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JP4398125B2 - 細胞・組織培養装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ティッシュエンジニアリング(組織工学)を応用した細胞、組織培養等に用いられる細胞・組織培養装置に係り、より詳細に述べれば、人体等の生体の細胞、組織を体外培養する際に細胞や組織の代謝機能を効率的に発現させ、細胞の延命、分化、促進に必要な物理刺激を被培養物に付与する細胞・組織培養装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、人体等の生体の細胞、組織を体外培養する方法には、インキュベータ(培養庫)内の温度、湿度、二酸化炭素濃度、酸素濃度を適切な条件に維持し、その中で細胞を培養するという方法が取られている。細胞、組織は培養液中に浮遊状態に置かれるか、その培養液成分の入ったゲルの中又は表面に固定して増殖、成長させるか、マトリクス又はスキャホールド、足場、担体、鋳型等と呼ばれる物質(以下単に「マトリクス」と称する)内に細胞、組織を植え付けて増殖、成長させている。
【0003】
この場合、細胞、組織の増殖、成長には、温度、湿度、二酸化炭素濃度、酸素濃度等の環境条件に加え、培養すべき細胞、組織に物理刺激を与えることが重要である。このような物理刺激は細胞や組織の分化及び成長を促進させるとともに、生体内の細胞や組織により近い細胞や組織に成長させるために不可欠な要素である。細胞、組織の増殖、成長に物理刺激を付与する技術として、例えば、特表2001−504697号「軟骨細胞への剪断流れ応力の印加」や特許第3163533号「シリコンベルトを使った培養細胞用伸縮刺激負荷装置」がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、乳がん等で乳房の除去手術が行われた患者に対する乳房の修復方法は、切除箇所にシリコーンを注入する方法等が一般的であるが、形状修復材としてのシリコーンは、生体に対して非吸収性の生体適合材料として多用されているところであるが、生体内で長期間保持されると、生体内へのシリコーンの流出が回避できない等の指摘がある。このため、シリコーン等の異物ではなく、生体と同様の組織による欠損部位の修復が強く望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、乳房等の生体の所定部位に適合する細胞や組織の被培養物の培養に適した細胞・組織培養装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の細胞・組織培養装置は、液体(水8)を収容した培養槽と、この培養槽内の前記液体を動揺させる動揺付与手段と、柔軟性素材からなる柔軟性フィルム(12、14)で形成されて前記培養槽の前記液体内に浸漬され、培養すべき細胞又は組織を設置する培養媒体を収容した培養チャンバ(18、培養器10)と、この培養チャンバを固定し、前記培養槽の前記液体内に前記培養チャンバを支持させる支持部材と、前記培養チャンバに形成されて前記培養チャンバ内に培養液(34)を循環させる循環路とを備え、前記細胞又は前記組織が前記培養チャンバ内で前記培養媒体とともに前記培養槽の前記液体による圧力と、前記動揺付与手段から付与される前記液体の動揺による物理刺激とを前記柔軟性フィルムを介して受けるようにし、前記動揺付与手段は、前記培養槽から取り出した前記液体を前記培養槽内に圧送して気泡流を付加するノズルから前記培養チャンバに噴射させるとともに、前記培養槽内の前記液体を動揺させて前記培養チャンバ内の前記細胞又は組織に物理刺激を付与することを特徴とする。柔軟性素材で形成された培養チャンバに培養すべき細胞又は組織を収容し、培養液を循環させるとともに、その培養チャンバを液体に浸漬させると、培養チャンバの外部から液体からの圧力をその内部に作用させることができ、この圧力が培養すべき細胞又は組織に対する物理刺激となる。
【0007】
本発明の細胞・組織培養装置において、前記培養槽から取り出した前記液体を前記培養槽内の前記液体内に噴射させることにより、前記液体を動揺させて前記培養チャンバ内の前記細胞又は組織に物理刺激を付与することを特徴とする。柔軟性素材で形成された培養チャンバに培養すべき細胞又は組織を収容し、培養液を循環させるとともに、その培養チャンバを液体に浸漬させ、培養チャンバの外部から液体を媒介として圧力や振動をその内部に作用させると、その液体の動揺が培養チャンバ内の細胞又は組織に物理刺激として作用する。
【0008】
本発明の細胞・組織培養装置において、前記培養チャンバは、前記細胞又は前記組織を培養すべき形状の空間部を備えたことを特徴とする。即ち、培養すべき細胞又は組織は、例えば、人体の修復すべき部位の形状に培養することが必要となる場合がある。そこで、培養チャンバの空間部を前記部位の形状に合致させておけば、培養チャンバを成形型として機能させることができ、所望の部位の形状に合致した組織体を培養、生産することができる。
【0009】
本発明の細胞・組織培養装置において、前記液体の動揺は、前記液体のノズルによる噴射によって生じさせたことを特徴とする。即ち、液体の噴流は、液体内に任意の動揺を生じさせることができる。この噴流を培養チャンバに液体を通して作用させると、培養すべき細胞や組織に噴流の強さ等の形態に応じた加圧、振動等の物理刺激を付与することができる。この物理刺激は、噴流の強さや方向等の形態に応じて制御することができる。
【0010】
本発明の細胞・組織培養装置において、前記液体の動揺は、波動によることを特徴とする。即ち、波動には横波、縦波があり、周期とレベル等の変化要素を備えているから、この波動によって液体に動揺を生じさせれば、波動の調整で動揺の制御が容易であり、所望の動揺を生じさせることができる。その結果、所望の物理刺激を細胞や組織に付与することができる。
【0011】
本発明の細胞・組織培養装置において、前記物理刺激は、せん断応力であることを特徴とする。せん断力を細胞や組織に付与することで、強靱な組織を得ることができる。
【0012】
本発明の細胞・組織培養装置において、前記物理刺激は、断続又は連続して付与することを特徴とする。人体と同等の組織を培養するには、物理刺激を断続又は連続とすることにより、人体と同等の刺激を細胞や組織に付与することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に示した実施例を参照して説明する。
【0014】
図1ないし図3は、本発明の細胞・組織培養装置の第1実施例を示し、図1は細胞・組織培養装置の全容、図2は培養ユニット、図3は培養制御装置を示している。
【0015】
この細胞・組織培養装置には装置本体2が設けられ、この装置本体2は培養に適した無菌空間4を形成する手段である。この装置本体2の内部には培養槽6が設置され、この培養槽6には流体として例えば、水8が溜められている。この水8に代えて適当な粘性を持つ油等を用いてもよい。この水8を溜める培養槽6は、円筒体、角筒体等、どのような形状でもよく、ステンレス等の耐腐食性材料で形成することが望ましい。
【0016】
この培養槽6の内部には、細胞又は組織を培養する例えば、図2に示す培養器10が設置され、この培養器10は水8の内部に浸漬され、その浸漬される深さに応じて物理刺激である圧力、即ち、水圧を受けている。培養器10は、ラバー等の柔軟性素材で形成された受圧部材であるとともに成形部材である柔軟性フィルム12、14を枠部材16に取り付けたものであり、各柔軟性フィルム12、14によって所定形状の培養チャンバ18が形成されている。各柔軟性フィルム12、14は、耐熱性が高く、気体や液体が透過し難く、成分溶出が非常に少なく化学的に安定した特性を持ち、生体にとって安全な安定した合成樹脂、例えば弗素樹脂製フィルムで形成されている。この培養チャンバ18内に細胞、組織の足場となる培養媒体として、例えば、生体吸収性物質からなるマトリクス20が収容されている。マトリクス20は例えば、長い糸状の生体吸収性物質をランダムに一絡まりに丸めたものであって、その形状は患者の乳房に類似した形状、手術前の形状を複製するものである。
【0017】
この実施例の場合、培養器10は、柔軟性フィルム12、14を保持する枠部材16を固定手段である蝶ネジ22、24で支持部材26、28に取り付けることにより、培養槽6の内部に固定されている。一方の支持部材26は培養槽6の底面側に突設され、他方の支持部材28は培養槽6の内側壁側に突設され、培養器10の柔軟性フィルム12、14からなる培養チャンバ18が培養槽6の所定位置に設定されている。
【0018】
また、培養器10には、柔軟性フィルム14側に2本のチューブ30、32が取り付けられており、これらチューブ30、32によって培養液34の循環路36が形成されている。従って、培養器10内に設置されたマトリクス20には培養に必要な培養液34が循環し、供給されている。
【0019】
そして、培養槽6には流体としての水8に動揺、変化を生じさせる手段が設けられており、この実施例では噴流発生機構38が設置されている。この噴流発生機構38は、培養槽6内から外部に取り出した水8を培養槽6内に圧送して培養器10に当てるとともに、培養槽6内の水8に動揺を生じさせるものである。
【0020】
この実施例の場合、培養槽6には、その底面側に水8の取出口40が設けられ、この取出口40と対向面側の側壁部に戻し口42が形成されており、これら取出口40と戻し口42との間には水8を循環させる循環路44が形成され、この循環路44には水8の圧送循環手段としてポンプ46が設置されている。このポンプ46の回転によって圧送流の強度を任意に調整することができるものである。
【0021】
そして、戻し口42側には循環路44を通じて圧送される水8を噴出させる噴流噴出手段としてノズル48が設けられている。このノズル48から生じる噴流を垂直及び水平方向に変化させるため、ノズル48は垂直水平操作機構50に取り付けられている。実施例では、ノズル48の中間部に設けられたベンチュリ部52を支点として垂直方向に回動させる垂直方向回動手段としての垂直方向アクチュエータ54、水平方向に回動させる水平方向回動手段としての水平方向アクチュエータ56が設けられている。例えば、垂直方向アクチュエータ54のプランジャ55がノズル48の後部に軸支されている。なお、ノズル48を回動させる機構としては、例えば、ベンチュリ部52の外形をボール部とし、このボール部を合成樹脂からなる回転可能な支持部材で挟み込んで回転可能に支持し、これを支点としてノズル48の中間部分に垂直又は水平方向の移動力を加えるようにすればよい。
【0022】
垂直方向アクチュエータ54及び水平方向アクチュエータ56は駆動手段としてそれぞれモータが設けられ、各モータの回転を垂直方向又は水平方向の移動に変換し、ノズル48を垂直方向又は水平方向又は同時に垂直及び水平方向に移動させることができる。即ち、上下左右方向の回動により、立体角90°以上の方向移動が可能であり、噴流を培養器10に万遍なく噴射することができる。
【0023】
また、ノズル48には噴流に気泡流を付加する手段が設けられ、この実施例では、ノズル48のベンチュリ部52に空気取入管58が連結されている。例えば、ノズル48の中間部のベンチュリ部52にスロート60が形成されており、このスロート60のくびれた部分に形成した空気取入用の小穴に空気取入管58が連結されている。この空気取入管58の開口端は、培養槽6の水面よりやや高い位置に設置する。そして、この空気取入管58には空気62の取込みを調整する空気弁64が設けられ、この空気弁64によって気泡流の有無、その量を調整することができる。水流の圧送によって空気取入管58から引き込まれた空気62が、水8中に気泡流を生じさせ、また、その気泡流により水8中に超音波を発生させることができる。
【0024】
また、培養槽6の内部には、水8を保温する加熱手段としてのシーズヒータ66が取り付けられている。また、水8の取出口40には、培養槽6内の水温検出手段としての温度センサ68が取り付けられている。
【0025】
そして、温度センサ68の検出出力は、図3に示すように、培養制御手段として設けられた制御装置70に加えられており、この制御装置70は、プロセッサ、記憶手段、入出力手段等を備えている。この制御装置70には、装置の運転、運転停止を指令する運転スイッチ72、刺激モード等の設定や各種の制御入力を取り込む手段として入力装置74、運転状態又は運転停止状態の表示を行う表示ランプ76、培養状況等の表示手段として表示装置78が設けられている。そして、この制御装置70は各種の制御出力を発生し、ポンプ46、各アクチュエータ54、56、ヒータ66又は空気弁64に各制御出力が加えられる。
【0026】
このような構成において、培養チャンバ18の内部に細胞、組織の培養の足場となる生体吸収性物質のマトリクス20が入れられ、このマトリクス20に脂肪細胞が植えられる。この培養、神経の成長のため、NGF(神経成長因子)も同時に足場に固定しておくとよい。このようなマトリクス20が収容された培養チャンバ18、即ち、培養器10は培養槽6の水8中に浸漬される。
【0027】
培養チャンバ18には培養液34を循環させるとともに、培養槽6内の水8をポンプ46によって循環路44に循環させ、ノズル48によって培養槽6内に噴射させる。培養槽6内の水温は温度センサ68により検知され、その検知温度に応じてシーズヒータ66の発熱温度が加減され、一定温度に制御される。
【0028】
そして、ポンプ46を運転すると、循環路44に水8が循環するとともに、ノズル48より噴流が発生し、その噴流が培養チャンバ18に当てられる。この噴流の方向は二つのアクチュエータ54、56を駆動させて変化させることができ、培養チャンバ18の表面の任意の位置に付与することができる。この噴流が衝突した培養チャンバ18には、その衝突箇所が加圧されるとともに、その周辺部分に変形を生じさせる。噴流の出方向を変化させると、培養チャンバ18のマトリクス20上の細胞、組織にはあらゆる方向のせん断応力が作用し、換言すれば、揉み解し力が作用する。例えば、アクチュエータ54を以てノズル48の後部側を矢印a、b方向に移動させると、ベンチュリ部52を支点としてノズル48の先端側が垂直方向に移動し、作用した移動変位の大きさに応じた角度θの範囲で振れることになる。このような動作は、アクチュエータ56によっても行われ、ノズル48は水平方向移動及び角度範囲で振れることになる。
【0029】
また、空気弁64を開くと、ベンチュリ部52はポンプ46による噴流発生で負圧となっているので、その噴流に空気62が吸い込まれ、微細な気泡となってノズル48から噴流に混じって培養槽6内の水8中に吹き出される。この微細な気泡は、超音波を発生し、マトリクス20上の細胞、組織に振動刺激を与え、良好な効果をもたらす。
【0030】
このように、マトリクス20上の細胞、組織に水8の噴流によるせん断応力を付与しながら、図示しない圧力逃し弁で最適圧力を維持しつつ、培養チャンバ18に培養液34を循環させて細胞、組織を培養することができる。そして、ポンプ46の回転数の制御等で、噴流速度を変化させ、マトリクス20上の細胞、組織に最適な物理刺激を付与することができる。この場合、細胞、組織に付与する噴流の強さは、例えば、培養時間の経過とともに、最適な応力となるように、ポンプ46の回転数を変化させるプログラムにより制御し、また、水8の量、水位の調節により、培養部分にかかる静水圧の調節も可能である。この結果、静水圧とせん断応力の2種類の物理刺激を付与することが可能である。
【0031】
この実施例では、培養器10を培養槽6に固定しているが、水8の浸漬深さを変更可能にし、培養器10、即ち、培養チャンバ18に作用する水圧の大きさを変更させれば、マトリクス20上の細胞、組織に水圧変化による最適な物理刺激を付与することができる。また、培養器10を培養槽6に固定した場合には、水8の量を変化させることで、同様に、水圧変化による物理刺激を付与することができる。また、培養槽6内の水8に殺菌液を使用することにより、無菌空間4及び培養槽6の耐菌化により、培養チャンバ18への細菌の進入防止等、より高度な汚染防止を図ることができる。
【0032】
また、この細胞・組織培養装置では、ランダムな方向から培養中の組織全体にせん断応力を付与することができ、即ち、ランダムな方向から組織全体にせん断応力、言い換えれば揉み解し力の付与により、隙間の多い組織、即ち、柔らかな脂肪組織を培養することが可能である。隙間の多い脂肪組織では、柔軟性が高く、生体内に移植した後、血管や神経細胞の生成が容易になり、促進させることができる。従って、このような培養装置で培養された脂肪組織を用いれば、人体と同等に血や神経の通った組織体としての乳房を復元することができる。そして、このような培養装置によれば、膵臓の脂肪組織(ランゲルハンス島)の培養にも用いることができ、糖尿病や膵臓ガンの治療に寄与することができる。
【0033】
この細胞・組織培養装置の制御プログラム動作の一例を図4ないし図6に示すフローチャートを参照して説明する。図4ないし図6において、a、b、c、d、e、f及びgはフローチャート間の連結子を示している。
【0034】
ステップS1は、入力装置74による運転プログラムの入力処理を示している。所定の運転プログラムを設定した後、ステップS2で運転スイッチ72が投入されると、ステップS3では表示ランプ76が点灯し、運転中の表示が行われる。そして、ステップS4では、温度センサ68から取り込まれた水温と設定温度との比較に基づき、シーズヒータ66の発熱温度が増減され、水8の温度が一定に制御される。
【0035】
運転スイッチ72の投入によってポンプ46が駆動し、ステップS5では、培養開始時には低い強度からなる噴流強度J1 でポンプ46を駆動する。そして、ステップS6では、空気弁64を開き、各アクチュエータ54、56のモータを駆動する。この結果、気泡流を伴った噴流がノズル48から培養チャンバ18に向けて発せられ、噴流によるせん断応力が培養中のマトリクス20に付与される。各アクチュエータ54、56の駆動によって、ノズル48からの噴流は培養チャンバ18の表面に一様に当てられる。
【0036】
そして、ステップS7では、ポンプ46やアクチュエータ54、56のモータに異常があるか否かを判定し、異常でない場合には、ステップS8に移行して時間TJ1(噴流時間)だけポンプ46の運転を継続し、時間TJ1の経過後、ステップS9に移行してポンプ46を停止させる。
【0037】
ステップS10ではステップS4と同様の水8の温度制御を実行し、ステップS11でステップS7と同様の異常判定を行う。異常でない場合には、ステップS12に移行し、時間TS1(噴流停止時間)の経過を待ち、ステップS13に移行して時間T1 (第1段階の培養継続時間)の経過を待ち、ステップS14に移行してステップS4と同様の温度制御を行う。
【0038】
ステップS15では、高い強度からなる噴流強度J2 でポンプ46を駆動し、ステップS16では再びポンプ46やアクチュエータ54、56のモータに異常があるか否かを判定し、異常でない場合には、ステップS17に移行して時間TJ2(噴流時間)だけポンプ46の運転を継続し、時間TJ2の経過後、ステップS18に移行してポンプ46を停止させ、ステップS19に移行してステップS4と同様の温度制御を行う。
【0039】
また、ステップS20では再びポンプ46やアクチュエータ54、56のモータに異常があるか否かを判定し、異常でない場合には、ステップS21に移行して時間TS2(噴流停止時間)の経過を待ち、時間TS2の経過後、ステップS22に移行して時間T2 (第2段階の培養継続時間)の経過を待ち、ステップS23に移行してステップS4と同様の温度制御を行う。
【0040】
また、ステップS24では再びポンプ46やアクチュエータ54、56のモータに異常があるか否かを判定し、異常でない場合には、ステップS25に移行し、培養の完了時、培養終了表示を行い、ステップS26では運転スイッチ72がOFFか否かを判定し、OFFの場合にはポンプ46の停止、空気弁64の閉止、各アクチュエータ54、56の停止を行い、ステップS28では運転表示の解除及び終了表示の解除を行う。
【0041】
また、ステップS7、S11、S16、S20、S24で異常と判定された場合には、ステップS29に移行してポンプ46及びアクチュエータ54、56の運転を停止し、ステップS30ではその異常告知として表示装置78に警告表示を行う。
【0042】
このような制御動作は、図7に示すようなタイミングチャートで表すことができる。図7において、(A)は運転表示、(B)は終了表示、(C)はポンプ46の運転時間、停止時間及びその水流の強弱(J1 、J2 )、(D)はアクチュエータ54の垂直方向の移動、(E)はアクチュエータ56の水平方向の移動、(F)は空気弁64の開閉、(G)はシーズヒータ66の通電区間及び通電停止区間、(H)は温度センサ68の検出温度の推移を示している。このような制御動作から明らかなように、ポンプ46の回転数調整により、噴流強度J1 、J2 のように変化させることができる。
【0043】
次に、図8は、本発明の細胞・組織培養装置の第2実施例を示している。
【0044】
この実施例の細胞・組織培養装置は、第1実施例と同様に、培養槽6の水8中に培養器10を浸漬し、培養チャンバ18内でマトリクス20上の細胞、組織を培養するものであるが、第1実施例の水8の噴流による物理刺激に代えて、水8の動揺、マトリクス20上の細胞、組織に波によってせん断応力を作用させ、これによって物理刺激が細胞、組織に付与されるものである。
【0045】
この実施例では、培養槽6の水8中に培養器10、即ち、培養チャンバ18を浮遊させて設置し、培養チャンバ18の材料、構造、形状、内部の培養ための足場等のマトリクス20は第1実施例と同様である。この場合、培養槽6の側壁部には動揺発生手段として波発生板80が設置され、この波発生板80にはモータ82等の駆動手段が発生した回転力がリンク機構84で角度変化θに変換されて加えられている。この波発生板80の角度変化θで培養槽6中の水8に波(定在波)を発生させる。この結果、培養チャンバ18内の細胞、組織にこの波による物理刺激を作用させることができる。
【0046】
この動揺発生手段は、波発生板80及びモータ82の機械的な手段に代え、電気信号を機械振動に変換する機構、例えば、スピーカのボイスコイルのようなソレノイドで波発生板80を振動させる構成としてもよい。この場合、細胞、組織に適した周波数信号によって振動を発生させることができる。
【0047】
そして、このような振動を培養槽6内の水8に作用させると、その波によって培養チャンバ18は曲げ応力やせん断応力、圧縮応力等、様々な応力を受けることになり、その内部のマトリクス20上の細胞、組織にとっては主にせん断応力を様々な方向から受ける。このように波による物理刺激を与えながら、細胞、組織を培養する。
【0048】
この場合、モータ82の回転数及び回転ストロークを制御したり、又は、ボイスコイルに与える電流値や周波数、通電間隔を変化させる等の方法で波の強さや周波数を変化させ、培養すべき細胞、組織に適した刺激を与えることができる。そして、細胞、組織に付与する物理刺激の強さや周波数は、培養時間の経過とともに最適な応力となるように、強さや周波数を変化させるプログラムに従って制御させることができ、第1実施例と同様の効果が得られる。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、圧力や流体の動揺によって培養中の細胞、組織にせん断応力等の任意の物理刺激を付与することができ、人体の所望の部位形状に応じた組織体を培養することができるとともに、その部位が持つ柔軟性や強靱性を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の細胞・組織培養装置の第1実施例を示す図である。
【図2】培養ユニットを示す斜視図である。
【図3】培養制御装置の実施例を示すブロック図である。
【図4】制御プログラムを示すフローチャートである。
【図5】図4に続く制御プログラムを示すフローチャートである。
【図6】図5に続く制御プログラムを示すフローチャートである。
【図7】物理刺激を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の細胞・組織培養装置の第2実施例を示す図である。
【符号の説明】
8 水(流体)
10 培養器
12、14 柔軟性フィルム(柔軟性素材)
18 培養チャンバ
34 培養液

Claims (5)

  1. 液体を収容した培養槽と、
    この培養槽内の前記液体を動揺させる動揺付与手段と、
    柔軟性素材からなる柔軟性フィルムで形成されて前記培養槽の前記液体内に浸漬され、培養すべき細胞又は組織を設置する培養媒体を収容した培養チャンバと、
    この培養チャンバを固定し、前記培養槽の前記液体内に前記培養チャンバを支持させる支持部材と、
    前記培養チャンバに形成されて前記培養チャンバ内に培養液を循環させる循環路と、
    を備え、前記細胞又は前記組織が前記培養チャンバ内で前記培養媒体とともに前記培養槽の前記液体による圧力と、前記動揺付与手段から付与される前記液体の動揺による物理刺激とを前記柔軟性フィルムを介して受けるようにし、
    前記動揺付与手段は、前記培養槽から取り出した前記液体を前記培養槽内に圧送して気泡流を付加するノズルから前記培養チャンバに噴射させるとともに、前記培養槽内の前記液体を動揺させて前記培養チャンバ内の前記細胞又は組織に物理刺激を付与することを特徴とする細胞・組織培養装置。
  2. 前記培養チャンバは、前記細胞又は前記組織を培養すべき形状の空間部を備えたことを特徴とする請求項1記載の細胞・組織培養装置。
  3. 前記物理刺激は、せん断応力であることを特徴とする請求項1記載の細胞・組織培養装置。
  4. 前記物理刺激は、断続して付与することを特徴とする請求項1記載の細胞・組織培養装置。
  5. 前記物理刺激は、連続して付与することを特徴とする請求項1記載の細胞・組織培養装置。
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