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JP4439547B2 - ケーブルコネクタ、ケーブルコネクタとケーブルの接続方法 - Google Patents

ケーブルコネクタ、ケーブルコネクタとケーブルの接続方法 Download PDF

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JP4439547B2
JP4439547B2 JP2007245484A JP2007245484A JP4439547B2 JP 4439547 B2 JP4439547 B2 JP 4439547B2 JP 2007245484 A JP2007245484 A JP 2007245484A JP 2007245484 A JP2007245484 A JP 2007245484A JP 4439547 B2 JP4439547 B2 JP 4439547B2
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Description

本発明は、ケーブルコネクタおよびケーブルコネクタとケーブルの接続方法に関する。
自動車等の輸送機器の電装や、コンピュータの配線等に用いられるケーブルには種々の構造があるが、ケーブル間の接続のためのケーブルコネクタが設けられているのが一般的である。
ケーブルコネクタの構造としては、例えばケーブルの先端を挟み込むように設けられたカバーインシュレータと、他のコネクタと接続される端子(コンタクト)を有するベースインシュレータを有しているものがある。
このような構造では、カバーインシュレータとベースインシュレータを連結し、ケーブルの先端とケーブルコネクタの端子を接続することにより、ケーブルコネクタとケーブルが接続される。
ここで、ケーブルの先端とケーブルコネクタの端子を接続する方法としては、例えば特許文献1に示すように、半田(ハンダ)を用いたものがある。
具体的には、特許文献1の段落番号〔0039〕に示すように、中心導体(ケーブルの先端)と端子部を半田で接続する。
一方、半田を用いた接続方法では、半田量のバラつきにより、接続部の断面積にバラつきが生じ、高速伝送の際にインピーダンス不整合が生じる恐れがある。
そこで、接続部に直接レーザを照射して溶融させることにより、ケーブルと端子を接続する、いわゆるレーザ溶接を用いた方法が開発されている。
この場合、ケーブルの先端と端子をあらかじめ密着させておく必要があるため、別途固定用の部材によりケーブルの先端と端子を押圧して密着させる構造が用いられる。
例えば特許文献2の図1には、ケーブルの先端である導体と、接続端子とを押圧する弾性部材がハウジング部と一体となって設けられているコネクタが開示されている。
特開2004−192817号公報 特開平07−211405号公報
しかしながら、このような構造では、弾性部材を設けることにより、ケーブルコネクタの構造が複雑となるという問題があった。
また、弾性部材はケーブルと端子とを接触するように設けられるため、レーザの照射方向が弾性部材によって制限されるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、接続部の構造が単純で、レーザの照射方向が制限されないケーブルコネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、第1の発明は、ケーブルの先端を保持するカバーインシュレータと、前記カバーインシュレータに連結して設けられるベースインシュレータと、前記ベースインシュレータに設けられ、他のコネクタおよび前記ケーブルに接続される端子と、を有し、前記カバーインシュレータは、前記ケーブルの先端を折り曲げて保持する保持手段を有し、前記端子の先端は、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結した際に、前記保持手段に折り曲げられて保持された状態の前記ケーブルの先端を押圧可能な形状に折り曲げて保持され、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結し、レーザ溶接により前記端子を前記ケーブルの先端と接続することにより、前記ケーブルと接続されることを特徴とするケーブルコネクタである。
前記保持手段は、前記ケーブルの先端を、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結する際の連結方向に対して、折り曲げ角度が角度αとなるように折り曲げて保持する手段であり、前記端子の先端は、前記ケーブルの先端と接触していない状態での前記連結方向に対する折り曲げ角度が角度βとなるように折り曲げて保持されており、前記角度αと前記角度βは、以下の式を満足する値である。
β<π−α(rad)…式(1)
前記保持手段は、前記カバーインシュレータの先端に設けられ、前記ケーブルの先端が挿入される溝部であってもよく、この場合、前記溝部は、前記連結方向に対して角度がπ−α(rad)となるように傾斜して設けられている。
前記ケーブルコネクタは、前記ケーブルの先端および前記端子の周囲を覆うように設けられた絶縁部材をさらに有してもよい。
第2の発明は、ケーブルの先端を保持するカバーインシュレータと、前記カバーインシュレータに連結されたベースインシュレータと、を有し、前記ベースインシュレータは、他のコネクタおよび前記ケーブルに接続される端子を有するケーブルコネクタをケーブルと接続する、ケーブルコネクタとケーブルの接続方法であって、前記ケーブルの先端を折り曲げる工程(a)と、前記端子の先端を、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結した際に、前記ケーブルの先端を押圧可能な形状に折り曲げる工程(b)と、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結する工程(c)と、前記ケーブルの先端と前記端子の先端をレーザ溶接により接続する工程(d)と、を有することを特徴とするケーブルコネクタとケーブルの接続方法である。
前記工程(a)は、前記ケーブルの先端を、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結する際の連結方向に対する折り曲げ角度が角度αとなるように折り曲げる工程であり、前記工程(b)は、前記ベースインシュレータの前記端子の先端を、前記工程(c)における連結方向に対する折り曲げ角度が角度βとなるように折り曲げる工程であり、前記角度αと前記角度βは、以下の式を満足する値である。
β<π−α(rad)…式(1)
前記ケーブルの接続方法は、レーザ溶接により接続した部分の周囲を絶縁部材で覆う工程(e)をさらに有してもよい。
第1の発明および第2の発明では、ケーブルコネクタが、ケーブルを保持するカバーインシュレータと、カバーインシュレータに連結されるベースインシュレータと、ベースインシュレータに設けられた端子を有しており、カバーインシュレータとベースインシュレータを連結した際に、端子の先端がケーブルの先端を押圧可能となるように、ケーブルと端子の折り曲げ角度が保持されている。
従って、別途、両者を密着させるための弾性部材等は不要となり、ケーブルコネクタの構造が単純になる。
また、弾性部材等が不要になったことにより、レーザ溶接の際に、レーザの照射方向が制限されない。
本発明によれば、接続部の構造が単純で、レーザの照射方向が制限されないケーブルコネクタを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明に好適な実施形態を詳細に説明する。
まず、図1および図2を参照して、本実施形態に係るケーブルコネクタ1の概略構成を説明する。
ここでは、ケーブルコネクタ1として、フラットケーブル用のケーブルコネクタが例示されている。
図1および図2に示すように、ケーブルコネクタ1は、カバーインシュレータ30、ベースインシュレータ20、端子10a、10bを有している。
図1および図2に示すように、ケーブルコネクタ1は、ケーブル40を挟み込むようにして設けられ、ケーブル40の先端を保持するカバーインシュレータ30を有している。
カバーインシュレータ30には、カバーインシュレータ30を覆うようにして、他のコネクタと接続されるベースインシュレータ20が連結されている。
ベースインシュレータ20には端子10a、10bが設けられ、ベースインシュレータ20とカバーインシュレータ30の間(詳細は後述)には絶縁部材60が充填されている。
次に、ケーブル40、カバーインシュレータ30、ベースインシュレータ20の構造の詳細について図1〜8を参照して説明する。
まず、ケーブル40の構造について、図2〜図4を参照して説明する。
図2〜図4に示すようにケーブル40は、第1ケーブル40aと第2ケーブル40bの2つのケーブルを有しており、形状はいわゆるフラットケーブルである。
図4に示すように、第1ケーブル40aと第2ケーブル40bは、導電性を有する複数の芯線41a、41bをそれぞれ有し、芯線41a、41bの周囲は絶縁被覆42a、42bで覆われている。
なお、詳細は後述するが、第1ケーブル40aと第2ケーブル40bの先端は芯線41a、41bが露出しており、所定の折り曲げ角度αに保持されている。
次に、カバーインシュレータ30の構造について、図2、図3、図5〜7を参照して説明する。
図2および図3に示すように、カバーインシュレータ30は、ケーブル40の先端を挟み込むように互いに対向して設けられたカバー30a、30bを有している。
図2に示すように、カバー30aの側面には、連結の際にベースインシュレータ20とかみ合う突起32a、32bが設けられ、カバー30bの側面には、同様に突起33a、33bが設けられている。
突起32a、32bにはベースインシュレータ20との連結の際に、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を固定するピン28a、28b(後述)が圧入される穴34a、34bが設けられている。
突起33a、33bにも同様の穴35a、35b(図示せず)が設けられている。
そして、カバー30aとカバー30bは、穴34aと穴35aが重なるように設けられ、また、穴34bと穴35bが重なるように設けられている。
図3に示すように、カバー30aには、カバー30aの第1ケーブル40aと接する面と対向するようにして、板状のクランプ50aが設けられている。
そして、カバー30aとクランプ50aが第1ケーブル40aの先端を挟み込むことにより、第1ケーブル40aの先端を保持する。
同様に、カバー30bには、カバー30bの第2ケーブル40bと接する面と対向するようにして、板状のクランプ50bが設けられている。
そして、カバー30bとクランプ50bが第2ケーブル40bの先端を挟み込むことにより、第2ケーブル40bの先端を保持する。
さらに、図6および図7に示すように、カバー30aの端部には、複数の溝部14aが保持手段として設けられ、溝部14aには第1ケーブル40aの先端の芯線41aが挿入されている。
図7に示すように、溝部14aはカバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を連結する際の連結方向Bに対して角度(π−α)だけ傾斜しており、芯線41aの、連結方向Bに対する折り曲げ角度が、角度αとなるように保持する。
なお、図7に示すように、カバー30bの端部にも、芯線41bに対応した形状を有する複数の溝部14bが保持手段として設けられている。
そして、溝部14bには第2ケーブル40bの先端の芯線41bが挿入されている。
溝部14bはカバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を連結する際の連結方向Bに対して角度(π−α)だけ傾斜しており、芯線41bの、連結方向Bに対する折り曲げ角度が、角度α(図示せず)となるように保持する。
次に、ベースインシュレータ20の構造の詳細について、図1〜図3および図8を参照して説明する。
図2、図3および図8に示すように、ベースインシュレータ20は本体20aを有し、本体20aの他のコネクタ81と嵌合する側の側面には、後述する他のコネクタ81が挿入される凹部20bが設けられている。
本体20aの、凹部20bが設けられた面とは反対側の面の端部には、カバーインシュレータ30との連結の際に突起32a、32b、33a、33bとかみ合うコの字形部22a、22bが設けられている。
なお、図1の状態では、コの字形部22aは突起32a、33aとかみ合っており、コの字形部22bは突起32b、33bとかみ合っている。
コの字形部22a、22bには、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を連結する際に、後述するピン28a、28bが圧入される穴24a、24bが設けられている。
なお、図1の状態では穴24a、34a、35aにピン28aが圧入されており、穴24b、34b、35bにピン28bが圧入されている。
即ち、ピン28a、28bにより、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20が固定される。
また、図3に示すように、本体20aの内壁には、凹部20bが設けられた面とは反対側の面へと貫通して設けられた複数の端子保持部21a、21bが設けられている。
端子保持部21a、21bには、複数の端子10a、10bが設けられている。
端子10a、10bの数は、それぞれ芯線41a、41bの数と同数である。
端子10a、10bは芯線41a、41bおよび後述する他のコネクタ端子81a、81bと接続される。
図8に示すように、端子10a、10bの先端は、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を連結した際に、ケーブル40の先端の芯線41a、41bを押圧可能な形状に保持されている。
具体的には、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を連結する際の連結方向Bに対する折り曲げ角度が、(ケーブル40と接触していない状態では)角度βとなるように保持されている。
ここで、角度αと角度βは、図7に示されている様に、水平方向Bに対して明らかに鋭角があり、以下の関係を満たす角度となっている。
β<π−α(rad)…式(1)
このような角度とすることにより、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を連結した際に、端子10a、10bの先端が芯線41a、41bを押圧するため、両者が密着する。
即ち、本実施形態では、端子10a、10bの先端が弾性部材を兼ねており、別途、両者を密着させるための弾性部材等は不要である。
また、弾性部材等が不要になったことにより、後述するレーザ溶接の際に、レーザの照射方向が制限されない。
なお、ケーブルコネクタ1は、端子10a、10bの先端と芯線41a、41bがレーザ溶接により接続されている。
また、図3(a)に示すように、ケーブルコネクタ1は、端子10a、10bの先端と芯線41a、41bの周囲が絶縁部材60で覆われている。
ここで、ケーブルコネクタ1が接続されたケーブル40を、他のケーブルもしくは基板と電気的に接続する場合の手順について、簡単に説明する。
ケーブルコネクタ1が接続されたケーブル40を、他のケーブルもしくは基板と電気的に接続する場合は、図3(b)に示すように、ベースインシュレータ20の凹部20bに、他のケーブルもしくは基板に接続された他のコネクタ81を挿入する。
そして、端子10a、10bと、他のコネクタ81に設けられた他のコネクタ端子81a、81bを接続する。
すると、端子10a、10bと他のコネクタ端子81a、81bを介してケーブル40と他のケーブルもしくは基板が電気的に接続される。
次に、ケーブルコネクタ1とケーブル40を接続する際の手順について、図2、図3、図5および図9〜図11を用いて説明する。
まず、図9に示すように、ケーブル40とカバーインシュレータ30を組み合わせる。具体的にはカバー30a、30bと第1ケーブル40a、第2ケーブル40bを組み合わせて、芯線41a、41bを溝部14a、14bに挿入する。
芯線41a、41bを溝部14a、14bに挿入することにより、芯線41a、41bの先端が折り曲げ角度αに保持される。
その後にカバー30aとカバー30bを組み合わせる。
また、端子10a、10bとカバーインシュレータ30を組み合わせ、端子10a、10bの先端を折り曲げ角度βとなるように折り曲げて保持する。
次に、カバーインシュレータ30を図9のB1の向きに移動させ、ベースインシュレータ20に挿入する。
この際、カバーインシュレータ30の突起32a、33aおよび突起32b、33bがそれぞれベースインシュレータ20のコの字形部22a、22bの内壁とかみ合うようにして挿入する(図2参照)。
このように挿入することにより、連結の向きが図9のB1の向きに限定されるため、位置決めを正確に行える。
そして、ベースインシュレータ20の穴24a、24bとカバーインシュレータ30の穴34a、34b、35a、35bが一致する位置にカバーインシュレータ30が移動すると、挿入を停止する。
そして、穴24a、34a、35aにピン28aを圧入し、穴24b、34b、35bにピン28bを圧入してカバーインシュレータ30をベースインシュレータ20に固定する。
このようにして、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20が連結される。
この状態では、図10に示すように、端子10a、10bの先端と芯線41a、41bが接触しているが、角度αと角度βは式(1)を満たす角度となっているため、端子10a、10bの先端が芯線41a、41bをC1、C2の向きに押圧し、両者が密着する。
次に、図11に示すように、端子10a、10bの先端と芯線41a、41bが接触している部分にレーザ71a、71bを照射し、レーザ溶接により溶接して両者を接続し、接続部を形成する。
この際、レーザ71a、71bの発振と連動してカバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を図5のX方向に移動させ、全ての端子10a、10bの先端と芯線41a、41bを接続する。
ここで、端子10a、10bの先端は弾性部材を兼ねており、別途、両者を密着させるための弾性部材等は不要となるため、レーザ71a、71bの照射方向が制限されない。
溶接が終わると、端子10a、10bの先端と芯線41a、41bのうち、レーザ溶接により接続した部分の周囲を耐環境性(ゴミ、埃等の付着防止)のために絶縁部材60で覆う(図3(a)参照)。
以上の工程により、ケーブルコネクタ1がケーブル40と接続される。
このように、本実施形態によれば、ケーブルコネクタ1はカバーインシュレータ30、ベースインシュレータ20、端子10a、10bを有し、端子10a、10bの先端が折り曲げ角度βとなるように保持され、ケーブル40の先端の芯線41a、41bが、カバーインシュレータ30の溝部14a、14bによって折り曲げ角度αとなるように保持されている。
そのため、カバーインシュレータ30とベースインシュレータ20を連結した際に、端子10a、10bの先端が弾性部材として芯線41a、41bを押圧するため、両者が密着する。
従って、別途、両者を密着させるための弾性部材等は不要であり、ケーブルコネクタ1は構造が単純で、かつレーザ溶接の際に、レーザ71a、71bの照射方向が制限されない。
上記した実施形態では、本発明をフラットケーブル用のケーブルコネクタに適用した場合について説明したが、本発明は、何等、これに限定されることなく、フラットケーブル以外のケーブル用のケーブルコネクタにも用いることができる。
ケーブルコネクタ1を示す斜視図である。 図1の分解図であり、絶縁部材60は、記載を省略している。 図3(a)は図1のA−A断面図であり、ケーブル40および端子10a、10bは側面図で表しており、図3(b)は図3(a)において、他のコネクタ81を接続する手順を示す図である。 ケーブル40およびその内部を示す斜視図である。 図2のコの字形部22b付近の拡大断面図であり、断面はハッチングおよび点描で表している。 カバーインシュレータ30の突起32b付近の拡大斜視図であり、断面はハッチングおよび点描で表している。 図1のA−A断面図のうち、カバーインシュレータ30のみを表した図であり、ケーブル40は側面図で表している。 図1のA−A断面図のうち、ベースインシュレータ20のみを表した図であり、端子10a、10bは側面図で表している。 ケーブルコネクタ1とケーブル40を接続する際の手順を示す断面図であり、ケーブル40および端子10a、10bは側面図で表している。 ケーブルコネクタ1とケーブル40を接続する際の手順を示す断面図であり、ケーブル40および端子10a、10bは側面図で表している。 ケーブルコネクタ1とケーブル40を接続する際の手順を示す断面図であり、ケーブル40および端子10a、10bは側面図で表している。
符号の説明
1…………ケーブルコネクタ
10a……端子
14a……溝部
20………ベースインシュレータ
20a……本体
20b……凹部
21a……端子保持部
22a……コの字形部
24a……穴
28a……ピン
30………カバーインシュレータ
30a……カバー
32a……突起
34a……穴
40………ケーブル
40a……第1ケーブル
41a……芯線
42a……絶縁被覆
50a……クランプ
60………絶縁部材
71a……レーザ

Claims (7)

  1. ケーブルの先端を保持するカバーインシュレータと、
    前記カバーインシュレータに連結して設けられるベースインシュレータと、
    前記ベースインシュレータに設けられ、他のコネクタおよび前記ケーブルに接続される端子と、
    を有し、
    前記カバーインシュレータは、前記ケーブルの先端を折り曲げて保持する保持手段を有し、
    前記端子の先端は、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータが連結した際に、前記保持手段に折り曲げられて保持された状態の前記ケーブルの先端を押圧可能な形状に折り曲げて保持され、
    前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結し、レーザ溶接により前記端子を前記ケーブルの先端と接続することにより、前記ケーブルと接続されることを特徴とするケーブルコネクタ。
  2. 前記保持手段は、
    前記ケーブルの先端を、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結する際の連結方向に対して、折り曲げ角度が角度αとなるように折り曲げて保持する手段であり、
    前記端子の先端は、前記ケーブルの先端と接触していない状態での前記連結方向に対する折り曲げ角度が角度βとなるように折り曲げて保持されており、
    前記角度αと前記角度βは、以下の式を満足する値であることを特徴とする請求項1記載のケーブルコネクタ。
    β<π−α(rad)…式(1)
  3. 前記保持手段は、
    前記カバーインシュレータの先端に設けられ、前記ケーブルの先端が挿入される溝部であり、
    前記溝部は、前記連結方向に対して角度がπ−α(rad)となるように傾斜して設けられていることを特徴とする請求項2記載のケーブルコネクタ。
  4. 前記ケーブルの先端および前記端子の周囲を覆うように設けられた絶縁部材をさらに有することを特徴とする請求項1記載のケーブルコネクタ。
  5. ケーブルの先端を保持するカバーインシュレータと、
    前記カバーインシュレータに連結して設けられたベースインシュレータと、
    前記ベースインシュレータに設けられ、他のコネクタおよび前記ケーブルに接続される端子と、
    を有するケーブルコネクタをケーブルと接続する、ケーブルコネクタとケーブルの接続方法であって、
    前記ケーブルの先端を折り曲げる工程(a)と、
    前記端子の先端を、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結した際に、前記ケーブルの先端を押圧可能な形状に折り曲げる工程(b)と、
    前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結する工程(c)と、
    前記ケーブルの先端と前記端子の先端をレーザ溶接により接続する工程(d)と、
    を有することを特徴とするケーブルコネクタとケーブルの接続方法。
  6. 前記工程(a)は、前記ケーブルの先端を、前記カバーインシュレータと前記ベースインシュレータを連結する際の連結方向に対する折り曲げ角度が角度αとなるように折り曲げる工程であり、
    前記工程(b)は、前記端子の先端を、前記工程(c)における連結方向に対する折り曲げ角度が角度βとなるように折り曲げる工程であり、
    前記角度αと前記角度βは、以下の式を満足する値であることを特徴とする請求項5記載のケーブルコネクタとケーブルの接続方法。
    β<π−α(rad)…式(1)
  7. レーザ溶接により接続した部分の周囲を絶縁部材で覆う工程(e)をさらに有することを特徴とする請求項6記載のケーブルコネクタとケーブルの接続方法。
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