JP4405056B2 - ガラス繊維補強セメント複合体に用いる混和材 - Google Patents
ガラス繊維補強セメント複合体に用いる混和材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4405056B2 JP4405056B2 JP2000230599A JP2000230599A JP4405056B2 JP 4405056 B2 JP4405056 B2 JP 4405056B2 JP 2000230599 A JP2000230599 A JP 2000230599A JP 2000230599 A JP2000230599 A JP 2000230599A JP 4405056 B2 JP4405056 B2 JP 4405056B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blast furnace
- admixture
- glass fiber
- fiber reinforced
- grc
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
本発明は、セメント類の混和材の技術分野に属し、特に、ガラス繊維補強セメント複合体に用いられる新規な混和材に関する。
【0002】
【従来の技術】
ガラス繊維補強セメント複合体(以下、単にGRCと称することがある)は、セメント系マトリックスにガラス繊維を分散混合することにより引張強度や脆性を向上させた複合材料として注目されている。しかし、ガラス繊維は、セメント硬化体中の水和物に含まれる水酸化カルシウムなどのアルカリに弱く、このアルカリによるガラスの侵食劣化を防ぐために酸化ジルコンを多量添加したものに代表される耐アルカリガラス(ARガラス)が用いられている。
【0003】
ARガラスはその成分が種々改良されており、その結果、かなり劣化に対して安定的であるGRCが製造できるようになったが、長期的安定性にはまだ不充分な点があるため、ガラスの侵食を抑制する各種の混和材(結合材)の開発がなされている。例えば、ポルトランドセメントを高炉スラグ微粉末、フライアッシュまたはシリカフュームなどで置換したものや、カルシウムサルフォアルミネート系の焼成物(アウイン等)と適量の石膏でポルトランドセメントを置換したもの、あるいは上記の両者を併用したものが知られている。特に現在では、GRCセメントと称して、ポルトランドセメントの主成分である珪酸カルシウムにアウイン、石膏、高炉スラグを配合した低アルカリ・低収縮のセメントが好んで使われている。これは珪酸カルシウムの水和に伴い生成する水酸化カルシウムを水和初期においてアウインなどが吸収してエトリンガイトに転換して、生成した水酸化カルシウムがすべて消費されるようにした材料である。
【0004】
このGRCセメントとARガラスと併用したGRCは長期劣化が少ないことが確認されているが、GRCセメントがコスト高のために普及しないのが悩みである。すなわち、現在のガラス繊維補強セメント複合体は、酸化ジルコンを多量に含有するARガラスが高価であり、またGRCセメントもアウインなどをプレミックスし、焼成、破砕、分粒などの工程を経ることによって高価な材料となっている。そのためガラス繊維補強セメント複合体の使用量は年々衰退してきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、上述のごとき従来の高価な混和材に代えて、ガラス繊維補強セメント複合体に用いられガラス繊維のアルカリによる侵食劣化を防止して高性能のガラス繊維補強セメント複合体を与え、しかも安価に入手または製造することのできる新しいタイプの混和材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、小型高炉で銑鉄を製造する際に炉頂から排出される微粒ダストについて研究を重ねた結果、上述の目的を達成することができるGRC用混和材を見出した。
【0007】
かくして、本発明は、非晶質のアルミノシリケートを主成分とし、20〜30重量%のSiO2、10〜20重量%のAl2O3、15〜20重量%のCaO、5〜10重量%のSO3を含有し、但し、SiO2+Al2O3≦50重量%であり、粒径が80μm以下の球形の微粉末から成ることを特徴とするガラス繊維補強セメント複合体用混和材を提供するものである。本発明の特に好ましい態様に従えば、炉頂温度が約1300℃の高炉から排出されるフュームから集塵されたものからガラス繊維補強セメント複合体用混和材が構成される。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明のガラス繊維補強セメント複合体用混和材は、中国山西省を中心として存在する小型高炉(内容積500m3以下)の高温の炉頂ガス(炉頂温度は約1300℃)中に含まれる高炉装入物中から高温揮発した微粒ダストをバッグフィルターなどで捕集された非晶質のアルミノシリケートを主成分とする副産物に適量の石膏を加えて混和材としたものである(以下、本発明のガラス繊維補強セメント複合体を高炉フュームと称することがある)。
【0009】
この高炉フュームから構成される本発明のGRC用混和材は、一般に、SiO2として20〜30重量%、Al2O3として10〜20重量%(但し、SiO2量は比較的少なくSiO2+Al2O3≦50重量%である)、CaOとして15〜20重量%およびSO3として5〜10重量%を含有し、且つ、粒径が80μm以下(平均粒径4μm程度)の球形の形態を呈している。したがって、本発明の混和材を構成する高炉フュームは、一般的に知られているシリカ(SiO2)を多量に含む高炉スラグとは異なる材料であり、また、炉頂ガスの温度が約200℃程度と低い我が国で見られる高炉から得られる炉頂灰とも異なるものである。
【0010】
非晶質のアルミノシリケートを主成分とし粒径が80μm以下(平均粒径は4μm程度)の微粉末から成る高炉フュームは、セメント類の水和によって生成する水酸化カルシウムとの反応性が高くこれを除去して硬化体のアルカリ性を緩和するので、ガラス繊維補強セメント複合体におけるガラス侵食性を防止する混和材としてきわめて優れている。これは、高炉フュームから成る本発明のGRC用混和材においては、高炉フューム中のAl2O3と石膏成分と水酸化カルシウムとの反応(反応生成物:エトリンガイト)だけでなく、高炉フューム中に含まれるSiO2と水酸化カルシウムとの反応(ポゾラン反応)が進行する(反応生成物:トベルモナイト系水和物)ことにより、水酸化カルシウムの消費がきわめて効率的に行われるためと理解される。
【0011】
高炉フュームから構成される本発明のGRC用混和材は、セメント類の混和材としても優れている。例えば、生成する水和物がエトリンガイトであるため、得られる硬化体の収縮抑制にも寄与する。また、高炉フュームの形態は80μm以下の微粒子(平均粒径4μm程度)で、球形であるので反応速度が速く、モルタルにしたときの流動性が高くガラス繊維の分散性も良好で成形しやすい。さらに、反応速度が速いためにモルタルやコンクリートとしたときの初期強度が高く高強度が得られる。また、水酸化カルシウム生成時に周辺の水分を吸着する作用から生じる空隙の発生を抑えることによって緻密な硬化体となり高強度となる。そして、本発明のGRC用混和材は、副産物を再利用することにより安価に入手することができ、したがって、従来から知られた技術に比べてきわめて低廉で上述のごとき高性能のガラス繊維補強セメント複合体を得ることができる。
【0012】
かくして、高炉フュームから成る本発明の混和材は、ガラス繊維を分散混合したセメント類に混和することにより各種の高性能のガラス繊維補強セメント複合体を得ることができる。本発明のGRC用混和材の添加量(置換率)は一般的には10重量%以上であるが、セメント類の種類や用途に応じて適宜変更する。例えば、ポルトランドセメントの場合、高炉フュームから成る本発明のGRC用混和材で35%程度を置換すれば硬化体中の水酸化カルシウムはほぼ完全に消費されてなくなる。高炉セメントやフライアッシュセメントから成るGRC用には、一般にこれよりも低い置換率で水酸化カルシウムを除去できる。
【0013】
以下に本発明の特徴をさらに具体的に明らかにするため実施例を示すが、本発明はこれらの実施例によって制限されるものではない。
実施例1:高炉フュームの形態観察
本発明に従うGRC用混和材として、炉頂温度が1300℃の小型高炉から排出されたフュームからバッグフィルターで集塵し、下記の表1で示される組成を有する高炉フュームを用いた。
【0014】
【表1】
【0015】
この高炉フュームのレーザー粒度分析器による粒度分析結果を図1に示す。平均粒径は約4μm程度であり、ほぼ全体が30μm以下の粒径を有し、セメントの粒径に比較し著しく小さい粒子であることが理解される。
【0016】
また、図2に高炉ファームのSEM(走査型電子顕微鏡)像を示す。SEM像に示すように高炉フュームの粒子はほぼ球形になっていることが分かる。これは高温の炉頂ガスに高炉装入物からの揮発成分や微細なダストがさらされて溶融状態となり、非晶質の球形微細粒子(微粉末)になったものと理解される。このように、球形の微細粒子であることからセメントモルタルの性状、さらに繊維を混入したときの混入のし易さに寄与していると推測される。
【0017】
実施例2:高炉フュームの性能試験
実施例1に示した高炉フュームのセメント混合材としての性能について幾つか試験した。セメントとしては、下記の表2に示される組成の低アルカリ形普通ポルトランドセメント(OPC)を用いた。
【0018】
【表2】
【0019】
高炉フュームでポルトランドセメントを0〜30%置換したときの初期(3日後)の曲げ強さ、圧縮強さを測定した結果を表3に、フロー試験の結果を表4に、また、乾燥による質量減少率測定の結果を図3に、それぞれ示す。なお、乾燥による質量減少率の測定は、10×40×160mmの供試体を用い、40℃、相対温度50%の半促進的な雰囲気で乾燥することによって行った。
【0020】
【表3】
【0021】
【表4】
【0022】
表3から本発明の高炉フュームを混和すると初期強度の高いセメントモルタルが得られること、また、表4からモルタルにしたときに良好な流動性が得られること、さらに、図3から本発明の高炉フュームは硬化体の収縮抑制に寄与することが理解される。
【0023】
実施例3:中性化試験
実施例1に示す高炉フュームの水酸化カルシウムとの反応性を調べるために中性化試験を行った。W/C=0.5、S/C=2.25の旧JSCEモルタルを40×40×160mmに成形し、材齢14日まで標準養生を行った後、試験に供した。試験条件は、40℃、相対湿度50%の気中に放置したが、時々定期的に、供試体を水中に数時間浸して吸水させてから、半促進環境に暴露することを繰り返した。フェノールフタレインを用い、赤色が白色化している部分の深さを中性化深さとして測定した。その結果を表5に示す。表5から分かるように、高炉フューム添加量が増えるに従い中性化が促進されている。すなわち、高炉フュームは水酸化カルシウム吸収効果が大きくGRCにおける水酸化カルシウムによる浸食劣化を防ぐ混和材として有用であることが示唆される。
【0024】
【表5】
【0025】
実施例5:水酸化カルシウム吸収機構の検討
本発明に従うGRC用混和材による水酸化カルシウムに対する吸収反応機構を検討するため、実施例1に示した組成の高炉フュームに含まれるAl2O3と石膏成分が下記の反応式(1)で示されるようにエトリンガイト(AFt)を生成する場合と、実施例1に示した組成の高炉フュームに含まれるSiO2が下記の反応式(2)で示されるようにトベルモナイト系水和物(CSH)を生成する場合について、水酸化カルシウムの消費量(相対残存量)を計算により求めた。
Al2O3+3CaSO4・2H2O+3Ca(OH)2 → AFt (1)
2SiO2+3Ca(OH)2 → CSH (2)
また、実施例2に示す組成のポルトランドセメントの生成するCa(OH)2量を30.1%とし(C3S+C2S+C3A+C4AF+二水石膏の合計量から推算)、高炉フュームによる置換率に応じた理論上のCa(OH)2生成量を計算した。
【0026】
一方、材齢6ヶ月のセメント強さ供試体の示差熱分析を行い残存Ca(OH)2量を実測した。示差熱分析の400〜500℃に現われるDTAピーク全てが水酸化カルシウムの分解によるものとして、TG減量よりCa(OH)2の量を求めた。その結果を表6に示す。表中〔 〕はCa(OH)2の相対量を示す。
【0027】
【表6】
【0028】
これらの計算結果を図4にまとめて示す。図4中、高炉フュームによるCSH生成のみを考慮した場合のCa(OH)2残存量が線Iであり、CSHとAFtの両方が生成する場合Ca(OH)2残存量が線IIIである。TG実測値は、線IIIに近接しており、高炉フュームから成る本発明のGRC用混和材は、CSH(トベルモナイト系水和物)とAFt(エトリンガイト)の両方を生成しながらCa(OH)2と反応しこれを消費することが推測される。なお、図4中、CHとはCa(OH)2、また、BFFとは高炉フュームを意味する。
【0029】
実施例6:GRCへの適用試験
実施例2に示した組成の低アルカリ形ポルトランドセメントにガラス繊維〔チョップトストランド:日本電気硝子(株)製〕を5重量%含有したGRCに、実施例1に示した組成の高炉フュームを混和材として35重量%添加して強制劣化試験を行った。
試験はGRCの強制劣化試験法として一般的に行われている80℃の熱水中に浸漬する方法によった。10日間浸漬後の曲げ強度および乾燥収縮率を調べたところ、いずれも低下は10%以下であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス繊維補強セメント複合体用混和材を構成する高炉フュームの粒度分析結果を示す。
【図2】本発明のガラス繊維補強セメント複合体用混和材を構成する高炉フュームの粒子構造を示す走査顕微鏡写真である。
【図3】本発明の混和材を用いたモルタル供試体の乾燥による質量減少率の測定結果を示す。
【図4】本発明の混和材を用いた場合の水酸化カルシウムの生成と消費の関係を示す。
Claims (2)
- 非晶質のアルミノシリケートを主成分とし、20〜30重量%のSiO2、10〜20重量%のAl2O3、15〜20重量%のCaO、5〜10重量%のSO3を含有し、但し、SiO2+Al2O3≦50重量%であり、粒径が80μm以下の球形の微粉末から成ることを特徴とするガラス繊維補強セメント複合体用混和材。
- 炉頂温度が約1300℃の高炉から排出されるフュームから集塵されたものであることを特徴とする請求項1のガラス繊維補強セメント複合体用混和材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230599A JP4405056B2 (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | ガラス繊維補強セメント複合体に用いる混和材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230599A JP4405056B2 (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | ガラス繊維補強セメント複合体に用いる混和材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002047037A JP2002047037A (ja) | 2002-02-12 |
JP4405056B2 true JP4405056B2 (ja) | 2010-01-27 |
Family
ID=18723537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000230599A Expired - Fee Related JP4405056B2 (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | ガラス繊維補強セメント複合体に用いる混和材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4405056B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3953469B2 (ja) * | 2003-06-27 | 2007-08-08 | 晉一 沼田 | 耐酸性コンクリート |
KR100869467B1 (ko) * | 2004-11-11 | 2008-11-19 | 덴끼 가가꾸 고교 가부시키가이샤 | 지반 개량재용 조성물, 그것을 사용한 주입재 및 그 사용방법 |
CN116375443B (zh) * | 2023-03-31 | 2023-10-24 | 江苏五茅建设集团有限公司 | 一种自修复桥梁裂缝的复合材料及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5844623B2 (ja) * | 1975-10-29 | 1983-10-04 | フジフアイバ−グラス カブシキガイシヤ | ガラスセンイキヨウカセメントセイヒン |
JPH10218643A (ja) * | 1997-02-06 | 1998-08-18 | Chichibu Onoda Cement Corp | セメント混和材及びセメント組成物 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000230599A patent/JP4405056B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002047037A (ja) | 2002-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Zhu et al. | Insights to the sulfate resistance and microstructures of alkali-activated metakaolin/slag pastes | |
Ramujee et al. | Mechanical properties of geopolymer concrete composites | |
JP5091519B2 (ja) | ジオポリマー組成物及びその製造方法 | |
Ahmad et al. | Microstructural characterization of basalt fiber reinforced magnesium phosphate cement supplemented by silica fume | |
Bostanci | Effect of waste glass powder addition on properties of alkali-activated silica fume mortars | |
US20190092688A1 (en) | Fly Ash-Based Geopolymer Concrete and Method of Formation | |
CN110799472A (zh) | 混凝土组合物及其制造方法 | |
AU2719988A (en) | Hydraulic cement and composition employing the same | |
Thokchom et al. | Effect of incorporating silica fume in fly ash geopolymers | |
Shoaei et al. | One-part slag/zeolite geopolymer mortars under ambient and heat curing conditions | |
CN112851264A (zh) | 一种基于铁尾矿和钢渣粉的耐高温混凝土 | |
Wan-En et al. | The effect of sodium carbonate on the fresh and hardened properties of fly ash-based one-part geopolymer | |
JP4405056B2 (ja) | ガラス繊維補強セメント複合体に用いる混和材 | |
Akturk et al. | Utilization of basalt powder as geopolymeric binder | |
JP3936776B2 (ja) | 混和材及びコンクリート組成物 | |
Mandal et al. | Effect of Na2O content on performance of fly ash geopolymers at elevated temperature | |
Wang et al. | Effect of Extracted Titanium Tailing Slag on the Properties of Alkali-Activated Fly Ash-Ground Blast Furnace Slag Binder | |
JP2004067477A (ja) | ガラス繊維補強セメント複合体用混和材 | |
JP4028966B2 (ja) | セメント系組成物の製造方法 | |
CN117142800B (zh) | 一种三元地聚合物混凝土及其制备方法和应用 | |
RU2237630C2 (ru) | Вяжущее | |
Harbi et al. | Resistance to Seawater of a New Cement Mortar Based on Additions of Recycled Product | |
Darweesh et al. | Specific characteristics and microstructure of Portland cement pastes containing wheat straw ash (WSA) | |
KR20200027592A (ko) | 슬래그 시멘트 조성물 | |
Wu et al. | Characterization of optimum fluidized bed combustion ash-based geopolymer concrete |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091016 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091027 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091104 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121113 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |