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JP4388460B2 - シート状ワークの保持方法および保持装置 - Google Patents

シート状ワークの保持方法および保持装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えばフレキシブルプリント基板を加工するレーザ式加工装置に適用し好適であり、ロール状に巻かれたシート状ワークを展開し、その一部を平坦なテーブル上に保持させるようにしたシート状ワークの保持方法および保持装置に関する。
シート状ワークを加工する加工装置として、例えば、ロール状に巻回された未加工の被加工素材を巻き出す巻き出し装置と、該巻き出し装置からの前記被加工素材に対して穴明け加工を施す加工部(レーザヘッド)を有する加工装置と、該加工装置による加工済の前記被加工素材をロール状に巻き取る巻き取り装置と、を順次備えたレーザ加工装置が知られている(特許文献1)。該レーザ加工装置は、加工装置の本体に対し相対移動可能に配置されて、前記被加工素材の長手方向に存する複数の加工ブロックを前記加工部による加工位置に順次位置決めするように移動する加工テーブルと、前記加工テーブルと一体的に配置されて、該加工テーブルが前記加工部による加工の開始位置から終了位置に移動する際に前記被加工素材を前記加工テーブルに対して拘束し、かつ該加工テーブルが前記加工終了位置から前記加工開始位置に復帰する際には前記被加工素材を前記加工テーブルから解放するように動作するクランプ手段と、前記加工テーブルが前記加工終了位置に到達した際、前記クランプ手段が前記被加工素材を解放する動作に先立って、該被加工素材の前記加工装置に対する相対位置を固定し、かつ前記加工テーブルが前記加工開始位置に復帰した際、前記クランプ手段が前記被加工素材を拘束した後に、該被加工素材の前記加工装置に対する相対位置の固定状態を解除するように動作する相対位置固定手段と、を備えている(特許文献1)。
この技術によれば、シート状ワークであるプリント基板の位置がレーザヘッドに対してずることを防止できると共に加工能率を向上させることができる。
なお、シート状のプリント基板を加工テーブル上に位置決めする時には、供給ロールと巻き取りロールとの間に僅かな張力を付加し、プリント基板を張った状態で加工テーブルに位置決めし、プリント基板を吸引あるいはクランパ等の固定具によりテーブルに固定することが多い。
また、被加工物の対向する両端部をそれぞれ保持する少なくとも1対のクランプと、この1対のクランプの間に相対的に遠ざかる方向の付勢を加えて前記被加工物に張力を加える張力付加装置とを備えるレーザ加工装置が知られている(特許文献2)。
この技術によれば、カールし易い被加工物であっても、被加工物を平坦に保つことができるので、加工精度を向上させることができた。
特開2004−195510号公報 特開平10−296473号公報
ところで、表面に銅箔が設けられたプリント基板をレーザで穴明けをする場合、穴明けに先立ってエッチング処理が行われ、該エッチング処理によりプリント基板の板厚は不均一になる。このため、エッチング処理されてからロール状に巻かれたプリント基板には走行方向と略平行なしわが発生している。
しかし、プリント基板に走行方向の張力を付しても、走行方向と略平行なしわを解消することはできない。このため、エッチング処理されたプリント基板はしわが残った状態でテーブルに保持される。
レーザ加工の場合、しわの部分では焦点距離が合わないために穴が加工されず、加工不良が発生するが、上記特許文献1、2のいずれも、シート状ワークの走行方向と略平行なしわに対する配慮がなされていない。
本発明の目的は、シート状ワークをしわのない状態でテーブルに保持することができるシート状ワークの保持方法および保持装置を提供することにある。
上記した課題を解決するため、本発明は、シート状ワークの保持方法として、ロール状に巻かれたシート状ワークを展開し、その一部を平坦なテーブル上に保持させるようにしたシート状ワークの保持方法において、前記シート状ワーク(w)を前記テーブル(6)上に載置する工程と[図3(a)参照]、前記テーブル(6)に対向する面が前記シート状ワーク(W)に向って凸の曲面に形成された弾性部材からなる押さえ部材(61)により、前記テーブル(6)上に載置したシート状ワーク(W)を前記テーブルの反対側(上方)から加圧し、該押さえ部材を弾性変形させて前記シート状ワークとの接触面積を増大させることにより該シート状ワークのしわを除去する工程と[図3(b)参照]、前記加圧を継続した状態で前記テーブルに前記シート状ワークを(例えば吸引により)保持させる工程と[図3(c)参照]、前記保持させた状態で、前記押さえ部材(61)による加圧を解除する工程と[図3(d)参照]、を備える、ことを特徴とする。
また、シート状ワークの保持装置としての本発明は、シート状ワーク(W)が載置される平坦な載置面を有するテーブル(6)と、前記テーブルに対向して配置され、該テーブルに対して接離自在に構成されると共に、前記テーブル(6)と対向する面が前記シート状ワーク(W)に向って凸の曲面に形成された弾性部材からなる押さえ部材(61)と、前記シート状ワーク(W)を、前記テーブル(6)の載置面に保持し得る保持手段と、を備え、前記押さえ部材(61)の凸の曲面により、前記テーブル(6)に載置されたシート状ワーク(W)を加圧し、弾性部材からなる前記押さえ部材(61)の凸の曲面を弾性変形させて前記シート状ワーク(W)との接触面積を増大させることにより、前記シート状ワーク(W)のしわを除去し、前記押さえ部材(61)により加圧されている際に前記保持手段を作動させ、しわが伸びた状態で前記シート状ワーク(W)を前記テーブル(6)の載置面に保持する、ことを特徴とする。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより請求項の記載に何等影響を及ぼすものではない。
本発明によると、シート状ワークをしわのない状態でテーブルに固定できるため、加工品質を向上させることができる。
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。図1は本発明を適用したレーザ加工機の正面一部断面図、図2は図1におけるA部拡大図、図3は動作説明図である。
本発明に係るレーザ加工機50において、門形のコラム30はベッド1上に固定されて設置されている。コラム30には、レーザ発振器31と、複数のミラー32(図では2個)と、一対のガルバノスキャナミラー33と、fθレンズ34が配置されている。
直線案内装置2がベッド1の上面に配置されており、Xテーブル3は、直線案内装置2により、ベッド1上をX方向に移動自在である。直線案内装置4がXテーブル3の上面に配置されており、Yテーブル(移動テーブル)5は、直線案内装置4により、Xテーブル3上をY方向に移動自在である。以上の構成であるから、Yテーブル5は、ベッド1に対してXY方向に移動自在である。
図2に示すように、Yテーブル5の上面には、加工テーブル6とリールホルダ10とが配置されている。加工テーブル6の下面にはX方向において、フレキシブルプリント基板等のシート状ワーク(以下、単に「ワーク」という)wの幅以上の横幅を有する溝6mが形成されている。加工テーブル6の上面には、図示を省略する内部の中空部に接続する複数の孔が形成されており、その図示を省略する内部の中空部は図示を省略する真空源に接続されており、これらにより保持手段が構成される。また、リールホルダ10には、供給リール11、巻き取りリール12、ガイドローラ13,14,15、クランパ16,17、反転ローラ18、及びワーク搬送装置(移動手段)20が配置されている。
未加工のワークwがロール状に巻かれた供給ロール40は供給リール11に保持される。供給リール11はリールホルダ10に保持され、図示を省略するモータにより回転自在である。供給リール11の軸の下端11bは隣接するガイドローラ13の上端13tよりも下方に位置決めされている。従って供給リールは不図示のモータの駆動によりワークwを供給することができる(供給側ロール保持装置)。
巻き取りロール41は加工が終了したワークwがロール状に巻かれたものである。巻き取りロール41は巻き取りリール12に保持される。巻き取りリール12はリールホルダ10に保持され、図示を省略するモータにより回転自在である。巻き取りリール12は巻き取りロール41の下端41bが隣接するガイドローラ14の下端14bよりも上方となる位置に配置されている。従って巻き取りリール12は不図示のモータの駆動によりワークwを巻き取ることができる(巻き取り側ロール保持装置)。
回転自在のガイドローラ13は、上端13tが加工テーブル6の表(上)面よりも上方になるようにしてリールホルダ10に支持されている。回転自在のガイドローラ14、15は、下端14b、15bが溝6mの底面よりも下方になるようにしてリールホルダ10に支持されている。
クランパ16、17は、受け台16u、17uと、受け台16u、17uに対向して配置された押さえ16p、17pとから構成され、受け台17uを除き、それぞれ図示を省略する手段によりZ方向(図の上下方向)に移動自在である。受け台16uは下降端にあるときが待機位置であり、このとき上面は加工テーブル6の表面よりも低い位置に、また上昇端にあるときの上面は、上記ガイドローラ13の上端13tと同一の高さの位置、すなわち加工テーブル6の表面より上方になるように、それぞれ位置決めされる。また、押さえ16pの下降端は、該押さえ16pの下面が待機位置にある受け台16uの上面に押圧し得るように、待機位置にある受け台16uの上面よりも僅かに下方となる位置である。更に、押さえ17pの下降端も、該押さえ17pの下面が受け台17uの上面に押圧し得るように、受け台17uの上面よりも僅かに下方となる位置である。回転自在の反転ローラ18は、その上端18tがガイドローラ13の上端13tと同一の高さになるようにしてリールホルダ10に支持されている。
ワーク搬送装置20は、図示を省略するモータやガイドレール機構等の手段により、リールホルダ10に対してX方向に移動・位置決め自在である。ワーク搬送装置20には、クランパ21が支持されている。クランパ21は、上下方向に移動自在の押さえ21pと受け台21uとから構成されている。受け台21uの待機位置は、図2に実線で示すように、上面が加工テーブル6の上面よりも低い位置であり、その上昇端はガイドローラ13の上端13tと反転ローラ18の上端18tと同一の高さ位置である。また、押さえ21pの待機位置は、同図に実線で示すように、下面がガイドローラ13の上端13tや反転ローラ18の上端18tの高さよりも上方となる位置であり、下降端は、押さえ21pの下面が、上昇端にある受け台21uの上面に押圧し得るように、上昇端にある受け台21uの上面よりも僅かに下方となる位置である。なお、ワーク搬送装置20のX方向における待機位置は、同図に実線で示す移動の左端であり、移動の右端は同図に点線で示す位置である。
図1に示すように、コラム30にはYテーブル5に対向するようにして加圧プレート60が配置されている。加圧プレート60の下部には弾性体で形成された押さえ部材61が固定されている。押さえ部材61の表面(Yテーブル5に対向する面)は、加工テーブル6に向かって凸の曲面からなり、詳しくは加圧プレート60のXY方向の中心を頂点とする球面(凸レンズ状)に形成されている。加圧プレート60はコラム30に保持された昇降装置62により上下Z方向に移動して位置決め自在である。
次に、本レーザ加工機50の動作を図に沿って説明する。なお、供給ロール40に保持されている未加工のワークwには、走行方向(X方向)のしわが発生している。
まず、段取り作業について説明する。予めクランパ16、17および21を総て開いた状態で(受け台16u、21uを待機位置に、押さえ16p、17p、21p上昇端にそれぞれ位置決めする)、供給ロール40を供給リール11に支持させ、ワークwを反転ローラ18に巻きつけてから加工テーブル6の溝6mを通し、端部を巻き取りリール12(巻き取りロール41)に固定する。
次に、供給リール11、及び巻き取りリール12に図中時計回り方向のトルクを僅かに付加させた状態で押さえ16pを下降させ、クランパ16によりワークwを保持させる。さらに、押さえ17pを下降させ、クランパ17によりワークwを保持させる。すると、図3(a)に示すように、ワークwは走行方向に僅かに張力を付加された状態で加工テーブル6の上面に固定される。
このとき、クランパ16、17がワークwを保持することによりワークwのクランパ16、17に挟まれた部分のしわは除去されるが、加工テーブル6中央付近のしわは除去されないまま残っている。
次に、同図(b)に示すように、Yテーブル5を移動させ、加工テーブル6の中心を押さえ部材61の中心に位置決めした後、加圧プレート60を押さえ部材61の表面がほぼ平坦になるまで下降させる。なお、このとき、ワークwの加工領域は総て押さえ部材61に接触して加圧されている。押さえ部材61がワークwに接した後は、図4に示すように、押さえ部材61の下降に伴い、押さえ部材61とワークwとの接触面が同図に矢印で示すように同心円状に拡大し、ワークwに形成されているしわはのばされる。
次に、同図(c)に示すように、加圧プレート60を下降させたままの状態で、図示を省略する真空源を動作させ、ワークwを加工テーブル6の表面に吸着させる。この結果、ワークwはしわがない状態で加工テーブル6の表面に固定される。
以上でワークwの固定が完了したので、以下、加工を行う。すなわち、加工テーブル6を移動させ、加工しようとする領域をfθレンズ34に対して位置決めし、レーザ発振器31を動作させ、レーザ発振器31から出力されたレーザ光をミラー32を介してガルバノスキャナミラー33に導く。そして、ガルバノスキャナミラー33によりレーザ光を位置決めし、fθレンズ34によりレーザ光の光軸を垂直にしてワークwに入射させ、ワークwを加工する。fθレンズ34で決まる領域の加工が終了したら、Xテーブル3あるいはYテーブル5を移動させて、次の加工領域の加工を行う。
次に、加工終了後のワーク移動工程について説明する。加工が終了したら、図示を省略する真空源を停止させ、加工テーブル6のワークw吸着動作を停止した後、押さえ16pを上昇させる。そして、同図(d)に示すように、クランパ21を動作させ、すなわち受け台21uを上昇させた後、押さえ21pを下降させ、押さえ21pと受け台21uによりワークwを保持させる。
次に、同図(e)に示すように、押さえ17pを上昇させる。この結果、ワークwはローラ13の上端13t及びローラ18の上端18tの高さ位置に位置決めされる。
この状態で、同図(f)に示すように、ワーク搬送装置20を所望の距離(所望量)だけ図の右方に移動させる。なおこの際、供給リール11によりワークwを供給しつつ、巻き取りリール12により加工が終了したワークwを巻き取る。
次に、受け台16uを上昇端に移動させた後、同図(g)に示すように、押さえ16pを下降させ、クランパ16によりワークwを保持させる。
次に、クランパ21を解放し(この場合、押さえ21pは上昇端に、受け台21uは上面がワークwに接触せず、かつ加工テーブル6の上面に接触しない位置に、それぞれ移動させる。)、図3(h)に示すように、ワーク搬送装置20(クランパ21)を待機位置に戻す。
次に、図3(i)に示すように、受け台21uを待機位置に位置決めした後、同図(j)に示すように、押さえ17pを下降させ、クランパ17によりワークwを保持させる。そして、図3(k)に示すように、クランパ16を解放する。その後、受け台16uを待機位置に位置決めしてから、押さえ16pを下降させ、クランパ16によりワークwを保持させる(図3(a)参照)。以下、上記工程を繰り返す。
上記の工程の間、及び加工時においては、供給リール11及び巻き取りリール12を回転させるモータを、ワークwに悪影響を与えない範囲のトルクで駆動し、ワークwに張力を付加して、ワークwに弛みが発生しないように制御する。なお、ローラ13、ローラ14、或いは反転ローラ18等をバネ等で所定方向に付勢することで、ワークwに張力を付加し、それによってワークwに弛みが発生しないようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係るシート状ワークの保持方法を採用したレーザ加工機50によると、ワークwにしわがない状態で加工ができるため、品質に優れる加工を行うことができる。
また、この実施形態では、供給リールと巻き取りリールを加工テーブル5上の一方側に配置したので、シート状ワークに自由ループを形成させる場所を必要とせず、レーザ加工機50全体の設置面積を小さくすることができる。また、構成要素が少ないので、制御が容易である。
また、供給リールと巻き取りリールを加工テーブル5上の一方側に配置したので、加工テーブル5の両側に配置する場合に比べて、レーザ加工機50全体の設置面積を小さくすることができる。
また、しわの方向が走行方向以外であっても、しわを延ばすことができる。なお、ここでは、押さえ部材61の表面を、加圧プレートのXY方向の中心を頂点とする球状の曲(凸レンズ状)に形成したが、円筒面とし、円筒面の軸心を走行方向(X方向)と平行に配置してもよい。このようにすると、図5(a)に示すように、押さえ部材61とワークwの接触面が幅方向に徐々に拡大するので、ワークwに発生しているしわを除去することができる。
また、図5(b)に示すように、円筒面の軸心を走行方向に直交して配置してもよいし、あるいは斜めに配置しても、上記の場合と同様にワークwのしわを除去することができる。
なお、押さえ部材61の表面形状としては楕円面の一部等、ワークwとの接触部が徐々に中心部から周辺部に向かって増加させることができる形状であればよい。
また、押さえ部材61は中実の弾性材で形成してもよいし、内部に空間を設け、この空間に流体を充填したものでもよい。また、押さえ部材として多孔質の弾性体(例えば、スポンジ)のものであってもよい。
スポンジを押さえ部材とすると、ワークwに貫通穴が形成されている場合であっても、図3における工程(c)においてワーク吸着後の押さえ部材61を容易にワークwから離間させることができる。
さらに、押さえ部材61表面に接着層を設け、ワークw表面のゴミを取る機能を設けるようにしてもよい。
また。本発明は、プリント基板に限らず、他のシート状ワークを加工する場合に適用することができる。
本発明を適用したレーザ加工機の正面一部断面図である。 図1におけるA部拡大図である。 本発明を適用したレーザ加工機の動作説明図であり、(a)〜(k)はそれぞれ異なる状態を示す。 押さえ部材によりワークに作用する力の方向を示す図である。 押さえ部材によりワークに作用する力の方向を示す図で、(a)(b)はそれぞれ異なる実施の形態を示す。
符号の説明
6 テーブル
61 押さえ部材
w シート状ワーク

Claims (4)

  1. ロール状に巻かれたシート状ワークを展開し、その一部を平坦なテーブル上に保持させるようにしたシート状ワークの保持方法において、
    前記シート状ワークを前記テーブル上に載置する工程と、
    前記テーブルに対向する面が前記シート状ワークに向って凸の曲面に形成された弾性部材からなる押さえ部材により、前記テーブル上に載置したシート状ワークを前記テーブルの反対側から加圧し、該押さえ部材を弾性変形させて前記シート状ワークとの接触面積を増大させることにより該シート状ワークのしわを除去する工程と、
    前記加圧を継続した状態で前記テーブルに前記シート状ワークを保持させる工程と、
    前記保持させた状態で、前記押さえ部材による加圧を解除する工程と、
    を備えることを特徴とするシート状ワークの保持方法。
  2. シート状ワークが載置される平坦な載置面を有するテーブルと、
    前記テーブルに対向して配置され、該テーブルに対して接離自在に構成されると共に、前記テーブルと対向する面が前記シート状ワークに向って凸の曲面に形成された弾性部材からなる押さえ部材と、
    前記シート状ワークを、前記テーブルの載置面に保持し得る保持手段と、を備え、
    前記押さえ部材の凸の曲面により、前記テーブルに載置されたシート状ワークを加圧し、弾性部材からなる前記押さえ部材の凸の曲面を弾性変形させて前記シート状ワークとの接触面積を増大させることにより、前記シート状ワークのしわを除去し、
    前記押さえ部材により加圧されている際に前記保持手段を作動させ、しわが伸びた状態で前記シート状ワークを前記テーブルの載置面に保持する、
    ことを特徴とするシート状ワークの保持装置。
  3. 前記保持手段は、一端が負圧源に接続され他端が前記テーブルの表面に開口する複数の穴を有し、前記シート状ワークを吸着により保持する手段である、
    請求項2に記載のシート状ワークの保持装置。
  4. 前記曲面は、前記押さえ部材の前記シート状ワークを押さえる面の中心を頂点とする曲面である、
    請求項2又は3に記載のシート状ワークの保持装置。
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