、スイッチ42の操作子42aとカム面41との位置関係は図10に示すようになっており、スイッチ42の操作子42aはカム面41の非押圧部41bと対向している。従って、上記第1の回路44は開いた状態とされている。
そして、スライドトレー3の前面板5に設けられた図示しないイジェクトスイッチが押されると、第2の回路45が閉成されてDCモータ28に電流が流れ、DCモータ28が回転し、これによって、移動手段27が図9及び図10に矢印で示す方向に回転を開始する。この時、スイッチ42はその操作子42aがまだカム面41の非押圧部41bと対向しており、OFFの状態にあり、第1の回路44には電流は流れていない。
移動手段27が所定角度回転すると、カム面41の押圧部41aによってスイッチ42の操作子42aが押圧されてスイッチ42がONの状態となり、第1の回路44に電流が流れ、今度は、この第1の回路44によってDCモータ28が回転されることになる。尚、第2の回路45に流れていた電流は、イジェクトスイッチが押された後予め設定された時間後に切られるようにされており、スイッチ42がON状態となった直後に切られるように設定されている。そして、移動手段27がそのカムピン35が図9に実線で示す位置まで回転すると、スイッチ42の操作子42aはカム面41の非押圧部41bと対向するようになり、スイッチ42がOFF状態となり、第1の回路44が開き、DCモータ28が停止する。このようにして、移動手段27は常にそのカムピン35が図9に実線で示す位置にある状態で停止することになる。
また、上記機構にあっては、移動手段27を回転させるための駆動源たるDCモータ28と移動手段27との間をギヤ38、39、27aによって連係させたが、これに限らず、例えば、図12に示すように、移動手段27Aをカムピン35を有するカムプーリとして構成し、そのプーリ部46とDCモータ28の回転軸28aに固定された駆動プーリ47との間に無端状のベルト48を架け渡した構成としても良い。
しかして、スライドトレー3が図1に示す引出位置から本体側筐体2内に押し込まれて行くと、相対的に本体側筐体2の係合部24はスライドトレー3の底面に形成された通過凹部30内を前方へ向かって移動されていく。
そして、係合部24が通過凹部30の前端に達すると、該係合部24は回動レバー26の傾斜縁33に当接する。係合部24が傾斜縁33に当接したところから係合部24が更に相対的に前方へ移動すると、該係合部24が傾斜縁33を押圧することによって回動レバー26がロック解除位置の方向へ回動し、これによって係合部24の更に前方への移動が許容され、係合部24が回動レバー26の被係合部25に対応した位置まで来ると、回動レバー26が戻しバネ36によってロック位置へ戻り、これによって、係合部24と被係合部25とが係合し、スライドトレー3を図6に示す引き込み位置にロックする。
そして、この間に、イジェクト板9はその後端が本体側筐体2の後面板21に当接し、更に、弾発部材14を伸張させながらスライドトレー3内に押し込まれ、これによって、弾発部材14に弾発力が蓄えられる。
そして、上記したように、図示しないイジェクトスイッチが押圧されて、回動レバー26がロック解除位置に移動すると、係合部24と被係合部25との係合が解除され、弾発部材14に蓄えられていた弾発力によって、スライドトレー3はその前端部が本体側筐体2の開口面7から前方へ突出される。
図13及び図14は本発明スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器の第2の実施の形態を示すものである。
尚、この第2の実施の形態にかかる光ディスク再生装置1Aはイジェクト板が本体側筐体に設けられている点のみで上記第1の実施の形態にかかる光ディスク再生装置1と相違し、その他の部分は上記第1の実施の形態におけると同様であるので、該相違する点についてのみ詳細に説明し、その他の部分については、上記第1の実施の形態において付した符号と同様の符号を付して説明を省略する。
本体側筐体2Aの底面板18Aにイジェクト板9が前後方向に摺動自在に支持され、該イジェクト板9のバネ掛け片11と本体側筐体2Aの前端部との間に張設されたコイルバネ状をした弾発部材14によってイジェクト板9には本体側筐体2Aから前方へ飛び出す方向への移動力が付勢されている。そして、イジェクト板9は前方から押圧されていない状態では、そのかなりの部分が本体側筐体2Aの前端より突出されている。尚、本体側筐体2Aは導電性を有する金属板で形成されており、上記イジェクト板9は本体側筐体2Aと電気的導通を保った状態とされている。
そして、イジェクト板9の前端部には板バネ15を介してローラ17が支持されており、該ローラ17がスライドトレー3Aの底面壁29の下面を転動するようになっている。
スライドトレー3Aの少なくとも底面壁29は導電性を有する金属板で形成されており、該スライドトレー3Aに搭載されている電気的部材が底面壁29に接地されている。しかして、スライドトレー3Aに搭載されている電気的部材はスライドトレー3Aの底面壁29、ローラ17、板バネ15、イジェクト板9を介して本体側筐体2Aに接地されることになる。
スライドトレー3Aの底面壁29のうち上記ローラ17の移動経路上の前端寄りの位置と後端寄りの位置の2箇所に係合孔19、20が形成されている。
しかして、スライドトレー3Aが本体側筐体2A内に引き込まれると、イジェクト板9の前端がスライドトレー3Aの前面板5によって押圧されて、イジェクト板9は本体側筐体2A内へ押し込まれ、これによって、弾発部材14が伸長されて弾発力が蓄えられると共に、スライドトレー3Aは引込み位置にロックされる。また、ローラ17は前側の係合孔19と係合される。
そして、上記引込み位置へのロックが解除されると、弾発部材14に蓄えられていた弾発力によってイジェクト板9が前方へ突出しスライドトレー3Aの前面板5を押圧するので、スライドトレー3Aの前端部が本体側筐体2Aの開口面7から突出する。ただし、ローラ17が係合孔19と係合しているので、スライドトレー3Aはイジェクト板9の本体側筐体2A前端からの突出量に見合った量以上には突出することはない。
そこで、スライドトレー3Aの本体側筐体2Aの開口面7から突出している部分を手で持って前方へ引っ張れば、スライドトレー3Aを本体側筐体2Aから更に引き出すことが出来る。そして、ローラ17が後側の係合孔20と係合することによってスライドトレー3Aを持つ手にそのクリック感が伝わり、スライドトレー3Aを所定の位置まで引き出したことを知ることが出来る。
尚、上記各実施の形態では、本発明を光ディスク再生装置に適用したものを示したが、本発明は、本体側筐体に引き出し可能に設けられたスライドトレーを有し、該スライドトレーに接地を必要とする電気的部材を搭載したもの、例えば、テーププレーヤ等に広く適用することが出来ることは勿論である。
図2乃至図12と共に本発明スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器の第1の実施の形態を示すものであり、本図はスライドトレーを本体側筐体から引き出した状態を示す概略斜視図である。 スライドトレーを本体側筐体から引き出した状態を示す概略側面図である。 スライドトレーを本体側筐体から引き出した状態における要部の拡大断面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV矢視図である。 スライドトレーが本体側筐体内に引き込まれた状態における要部の拡大断面図である。 スライドトレーに対する引込み位置へのロックが解除された状態を一部を省略して示す概略断面図である。 図9乃至図12と共にスライドトレーを引込み位置にロックするロック手段を示すものであり、本図は本体側筐体の一部を切り欠いて示す底面図である。 要部の拡大平面図である。 図11と共に移動手段を定位置で停止させる手段について示すものであり、本図は移動手段のカム突起が形成された面を示す図である。 概略的な回路図である。 変形例を示す要部の拡大平面図である。 図14と共に本発明スライドトレーのイジェクト機構、記録媒体駆動装置及び電子機器の第2の実施の形態を示すものであり、本図はスライドトレーが本体側筐体から引き出された状態を示す要部の拡大断面図である。 スライドトレーが本体側筐体に引き込まれた状態を示す要部の拡大断面図である。 従来のスライドトレーのイジェクト機構におけるロック手段を示す要部の平面図である。
符号の説明
2…本体側筐体、3…スライドトレー、9…イジェクト板、14…弾発部材、23…ロック手段、24…係合部、25…被係合部、26…回動レバー、27…移動手段、28…直流(DC)モータ、36…戻しバネ、38…伝達手段、39…伝達手段、41…カム面、41a…押圧部、41b…非押圧部、42…スイッチ、43…モータの駆動回路、44…第1の系統(回路)、45…第2の系統(回路)、47…伝達手段、48…伝達手段、27A…移動手段

Claims (4)

  1. 本体側筐体に引き出し可能に設けられたスライドトレーのイジェクト機構であって、
    上記スライドトレーを上記本体側筐体から引き出す弾発力が蓄えられる弾発部材と、
    上記弾発力の発動を阻止するロック手段とを備え、
    上記ロック手段は、上記本体側筐体に設けられた係合部と係合する被係合部を有すると共に上記スライドトレーに回動自在に支持され上記係合部と被係合部とが係合するロック位置と両者の係合が解除されるロック解除位置との間を回動する回動レバーと、
    上記回動レバーを上記ロック手段がロックされるロック位置からこのロックが解除されるロック解除位置へ動させる移動手段と、
    上記移動手段を移動させる駆動力を供給するモータと、
    上記モータからの駆動力を上記移動手段に伝達する伝達手段とを備え、
    上記移動手段には、上記回動レバーの被係合部の移動に伴い上記モータに電流を供給するためのスイッチを押圧又は押圧解除するカム面が形成され、上記スライドトレーのイジェクト時に、上記移動手段が移動して上記カム面の押圧部が上記スイッチの操作子に対向する位置にくることによって、上記スイッチを押圧して上記モータに電流が供給されるとともに、上記移動手段が移動して上記カム面の非押圧部が上記スイッチの操作子に対向する位置にくることによって、上記スイッチへの押圧が解除され、
    上記スライドトレーのイジェクト時には、上記移動手段が上記回動レバーを回動させて回動レバーの被係合部が上記本体側筐体の係合部から外れるロック解除位置に達するようにして、上記ロック機構のロックが解除され、上記弾発部材の弾発力によって、上記スライドトレーが上記本体側筐体から引き出される
    ことを特徴とするスライドトレーのイジェクト機構。
  2. 上記モータの駆動回路は2つの系統で構成され、上記スライドトレーのイジェクトスイッチが押されると、上記モータの駆動回路の上記2つの系統のうちの第1の系統が閉じて上記モータに電流が流れるとともに、該第1の系統は、所定時間後には、電流が切られるように構成され、
    上記モータに電流が流れ、該モータが回転して、上記移動手段が回転を開始し、該移動手段が所定角度回転すると、上記カム面の上記押圧部が上記スイッチの上記操作子を押圧して、上記スイッチが介挿されている上記モータの駆動回路の上記2つの系統のうちの第2の系統に電流が流れて上記モータが回転される
    ことを特徴とする請求項1に記載のスライドトレーのイジェクト機構。
  3. 本体側筐体に引き出し可能に設けられたスライドトレーのイジェクト機構と、
    上記スライドトレーを上記本体側筐体から引き出す弾発力が蓄えられる弾発部材と、
    上記弾発力の発動を阻止するロック手段とを備え、
    上記ロック手段は、上記本体側筐体に設けられた係合部と係合する被係合部を有すると共に上記スライドトレーに回動自在に支持され上記係合部と被係合部とが係合するロック位置と両者の係合が解除されるロック解除位置との間を回動する回動レバーと、
    上記回動レバーを上記ロック手段がロックされるロック位置からこのロックが解除されるロック解除位置へ動させる移動手段と、
    上記移動手段を移動させる駆動力を供給するモータと、
    上記モータからの駆動力を上記移動手段に伝達する伝達手段とを備え、
    上記移動手段には、上記回動レバーの被係合部の移動に伴い上記モータに電流を供給するためのスイッチを押圧又は押圧解除するカム面が形成され、上記スライドトレーのイジェクト時に、上記移動手段が移動して上記カム面の押圧部が上記スイッチの操作子に対向する位置にくることによって、上記スイッチを押圧して上記モータに電流が供給されるとともに、上記移動手段が移動して上記カム面の非押圧部が上記スイッチの操作子に対向する位置にくることによって、上記スイッチへの押圧が解除され、
    上記スライドトレーのイジェクト時には、上記移動手段が上記回動レバーを回動させて回動レバーの被係合部が上記本体側筐体の係合部から外れるロック解除位置に達するようにして、上記ロック機構のロックが解除され、上記弾発部材の弾発力によって、上記スライドトレーが上記本体側筐体から引き出される
    ことを特徴とする記録媒体駆動装置。
  4. 本体側筐体に引き出し可能に設けられたスライドトレーのイジェクト機構と、
    上記スライドトレーを上記本体側筐体から引き出す弾発力が蓄えられる弾発部材と、
    上記弾発力の発動を阻止するロック手段とを備え、
    上記ロック手段は、上記本体側筐体に設けられた係合部と係合する被係合部を有すると共に上記スライドトレーに回動自在に支持され上記係合部と被係合部とが係合するロック位置と両者の係合が解除されるロック解除位置との間を回動する回動レバーと、
    上記回動レバーを上記ロック手段がロックされるロック位置からこのロックが解除されるロック解除位置へ動させる移動手段と、
    上記移動手段を移動させる駆動力を供給するモータと、
    上記モータからの駆動力を上記移動手段に伝達する伝達手段とを備え、
    上記移動手段には、上記回動レバーの被係合部の移動に伴い上記モータに電流を供給するためのスイッチを押圧又は押圧解除するカム面が形成され、上記スライドトレーのイジェクト時に、上記移動手段が移動して上記カム面の押圧部が上記スイッチの操作子に対向する位置にくることによって、上記スイッチを押圧して上記モータに電流が供給されるとともに、上記移動手段が移動して上記カム面の非押圧部が上記スイッチの操作子に対向する位置にくることによって、上記スイッチへの押圧が解除され、
    上記スライドトレーのイジェクト時には、上記移動手段が上記回動レバーを回動させて回動レバーの被係合部が上記本体側筐体の係合部から外れるロック解除位置に達するようにして、上記ロック機構のロックが解除され、上記弾発部材の弾発力によって、上記スライドトレーが上記本体側筐体から引き出される記録媒体駆動装置を備える
    ことを特徴とする電子機器。
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