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JP4415064B1 - トイレットペーパーホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】 トイレットペーパーロールの収容操作およびトイレットペーパーの引出し操作を、安全かつ容易に行うことができるトイレットペーパーホルダーを提供する。
【解決手段】 ケース4内には、トイレットペーパー3を巻回した状態のトイレットペーパーロール2を、巻回方向がいずれであっても、2本のローラー6,7上に載置するだけで容易かつ安全に収容することができる。カッター8は、調整板11,12で案内されて引出口4aからケース4外に引出すトイレットぺーパー3を切断する切断刃9を有する可動式のカッター8を備え、切断後に引出口4aから垂下する下端の位置よりも上方で切断刃9を待機させる。次に使用する際にトイレットペーパー3の下端を容易かつ安全に把持して、トイレットペーパー3を引出すことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、トイレットペーパーをロール状に巻回した状態で収容し、引出して切断しながら使用するトイレットペーパーホルダーに関する。
従来から、トイレットペーパーは、巻回した状態のトイレットペーパーロールを、ケース内に水平な状態で中心軸を回転可能に支持するトイレットペーパーホルダーに収容されて使用されることが多い。一般的なトイレットペーパーホルダーで使用するトイレットペーパーロールは、紙管を芯にして巻回され、ケースの両側方から紙管に挿入される部材で支持される。ケースの正面側には開閉可能なカバーが設けられ、カバーの端部でケースの外部に引出すトイレットペーパーを切断する。トイレットペーパーを切断するカッターを、カバーの先端でトイレットペーパーロールの表面から離間する位置に設けて、トイレットペーパーを引出して切断すると、切断後にもある程度の長さでトイレットペーパーが残存し、次にトイレットペーパーを引出す操作が容易になる構成も開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に示されるような、トイレットペーパーを正面側に引出すトイレットペーパーホルダーは、上側からトイレットペーパーを正面側に繰出すことができるような巻回方向となるように、トイレットペーパーロールを収容する必要がある。トイレットペーパーロールの巻回方向に関係なくケース内に収容して、トイレットペーパーをケース下方に引出して使用可能なトイレットペーパーホルダーも知られている(たとえば、特許文献2、3参照)。
特許文献2には、対をなすローラーで下方からトイレットペーパーロールを回転可能に支持し、トイレットペーパーをローラー間から下方に引出す構成が開示されている。トイレットぺーパーをケース外に引出す引出口にはカッターが設けられ、引出したトイレットペーパーを切断することができる。ローラーは間隔が広い上段側と、間隔が狭い下段側との2段にわたって設けられ、使用初期には上段側、使用終期には下段側でそれぞれ回転可能に支持する。
特許文献3には、トイレットペーパーロールをU字状またはV字状の溝で保持する構成が開示されている。溝の下方にはトイレットペーパーをケース外に引出す引出口部が設けられ、引出口部の周縁にトイレットペーパーを切断する切断刃が備えられている。
特開2003−24241号公報 特開2007−97679号公報 特開2002−345678号公報
従来からの一般的なトイレットペーパーホルダーは、トイレットペーパーロールのケース内への収容やトイレットペーパーのケース外への引出しは、カバーを開けば容易に行うことができる。しかしながら、トイレットペーパーロールは、上側から正面側にトイレットペーパーを繰出すように、巻回方向を合わせてケース内に収容する必要がある。また、ケース内でトイレットペーパーロールを中心軸で回転可能に保持するための操作も必要となる。たとえば、伸縮するパイプをトイレットペーパーロールの中心に挿通させ、パイプの両端をケースの両側方に設ける凹部にそれぞれ装着させる操作を行う。または特許文献1のように、ケースの両側方から突出する支持部材でトイレットペーパーロールの中心を支持する操作を行う。
さらに一般的なトイレットペーパーホルダーでは、トイレットペーパーの切断機能をカバーの端部に持たせているので、切断後にトイレットペーパーホルダー側に残存するトイレットぺーパーは、先端がカバーから外には出ない状態となる。したがって、次にトイレットペーパーを使用する場合、カバーを開いてトイレットペーパーの先端を把持し、ケース外部に引出さなければならない。特許文献1に開示されている構成では、切断後にも残存側のトイレットペーパーがケース外に出るので、次に使用する場合には容易にトイレットペーパーを引出すことができる。ただし、カッターを、カバーの先端でトイレットペーパーロールの表面から離間する位置に設けるので、安全性に問題が生じる可能性がある。
特許文献2、3に開示されているような、トイレットペーパーロールの巻回方向に関
係なくケース内に収容する構成では、トイレットペーパーロールの収容の操作は簡単に行うことができる。ケース下方に引出して使用するトイレットペーパーは、ケース外への引出口の周縁に設けるカッターで切断する。したがって、切断後にトイレットペーパーホルダー側に残るトイレットペーパーの先端は、ケース内に残り、引出口から外部には出ない。次にトイレットペーパーを引出口からケース外に引出して使用する際には、たとえば引出口の内部に指を挿入して残存するトイレットペーパーの先端を把持する必要がある。引出口の周縁にカッターが設けられていると、安全性に問題が生じる可能性がある。
本発明の目的は、トイレットペーパーロールの収容操作およびトイレットペーパーの引出し操作を、安全かつ容易に行うことができるトイレットペーパーホルダーを提供することである。
本発明は、ケース内に軸心を水平にした状態で収容するトイレットペーパーロールを、間隔を開けてケース内に配置される2本のローラー上に載置して支持しながら、使用するトイレットペーパーをローラー間の下方に設ける引出口からケース外に引出すトイレットペーパーホルダーにおいて、
引出口の下方でトイレットペーパーを切断する刃を備え、切断後に引出口から垂下するトイレットペーパーの下端の位置よりも上方で刃を待機させるカッターと、
前記2本のローラー間で、各ローラーに下方から臨むようにそれぞれ配置され、2本のローラー上に前記トイレットペーパーロールが載置される状態で、トイレットペーパーロールとローラーとの接触位置から繰出されるトイレットペーパーを前記引出口から前記ケース外に導くように案内し、カッターによる切断後に残存するトイレットペーパーの長さを、いずれのローラーとトイレットペーパーロールとの接触位置から繰出した場合も同等となる形状に調整されており、トイレットペーパーロールの径がローラー間の間隔より小さくなっても保持可能な2つの調整板とを、
含むことを特徴とするトイレットペーパーホルダーである。
また本発明で、前記カッターは、前記ケース内で前記引出口に臨む待機位置で前記刃を待機させ、前記トイレットペーパーの引出しとともに、刃の位置がケース外のトイレットペーパーの引出し経路の下流側の切断位置に移行し、トイレットペーパーの切断後に、刃がトイレットペーパーから離れて該待機位置に戻り、切断後に残存するトイレットペーパーを下方に垂下する状態で残すことを特徴とする。
また本発明で、前記ケース内には、前記トイレットペーパーロールの両側方から、該トイレットペーパーロールの軸ずれを防止する軸ずれ防止部材が配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、トイレットペーパーロールは、間隔を開けてケース内に配置される2本のローラー上に載置するだけで、ケース内に軸心を水平にした状態で容易かつ安全に収容することができる。カッターは、使用するトイレットペーパーをローラー間からケース外に引出す引出口の下方でトイレットペーパーを切断する刃を備え、切断後に引出口から垂下するトイレットペーパーの下端の位置よりも上方で刃を待機させるので、次に使用する際にトイレットペーパーの下端を容易かつ安全に把持して、トイレットペーパーを引出すことができる。2つの保持板によって、2本のローラー上に載置するトイレットペーパーロールの巻回方向によらず、切断後に残存して引出口ケース外に垂下するトイレットペーパーの長さを、同等にすることができる。また、トイレットペーパーロールの径がローラー間の間隔より小さくなっても2つの調整板で保持可能なので、巻芯を使用しないトイレットペーパーロールを使用することができる。巻芯を使用しないトイレットペーパーロールでも、使用初期にはローラで支持するので、巻芯を使用するトイレットペーパーロールと同様にトイレットペーパーを円滑に引出すことができる。使用終期には、トイレットペーパーロールが軽くなるので、2つの調整板で保持しても、負荷が大きくならずに、容易に引出すことができる。
また本発明によれば、カッターは、ケース内で引出口に臨む待機位置でトイレットペーパーを切断する刃を待機させるので、安全性を確保することができる。トイレットペーパーの引出しとともに、カッターの刃の位置がケース外のトイレットペーパーの引出し経路の下流側の切断位置に移行して切断することができる。トイレットペーパーの切断後に、カッターの刃がトイレットペーパーから離れて待機位置に戻り、切断後に残存するトイレットペーパーを下方に垂下する状態で残すので、次に使用する際に垂下するトイレットペーパーを容易かつ安全に把持して、引出すことができる。
また本発明によれば、ケース内に配置される軸ずれ防止部材で、トイレットペーパーロールの軸ずれを防止するので、2本のローラー上のトイレットペーパーロールがトイレットペーパーの引出しとともに軸ずれを生じないようにして、カッターによる適切な切断が可能な位置を保つようにすることができる。
図1は、本発明の一実施例であるトイレットペーパーホルダー1の概略的な構成を示す左側面断面図およびカッター8の部分的な構成を示す平面図である。 図2は、図1のトイレットペーパーホルダー1の構成を、ケース4の正面側部分およびカバー5を除去して示す正面図である。 図3は、図1のトイレットペーパーホルダー1でトイレットペーパーロール2を保持する構成を示す部分的な左側面断面図である。 図4は、図1のトイレットペーパーホルダー1で可動部分の構成を示す部分的な左側面断面図である。
以下、本発明の実施の形態の基本的な構成を、図1〜図4を参照して説明する。トイレットペーパーホルダー1は、トイレットペーパーロール2として、トイレットペーパー3が巻回した状態で収容するケース4を含む。ケース4には開閉可能なカバー5が設けられ、カバー5を開いた状態でトイレットペーパーロール2をケース4内に収容する。トイレットペーパーロール2は、巻回方向がいずれであっても、間隔を開けてケース4内に配置される2本のローラー6,7上に載置するだけで、ケース4内に軸心を水平にした状態で容易かつ安全に収容することができる。
カッター8は、使用するトイレットペーパー3をローラー6,7間の下方に設ける引出口4aからケース4外に引出す際に切断する切断刃9を備え、切断後に引出口4aから垂下するトイレットペーパー3の下端の位置よりも上方で切断刃9を待機させるので、次に使用する際にトイレットペーパー3の下端を容易かつ安全に把持して、トイレットペーパー3を引出すことができる。カッター8は、たとえば回転軸8aまわりに回転し、回転軸8aの一方側に切断刃9を設け、回転軸8aの他方側にバランス重り10を設けるような可動式にすることが好ましい。
2本のローラー6,7間には、2つの調整板11,12がそれぞれ配置される。調整板11,12は、各ローラー6,7に下方から臨むようにそれぞれ配置され、2本のローラー6,7上にトイレットペーパーロール2が載置される状態で、トイレットペーパーロール2とローラー6,7との接触位置から繰出されるトイレットペーパー3を引出口4aに導くように案内する。調整板11,12の形状は、カッター6による切断後に残存するトイレットペーパー3の長さを、いずれのローラ6,7ーとトイレットペーパーロール2との接触位置から繰出した場合も同等となるように調整される。巻芯の無いトイレットペーパーロール2を使用する場合には、径がローラー6,7間の間隔より小さくなっても、2つの調整板11,12で使用終期のトイレットペーパーロール2を保持することができる。
ケース4内には、トイレットペーパーロール2の幅方向の両側方から、トイレットペーパーロール2の位置を安定化させる安定化部材として安定棒13が配置されている。安定棒13で、トイレットペーパーロール2のローラー6,7での載置位置が安定し、トイレットペーパー3の引出しを円滑に行うことができる。
図1は、(a)で本発明の一実施例であるトイレットペーパーホルダー1の概略的な構成を示し、(b)でカッター8に関する部分的な構成を示す。トイレットペーパーホルダー1の各部は、プラスチックや金属を材料として製造することができる。
図1(a)に示すように、ケース4は、図の左側となる背面を壁などに装着して使用される。また、ユニットバスなどにケース4の後背部を収容させて組込むこともできる。図の右側となる正面には、上端をケース4の前端で支持し、下端を図の右側に開くことが可能なカバー5が設けられる。カバー5を開いている状態で、ケース4内に軸心を水平にした状態で収容するトイレットペーパーロール2は、間隔をあけてケース4内に配置される2本のローラー6,7上に載置して支持される。トイレットペーパーホルダー1では、トイレットペーパーロール2の巻回方向がいずれであっても、トイレットペーパー3をローラー6,7間から引出口4aを介して、同様な操作で下方に引出すことが可能である。トイレットペーパーロール2には、巻芯として、たとえば紙管2aが用いられる。ローラー6,7間の間隔を、紙管2aの外径よりも小さくしておけば、トイレットペーパーロール2の使用終了後に紙管2aがローラ6,7上に残り、新たなトイレットペーパーロール2への交換時に、容易に除去することができる。また、使用初期から使用終期まで、ローラー6,7上にトイレットペーパーロール2を回転可能な状態で保持することができる。
2本のローラー6,7間の下方には、調整板11,12が各ローラー6,7に下方から臨むようにそれぞれ配置される。調整板11,12は、2本のローラー6,7上にトイレットペーパーロール2が載置される状態で、トイレットペーパーロール2とローラー6,7との接触位置から繰出されるトイレットペーパー3を引出口4aに導くように案内する。トイレットペーパー3は、巻回方向に応じて、トイレットペーパーロール2といずれかのローラー6,7との接触位置から繰出される。図では、トイレットペーパー3を時計回り方向にトイレットペーパーロール2から繰出すので、右側、すなわち正面側のローラ6側から引出口4aに、右側の調整板11で案内している。
ケース4の下部に備えられるカッター8のバランス重り10は、切断刃9側よりも少し重くしておく。切断刃9の刃先にトイレットペーパー3が掛っていない状態では、バランス重り10がケース3の底部に支承される。
図1(b)に示すように、切断刃9の刃先は、ギザギザ状などに連続する凹凸を有し、トイレットペーパー3を接触させると、引っ掛かる状態となる。切断刃9に引っ掛かるトイレットペーパー3の引出しとともに、図1(a)では2点鎖線で示すように、カッター8は回転軸8aを中心として反時計回り方向に回転し、切断刃9と回転軸8aとの間の部分が引出口4aの周縁に当接して回転が停止すると、切断刃9の位置がトイレットペーパー3の引出経路3aの下流側の切断位置に移行する。トイレットペーパー3の切断で、トイレットペーパー3は切断刃9の刃先に引っ掛かっている部分が刃先から外れるので、切断刃9は負荷がなくなり、バランス重り10に作用する重力のモーメントで、カッター8は時計回り方向に回転し、トイレットペーパー3を垂下状態3bで残して、実線で示すように、引出口4aからケース4内の待機位置に戻る。バランス重り10を設けておくので、可動式のカッター8を円滑に待機位置に戻して、切断後に長さx1で残存するトイレットペーパーを下方に垂下する状態で残すことができる。なお、切断刃9の幅方向の両側には、トイレットペーパー3が刃先からずれないように案内するガイド9a,9bを設けてある。両側のガイド9a,9bによって、トイレットペーパー3は、垂下状態3bでも切断刃9の刃先に対応する範囲で安定して待機する。二点鎖線で示すように、トイレットペーパー3を引出す際には、確実に切断刃9の刃先に引っ掛け、カッター8も回転させて引出すことができる。
正面側の調整板11は固定式であるけれども、背面側の調整板12は、後述するように、可動式とすることが好ましい。また、調整板12は、トイレットペーパー3をローラー7側から引出し、引出口4aを介して引出し経路3aに導くように案内し、切断後に垂下する長さがx1に近くなるような形状に調整される。調整板12を可動式とする場合、カバー5の開閉と連動させるために、ロック棒14が設けられる。
図2は、図1のトイレットペーパーホルダー1の構成を、ケース4の正面側部分およびカバー5を除去して示す。トイレットペーパーロール2を2本のローラ6,7上に載置する状態では、トイレットペーパーロール2は回転とともに、軸ずれを生じて、図の横方向となる幅方向に移動する可能性がある。ケース4内には、トイレットペーパーロール2の幅方向の両側方から、トイレットペーパーロール2の軸ずれを防止する軸ずれ防止部材として軸ずれ防止棒13が配置されている。軸ずれ防止棒13は、たとえばパイプ材を使用し、ケース4の上方から吊下げられる。軸ずれ防止棒13の断面形状は、少なくともトイレットペーパーロール2の側面に臨む側では凸面となるようにしておく。軸ずれ防止棒13によって、トイレットペーパーロール2のローラー6,7上での載置位置が軸方向にずれる範囲が抑制され、カッター8で適切に切断可能な範囲内に留めることができる。また、軸ずれ防止棒13がトイレットペーパーロール2の側面に臨む側を凸面としておくことによって、トイレットペーパーロール2の側面が接触する場合でも、接触面積を少なくして、トイレットペーパーロールの円滑な回転を妨げないようにすることができる。
図3は、図1のトイレットペーパーホルダー1でトイレットペーパーロール2を保持し、ローラ−7側からトイレットペーパー3を繰出す構成を部分的に示す。(a)に示すように、トイレットペーパー3は、調整板12による案内で、引出口4aから、図1の引出経路3aとほぼ同等な引出経路3cに導かれる。カッター9による切断後には、トイレットペーパー3が長さx2の垂下状態3dで引出口4aから垂下する。調整板11,12の形状と位置とを調整することによって、垂下状態3b,3dでのトイレットペーパー3の長さx1,x2をほぼ同等にすることができる。なお、垂下状態でのトイレットペーパー3の長さx1,x2は、たとえば30〜40mm程度とすることが好ましい。トイレットペーパーロール2に紙管2aなどの巻芯を使用しない場合、(b)に示すように、調整板11,12の間の溝にトイレットペーパーロール2を保持してトイレットペーパー3を引出すことができる。すなわち、トイレットペーパーホルダー1では、トイレットペーパーロール2を、巻回方向や巻芯の有無によらずに、ほぼ同様に使用することができる。
図4は、図1のトイレットペーパーホルダー1で可動式の調整板12に関する構成を示す。(a)に示すように、カバー5が閉じている状態では、ロック棒14で調整板12がロックされ、調整板11との間が狭くなり、図3(b)に示すように、調整板11,12間で巻芯無しのトイレットペーパーロール2を支持することができる。(b)に示すように、カバー5を開くと、ロック棒14による調整板12のロックが外れ、調整板12の先端が引出口aの下方に開く。調整板11,12間の間隔が広くなるので、ローラ6,7上にトイレットペーパーロール2を載置し、トイレットペーパー3を引出口4aから下方に引出す操作を容易に行うことができる。(c)に示すように、ローラ6,7の少なくとも一方、たとえばローラ7を、ローラ6との間の間隔が開く方向に移動可能にしておけば、トイレットペーパーロール2の取付け操作を容易に行うことができる。
なお、ロック棒14は、カバー5および調整板12とリンク機構を形成するように連結させておくことができる。また、ロック棒14の一端部を調整板12に当接させ、他端部をカバー5に当接させ、一端側に付勢するばねを用いることもできる。
以上のようなトイレットペーパーホルダー1では、可動式のカッター8を使用しているけれども、たとえば図1の2点鎖線で示す位置に固定される固定式のカッターを用いることもできる。カッターの切断刃が設けられる位置が、垂下状態3b,3dから離れていれば、切断後に残存するトイレットペーパー3を、次の使用時に、容易に把持して引出すことができる。カッター8を可動式とすることによって、垂下状態3b,3dでの長さx1,x2を長くし、把持し易くすることができるとともに、垂下状態3b、3dのトイレットペーパー3の先端付近にはカッター8の切断刃9がないので、手探り状態でも安全にトイレットペーパー3を引出して、使用することができる。また、ユニットバスなどに組込む場合、シャワーなどの水が正面側からかかっても、トイレットペーパー3をぬれにくいケース4の下部で垂下状態3b,3dとしておくことができる。
1 トイレットペーパーホルダー
2 トイレットペーパーロール
2a 紙管
3 トイレットペーパー
4 ケース
4a 引出口
5 カバー
6,7 ローラー
8 カッター
11,12 調整板
13 軸ずれ防止棒
14 ロック棒

Claims (3)

  1. ケース内に軸心を水平にした状態で収容するトイレットペーパーロールを、間隔を開けてケース内に配置される2本のローラー上に載置して支持しながら、使用するトイレットペーパーをローラー間の下方に設ける引出口からケース外に引出すトイレットペーパーホルダーにおいて、
    引出口の下方でトイレットペーパーを切断する刃を備え、切断後に引出口から垂下するトイレットペーパーの下端の位置よりも上方で刃を待機させるカッターと、
    前記2本のローラー間で、各ローラーに下方から臨むようにそれぞれ配置され、2本のローラー上に前記トイレットペーパーロールが載置される状態で、トイレットペーパーロールとローラーとの接触位置から繰出されるトイレットペーパーを前記引出口から前記ケース外に導くように案内し、カッターによる切断後に残存するトイレットペーパーの長さを、いずれのローラーとトイレットペーパーロールとの接触位置から繰出した場合も同等となる形状に調整されており、トイレットペーパーロールの径がローラー間の間隔より小さくなっても保持可能な2つの調整板とを、
    含むことを特徴とするトイレットペーパーホルダー。
  2. 前記カッターは、前記ケース内で前記引出口に臨む待機位置で前記刃を待機させ、前記トイレットペーパーの引出しとともに、刃の位置がケース外のトイレットペーパーの引出し経路の下流側の切断位置に移行し、トイレットペーパーの切断後に、刃がトイレットペーパーから離れて該待機位置に戻り、切断後に残存するトイレットペーパーを下方に垂下する状態で残すことを特徴とする請求項1記載のトイレットペーパーホルダー。
  3. 前記ケース内には、前記トイレットペーパーロールの両側方から、該トイレットペーパーロールの軸ずれを防止する軸ずれ防止部材が配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載のトイレットペーパーホルダー。
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