JP4392727B2 - 中通し竿 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は釣竿、特に、リールからの釣糸を内部に挿通可能な釣糸通路を有する中通し竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の中通し竿は、内部に釣糸を挿通可能な釣糸通路を有する竿体と、竿体に脱着自在に固定されたリールと、前記リールの穂先側の竿体外周面に形成された釣糸導入口と、竿体の穂先側端部に形成されたトップガイドとを有している。このような中通し竿では、リールからの釣糸を釣糸導入口より釣糸通路に導入し、穂先側のトップガイドより外部に釣糸を導出する。
【0003】
一般的に、このような中通し竿において釣糸を釣糸通路に挿通させるためには、例えば、金属ワイヤ製の糸通し具が用いられる。糸通し具の終端に釣糸を係止して、糸通し具の先端を釣糸導入口より釣糸通路に導入する。そして、トップガイドから糸通し具を引き抜いて釣糸を釣糸通路に挿通させる。
具体的には、複数の竿体が振出形式に連結された中通し竿において糸通し具を用いて釣糸を釣糸通路に挿通する場合(以下、「釣糸挿通操作」という)、図5に示すように、穂先竿5,第2中竿4を順次第1中竿3に収納し、釣糸導入口9が形成された元上竿2の穂先側に第1中竿3のみ引き延ばした状態で釣糸挿通操作を行う。ここで、穂先竿5の竿元側端部は第1中竿3の竿元側に配置された尻栓50の収納部51に収納される。そして、釣糸導入口9からのぞき込みながら、糸通し具200の先端を尻栓50の貫通孔を通して穂先竿5内に挿入する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、小さな釣糸導入口9から竿体内をのぞき込み、糸通し具200を穂先竿5の釣糸通路に挿入するのは、初心者にとって困難な場合がある。特に、尻栓50にはセラミックリング52がはめ込まれているが、糸通し具200を穂先竿5内に円滑に挿入させるためには、このセラミックリング52の内径は穂先竿5の内径に合わせる必要があり小径に形成せざるを得ない。このように小径のセラミックリング52に直接糸通し具200を挿入するのは一定の技術を必要とする。
【0005】
本発明の課題は、容易に釣糸挿入操作が行える中通し竿を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明1にかかる中通し竿は、外周面にリールを装着可能でありリールからの釣糸が通過可能な釣糸通路を内部に有する中通し竿であって、穂先側外周面に形成され、釣糸を釣糸通路に導入可能な釣糸導入口と、釣糸導入口の穂先側から竿元側に跨ぐとともになだらかに隆起するように形成された釣糸導入ガイドの竿元側に設けられ、リールからの釣糸が挿通する釣糸案内リングとを有する第1竿体と、第1竿体の穂先側に振出形式で連結され、第1竿体から穂先側に引き出された状態で竿元側端面が釣糸導入口の穂先側に位置する第2竿体と、第2竿体の竿元側端部に配置された尻栓とを備えている。そして、尻栓は、筒状の本体部と、本体部にはめ込まれ、軸方向に貫通するとともに、中心から前記釣糸導入口の釣糸案内リング側に向けて径が徐々に大きくなるように断面扇形に広がった貫通孔が形成された釣糸案内部材とを有する。
【0007】
この中通し竿は、収納時には第2竿体を第1竿体内に収納してコンパクトな状態になり、使用時には第2竿体を第1竿体の穂先側に引き延ばして1本の竿体として用いられる。また、釣糸挿通操作時においては、さらに穂先側に連結される竿体がある場合にはその竿体を第2竿体内に収納し、かつ第2竿体を第1竿体の穂先側に引き延ばして用いられる。具体的には、第2竿体をその竿元側端面が第1竿体の釣糸導入口の穂先側に位置するように連結し、尻栓の釣糸案内部材の貫通孔が釣糸導入口に向かって広がるように、第2竿体の周方向を調整する。そして、糸通し具を釣糸導入口から第2竿体の竿元側端部に配置された尻栓の本体部内の釣糸案内部材に向けて挿入する。この穂先側に向けて挿通された糸通し具は、穂先側に連結される竿体内へ挿入されることになる。ここで、釣糸案内部材は周方向中心から釣糸導入口に向けて大きく開いた貫通孔を有しており、糸通し具を挿入しやすい。
【0008】
発明2にかかる中通し竿は、発明1の中通し竿であって、
尻栓は、本体部の竿元側に連結され貫通孔に連通するように軸方向に形成された連通路と、釣糸導入口を向く側の側面に、釣糸導入口から連通路に釣糸を挿通可能に形成された開口とを有する筒状部をさらに有している。この場合には、釣糸挿通操作時においては、穂先側にさらに連結される他の竿体を第2竿体内に収納し第2竿体を第1竿体の穂先側に引き延ばして用いられる。具体的には、第2竿体はその竿元側端面が第1竿体の釣糸導入口の穂先側に位置するように連結し、尻栓の釣糸案内部材の貫通孔が釣糸導入口に向かって広がり、かつ筒状部の開口が釣糸導入口に向かうように第2竿体の周方向を調整する。そして、糸通し具を釣糸導入口から第2竿体の竿元側端部に配置された尻栓の筒状部の開口から連通路に挿入する。ここで、糸通し具先端は連通路により穂先側に向けて挿通され、釣糸案内部材を挿通して穂先側に連結される竿体内へ挿入される。ここで、釣糸案内部材は周方向中心から釣糸導入口に向けて大きく開いた貫通孔を有しており、糸通し具を挿入しやすい。
【0009】
また、釣糸挿通後において、釣糸を竿体内に挿通させたままで第2竿体を第1竿体内に収納した場合には、釣糸は釣糸導入口の竿元側端部から竿元側に折り返され、開口より再び穂先側へむかうことになる。この結果、第2竿体の竿元側端部と第1竿体の竿元側端部とで釣糸を踏み込んでしまうこと(いわゆる糸踏み現象)を防止できる。
【0010】
発明3にかかる中通し竿は、発明2の中通し竿であって、釣糸通路に釣糸を挿通させる釣糸挿通操作時において、第2竿体は開口が第1竿体の釣糸導入口付近に位置するように第1竿体の穂先側に連結される。
この場合には、開口が釣糸導入口付近に位置するので、釣糸挿通操作がさらに容易になる。
【0011】
発明4にかかる中通し竿は、発明1〜3のいずれかの中通し竿であって、第2竿体の穂先側に振出形式で連結される少なくとも1以上の竿体からなる竿体ユニットをさらに備え、尻栓は竿体ユニットの最も穂先側に連結される竿体を収納可能な収納部をさらに有している。
この場合には、収納部に竿体ユニットの最も穂先側に連結される竿体を収納して釣糸挿通操作を行う。収納部に最も穂先側に連結される竿体を収納するので、釣糸をより容易に該竿体内に挿入できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本発明の一実施形態を採用した中通し竿は、図1に示すように、元竿1と、元竿1の穂先側に連結された元上竿2と元上竿2の穂先側に連結された第1中竿3及び第2中竿4と、第2中竿4の穂先側に連結された穂先竿5とを有している。これら元竿1〜穂先竿5は炭素繊維またはガラス繊維等に合成樹脂を含浸させたプリプレグから形成される先細り筒状部材であって、内部に釣糸通路100を有する(図2等参照)。そして、元上竿2〜穂先竿5は穂先側から順次竿元側の竿体の内部に挿入され出し入れ自在になっており、いわゆる振出形式で連結されている。
【0013】
元竿1は外周面に形成されリール7を脱着自在に装着可能なリールシート8を有し、竿元側端部には元竿尻栓10が脱着自在に装着されている。また、元上竿2の穂先側外周面にはリール7からの釣糸Lを竿体内部に導入する釣糸導入口9が形成されており、さらに、釣糸導入口9を覆うように配置された釣糸導入ガイドGが固定されている。また、釣糸導入口9の竿元側周縁部にはセラミック製のガイド11(図2参照)がはめ込まれている。この元上竿2の釣糸通路100は釣糸導入口9の穂先側において段が形成され、穂先側に比べて竿元側が大径に形成されている。一方、穂先竿5の穂先側端部にはトップガイド6が取り付けられており、リール7からの釣糸Lは釣糸ガイドG及び釣糸導入口9を通り釣糸通路100に導かれて、穂先側のトップガイド6より外部へ導かれる。
【0014】
図2に示すように、釣糸導入ガイドGは、釣糸導入口9の穂先側において元上竿2に固定される前固定部12と、釣糸導入口9の竿元側において元上竿2に固定される後固定部13と、釣糸導入口9を跨ぎながら前固定部12と後固定部13とを連結しかつ釣糸導入口9上空において孔部14aが形成された連結部14と、連結部14の竿元側に設けられた釣糸案内リング15とを有している。
【0015】
前固定部12,後固定部13,連結部14は、チタン,アルミニウム,スチール等の金属から一体形成された部材であって、例えば、前固定部12及び後固定部13は巻糸(図示せず)等によって元上竿2の所定の位置に固定されている。連結部14は前固定部12からなだらかに隆起しながら釣糸導入口9を跨ぎ、傾斜しながら後固定部13へ至っている。この連結部14は全体としてアーチ状ブリッジ型である。この連結部14の釣糸導入口9上には孔14aが形成されており、また、後固定部13へ至る傾斜した部分には孔が設けられ、硬質セラミック製の釣糸案内リング15がはめ込まれて固定されている。この釣糸導入ガイドGの連結部14の傾斜部分が後固定部13へ折れ曲がり元上竿2へ当接する折曲部分14bは、釣糸導入ガイドGの他の部分より肉厚に形成されている。
【0016】
図2及び図3に示すように、第1中竿3は内部に釣糸通路100を有する筒状部材であって、元上竿2の穂先側に振出形式で連結されている。そして、第1中竿3の竿元側端部には尻栓20がはめ込まれている。
尻栓20は、第1中竿3の竿元側端部に形成された切欠にはめ込まれ固定された略筒状の固定部21と、固定部21の内側にビス等で固定され軸方向に孔が貫通した本体部22と、本体部22の竿元側に本体部22と一体的に連結される筒状部23とを有している。そして、本体部22内にはセラミックリング(釣糸案内部材)24がはめ込まれている。本体部22及び筒状部23は合成ゴム等の弾性部材からなり、その穂先側は第2中竿4及び穂先竿5の竿元側を収納可能な収納部22aとなっている。
【0017】
セラミックリング24は硬質セラミック等から形成されるリング状の部材であって、軸方向に貫通する貫通孔24aが形成されている。図3に詳しく示すように、貫通孔24aは周方向中心から一周外方向(図2において釣糸導入口9方向である)に向けて徐々にその口径が大きくなるように広がった変形リングである。さらに詳しく述べれば、軸方向からセラミックリング24を眺めた場合に、その貫通孔24aは一周外方向に広がる扇形になっている。
【0018】
また、筒状部23は元上竿2の軸方向に長い円筒型部材であり、セラミックリング24の貫通孔24aに連続して軸方向に連通部23aが形成されるとともに、筒状部23の側面には外部から連通部23へ至る開口23bが形成されている。この開口23bはセラミックリング24の貫通孔24aが広がる一方向側の側面(図2において釣糸導入口9方向である)に形成されている。そして、連通部23aの開口23bの反対側内周面が、セラミックリング24の断面扇形の要部分においてほぼ同一面になるように連続している。
【0019】
なお、この尻栓20は第1中竿3に固定されたものである。従って、後述する釣糸挿通操作時や魚釣りを行う際の状態である第1中竿3を元上竿2の穂先側に延伸させて固定させた状態においては、図2に示すように、尻栓20は釣糸導入口9の穂先側付近に位置し、詳しくは、開口23bが釣糸導入口9付近のやや穂先側に位置する。一方、第1中竿3を元上竿2内に挿入して収納する際には、第1中竿3とともに元上竿2内部を竿元方向に移動して、尻竿20は釣糸導入口9の竿元側へ位置することになる。
【0020】
この中通し竿では、金属製ワイヤ等からなる糸通し具200を用いて、以下のように釣糸挿通操作を行う。図2に示すように、まず、穂先竿5及び第2中竿4を第1中竿3内に収納し、第1中竿3を元上竿2の穂先側に延伸させる。ここで、穂先竿5及び第2中竿4は第1中竿3の尻栓20の収納部22aに収納される。また、第1中竿3においては、尻栓20のセラミックリング24の貫通孔24aの広がる方向及び開口23bが釣糸導入口9側に向くように、周方向の位置決めを行う。
【0021】
続いて、糸通し具200の一端の釣糸係止部にリール7からの釣糸Lを係止し、釣糸案内リング15を挿通させて釣糸導入口9から糸通し具200の先端を挿入する。糸通し具200は、筒状部23の開口23bから連通部23aに至り、ここで元上竿2の軸方向に方向転換されてセラミックリング24を通って収納部22a内に収納された穂先竿5の釣糸通路100へ導入される。その後、釣糸Lと共に糸通し具200はトップガイド5へ至り外部に導出される。
【0022】
なお、釣糸挿通後、穂先竿5〜第1中竿3を順次元上竿2内に収納した場合には、釣糸Lは釣糸導入口9の竿元側端部に配置されたガイド11に当たって竿元側に折り返され、開口23bから再び穂先側に折り返されてトップガイド6へと至る。
以上のように、本発明の一実施形態を採用した中通し竿では、糸通し具200を釣糸導入口9からスムーズに竿体の軸方向に方向変換でき、穂先竿5内に挿入可能である。ここで、セラミックリング24は周方向中心から釣糸導入口9に向けて大きく開いた貫通孔24aを有しており、糸通し具200を挿入しやすい。
【0023】
また、釣糸挿通操作後、釣糸Lを各竿体内に挿通させたまま第1中竿3を元上竿2に収納した場合にも、第1中竿3の竿元側端面と元上竿2の竿元側端面との間で糸を踏み込むこと(いわゆる「糸踏み現象」)をおこさない。なお、釣糸挿通操作時に釣糸導入ガイドGの連結部14の孔14aより釣糸導入口9内を目視可能であり、釣糸挿通操作はより容易に行うことができる。
【0024】
[他の実施形態]
(a)中通し竿の竿体の数は上記実施の形態に限定されるものではなく、任意の数の竿体を用いることができる。また、元上竿2に釣糸導入口9を設けるものに限定されず、元竿1に釣糸導入口9を設けてもよい。この場合、所定の尻栓は元上竿2に填込まれる。
(b)尻栓20には特に収納部22aを設けなくともよい。
(c)釣糸ガイドはその他の周知の釣糸ガイドを用いることもできる。
(d)尻栓20に特に筒状部23を形成しなくてもよい。この場合にも、変形したセラミックリング24によって、釣糸導入操作を容易に行うことが可能である。
(e)図4に示すような、セラミックリング34を用いてもよい。このセラミックリング34では、その貫通孔34aを軸方向から眺めた場合、一周外方向に矩形に広がるように形成されている。また、その他、一周外方向に楕円形に広がるもの等も用いることができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明に係る中通し竿によれば、釣糸挿通操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用した中通し竿の全体図。
【図2】図1の釣糸導入口9付近の拡大断面図。
【図3】図1のセラミックリング24を軸方向より眺めた図。
【図4】本発明の他の実施形態を採用したセラミックリング34を軸方向より眺めた図。
【図5】従来の中通し竿の釣糸導入口9付近の拡大断面図。
【符号の説明】
1 元竿
2 元上竿
3 第1中竿
4 第2中竿
5 穂先竿
9 釣糸導入口
20 尻栓
21 固定部
22 本体部
23 筒状部
23b 開口
24 セラミックリング
24a 貫通孔
Claims (4)
- 外周面にリールを装着可能であり前記リールからの釣糸が通過可能な釣糸通路を内部に有する中通し竿であって、
穂先側外周面に形成され、前記釣糸を前記釣糸通路に導入可能な釣糸導入口と、前記釣糸導入口の穂先側から竿元側に跨ぐとともになだらかに隆起するように形成された釣糸導入ガイドの竿元側に設けられ、前記リールからの前記釣糸が挿通する釣糸案内リングとを有する第1竿体と、
前記第1竿体の穂先側に振出形式で連結され、前記第1竿体から穂先側に引き出された状態で竿元側端面が前記釣糸導入口の穂先側に位置する第2竿体と、
前記第2竿体の竿元側端部に配置された尻栓とを備え、
前記尻栓は、筒状の本体部と、前記本体部にはめ込まれ、軸方向に貫通するとともに、中心から前記釣糸導入口の前記釣糸案内リング側に向けて径が徐々に大きくなるように断面扇形に広がった貫通孔が形成された釣糸案内部材とを有する中通し竿。 - 前記尻栓は、前記本体部の竿元側に連結され前記貫通孔に連通するように軸方向に形成された連通路と、前記釣糸導入口を向く側の側面に、前記釣糸導入口から前記連通路に前記釣糸を挿通可能に形成された開口とを有する筒状部をさらに有している、請求項1に記載の中通し竿。
- 前記釣糸通路に釣糸を挿通させる釣糸挿通操作時において、前記第2竿体は、前記開口が前記第1竿体の釣糸導入口付近に位置するように前記第1竿体の穂先側に連結される、請求項2に記載の中通し竿。
- 前記第2竿体の穂先側に振出形式で連結される少なくとも1以上の竿体からなる竿体ユニットをさらに備え、
前記尻栓は前記竿体ユニットの最も穂先側に連結される竿体を収納可能な収納部をさらに有する、請求項1〜3のいずれかに記載の中通し竿。
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