[go: up one dir, main page]

JP4426492B2 - プログラマブル・ターミナル・システム - Google Patents

プログラマブル・ターミナル・システム Download PDF

Info

Publication number
JP4426492B2
JP4426492B2 JP2005100134A JP2005100134A JP4426492B2 JP 4426492 B2 JP4426492 B2 JP 4426492B2 JP 2005100134 A JP2005100134 A JP 2005100134A JP 2005100134 A JP2005100134 A JP 2005100134A JP 4426492 B2 JP4426492 B2 JP 4426492B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
data
content
server device
programmable terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005100134A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006277691A5 (ja
JP2006277691A (ja
Inventor
真人 青野
真一 小島
浩樹 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
YKK Corp
Original Assignee
Omron Corp
YKK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, YKK Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP2005100134A priority Critical patent/JP4426492B2/ja
Priority to DE602006001236T priority patent/DE602006001236D1/de
Priority to EP06004853A priority patent/EP1708057B1/en
Priority to US11/373,511 priority patent/US9188971B2/en
Priority to KR1020060023049A priority patent/KR100803860B1/ko
Priority to CNB2006100592052A priority patent/CN100501617C/zh
Priority to CNA2008101818341A priority patent/CN101493681A/zh
Publication of JP2006277691A publication Critical patent/JP2006277691A/ja
Publication of JP2006277691A5 publication Critical patent/JP2006277691A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4426492B2 publication Critical patent/JP4426492B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0423Input/output
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/054Input/output
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/042Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers using digital processors
    • G05B19/0426Programming the control sequence
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/04Programme control other than numerical control, i.e. in sequence controllers or logic controllers
    • G05B19/05Programmable logic controllers, e.g. simulating logic interconnections of signals according to ladder diagrams or function charts
    • G05B19/056Programming the PLC

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Description

この発明は、プログラマブル・ターミナル装置とサーバ装置とをネットワークを介して接続してなるプログラマブル・ターミナル・システムに関する。
プログラマブル・ターミナル装置(以下、PTと称する)は、元来、プログラマブル・ロジック・コントローラ(以下、PLCと称す)にて制御される制御対象機器乃至システムにおける監視装置(モニタ装置)として機能するものであった。
そのため、PTを構成する比較的に大型なタッチセンサ付のフラットディスプレイパネルの表示スクリーンには、主として、モニタ画面が表示されるのが通例であった。このモニタ画面には、制御対象機器等に対応するイラスト図形、その制御対象機器等に対する動作指令を与えるための押しボタンスイッチ図形、その制御対象機器等の動作状態を示す表示ランプ図形等が含まれるのが通例である。
なお、以下に、表示パネルのスクリーン全体に表示させる画像を「画面」、それに含まれる様々な図形を「部品」と称する。もっとも、所謂マルチウィンドウ制御を行う場合には、各ウィンドウ(必ずしも、スクリーン全体に拡大されるものではない)のそれぞれに対応する画像を「画面」と称する。
PTの制御部を構成するCPUでは、押しボタンスイッチ図形等の入力機能部品がタッチパネルを介して操作された場合、そのカレントステータスを適当なタイミングでPLCへ通知することにより、当該入力機能部品の動作を実機に反映する。同様にして、適当なタイミングでPLCの該当出力のカレントステータスをモニタした結果、表示ランプ、警報ランプ、モータ、電磁弁等の出力機能部品が作動したことが判明したときには、それに該当する表示シンボル(部品の1つ)の表示態様を変更することにより、当該出力機能部品の動作を表示スクリーン上でも反映する。
これに対して、昨今のPTにあっては、その表示機能が大幅に拡充され、表示スクリーン上には、モニタ画面のみならず、トラブルシューティング画面や生産指示画面等の様々な画面が適宜に切り替えて表示可能とされ、画面総数としては4000枚にも及ぶ製品も出現するに至っている。(特許文献1参照)
ここで、トラブルシューティング画面とは、例えば制御対象機器等に故障が生じたときに、その復旧に必要な作業や知識を図表、説明文、イラスト図形等で表示する画面である。また、生産指示画面とは、制御対象機器を含む生産ラインにおいて、オペレータに対する生産指示を同様に図表、説明文、イラスト図形等で表示する画面である。これらの画面の切換は、オペレータによるタッチパネルを介しての切換操作や故障時と連動した自動切換処理等により行われることが多い。
特願2004−133806
上述のトラブルシューティング画面や生産指示画面等には、生産におけるノウハウや技術の集積が含まれていることが多く、当該PTが設置される企業にとっては守秘性の高い情報であり、競業他社にとっては利用価値の高い情報とされる。
従来、表示スクリーンに表示される画面を描画するために必要なデータは、PTに備え付けの不揮発メモリ(例えば、フラッシュメモリやハードディスク等)に全て格納されるのが通例であった。一般に、このような不揮発メモリのファイル管理システムは、定形の形式のものが採用されることが多く、比較的簡単にデータを読み出すことができる。
そのため、従来のPTにあっては、PTそれ自体を盗み出したり、或いはパソコンを接続してデータだけを盗み出すことにより、当該PTが設置される企業にとっては守秘性の高い情報が簡単に漏洩する虞があると言った問題点があった。
また、生産指示画面は、複数の生産ラインで同期を取るために、一日に何度も更新する必要がある場合が多い。しかし、画面描画に必要なデータの形式は、各社PTにより区々なCAD類似の形式であるため、データ作成のためには専用ツールを使用し、各PTにパソコンを接続して行う必要があった。
そのため、生産ラインのそれぞれ毎にPTが設置されているような場合には、一日に何度も更新するためには、その都度、個々のPTにパソコンを接続して、専用のツールによるデータ作成乃至転送作業を繰り返さねばならず、煩雑に耐えないと言う問題点があった。
加えて、汎用のOAソフトではなくて、専用の画像作成ツールを操作せねばならないため、データ書き換えのたびに、作業に慣れたオペレータが必要となると言った問題点もあった。
この発明は、従来のPTにおける上述の問題点に着目してなされてものであり、その目的とするところは、任意のコンテンツを有する画面を表示スクリーンに表示させることができ、しかも守秘性のあるコンテンツの漏洩を確実に防止することが可能なPTシステム、PT装置、並びに、PTシステムにおける運用方法を提供することにある。
この発明の他の目的とするところは、画面描画に必要なデータの書き替えに際して、個々のPTに対して専用ツールの組み込まれたパソコンを接続して行うことを不要としたPTシステム、PT装置、並びに、PTシステムにおける運用方法を提供することにある。
この発明の他の目的とするところは、画面描画に必要なデータの書き替えに際して、個々のPTに対して専用ツールの組み込まれたパソコンを接続して行うことを不要とし、しかも必要なコンテンツの書き替えに際しては汎用のOAソフトの使用を可能としたPTシステム、PT装置、並びに、PTシステムにおける運用方法を提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解されるであろう。
この発明のプログラマブル・ターミナル・システムは、プログラマブル・ターミナル装置とサーバ装置とをネットワークを介して接続してなるものである。
プログラマブル・ターミナル装置は、所定の表示スクリーンを備えたタッチ式表示パネルと、所定の容量を有し、かつ1画面分の画面構成をその画面に含まれる個々の部品の部品構成情報を用いて定義する画面データファイルが複数画面に亘り格納された不揮発メモリと、所定の容量を有する揮発メモリと、サーバ装置に繋がるネットワークに接続される通信回路と、ユーザによる手動操作にしたがつて、あるいは予め設定された表示手順にしたがって、表示されるべき画面を決定する表示画面決定手段と、不揮発メモリに格納された画面データファイルのうちで、表示画面決定手段により決定された画面に対応する画面データファイルに基づいて、該当する画面をタッチ式表示パネルの表示スクリーン上に表示させる画面表示制御手段とを具備している。
画面データファイルに含まれる個々の部品構成情報は、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に対応する部品構成情報と、含まない部品に対応する部品構成情報とに識別可能とされ、かつ含む部品に対応する部品構成情報については、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報が含まれている。
画面表示制御手段は、第1の描画表示制御手段と第2の描画表示制御手段とを含んでいる。第1の描画表示制御手段は、画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含まない部品に相当するものであるときに、不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報を使用して当該部品を描画並びに表示する。第2の描画表示制御手段は、画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に相当するものであるときに、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報を含む送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置に対して送信したのち、サーバ装置からのレスポンスとして到来するコンテンツデータを通信回路を介して取得して揮発メモリに格納し、この揮発メモリに格納されたコンテンツデータと不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報とを使用して当該部品を描画並びに表示する。
サーバ装置は、所定の容量を有し、かつプログラマブルターミナル装置へダウンロードするためのコンテンツデータを複数個に亘り格納させた不揮発メモリと、プログラマブルターミナル装置に繋がるネットワークに接続される通信回路と、いずれかのプログラマブルターミナル装置から送信された送信要求コマンドが通信回路を介して受信されるのに応答して、当該送信要求コマンドに含まれる格納場所情報に基づいて該当するコンテンツデータを不揮発メモリ内から探索するコンテンツデータ探索手段と、コンテンツデータ探索手段による探索結果を送信要求コマンドに対するレスポンスと共に配信先となるプログラマブルターミナル装置へ通信回路を介して送信するレスポンス送信手段とを具備している。
このような構成によれば、守秘性の高いコンテンツを含む部品については、画面データファイルを作成する際に、その旨が識別可能となるようにして、かつ、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報を含めて、部品構成情報を生成しておく一方、サーバ装置内の該当する格納場所には、当該守秘性を有するコンテンツに対応するコンテンツデータを格納させておきさえすれば、第2の描画表示制御手段の作用によって、そのコンテンツデータはサーバ装置から自動的にダウンロード取得されて揮発性メモリに格納され、しかるのち該当するコンテンツデータが描画再生されて、当該部品に付されて、表示スクリーン上に表示される。
そのため、プログラマブル・ターミナル装置の揮発メモリ内に格納されるコンテンツデータは電断と共に消失するから、プログラマブル・ターミナル装置自体が盗まれたとしても、コンテンツデータまでもが盗まれる虞はなくなる。しかも、揮発メモリのメモリ管理システムは、各コンピュータシステムに固有の構成が採用されるため、通電状態にあっても不揮発メモリのように格納内容が容易に読み出されることはない。
また、守秘性の高いコンテンツを含む部品で構成される画面の全体をサーバ装置の不揮発メモリに格納するのではなく、部品構成情報を組み合わせて1画面を構成しつつも、守秘性の高いコンテンツを含む部品については、そのコンテンツに対応するコンテンツデータのみをサーバ装置側へと格納するため、部品データの全て又は大部分についてはプログラマブル・ターミナル装置側に置くことができるため、そのような守秘性の高いコンテンツを含む画面であっても、コンテンツ以外の部分についてはサーバ装置からのダウンロードを待つことなく、即座に描画処理が可能となるため、全体として画面表示における応答性を損ねることがない。
また、生産ライン毎にプログラマブル・ターミナル装置が存在するような場合にも、それらのターミナル装置を共通のサーバ装置の下に、ネットワークを介して繋げることにより、守秘性の高いコンテンツ等についてはサーバ装置の側で一元管理することが可能となり、従前のように、個々のプログラマブル・ターミナル装置にパソコンを接続してデータの書き換えを行う煩雑さを回避することができる。
その結果、本発明によれば、任意のコンテンツを有する画面を表示スクリーンに表示させることができ、しかも守秘性のあるコンテンツの漏洩を確実に防止することが可能となる。
本発明システムの好ましい実施の形態にあっては、サーバ装置の不揮発メモリに格納されたコンテンツデータは汎用OAソフトのデータ形式で記述されたものであり、かつサーバ装置には、プログラマブル・ターミナル装置へレスポンスとして送信するに先立って、サーバ装置の不揮発メモリから探索されたコンテンツデータのデータ形式を、汎用OAソフトのデータ形式から、プログラマブル・ターミナル装置のデータ形式へと変換するデータ形式変換手段をさらに具備して構成される。
このような構成によれば、守秘性の高いコンテンツ等についてはサーバ装置の側で一元管理できることに加えて、コンテンツデータの作成についてはWORD(登録商標)やEXCEL(登録商標)と言った汎用OAソフトを使用することができるため、従前のように、プログラマブル・ターミナル装置のデータ形式に習熟していないコンテンツ作成者(事務方)であっても、容易かつ短時間でコンテンツデータの作成が可能となり、生産指示画面等のように一日に何度も更新する画面の作成には極めて好適なものとなる。
本発明システムの好ましい実施の形態にあっては、プログラマブル・ターミナル装置の第2の描画表示制御手段には、送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置へ送信するに先立って、揮発メモリ内に該当するコンテンツデータの有無をチェックすると共に、該当するコンテンツデータが存在する場合には、そのコンテンツデータに付された更新情報を抽出し、これを送信要求コマンドに含める処理が含まれており、かつサーバ装置には、プログラマブル・ターミナル装置へレスポンスとして送信するに先立って、送信要求コマンドに含まれる更新情報とサーバ装置の不揮発メモリから探索されたコンテンツデータに付された更新情報とを照合し、少なくとも両更新情報が一致する場合には、探索されたコンテンツデータのプログラマブル・ターミナル装置への送信を禁止する手段が含まれている。
このような構成によれば、サーバ装置側における更新情報チェックによって、プログラマブル・ターミナルの揮発メモリに既に格納されているコンテンツデータについては、重ねてダウンロードされることがなくなるため、無駄なダウンロード作業により表示応答性を損ねることがなくなる。なお、サーバ装置側の更新情報チェックについては、プログラマブル・ターミナル装置側のコンテンツデータよりも、サーバ装置側のコンテンツデータの方が新しい場合に限り、ダウンロードを許容するように構成してもよい。
本発明システムの好ましい実施の形態にあっては、プログラマブル・ターミナル装置の第2の描画表示制御手段には、レスポンスとして取得したコンテンツデータを揮発メモリに格納するに先立って、該当する旧コンテンツデータを揮発メモリから消去する処理がさらに含まれている。
このような構成によれば、プログラマブル・ターミナル装置の揮発メモリ上に新旧コンテンツデータが混在する煩雑を回避すると共に、メモリ容量を節減することができる。
別の一面から見た本発明は、サーバ装置からネットワークを介してコンテンツデータの配信を受けることが可能なプログラマブル・ターミナル装置として把握することができる。
このプログラマブル・ターミナル装置には、所定の表示スクリーンを備えたタッチ式表示パネルと、所定の容量を有し、かつ1画面分の画面構成をその画面に含まれる個々の部品の部品構成情報を用いて定義する画面データファイルが複数画面に亘り格納された不揮発メモリと、所定の容量を有する揮発メモリと、サーバ装置に繋がるネットワークに接続される通信回路と、ユーザによる手動操作にしたがつて、あるいは予め設定された表示手順にしたがって、表示されるべき画面を決定する表示画面決定手段と、不揮発メモリに格納された画面データファイルのうちで、表示画面決定手段により決定された画面に対応する画面データファイルに基づいて、該当する画面をタッチ式表示パネルの表示スクリーン上に表示させる画面表示制御手段とが具備されている。
画面データファイルに含まれる個々の部品構成情報は、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に対応する部品構成情報と、含まない部品に対応する部品構成情報とに識別可能とされ、かつ含む部品に対応する部品構成情報については、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報が含まれている。
画面表示制御手段は、第1の描画表示制御手段と第2の描画表示制御手段とを含んでいる。第1の描画表示制御手段は、画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含まない部品に相当するものであるときに、不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報を使用して当該部品を描画並びに表示する。第2の描画表示手段は、画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に相当するものであるときに、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報を含む送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置に対して送信したのち、サーバ装置からのレスポンスと共に到来するコンテンツデータを通信回路を介して取得して揮発メモリに格納し、この揮発メモリに格納されたコンテンツデータと不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報とを使用して当該部品を描画並びに表示する。
このような構成によれば、上述の本発明システムに好適なプログラマブル・ターミナル装置を提供することができる。
本発明プログラマブル・ターミナル装置の好ましい実施の形態にあっては、第2の描画表示制御手段には、送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置へ送信するに先立って、揮発メモリ内に該当するコンテンツデータの有無をチェックすると共に、該当するコンテンツデータが存在する場合には、そのコンテンツデータに付された更新情報を抽出し、これを送信要求コマンドに含める処理がさらに含まれている。
本発明プログラマブル・ターミナル装置の好ましい実施の形態にあっては、第2の描画表示制御手段には、レスポンスと共に取得したコンテンツデータを揮発メモリに格納するに先立って、該当する旧コンテンツデータを揮発メモリから消去する処理がさらに含まれている。
本発明プログラマブル・ターミナル装置の好ましい実施の形態にあっては、第2の描画表示制御手段には、レスポンスが到来しない場合又はレスポンスが「データ取得失敗」を意味するものである場合には、タッチ式表示パネル上に所定のエラー表示を行う処理がさらに含まれている。
このような構成によれば、コンテンツデータの取得に際する失敗が有った旨をプログラマブル・ターミナル装置のユーザに対して即座に報知することが可能となる。
本発明プログラマブル・ターミナル装置の好ましい実施の形態にあっては、第2の描画表示制御手段には、レスポンスが「データなしで正常終了」を意味するものである場合には、揮発メモリに対するコンテンツデータ格納処理をスキップする処理がさらに含まれている。
このような構成によれば、プログラマブル・ターミナル装置側のコンテンツデータとサーバ装置側のコンテンツデータとが同一であった場合には、無駄なダウンロードを回避して、即座に、当該コンテンツに関する描画処理へと移行させることができる。
別の一面から見た本発明は、プログラマブル・ターミナル装置とサーバ装置とをネットワークを介して接続してなるプログラマブル・ターミナル・システムの運用方法として把握することができる。
この運用方法は、プログラマブル・ターミナル装置には不揮発メモリと揮発メモリとを用意する一方、サーバ装置には不揮発メモリを用意し、プログラマブル・ターミナル装置にて表示可能な画面のうちで、守秘性を要するコンテンツを含む画面については、その画面のうちの守秘性を要するコンテンツ部分を描画するための守秘性部分データとそれ以外の部分を描画するための非守秘性部分データとを分離し、非守秘性部分データについてはプログラマブル・ターミナル装置の不揮発メモリに格納する一方、守秘性部分データについてはサーバ装置の不揮発メモリに格納し、さらにプログラマブル・ターミナル装置の不揮発メモリには、サーバ装置内の守秘性部分データの格納場所を示すデータを格納しておき、守秘性を要するコンテンツを含む画面をプログラマブル・ターミナル装置の表示器に表示させる場合には、守秘性部分データについてはサーバ装置の不揮発メモリに格納された格納場所を示すデータに基づいてサーバ装置からダウンロードにより取得してプログラマブル・ターミナル装置の揮発メモリに格納し、しかるのち、プログラマブル・ターミナル装置の不揮発メモリに格納された非守秘性部分データと同装置の揮発メモリに格納された守秘性部分データとに基づいて目的とする画面を描画表示する、ように構成される。
本発明によれば、任意のコンテンツを有する画面を表示スクリーンに表示させることができ、しかも守秘性のあるコンテンツの漏洩を確実に防止することが可能なPTシステム、PT装置、並びに、PTシステムにおける運用方法を提供することができる。
以下に、この発明の好適な実施の一形態であるプログラマブル・ターミナル・システム(PTシステム)を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明が適用されたPTシステムの構成図が図1に示されている。同図に示されるように、このPTシステム100は、1台若しくは2台以上のPT装置1,1,・・・とサーバ装置2とをネットワーク4で結んで構成されている。この例にあっては、PT装置1はネットワーク5を介してPLC3とも結ばれている。ネットワーク4としては例えばイーサネット(登録商標)などが使用される。一方、ネットワーク5は、いわゆるFAシステムにおいて公知なフィールドバスやシリアル通信などで構成されている。
後に詳細に説明するように、PT装置1は、所定の表示スクリーン1aを備えたタッチ式表示パネルを有する。表示パネルの具体的な素材としては、この例にあっては液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機ELディスプレイなどが採用される。
PT装置のハードウェア構成を示すブロック図が図2に示されている。同図に示されるように、PT装置1は、CPU10と、タッチ操作部11と、表示パネル12と、揮発メモリ13と、不揮発メモリ14と、第1の通信回路15と、第2の通信回路16とを備えている。
CPU10は、マイクロプロセッサ、システムプログラムを格納するROM、ワーキング領域などとして使用されるRAMなどを備えており、PT装置の全体を統括制御するものである。
タッチ操作部11は、表示パネルを構成する表示スクリーンの前面に配置されるものであって、ユーザの指先などが接触したことを検出して、これに対応する信号を取り込むためのインタフェースとして機能するものである。
表示パネル12は、先ほど説明した液晶表示デバイス、プラズマ表示デバイス、有機EL表示デバイスなどを構成するものであり、この例にあっては、図示しないが、表示パネル12を示すブロック中には、1画面分の表示バッファメモリや、この表示バッファメモリから読み出したデータを表示デバイスの一連の画素へ転送するための表示コントローラなどが含まれている。
揮発メモリ13は、後に詳細するように、コンテンツデータを格納するためのものであり、具体的にはDRAMなどの記憶素子で構成することができる。
不揮発メモリ14は、これも後に詳細に説明するように、画面データファイルを格納するためのものであり、具体的にはフラッシュメモリやハードディスクなどで構成することができる。
第1の通信回路15は、サーバ装置2へと繋がるネットワーク4と接続するためのものであり、PT装置1とサーバ装置2との間の通信は全てこの第1の通信回路15を介して行われる。
第2の通信回路16は、この例にあっては、PLC3に繋がるネットワーク5と接続されており、PT装置1とPLC3との間の通信は全てこの第2の通信回路16を介して行われる。
以上説明したPT装置の各構成要素10〜16は、システムバス17を介して互いに接続される。
本発明に係るPTシステムの機能構成図が図3に示されている。同図に示されるように、PT装置1並びにサーバ装置2内にはCPU10の作用によって幾つかの機能部品が仮想的に実現される。すなわち、PT装置1内には、コンテンツデータ取得・画面表示処理部301と、揮発メモリ管理処理部302と、第1の通信処理部303aと、第2の通信処理部303bとが構成される。尚、図中13は先ほど説明した揮発メモリであり、14は同様に説明された不揮発メモリである。
コンテンツデータ取得・画像表示処理部301は、画面データファイルを読み込み、部品情報に従って、表示器の画面表示を行う機能を実現するためのもので、この際、部品に割り付けられているコンテンツデータをコンテンツURLに従ってサーバ装置2より取得する。
揮発メモリ管理処理部302は、サーバ装置2より取得したコンテンツデータを揮発メモリ14に格納するための機能を有するものであり、この揮発メモリ管理処理部302では、格納するコンテンツデータのデータ名、タイムスタンプの管理、コンテンツデータの揮発メモリへの保存、揮発メモリからの消去といった処理を行う機能を有する。揮発メモリ14へコンテンツデータを保存する際、同一名のコンテンツデータが揮発メモリ上に存在した場合は、それを消去した上で保存する機能を有する。
第1の通信処理部303aは、httpやftpといったURLを解釈できるインターネット通信手順をサポートするように機能構成されている。
第2の通信処理部303bは、先ほど説明したように、PLC3とのネットワーク5を介する通信を実現するためのものであり、公知のフィールドバスやシリアル通信などの通信手順をサポートするように機能構成されている。
次に、サーバ装置2は、この例にあってはパソコン(以下PCと称する)を用いて実現されており、その内部にはハードディスクなどで構成される不揮発メモリ21と、ソフトウェア的に実現されるコンテンツデータ送信処理部304と通信処理部305とが含まれている。
コンテンツデータ送信処理部304は、PT装置1より送信要求のあったコンテンツデータをそのURLを元に取得して、PT装置へと返送する処理を行うように機能構成されている。
通信処理部305は、httpやftpといったURLを解釈できるインターネット通信手順をサポートするように機能構成されている。
そして、コンテンツデータ取得・画面表示処理部301とコンテンツデータ送信処理部304とが相俟って、PT装置1から要求を出して、サーバ装置2がその要求に従ってコンテンツデータを取得して、PT装置へ送信し、PT装置1がそれを受信するという仕組みが構築される。この際、コンテンツデータを1つずつ、サーバ装置2からPT装置1へと送信する方法(後に、フローチャートを使用して具体的に説明する)と、画面データファイルに存在する複数のコンテンツURLをひとまとめにしてサーバ装置へと送信し、それらに該当する複数個のコンテンツデータをサーバ装置2からPT装置1へと送信する方法との何れかを採用することができる。
画面データファイルの説明図が図4に示されている。先に説明したように、PT装置1の不揮発メモリ14には最大画面数(〜約4000枚)分の画面データファイルが格納される。図4(a)に示されるように、各画面データファイルは、画面IDにより識別される。また、各画面データファイルは、1画面分の画面構成をその画面に含まれる個々の部品の部品構成情報を用いて定義するものである。そして、後に詳細に説明するように、PT装置1における画面表示は、画面切り替えにより画面IDが渡され、画面IDの画面に定義された部品を順番に描画することにより実現される。図4(b)に示されるように、部品構成情報は部品IDにより識別される。部品構成情報には、この例にあっては、座標値(表示スクリーンの左上を基点としたX,Y座標)と、部品種別*1と、コンテンツURL*2とが含まれている。
「部品種別*1」としては、図形、ボタン、ランプ、ラベル、文字列入力/数値入力、リスト選択、レシピ、トレンドグラフ、アラーム表示、グラフ表示、コンテンツ描画などが存在する。
「コンテンツURL*2」には、部品が必要とするデータの取得方法が定義される。ここで取得するデータとしては、例えば、
(1)「ボタン」、「ランプ」、「ラベル」の表面に表示する描画データ
(2)「コンテンツ描画」で表示する描画データ
(3)「リスト選択」で表示する文字列一覧データ(テキストデータ)
(4)「レシピ」でPT装置に接続されているPLCへと書き込むデータ
などが存在する。
コンテンツURLのフォーマットはインターネットの世界で普及しているURLの記述で定義され、例えば、http手順を使う場合、描画データがネットワーク上のサーバ装置(ホスト名:hmi.omron.co.jp/PC1)の下に存在するbutton01.bmpであるならば、http://hmi.omron.co.jp/PC1/button01.bmpと定義される。
また、描画データがネットワーク上のサーバ装置(ホスト名がhmi.omron.co.jp/PC1)の下に存在するtrouble−shoot02.docのページ3である場合、http:/ /hmi.omron.co.jp/PC1/trouble-shoot02.doc?page=3と定義される。
さらに、文字列一覧やレシピデータがネットワーク上のサーバマシン(ホスト名がhmi.omron.co.jp/PC1)の下に存在するrecipe03.csvである場合、http://hmi.omron.co.jp/PC1/recipe03.csvと定義される。
PT装置1では、コンテンツURLで定義され取得される様々なデータやファイル(例えば、bmpファイル、jpegファイル、CSVファイル、textファイル、表示器の画面データファイルなど)を描画処理する機能を有する。
さらに、上記以外に市販汎用アプリケーションで作成されたファイル(例えば、MS/WORD(登録商標)、EXCEL(登録商標)、POWERPOINT(登録商標)ファイル、CADファイルなど)も、その画面要素が、部品種別*1で示した部品や上記ファイルに分解されるのであれば、それらに変換して表示器上で画面描画する機能を備える。
次に、以上の構成よりなるPT装置1の動作を示すゼネラルフローチャートが図5に示されている。このフローチャートに示される処理は、電源投入(Power On)により起動される。
同図において処理が開始されると、まず、イニシャライズ処理(ステップ501)が実行されて、CPU10のワークメモリに格納されたフラグやレジスタ類の初期設定が行われた後、画面指定レジスタに初期画面IDをセットする処理が実行される(ステップ502)。ここで、画面指定レジスタとは、図示しないが、CPU10のワーキング領域内に設定したレジスタであって、このレジスタに任意の画面IDをセットすることによって、当該画面IDで指定される画面に関する描画処理並びに表示処理が実行される。
続いて、1画面分の描画・表示処理(ステップ503)が実行される。この処理(ステップ503)では、不揮発メモリ14に格納された画面データファイルのうちで、画面指定レジスタにセットされた画面IDに対応する画面データファイルに基づいて、該当する画面をPT装置のタッチ式表示パネルの表示スクリーン1a上に表示させる処理が実行される。なお、この1画面分の描画・表示処理(ステップ503)の詳細については、後に図6及び図7を参照して説明する。
1画面分の描画・表示処理(ステップ503)が終了すると、続いて、表示画面決定処理(ステップ504)が実行される。この表示画面決定処理(ステップ504)では、ユーザによる手動操作に従って、あるいは予め設定された表示手順に従って、表示されるべき画面を決定する処理が実行される。具体的には、表示スクリーン1a上には「次へ」、「戻る」などといった操作ボタンが表示されるから、これらをタッチ操作することによって、PT装置内部にプログラムされた手順に従って、表示すべき画面の決定が行われる。
続いて、上述の表示画面決定処理(ステップ504)の実行結果に基づいて、表示画面変更の有無が判定される(ステップ505)。ここで、表示画面変更ありと判定された場合には(ステップ505YES)、画面指定レジスタに変更先の画面IDをセットする処理(ステップ506)が実行される。この処理によって、ステップ502において説明した画面指定レジスタの内容は変更される。
続いて、部品機能実現に必要なカレントステータスデータを外部装置(PLCなど)へと送信する処理(ステップ507)が実行される。この処理は、表示スクリーン1a上の各種機能ボタンの操作出力を、PLC3へと通知するものである。
続いて、部品機能実現に必要なカレントステータスデータを外部装置(PLCなど)から受信する処理(ステップ508)が実行される。この処理は、表示スクリーン1a上の各種表示ランプ、各種計測値などの表示に実際の値を反映するためのものである。
これらカレントステータスを反映する処理(ステップ507,508)を実現するために、この例にあっては図5において右上に示される割込処理が常時作動する。すなわち、表示スクリーン上においてユーザが指先などでタッチ操作を行うと、当該操作内容の解読が行われ(ステップ521)、続いて解読結果はCPU10内のワークエリアに保存される(ステップ522)。そして、こうして保存された操作内容が、ステップ507の処理において参照され、PT装置1からPLC3へのカレントステータスの通知が行われるのである。
次に、本発明の要部であるところの1画面分の描画・表示処理(ステップ503)の詳細が図6のフローチャートに示されている。同図において処理が開始されると、画面指定レジスタにセットされた画面IDで指定される画面データファイルが開かれる(ステップ601)。先に説明したように、画面データファイルは、PT装置1の不揮発メモリ14に格納されている。
続いて、画面データファイルから最初の部品が読み出され(ステップ602)、その部品について、コンテンツ別指定の有無のチェックが行われる(ステップ603)。ここで、「コンテンツ別指定」とは、その部品に付されるコンテンツがサーバ装置1内のコンテンツによって別指定されるものであることを意味している。
続いて、コンテンツ別指定有りと判定された場合には(ステップ604YES)、そのコンテンツに対するコンテンツ取得処理(ステップ605)が実行された後、コンテンツ別指定有り部品の描画処理(ステップ606)が実行されるのに対し、コンテンツ別指定無しと判定された場合には(ステップ604NO)、コンテンツ取得処理(ステップ605)はスキップされ、直ちにコンテンツ別指定無し部品の描画処理(ステップ607)が実行される。
コンテンツ取得処理(ステップ605)の詳細が図7のフローチャートに示されている。同図において処理が開始されると、まず自機の揮発メモリ13に該当するコンテンツデータが既に存在するか否かの判定が行われる(ステップ701)。ここで、自機の揮発メモリ13に該当するコンテンツデータが存在する場合には(ステップ701YES)、揮発メモリ13上の該当コンテンツデータのタイムスタンプを取得する処理(ステップ702)、取得したタイムスタンプをコンテンツURLに付加する処理(ステップ703)が順次実行されるのに対し、自機の揮発メモリに該当するコンテンツデータがまだ存在しない場合には(ステップ701NO)、それらの処理(ステップ702,703)はスキップされる。
続いて、コンテンツURLを使用してPCサーバ(サーバ装置)へとコンテンツ配信要求コマンドを送信する処理(ステップ704)が実行される。これにより、タイムスタンプが付加されたコンテンツ配信要求コマンドが、第1の通信回路15を介してネットワーク4へ送信され、しかる後、レスポンスの到来を待機する状態へと移行する。
この待機状態にあっては、レスポンスの有無(ステップ706)及びタイムアップ(ステップ707)の確認を行いつつ、レスポンスのチェックが行われる(ステップ705)。そして、レスポンスを待機する間に、所定時間のタイムのタイムアップが確認されたときには(ステップ707YES)、表示スクリーン1a上に「データ取得失敗」のエラー表示が行われる(ステップ708)。
これに対して、レスポンス有りと判定された場合には(ステップ706YES)、データ正常取得時処理(ステップ709)が実行される。
データ正常取得時処理を示す詳細フローチャートが図8に示されている。同図において処理が開始されると、PCサーバ(サーバ装置)からのレスポンスが「データ無しで正常終了」を意味するものであるか否かの判定が行われる(ステップ801)。ここで「データ無しで正常終了」と判定された場合(ステップ801YES)、データ正常取得時処理(ステップ709)は何も行わずに処理を終了する。
これに対して、PCサーバからのレスポンスが「データ無しで正常終了」でない場合は(ステップ801NO)、さらに該当するコンテンツデータが揮発メモリ13に既に格納されているか否かの判定が行われる(ステップ802)。ここで、該当するコンテンツデータが既に格納されていると判定された場合には(ステップ802YES)、該当するコンテンツデータは消去され(ステップ803)、新たに取得されたコンテンツデータを揮発メモリに格納する処理が実行される(ステップ804)。
すなわち、このデータ正常取得時処理にあっては、PT装置側から送信要求されたコンテンツデータが、先に、サーバ装置2からPT装置1へと送信済みのものであった場合には、PT装置1側では自己の揮発メモリ13に格納されたコンテンツデータをそのまま使用する。これに対して、PT装置側から送信要求されたコンテンツデータよりも、サーバ装置側に格納されたコンテンツデータが新しい場合には、サーバ装置側のレスポンスに基づいてその新しいコンテンツデータを取得し、これを旧コンテンツデータを消去してから、新たに揮発メモリ13上に格納するのである。
図6に戻って、コンテンツ別指定有り部品の描画処理(ステップ606)とコンテンツ別指定無し部品の描画処理(ステップ607)について説明する。
コンテンツ取得処理(ステップ605)に続いて、コンテンツ別指定有り部品の描画処理(ステップ606)が実行された場合には、図9(a)に示されるように、画面データファイルとコンテンツデータとカレントステータスデータ(必要により)とに基づいて部品の描画が行われる。ここで、画面データファイルとは、画面データファイル内の該当する部品構成情報を意味する。また、コンテンツデータとは、サーバ装置2からダウンロードされた後、揮発メモリ13に格納されたコンテンツデータを意味している。さらに、カレントステータスデータとは、図5のフローチャートにおいて、ステップ522において保存されたカレントステータスデータと、ステップ508においてPLCなどから受信したカレントステータスデータを意味している。
このように、コンテンツ別指定有り部品の場合には、PT装置の不揮発メモリ14に格納されたデータのみならず、サーバ装置2からダウンロードされて揮発メモリ13に格納されたデータをも用いて部品の描画が行われる。なお、ここで「描画処理」とは、CPU10内の例えばワーキングメモリに設けられた描画領域または揮発メモリ13に設けられた描画領域において、指定された言語に従って、該当する文章や図形を描画することを意味している。
その後、次の部品を読み出しては(ステップ611)、以上の処理(ステップ603〜607)を実行する処理が、最後の部品まで読み出し完了と判定されるまで(ステップ608NO)、繰り返し実行され、最後の部品まで読み出し完了と判定されたとき(ステップ608YES)、表示処理への移行が行われる(ステップ609)。
この表示処理(ステップ609)では、CPU10内の描画領域または揮発メモリ13内の描画領域に形成された画像を、表示パネル12に含まれる表示用バッファエリアに転送することにより、表示パネル12に含まれる表示コントローラの作用で、表示スクリーン1a上に該当する画面の表示が行われる。
以後、画面データファイルを閉じた後(ステップ610)、図5に戻って、先ほど説明した表示画面決定処理(ステップ504)への移行が行われる。
次に、PCサーバ(サーバ装置)の動作を示すフローチャート(その1)が図10に、また(その2)が図11にそれぞれ示されている。
図10に示される処理は、送信要求コマンドの受信によって起動される。同図において処理が開始されると、受信された送信要求コマンドに付されたURLに基づいて、指定されたコンテンツデータを自機の不揮発メモリ21から探索する処理が実行される(ステップ1001)。
この探索の結果、自機の不揮発メモリ21内に該当するコンテンツデータが存在しないと判定されると(ステップ1002NO)、PT装置1に対しては「データ取得失敗」を意味するレスポンスが送信される(ステップ1005)。
これに対して、該当するコンテンツデータが不揮発メモリ21内に存在し(ステップ1002YES)、しかもPT装置1からの送信要求がタイムスタンプ付きであった場合には(ステップ1003YES)、PT装置1側から受信されたタイムスタンプとサーバ側のコンテンツデータに付されたタイムスタンプとの比較照合が行われる(ステップ1004)。
ここで、サーバ側のコンテンツデータのタイムスタンプの方がPT装置側から送られてきたタイムスタンプよりも新しいと判定された場合には(ステップ1101YES)、さらに要求されたコンテンツデータは市販汎用アプリケーションのデータ形式であるか否かの判定が行われる(ステップ1003)。ここで、市販汎用アプリケーションのデータ形式を有するファイルと判定されると(ステップ1103YES)、市販汎用アプリケーションのファイルはPT装置の画面データファイルへとデータ形式の変換が行われ(ステップ1105)、しかる後、PT装置へと「正常終了」のレスポンスと共に変換した画面データファイルがコンテンツデータとして送信される(ステップ1006)。
一方、サーバ側のコンテンツデータのタイムスタンプが、PT装置側から送られてきたタイムスタンプと同一かそれよりも古い場合には(ステップ1101NO)、PT装置へ「データ無しで正常終了」を意味するレスポンスが送信される(ステップ1102)。
また、要求されたコンテンツデータが市販汎用アプリケーションのデータ形式を有するファイルで無い場合には(ステップ1103NO)、PT装置へと「正常終了」を意味するレスポンスと共にコンテンツデータがそのまま送信される(ステップ1104)。
さらに、PT装置からの送信要求がタイムスタンプ付きでない場合には(ステップ1103NO)、そのような時刻判定処理は全てスキップされ、直ちにステップ1103へ移行されて、コンテンツデータのデータ形式の判定が行われる。
このように、PCサーバ(サーバ装置)側においては、PT装置側から送信要求コマンドが到来するのに応答して、それに付されたURLに基づき自己の不揮発メモリ21内から該当するコンテンツデータを探し、その探し出されたコンテンツデータを、PT装置の画面データファイルに変換した後、PT装置側へとレスポンスとして返送するものである。そのため、このデータ形式変換処理(ステップ1105)を有するために、サーバ装置2側の不揮発メモリ21に格納されるコンテンツデータのデータ形式としては、市販汎用OAソフトのデータ形式をそのまま採用することができ、この結果、トラブルシューティング画面や生産指示画面などのように、頻繁に更新する必要がある画面データの生成に対しても、それを取り扱うユーザ乃至管理者は、市販OAソフトの知識を有すれば足り、従前のように、PT装置に必要なプログラム・ターミナル装置のデータ形式に習熟する必要がなくなり、使い勝手が著しく向上する。
次に、PT装置1とサーバ装置2とをネットワーク4を介して接続してなるPTシステムの運用方法について説明する。この運用方法にあっては、要するに、PT装置1には不揮発メモリ14と揮発メモリ13とを用意する一方、サーバ装置2には不揮発メモリ21を用意する。PT装置1にて表示可能な画面のうちで、守秘性を要するコンテンツを含む画面については、その画面のうちの守秘性を要するコンテンツ部分を描画するための守秘性部分データとそれ以外の部分を描画するための非守秘性部分データとに分離する。非守秘性部分についてはPT装置の不揮発メモリ14に格納する一方、守秘性部分データについてはサーバ装置2の不揮発メモリ21に格納し、さらにPT装置の不揮発メモリ14には、サーバ装置2内の守秘性部分のデータの格納場所を示すデータを格納しておく。守秘性を要するコンテンツを含む画面をPT装置の表示スクリーン1aに表示させる場合には、守秘性部分データについてはサーバ装置2の不揮発メモリ21に格納された格納場所を示すデータに基づいてサーバ装置2からダウンロードにより取得してPT装置の揮発メモリ13に格納する。しかる後、PT装置の不揮発メモリ14に格納された非守秘性部分データと同装置の揮発メモリ13に格納された守秘性部分とに基づいて目的とする画面を描画表示する。
表示画面群の種類分類を示す説明図が図12に示されている。同図に示されるように、PT装置1内の不揮発メモリ14には、最大4000枚程度の画面に相当する画面データファイルが格納されている。これらの画面は、例えば、図12(a)〜(c)に示されるように、モニタ画面、トラブルシューティング画面、生産指示画面などに分類される。
これらの画面には、必要に応じて、守秘性を要するコンテンツ部分と守秘性を要しないコンテンツ部分とが混在する。そのため、この発明の運用においては、それらのコンテンツ部分のうちで、守秘性を要すると判断される部分については、サーバ装置2側に格納する一方、コンテンツ部分であっても守秘性を要しないとされるものについては、PT装置1側に格納する。
以下に、いくつかの画面例を挙げて、それに含まれるコンテンツ部分がどのように取り扱われるかを説明する。
モニタ画面の一例を示す画面説明図が図13に示されている。同図に示されるように、このモニタ画面においては、図中一点鎖線で囲まれる領域がコンテンツ部分C1に相当する。このコンテンツ部分C1は、いわゆるPID制御において、横軸を時間軸、縦軸を温度軸として、現在値、設定値、操作量の関係をグラフ化して表示するものである。最初のプロセスにおいて、このようなPID制御の時間経過が重要な意味をもつ場合、このコンテンツ部分C1は守秘性を有するコンテンツ部分として、サーバ装置2側に格納することもできる。なお、この例にあっては、コンテンツ部分C1は、そのような必要性がないとして、PT装置1側に格納される。
トラブルシューティング画面の一例を示す画面説明図(その1)が図14に示されている。同図に示されるように、このトラブルシューティング画面には、図中一点鎖線で囲まれるコンテンツ部分C2が存在する。このコンテンツ部分C2は、異常フラグと、異常名称及び詳細と異常コードとを互いに関連付けて表にしたものである。PT装置のユーザによっては、このような異常フラグに関する詳細情報も、守秘性を要するコンテンツ部分とされる場合もあろうが、この例にあっては、コンテンツ部分C2はさほど守秘性を要するものではないとして、PT装置1側に格納される。
トラブルシューティング画面の一例を示す画面説明図(その2)が図15に示されている。同図に示されるように、このトラブルシューティング画面においては、図中一点鎖線で囲まれたコンテンツ部分C3が存在する。このコンテンツ部分C3は、「電池異常」なるものの「詳細」と「対処方法」とを説明文として表示するものである。まさに、このようなコンテンツ部分C3は、PT装置が設置された企業にとってノウハウなどに相当し、この情報を知るか知らぬかに応じて、故障復旧に至る時間において大きな開きを生ずる虞れもある。そこで、この例にあっては、コンテンツ部分C3については守秘性を有するコンテンツとして判定され、このコンテンツ部分C3に対応するデータについてはPT装置1側ではなくてサーバ装置2側に格納される。
トラブルシューティング画面の一例を示す画面説明図(その3)が図16に示されている。このトラブルシューティング画面においては、図中一点鎖線で囲まれたコンテンツ部分C4が存在する。このコンテンツ部分C4は、バッテリ異常が生じた場合における対処方法を、イラストを用いて表示するものであって、先のコンテンツ部分C3と同様にノウハウなどを含み、守秘性を有するコンテンツと位置付けられる。そのため、このコンテンツ部分C4についても、PT装置1側ではなくて、サーバ装置2側に格納される。
生産指示画面の一例を示す画面説明図(その1)が図17に示されている。この生産指示画面においては、図中一点鎖線で囲まれたコンテンツ部分C5が存在する。このコンテンツ部分C5は、ある種の電子装置の筐体を組み立てるについて、その手順を斜視図的なイラストを用いてオペレータに教示しようとするものである。このコンテンツ部分C5は、まさに生産技術乃至ノウハウそのものであって、これが盗み出された場合、当該企業のダメージは大きい。そのためこのコンテンツ部分C5については、守秘性を有するコンテンツ部分として位置付けられ、PT装置1側ではなくてサーバ装置2側に格納される。
生産指示画面の一例を示す画面説明図(その2)が図18に示されている。この生産指示画面においては、図中一点鎖線で囲まれるコンテンツ部分C6が存在する。このコンテンツ部分C6についても、ある種の電子装置の筐体を組み付ける手順を、斜視図的なイラストを用いて表示したものである。そのため、このコンテンツ部分C6についても先のコンテンツ部分C5と同様にノウハウ乃至は生産技術を含むものとして守秘性を有するコンテンツ部分として位置付けられ、PT装置1側ではなくてサーバ装置2側に格納される。
このように、本発明のPTシステムの運用方法においては、非守秘性部分データについてはPT装置の不揮発メモリに格納する一方、守秘性部分についてはサーバ装置の不揮発メモリに格納し、さらにPT装置の不揮発メモリには、サーバ装置内の守秘性部分データの格納場所を示すデータを格納しておき、守秘性を要するコンテンツを含む画面をPT装置の表示スクリーンに表示させる場合には、守秘性部分データについてはサーバ装置の不揮発メモリに格納された格納場所を示すデータに基づいてサーバ装置からダウンロードにより取得してPT装置の揮発メモリに格納し、しかる後、PT装置の不揮発メモリに格納された非守秘性部分データと同装置の揮発メモリに格納された守秘性部分データとに基づいて目的とする画面を描画表示するものである。
そのため、このPTシステム並びに運用方法によれば、任意のコンテンツを有する画面を表示スクリーンに表示させることができ、しかも守秘性のあるコンテンツの漏洩を確実に防止することが可能となるのである。
本発明によれば、任意のコンテンツを有する画面を表示スクリーンに表示させることができ、しかも守秘性のあるコンテンツの漏洩を確実に防止することが可能なPTシステム、PT装置、並びに、PTシステムにおける運用方法を提供することができる。
本発明が適用されたプログラマブルターミナルシステムの構成図である。 プログラマブルターミナル装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明に係るプログラマブルターミナルシステムの機能構成図である。 画面データファイルの説明図である。 プログラマブルターミナルの動作を示すゼネラルフローチャートである。 1画面分の描画・表示処理を示す詳細フローチャートである。 コンテンツ取得処理を示す詳細フローチャートである。 データ正常取得時処理を示す詳細フローチャートである。 描画処理内容を示す説明図である。 PCサーバの動作を示すフローチャート(その1)である。 PCサーバの動作を示すフローチャート(その2)である。 表示画面群の種別分類を示す説明図である。 モニタ画面の一例を示す画面説明図である。 トラブルシューティング画面の一例を示す画面説明図(その1)である。 トラブルシューティング画面の一例を示す画面説明図(その2)である。 トラブルシューティング画面の一例を示す画面説明図(その3)である。 生産指示画面の一例を示す画面説明図(その1)である。 生産指示画面の一例を示す画面説明図(その2)である。
1 プログラマブル・ターミナル装置
1a 表示スクリーン
2 サーバ装置
3 プログラマブル・ロジック・コントローラ
4 ネットワーク
5 ネットワーク
10 CPU
11 タッチ操作部
12 表示パネル
13 揮発メモリ
14 不揮発メモリ
15 第1の通信回路
16 第2の通信回路
21 不揮発メモリ
100 プログラマブル・ターミナル・システム
301 コンテンツデータ取得・画面表示処理部
302 揮発メモリ管理処理部
303a 第1の通信処理部
303b 第2の通信処理部
304 コンテンツデータ送信処理部
305 通信処理部

Claims (10)

  1. プログラマブル・ターミナル装置とサーバ装置とをネットワークを介して接続してなるものであって、
    プログラマブル・ターミナル装置は、
    所定の表示スクリーンを備えたタッチ式表示パネルと、
    所定の容量を有し、かつ1画面分の画面構成をその画面に含まれる個々の部品の部品構成情報を用いて定義する画面データファイルが複数画面に亘り格納された不揮発メモリと、
    所定の容量を有する揮発メモリと、
    サーバ装置に繋がるネットワークに接続される通信回路と、
    ユーザによる手動操作にしたがって、あるいは予め設定された表示手順にしたがって、表示されるべき画面を決定する表示画面決定手段と、
    不揮発メモリに格納された画面データファイルのうちで、表示画面決定手段により決定された画面に対応する画面データファイルに基づいて、該当する画面をタッチ式表示パネルの表示スクリーン上に表示させる画面表示制御手段とを具備し、
    画面データファイルに含まれる個々の部品構成情報は、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に対応する部品構成情報と、含まない部品に対応する部品構成情報とに識別可能とされ、かつ含む部品に対応する部品構成情報については、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報が含まれており、
    画面表示制御手段は、
    画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含まない部品に相当するものであるときに、不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報を使用して当該部品を描画並びに表示する第1の描画表示制御手段と、
    画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に相当するものであるときに、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報を含む送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置に対して送信したのち、サーバ装置からのレスポンスとして到来するコンテンツデータを通信回路を介して取得して揮発メモリに格納し、この揮発メモリに格納されたコンテンツデータと不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報とを使用して当該部品を描画並びに表示する第2の描画表示制御手段とを含み、
    サーバ装置は、
    所定の容量を有し、かつプログラマブルターミナル装置へダウンロードするためのコンテンツデータを複数個に亘り格納させた不揮発メモリと、
    プログラマブルターミナル装置に繋がるネットワークに接続される通信回路と、
    いずれかのプログラマブルターミナル装置から送信された送信要求コマンドが通信回路を介して受信されるのに応答して、当該送信要求コマンドに含まれる格納場所情報に基づいて該当するコンテンツデータを不揮発メモリ内から探索するコンテンツデータ探索手段と、
    コンテンツデータ探索手段による探索結果を送信要求コマンドに対するレスポンスと共に配信先となるプログラマブルターミナル装置へ通信回路を介して送信するレスポンス送信手段とを具備する、
    ことを特徴とするプログラマブル・ターミナル・システム。
  2. サーバ装置の不揮発メモリに格納されたコンテンツデータは汎用OAソフトのデータ形式で記述されたものであり、かつ
    サーバ装置には、プログラマブル・ターミナル装置へレスポンスとして送信するに先立って、サーバ装置の不揮発メモリから探索されたコンテンツデータのデータ形式を、汎用OAソフトのデータ形式から、プログラマブル・ターミナル装置のデータ形式へと変換するデータ形式変換手段をさらに具備する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル・ターミナル・システム。
  3. プログラマブル・ターミナル装置の第2の描画表示制御手段には、送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置へ送信するに先立って、揮発メモリ内に該当するコンテンツデータの有無をチェックすると共に、該当するコンテンツデータが存在する場合には、そのコンテンツデータに付された更新情報を抽出し、これを送信要求コマンドに含める処理が含まれており、かつ
    サーバ装置には、プログラマブル・ターミナル装置へレスポンスとして送信するに先立って、送信要求コマンドに含まれる更新情報とサーバ装置の不揮発メモリから探索されたコンテンツデータに付された更新情報とを照合し、少なくとも両更新情報が一致する場合には、探索されたコンテンツデータのプログラマブル・ターミナル装置への送信を禁止する手段が含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル・ターミナル・システム。
  4. プログラマブル・ターミナル装置の第2の描画表示制御手段には、レスポンスとして取得したコンテンツデータを揮発メモリに格納するに先立って、該当する旧コンテンツデータを揮発メモリから消去する処理がさらに含まれている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプログラマブル・ターミナル・システム
  5. サーバ装置からネットワークを介してコンテンツデータの配信を受けることが可能なプログラマブル・ターミナル装置であって、
    所定の表示スクリーンを備えたタッチ式表示パネルと、
    所定の容量を有し、かつ1画面分の画面構成をその画面に含まれる個々の部品の部品構成情報を用いて定義する画面データファイルが複数画面に亘り格納された不揮発メモリと、
    所定の容量を有する揮発メモリと、
    サーバ装置に繋がるネットワークに接続される通信回路と、
    ユーザによる手動操作にしたがつて、あるいは予め設定された表示手順にしたがって、表示されるべき画面を決定する表示画面決定手段と、
    不揮発メモリに格納された画面データファイルのうちで、表示画面決定手段により決定された画面に対応する画面データファイルに基づいて、該当する画面をタッチ式表示パネルの表示スクリーン上に表示させる画面表示制御手段とを具備し、
    画面データファイルに含まれる個々の部品構成情報は、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に対応する部品構成情報と、含まない部品に対応する部品構成情報とに識別可能とされ、かつ含む部品に対応する部品構成情報については、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報が含まれており、
    画面表示制御手段は、
    画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含まない部品に相当するものであるときに、不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報を使用して当該部品を描画並びに表示する第1の描画表示制御手段と、
    画面データファイルから読み出された部品構成情報が、サーバ装置から取得するコンテンツを含む部品に相当するものであるときに、当該コンテンツに対応するコンテンツデータのサーバ装置内の格納場所情報を含む送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置に対して送信したのち、サーバ装置からのレスポンスと共に到来するコンテンツデータを通信回路を介して取得して揮発メモリに格納し、この揮発メモリに格納されたコンテンツデータと不揮発メモリ内の画面データファイルに含まれる部品構成情報とを使用して当該部品を描画並びに表示する第2の描画表示制御手段とを含む、
    ことを特徴とするプログラマブル・ターミナル装置。
  6. 第2の描画表示制御手段には、送信要求コマンドを通信回路を介してサーバ装置へ送信するに先立って、揮発メモリ内に該当するコンテンツデータの有無をチェックすると共に、該当するコンテンツデータが存在する場合には、そのコンテンツデータに付された更新情報を抽出し、これを送信要求コマンドに含める処理がさらに含まれている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブル・ターミナル装置。
  7. 第2の描画表示制御手段には、レスポンスと共に取得したコンテンツデータを揮発メモリに格納するに先立って、該当する旧コンテンツデータを揮発メモリから消去する処理がさらに含まれている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブル・ターミナル装置。
  8. 第2の描画表示制御手段には、レスポンスが到来しない場合又はレスポンスが「データ取得失敗」を意味するものである場合には、タッチ式表示パネル上に所定のエラー表示を行う処理がさらに含まれている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブル・ターミナル装置。
  9. 第2の描画表示制御手段には、レスポンスが「データなしで正常終了」を意味するものである場合には、揮発メモリに対するコンテンツデータ格納処理をスキップする処理がさらに含まれている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のプログラマブル・ターミナル装置。
  10. プログラマブル・ターミナル装置とサーバ装置とをネットワークを介して接続してなるプログラマブル・ターミナル・システムの運用方法であって、
    プログラマブル・ターミナル装置には不揮発メモリと揮発メモリとを用意する一方、サーバ装置には不揮発メモリを用意し、
    プログラマブル・ターミナル装置にて表示可能な画面のうちで、守秘性を要するコンテンツを含む画面については、その画面のうちの守秘性を要するコンテンツ部分を描画するための守秘性部分データとそれ以外の部分を描画するための非守秘性部分データとを分離し、
    非守秘性部分データについてはプログラマブル・ターミナル装置の不揮発メモリに格納する一方、守秘性部分データについてはサーバ装置の不揮発メモリに格納し、さらにプログラマブル・ターミナル装置の不揮発メモリには、サーバ装置内の守秘性部分データの格納場所を示すデータを格納しておき、
    守秘性を要するコンテンツを含む画面をプログラマブル・ターミナル装置の表示器に表示させる場合には、守秘性部分データについてはサーバ装置の不揮発メモリに格納された格納場所を示すデータに基づいてサーバ装置からダウンロードにより取得してプログラマブル・ターミナル装置の揮発メモリに格納し、
    しかるのち、プログラマブル・ターミナル装置の不揮発メモリに格納された非守秘性部分データと同装置の揮発メモリに格納された守秘性部分データとに基づいて目的とする画面を描画表示する、
    ことを特徴とするプログラマブル・ターミナル・システムの運用方法。
JP2005100134A 2005-03-30 2005-03-30 プログラマブル・ターミナル・システム Expired - Lifetime JP4426492B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005100134A JP4426492B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 プログラマブル・ターミナル・システム
EP06004853A EP1708057B1 (en) 2005-03-30 2006-03-09 Programmable terminal system
DE602006001236T DE602006001236D1 (de) 2005-03-30 2006-03-09 Programmierbares Endgerätsystem
KR1020060023049A KR100803860B1 (ko) 2005-03-30 2006-03-13 프로그래머블 터미널 시스템
US11/373,511 US9188971B2 (en) 2005-03-30 2006-03-13 Programmable terminal system
CNB2006100592052A CN100501617C (zh) 2005-03-30 2006-03-15 可编程终端系统
CNA2008101818341A CN101493681A (zh) 2005-03-30 2006-03-15 服务器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005100134A JP4426492B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 プログラマブル・ターミナル・システム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006277691A JP2006277691A (ja) 2006-10-12
JP2006277691A5 JP2006277691A5 (ja) 2008-05-01
JP4426492B2 true JP4426492B2 (ja) 2010-03-03

Family

ID=36263798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005100134A Expired - Lifetime JP4426492B2 (ja) 2005-03-30 2005-03-30 プログラマブル・ターミナル・システム

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9188971B2 (ja)
EP (1) EP1708057B1 (ja)
JP (1) JP4426492B2 (ja)
KR (1) KR100803860B1 (ja)
CN (2) CN100501617C (ja)
DE (1) DE602006001236D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101794455B (zh) * 2009-01-21 2014-02-19 施昊 可绘图的网络编辑器及网络信息输入编辑系统
USD665816S1 (en) * 2011-03-11 2012-08-21 Omron Corporation Portion of a display screen with a graphic user interface
JP5876773B2 (ja) * 2012-06-07 2016-03-02 東芝三菱電機産業システム株式会社 プロセス制御装置
JP5970080B2 (ja) * 2012-11-28 2016-08-17 発紘電機株式会社 プログラマブル表示器、プログラム
WO2014174673A1 (ja) * 2013-04-26 2014-10-30 三菱電機株式会社 プログラマブル表示器
JP2019023766A (ja) * 2015-11-06 2019-02-14 大日本印刷株式会社 モバイル端末およびアプリケーションプログラム
JP7077604B2 (ja) 2017-12-21 2022-05-31 オムロン株式会社 操作受付装置、制御システム、制御方法、及び、制御プログラム
US11641274B2 (en) * 2019-03-22 2023-05-02 Jpmorgan Chase Bank, N.A. Systems and methods for manipulation of private information on untrusted environments
CN116075784A (zh) * 2020-09-16 2023-05-05 发那科株式会社 Plc装置以及工业机械系统

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4498151A (en) * 1980-04-17 1985-02-05 Texas Instruments Incorporated On board non-volatile memory programming
US5657461A (en) * 1993-10-04 1997-08-12 Xerox Corporation User interface for defining and automatically transmitting data according to preferred communication channels
JPH07319512A (ja) * 1994-05-26 1995-12-08 Fanuc Ltd プログラマブル・ロジック・コントローラ
US5635979A (en) * 1994-05-27 1997-06-03 Bell Atlantic Dynamically programmable digital entertainment terminal using downloaded software to control broadband data operations
CA2330693C (en) * 1998-04-27 2005-06-28 Digital Electronics Corporation Control system, display, host computer for control, and data transmitting method
US7043553B2 (en) * 1999-10-07 2006-05-09 Cisco Technology, Inc. Method and apparatus for securing information access
JP3883775B2 (ja) * 2000-03-17 2007-02-21 株式会社デジタル 制御システム用サーバ装置、制御システム、制御システム用サーバ装置の通信方法、および、そのプログラムが記録された記録媒体
CN1206578C (zh) * 2000-03-17 2005-06-15 迪吉多电子股份有限公司 控制用服务器装置、控制用终端装置及控制系统
JP4963141B2 (ja) * 2000-04-27 2012-06-27 ソニー株式会社 情報提供装置および方法、並びにプログラム格納媒体
US7322047B2 (en) * 2000-11-13 2008-01-22 Digital Doors, Inc. Data security system and method associated with data mining
US7669051B2 (en) * 2000-11-13 2010-02-23 DigitalDoors, Inc. Data security system and method with multiple independent levels of security
FR2816731B1 (fr) * 2000-11-14 2003-01-03 Gemplus Card Int Procede de chargement et de personnalisation des informations et programmes charges dans une carte a puce
JP2002163015A (ja) * 2000-11-29 2002-06-07 National Institute For Materials Science 設備運転システム等の故障診断方法および故障診断システム
US7120631B1 (en) * 2001-12-21 2006-10-10 Emc Corporation File server system providing direct data sharing between clients with a server acting as an arbiter and coordinator
JP3548829B2 (ja) * 2002-01-10 2004-07-28 オムロン株式会社 ユニット及びplc並びにユーザプログラムの処理方法
JP2003337793A (ja) * 2002-03-15 2003-11-28 Omron Corp ネットワークシステム及びネットワークシステムの通信方法
JP3795442B2 (ja) * 2002-09-11 2006-07-12 Necディスプレイソリューションズ株式会社 画像表示システム
JP2004133806A (ja) 2002-10-11 2004-04-30 Omron Corp プログラマブル表示器及びモニタ方法並びに画面作成装置
US20040218036A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-04 Boss Scott D. System and method for managing public and private information
GB2403633B (en) * 2003-07-03 2006-01-04 Datasmith Ltd Improvements in and relating to data transfer
JP4322770B2 (ja) * 2004-09-30 2009-09-02 株式会社デジタル 画面作成装置、画面作成プログラムおよびそれを記録した記録媒体
US7865735B2 (en) * 2004-10-19 2011-01-04 George Yiachos Method and apparatus for managing personal medical information in a secure manner
US20070183493A1 (en) * 2005-02-04 2007-08-09 Tom Kimpe Method and device for image and video transmission over low-bandwidth and high-latency transmission channels

Also Published As

Publication number Publication date
KR100803860B1 (ko) 2008-02-14
US9188971B2 (en) 2015-11-17
JP2006277691A (ja) 2006-10-12
CN101493681A (zh) 2009-07-29
EP1708057B1 (en) 2008-05-21
EP1708057A1 (en) 2006-10-04
CN100501617C (zh) 2009-06-17
KR20060106670A (ko) 2006-10-12
US20060224661A1 (en) 2006-10-05
CN1841251A (zh) 2006-10-04
DE602006001236D1 (de) 2008-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100501617C (zh) 可编程终端系统
US20020078262A1 (en) System and methods for providing compatibility across multiple versions of a software system
US7921366B2 (en) Information processing apparatus, assignment method and display method of information processing apparatus, and computer-readable program product
JPH01259447A (ja) データ処理方法
US20150205620A1 (en) Configuring user interfaces in electronic devices
CN110275480B (zh) 程序开发支援系统、方法以及计算机可读记录介质
JP2009217321A (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
EP1763751B1 (en) Multi-source, multi-destination data transfers
JP2006294011A (ja) 制御プログラム開発支援装置
JP5870214B2 (ja) プログラマブルコントローラシステム、そのプログラマブル表示器、支援装置、プログラム
US20050288802A1 (en) Programmable logic controller, graphic logic controller, control program creation device, program, and storage medium
JP2008305021A (ja) 情報処理装置及びアプリケーション管理方法
JPH0973383A (ja) Hmi管理システム及び管理方法
JP5970080B2 (ja) プログラマブル表示器、プログラム
JP4387288B2 (ja) 制御用表示装置、エディタ装置、プログラムおよび記録媒体
JP2001318796A (ja) 内外イベントドリブン方式によるプログラム実行制御方法、記録媒体およびプログラム作成支援システム
JP4628169B2 (ja) ユーザプログラム用検索装置及びこれに適用されるプログラム
JP4455400B2 (ja) 作画エディタ装置、制御用表示装置、並びに、そのプログラムおよび記録媒体
JP4470776B2 (ja) 視覚的表示プログラム
JP2006317990A (ja) プログラマブル・ロジック・コントローラ及び通信システム
JP2008033472A (ja) プリンタの自動評価システム
KR20100123600A (ko) 정보 처리 장치, 실행 방법 및 실행용 프로그램
JPH04332058A (ja) ファイル更新方式
KR20070108778A (ko) 정보표시장치 및 방법
JP2002215654A (ja) 文書処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091125

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091210

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4426492

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131218

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term