JP4422795B2 - 製袋充填包装機におけるエンドシール時間の制御方法 - Google Patents
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Description
特開平5−330504号公報は、同じ出願人の提案に係わるもので、このような製品噛み込み防止装置の一例である。図19を参照して特開平5−330504号に係るボックスモーション型エンドシール(横シール)・カット装置を備えた縦型製袋充填包装機における製品噛み込み防止装置を説明する。ボックスモーション型エンドシール・カット装置は、一対のエンドシール(横シール)用ヒータ5a,5bがカム曲線により拘束された一対の対称なボックスモーション(m1、m2)を行う。また、製品噛み込み防止装置は、エンドシール・カット装置5とは切り離された構成であり、一対のしごき板が二つのスライドストロークによって拘束された対称一対の縦長なボックスモーション(m3、m4)を行う。一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが大きく開いて上昇復帰する間に、一対のしごき板6a,6bが開いたまま一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの内側近傍を上昇し包装筒を挟持しない限度に近接して包装筒を偏平にする。一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが上昇復帰した位置から下降しながら互いに接近していくと、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが閉じ合わないうちに、一対のしごき板6a,6bがエンドシール用ヒータに干渉しない位置まで下降して包装筒を偏平にする位置を包装筒の被カット位置の上側から下側へ移行させ被包装物を包装筒の被カット位置よりも下側に強制的に押し込むしごき動作を行う。そこで、二対のシャッター7a、7aが閉じて包装筒を偏平に挟持した後、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bが閉じて包装筒の被シール位置の上側近傍と下側近傍を横二条シールし、カッター5cが被カット位置をカットする。一対のエンドシール用ヒータ5a,5bは一定寸法下降すると離れてから復帰上昇していく。この時の前記ボックスモーションを行わせるためのカムの形状は図21の(b)に示され、しごき板6a、6bを備えていない従来のボックスモーションのカムと同様である。同図において、Iよりエンドヒータのシールが始まり、IIでシールが完了する。このI〜IIがシール区間となる。そして、IIからIへの外周区間を経て、Iのシールの始まりへ復帰する。
次に、上記特開平9−12003号公報の縦型製袋充填包装機の動作を例にとって、従来例の欠点を図2以下を用いて説明する。図2は、前記図1の縦方向の断面図である。従来の前記ボックスモーションは、図2のカム曲線m1、m2に示されるようにモーターの円運動で回転する円盤上に設けられた上記カム曲線m1、m2を旋回レバー17、18のカム係合桿がなぞることにより形成されていた。前記ボックスモーションの直線部分(図1のロ)は長ければ長いほどシール時間が長く取れるので有利となるが、この直線部分(ストローク)が長くなるとこれに関するメカ部分の容積が増えると共に、ストロークの直線運動から円運動、あるいはその逆の箇所において機械的振動が生じ好ましくない。従って、上記ストロークの長さには限界があり、従来のシール時間にも限界があった。
以下、さらに詳述する。図2及び図3はボックスモーション型エンドシール(横シール)・カット装置の製品噛み込み防止方法を採用した上記縦型製袋充填包装機を示す。図3は、図2の矢印IIに関する横断面図である。図2〜図3に示すように、この縦型製袋充填包装機は、製品充填筒2の上端にホッパー9が設けられ、製袋器1の筒部1aが製品充填筒2の上部を取り巻いており、製品充填筒2の前側に縦シール装置3が備えられ、製品充填筒1の両側にフィルム送り装置4が備えられている。製品充填筒2の下方に一対のエンドシール用ヒータ5a,5bとカッター5cを有するボックスモーション型エンドシール・カット装置5が備えられており、一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの下側に一対のしごき板6a,6b、及び上側に一対のシャッター板7a,7bが備えられ、シャッター板7a,7bには受け板10a,10bが付設されている。
図5に示すように、一対のしごき板6a,6bは、それぞれ支持ロッド25,25を介して一対のエンドシール用ヒータ5a,5bの下面に支持されていて、エンドシール用ヒータ5aまたは5bよりも張り出して接近している。支持ロッド25は、エンドシール用ヒータ5aまたは5bに固定された支持ガイド26のガイド孔に嵌挿されスライド可能であり、かつばね27によりシール・シール解除の方向に付勢されている。各しごき板6a,6bの両端に、ネジ先端にゴム製もしくはプラスチック製の緩衝消音用のキャップ29が被嵌された調整ネジ28が設けられ、キャップ29,29がしごき板6a,6bよりも張り出して当接することにより、離間寸法Bを確保して一対のしごき板6a,6bが近接する。そして、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III のポイントに位置して離間寸法Aとなるように近接したときに、一対のしごき板6a,6bは、離間寸法Aよりも小さい離間寸法Bで近接する。上記のように構成された一対のしごき板6a,6bは、エンドシール用ヒータ5a,5bがボックスモーションを行って符号III のポイントへ移動して離間寸法Aとなるように近接したときに、離間距離Bを保って近接し、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号III のポイントから符号VIIIのポイントまで下降する間、離間距離Bを保って下降する。そして、一対のしごき板6a,6bは、符号III のポイントから符号Vのポイントへ下降する動作中に、しごき板6a,6bの下降速度を包装筒Hの下降速度よりも大きくすることにより、しごきを行うことができる。しごきストロークは、しごき板6a,6bの下降速度と包装筒Hの下降速度の速度差に比例する。しごき板6a,6bがしごきを行う間、包装筒Hの下降速度がゼロであると、しごきストロークが最大になる。図5及び図6に示すように、一対のしごき板6a,6bは、エンドシール用ヒータ5a,5bがボックスモーションを行って符号III のポイントへ移動して離間寸法Aとなるように近接したときに、離間距離Bを保って近接して包装筒Hを偏平し、そのまま包装筒Hよりも速い速度で、包装筒Hの被カット位置Cよりも上方位置から被カット位置Cを通過して下方位置まで下降するしごき動作を行い、もしも被包装物が包装筒Hの被エンドシール位置よりも上にあるときは該被包装物を被エンドシール位置よりも下側へ強制的に押し込むことにより、エンドシール用ヒータ5a,5bが製品を噛み込んでエンドシールしてしまうことを回避させるとともに、袋内のしごき板6a,6bよりも下側の余分な空気を上方へ逃がして袋の破裂を回避する働きをする。このように、しごき板6a,6bが近接することは従来のシャッターと相違する。
図14は、エンドシール用ヒータ5a,5bが横二条シールを行ったまま符号VIの位置に到達しカッター5cが突き出てきて包装筒Hの被カット位置Cをカットしているところを示す。この時点で次の被包装物Wが落下充填されシャッター7a,7bに付設された受け板10a,10bが受け止める。図15は、カッター5cが引っ込みエンドシール用ヒータ5a,5bが横二条シールを終了する符号VII の位置に到達したところを示す。この時点からエンドシール用ヒータ5a,5bから開き始める。またこの時点では、しごき板6a,6bとシャッター7a,7bは開き始めない。図16は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号VIIIの位置に到達してしごき板6a,6bとシャッター7a,7bが終了し開き始めるところを示す。この時点ではエンドシール用ヒータ5a,5bが開いているから袋包装品Xが落下する。図17は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号IXの位置に到達してしごき板6a,6bとシャッター7a,7bが近接状態を終了ところまでエンドシール用ヒータ5a,5bが開き、以後、しごき板6a,6bとシャッター7a,7bがエンドシール用ヒータ5a,5bと一体的に開いていくところを示す。この時点で包装筒Hの下降速度が増速していく。図18は、エンドシール用ヒータ5a,5bが符号I の位置に到達して最大に開いたところを示す。
図24〜図26は、図2〜図18に示されるようなエンドシール装置と一体化したしごき制御を行う製袋充填包装機に対してこの発明のエンドシール時間の可変制御を行った場合の説明図である。図において、実線(エンドヒータ移動速度A、包装筒下降速度A)はエンドシールの可変制御を行っていない速度曲線であり、点線(エンドヒータ移動速度B、包装筒下降速度B)は、この発明のエンドシールの可変制御を行った場合の速度曲線である。図24はカムの円周が袋の長さに等しいとき、図25はカムの円周が袋の長さより小さいとき、図26はカムの円周が袋の長さより大きいときの速度曲線を示している。図22と同様に、この発明においてはシール区間において相対的に従来より下降速度を遅くして所定距離の間におけるシール時間を長くしている。1サイクルの時間を一定にするためシール区間以外の復帰区間は相対的に増速される点も図22と同じである。図中Sは時間の可変制御を行った時の減速量である。減速によって移動量が減じられたことにより、図においてシール区間が長くなる。
となる。
2 製品充筒
3 縦ヒータ
4 フィルム送り装置
5 エンドシール(横シール)・カッタ装置
6 しごき板
7 シャッター板
8 サーボモータ
9 フォーマー
10 受け板
13、14 カム係合桿
15、16 環状溝カム
17、18 旋回レバー
19 縦ガイド
20 水平ガイド
21、22 回転軸
23 歯車
25 支持ロッド
26 支持ガイド
28 調整ネジ
29 キャップ
31 モーター
32 ねじ軸
33 ガイドコラム
34 昇降台
Claims (2)
- 包装フィルムのフィルム両縁を縦シールして包装筒を形成するとともに、該包装筒をフィルム送り装置によりフィルムが包装能力で定まる所定の平均速度で下降してボックスモーション型エンドシール(横シール)・カット装置により包装筒に充填された被包装物の上側の際と次に落下充填される被包装物の下側の際を横二条シールし中間をカットする製袋充填包装機において、
上記ボックスモーションを形成するサーボモータ及び包装筒のフィルム送り用サーボモータを制御して、上記ボックスモーションを形成する前記シール区間において同じ速度で下降する包装筒及びエンドシール装置の下降速度を遅くし、該シール区間以外では包装筒の下降速度を速くしてエンドシール(横シール)・カット装置のエンドシール(横シール)終了位置からエンドシール開始位置への復帰時間を速めることにより、前記ボックスモーションの1サイクル時間を一定にした状態で、かつ一定のストロークのシール距離に対して前記ボックスモーションの1サイクル中の前記シール時間が相対的に長くなるように制御したことを特徴とする製袋充填包装機。 - エンドシール(横シール)・カット装置としごき板が一体化した製袋充填包装機において、しごきのためのエンドシール(横シール)・カット装置の減速区間の変速位置に影響しないように前記エンドシール時間を長くするための増減速をしたことを特徴とする前記請求項1記載の製袋充填包装機。
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