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JP4385938B2 - アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、アクチュエータに関するものである。
例えば、レーザープリンタ等に用いられるアクチュエータとしてポリゴンミラー(回転多面体)が知られている。
しかし、このようなポリゴンミラーにおいて、より高解像度で品質のよい印字と高速印刷を達成するには、ポリゴンミラーの回転をさらに高速にしなければならない。
現在のポリゴンミラーには高速安定回転を維持するためにエアーベアリングが使用されているが、今以上の高速回転を得るのは困難となっている。また、高速にするためには、大型のモーターが必要であり、機器の小型化の面で不利であるという問題がある。
このようなポリゴンミラーを用いると、構造が複雑となり、コストが高くなるといった問題も生じる。
また、図10に示すような、平行平板状に電極を配置した1自由度のねじり振動子は、その構造が簡単なことから、アクチュエータの研究初期から提案されている(例えば、非特許文献1参照)。また、前記ねじり振動子をカンチレバー方式とした1自由度静電駆動型振動子も提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
図10の1自由度静電駆動型ねじり振動子は、ガラス基板1000上の両端部にスぺーサ1200を介してシリコンの単結晶板からなる可動電極板1300の両端固定部1300aを固定し、この可動電極板1300の両端固定部1300a間に、細巾のトーションバー1300bを介して可動電極部1300cを支持させ、また、その可動電極部1300cに電極間隔を置いて対向させる固定電極1400を、ガラス基板1000上において前記可動電極部1300cに対し平行配置している。可動電極板1300と固定電極1400との間にはスイッチ1600を介して電源1500が接続される。
前記構成を有するねじり振動子は、可動電極部1300cと固定電極1400との間に電圧を印加すると、静電引力によりトーションバー1300bを軸として可動電極部1300cが回転するものである。しかるに、静電引力は電極間隔の二乗に反比例するため、この種の静電アクチュエータにおいては電極間隔を小さくすることが望まれる。しかし、上述した1自由度の構造では、可動電極部1300cが電極と可動部を兼ねるため、電極間隔を狭くすると変位(回転角)に制約が生じ、また可動範囲を大きくとるためには電極間隔を大きくする必要がある。このため、低電圧駆動と大振幅の両立が困難であるという問題がある。
K.E.Petersen:"Silicon Torsional Scanning Mirror",IBMJ.Res.Develop.,vol.24(1980)、P.631 河村他:"Siを用いたマイクロメカニクスの研究"、昭和61年度精密工学会秋季大会学術講演会論文集、P.753
本発明の目的は、大きな振れ角での駆動が可能なアクチュエータを提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明のアクチュエータは、支持部と、可動部と、前記可動部を介して該可動部の両側部に1つずつ設けられた一対の駆動部と、各前記駆動部と前記支持部とを、前記駆動部が前記支持部に対して回動可能となるように連結する一対の第1の弾性連結部と、前記駆動部と前記可動部とを、前記可動部が前記駆動部に対して回動可能となるように連結する一対の第2の弾性連結部とを備え、シリコンで構成された構造体と、
前記可動板および各前記駆動部と対向するように設けられた対向基板とを有し、
前記支持部、前記可動部、各前記駆動部、各前記第1の弾性連結部および各前記第2の弾性連結部がシリコンで一体的に形成され、
各前記第1の弾性連結部は、前記可動部の回動中心軸を中心に、互いに所定距離離間した2本の連結部材で構成され、
前記対向基板の前記可動板および各前記駆動部側の面には、各前記駆動部に対応する位置に、一対の電極が、前記回動中心軸を中心に対称となるように設けられており、
前記駆動部と前記電極との間に交流電圧を印加することにより、各前記連結部材を曲げ変形させつつ各前記駆動部を前記回動中心軸を中心に回動させ、それに伴い、前記第2の弾性連結部をねじり変形させつつ前記可動部を回動させるアクチュエータであって、
各前記連結部材および各前記第2の弾性連結部の形状は、互いに等しく、
各前記第1の弾性連結部のばね定数は、1×10 −4 〜1×10 N・m/radであり、
各前記第2の弾性連結部のばね定数は、1×10 −4 〜1×10 N・m/radであり、
前記第2の弾性連結部に対して、前記第1の弾性連結部の、前記回動中心軸まわりのねじり剛性が大きいことを特徴とする。
これにより、可動部の回転角度(振れ角)を大きくすることができる。
本発明のアクチュエータでは、前記第2の弾性連結部に対して、前記第1の弾性連結部の断面2次極モーメントが大きいことが好ましい。
これにより、可動部の回転角度(振れ角)を大きくすることができる
本発明のアクチュエータでは、前記可動部に、光反射部が設けられていることが好ましい。
本発明のアクチュエータは、各種のものに適用可能であるが、例えば光スキャナへの適用が好適であり、この場合、光の光路を容易に変更することができる。
本発明のアクチュエータでは、前記交流電圧の周波数が、前記駆動部と前記可動部とが共振する2自由度振動系の共振周波数のうち低いものと略等しくなるように設定されていることが好ましい。
これにより、駆動部の振幅を抑制しつつ、可動部の回転角度(振れ角)を大きくすることができる
以下、本発明のアクチュエータの好適な実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明のアクチュエータの実施形態について説明する。
図1は、本発明のアクチュエータの実施形態を示す平面図、図2は、図1中のA−A線断面図、図3は、図1に示すアクチュエータの電極の配置を示す平面図、図4は、印加する交流電圧の一例を示す図、図5は、印加した交流電圧の周波数と、駆動部および可動部の共振曲線を示すグラフである。なお、以下では、説明の便宜上、図1および図3中の紙面手前側を「上」、紙面奥側を「下」、右側を「右」、左側を「左」と言い、図2中の上側を「上」、下側を「下」、右側を「右」、左側を「左」と言う。
図1および図2に示すアクチュエータ100は、一対の駆動部1、11と、可動部2と、一対の支持部3、3とを有している。
このアクチュエータ100は、可動部2が中心に位置し、可動部2を介し、駆動部1が一端側(図1および図2中、右側)に設けられ、駆動部11が他端側(図1および図2中、左側)に設けられている。
駆動部1、11および可動部2は、いずれも、ほぼ平板状をなしている。
また、駆動部1の図中右側に一方の支持部3が配置され、駆動部11の図中左側に他方の支持部3が配置されている。
また、本実施形態では、駆動部1、11は、互いに略同一形状、略同一寸法で、可動部2を介して、可動部2の両側部に略対称に設けられている。
可動部2の上面(後述する対向基板6と反対側の面)には、光反射部21が設けられている。
また、アクチュエータ100は、図1に示すように、駆動部1、11が対応する支持部3、3に対して回動可能となるように、駆動部1、11と支持部3、3とを連結する一対の第1の弾性連結部4、4を有している。また、可動部2が駆動部1、11に対して回動可能となるように、駆動部1、11と、可動部2とを連結する一対の第2の弾性連結部5、5を有している。
すなわち、可動部2は、第2の弾性連結部5、5を介して、駆動部1、11に接続され、駆動部1、11は、それぞれ、第1の弾性連結部4、4を介して支持部3、3に接続されている。
ここで、第2の弾性連結部5、5は、略同一形状かつ略同一寸法をなしている。
また、第1の弾性連結部4、4の回動中心軸と、第2の弾性連結部5、5の回動中心軸とは同軸的に設けられており、これらが回動中心軸(回転軸)41となる。
ここで、各第1の弾性連結部4は、それぞれ、回動中心軸41を中心に互いに等間隔(所定距離)だけ離間した2本の連結部材42、42で構成されている。
連結部材42、42は、互いに略同一寸法、同一形状をなしており、駆動部1、11の駆動時に、主として曲げ変形を生じるものである。
また、図1に示すように、第2の弾性連結部5の幅(回動中心軸41に対してほぼ垂直な方向の両端部の間の長さ)をa、各連結部材42の幅をbとすると、幅aと幅bとは、略等しく形成されている。
また、図2に示すように、第1の弾性連結部4、4の厚さ(上下方向の長さ)cと第2の弾性連結部5、5との厚さdとは、略等しく形成されている。
さらに、各連結部材42の長さ(左右方向の長さ)をe、第2の弾性連結部5、5の長さをfとすると、eとfとは、略等しく形成されている。
これらの駆動部1、11、可動部2、支持部3、3、第1の弾性連結部4、4および第2の弾性連結部5、5は、後述するように、例えば、シリコン等を主材料として、好ましくは一体的に形成されている。
また、図2に示すように、本実施形態のアクチュエータ100は、駆動部1、11および可動部2に対向するように設けられた対向基板6を有している。
この対向基板6は、各種ガラスやシリコン等を主材料として構成され、支持部3、3に接合されている。
対向基板6は、図2および図3に示すように、可動部2に対応する位置に開口部61が形成されている。この開口部61は、可動部2が回動(振動)する際に、対向基板6に接触するのを防止する逃げ部を構成する。開口部(逃げ部)61を設けることにより、アクチュエータ100全体の大型化を防止しつつ、可動部2の振れ角(振幅)をより大きく設定することができる。
なお、逃げ部は、前記効果を十分に発揮し得る構成であれば、必ずしも対向基板6の下面(可動部2と反対側の面)で開放(開口)していなくてもよい。すなわち、逃げ部は、対向基板6の上面に形成された凹部で構成することもできる。
また、図2および図3に示すように、対向基板6の上面(駆動部1、11側の面)には、駆動部1に対応する位置に、一対の電極7が、回動中心軸41を中心にほぼ対称となるように設けられ、また、駆動部11の両端部に対応する位置に、一対の電極7が、回動中心軸41を中心にほぼ線対称となるように設けられている。すなわち、本実施形態では、一対の電極7が2組(合計4個)、設けられている。
駆動部1、11と各電極7とは、図示しない電源に接続されており、駆動部1、11と各電極7との間に交流電圧(駆動電圧)を印加できるよう構成されている。
なお、駆動部1、11の各電極7と対向する面には、それぞれ、絶縁膜(図示せず)が設けられている。これにより、駆動部1、11と各電極7との間での短絡が発生するのが好適に防止される。
上述したようなアクチュエータ100は、駆動部1、11と第1の弾性連結部4、4とからなる第1の振動系と、可動部2と第2の弾性連結部5、5とからなる第2の振動系とを有する2自由度振動系を構成する。
このようなアクチュエータ100は、次のようにして駆動する。
すなわち、駆動部1、11と各電極7との間に、例えば、正弦波(交流電圧)等を印加すると、具体的には、例えば、駆動部1、11をアースしておき、図3中上側の2つの電極7に、図4(a)に示すような単相半端整流の波形の電圧を印加し、下側の2つの電極7に、図4(b)に示すような、図(a)の波形の電圧に対して位相が180°ずれた波形の電圧を印加すると、駆動部1、11と各電極7との間にクーロン力(静電気力)が生じる。
クーロン力は、正弦波の位相の変化によりその大きさ(強さ)が変化する。
このクーロン力により、連結部材42、42が、それぞれ、主として曲げ変形する。
ここで、各連結部材42は、単独では主として曲げ変形が生じる(曲げ応力がかかる)が、第1の弾性連結部4(第1の振動系)全体としては、回動中心軸41まわりに主としてねじり変形が生じる。これにより、駆動部1、11が、回動中心軸41(第1の弾性連結部4)を軸に振動(回転)する。
そして、この駆動部1、11の振動(駆動)に伴って、第2の弾性連結部5、5が、ねじり応力を受けて、主としてねじり変形し、第2の弾性連結部5、5を介して連結されている可動部2も、回動中心軸41(第2の弾性連結部5)を軸に振動(回転)する。
次に、第1の弾性連結部4、4と第2の弾性連結部5、5との断面2次モーメント、ねじり剛性の関係を、代表的に図1中右側の第1の弾性連結部4と第2の弾性連結部5を用いて説明する。
第1の弾性連結部4および第2の弾性連結部5の断面2次モーメント(変形しにくさの係数)は、弾性連結部4および5の形状や断面積によりその値が決定される。
第1の弾性連結部4、4と、第2の弾性連結部5、5とを前記の形状や配置や寸法とすることにより、第2の弾性連結部5に対して、第1の弾性連結部4の、図心を通る回動中心軸41に関する断面2次モーメントが大きく設定されている。
一方、第1の弾性連結部4と第2の弾性連結部5とのねじり剛性は、それぞれ、弾性係数と、断面2次モーメントの積で表される。
第1の弾性連結部4、4と第2の弾性連結部5、5とを、前記の形状や配置や寸法や材質とすることにより、第2の弾性連結部5に対して第1の弾性連結部4の、回動中心軸41まわりのねじり剛性が大きく設定されている。
これにより、駆動部1の振動を抑えつつ、可動部2の回転角度(振れ角)を大きいものとすることができる。
また、第1の弾性連結部4が、連結部材42、42で構成されているため、各第1の弾性連結部4が1本の場合に比べて、各連結部材42と駆動部1、11との各接触部に発生する応力を緩和することができる。これにより、駆動部1、11の弾性変形が、確実に防止されるため、駆動部1、11のねじり振動以外の振動が低減または防止され、その回転動作が円滑に行われる。
また、駆動部1、11の駆動時に、各連結部材42が、主として曲げ変形を生じることにより、以下の効果が生じる。
(1)駆動部1、11の弾性変形が、より確実に防止されるため、駆動部1、11の回転動作がより円滑に行われる。これによって駆動部1、11の駆動に対する可動部2の追従性(応答性)が非常によく、振動特性(挙動特性)に優れるアクチュエータ100が得られる。
(2)各連結部材42が、主としてねじり変形を生じる場合に比べて、第1の弾性連結部4のねじり剛性をさらに大きくすることができるため、可動部2の回転角度(振れ角)をより大きいものとすることができる。
ここで、駆動部1の回動中心軸41に対してほぼ垂直な方向(長手方向)の端部12との間の距離(長さ)をLとし、駆動部11の回動中心軸41に対してほぼ垂直な方向(長手方向)の端部12との間の距離(長さ)をLとし、可動部2の回動中心軸41に対してほぼ垂直な方向の端部13との間の距離(長さ)をLとしたとき、本実施形態では、駆動部1、11が、それぞれ独立して設けられているため、駆動部1、11と、可動部2とが干渉せず、可動部2の大きさ(長さL)にかかわらず、LおよびLを小さくすることができる。これにより、駆動部1、11の回転角度(振れ角)を大きくすることができ、可動部2の回転角度を大きくすることができる。
また、LおよびLを小さくすることにより、駆動部1、11と各電極7との間の距離を小さくすることができ、これにより、静電気力が大きくなり、駆動部1、11と各電極7に印加する交流電圧を小さくすることができる。
ここで、駆動部1、11および可動部2の寸法は、それぞれ、L<LかつL<Lなる関係を満足するよう設定されるのが好ましい。
前記関係を満たすことにより、LおよびLをより小さくすることができ、駆動部1、11の回転角度をより大きくすることができ、可動部2の回転角度をさらに大きくすることができる。
この場合、可動部2の最大回転角度が、20°以上となるように構成されるのが好ましい。
また、このように、LおよびLを小さくすることにより、駆動部1、11と各電極7との間の距離をより小さくすることができ、駆動部1、11と各電極7に印加する交流電圧をさらに小さくすることができる。
これらによって、駆動部1、11の低電圧駆動と、可動部2の大回転角度での振動(回動)とを実現することができる。
このため、このようなアクチュエータ100を、例えばレーザープリンタや、走査型共焦点レーザー顕微鏡等の装置に用いられる光スキャナに適用した場合、より容易に装置を小型化することができる。
なお、前述したように、本実施形態では、LとLとはほぼ等しく設定されているが、LとLとが異なっていてもよいことは言うまでもない。
ところで、このような2自由度振動系のアクチュエータ100では、駆動部1、11および可動部2の振幅(振れ角)と、印加する交流電圧の周波数との間に、図5に示すような周波数特性が存在している。
すなわち、駆動部1、11と、可動部2の振幅とが大きくなる2つの共振周波数fm[kHz]、fm[kHz](ただし、fm<fm)と、駆動部1、11の振幅がほぼ0となる、1つの反共振周波数fm[kHz]とを有している。
このアクチュエータ100では、駆動部1、11と電極7との間に印加する交流電圧の周波数Fが、2つの共振周波数のうち低いもの、すなわち、fmとほぼ等しくなるように設定するのが好ましい。これにより、駆動部1、11の振幅を抑制しつつ、可動部2の振れ角(回転角度)を大きくすることができる。
なお、本明細書中では、F[kHz]とfm[kHz]とがほぼ等しいとは、(fm−1)≦F≦(fm+1)の条件を満足することを意味する。
駆動部1、11の平均厚さは、それぞれ、1〜1500μmであるのが好ましく、10〜300μmであるのがより好ましい。
可動部2の平均厚さは、1〜1500μmであるのが好ましく、10〜300μmであるのがより好ましい。
また、第1の弾性連結部4のばね定数kは、1×10−4〜1×10N・m/radであるのが好ましく、1×10−2〜1×10N・m/radであるのがより好ましく、1×10−1〜1×10N・m/radであるのがさらに好ましい。一方、第2の弾性連結部5のばね定数kは、1×10−4〜1×10N・m/radであるのが好ましく、1×10−2〜1×10N・m/radであるのがより好ましく、1×10−1〜1×10N・m/radであるのがさらに好ましい。これにより、駆動部1、11の振れ角を抑制しつつ、可動部2の振れ角をより大きくすることができる。
また、第1の弾性連結部4のばね定数kと第2の弾性連結部5のばね定数kとは、k>kなる関係を満足するのが好ましい。これにより、第1の質量部1、11の振れ角を抑制しつつ、第2の質量部2の回転角度(振れ角)をより大きくすることができる。
なお、第1の弾性連結部4のねじれ剛性、断面2次モーメントおよびばね定数k1の値は、2つの連結部材42、42を一体的なものとみなして求められるものである。
さらに、駆動部1の慣性モーメントをJとし、前記可動部2の慣性モーメントをJとしたとき、JとJとは、J≦Jなる関係を満足することが好ましく、J<Jなる関係を満足することがより好ましい。これにより、駆動部1、11の振れ角を抑制しつつ、可動部2の回転角度(振れ角)をより大きくすることができる。
ところで、駆動部1、11と第1の弾性連結部4、4とからなる第1の振動系の固有振動数ωは、駆動部1、11の慣性モーメントをJと、第1の弾性連結部4のばね定数kとにより、ω=(k/J1/2によって与えられる。一方、可動部2と第2の弾性連結部5、5とからなる第2の振動系の固有振動数ωは、可動部2の慣性モーメントをJと、第2の弾性連結部5のばね定数kとにより、ω=(k/J1/2によって与えられる。
このようにして求められる第1の振動系の固有振動数ωと第2の振動系の固有振動数ωとは、ω>ωの関係を満足するのが好ましい。これにより、駆動部1、11の振れ角を抑制しつつ、可動部2の回転角度(振れ角)をより大きくすることができる。
なお、本実施形態のアクチュエータ100は、一対の第1の弾性連結部4および一対の第2の弾性連結部5のうち少なくとも1つが、その内部にピエゾ抵抗素子を備えたものであるのが好ましい。これにより、例えば、回転角度および回転周波数を検出したりすることができ、また、その検出結果を、可動部2の姿勢の制御に利用することができる。
このようなアクチュエータ100は、例えば、次のようにして製造することができる。
図6〜図8は、それぞれ、実施形態のアクチュエータの製造方法を説明するための図(縦断面図)である。なお、以下では、説明の便宜上、図6〜図8中の上側を「上」、下側を「下」と言う。
[A1] まず、図6(a)に示すように、シリコン基板(共通の基材)30を用意する。
次に、シリコン基板30の上面に、フォトレジストを塗布し、露光、現像を行う。これにより、図6(b)に示すように、支持部3、3の形状に対応するように、レジストマスク32を形成する。
そして、このレジストマスク32を介して、シリコン基板30の他方の面側をエッチングした後、レジストマスク32を除去する。これにより、図6(c)に示すように、支持部3、3に対応する部分以外の領域に凹部300が形成される。
エッチング方法としては、例えば、プラズマエッチング、リアクティブイオンエッチング、ビームエッチング、光アシストエッチング等の物理的エッチング法、ウェットエッチング等の化学的エッチング法等のうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
なお、以下の各工程のエッチングにおいて、同様の方法を用いることができる。
次に、再度、シリコン基板30の上面に、フォトレジストを塗布し、露光、現像を行う。これにより、図7(d)に示すように、駆動部1、11、可動部2、支持部3、3、第1の弾性連結部4、4および第2の弾性連結部5、5を、図2中下面側から見た形状に対応するように、レジストマスク33を形成する。
そして、このレジストマスク33を介して、シリコン基板30の上面側を、下面側に貫通するまでエッチングした後、レジストマスク33を除去する。これにより、図7(e)に示すように、駆動部1、11、可動部2、支持部3、3、第1の弾性連結部4、4および第2の弾性連結部5、5が形成された構造体50が得られる。
この後、可動部2上に金属膜を成膜し、光反射部21を形成する。
金属膜の成膜方法としては、プラズマCVD、熱CVD、レーザーCVDのような化学蒸着法(CVD)、真空蒸着、スパッタリング(低温スパッタリング)、イオンプレーティング等の乾式メッキ法、電解メッキ、無電解メッキ等の湿式メッキ法、溶射法、ゾル・ゲル法、MOD法、金属箔の接合等が挙げられる。
なお、以下の各工程の金属膜の成膜において、同様の方法を用いることができる。
[A2] 次に、図8(f)に示すように、対向基板6を形成するためのシリコン基板60を用意する。
そして、シリコン基板60の一方の面に、開口部61を形成する領域を除いた部分に対応するように、例えば、アルミニウム等により金属マスクを形成する。
次に、この金属マスクを介して、シリコン基板60の一方の面側をエッチングした後、金属マスクを除去する。これにより、図8(g)に示すように、開口部61が形成された対向基板6が得られる。
次に、対向基板6上に、図8(h)に示すように、電極7を形成する。
電極7は、対向基板6の開口部61が形成された面に金属膜を成膜し、電極7の形状に対応するマスクを介して金属膜をエッチングを行った後、マスクを除去することにより形成することができる。
なお、電極7は、開口部61を形成するのに先立って、形成するようにしてもよい。
[A3] 次に、図8(i)に示すように、前記工程[A1]で得られた構造体の支持部3、3と、前記工程[A2]で得られた対向基板6とを、例えば、直接接合、Naイオンを含有するガラス材料を介した陽極接合等により接合して接合体を得る。
なお、対向基板6を形成するための基板としてガラス基板を用いる場合には、開口部61の形成には、前述したようなエッチング法の他、例えば、ショットブラスト、サンドブラスト、レーザー加工等の方法を用いることができる。
また、この場合、前記構造体との接合には、例えば陽極接合等を用いることができる。
以上のようにして、実施形態のアクチュエータ100が製造される。
なお、本製造方法では、シリコン基板30の凹部300側からエッチングを施して駆動部1、11、可動部2、支持部3、3、第1の弾性連結部4、4および第2の弾性連結部5、5を一体的に形成したが、これに限らず、シリコン基板30の凹部300と反対側からエッチングを施して駆動部1、11、可動部2、支持部3、3、第1の弾性連結部4、4および第2の弾性連結部5、5を一体的に形成してもよい。
以上説明したようなアクチュエータ100は、例えば、レーザープリンタ、バーコードリーダー、走査型共焦点レーザー顕微鏡等の光スキャナ、イメージング用ディスプレイ等に好適に適用することができる。
以上、本発明のアクチュエータについて、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
また、本発明のアクチュエータでは、各部の構成は、同様の機能を発揮する任意の構成のものに置換することができ、また、任意の構成を付加することもできる。
また、前述した実施形態では、光反射部21が可動部2の一方の面に設けられている構成について説明したが、例えば、両方の面に設けられている構成であってもよい。
また、前述した実施形態では、対向基板6上に電極7が設けられている構成について説明したが、対向基板6と駆動部1、11の両方に設けられていてもよい。
また、前述した実施形態では、駆動部1、11に対応する位置に、それぞれ一対の電極7を設けたが、これに限らず、それぞれ、電極7を1つ、もしくは3つ以上設けてもよい。
なお、駆動部1、11に対応する位置に、それぞれ1つの電極7を設けた場合は、例えば、オフセット電圧を加えた、最小電位がグランド電位である正弦波(交流電圧)等を印加するのが好ましい。
また、前述した実施形態では、駆動部1、11の電極7と対向する面に、短絡防止用の絶縁膜が設けられている構成について説明したが、例えば、このような絶縁膜は、電極7の表面に設けられていてもよいし、両方に設けられていてもよい。
また、前述した実施形態では、駆動部が一対で設けられる構成のものであったが、駆動部は、可動部を囲むように設けられる構成のものであってもよい。
また、前述した実施形態では、第1の弾性連結部4、4の特性は、主として曲げ変形するもの(主として曲げ特性を有するもの)であればよい。例えば、曲げ変形とねじり変形の両方の特性を有するもの等であってもよい。
また、第1の弾性連結部4は、第2の弾性連結部5に比べてねじり剛性が大きく設定されていれば、第1の弾性連結部4の形状、配置、寸法、材質等は、図示のものに限らず、前述したもの(図示したもの)に限定されない。
図9は、第1の弾性連結部の変形例を示す平面図である。
第1の弾性連結部4のねじり剛性が大きいもの(構成)には、一例として、以下の(a)〜(j)が挙げられる。
(a)第2の弾性連結部5の幅bより連結部材42(第1の弾性連結部4)の幅aが大きいもの。(b)連結部材42の長さeを第2の弾性連結部5の長さfより短いもの。(c)連結部材42に1つまたは複数個(図示では1つ)の貫通孔が形成されているもの。(d)回動中心軸41に同軸的に設けられた連結部材42から回動中心軸41を介して互いに反対方向に、駆動部1(11)に向かって2本の連結部材42が延設されたもの。(e)回動中心軸41の両側に、それぞれ、2本以上(図示では2本)の連結部材42が配置されたもの。(f)各連結部材42の一端側と他端側とが回動中心軸41を介してそれぞれ反対側に位置するもの。(g)各連結部材42が互いに交差するように複数個形成されているもの。(h)、(i)連結部材42の一部または全部が湾曲または屈曲しているもの。(j)連結部材42が、平面視で略H型をしているもの等が挙げられ、これら(a)〜(j)のうちの1つまたは2つ以上の構成の組み合わせを用いることができる。
本発明のアクチュエータの実施形態を示す平面図である。 図1中のA−A線断面図である。 図1に示すアクチュエータの電極の配置を示す平面図である。 印加する交流電圧の一例を示す図である。 印加した交流電圧の周波数と、駆動部および可動部の共振曲線を示すグラフである。 実施形態のアクチュエータの製造方法を説明するための図である。 実施形態のアクチュエータの製造方法を説明するための図である 実施形態のアクチュエータの製造方法を説明するための図である 第1の弾性連結部の変形例を示す平面図である。 従来のアクチュエータを説明するための図である。
符号の説明
100……アクチュエータ 1、11……駆動部 2……可動部 12、13……端部 21……光反射部 3……支持部 4……第1の弾性連結部 41……回動中心軸 42……連結部材 5……第2の弾性連結部 6……対向基板 60……シリコン基板 61……開口部 7……電極 10……端子 30……シリコン基板 50……構造体 300……凹部 31……金属マスク 32、33……レジストマスク L、L、L……距離 1200……スペーサ 1300……可動電極板 1300a……両端固定部 1300b……トーションバー 1300c……可動電極部 1400……固定電極 1500……電源 1600……スイッチ 1000……ガラス基板 a、b……幅 c、d……厚さ、 e、f……長さ

Claims (4)

  1. 支持部と、可動部と、前記可動部を介して該可動部の両側部に1つずつ設けられた一対の駆動部と、各前記駆動部と前記支持部とを、前記駆動部が前記支持部に対して回動可能となるように連結する一対の第1の弾性連結部と、前記駆動部と前記可動部とを、前記可動部が前記駆動部に対して回動可能となるように連結する一対の第2の弾性連結部とを備え、シリコンで構成された構造体と、
    前記可動板および各前記駆動部と対向するように設けられた対向基板とを有し、
    前記支持部、前記可動部、各前記駆動部、各前記第1の弾性連結部および各前記第2の弾性連結部がシリコンで一体的に形成され、
    各前記第1の弾性連結部は、前記可動部の回動中心軸を中心に、互いに所定距離離間した2本の連結部材で構成され、
    前記対向基板の前記可動板および各前記駆動部側の面には、各前記駆動部に対応する位置に、一対の電極が、前記回動中心軸を中心に対称となるように設けられており、
    前記駆動部と前記電極との間に交流電圧を印加することにより、各前記連結部材を曲げ変形させつつ各前記駆動部を前記回動中心軸を中心に回動させ、それに伴い、前記第2の弾性連結部をねじり変形させつつ前記可動部を回動させるアクチュエータであって、
    各前記連結部材および各前記第2の弾性連結部の形状は、互いに等しく、
    各前記第1の弾性連結部のばね定数は、1×10 −4 〜1×10 N・m/radであり、
    各前記第2の弾性連結部のばね定数は、1×10 −4 〜1×10 N・m/radであり、
    前記第2の弾性連結部に対して、前記第1の弾性連結部の、前記回動中心軸まわりのねじり剛性が大きいことを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記第2の弾性連結部に対して、前記第1の弾性連結部の断面2次極モーメントが大きい請求項1に記載のアクチュエータ。
  3. 前記可動部に、光反射部が設けられている請求項1または2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記交流電圧の周波数が、前記駆動部と前記可動部とが共振する2自由度振動系の共振周波数のうち低いものと略等しくなるように設定されている請求項1ないし3のいずれかに記載のアクチュエータ。
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