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JP4424062B2 - 漏電遮断器 - Google Patents

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JP4424062B2
JP4424062B2 JP2004146347A JP2004146347A JP4424062B2 JP 4424062 B2 JP4424062 B2 JP 4424062B2 JP 2004146347 A JP2004146347 A JP 2004146347A JP 2004146347 A JP2004146347 A JP 2004146347A JP 4424062 B2 JP4424062 B2 JP 4424062B2
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Description

本発明は、低電圧配電系統に適用する過電流保護及び地絡電流保護機能を備えた漏電遮断器に関する。
交流電路における漏電発生による事故を防止するための漏電遮断器が、広く使用されている。これら漏電遮断器には、その遮断動作を行う漏電電流の値である感度電流の切り換えや、または、時延動作時間の設定値である時延時間の切り換えを可能としたものも知られている。
このような種類の漏電遮断器の従来技術としては、国内型の漏電遮断器と、外国型の漏電遮断器と、で大別される。まず国内型の漏電遮断器について図を参照しつつ説明する。図5は従来技術の国内型の漏電遮断器10の構成図である。漏電遮断器10は、零相変流器11と、感度切換設定部12と、フィルタ回路13と、漏電検出部14と、時延切換設定部15と、引外し装置16と、を備える。
このような回路構成の漏電遮断器10は、以下のように動作する。
零相変流器11では、鉄心11aに図示しない主回路導体が貫通され、主回路導体に通流する負荷電流中に地絡等により発生した地絡電流や漏電により発生した漏電電流(以下、これら電流を不平衡電流という)が含まれていると、その出力巻線11bから不平衡電流に比例した2次出力電流信号を出力する。この2次出力電流信号は、感度切換設定部12へ入力される。
感度切換設定部12では、出力巻線11bの両端に接続されている抵抗を、図示しない設定スイッチにより切換えることで抵抗値を変更して検出可能な2次出力電流信号を高感度から低感度まで段階的に感度調節できるようになされている。感度切換範囲は、100mA/300mA/500mAと設定可能であり、高感度(100mA)から低感度(500mA)まで感度設定が可能である。感度切換設定部12は、感度調節により設定された抵抗値に2次出力電流信号を流して検出動作電圧信号を出力する。
フィルタ回路13は、感度切換設定部12を経て出力された検出動作電圧信号から誤動作の原因となるノイズ成分を除去した検出動作電圧信号を出力する。検出動作電圧信号は漏電検出部14へ出力される。
漏電検出部14は、検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、駆動電圧信号を出力する。駆動電圧信号は、時延切換設定部15へ出力される。
時延切換設定部15は、図示しないが時延時間の設定が可能となる時延切換スイッチと、この時延切換スイッチにより設定された時延時間に応じて切換えられる複数の充電抵抗と、これら抵抗により決定される充電電流で充電される充電回路とを内蔵しており、予め時延切換スイッチにより時延時間が設定されるとその時延時間に対応する充電抵抗が選択されて充電回路に接続されるものとする。このような時延切換設定部15に駆動電圧信号が入力されると充電回路への充電が開始し、時延時間と一致する充電期間は充電回路からの出力が所定電圧とならず、時延時間経過後に充電終了して所定電圧に到達した駆動電圧信号を引き外し装置16へ出力する。
引外し装置16は、駆動電圧信号を入力した場合に、図示しない主回路接点の開閉機構部を駆動して主回路を開路する。
国内型はこのように、感度設定と時延設定とをそれぞれ独立して設定できるようになされている。
続いて外国型の漏電遮断器について説明する。外国型(詳しくは欧米諸国型)の漏電遮断器は、配線用遮断器に別構造の独立した漏電保護ユニットを組み合わせて使用している。この点について、図を参照しつつ説明する。図6は従来技術の外国型の漏電遮断器20の構成図である。漏電遮断器20は、零相変流器21と、感度切換スイッチ22と、フィルタ回路23と、漏電検出部24と、充電回路25と、引外し装置26を備える。
このような回路構成の漏電遮断器20は、以下のように動作する。
零相変流器21では、鉄心21aに図示しない主回路導体が貫通され、主回路導体に通流する負荷電流中に不平衡電流が含まれていると、その出力巻線21bから不平衡電流に比例した2次出力電流信号を出力する。この2次出力電流信号は、感度切換設定部22へ入力される。
感度切換設定部22では、出力巻線21bの両端に接続されている抵抗を、図示しない設定スイッチにより切換えることで抵抗値を変更して高感度から低感度まで段階的に感度調節できるようになされており、感度切換設定部22は、感度調節により設定された抵抗値の抵抗に2次出力電流信号を流して検出動作電圧信号を出力する。なお、この感度切換設定部22では感度切換を行う第1,第2の回路を備え、第1の回路では高感度から低感度まで感度切換を行うための回路であり、第2の回路では高感度に設定されたときは高速動作とし、それ以外を時延動作とするための回路である。
例えば、図6で示すように感度切換範囲は、30mA/100mA/300mA/500mAとあり、先の図5で示した国内型の漏電遮断器10と比較しても、より高感度(30mA)に切換え可能である。そして、第1の回路が高感度設定(30mA)とした際は、さらに第2の回路により強制的に高速動作するように設定され、高感度30mA強制高速信号を、フィルタ回路23、漏電検出部24をとばして、時延切換設定部25へ直接出力する。なお、この場合の時延切換設定部25の動作は後述する。
まとめると、高感度(30mA)の場合は時延切換設定部25へ高感度30mA強制高速信号が出力され、それ以外の感度(100mA/300mA/500mA)の場合はフィルタ回路23へ検出動作電圧信号が出力される。
フィルタ回路23は、感度切換設定部22を経て出力された検出動作電圧信号から誤動作の原因となるノイズ成分を除去した検出動作電圧信号を出力する。検出動作電圧信号は漏電検出部24へ出力される。
漏電検出部24は、検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、駆動電圧信号を出力する。駆動電圧信号は、時延切換設定部25へ出力される。
時延切換設定部25は、図示しないが時延時間の設定が可能となる時延切換スイッチと、この時延切換スイッチにより設定された時延時間に応じて切換えられる複数の充電抵抗と、これら抵抗により決定される充電電流で充電される充電回路とを内蔵しており、予め時延切換スイッチにより時延時間が設定されるとその時延時間に対応する充電抵抗が選択されて充電回路に接続されるものとする。このような時延切換設定部25に駆動電圧信号が入力されると充電回路への充電が開始し、時延時間と一致する充電期間は充電回路からの出力が所定電圧とならず、時延時間経過後に充電終了して所定電圧に到達した駆動電圧信号を引き外し装置26へ出力する。なお、先に説明した高感度30mA強制高速信号を入力した場合には、時延切換設定部25は、即座に引外し装置26へ駆動電圧信号として出力する。
引外し装置26は、駆動電圧信号を入力した場合に、図示しない主回路接点の開閉機構部を駆動して主回路を開路する。
外国型は時延設定をしたとしても高感度に設定した場合には強制的に高速動作するようになされている。
また、国内型の漏電遮断器の例として、特許文献1に開示された発明(発明の名称:漏電遮断器)が知られている。この特許文献1によれば、機械的構造により、感度電流切換えと時限切換えとを共に行う漏電遮断器が開示されている。
また、国内型の漏電遮断器の他の例として、特許文献2に開示された発明(発明の名称:漏電しゃ断器)が知られている。この特許文献2によれば、スイッチにより、感度電流切換えと時限切換えとを共に行う漏電しゃ断器が開示されている。
特開平7−141979号公報 (段落番号0009〜0012,図1〜図4) 実開昭62−82546号公報 (明細書第13頁第10行目〜第14頁2行,第2図)
上記の図5の国内型の漏電遮断器10は、感度切換設定部12や時延切換設定部15を一体に含む構造であるが、外国型のように高感度に設定すると同時に高速動作するものではなかった。
そこで、図6の外国型の漏電遮断器20のように、高速動作と時延動作とを選択できるとともに高感度から低感度まで設定可能な設定機能をもち、高感度に設定する際には時延動作設定時でも強制的に高速動作に設定するような漏電遮断器にしたいという要請があるが、図6で示す従来技術の漏電遮断器20では、感度切換設定部22が第1,第2回路を有するため設置スペースを広くとり、コストがかかるという問題があった。
また、図6の外国型の漏電遮断器20での感度切換設定部22と時延切換設定部25とを結ぶパターン配線では、高感度30mA強制高速信号、つまり、振幅の小さい信号が通過することに起因してノイズに影響されやすいためノイズ対策が必要であり、配線パターンが複雑になるという問題があった。
そこで、本発明は上記した問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、検出感度を低感度から高感度に設定すると、強制的に高速動作させる設定が可能であって、かつ簡易な構成の漏電遮断器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1に係る発明の漏電遮断器は、
貫通する主回路導体の負荷電流中に含まれる不平衡電流に比例した2次出力電流信号を出力する零相変流器と、
高感度から低感度まで感度調節可能になされ、感度調節により設定された抵抗値に2次出力電流信号を流して検出動作電圧信号を出力させる感度切換設定部と、
感度切換設定部から出力された検出動作電圧信号よりノイズ成分を除去した検出動作電圧信号を出力するフィルタ回路と、
検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、駆動電圧信号を出力する漏電検出部と、
即時に動作させる高速動作か、または、時延時間経過させる時延動作かが設定可能になされ、高速動作時では駆動電圧信号を入力してから即時に、または、時延動作時では予め設定された時延時間経過後に駆動電圧信号を出力する時延切換設定部と、
駆動電圧信号を入力した場合に、主回路接点の開閉機構部を駆動して主回路を開路する引外し装置と、
感度切換設定部と機械的に連動し、感度切換設定部が高感度に設定されると同時に、時延切換設定部を高速動作に設定する強制高速設定部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係る発明の漏電遮断器は、
請求項1に記載の漏電遮断器において、
前記時延切換設定部は、
漏電検出部と引き外し装置とを直接接続する高速導通部と、
時延時間の設定が可能となる時延切換スイッチと、
この時延切換スイッチにより設定された時延時間に応じて切換えられる複数の充電抵抗と、
これら充電抵抗により決定される充電電流で充電される充電回路と、
を備え、
感度切換設定部が高感度に設定されると強制高速設定部からの信号により高速導通部が選択されて漏電検出部が出力した駆動電圧信号を即時に引き外し装置へ出力する高速動作となり、また、感度切換設定部が高感度以外に設定されると強制高速設定部からの信号により時延切換スイッチにより設定された充電抵抗に漏電検出部が出力した駆動電圧信号が印加されて得られる充電電流で、充電回路が時延時間にわたり充電された後に駆動電圧信号を引き外し装置へ出力する時延動作となることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に係る発明の漏電遮断器は、
貫通する主回路導体の負荷電流中に含まれる不平衡電流に比例した2次出力電流信号を出力する零相変流器と、
高感度から低感度まで感度調節可能になされ、感度調節により設定された抵抗値に2次出力電流信号を流して検出動作電圧信号を出力させる感度切換設定部と、
感度切換設定部から出力された検出動作電圧信号よりノイズ成分を除去した検出動作電圧信号を出力するフィルタ回路と、
即時に動作させる高速動作か、または、時延時間経過させる時延動作かが設定可能になされ、検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、高速動作時では検出動作電圧信号を入力してから即時に、または、時延動作時では予め設定された時延時間経過後に駆動電圧信号を出力する漏電検出部と、
駆動電圧信号を入力した場合に、主回路接点の開閉機構部を駆動するように動作させて主回路を開路する引外し装置と、
漏電検出部を高速動作させるか、または、時延動作させるかを、信号出力により設定する時延切換設定部と、
感度切換設定部と機械的に連動し、感度切換設定部を高感度に設定すると同時に、時延切換設定部が高速動作の信号出力を行うように設定する強制高速設定部と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に係る発明の漏電遮断器は、
請求項3に記載の漏電遮断器において、
感度切換設定部が高感度に設定されると強制高速設定部からの信号により時延切換設定部は高速動作用の信号出力を漏電検出部へ出力することで、この漏電検出部は閾値を越える検出動作電圧信号を入力すると即時に駆動電圧信号を引き外し装置へ出力する高速動作となり、また、感度切換設定部が高感度以外に設定されると強制高速設定部からの信号により前記時延切換設定部は時延動作用の信号出力を漏電検出部へ出力することで、この漏電検出部は閾値を越える検出動作電圧信号を入力すると設定された時延時間経過後に駆動電圧信号を引き外し装置へ出力する時延動作となることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に係る発明の漏電遮断器は、
請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の漏電遮断器において、
強制高速設定部は、押し釦式強制高速スイッチであり、
前記感度切換設定部は、
スライド動作により位置に応じて感度を設定する感度切換用スライドスイッチと、
この感度切換用スライドスイッチを移動させる感度切換用スイッチカバーと、
感度切換用スイッチカバーと連接し、位置により押し釦式強制高速スイッチの押下または解放を行う感度切換用スイッチカバー延長部と、
を備え、
感度切換用スイッチカバーを操作して感度切換用スライドスイッチを高感度側へスライド移動させたときに感度切換用スイッチカバー延長部が移動して押し釦式強制高速スイッチを押下または解放することで高速動作に設定することを特徴とする。
このような本発明によれば、検出感度を低感度から高感度に設定すると、強制的に高速動作させる設定とする漏電遮断器を提供できる。さらに、強制高速設定部を採用することで、感度切換設定部は一回路のみとなって小型化が実現され、また、感度切換設定部と時延切換設定部とを結ぶ配線パターンがなくなり、全体の配線パターンが縮小されるため、全体として簡易な構成の漏電遮断器を提供することができる。
続いて、本発明を実施するための最良の形態について、図を参照しつつ説明する。図1は本形態の漏電遮断器100の構成図である。漏電遮断器100は、零相変流器110と、感度切換設定部120と、フィルタ回路130と、漏電検出部140と、時延切換設定部150と、引外し装置160と、強制高速設定部170と、を備える。本形態の漏電遮断器100は、従来技術と重複する点もあるが、説明の都合上再度説明する。
このような回路構成の漏電遮断器100は、以下のように動作する。
零相変流器110では、鉄心110aに図示しない主回路導体が貫通され、主回路導体に通流する負荷電流中に不平衡電流が含まれていると、その出力巻線110bから不平衡電流に比例した2次出力電流信号を出力する。この2次出力電流信号は、感度切換設定部120へ入力される。
感度切換設定部120では、出力巻線110bの両端に接続されている抵抗を、図示しない設定スイッチにより切換えることで抵抗値を変更して高感度から低感度まで段階的に感度調節できるようになされており、感度調節により設定された抵抗値に2次出力電流信号を流して検出動作電圧信号を出力する。この感度切換設定部120は高感度から低感度まで感度切換を行えるようになされており、図1で示すように感度切換範囲は、30mA/100mA/300mA/500mAと段階的に感度設定が可能である。
フィルタ回路130は、感度切換設定部120を経て出力された検出動作電圧信号から誤動作の原因となるノイズ成分を除去した検出動作電圧信号を出力する。検出動作電圧信号は漏電検出部140へ出力される。
漏電検出部140は、検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、駆動電圧信号を出力する。この駆動電圧信号は、時延切換設定部150へ出力される。
時延切換設定部150は、図示しないが時延時間の設定が可能となる時延切換スイッチと、この時延切換スイッチにより設定された時延時間に応じて切換えられる複数の充電抵抗と、これら抵抗により決定される充電電流で充電される充電回路(具体例としてはコンデンサである。)とを内蔵しており、予め時延切換スイッチにより時延時間が設定されるとその時延時間に対応する充電抵抗が選択されて充電回路に接続されるものとする。時延動作時においてこのような時延切換設定部150に駆動電圧信号が入力されると充電回路への充電が開始し、時延時間と一致する充電期間は充電回路からの出力が所定電圧とならず、時延時間経過後に充電終了して所定電圧に到達した駆動電圧信号を引き外し装置160へ出力する。
加えて時延切換設定部150は、漏電検出部140と引き外し装置160とを直接接続する高速導通部が設けられており、後述するが高速動作時に押し釦式強制高速スイッチ171のみにより選択される。
引外し装置160は、時延動作または高速動作の何れかの駆動電圧信号を入力した場合に、図示しない主回路接点の開閉機構部を駆動して主回路を開路する。
このような漏電遮断器100では、図1で示すように感度切換設定部120の感度切換範囲は、機械的な感度切換スイッチを操作して30mA/100mA/300mA/500mAと段階的に感度設定が可能である。そして、感度切換設定部120と機械的に操作が連動する強制高速設定部170を新たに設け、感度切換設定部120で高感度(30mA)に設定されると、時延切換設定部150でいかような設定がされているかにかかわらずに、強制高速設定部170での設定を優先して強制的に高速動作に設定されるようにした。
このような感度切換設定部120、時延切換設定部150および強制高速設定部170の機械的構造について説明する。図2は感度切換設定部120、時延切換設定部150および強制高速設定部170の機械的連動構造の説明図であり、図2(a)は分解図、図2(b)は組立て構造図である。図3は、感度切換設定部120、時延切換設定部150および強制高速設定部170の機械的連動構造の動作の説明図であり、図3(a)はスイッチの押下を示す図、図3(b)はスイッチの解放を示す図である。
これら感度切換設定部120、時延切換設定部150および強制高速設定部170の機械的連動構造は、図2(a),(b)で示すようになる。感度切換設定部120は、感度切換用スライドスイッチ121、感度切換用スイッチカバー122、感度切換用スイッチカバー延長部123、を備える。時延切換設定部150は、時延切換用スライドスイッチ151、時延切換用スイッチカバー152を備える。強制高速設定部170は、押し釦式強制高速スイッチ171を備える。こられ感度切換用スライドスイッチ121、時延切換用スライドスイッチ151、押し釦式強制高速スイッチ171は、プリント配線板180上に固定され、図示しないパターン配線上に電気的に接続されている。
図2(b)で示すように、感度切換用スライドスイッチ121の上側には、感度切換用スイッチカバー122が設けられ、感度切換用スイッチカバー122を操作すると感度切換用スライドスイッチ121が移動する。この感度切換用スイッチカバー122では感度切換用スイッチカバー延長部123が機械的に一体となるように連結構成されており、感度切換用スイッチカバー122の移動とともに感度切換えスイッチカバー延長部123も同じ方向へ移動する。
なお、時延切換用スライドスイッチ151の上側にも、時延切換用スイッチカバー152が設けられ、時延切換用スイッチカバー152を操作すると時延切換用スライドスイッチ151も移動する。
これら感度切換用スイッチカバー122および移時延切換用スイッチカバー152は漏電遮断器100の操作部として外部に現れるものであり、外部から操作し易い位置に配置される。
次に、図3(a),(b)にて押し釦式強制高速スイッチ171の動作説明をする。低感度設定とする場合、図3(a)で示すように、感度切換用スイッチカバー122を操作して感度切換用スライドスイッチ121を矢印B方向に移動させる。この場合、感度切換用スイッチカバー延長部123も同じ方向へ移動するが、湾曲部123aにより押し釦式強制高速スイッチ171が押下されて、次第に下側へ下降していき、最終的に図3(a)で示すように完全に押下された状態となる。この押し釦式強制高速スイッチ171が押下されると、時延切換設定部150で充電抵抗と充電回路とを通過するような経路が選択されて、漏電検出部140から出力される駆動電圧信号が充電抵抗に印可されて充電電流を出力し、この充電電流が充電回路に入力されると充電回路への充電を開始し、時延時間経過後に充電終了して所定電圧に到達した駆動電圧信号を引き外し装置160へ出力するため、時延動作をする。
しかしながら、高感度設定とする場合、図3(b)で示すように、感度切換用スイッチカバー122を操作して感度切換用スライドスイッチ121を矢印C方向に移動させる。この場合、感度切換用スイッチカバー延長部123も同じ方向へ移動するが、湾曲部123aにより押し釦式強制高速スイッチ171が解放されて、次第に上側へ上昇していき、最終的には図3(b)で示すように完全に解放された状態となる。この押し釦式強制高速スイッチ171が解放されると、時延切換設定部150の内部で高速導通部が選択されて、漏電検出部140から出力される駆動電圧信号がそのまま引き外し装置160へ入力されるようになされる。これにより、高速動作を実現する。
このような構成を採用することで、感度切換設定部120は、一回路によるスイッチとなり、従来技術のような二回路によるスイッチの感度切換設定部と比較して、小型で低コストとなる。また感度切換設定部120と時延切換設定部150とを結ぶパターンがなくなり、配線パターンが縮小される。
さらに、全ての回路がフィルタ回路130,漏電検出部140を通過するため、この点でも配線パターンを省略できる。
続いて、本発明の他の形態について、図を参照しつつ説明する。図4は他の形態の漏電遮断器200の構成図である。漏電遮断器200は、零相変流器210と、感度切換設定部220と、フィルタ回路230と、漏電検出部240と、時延切換設定部250と、引外し装置260と、強制高速設定部270と、を備える。
本形態の漏電遮断器200は、零相変流器210と、感度切換設定部220と、フィルタ回路230と、引外し装置270については先に説明した漏電遮断器100の構成と同じであるが、漏電検出部240と、時延切換設定部250と、については機能を相違させている。これらの点について重点的に説明する。
漏電検出部240は、時延時間を0として即時に動作させる高速動作か、または、時延時間を設定して時延時間経過させた上で動作させる時延動作かが設定可能になる時延タイマを内蔵しており、検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、高速動作時では検出動作電圧信号を入力してから即時に、または、時延動作時では予め設定された時延時間経過後に駆動電圧信号を出力する。この駆動電圧信号は、引き外し装置260へ出力される。
時延切換設定部250は、図示しないが時延時間の設定が可能となる時延切換スイッチを内蔵しており、予め時延切換スイッチにより時延時間(0の場合は高速動作となる)が設定されると、漏電検出部240の時延タイマにHighまたはLowの二値信号を複数(図4では3ビットとなっている)送信して、時延時間を設定するものとする。なお、高速導通部の選択は強制高速設定部270から信号が入力された場合に行われるものであり、例えば、全部Highの二値信号や全部Lowの二値信号が時延切換設定部250から出力されるものとする。
例えば、感度を高感度以外に選択するときは、図3(a)で示すように、押し釦式強制高速スイッチ171が押下される。この場合、時延切換設定部250で予め時延切換スイッチにより設定される時延時間を表すHighまたはLowの二値信号を、漏電検出部240の時延タイマに出力し続けるため、時延動作型の漏電遮断器とすることができる。
一方、感度を高感度に選択すると図3(b)で示すように、押し釦式強制高速スイッチ171が解放される。この場合、例えば、時延切換設定部250でグランド電位に接続して、全てLowの二値信号として漏電検出部240の時延タイマに出力すると、漏電検出部240の時延タイマが時延時間0に設定して高速動作型の漏電遮断器200とすることができる。なお、押し釦式強制高速スイッチ171が解放されたときに全てHighの二値信号として時延タイマが時延時間0に設定して高速動作とするような回路構成も可能である。このような漏電遮断器200としても本発明の目的を果たすことが可能となる。
以上本発明の漏電遮断器100,200について説明した。図3,4で示した強制高速設定部170,270では押し釦式強制高速スイッチ171が押下されたときに時延動作が、また、押し釦式強制高速スイッチ171が解放されたときに高速動作がされるものとして説明した。
しかしながら、押し釦式強制高速スイッチ171が押下されたときに高速動作が、また、押し釦式強制高速スイッチ171が解放されたときに時延動作がされるように押し釦式強制高速スイッチ171や感度切換用スイッチカバー延長部123の位置・構造を変化させても良い。これら構造は適宜選択される。
本発明を実施するための最良の形態の漏電遮断器の構成図である。 感度切換設定部、時延切換設定部および強制高速設定部の機械的連動構造の説明図であり、図2(a)は分解図、図2(b)は組立て構造図である。 感度切換設定部、時延切換設定部および強制高速設定部の機械的連動構造の動作の説明図であり、図3(a)はスイッチの押下を示す図、図3(b)はスイッチの解放を示す図である。 他の形態の漏電遮断器の構成図である。 従来技術の国内型の漏電遮断器の構成図である。 従来技術の外国型の漏電遮断器の構成図である。
符号の説明
100:漏電遮断器
110:零相変流器
110a:鉄心
110b:出力巻線
120:感度切換設定部
121:感度切換用スライドスイッチ
122:感度切換用スイッチカバー
123:感度切換用スイッチカバー延長部
123a:湾曲部
130:フィルタ回路
140:漏電検出部
150:時延切換設定部
151:時延切換用スライドスイッチ
152:時延切換用スイッチカバー
160:引外し装置
170:強制高速設定部
171:押し釦式強制高速スイッチ
180:プリント配線板
200:漏電遮断器
210:零相変流器
210a:鉄心
210b:出力巻線
220:感度切換設定部
230:フィルタ回路
240:漏電検出部
250:時延切換設定部
260:引外し装置
270:強制高速設定部

Claims (5)

  1. 貫通する主回路導体の負荷電流中に含まれる不平衡電流に比例した2次出力電流信号を出力する零相変流器と、
    高感度から低感度まで感度調節可能になされ、感度調節により設定された抵抗値に2次出力電流信号を流して検出動作電圧信号を出力させる感度切換設定部と、
    感度切換設定部から出力された検出動作電圧信号よりノイズ成分を除去した検出動作電圧信号を出力するフィルタ回路と、
    検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、駆動電圧信号を出力する漏電検出部と、
    即時に動作させる高速動作か、または、時延時間経過させる時延動作かが設定可能になされ、高速動作時では駆動電圧信号を入力してから即時に、または、時延動作時では予め設定された時延時間経過後に駆動電圧信号を出力する時延切換設定部と、
    駆動電圧信号を入力した場合に、主回路接点の開閉機構部を駆動して主回路を開路する引外し装置と、
    感度切換設定部と機械的に連動し、感度切換設定部が高感度に設定されると同時に、時延切換設定部を高速動作に設定する強制高速設定部と、
    を備えることを特徴とする漏電遮断器。
  2. 請求項1に記載の漏電遮断器において、
    前記時延切換設定部は、
    漏電検出部と引き外し装置とを直接接続する高速導通部と、
    時延時間の設定が可能となる時延切換スイッチと、
    この時延切換スイッチにより設定された時延時間に応じて切換えられる複数の充電抵抗と、
    これら充電抵抗により決定される充電電流で充電される充電回路と、
    を備え、
    感度切換設定部が高感度に設定されると強制高速設定部からの信号により高速導通部が選択されて漏電検出部が出力した駆動電圧信号を即時に引き外し装置へ出力する高速動作となり、また、感度切換設定部が高感度以外に設定されると強制高速設定部からの信号により時延切換スイッチにより設定された充電抵抗に漏電検出部が出力した駆動電圧信号が印加されて得られる充電電流で、充電回路が時延時間にわたり充電された後に駆動電圧信号を引き外し装置へ出力する時延動作となることを特徴とする漏電遮断器。
  3. 貫通する主回路導体の負荷電流中に含まれる不平衡電流に比例した2次出力電流信号を出力する零相変流器と、
    高感度から低感度まで感度調節可能になされ、感度調節により設定された抵抗値に2次出力電流信号を流して検出動作電圧信号を出力させる感度切換設定部と、
    感度切換設定部から出力された検出動作電圧信号よりノイズ成分を除去した検出動作電圧信号を出力するフィルタ回路と、
    即時に動作させる高速動作か、または、時延時間経過させる時延動作かが設定可能になされ、検出動作電圧信号の電圧値が予め定められている閾値を越えた場合には、高速動作時では検出動作電圧信号を入力してから即時に、または、時延動作時では予め設定された時延時間経過後に駆動電圧信号を出力する漏電検出部と、
    駆動電圧信号を入力した場合に、主回路接点の開閉機構部を駆動するように動作させて主回路を開路する引外し装置と、
    漏電検出部を高速動作させるか、または、時延動作させるかを、信号出力により設定する時延切換設定部と、
    感度切換設定部と機械的に連動し、感度切換設定部を高感度に設定すると同時に、時延切換設定部が高速動作の信号出力を行うように設定する強制高速設定部と、
    を備えることを特徴とする漏電遮断器。
  4. 請求項3に記載の漏電遮断器において、
    感度切換設定部が高感度に設定されると強制高速設定部からの信号により時延切換設定部は高速動作用の信号出力を漏電検出部へ出力することで、この漏電検出部は閾値を越える検出動作電圧信号を入力すると即時に駆動電圧信号を引き外し装置へ出力する高速動作となり、また、感度切換設定部が高感度以外に設定されると強制高速設定部からの信号により前記時延切換設定部は時延動作用の信号出力を漏電検出部へ出力することで、この漏電検出部は閾値を越える検出動作電圧信号を入力すると設定された時延時間経過後に駆動電圧信号を引き外し装置へ出力する時延動作となることを特徴とする漏電遮断器。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の漏電遮断器において、
    強制高速設定部は、押し釦式強制高速スイッチであり、
    前記感度切換設定部は、
    スライド動作により位置に応じて感度を設定する感度切換用スライドスイッチと、
    この感度切換用スライドスイッチを移動させる感度切換用スイッチカバーと、
    感度切換用スイッチカバーと連接し、位置により押し釦式強制高速スイッチの押下または解放を行う感度切換用スイッチカバー延長部と、
    を備え、
    感度切換用スイッチカバーを操作して感度切換用スライドスイッチを高感度側へスライド移動させたときに感度切換用スイッチカバー延長部が移動して押し釦式強制高速スイッチを押下または解放することで高速動作に設定することを特徴とする漏電遮断器。
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