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JP4428217B2 - 照明器具 - Google Patents

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  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

本発明は、器具本体と放電灯点灯装置とが離して設置される照明器具に関するものである。
従来、高周波で動作するインバータ回路を備えた放電灯点灯装置により、蛍光灯のような放電ランプを点灯させる照明器具が提供されている。
このような照明器具では、放電ランプの点灯時にインバータ回路の高周波出力の影響で発生するノイズが、放電灯点灯装置に接続される入力電源線に重畳されて、他の電気機器に悪影響を与える虞がある。そこで、インバータ回路を含む点灯回路が実装されたプリント配線板に入力電源線を接続する場合に、インバータ回路の構成部品が実装された領域を避けて入力電源線を配線することで、入力電源線への輻射雑音を抑制した照明器具が従来より提案されている(例えば特許文献1参照)。
また照明器具としては、直管形の蛍光ランプを用いる複数台の照明器具を、その長手方向に沿って一列に並ぶように天井面に直付けするライン形の照明器具が従来より提供されている。ここで、複数台の照明器具を一列に並べて設置する際に、隣接する照明器具の金属ケースを、導電性のない連結具を介して互いに連結した場合は、金属ケース間の電気的接続が得られずに、入力電源線に重畳される雑音が悪化する傾向があるため、導電性の接触面が形成された連結具を用いて、金属ケース間を電気的に接続することで、雑音性能を改善した照明器具も従来より提案されている(例えば特許文献2参照)。
ところで、上述の特許文献1、2に示される照明器具は、放電ランプを装着する器具本体と一体に放電灯点灯装置が取り付けられているため、器具本体が大型になり、天井裏のような狭い取付スペースに照明器具を設置することはできなかった。そこで、器具本体と放電灯点灯装置とを別体に形成して、離れた場所に設置することで、器具本体の小型化を図り、取付スペースが狭い場合にも対応できるようにした照明器具が従来より提供されている。
このような照明器具としては例えば天井埋込型の照明器具があり、例えば片口金蛍光ランプや高輝度放電ランプ(HIDランプ)などのコンパクトランプを装着するためのランプソケットや反射板を備えた器具本体と、高周波で動作するインバータ回路を備えた放電灯点灯装置とを別体に形成することで、天井裏のような狭い取付スペースにも柔軟に対応することができる。また放電灯点灯装置が放電ランプと離して設置されるため、放電灯点灯装置を構成する回路部品が放電ランプから放射される熱の影響を受けにくく、回路部品の温度上昇を軽減できるという利点がある。
特開2000−182785号公報 特開2004−127869号公報
しかしながら、器具本体と放電灯点灯装置とを別置きした上記の照明器具では、器具本体の備えるランプソケットと、放電灯点灯装置の出力端子との間を電気的に接続するランプリード線のケーブル長が長くなるために、ランプリード線から放射される輻射ノイズが増加して、雑音性能が低下してしまう虞があった。
そのため、ランプリード線とは別に器具本体の金属部分と、放電灯点灯装置を収納するケースの金属部分(この金属部分と放電灯点灯装置の回路基板の導電パターンとは容量結合されている)との間を、ランプリード線とは異なる接続電線を介して電気的に接続することで、雑音性能の向上を図ったものもあるが、近年、雑音性能に対する要求が高まっているため、雑音性能の改善効果が不十分であった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、雑音性能をさらに向上させた照明器具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、放電ランプを装着するためのランプソケットを具備した器具本体と、器具本体と別体に形成された金属ケースの内部に放電ランプを点灯させる放電灯点灯装置を収納した点灯装置ブロックと、放電灯点灯装置の出力端子とランプソケットとの間を電気的に接続する複数本のランプリード線と器具本体の金属部分と金属ケースとの間をそれぞれ電気的に接続する第1接続電線及び第2接続電線とを備え、ランプリード線及び第1、第2接続電線のケーブル長が40cmの場合にランプリード線との線間容量が8pF以上となる第1接続電線と、ランプリード線及び第1、第2接続電線のケーブル長が40cmの場合にランプリード線との線間容量が4pF以下となる第2接続電線とを介して器具本体の金属部分と金属ケースとの間が電気的に接続されたことを特徴とする。
この発明によれば、器具本体の金属部分と金属ケースとの間を、ランプリード線との線間容量が8pF以上(ケーブル長が40cmの場合)となる第1接続電線と、ランプリード線との線間容量が4pF以下(ケーブル長が40cmの場合)となる第2接続電線とを介して電気的に接続しているので、第2接続電線だけで接続した場合に比べて、放電灯点灯装置から入力電源線に重畳される雑音を低減でき、雑音性能を向上させることができる。
ここで、第2接続電線の導体の断面積を、第1接続電線の導体の断面積よりも大きくしたり、第2接続電線の本数を、第1接続電線の本数よりも多くすることが好ましく、雑音性能がさらに向上する。
また、複数本のランプリード線の内、対地間電圧が最も低いランプリード線と他のランプリード線との線間容量を、ランプリード線のケーブル長が40cmの場合に8pF以上とすることも好ましく、雑音性能がさらに向上する。
また、複数のランプリード線と第1接続線との周りを、絶縁性材料により形成された外被や、導電性材料により形成された外被で覆うことも好ましい。
また、放電灯点灯装置が、直流電圧を所望の電圧値に昇圧する昇圧チョッパ回路と、昇圧チョッパ回路の出力電圧を高周波電圧に変換して放電ランプに供給するインバータ回路とを具備することも好ましく、入力電源電圧が多少変動したとしても、昇圧チョッパ回路からインバータ回路に出力される電圧は殆ど変化せず、また力率を改善することも可能である。
また更に、昇圧チョッパ回路が、入力電圧をスイッチングするスイッチング素子を備え、該スイッチング素子の出力端子間に、ダイオードおよび抵抗器の並列回路と、コンデンサとを直列に接続したスナバ回路を設けることも好ましく、昇圧チョッパ回路を備えることで雑音レベルが大きくなるが、スナバ回路を設けることでスイッチングノイズを低減して、雑音性能を改善することができる。
本発明によれば、器具本体の金属部分と金属ケースとの間を、ランプリード線との線間容量が8pF以上(ケーブル長が40cmの場合)となる第1接続電線と、ランプリード線との線間容量が4pF以下(ケーブル長が40cmの場合)となる第2接続電線とを介して電気的に接続しているので、第2接続電線だけで接続した場合に比べて、放電灯点灯装置から入力電源線に重畳される雑音を低減でき、雑音性能が向上するという効果がある。
以下に本発明の実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。本実施形態の照明器具1は、器具本体2と、点灯装置ブロック3と、複数本のランプリード線4と、第1接続線51と、第2接続線52とを主要な構成として備える。
器具本体2は、片口金蛍光ランプのような放電ランプLa1,La2の口金101をそれぞれ装着するための一対のランプソケット21と、金属板を折り曲げることによって側面視の形状が略L字型に形成されて、横片22aに上記一対のランプソケット21が幅方向に並べて取り付けられたソケット取付板22と、放電ランプLa1,La2から上側に照射された光を下方に反射させるドーム形の反射板23とを備える。ソケット取付板22の上片22b先端の左右両側縁からは下方に向かってアーム24,24が延出し、両アーム24,24の先端はリング部25に連結されており、ソケット取付板22の上片22b、アーム24,24、及びリング部25で囲まれる空間に、反射板23が開口を下側にして取着される。この時、ランプソケット21に装着された放電ランプLa1,La2のバルブ100が、反射板23の周面に形成された孔(図示せず)を通して反射板23内に突出する。
点灯装置ブロック3は、略直方体状であって長手方向に対向する両側面にL字型の脚片31,31が設けられた金属ケース30を備え、この金属ケース30の内部には、放電ランプLa1,La2を安定点灯させる放電灯点灯装置32が収納されている。放電灯点灯装置32は、後述の点灯回路を構成する回路部品33が実装されたプリント配線板よりなる回路基板34を備え、この回路基板34に実装された端子装置35にはランプリード線4の一端が接続される。すなわち、放電灯点灯装置32の出力端子とランプソケット21との間が複数本のランプリード線4を介して電気的に接続されており、放電灯点灯装置32から出力される高周波の電圧はランプリード線4およびランプソケット21を介して放電ランプLa1,La2に供給され、放電ランプLa1,La2が点灯するのである。
ここで、各々のランプソケット21には、放電ランプLa1…の口金101に設けられた4本の口金ピン(図示せず)にそれぞれ接続される4本の接触子が設けられており、1個のランプソケット21につき4本のランプリード線4が必要になるので、器具本体2にn灯の放電ランプLa1,La2が接続される場合は、4×n(本)のランプリード線4が必要になる。そのため、本実施形態のように器具本体2と点灯装置ブロック3とを別置きする場合は、複数本のランプリード線4を、個々の放電ランプLa1,La2毎に4本ずつ束ねて使用するのが好ましく、4本のランプリード線4の外周を外装被覆(外被)6で覆っている。外装被覆6としては、絶縁性の合成樹脂により螺旋状に形成された所謂スパイラルチューブを用い、4本のランプリード線4の周りにスパイラルチューブを巻付けることで、ランプリード線4を4本ずつ束ねている。なお、絶縁性材料で形成された外装被覆6に代えて、導電性材料で形成された外装被覆6を用いても良く、例えば外装被覆6として金属線を網状に編んで筒状に形成した編組線(図示せず)を用い、この編組線の内部に4本のランプリード線4を通すことで、ランプリード線4を4本ずつ束ねても良い。
次に放電灯点灯装置32の回路構成について図3を参照して説明する。この放電灯点灯装置32は、フィルタ回路61と、整流回路62と、昇圧チョッパ回路63と、インバータ回路64と、チョッパ制御回路65とを主要な構成として備える。
商用電源ACの交流電圧は、先ずフィルタ回路61を介して整流回路62に入力され、整流回路62により全波整流されて直流電圧に変換される。
昇圧チョッパ回路63は、整流回路62の出力端子間にチョークT1、MOSFETよりなるスイッチング素子Q1、および抵抗R10を直列に接続するとともに、スイッチング素子Q1および抵抗R10よりなる直列回路の両端間にダイオードD10とコンデンサC10とを直列に接続して構成される。スイッチング素子Q1のオン/オフはチョッパ制御回路65によって制御される。チョッパ制御回路65には、昇圧チョッパ回路63の出力電圧(コンデンサC10の両端電圧)がフィードバックされ、整流後の入力電圧と比較しながらスイッチング素子Q1のスイッチングのオン時間を決定しており、入力電流波形を入力電圧波形に近付けて力率を改善するように動作する。このような昇圧チョッパ回路63を備えることで、入力電圧の商用電源ACが多少変動したとしても、出力電圧(コンデンサC10の両端電圧)は殆ど変化せず、また上述のように力率を改善することも可能になる。なおチョッパ制御回路65は、昇圧チョッパの制御用に作られた汎用のICで構成しても良く、例えばオン・セミコンダクタ社製の力率改善用IC(型番IC33262)などを用いても良い。
インバータ回路64には昇圧チョッパ回路63の出力電圧(コンデンサC10の両端電圧)が供給され、図示しないスイッチング素子で昇圧チョッパ回路63の出力電圧をスイッチングすることによって高周波の交流電圧に変換して、放電ランプLa1,La2に供給する。
このように、放電灯点灯装置32が高周波で動作するインバータ回路64を備えているので、インバータ回路64の発生する高周波出力の影響で、放電灯点灯装置32に電源を供給する入力電源線に雑音が重畳される可能性がある。そこで、本実施形態では、器具本体2の金属部分(例えばソケット取付板22)と金属ケース30との間を第1接続電線51と第2接続電線52とを介して電気的に接続することで、入力電源線に重畳される雑音を低減して、雑音性能の向上を図っている。
第1接続電線(以下、接続電線と略称す。)51は4本のランプリード線4と一緒に束ねられて、接続電線51とランプリード線4との外周を外装被覆6で被覆しており、接続電線51の一端は、横片22aにおけるランプソケット21の取付面(反射板23側の面)内でランプソケット21近傍の部位にねじ11を用いてねじ止めされ、接続電線51の他端は、金属ケース30の内部に導入され、端子装置35の近傍に設けた放電灯点灯装置32の固定用のねじ11を用いて金属ケース30の内面にねじ止めされている。
また、接続電線51とは別に、ランプリード線4と共に外装被覆6で被覆されていない第2接続電線(以下、接続電線と略称す。)52が2本設けられており、各接続電線52の一端は、横片22aにおけるランプソケット21の取付面と反対側の面にねじ11を用いてねじ止めされ、各接続電線52の他端は金属ケース30の外表面にねじ11を用いてねじ止めされている。
このように、2種類の接続電線51,52を用いて器具本体2の金属部分(ソケット取付板22)と金属ケース30との間を電気的に接続して、雑音性能を測定した結果、入力電源線に重畳される雑音レベルが低減し、雑音性能が大幅に向上することが確認できた。
ここに、接続電線51の両端を器具本体2および金属ケース30にそれぞれねじ11を用いてねじ止めすると、器具本体2(ソケット取付板22および反射板23)は金属で形成されているので、接続電線51とは別の外装被覆6で束ねられた他の4本のランプリード線4と接続電線51との線間容量にも作用してしまう。他の4本のランプリード線4と接続電線51との線間容量を、横河ヒューレットパッカード(株)製のLCRメータ(型番 hp4284A)を用い、Cpモード、測定周波数2.5kHzの測定条件で測定すると、その線間容量は約8〜11pFであった。この値よりも、接続電線51と同じ外装被覆6に束ねられたランプリード線4との線間容量の方が大きくなると予想されるので、接続電線51とランプリード線4との線間容量はケーブル長が40cmの場合に8pF以上となっている。また上述と同じ測定器を用いて同じ条件で測定を行ったところ、接続電線52とランプリード線4との線間容量はケーブル長が40cmの場合に約2〜4pFとなっていた。
以下に本実施形態の照明器具と比較例についてそれぞれ雑音性能を測定した結果を図5〜図9に基づいて説明する。
図5(a)(b)は、外装被覆6内にランプリード線4と共に被覆されている接続電線51の本数を0本とした場合の測定結果であり、外装被覆6内にランプリード線4と共に被覆されていない接続電線52の本数が1本の場合の測定結果を図5(a)に、2本の場合の測定結果を図5(b)にそれぞれ示す。この測定結果より、ランプリード線4と共に被覆されている接続電線51の本数が0本の場合は、ランプリード線4と共に被覆されていない接続電線52の本数を増やしても、雑音レベルのピーク値は殆ど変化せず、ピーク値を低減する効果が殆ど無いことが判る。
また図6(a)(b)は、外装被覆6内にランプリード線4と共に被覆されていない接続電線52の本数を0本とした場合の測定結果であり、外装被覆6内にランプリード線4と共に被覆されている接続電線51の本数が1本の場合の測定結果を図6(a)に、2本の場合の測定結果を図6(b)にそれぞれ示す。この測定結果より、ランプリード線4と共に被覆されていない接続電線52が0本の場合は、ランプリード線4と共に被覆されている接続電線51の本数を増やしても、雑音レベルのピーク値は殆ど変化せず、ピーク値を低減する効果が殆ど無いことが判る。
それに対して、図7(a)(b)は、外装被覆6内にランプリード線4と共に被覆されている接続電線51の本数を1本とした場合の測定結果であり、外装被覆6内にランプリード線4と共に被覆されている接続電線52の本数が1本の場合の測定結果を図7(a)に、2本の場合の測定結果を図7(b)にそれぞれ示す。この測定結果より接続電線51,52が両方共に接続されている場合、接続電線52の本数を2本に増やすと、雑音レベルのピーク値が著しく低下しており、雑音性能が大幅に向上することが判明した。すなわち、第2接続電線52の本数を、第1接続電線51の本数よりも多くすることも好ましく、また第2接続電線52の導体の断面積を、第1接続電線51の導体の断面積よりも大きくしても良い。
また図8(a)(b)は、外装被覆6内にランプリード線4と共に被覆されていない接続電線52の本数を2本にした場合の測定結果であり、4本のランプリード線4の内、高圧側の2本を外装被覆6の外側に出して、低圧側の2本のみを接続電線51と共に外装被覆6で被覆した場合の測定結果を図8(a)に、低圧側の2本を外装被覆6の外側に出して、高圧側の2本のみを接続電線51と共に外装被覆6で被覆した場合の測定結果を図89(b)に示す。この測定結果より、低圧側のランプリード線4と接続電線52とを束にして、ランプリード線4と接続電線52の周りを外装被覆6で被覆した方が、雑音レベルのピーク値を低減する効果が高いことが判明した。なお対地間電圧も最も低いランプリード線4と他のランプリード線4との線間容量を8pF以上とすることも好ましく、雑音性能をより向上させることができる。
さらに図9(a)は放電灯点灯装置32が昇圧チョッパ回路63を備えていない場合の測定結果、図9(b)は放電灯点灯装置32が昇圧チョッパ回路63を備えている場合の測定結果を示しており、この測定結果より昇圧チョッパ回路63を備えた場合の方が雑音レベルのピーク値が大きくなって、雑音性能が低下することが判明した。しかしながら、昇圧チョッパ回路63を備えることで、商用電源ACが多少変化しても出力電圧を略一定にでき、また力率も改善されるという利点が得られるため、昇圧チョッパ回路63を備える場合は雑音レベルのピーク値を抑制するためにスナバ回路を備えることが好ましい。図4は、上述した図3の昇圧チョッパ回路63においてスイッチング素子Q1と並列にスナバ回路66を設けた回路を示しており、スナバ回路66以外の回路構成は図3の回路と同様であるので、その説明は省略する。
スナバ回路66は、スイッチング素子Q1のドレインにアノードが接続されたダイオードD1と、ダイオードD1と並列に接続された抵抗R1と、ダイオードD1のカソードとスイッチング素子Q1のソースとの間に接続されたコンデンサC1およびチョークL1の直列回路とで構成され、このスナバ回路66によってスイッチングノイズを低減でき、雑音性能をさらに向上させることができる。
本実施形態の照明器具の側面図である。 (a)は反射板および放電ランプを外した状態の器具本体を図1中のA方向から見た図であり、(b)は点灯装置ブロックの一部省略せる断面図である。 同上の放電灯点灯装置のブロック回路図である。 同上の他の放電灯点灯装置のブロック回路図である。 (a)(b)は雑音性能の測定結果を示す図である。 (a)(b)は雑音性能の測定結果を示す図である。 (a)(b)は雑音性能の測定結果を示す図である。 (a)(b)は雑音性能の測定結果を示す図である。 (a)(b)は雑音性能の測定結果を示す図である。
符号の説明
1 照明器具
2 器具本体
21 ランプソケット
22 ソケット取付板
23 反射板
3 点灯装置ブロック
30 金属ケース
32 放電灯点灯装置
4 ランプリード線
51 第1接続電線
52 第2接続電線
La1,La2 放電ランプ

Claims (8)

  1. 放電ランプを装着するためのランプソケットを具備した器具本体と、
    前記器具本体と別体に形成された金属ケースの内部に前記放電ランプを点灯させる放電灯点灯装置を収納した点灯装置ブロックと、
    前記放電灯点灯装置の出力端子と前記ランプソケットとの間を電気的に接続する複数本のランプリード線と
    前記器具本体の金属部分と前記金属ケースとの間をそれぞれ電気的に接続する第1接続電線及び第2接続電線とを備え、
    ランプリード線及び第1、第2接続電線のケーブル長が40cmの場合にランプリード線との線間容量が8pF以上となる第1接続電線と、ランプリード線及び第1、第2接続電線のケーブル長が40cmの場合にランプリード線との線間容量が4pF以下となる第2接続電線とを介して前記器具本体の金属部分と前記金属ケースとの間が電気的に接続されたことを特徴とする照明器具。
  2. 前記第2接続電線の導体の断面積を、前記第1接続電線の導体の断面積よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 前記第2接続電線の本数が、前記第1接続電線の本数よりも多いことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  4. 前記複数本のランプリード線の内、対地間電圧が最も低いランプリード線と他のランプリード線との線間容量を、ランプリード線のケーブル長が40cmの場合に8pF以上としたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の照明器具。
  5. 前記複数のランプリード線と前記第1接続線との周りを、絶縁性材料により形成された外被で覆ったことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の照明器具。
  6. 前記複数のランプリード線と前記第1接続線との周りを、導電性材料により形成された外被で覆ったことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の照明器具。
  7. 前記放電灯点灯装置が、直流電圧を所望の電圧値に昇圧する昇圧チョッパ回路と、昇圧チョッパ回路の出力電圧を高周波電圧に変換して放電ランプに供給するインバータ回路とを具備することを特徴とする請求項1〜6の何れか1つに記載の照明器具。
  8. 前記昇圧チョッパ回路は、入力電圧をスイッチングするスイッチング素子を備え、該スイッチング素子の出力端子間に、ダイオードおよび抵抗器の並列回路と、コンデンサとを直列に接続したスナバ回路を設けて成ることを特徴とする請求項7記載の照明器具。
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