JP4426495B2 - 内燃機関用のスパークプラグ - Google Patents
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Description
即ち、一般に、火花放電ギャップを狭くして放電電圧を低減し、スパークプラグ9の設計寸法上の制約を緩和させることにより、スパークプラグ9の小型化を図ることはできる。ところが、火花放電ギャップを狭めると、混合気と接触する放電火花の長さが短くなる、火炎核の成長が妨げられやすいといった理由から、着火性能が低下するおそれがある。
そこで、上記のごとく、接地電極92の突出部921を細くすることにより、着火性能を確保しつつ、火花放電ギャップを小さくして放電電圧を低減することができる。
上記接地電極は、上記取付金具に固定された接地母材と、該接地母材に取り付けられ上記中心電極に対向して配置された突出部とを有し、
該突出部は、上記中心電極に対向する環状の電極対向面と、上記電極対向面の内周側に形成された環状の内周エッジと、上記電極対向面の外周側に形成された環状の外周エッジとを有し、
上記中心電極に形成された先端エッジと上記内周エッジと上記外周エッジとを通ると共に上記スパークプラグの軸方向に平行な平面が、上記中心電極の先端エッジ、上記内周エッジ、上記外周エッジとそれぞれ交わる交点をそれぞれP0、P1、P2としたとき、点P0〜点P1の距離B1と点P0〜点P2の距離B2との差|B1−B2|は、0.3mm以下であることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグにある(請求項1)。
上記スパークプラグにおいては、上記接地電極の上記突出部が上記内周エッジと上記外周エッジとを有する。そのため、火花放電の起点となるエッジ部分が多く形成されることとなるため、放電電圧を低減することができる。即ち、接地電極に従来のような棒状の突出部であって同等の外径のものを設ける場合に比べて、エッジ部分を約2倍程度の長さ分形成することが可能となるため、放電電圧を低減することができる。
また、上記のごとく放電電圧を充分に低減することができるため、放電ギャップを比較的大きくすることが可能となる。これにより、混合気と接触する放電火花を長く形成することができ、着火性能を確保することができる。
本明細書において、上記スパークプラグにおける、内燃機関の燃焼室に挿入する側を先端側とし、その反対側を基端側とする。また、「軸方向」とは、特に断らない限りスパークプラグの軸方向を意味し、「径方向」とは上記軸方向に直交する方向を意味するものとする。
なお、上記突出部の上記電極対向面、上記内側エッジ、上記外側エッジは、それぞれ必ずしも完全な環状に形成されている必要はなく、例えば中心角にして10°程度の欠け部分があってもよい。
A≧E1の場合に、A/3≦(A−E1)/2を満たし、
A<E1の場合に、B1≦Fを満たすことが好ましい(請求項2)。
A≧E1の場合にA/3>(A−E1)/2となる場合には、突出部の内側エッジにおいて放電した際に、火炎核の成長が妨げられて、着火性能が低下するおそれがある。また、A<E1の場合にB1>Fとなる場合には、環状の内側エッジの内側における接地電極と上記中心電極との間での火花放電が起こりやすくなるが、この火花放電は着火し難い。その結果、着火性能を確保することが困難となるおそれがある。
この場合には、内周エッジ及び外周エッジをそれらの全周に渡って均等に、火花放電の起点とさせやすくなるため、放電電圧の一層の低減を図ることができる。
この場合には、充分な着火性能を確保することができる。
上記接地母材からの突出部の突出量が0.3mm未満の場合には、接地母材が火炎核の成長を妨げるおそれがあり、充分な着火性能を確保することが困難となるおそれがある。
なお、突出部の耐熱性の観点から、上記突出量は1.5mm以下であることが好ましい。上記突出量が1.5mmを超えると、突出部の温度が上がりすぎて低熱性が不足し、消耗が促進されるおそれがあるからである。
この場合には、放電電圧を低減すると共に優れた着火性能を確保することができる。
C<0.5mmの場合には、混合気と接触する放電火花の長さが短くなる、火炎核の成長が妨げられやすいといった理由から、着火性能が低下するおそれがある。一方、C>1.5mmの場合には、放電電圧が高くなるおそれがある。
この場合には、上記電極先端部の耐消耗性を得ると共に、充分な着火性能を確保することができる。
この場合には、一層長寿命、高信頼性のスパークプラグを得ることができる。
この場合には、上記突出部の耐消耗性を得ると共に、充分な着火性能を確保することができる。
この場合には、一層長寿命、高信頼性のスパークプラグを得ることができる。
本発明の実施例にかかる内燃機関用のスパークプラグにつき、図1〜図6を用いて説明する。
本例の内燃機関用のスパークプラグ1は、図1に示すごとく、外周に取付け用ネジ部21を設けた取付金具2と、碍子先端部31が突出するように取付金具2に保持される絶縁碍子3と、電極先端部が碍子先端部31から突出するように絶縁碍子3に保持される中心電極4と、中心電極4との間に火花放電ギャップを形成する接地電極5とを備えている。
該突出部52は、図2、図3に示すごとく、中心電極4に対向する環状の電極対向面521と、電極対向面521の内周側に形成された環状の内周エッジ522と、電極対向面521の外周側に形成された環状の外周エッジ523とを有する。
また、図3に示すごとく、上記平面及び点P0、P1、P2は、種々の取り方が考えられるが、いずれの場合にも、|B1−B2|≦0.3mmが成り立つ。
なお、上記突出部52の上記電極対向面521、上記内側エッジ522、上記外側エッジ523は、それぞれ必ずしも完全な環状に形成されている必要はなく、図4に示すごとく、例えば中心角θにして10°程度の欠け部分59があってもよい。
図5において、破線S1がA/3=(A−E1)/2を満たす円、破線S2がB1=Fを満たす円であり、これらの間に上記配置可能領域Sがある。
また、突出部52と中心電極4との軸方向距離Cは、0.5mm≦C≦1.5mmを満たす。
また、中心電極4の電極先端部42は、50重量%以上のIrにPt、Rh、Ni、W、Pd、Ru、Re、Al、Al2O3、Y、Y2O3の中から選択される少なくとも1種からなる添加物を含有したものであって融点が2000℃以上のものからなる。
また、電極先端部42及び突出部52は、それぞれ中心電極4の母材、接地母材51に対して溶接されている。
また、上記絶縁碍子4は、アルミナ(Al2O3)等のセラミックからなる。
次いで、図6(c)、(d)に示すごとく、接地母材51と突出部52との接合部に対して、外周からレーザーLを照射し、レーザー溶接する。
その後、図1に示すごとく、接地母材51を屈曲させて、突出部52を中心電極4の電極先端部42に対向させる。
上記スパークプラグ1においては、接地電極5の突出部52が内周エッジ522と外周エッジ523とを有する。そのため、火花放電の起点となるエッジ部分が多く形成されることとなるため、放電電圧を低減することができる。即ち、接地電極5に従来のような棒状の突出部(図18参照)であって同等の外径のものを設ける場合に比べて、エッジ部分を約2倍程度の長さ分形成することが可能となるため、放電電圧を低減することができる。
また、上記のごとく放電電圧を充分に低減することができるため、放電ギャップを比較的大きくすることが可能となる。これにより、混合気と接触する放電火花を長く形成することができ、着火性能を確保することができる。
また、内周エッジ522及び外周エッジ523は、互いに同軸の円形状を有し、また、中心電極4の先端エッジ41も円形状を有し、内周エッジ522の内側における接地電極5の表面は接地母材51の表面である。そのため、内周エッジ522及び外周エッジ523をそれらの全周に渡って均等に、火花放電の起点とさせやすくなるため、放電電圧の一層の低減を図ることができる。
また、突出部52と中心電極4との軸方向距離Cは、0.5mm≦C≦1.5mmを満たすため、放電電圧を低減すると共に優れた着火性能を確保することができる。
本例は、図7に示すごとく、突出部52の中心軸が、中心電極4の中心軸からずれて配置されたスパークプラグの例である。
即ち、突出部52の内側エッジ522及び外側エッジ523の中心軸が、中心電極4の先端エッジ41の中心軸からずれている。なお、この2つの中心軸のズレは、例えば0.3mm以下とすることが好ましい。
その他は、実施例1と同様の構成を有する。また、本例の場合にも、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図8に示すごとく、接地母材51の端部511からはみ出した状態で突出部52を接地母材51に配置した例である。
上記突出部52は、上記接地母材51の端部511に設けた切欠段部512に配設されている。
その他は、実施例1と同様の構成を有する。また、本例の場合にも、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、図9に示すごとく、接地電極5の突出部52の形状を種々の形状とした例である。
即ち、実施例1に示す突出部52のように、内側エッジ522と外側エッジ523の両方を円形状とした形状に対し、例えば、内側エッジ522を、四角形、六角形、八角形としたもの、外側エッジ523を四角形、六角形、八角形、十字形状としたもの、更には、これらの種々の組合せの形状等、種々の形状を採用することができる。
その他は、実施例1と同様である。
なお、本発明における突出部52の形状としては、本例において示した以外にも、種々の形状を採用することができる。
本例は、図10に示すごとく、接地電極5の突出部52の形状を有底筒形状とし、中央部分に有底穴524を設けた例である。
また、有底穴524の開口部に内周エッジ522が形成されている。
なお、本例の場合には、実施例1において示した「内周エッジ522の内側における接地電極5の表面」は、突出部52の有底穴524の表面となる。
図10(e)に示す突出部52は、軸方向に沿った断面形状として四角形の有底穴524を有すると共に、軸方向の厚みを大きくした形状を有する。そして、該突出部52は、接地母材51を貫通した貫通孔515に嵌合されている。また、突出部52の有底穴524の底面526を、接地母材51の表面514と同一平面上に配置している。
その他は、実施例1と同様である。
なお、本発明における突出部52の縦断面形状としては、本例に示した以外にも、種々の形状とすることができる。
本例の場合には、接地母材51における突出部52を接合する突出部接合部516を、径方向に対して傾斜させた例である。
この傾斜角度は、例えば5°とすることができる。
図11(a)、(b)に示す接地電極5においては、突出部52は、該突出部52の軸方向がスパークプラグ1の軸方向と平行となるように配設してある。
図11(c)、(d)に示す接地電極5においては、突出部52は、該突出部52の軸方向が接地母材51の突出部接合部516に直交するように配設してある。それ故、突出部52の軸方向はスパークプラグ1の軸方向に対して傾斜する。
本例は、図12に示すごとく、接地母材51の突出部接合部516に設けた凹部513に突出部52を配設する例である。
即ち、図12(a)、(b)に示すごとく、一端を取付金具2に固定した直棒状の接地母材51の突出部接合部516に凹部513を形成する。該凹部513の形成は、切削加工(例えばエンドミル加工)により行う。
次いで、図12(c)に示すごとく、円環状の突出部52を上記凹部513に嵌め込む。このとき、接地母材51と突出部52との間には、抵抗溶接又はレーザー溶接を行ってもよい。
なお、本例の場合、実施例1において示した「内周エッジ522の内側における接地電極5の表面」は、凹部513の底面となる。
その他は、実施例1と同様であり、同様の作用効果を有する。
本例は、図13に示すごとく、プレス加工により突出部52を設ける例である。
即ち、図13(a)、(b)に示すごとく、一端を取付金具2に固定した直棒状の接地母材51の突出部接合部516に対して、プレス治具6を押圧する。該プレス治具6の型面61は、突出部52の形状に対応した形状に形成されている。そのため、上記プレス治具6による押圧によって、図13(c)に示すごとく、接地母材51が変形して突出部52が形成される。
即ち、本例の場合には、接地母材51と突出部52とは一体成形体となる。
その他は、実施例1と同様であり、同様の作用効果を有する。
本例は、図14に示すごとく、本発明による放電電圧の低減効果を確認した例である。
即ち、実施例1のスパークプラグ1の放電電圧Vr1と、棒状の突出部921を接地電極5に配設した従来のスパークプラグ9(図18参照)の放電電圧Vr2とをそれぞれ測定した。
このとき、実施例1のスパークプラグ1(図2参照)において、|B1−B2|を種々変更して放電電圧Vr1を測定したときの、Vr1/Vr2の値を図14のグラフにプロットした。
試験は、0.6MPaの加圧雰囲気内において行った。
本例は、図15に示すごとく、接地母材51からの突出部52の突出量Dと着火性能との関係を調べた例である。
即ち、実施例1のスパークプラグ1における突出部52の突出量Dを変化させたとき、失火限界となる空燃比(A/F)を測定した。また、比較例として、従来のスパークプラグ9(図18参照)を用いて同様の失火限界となる空燃比(A/F)の測定を行った。
また、上記スパークプラグ1において、A=0.55mm、C=0.9mm、E1=0.9mm、E2=1.3mm、B1=0.98mm、B2=0.91mm、|B1−B2|=0.07mmとした。また、比較例のスパークプラグ9の棒状の突出部921の先端エッジの外径は0.9mmである。
同図より分かるように、いずれのスパークプラグについても、突出量D≧0.3mmのとき、失火限界となる空燃比(A/F)が安定して高くなる。即ち、D≧0.3mmとすることにより、燃料の少ない混合気でも着火が可能となり、優れた着火性能を確保することができる。
また、D<0.3mmの場合においては、失火限界の空燃比が小さくなるが、本発明のスパークプラグ1によれば、従来のスパークプラグ9に比べて失火限界空燃比を小さくできる、即ち、良好な着火性能を確保しやすい。
本例は、図16に示すごとく、中心電極4の先端エッジ41の直径Aと接地電極5の突出部52の内周エッジ522の直径E1との差と、スパークプラグの着火性能との関係を調べた例である。
即ち、実施例1のスパークプラグ1における突出部52の内周エッジ522の直径E1を変化させたとき、失火限界となる空燃比(A/F)を測定した。また、上記スパークプラグ1において、A=0.7mm、C=0.8mm、D=0.8mm、E2=1.0mmとした。
同図から分かるように、A−E1≦2A/3のとき、失火限界空燃比(A/F)を高く維持することができ、着火性能を確保することができる。即ち、(A−E1)/2≦A/3を満たすことにより、着火性能に優れたスパークプラグを得ることができる。
本例は、図17に示すごとく、突出部52と中心電極4との軸方向距離Cと、スパークプラグの着火性能との関係を調べた例である。
即ち、実施例1のスパークプラグ1において、軸方向距離Cを変化させたときの失火限界空燃比を測定した。また、上記スパークプラグ1において、A=0.55mm、D=0.8mm、E1=0.9mm、E2=1.3mm、|B1−B2|=0.07mmとした。
同図から分かるように、C≧0.5mmのとき、失火限界空燃比(A/F)を高く維持することができ、着火性能を確保することができる。即ち、C≧0.5mmを満たすことにより、着火性能に優れたスパークプラグを得ることができる。
2 取付金具
21 取付け用ネジ部
3 絶縁碍子
31 碍子先端部
4 中心電極
41 先端エッジ
5 接地電極
51 接地母材
52 突出部
521 電極対向面
522 内周エッジ
523 外周エッジ
Claims (9)
- 外周に取付け用ネジ部を設けた取付金具と、碍子先端部が突出するように上記取付金具に保持される絶縁碍子と、電極先端部が上記碍子先端部から突出するように上記絶縁碍子に保持される中心電極と、該中心電極との間に火花放電ギャップを形成する接地電極とを備えた内燃機関用のスパークプラグであって、
上記接地電極は、上記取付金具に固定された接地母材と、該接地母材に取り付けられ上記中心電極に対向して配置された突出部とを有し、
該突出部は、上記中心電極に対向する環状の電極対向面と、上記電極対向面の内周側に形成された環状の内周エッジと、上記電極対向面の外周側に形成された環状の外周エッジとを有し、
上記中心電極に形成された先端エッジと上記内周エッジと上記外周エッジとを通ると共に上記スパークプラグの軸方向に平行な平面が、上記中心電極の先端エッジ、上記内周エッジ、上記外周エッジとそれぞれ交わる交点をそれぞれP0、P1、P2としたとき、点P0〜点P1の距離B1と点P0〜点P2の距離B2との差|B1−B2|は、0.3mm以下であることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。 - 請求項1において、環状の上記内周エッジの最大直径をE1、上記中心電極の上記先端エッジの最大直径をA、上記内周エッジの内側における上記接地電極の表面と上記中心電極との距離をFとしたとき、
A≧E1の場合に、A/3≦(A−E1)/2を満たし、
A<E1の場合に、B1≦Fを満たすことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。 - 請求項1又は2において、上記内周エッジ及び上記外周エッジは、互いに同軸の円形状を有し、また、上記中心電極の上記先端エッジも円形状を有し、上記内周エッジの内側における上記接地電極の表面は上記接地母材の表面であることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項1〜3のいずれか一項において、上記突出部は、上記接地母材からの突出量が0.3mm以上であることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項1〜4のいずれか一項において、上記突出部と上記中心電極との軸方向距離Cは、0.5mm≦C≦1.5mmを満たすことを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、上記中心電極の上記電極先端部は、50重量%以上のIrに少なくとも1種の添加物を含有したものであって融点が2000℃以上のものからなることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項6において、上記添加物は、Pt、Rh、Ni、W、Pd、Ru、Re、Al、Al2O3、Y、Y2O3の中から選択される少なくとも1種からなるものであることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項1〜7のいずれか一項において、上記接地電極の上記突出部は、50重量%以上のPtに少なくとも1種の添加物を含有したものであって融点が1500℃以上の貴金属からなることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
- 請求項8において、上記添加物は、Ir、Rh、Ni、W、Pd、Ru、Reの中から選択される少なくとも1種からなるものであることを特徴とする内燃機関用のスパークプラグ。
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