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JP4438955B2 - 蓄圧装置 - Google Patents

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JP4438955B2 JP2005105656A JP2005105656A JP4438955B2 JP 4438955 B2 JP4438955 B2 JP 4438955B2 JP 2005105656 A JP2005105656 A JP 2005105656A JP 2005105656 A JP2005105656 A JP 2005105656A JP 4438955 B2 JP4438955 B2 JP 4438955B2
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Description

本発明は、動力源からの動力を用いて流体圧力を変換し、同変換した流体圧力を蓄積しておく蓄圧装置に関する。
従来から、車両用エンジン(動力源)によりポンプ(流体圧力変換手段)を駆動して、ポンプにより生成された液圧をアキュムレータ(蓄圧手段)に蓄積しておき、同蓄積された液圧を利用する蓄圧装置はよく知られている。この種の蓄圧装置においては、例えば下記特許文献1に示されるように、アキュムレータに蓄積されている液圧が所定圧以下のときには、ポンプから吐出される高圧の作動液をアキュムレータに供給し、一方、アキュムレータに蓄積されている液圧が所定圧を超えると、ポンプから吐出される作動液をリリーフ弁を介してリザーバに逃がすようにして、ポンプの負荷を軽減するようにすることも知られている。
特開平9−286321号公報
しかし、上記従来の装置にあっては、アキュムレータに蓄積されている液圧が所定圧を超えると、ポンプの負荷が軽減されるものの、ポンプは車両用エンジンによって駆動され続ける。したがって、ポンプ内の部品(例えば、ピストン)は作動を続けるために、負荷の軽減においても十分ではなく、またポンプ内の部品の耐久性にも悪影響を及ぼす。
本発明は、上記問題に対処するためになされたもので、その目的は、圧力変換手段の無駄な作動をなくして動力損失を極力減少させるとともに、圧力変換手段の耐久性を向上させる蓄圧装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、シリンダ(41)と、シリンダ(41)内に気密的または液密的に摺動可能に収容されて軸線方向一端側を閉止するとともに他端側を開放させた有底円筒状の第1ピストン(42)と、シリンダ(41)および第1ピストン(42)内にその開放端側から気密的または液密的に摺動可能に進入して、第1ピストン(42)内にその閉止端側にて第3室(R3)を形成するとともに、シリンダ(41)内に第1ピストン(42)の開放端側にて第2室(R2)を形成する第2ピストン(45)と、第2ピストン(45)に接続されて、軸線方向の往復運動により第2ピストン(45)をシリンダ(41)および第1ピストン(42)内にて軸線方向に往復運動させる第1ピストンロッド(47A)と、第2ピストン(45)に接続されるとともに第1ピストン(42)の閉止側から突出して、第1ピストン(42)に対する第2ピストン(45)の所定範囲内の往復動を許容するとともに、第1ピストン(42)との係合により第1ピストン(42)と一体的に変位して第1ピストン(42)に対する第2ピストン(45)の所定範囲外の変位を規制する第2ピストンロッド(47B,47B1)と、第3室(R3)に接続されて、第1ピストン(42)の開放側への第2ピストン(45)の変位時に低圧流体を第3室(R3)内に吸入する吸入弁(44)と、第3室(R3)に接続されて、第1ピストン(42)の閉止側への第2ピストン(45)の変位時に第3室(R3)内の高圧流体を吐出する吐出弁(46,49)と、動力を発生する動力源(11)と、動力源(11)から第1ピストンロッド(47A)に動力を伝達して第1ピストンロッド(47A)を軸線方向に所定範囲内で往復運動させる動力伝達手段(30)と、第3室(R3)から吐出弁(46,49)を介して吐出された高圧流体を蓄積する蓄圧手段(12)と、吐出弁(46,49)の下流の高圧流体を第2室(R2)へ導いて、吐出弁(46,49)の下流の流体圧力が吸入弁(44)の上流の流体圧力よりも所定圧以上高くなったとき、第1ピストン(42)をその閉止側へ付勢して動力伝達手段(30)による動力源(11)から第1ピストンロッド(47A)への動力の伝達を遮断することにより、第3室(R3)から吐出弁(46,49)を介した蓄圧手段(12)への高圧流体の出力を制限する制限手段(14、及びシリンダ41と第1ピストン42との間の流路であってカップシール部材49から第2室R2までの流路)とを備えたことにある。この場合、動力源(11)を、回転力を発生するように構成し、動力伝達手段(30)を、動力源(11)からの回転力に応じて回転して第1ピストンロッド(47A)の軸線方向の往復運動に変換するカム(32)で構成できる。
上記のように構成した本発明の特徴においては、動力源(11)から動力伝達手段(30)を介して伝達される動力により、第2ピストン(45)が往復運動する。この第2ピストン(45)の往復運動により、吸入弁(44)を介して吸入した低圧流体が高圧流体に変換されて吐出弁(46,49)を介して吐出される。このとき、吐出弁(46,49)の下流の流体圧力が吸入弁(44)の上流の流体圧力よりも所定圧以上高くなると、制限手段(14、及びシリンダ41と第1ピストン42との間の流路であってカップシール部材49から第2室R2までの流路)により、第1ピストン(42)はその閉止側へ付勢され、第2ピストン(45)第2ピストンロッド(47B、47B1)閉止側へ付勢される。この第2ピストン(45)の変位により、動力伝達手段(30)から第1ピストンロッド(47A)への動力伝達が遮断される。その結果、高圧流体が不要な場合には、第1ピストンロッド(47A)及び第2ピストン(45)の作動が停止し、動力源(11)の動力損失を抑えることができるとともに、シリンダ(41)、第1および第2ピストン(42,45)などの耐久性も向上する。
また、前記蓄圧装置においては、吸入弁(44)を、シリンダ(41)と第1ピストン(42)との間に介装された一方向弁で構成するとよい。さらに、吐出弁(49)を、第3室(R3)から第2室(R2)への連通路であってシリンダ(41)と第1ピストン(42)との間に介装された一方向弁で構成するとよい。これによれば、吸入弁(44)および吐出弁(49)がシリンダ(41)内に収容されるので、装置全体をコンパクトに構成できる。
a.第1実施形態
以下、本発明の第1実施形態について図面を用いて説明すると、図1は第1実施形態に係る蓄圧装置の全体を示す概略図である。この蓄圧装置は、例えば車両に適用されて高圧の空気圧を蓄積しておいて、車両の制御に利用されるものである。
蓄圧装置は、動力を発生する動力源としての駆動装置11と、駆動装置11から伝達される動力を用いて流体圧としての空気圧を変換する圧力変換手段としての圧力変換機構20と、駆動装置11から圧力変換機構20に動力を伝達する動力伝達機構30と、圧力変換機構20にて変換された高圧の空気を蓄積する蓄圧手段としてのアキュムレータ12とを備えている。
駆動装置11は、例えばエンジンおよび同エンジンの駆動力を出力する出力装置から構成される。圧力変換機構20は、一対の底部21a,21bを有する円筒状のシリンダ21を備えている。シリンダ21は、外周面上にシール部材としてのオーリング22aを組み付けたピストン22を軸線方向に気密的かつ摺動可能に収容している。ピストン22はシリンダ21内を第1室R1および第2室R2に区画している。第1室R1内にはコイルスプリング23が組み込まれている。コイルスプリング23は、ピストン22を第2室R2側に付勢している。
第1室R1はチェックバルブによって構成された吸入弁24を介して大気に連通しており、吸入弁24はピストン22の第2室R2側への変位時に大気を第1室R1内に導入する。また、第1室R1はチェックバルブによって構成された吐出弁25を介してアキュムレータ12に連通しており、吐出弁25はピストン22の第1室R1側への変位時に第1室R1内の高圧空気をアキュムレータ12に吐出する。第2室R2には、ピストンロッド26が、シリンダ21の底部21bを介して機密的に進退可能に進入し、ピストン21と一体変位するように接続されている。ピストンロッド26と底部21bとの間には、底部21bの内周面上に組み付けたシール部材27が設けられている。
動力伝達機構30は、駆動装置11によって軸線周りに回転駆動される回転ロッド31と、偏心カム32とからなる。偏心カム32は、円形プレート32a、リング32bおよび多数のボール32cからなる。円形プレート32aは、偏心させた位置にて回転ロッド31に一体回転するように固定されている。リング32bは、その内周面上にて多数のボール32cを介して円形プレート32aの外周面上に円形プレート32aと相対回転するように組み付けられるとともに、その外周面上の一部(図示上部位置)にてピストンロッド26の下面を摺動可能に支持している。したがって、偏心カム32は、回転ロッド31の回転に伴う回転プレート32aの回転により、リング32bの図示上端位置を上下動させてピストンロッド26を軸線方向すなわち図示上下方向に所定範囲で往復運動させる。
アキュムレータ12には、利用装置13が接続されている。利用装置13は、アキュムレータ12に蓄積されている高圧の空気を利用する装置で、例えば車両における運転者のブレーキペダルの踏み込み操作をアシストするブレーキアシスト装置である。
アキュムレータ12(すなわち突出弁25の下流)には、アキュムレータ12に蓄積されている高圧の空気圧(すなわち突出弁25の下流側の空気圧)を、シリンダ21の第2室R2に導く空気通路14が設けられている。なお、この空気通路14は、導管内周面によって形成される空気の通路であっても、シリンダ21および突出弁25を構成するブロック体の中に形成された空気の通路であってもよい。
次に、上記のように構成した第1実施形態の動作について説明する。回転ロッド31が駆動装置11によって回転駆動されると、偏心カム32はピストンロッド26およびピストン22を上下に往復運動させ始める。偏心カム32が、ピストンロッド26およびピストン22をコイルスプリング23の下方への付勢力に抗して上方へ押し上げると、後述する第1室R1内の空気を圧縮して高圧に変換する。この高圧に変換された空気は、吐出弁25を介してアキュムレータ12および第2室R2に供給される。そして、ピストン22が最上位点に達すると、次に、ピストン22およびピストンロッド26は、コイルスプリング23の付勢力、ピストン22およびピストンロッド26の自重による力(以下、この力をコイルスプリング23などによる付勢力という)によって下方に移動する。ただし、シリンダ21の軸線方向が垂直方向でなければ、ピストン22およびピストンロッド26の自重による力は前記軸線方向に応じて変化する。
ピストン22の下方への移動により、シリンダ21の第1室R1内には吸入弁24を介して大気圧の空気が吸入される。そして、ピストン22およびピストンロッド26が最下点に達した後には、ピストン22およびピストンロッド26は、前述のように、偏心カム32によって上方へ移動して、第2室R1内の圧縮された高圧の空気が吐出弁25を介してアキュムレータ12に供給される。このようなピストン22およびピストンロッド26の往復運動により、アキュムレータ12内の空気は徐々に高圧になり、アキュムレータ12内に高圧の空気が蓄積されることになる。
一方、アキュムレータ12および吐出弁25の下流は空気通路14を介してシリンダ21の第2室R2にも連通しているので、アキュムレータ12内の空気圧が高くなると、第2室R2内の空気圧も高圧になる。そして、第2室R2内の高圧の空気圧によるピストン22の上方への付勢力が、コイルスプリング23などによる付勢力よりも大きくなると、その時点で、ピストン22およびピストンロッド26は最上位置に静止する。すなわち、アキュムレータ12内の空気圧すなわち吐出弁25の下流の空気圧が、吸入弁24の上流側の空気圧(大気圧)よりも所定圧だけ高くなると、第2室R2内の空気圧がピストン22およびピストンロッド26を最上位置に維持する。このピストン22およびピストンロッド26が最上位置に維持された状態では、偏心カム32が回転ロッド31を介して回転駆動されても、ピストンロッド26は偏心カム32から切り離されて、偏心カム32によって上方へ突き上げられなくなる。すなわち、動力伝達機構30から圧力変換機構20への動力伝達が遮断される。
一方、アキュムレータ12に蓄積された高圧の空気圧は、利用装置13によって利用される。この利用装置13による利用により、アキュムレータ12内の空気圧が低下すると、シリンダ21の第2室R2内の空気圧も低下する。そして、ピストン22およびピストンロッド26はコイルスプリング23などの付勢力によって下方に押され、ピストンロッド26の下端面は偏心カム32のリング32bに再び当接する。その結果、前述のように、偏心カム32の回転により圧力変換機構20は、再び大気圧を高圧に変換してアキュムレータ12に蓄積し始める。以降、前述した動作を繰り返す。
上記作動説明のように、上記第1実施形態においては、アキュムレータ12内の空気圧すなわち吐出弁25の下流の空気圧が、吸入弁24の上流側の空気圧(大気圧)よりも所定圧だけ高くなると、第2室R2内の空気圧がピストン22およびピストンロッド26を最上位置に維持する。そして、この状態では、偏心カム32は駆動装置11によって回転駆動されるが、ピストン22およびピストンロッド26すなわち圧力変換機構20の作動が停止するので、駆動装置11の動力損失を抑えることができるとともに、圧力変換機構20の耐久性も向上する。
b.第1実施形態の第1変形例
次に、上記第1実施形態の第1変形例に係る蓄圧装置について図2を用いて説明する。この蓄圧装置は、上記第1実施形態の圧力変換機構20を変形した圧力変換機構40を備えている。他の駆動装置11、アキュムレータ12、利用装置13、空気通路14および動力伝達機構30に関しては上記第1実施形態と同様であるので、圧力変換機構40についてのみ説明する。
圧力変換機構40は、一対の底部41a,41bを有する円筒状のシリンダ41を備えている。シリンダ41は、外周面上にシール部材としてのオーリング42aを組み付けた第1ピストン42を気密的かつ軸線方向に摺動可能に収容している。ピストン42は、底部42bを有する円筒状に形成され、シリンダ41内を第1室R1および第2室R2に区画している。第1室R1は大気に連通している。第2室R2は、シリンダ41に設けた通路41cおよび空気通路14を介してアキュムレータ12および吐出弁46の下流に連通している。第1室R1内にはコイルスプリング43が組み込まれ、コイルスプリング43は第1ピストン42を第2室R2側に付勢している。また、第1ピストン42の外周面上には、断面U状かつリング状に形成されて一方向性弁として機能するカップシール部材44が組み付けられている。このカップシール部材44は、上記第1実施形態の吸入弁24の機能を果たすもので、第1室R1内の大気を後述する第3室R3に導く。
シリンダ41および第1ピストン42は、第2ピストン45を気密的かつ軸線方向に摺動可能に収容している。シリンダ21の底部41の内周面上には、第2ピストン45の外周面との間の気密性を保つために、オーリング41dが組み付けられている。第2ピストン45の外周面上には、第1ピストン42の内周面との間の気密性を保つために、オーリング45aが組み付けられている。第2ピストン45は、第1ピストン42内に第3室R3を形成している。第3室R3は、第1ピストン42に設けた通路42c、シリンダ41に設けた通路41dおよび吐出弁46を介してアキュムレータ12に連通している。なお、吐出弁46は、上記第1実施形態の吐出弁25と同じである。また、第3室R3には、第1室R1内の大気がカップシール部材44および通路42cを介して吸入されるようになっている。ただし、第3室R3内の空気が通路42cおよびカップシール部材44を介して第1室R1に導かれることはない。
第2ピストン45の下面には、第2ピストン45と一体変位する一対のピストンロッド47Aが接続されている。ピストンロッド47Aは、その下端面にて偏心カム32のリング32bに摺動可能に支持されている。また、第2ピストン45の上面には、第2ピストン45と一体変位するピストンロッド47Bが接続されている。ピストンロッド47Bは、第1ピストン42の底部42bに設けた貫通孔42dを介して、底部42から上方に進退可能に突出している。貫通孔42dの内周面上にはピストンロッド47Bの間にてオーリング42eが組み付けられており、第1室R1と第3室R3との間の気密性が保たれている。ピストンロッド47Bの上端には、第1室R1に収容されたストッパプレート47B1が固定されている。ストッパプレート47B1は、第2ピストン45の下方への変位を規制するもので、第1室R1内に収容されたコイルスプリング48により下方に付勢されている。
次に、上記のように構成した第1実施形態の第1変形例の動作を説明する。回転ロッド31が駆動装置11によって回転駆動されると、偏心カム32はピストンロッド47A,47Bおよび第2ピストン45を上下に往復運動させ始める。偏心カム32が、ピストンロッド47A,47Bおよび第2ピストン45をコイルスプリング48の下方への付勢力に抗して上方へ押し上げると、第3室R3内の空気を圧縮して高圧に変換する。この高圧に変換された空気は、通路42c,41dおよび吐出弁46を介してアキュムレータ12および第2室R2に供給される。そして、第2ピストン45が最上位点に達すると、次に、第2ピストン45およびピストンロッド47A,47Bは、コイルスプリング48の付勢力、第2ピストン45およびピストンロッド47A,47Bの自重による力(以下、この力をコイルスプリング48などによる付勢力という)によって下方に移動する。ただし、シリンダ41の軸線方向が垂直方向でなければ、第2ピストン45およびピストンロッド47A,47Bの自重による力は前記軸線方向に応じて変化する。
第2ピストン45の下方への移動により、第3室R3内には第1室R1、カップシール部材44および通路42cを介して大気圧の空気が吸入される。そして、第2ピストン45およびピストンロッド47A,47Bが最下点に達した後には、第2ピストン45およびピストンロッド47A,47Bは、前述のように、偏心カム32によって上方へ移動して、第3室R3内の圧縮された高圧の空気は通路42c,41dおよび吐出弁46を介してアキュムレータ12および第2室R2に供給される。このような第2ピストン45およびピストンロッド47A,47Bの往復運動により、アキュムレータ12内の空気は徐々に高圧になり、アキュムレータ12内に高圧の空気が蓄積されることになる。
一方、アキュムレータ12は空気通路14を介してシリンダ21の第2室R2にも連通しているので、アキュムレータ12内の空気圧が高圧になると、第2室R2内の空気圧も高圧になる。そして、第2室R2内の高圧の空気圧は、第1ピストン42を、コイルスプリング43,48、第1および第2ピストン42,45などの自重による付勢力に抗して第1および第2ピストン42,45を上方へ押し上げる。なお、第1および第2ピストン42,45などの自重による付勢力も、シリンダ41の垂直方向に対する角度によって変化する。そして、この第2室R2内の高圧の空気圧による押し上げ力が、コイルスプリング43,48、第1および第2ピストン42,45などの自重による付勢力よりも大きくなると、第1ピストン42は第2ピストン45と共に最上位置にて静止する。すなわち、アキュムレータ12内の空気圧すなわち吐出弁46の下流の空気圧が、第1室R1内の空気圧(大気圧)よりも所定圧だけ高くなると、第2室R2内の空気圧が第1および第2ピストン42,45を最上位置に維持する。この第1および第2ピストン42,45が最上位置に維持された状態では、偏心カム32が回転ロッド31を介して回転駆動されても、ピストンロッド47Aは偏心カム32から切り離されて、偏心カム32によって上方へ突き上げられなくなる。すなわち、動力伝達機構30から圧力変換機構20への動力伝達が切り離される。
一方、アキュムレータ12に蓄積された高圧の空気圧は、利用装置13によって利用される。この利用装置13による利用により、アキュムレータ12内の空気圧が低下すると、シリンダ41の第2室R2内の空気圧も低下する。そして、第1および第2ピストン42,45はコイルスプリング43,48、第1および第2ピストン42,45などの自重による付勢力によって下方に押され、ピストンロッド47Aの下端面は偏心カム32のリング32bに再び当接する。その結果、前述のように、偏心カム32の回転により圧力変換機構40は、再び大気圧を高圧に変換してアキュムレータ12に蓄積し始める。以降、前述した動作を繰り返す。
上記作動説明のように、上記第1実施形態の第1変形例においても、アキュムレータ12内の空気圧すなわち吐出弁46の下流の空気圧が、シリンダ41の第1室R1内の空気圧(大気圧)よりも所定圧だけ高くなると、第2室R2内の空気圧が、第1ピストン42、第2ピストン45およびピストンロッド47A,47Bを最上位置に維持する。したがって、この変形例においても、上記第1実施形態と同様な効果が期待される。また、上記第1実施形態の吸入弁24と同様に機能するカップシール部材44がシリンダ41と第1ピストン42との間に組み込まれているので、装置全体をコンパクトに構成できる。
c.第1実施形態の第2変形例
次に、上記第1実施形態の第2変形例について図3を用いて説明する。この第2変形例に係る蓄圧装置は、上記第1変形例の吐出弁46に代えて、断面U状かつリング状に形成されて一方向性弁として機能するカップシール部材49を備えたものである。このカップシール部材49は、上記カップシール部材44と同様に構成され、通路42cと第1ピストン42の下端面との間の位置にて、第1ピストン42の外周面上に組み付けられている。そして、このカップシール部材49は、第3室R3内の空気を通路42cを介して第2室R2へ供給することを許容する。ただし、第2室R2内の空気がカップシール部材49および通路42cを介して第3室R3に導かれることはない。なお、この場合も、アキュムレータ12は、空気通路14を介して第2室R2に連通している。
このように構成した第2変形例においては、第2ピストン45の上昇によって圧縮された第3室R3内の高圧の空気は、通路42cおよびカップシール部材49を介して第2室R2およびアキュムレータ12に供給される。他の動作については、上述した第1変形例の場合と同様である。したがって、この第2変形例によれば、上記第1変形例と同様な効果が期待されるとともに、上記第1変形例の吐出弁46と同様に機能するカップシール部材49がシリンダ41と第1ピストン42との間に組み込まれているので、装置全体をさらにコンパクトに構成できる。
d.第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態に係る蓄圧装置について図4を用いて説明する。この蓄圧装置は、上記第1実施形態と同様な駆動装置11、アキュムレータ12、利用装置13を備えており、上記第1実施形態の圧力変換機構20および動力伝達機構30に改良が加えられている。また、本発明の制限手段に対応する制限機構50を備えている。以下、上記第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
圧力変換機構20を構成するシリンダ21は、この第2実施形態では底部21bを備えることなく開放されており、第1室R1のみを有する。また、上記第1実施形態の第2室R2に接続された空気通路14も存在しない。圧力変換機構20の他の構成は、上記第1実施形態の圧力変換機構20の構成と同じである。
動力伝達機構30においては、上記第1実施形態の回転ロッド31が、互いに同軸に配置されて、駆動装置12に接続された回転ロッド31Aと、偏心カム32を固定していて軸線方向に変位可能に設けた回転ロッド31Bに分割されている。両回転ロッド31A,31Bの間には、固定プレート33aおよび可動プレート33bからなるクラッチ33が配置されている。クラッチ33は、回転ロッド31Bが図示左側位置にあって、固定プレート33aと可動プレート33bとが接している状態にて、回転ロッド31Aの回転を回転ロッド31Bに伝達する。一方、回転ロッド31Bが後述する制限機構50によって図示状態から右に変位した状態では、クラッチ33は固定プレート33aと可動プレート33bを切り離して、回転ロッド31Aから回転ロッド31Bへの動力の伝達を遮断する。
また、回転ロッド31Bから偏心カム32への動力伝達においては、スプライン結合により、回転ロッド31Bから偏心カム32の回転プレート32aへ回転力が伝達されるようになっている。具体的には、回転ロッド31Bの外周面上に、外スプラインを有する外スプライン部材34が一体回転するように固定されている。一方、回転ロッド31Bが貫通する回転プレート32aの貫通孔の内周面には前記外スプラインと噛み合う内スプラインが設けられている。これにより、回転ロッド31Bは、回転プレート32aに、軸線方向に変位可能かつ一体回転するように係合している。
制限機構50は、一対の底部51a,51bを有し、回転ロッド31A,31Bと同軸に設けた円筒状のシリンダ51を備えている。シリンダ51は、外周面上にシール部材としてのオーリング52aを組み付けたピストン52を気密的かつ軸線方向に摺動可能に収容している。ピストン52はシリンダ51内を第1室R11および第2室R21に区画している。第1室R11は大気に連通している。第1室R11内にはコイルスプリング53が組み込まれている。コイルスプリング53は、ピストン52を第2室R21側に付勢している。
第2室R21には、回転ロッド31Bと一体的に形成されたピストンロッド54が、シリンダ51の底部51bを介して気密的に進退可能に進入し、ピストン52に一体変位するように接続されている。シリンダ51の底部51bに設けた貫通孔の内周面上には、ピストンロッド53との間の気密性を保つために、シール部材としてのオーリング51cが組み付けられている。シリンダ51には、第2室R21に連通する通路51dが設けられている。第2室R21は、通路51dおよび空気通路54を介して、シリンダ21の第1室R1に連通している。
次に、上記のように構成した第2実施形態の動作について説明する。アキュムレータ12に蓄積されている空気圧が高くない状態では、後述するようにシリンダ51の第2室R21内の空気圧は低いので、ピストン52およびピストンロッド54はコイルスプリング53の付勢力により左側位置に移動している(図示状態)。そして、この状態では、両回転ロッド31A,31Bは、クラッチ33により動力伝達可能に接続されている。したがって、この状態で、回転ロッド31が駆動装置11によって回転駆動されると、偏心カム32はピストンロッド26およびピストン22を上下に往復運動させ始める。そして、上記第1実施形態の場合と同様に、ピストンロッド26およびピストン22の往復運動により大気圧が高圧に変換されて、変換された高圧の空気が吐出弁25を介してアキュムレータ12に供給され、アキュムレータ12には高圧の空気が蓄積される。
このアキュムレータ12内への高圧の空気の蓄積過程においては、シリンダ21の第1室R1内の圧縮空気の圧力がアキュムレータ12内の空気圧以下であれば、突出弁25の作用により、第1室R2内の圧縮空気はアキュムレータ12に供給されずに、第1室R1内の空気圧力はピストン21の上昇動作に従って高められる。そして、第1室R1内の圧縮空気の圧力がアキュムレータ12内の空気圧よりも高くなった時点で、第1室R1内の圧縮空気は吐出弁25を介してアキュムレータ12に供給される。したがって、アキュムレータ12内の空気圧があまり高くない状態では、第1室R1内の空気圧はそれほど高くなることはなく、シリンダ51の第2室R21内の空気圧もそれほど高くなることはない。
しかし、アキュムレータ12内の空気圧が高くなると、ピストン22の上昇動作による第1室R1内の圧縮空気の空気圧が前記高められたアキュムレータ12内の空気圧と連動して高くなる。この第1室R1内の空気圧は空気通路54を介してシリンダ51の第2室R21に伝達され、第2室R21内の空気圧も高くなる。その結果、この高くなった第2室R21内の空気圧は、コイルスプリング53の付勢力に抗してピストン52を図示右方向に変位させる。このピストン52の右方向の変位により、ピストンロッド54および回転ロッド31Bも図示右方向に変位して、クラッチ33は切り離し状態となる。なお、この回転ロッド31Bの変位時にも、偏心カム32は以前の位置に保たれるとともに、回転プレート32aと外スプライン部材34との噛み合いも保たれる。そして、この状態では、回転ロッド31Aが回転しても、この回転が回転ロッド31Bに伝達されないので、圧力変換機構20の作動は停止する。
一方、アキュムレータ12に蓄積された高圧の空気圧が利用装置13によって利用されて、アキュムレータ12内の空気圧が低下すると、前述のように、ピストン21の上昇動作に伴うシリンダ21の第1室R1内の空気圧もそれほど高くならなくなる。したがって、シリンダ51の第2室R21内の空気圧は低くなり、ピストン52はコイルスプリング53の付勢力により図示左方向に変位する。これにより、ピストンロッド53および回転ロッド31Bも図示左方向に変位して、クラッチ33は再び接続状態となる。その結果、前述のように、偏心カム32の回転により圧力変換機構20は、再び大気圧を高圧に変換してアキュムレータ12に蓄積させ始める。以降、前述した動作を繰り返す。
上記作動説明のように、上記第2実施形態においては、アキュムレータ12内の空気圧すなわち吐出弁25の下流の空気圧が、吸入弁24の上流側の空気圧(大気圧)よりも所定圧だけ高くなると、クラッチ33が切断状態に設定される。そして、この状態では、回転ロッド31Aは駆動装置11によって回転駆動されるが、回転ロッド31Bの回転が停止して、圧力変換機構20の作動が停止するので、駆動装置11の動力損失を抑えることができるとともに、圧力変換機構20の耐久性も向上する。
なお、上記第2実施形態において、シリンダ21の第1室R1をシリンダ51の第2室R21に連通させるのに代え、アキュムレータ12すなわち吐出弁25の下流をシリンダ51の第2室R21に連通させるようにしてもよい。この場合、図4に破線で示すように、アキュムレータ12すなわち吐出弁25の下流を、空気通路55によりシリンダ51の第2室R21に連通させるようにすればよい。これによっても、アキュムレータ12に蓄積されている空気圧が低いときには、シリンダ51の第2室R21内の空気圧も低くなって、ピストン52の図示左方向への変位によってクラッチ33が接続され、圧力変換機構20は作動する。一方、アキュムレータ12に蓄積されている空気圧が高くなれば、シリンダ51の第2室R21内の空気圧も高くなって、ピストン52の図示右方向への変位によってクラッチ33が切断されて、圧力変換機構20の作動は停止する。これにより、この変形例によっても、上記第2実施形態と同様な効果が期待される。
e.第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態に係る蓄圧装置について図5を用いて説明する。この蓄圧装置は、上記第2実施形態と同様な駆動装置11、アキュムレータ12、利用装置13および圧力変換機構20を備えており、上記第2実施形態の動力伝達機構30および制限機構50に代わる動力伝達機構60および制限機構70を備えている。以下、上記第2実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
動力伝達機構60は、一端にて駆動装置11に接続されて駆動装置11によって回転駆動される回転ロッド61Aと、一端にて偏心カム62に接続されて偏心カム62を回転駆動する回転ロッド61Bとを備えている。偏心カム62は、円形プレート62a、リング62bおよびボール62cからなって上記第1および第2実施形態の偏心カム32と同様に構成されている。両回転ロッド61A,61Bの間には、無段変速機構(CVT)63が設けられている。
無段変速機構63は、ベルト63aが掛け渡された第1および第2可変プーリを有する。第1可変プーリは、回転ロッド61Aに固定されて回転ロッド61Aと一体回転する固定シーブ63bと、回転ロッド61Aにスプライン結合されて回転ロッド61Aに対して軸線方向に変位可能かつ回転ロッド61Aと一体回転する可動シーブ63cとを備えている。可動シーブ63cは、回転ロッド61Aの他端に固定したストッパ63dによって支持されたコイルスプリング63eにより図示左方向に付勢されている。第2可変プーリは、回転ロッド61Bに固定されて一体回転する固定シーブ63fと、回転ロッド61Bにスプライン結合されて回転ロッド61Bに対して軸線方向に変位可能かつ回転ロッド61Bと一体回転する可動シーブ63gとを備えている。可動シーブ63gは、回転ロッド61Bの他端に固定した後述するピストン72によって支持されたコイルスプリング63hにより図示右方向に付勢されている。
制限機構70は、底部71aを有し回転ロッド61Bと同軸に設けた円筒状のシリンダ71を備えている。シリンダ71は、外周面上にシール部材としてのオーリング72aを組み付けたピストン72を気密的かつ軸線方向に摺動可能に収容している。ピストン72はシリンダ71内の底部71a側に第1室R11を形成している。第1室R11は空気通路73を介してアキュムレータ12および吐出弁25の下流に連通している。ピストン72には、シリンダ71の開放側にて回転ロッド61Bの他端が一体回転するように接続されている。
次に、上記のように構成した第3実施形態の動作について説明する。アキュムレータ12に蓄積されている空気圧が高くない状態では、後述するようにシリンダ71の第1室R11内の空気圧は低いので、ピストン72はコイルスプリング63hの付勢力により左側位置に移動している(図示状態)。そして、この状態では、固定シーブ63fと可動シーブ63gとの間隔は広く、すなわち第2可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は小さく設定されている。このとき、固定シーブ63bと可動シーブ63cとの間隔は狭く、すなわち第1可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は大きく設定されている。したがって、駆動装置11によって駆動される回転ロッド61Aの回転数に対する回転ロッド61Bの回転数の比は大きく設定されており、回転ロッド61Aの回転により、偏心カム62の回転プレート62aは高速で回転する。
この回転プレート62aの回転により、偏心カム62はピストンロッド26およびピストン22を上下に高速で往復運動させる。そして、上記第1および第2実施形態の場合と同様に、ピストンロッド26およびピストン22の往復運動により大気圧が高圧に変換されて、変換された高圧の空気が吐出弁25を介してアキュムレータ12に供給され、アキュムレータ12には高圧の空気が蓄積される。すなわち、圧力変換機構20の変換出力が大きい状態のもとで、アキュムレータ12に高圧の空気が蓄積される。
このアキュムレータ12への高圧空気の蓄積の過程において、アキュムレータ12内の空気圧は、空気通路73を介してシリンダ71の第1室R11にも供給されている。したがって、アキュムレータ12内の空気圧が低いときには、ピストン72はシリンダ71内の図示左側に位置する。しかし、アキュムレータ12内の空気圧が上昇すると、この空気圧の上昇に従って、ピストン72はコイルスプリング63hの付勢力に抗して図示右方向に変位する。このピストン72の右方向位置への変位は、可動シーブ63gの図示右方向への変位をもたらす。これにより、アキュムレータ12内の空気圧が上昇するに従って、固定シーブ63fと可動シーブ63gとの間隔は狭く、すなわち第2可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は大きく設定されるようになる。そして、これとは逆に、固定シーブ63bと可動シーブ63cとの間隔は広く、すなわち第1可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は小さくなる。その結果、駆動装置12によって駆動される回転ロッド61Aの回転数に対する回転ロッド61Bの回転数の比は、アキュムレータ12内の空気圧が上昇するに従って小さくなり、偏心カム62の回転プレート62aの回転速度は低下する。したがって、この状態では、偏心カム62はピストンロッド26およびピストン22を上下に低速で往復運動させる。すなわち、圧力変換機構20の変換出力が小さくなる。
一方、アキュムレータ12内の高圧の空気が利用装置13にて利用されると、アキュムレータ12およびシリンダ71の第1室R11内の空気圧は低下する。この第1室R11内の空気圧の低下により、前述のように、ピストン72は図示左方向に変位して、固定シーブ63fと可動シーブ63gとの間隔は広くなるとともに、固定シーブ63bと可動シーブ63cとの間隔は狭くなる。したがって、偏心カム62の回転プレート62aは再び高速で回転し始め、偏心カム62はピストンロッド26およびピストン22を上下に高速で往復運動させ始める。したがって、圧力変換機構20の変換出力が大きい状態のもとで、アキュムレータ12に高圧の空気が再び蓄積されるようになる。以降、前述した動作を繰り返す。
上記作動説明のように、上記第3実施形態においては、アキュムレータ12内の空気圧が高くなるに従って、動力伝達機構60内の無段変速機構63の作用により、回転ロッド61Aの回転数に対する回転ロッド61Bの回転数の比が小さく設定されて、偏心カム62の回転プレート62aの回転速度が遅くなる。すなわち、アキュムレータ12内の空気圧が高くなるに従って、動力伝達機構60は駆動装置12から圧力変換機構20への動力伝達を小さく抑える。その結果、圧力変換機構20は、動力伝達機構60によって必要に応じた駆動力で駆動されるようになり、駆動装置12の動力損失が抑えられるとともに、圧力変換機構20の耐久性も向上する。
f.第1ないし第3実施形態のその他の変形例
上記第1実施形態(第1および第2変形例を含む)、第2実施形態および第3実施形態に係る蓄圧装置では、アキュムレータ12に大気圧よりも高圧の空気を蓄積するようにした。しかし、これらの蓄圧装置を、アキュムレータ12に大気圧よりも低圧すなわち負圧の空気を蓄積して、利用装置13にて負圧を利用するようにした変形例について説明する。
図6は、上記図1の第1実施形態に係る蓄圧装置を負圧を利用するように変形した蓄圧装置の全体概略図である。この蓄圧装置においては、吸入弁24の上流にアキュムレータ12および利用装置13が接続され、吐出弁25の下流およびシリンダ21の第2室R2が大気に連通している。他の構成は、上記第1実施形態と同じである。
これにより、ピストン22の下降時に、アキュムレータ12内の空気がシリンダ21の第1室R1内に吸入弁24を介して吸入される。そして、第1室R1内に吸入された空気は、ピストン22の上昇時に、吐出弁23を介して大気中に放出される。したがって、ピストン22の往復運動により、アキュムレータ12内の空気は低くすなわち負圧になる。そして、この場合には、アキュムレータ12内の空気が大気圧よりも所定圧だけ低くなると、ピストン22の下降開始時にシリンダ21の第1室R1内の空気圧も大気圧よりも所定圧だけ低くなる。そして、この第1室R1内の低圧の空気は、第2室R2内の空気圧(大気圧)との差圧により、ピストン22をコイルスプリング23に抗して引っ張り上げる力として作用するので、ピストン22およびピストンロッド26は最上位位置に保たれて、ピストンロッド26の下端面と偏心カム32のリング32bとの接触が絶たれる。
一方、利用装置13によるアキュムレータ12内の負圧の利用により、アキュムレータ12内の空気圧が上昇すると、ピストン22はコイルスプリング23により下方に付勢され、偏心カム32によって上下の往復運動を再開する。これにより、アキュムレータ12内の空気圧がふたたび下降し始める。以降、前述の動作を繰り返す。その結果、この変形によっても上記第1実施形態と同様な効果が期待される。
図7は、前記図6の変形例と同様に、図2の第1実施形態の第1変形例に係る蓄圧装置を、アキュムレータ12に負圧を蓄積し、利用装置13にて負圧を利用するように変形した蓄圧装置の全体概略図である。この蓄圧装置においては、シリンダ41の第1室R1にアキュムレータ12および利用装置13が連通し、吐出弁46の下流およびシリンダ41の第2室R2が大気に連通している。他の構成は、上記第1実施形態の第1変形例と同じである。
この変形例においても、前記図6の変形例と同様に、ピストン45の往復運動により、アキュムレータ12内の空気は低くすなわち負圧になる。そして、この場合も、アキュムレータ12内の空気が大気圧よりも所定圧だけ低くなると、ピストン22の下降開始時にシリンダ41の第1室R1内の空気圧も大気圧よりも所定圧だけ低くなる。これにより、第1および第2ピストン42,45がコイルスプリング43,48に抗して引っ張り上げられ、第1および第2ピストン42,45およびピストンロッド47A,47Bは最上位置に保たれて、ピストンロッド47Aの下端面と偏心カム32のリング32bとの接触が絶たれる。
一方、利用装置13によるアキュムレータ12内の負圧の利用により、アキュムレータ12内の空気圧が上昇すると、第1および第2ピストン42,45はコイルスプリング43,48により下方に付勢され、偏心カム32によって上下の往復運動を再開する。これにより、アキュムレータ12内の空気圧がふたたび下降し始める。その結果、この変形によっても上記第1実施形態の第1変形例と同様な効果が期待される。
図8は、前記図7の変形例と同様に、図3の第1実施形態の第2変形例に係る蓄圧装置を、アキュムレータ12に負圧を蓄積し、利用装置13にて負圧を利用するように変形した蓄圧装置の全体概略図である。この蓄圧装置においても、シリンダ41の第1室R1にアキュムレータ12および利用装置13が連通し、シリンダ41の第2室R2が大気に連通している。他の構成は、上記第1実施形態の第2変形例と同じである。
この変形例は、上記図3の第1実施形態の第2変形例で説明したように、カップシール部材49の作用を除き、前記図7の変形例と同様に動作する。したがって、この図8の変形例によっても、上記第1実施形態の第2変形例と同様な効果が期待される。
図9は、前記図6ないし図8の変形例と同様に、図4の第2実施形態に係る蓄圧装置を、アキュムレータ12に負圧を蓄積し、利用装置13にて負圧を利用するように変形した蓄圧装置の全体概略図である。この蓄圧装置においては、吸入弁24の上流にアキュムレータ12および利用装置13が連通し、吐出弁25の下流が大気に連通している。また、シリンダ51の第1室R11がシリンダ21の第1室R1(すなわち吸入弁24の下流)またはアキュムレータ12に連通し、シリンダ51の第2室R21が大気に連通している。他の構成は、上記第2実施形態と同じである。
この変形例においても、前記図6ないし図8の変形例と同様に、ピストン22の往復運動により、アキュムレータ12内の空気は低くすなわち負圧になる。そして、この場合も、アキュムレータ12内の空気が大気圧よりも所定圧だけ低くなると、ピストン22の下降開始時にシリンダ41の第1室R1内の空気圧も大気圧よりも所定圧だけ低くなる。これにより、ピストン52、ピストンロッド54および回転ロッド31Bがコイルスプリング53に抗して図示右方向に変位するので、クラッチ33が切断状態に設定される。したがって、駆動装置12から回転ロッド31Aを介して回転ロッド31Bに伝達される回転力が遮断され、圧力変換機構20の作動が停止する。
一方、利用装置13によるアキュムレータ12内の負圧の利用により、アキュムレータ12内の空気圧が上昇すると、ピストン52、ピストンロッド54および回転ロッド31Bがコイルスプリング53に付勢されて図示左方向に変位するので、クラッチ33が接続状態に設定される。これにより、駆動装置12からの回転力が回転ロッド31Aを介して回転ロッド31Bに再び伝達されるようになり、圧力変換機構20の作動が再開する。これにより、アキュムレータ12の空気圧がふたたび下降し始める。その結果、この変形によっても上記第2実施形態と同様な効果が期待される。
図10は、前記図6ないし図9の変形例と同様に、図5の第3実施形態に係る蓄圧装置を、アキュムレータ12に負圧を蓄積し、利用装置13にて負圧を利用するように変形した蓄圧装置の全体概略図である。この蓄圧装置においては、吸入弁24の上流にアキュムレータ12および利用装置13が連通し、吐出弁25の下流が大気に連通している。また、この変形例においては、制限機構70は、回転ロッド61A側に組み付けられ、動力伝達機構60内のコイルスプリング63hの一端は回転ロッド61Bの一端に固定したストッパ部材63iによって支持されている。また、制限機構70のピストン72は回転ロッド61Aに接続され、ピストン72がコイルスプリング63eを支持している。この場合、シリンダ71の第1室R11は、アキュムレータ12および吸入弁24の上流に空気通路73を介して連通している。さらに、第1室R11には、コイルスプリング74が収容され、ピストン72を図示左方向に付勢している。
この変形例においては、駆動装置12からの回転力が無段変速機構63を介して偏心カム32に伝達され、前記図6ないし図8の変形例と同様に、ピストン22の往復運動により、アキュムレータ12内の空気は低くすなわち負圧になる。このアキュムレータ12への負圧の蓄積の過程において、アキュムレータ12内の空気圧が高い状態では、シリンダ71の第1室R11内の空気圧も空気通路73を介して高く保たれる。この場合、コイルスプリング74の付勢力がコイルスプリング63eおよび第1室R11内の空気圧による吸引力に打ち勝って、ピストン72はシリンダ71内の図示左側に位置する。この状態では、固定シーブ63bと可動シーブ63cとの間隔は狭く、すなわち第1可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は大きく設定される。そして、これとは逆に、固定シーブ63gと可動シーブ63fとの間隔は広く、すなわち第2可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は小さくなる。これにより、この状態では、駆動装置12によって駆動される回転ロッド61Aの回転数に対する回転ロッド61Bの回転数の比は大きく、偏心カム62の回転プレート62aは高速で回転する。したがって、この状態では、偏心カム62はピストンロッド26およびピストン22を上下に高速で往復運動させ、圧力変換機構20の変換出力は大きい。
一方、アキュムレータ12内の空気圧が下降すると、コイルスプリング63eおよび第1室R1内の空気圧による吸引力がコイルスプリング74の付勢力に抗して図示右方向に変位する。このピストン72の右方向への変位は、可動シーブ63cの図示右方向への変位をもたらす。これにより、アキュムレータ12内の空気圧が下降するに従って、固定シーブ63bと可動シーブ63cとの間隔は広く、すなわち第1可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は小さく設定されるようになる。そして、これとは逆に、固定シーブ63gと可動シーブ63fとの間隔は狭く、すなわち第2可変プーリにおけるベルト63aの回転半径は大きくなる。その結果、駆動装置12によって駆動される回転ロッド61Aの回転数に対する回転ロッド61Bの回転数の比は、アキュムレータ12内の空気圧が下降するに従って小さくなり、偏心カム62の回転プレート62aの回転速度は低下する。したがって、この状態では、偏心カム62はピストンロッド26およびピストン22を上下に低速で往復運動させる。すなわち、圧力変換機構20の変換出力が小さくなる。その結果、この変形によっても上記第3実施形態と同様な効果が期待される。
さらに、本発明は上記第1実施形態、第2実施形態および第3実施形態、ならびにそれらの変形例に限定されることなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。
例えば、上記各実施形態および変形例においては、流体として空気を用いた例について説明したが、空気以外の気体、または油などの液体を用いた流体の蓄圧装置にも本発明は利用できる。なお、流体として液体を用いた場合には、上記説明中の各シール部材は、シール部材の両側の部材間の液密性を保つために利用される。また、本発明に係る蓄圧装置は、ブレーキ装置以外の車両用装置にも適用できることはもちろんこと、車両以外の機器にも適用できる。
本発明の第1実施形態に係る蓄圧装置の全体概略図である。 前記第1実施形態の第1変形例に係る蓄圧装置の全体概略図である。 前記第1実施形態の第2変形例に係る蓄圧装置の全体概略図である。 本発明の第2実施形態に係る蓄圧装置の全体概略図である。 本発明の第3実施形態に係る蓄圧装置の全体概略図である。 前記第1実施形態において負圧を利用するようにした変形例に係る蓄圧装置の全体概略図である。 前記第1実施形態の第1変形例において負圧を利用するようにした変形例に係る蓄圧装置の全体概略図である。 前記第1実施形態の第2変形例において負圧を利用するようにした変形例に係る蓄圧装置の全体概略図である。 前記第2実施形態において負圧を利用するように変形した変形例に係る蓄圧装置の全体概略図である。 前記第3実施形態において負圧を利用するように変形した変形例に係る蓄圧装置の全体概略図である。
符号の説明
11…駆動装置、12…アキュムレータ、13…利用装置、14,54,55…空気通路、20,40…圧力変換機構、21,41,51…シリンダ、22,42,45,52…ピストン、23,43,48,53,74…コイルスプリング、24…吸入弁、25,46…吐出弁、26,47A,47B…ピストンロッド、30…動力伝達機構、31,31A,31B…回転ロッド、32…偏心カム、33…クラッチ、44,49…カップシール部材、50…制限機構

Claims (3)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内に気密的または液密的に摺動可能に収容されて軸線方向一端側を閉止するとともに他端側を開放させた有底円筒状の第1ピストンと、
    前記シリンダおよび前記第1ピストン内にその開放端側から気密的または液密的に摺動可能に進入して、前記第1ピストン内にその閉止端側にて第3室を形成するとともに、前記シリンダ内に前記第1ピストンの開放端側にて第2室を形成する第2ピストンと、
    前記第2ピストンに接続されて、軸線方向の往復運動により前記第2ピストンを前記シリンダおよび第1ピストン内にて軸線方向に往復運動させる第1ピストンロッドと、
    前記第2ピストンに接続されるとともに前記第1ピストンの閉止側から突出して、前記第1ピストンに対する前記第2ピストンの所定範囲内の往復動を許容するとともに、前記第1ピストンとの係合により前記第1ピストンと一体的に変位して前記第1ピストンに対する前記第2ピストンの所定範囲外の変位を規制する第2ピストンロッドと、
    前記第3室に接続されて、前記第1ピストンの開放側への前記第2ピストンの変位時に低圧流体を前記第3室内に吸入する吸入弁と、
    前記第3室に接続されて、前記第1ピストンの閉止側への前記第2ピストンの変位時に前記第3室内の高圧流体を吐出する吐出弁と、
    動力を発生する動力源と、
    前記動力源から前記第1ピストンロッドに動力を伝達して前記第1ピストンロッドを軸線方向に所定範囲内で往復運動させる動力伝達手段と、
    前記第3室から前記吐出弁を介して吐出された高圧流体を蓄積する蓄圧手段と、
    前記吐出弁の下流の高圧流体を前記第2室へ導いて、前記吐出弁の下流の流体圧力が前記吸入弁の上流の流体圧力よりも所定圧以上高くなったとき、前記第1ピストンをその閉止側へ付勢して前記動力伝達手段による前記動力源から前記第1ピストンロッドへの動力の伝達を遮断することにより、前記第3室から前記吐出弁を介した前記蓄圧手段への高圧流体の出力を制限する制限手段とを備えたことを特徴とする蓄圧装置。
  2. 前記吸入弁を、前記シリンダと前記第1ピストンとの間に介装された一方向弁で構成した請求項1に記載した蓄圧装置。
  3. 前記吐出弁を、前記第3室から前記第2室への連通路であって前記シリンダと前記第1ピストンとの間に介装された一方向弁で構成した請求項1または2に記載した蓄圧装置。
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