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JP4429934B2 - 画像通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像通信装置に関し、詳細には、アドレス情報を使用した通信で意図する相手先に確実に送信する画像通信装置に関する。
ファクシミリ装置は、従来、それ自体単独で動作するいわゆるスタンドアロンで使用されており、従来のファクシミリ通信手順(伝送手順)は、ITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)−T勧告T.30に従って実行される。
近年、通信網の整備によりインターネットが普及しており、ファクシミリ装置においてもインターネットを使用してファクシミリ通信を行うインターネットファクシミリ装置が出現している(特許文献1参照)。
そして、今日、インターネットの急速な発展により、電話番号とインターネットの各種アドレスを変換する仕組みであるENUM(IETF RFC2916)が注目されている。このENUMを利用して、電話番号とネットワーク上の種々のアドレスを対応付けることで、電話番号からメールアドレスやURL(Uniform Resource Locator)等を検索することができ、オペレータがサービス毎に複雑なアドレスを覚える必要がないという利点がある(特許文献2参照)。
具体的には、例えば、図10に示すように、電話番号を、E.164で勧告されるE.164番号に変換し、E.164番号をさらにENUM用ドメイン名に変換して、DNS(Domain Name System)へ問い合わせることで、DNSに登録されている資源コード(NAPTRレコード)からサービス情報を受け取ることができる。このDNSの資源コードには、サービスプロトコルとそのURI(Uniform Resource Identifiers)を登録することができ、また、優先度を指定して、複数登録することができる。
そして、電話番号を指定して送信する場合、指定された番号を元にネットワーク上のデータベースから実際のアドレスを参照して、そのアドレスへ接続するが、この接続先のアドレスは、宛先指定時ではなく、接続処理開始時に実際のアドレスが決定される。
特開2004−194246号公報 特開2004−304711号公報
しかしながら、上記ENUMを利用した通信においては、電話番号を指定して送信する場合、指定された番号を元にネットワーク上のデータベースから実際のアドレスを参照して、そのアドレスへ接続するが、この接続先のアドレスは、宛先指定時ではなく、接続処理開始時に実際のアドレスが決定されるため、宛先指定時にオペレータがどこへ実際に送信されるのか確認することができず、また、データベース上に複数のアドレスが登録されている場合に、どのアドレスを使用するかで送信先が変わる場合があるため、誤送信の原因ともなり、利用性を向上させる上で、新たな技術が要望されている。
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、ワンタッチ登録時のアドレス情報が実際の接続時には変更されている場合であっても、間違って送信されることを防止することができ、また、不達となるような場合でも、無駄な処理を行わないようにすることができる画像通信装置を提供することを目的としている。
本発明の画像通信装置は、少なくともアドレス情報に基づいた接続サービスを提供する通信サーバの接続されているネットワークに接続され、上記通信サーバの提供する通信サービスを利用した通信を行うとともに、送信相手先のダイヤル情報をワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル等の機能ダイヤルボタンに対応させて記憶するダイヤル情報記憶手段と、各種選択操作を行う選択手段と、を備えた画像通信装置であって、上記機能ダイヤルの相手先登録時に、電話番号が指定されると、上記指定された電話番号に基づいて上記通信サーバから上記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、上記取得したアドレス情報のうち上記選択手段で選択されたアドレス情報と上記指定された電話番号とを上記機能ダイヤルボタンに対応させて上記相手先のダイヤル情報として上記ダイヤル情報記憶手段に登録する登録手段と、上記機能ダイヤルボタンを使用した送信操作が行われると、上記機能ダイヤルボタンに対応して上記ダイヤル情報記憶手段に登録されている上記電話番号に基づいて上記通信サーバから上記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、上記取得したアドレス情報が、上記ダイヤル情報記憶手段に上記電話番号に対応するアドレス情報として登録されている場合には、そのアドレス情報を用いて送信を行う一方、上記取得したアドレス情報が、上記ダイヤル情報記憶手段に上記電話番号に対応するアドレス情報として登録されていない場合には、不達宛先として処理する送信手段とを備えたものである。
また、本発明の他の画像通信装置は、少なくともアドレス情報に基づいた接続サービスを提供する通信サーバの接続されているネットワークに接続され、上記通信サーバの提供する通信サービスを利用した通信を行うとともに、通信相手先のダイヤル情報を記憶するダイヤル情報記憶手段と、各種選択操作を行う選択手段と、を備えた画像通信装置であって、送信相手先として電話番号が指定されると、上記指定された電話番号に基づいて上記通信サーバから上記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、上記取得したアドレス情報のうち上記選択手段で選択されたアドレス情報と上記指定された電話番号とを上記送信相手先のダイヤル情報として上記ダイヤル情報記憶手段に登録する登録手段と、上記ダイヤル情報記憶手段のダイヤル情報を利用した接続時に、ダイヤル情報に対応して上記ダイヤル情報記憶手段に登録された上記電話番号に基づいて上記通信サーバから上記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、上記取得したアドレス情報が、上記ダイヤル情報記憶手段に上記電話番号に対応するアドレス情報として登録されている場合には、そのアドレス情報を用いて送信を行う一方、上記取得したアドレス情報が、上記ダイヤル情報記憶手段に上記電話番号に対応するアドレス情報として登録されていない場合には、不達宛先として処理する送信手段とを備えたものである。
送信を許可する相手先のアドレス情報を送信制限アドレスリストとして登録する送信制限アドレス記憶手段をさらに備え、上記送信相手先として電話番号が指定された場合、上記指定された電話番号に基づいて上記通信サーバから上記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、上記送信制限アドレス記憶手段を参照して、上記取得したアドレス情報が送信制限アドレスリストに送信の許可されているアドレス情報として登録されているときにのみ、送信を行うとよい。
以上のような本発明の画像通信装置によれば、ワンタッチ登録時のアドレス情報が実際の接続時には変更されている場合であっても、間違って送信されることを防止することができ、また、不達となるような場合でも、無駄な処理を行わないようにすることができるという効果を得る。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図9は、本発明の画像通信装置の一実施例を示す図であり、図1は、本発明の画像通信装置の一実施例を適用したネットワークファクシミリ装置1のブロック構成図である。
図1において、ネットワークファクシミリ装置1は、システム制御部2、ユーザI/F部3、スキャナ部4、プロッタ部5、メモリ部6、ネットワークI/F部7、公衆網I/F部8、FAXプロトコル作成/解析部9、画像変換制御部10及びアドレス管理部11等を備えており、各部は、バス12により接続されていて、通常のファクシミリ機能、メール型インターネットファクシミリ機能(T.37)及びリアルタイム型インターネットファクシミリ機能(T.38)を備えている。
システム制御部2は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、CPUが、ROM内のプログラムに基づいてRAMをワークメモリとして利用しつつネットワークファクシミリ装置1の各部を制御して、ネットワークファクシミリ装置1としての処理を実行するとともに、後述する送信先アドレス選択設定処理を実行する。
ユーザI/F部(選択手段)3は、テンキーやスタートキー等の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)等を備え、操作キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーから入力された命令内容やネットワークファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報、特に、後述するDNSサーバ40(図2参照)から取得したアドレスリスト等のアドレス情報が表示される。
スキャナ部4は、例えば、CCD(Charge Coupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利用されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ部4の原稿読取位置に送給する。スキャナ部4は、ADFから搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像度で読み取る。
プロッタ部5としては、例えば、電子写真式記録装置等が使用されており、プロッタ部5は、受信した画像データやスキャナ部4で読み取った画像データに基づいて画像を用紙に記録出力する。
メモリ部6は、RAMあるいはハードディスク等で構成され、受信画情報や送信画情報等を主に記憶し、また、システム設定情報も記憶する。
ネットワークI/F部7は、図2に示すLAN(Local Area Network)またはインターネット等のネットワークNWとのインタフェースであり、ネットワークNWを介して種々のデータをやり取りする機能を有している。
公衆網I/F部8は、図2に示す公衆回線網(PSTN(Public Swiched Telephone Network))PTとの接続インターフェースであり、ファクシミリ送受信の制御を行う。
FAXプロトコル作成/解析部9は、ファクシミリ及びT.38で送信する場合に、プロトコルを作成/解析する。
画像変換制御部10は、画情報(画像データ)のメモリ部6への蓄積の効率化及び伝送時間の短縮化を図るために画像を圧縮し、また、圧縮された画像を伸張し、また、画像変倍や線密度変換、TIFFフォーマット変換等を行う。
アドレス管理部(ダイヤル情報記憶手段、送信制限アドレス記憶手段)11は、ワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル等の機能ダイヤルボタンに対応させて、通信相手先の電話番号や論理的なアドレスデータ等をダイヤル情報として記憶・管理するとともに、機能ダイヤルボタンに対応させて通信サーバであるDNSサーバ40から取得した当該電話番号に対応するアドレス情報をダイヤル情報として記憶する。
そして、ネットワークファクシミリ装置1は、選択手段としてのユーザI/F部3からワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル等の機能ダイヤルボタンに対応させて通信相手先のダイヤル情報が入力され、入力されたダイヤル情報をアドレス管理部11に登録するとともに、当該ダイヤル情報の電話番号を使用して、通信サーバであるDNSサーバ40から取得した当該電話番号に対応するアドレス情報を登録する。また、アドレス管理部11は、ユーザI/F部3の操作により、送信を制限する相手先のアドレス情報を送信制限アドレスリストとして登録される。
なお、本実施例では、論理アドレスから実アドレスへの変換メカニズムは、ENUMを用いるものとする。
そして、ネットワークファクシミリ装置1は、図2に示すように、LANやインターネット等のネットワークNWを介して通信先の他のネットワークファクシミリ装置30、DNSサーバ40及びメールサーバ50等に接続されており、DNSサーバ(通信サーバ)40は、データベース41を備え、データベース41には、DNSサーバ40が提供する各種サービス(通信サービス)で必要とする各種データが格納されている。DNSサーバ40は、ネットワークNWを介したネットワークファクシミリ装置1等の各端末からのアドレス解決のための問い合わせに応じて、資源レコードであるデータベース41に登録されている1つまたは複数のアドレスのアドレスリストをアドレス情報としてネットワークファクシミリ装置1に送信する。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例のネットワークファクシミリ装置1は、ワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等の機能ダイヤルに対応して相手先のダイヤル情報を登録する際に、当該相手先のアドレス情報をDNSサーバ40から取得して、取得したアドレス情報から選択されたアドレス情報を登録し、送信を安心して行えるようにしている。
すなわち、ネットワークファクシミリ装置1は、機能ダイヤル登録として、例えば、ワンタッチダイヤル登録を行う場合、図3に示すように、ワンタッチ登録メニューがユーザI/F部3で選択されると(ステップS101)、システム制御部2は、ワンタッチ登録設定モードに移行してワンタッチ設定メニューをI/F部3のディスプレイに表示する。システム制御部2は、当該ワンタッチ設定メニューに応じて登録ワンタッチキーが選択されて(ステップS102)、相手先の電話番号が入力されると(ステップS103)、自動的にまたはオペレータからの検索指示により、ネットワークI/F部7で電話番号をENUM用ドメイン名に変換し(ステップS104)、ネットワークNW上のDNSサーバ40にアドレス解決のため問い合わせを行う(ステップS105)。
DNSサーバ40の資源レコードに登録されている1つまたは複数のアドレス情報(アドレスリスト)を受け取ると、当該アドレスリストをユーザI/F部3のディスプレイに全て表示し(ステップS106)、オペレータにどのアドレスを使って送信を行うのかの選択指示を行う。
システム制御部2は、オペレータが表示されたアドレスの中から適切なアドレスを選択し、ワンタッチダイヤル名称等の付加情報を入力すると(ステップS107)、例えば、図4に示すように、選択されたアドレス情報をアドレス管理部11にワンタッチダイヤル(機能ダイヤル)に対応させてダイヤル情報として登録して、登録処理を終了する(ステップS108)。
そして、このようにワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル等の機能ダイヤルに対応してアドレス情報がダイヤル情報として登録されている状態で、例えば、ワンタッチダイヤルキーで送信相手先が指定されて、送信操作が行われると、システム制御部2は、送信開始時に、当該ワンタッチダイヤルに対応してアドレス管理部11に登録されているアドレスに対して、そのまま接続処理を行い、送信動作を行う。
したがって、このアドレスはオペレータによって確認されて設定されたものであるため、オペレータが知らないアドレスに自動的に送信されてしまうことを防止することができ、誤接続を防止することができるとともに、オペレータの不安を解消して、利用性を向上させることができる。
なお、上記ダイヤル情報の登録処理においては、ダイヤル情報として、アドレス情報をワンタッチダイヤルや短縮ダイヤル等の機能ダイヤルに対応させて登録しているが、上記ダイヤル情報の登録処理時に入力された相手先の電話番号も、例えば、図5に示すように、同時に登録してもよい。
この場合、ワンタッチダイヤルキーで送信相手先が指定されて、送信操作が行われると、システム制御部2は、送信開始時に、当該ワンタッチダイヤルキーに対応して登録されている電話番号に基づいて電話番号をENUM用ドメイン名に変換して、ネットワークNW上のDNSサーバ40にアドレス情報の問い合わせて、DNSサーバ40から送られてきたアドレス情報に、上記ダイヤル情報登録処理で登録したアドレス情報が含まれているときには、当該登録されているアドレス情報宛に、接続処理を行って、送信動作を行う。ところが、システム制御部2は、DNSサーバ40から送られてきたアドレス情報に、上記ダイヤル情報登録処理で登録したアドレス情報が含まれていないときには、送信相手先のアドレスが変更された可能性があるため、接続処理を行わずに、不達宛先として処理する。
このようにすると、ワンタッチ登録時のアドレス情報が実際の接続時には変更されている場合であっても、間違って送信されることを防止することができ、また、不達となる場合に、無駄な処理を行わないようにすることができる。
また、ネットワークファクシミリ装置1は、送信時に、図6に示すように、相手先(宛先)情報として、電話番号が入力されると(ステップS201)、システム制御部2は、ネットワークI/F部7で電話番号をENUM用ドメイン名に変換させて、ネットワークNW上のDNSサーバ40にアドレス情報の問い合わせを行い(ステップS202)、DNSサーバ40の資源レコードに登録されている1つまたは複数のアドレス情報(アドレスリスト)を受け取ると、当該アドレスリストをユーザI/F部3のディスプレイに全て表示して、オペレータにどのアドレスを使って送信を行うのかの選択指示を行う(ステップS203)。
システム制御部2は、オペレータが表示されたアドレスの中から適切なアドレスを選択したアドレス情報をアドレス管理部11にダイヤル情報として登録(宛先ファイルを作成)して(ステップS204)、同報送信のための次の宛先があるかチェックする(ステップS205)。この場合、オペレータがアドレスを見て、送信したくない場合には、登録をキャンセルすることもできる。
ステップS205で、同報送信のために追加宛先を登録する場合には、システム制御部2は、ステップS201に戻って、上記同様に処理する(ステップS201〜S205)。
ステップS205で、追加の宛先を登録しないときには、システム制御部2は、ユーザI/F部3でスタートキーが押下されると(ステップS206)、接続処理を開始する(ステップS207)。
そして、システム制御部2は、図7に示すように、接続処理を開始すると(ステップS301)、接続に成功したかチェックし(ステップS302)、接続に成功すると、通常のファクシミリ送信を行う(ステップS303)。
ステップS302で、接続に失敗すると、システム制御部2は、予め設定されているリトライ回数を超えてリトライオーバーであるかチェックし(ステップS304)、リトライオーバーでないときには、DNSサーバ40にネットワークI/F部7で電話番号をENUM用ドメイン名に変換させて、ネットワークNW上のDNSサーバ40にアドレス情報の問い合わせを行う(ステップS305)。
システム制御部2は、DNSサーバ40からアドレス情報が送られてくると、当該送られてきたアドレス情報に、上記ダイヤル情報登録処理で登録したアドレス情報が含まれているかチェックし(ステップS306)、DNSサーバ40から送られてきたアドレス情報に、ダイヤル情報登録処理で登録したアドレス情報が含まれているときには、当該登録されているアドレス情報宛に、接続処理を行うために、再送信待ちを行う(ステップS307)。
ステップS306で、DNSサーバ40から送られてきたアドレス情報に、ダイヤル情報登録処理で登録したアドレス情報が含まれていないときには、送信相手先のアドレスが変更された可能性があるため、接続処理を行わずに、不達宛先として処理する(ステップS308)。
また、ステップS304で、リトライオーバーであると、システム制御部2は、接続処理を行わずに、不達宛先として処理する(ステップS308)。
このようにすると、宛先指定時や実際の接続時に、実際の接続先アドレスをオペレータが確認して、宛先設定することができ、誤接続を確実に防止して、安心して送信することができる。
さらに、ネットワークファクシミリ装置1は、送信を制限する宛先のアドレス情報を送信制限アドレスリストとしてアドレス管理部(送信制限アドレス記憶手段)11に登録して、接続を制限してもよい。
例えば、図8に示すように、送信可能な相手先のアドレス情報を送信を許可する送信制限アドレスリストとして予めアドレス管理部11に登録する。なお、送信制限アドレスリストとしては、送信を許可するアドレスリストに限るものではなく、送信を禁止する相手先のアドレス情報を登録してもよい。
ネットワークファクシミリ装置1は、いま、このように、送信を許可する相手先のアドレス情報が送信制限アドレスリストとしてアドレス管理部11に登録されている状態で、送信操作が行われると、システム制御部2が、宛先指定時に入力された電話番号はそのままアドレス管理部11のダイヤル情報に設定して、実際の接続処理時に、図9に示すように、当該ダイヤル情報から電話番号を読み出して(ステップS401)、DNSサーバ40にネットワークI/F部7で電話番号をENUM用ドメイン名に変換させて、ネットワークNW上のDNSサーバ40にアドレス情報の問い合わせを行う(ステップS403)。
システム制御部2は、DNSサーバ40からアドレス情報が送られてくると、DNSサーバ40から送られてきたアドレス情報が、上記アドレス管理部11に送信制限アドレスリストに登録されているアドレス情報が含まれているかチェックし(ステップS404)、許可されたアドレス情報があると、当該許可されたアドレス情報宛に接続して(ステップS405)、送信を行う(ステップS406)。
ステップS404で、DNSサーバ40から送られてきたアドレス情報が、上記アドレス管理部11に送信制限アドレスリストに登録されているアドレス情報含まれていないときには、システム制御部2は、接続処理を行うことなく処理を終了する。
このようにすると、送信して良いアドレスかそうでないアドレスかを送信の段階で適切に判断することができ、アドレスを固定化させる不利益をなくすことができ、かつ、送信アドレスを制限して、オペレータが安心して送信処理を行うことができる。
また、予めワンタッチダイヤル等の機能ダイヤルの登録時や接続時に、ネットワーク上の通信サーバから取得したアドレス情報のうち、確認・選択されたアドレスを機能ダイヤルの送信先アドレスとして登録し、また、当該選択されたアドレスに接続して送信すれば、オペレータが知らないアドレスに自動的に送信されてしまうことを防止することができ、誤接続を防止することができるとともに、オペレータの不安を解消して、利用性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
ENUMを利用した通信において接続先のアドレスをオペレータの意図するアドレスに適切かつ容易に設定して、適切な宛先に安心して送信するネットワークファクシミリ装置等の画像通信装置に適用することができる。
本発明の画像通信装置の一実施例を適用したネットワークファクシミリ装置のブロック構成図。 図1のネットワークファクシミリ装置の接続されるネットワークシステムを示す図。 図1のネットワークファクシミリ装置によるアドレス情報登録処理を示すフローチャート。 図3のアドレス情報登録処理で登録されるダイヤル情報の一例を示す図。 アドレス情報としてアドレス情報とともに電話番号を登録した場合のダイヤル情報の一例を示す図。 送信操作時に電話番号が入力されるときのアドレス選択・設定送信処理を示すフローチャート。 図1のネットワークファクシミリ装置による接続処理を示すフローチャート。 送信を制限する相手先のアドレス情報を登録する送信制限アドレスリストの一例を示す図。 ず8の送信制限アドレスリストに基づく送信制限処理を示すフローチャート。 電話番号とネットワーク上の種々のアドレスとの対応付けを示す図。
符号の説明
1 ネットワークファクシミリ装置
2 システム制御部
3 ユーザI/F部
4 スキャナ部
5 プロッタ部
6 メモリ部
7 ネットワークI/F部
8 公衆網I/F部
9 プロトコル作成/解析部
10 画像変換制御部
11 アドレス管理部
12 バス
30 ネットワークファクシミリ装置
40 DNSサーバ
41 データベース
PT 公衆回線網
NW ネットワーク

Claims (3)

  1. 少なくともアドレス情報に基づいた接続サービスを提供する通信サーバの接続されているネットワークに接続され、前記通信サーバの提供する通信サービスを利用した通信を行うとともに、送信相手先のダイヤル情報をワンタッチダイヤル、短縮ダイヤル等の機能ダイヤルボタンに対応させて記憶するダイヤル情報記憶手段と、各種選択操作を行う選択手段と、を備えた画像通信装置であって
    前記機能ダイヤルの相手先登録時に、電話番号が指定されると、前記指定された電話番号に基づいて前記通信サーバから前記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、前記取得したアドレス情報のうち前記選択手段で選択されたアドレス情報と前記指定された電話番号とを前記機能ダイヤルボタンに対応させて前記相手先のダイヤル情報として前記ダイヤル情報記憶手段に登録する登録手段と、
    前記機能ダイヤルボタンを使用した送信操作が行われると、前記機能ダイヤルボタンに対応して前記ダイヤル情報記憶手段に登録されている前記電話番号に基づいて前記通信サーバから前記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、前記取得したアドレス情報が、前記ダイヤル情報記憶手段に前記電話番号に対応するアドレス情報として登録されている場合には、そのアドレス情報を用いて送信を行う一方、前記取得したアドレス情報が、前記ダイヤル情報記憶手段に前記電話番号に対応するアドレス情報として登録されていない場合には、不達宛先として処理する送信手段とを備えたことを特徴とする画像通信装置。
  2. 少なくともアドレス情報に基づいた接続サービスを提供する通信サーバの接続されているネットワークに接続され、前記通信サーバの提供する通信サービスを利用した通信を行うとともに、通信相手先のダイヤル情報を記憶するダイヤル情報記憶手段と、各種選択操作を行う選択手段と、を備えた画像通信装置であって、
    送信相手先として電話番号が指定されると、前記指定された電話番号に基づいて前記通信サーバから前記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、前記取得したアドレス情報のうち前記選択手段で選択されたアドレス情報と前記指定された電話番号とを前記送信相手先のダイヤル情報として前記ダイヤル情報記憶手段に登録する登録手段と、
    前記ダイヤル情報記憶手段のダイヤル情報を利用した接続時に、ダイヤル情報に対応して前記ダイヤル情報記憶手段に登録された前記電話番号に基づいて前記通信サーバから前記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、前記取得したアドレス情報が、前記ダイヤル情報記憶手段に前記電話番号に対応するアドレス情報として登録されている場合には、そのアドレス情報を用いて送信を行う一方、前記取得したアドレス情報が、前記ダイヤル情報記憶手段に前記電話番号に対応するアドレス情報として登録されていない場合には、不達宛先として処理する送信手段とを備えたことを特徴とする画像通信装置。
  3. 送信許可する相手先のアドレス情報を送信制限アドレスリストとして登録する送信制限アドレス記憶手段をさらに備え、
    前記送信相手先として電話番号が指定された場合、前記指定された電話番号に基づいて前記通信サーバから前記電話番号に対応するアドレス情報を取得し、前記送信制限アドレス記憶手段を参照して、前記取得したアドレス情報が送信制限アドレスリストに送信の許可されているアドレス情報として登録されているときにのみ、送信を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の画像通信装置。
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