JP4384743B2 - 第1および第2の音声端末間の音声接続を達成する方法およびシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、一般に、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の外側にあるコンピュータ制御の電話法(telephony:テレフォニー)ハードウェアを使用する音声呼出しの達成に関連し、特に、発信者によって操作される計算機上のオープン・アプリケーションから取り出される情報を使用して、第1および第2の音声端末間の音声接続を達成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電話およびパーソナル・コンピュータ(PC)は、最も頻繁に使用される事務機器の一部である。多くの努力が、それぞれを一層効率的に使用することに費やされてきた。例えば電話呼出しの達成は、スピード・ダイアル、リダイアルおよび音声起動ダイアルのような機能を使用して容易にされてきた。また、自動呼出し処理アプリケーションがマルチメディアPC上での使用のために開発されてきたが、電話回線を電話通信のために使用しながら同時にデータ通信のようなオンライン機能のために使用することはできない。
【0003】
現在まで、電話を使用する効率を向上させるための努力は、呼出し機能を強化するために一層高性能な電話または一層高性能な構内交換(Private Branch Exchange:PBX)を作ること、または同じ目的で電話とパーソナル・コンピュータを結合することに注がれてきた。それらの方法には共に弱点がある。電話を計算機に、または計算機をパートタイム電話に変換することは、資源の最も実用的な利用ではない。一層経済的で用途の広い方法は、それぞれのマシンの固有の能力のレバレッジ(leverage:てこの作用で大きな力を出すこと)を利用することである。
【0004】
インターネットのような現代の通信設備は、関連のないマシンの能力のレバレッジを利用するために資源をプールすることを可能にする手段を提供しているが、そのような利用の可能性は、現在実現され始めたところである。例えば電子メール・メッセージやワード処理原稿の送信者に自動的に電話をかけることができることは有利である。しかし、そのような呼出しを現時点で達成するには、利用可能な情報を使用してディレクトリ等の中の個人の記録を捜し出す必要がある。電話番号が捜し出されたあと、その相手方に電話をかけるにはその番号をダイヤルしなければならない。典型的に、番号は手動でダイヤルされなければならない。1本の電話線を使用して、強化されたコンピュータ電話法統合を支援する設備は、デジタル式同時音声およびデータ(Digital Simultaneous Voice and Data:DSVD)モデムの形式で存在するが、この解決法は、現在のところ高価であり、広く支援されていない。
【0005】
従って、計算機のように電話機から独立したソースから自動的に取り出される情報を使用して通話を達成する手段を提供することが有利になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、第1の音声端末およびデータ・ネットワークに接続される計算機のユーザが第2の音声端末と音声接続を達成することを可能にすることであり、そこで第2の音声端末を直接的または間接的に識別するための情報は、計算機上のオープン・アプリケーションの中で入手可能である。
【0007】
この発明の更なる目的は、交換電話網に接続される電話およびデータ・ネットワークに接続される計算機を有するユーザに、ダイヤルすることなく相手方との通話を達成する設備を提供することであり、その相手方は、計算機上のオープン・アプリケーションの現在のページの中で参照される。
【0008】
この発明の更に別の目的は、インターネットに接続される計算機をもつユーザが、ユーザの音声端末と別の音声端末との間の音声接続を生み出すことを可能にすることであり、別の音声端末は、計算機上のオープン・アプリケーションの現在のページ内で直接的または間接的に参照される。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明は、第1および第2の音声端末間の音声接続を達成する方法であって、第1の音声端末と所定の終端の間の第1の音声接続を確立するステップと、上記音声接続が上記所定の終端で確立された後、上記第1の音声端末に関連する計算機のデータアドレスを捜し出すステップと、上記データアドレスにデータメッセージを送信して、上記計算機上のオープン・アプリケーションから情報が取り出されることを要求するステップと、上記オープン・アプリケーションから上記情報を取り出し、該情報を含むデータメッセージを返すステップと、上記情報を上記所定の終端で使用して、第2の音声端末と第2の音声接続を確立するステップと、上記第1および上記第2の音声接続をブリッジするステップとを含む、第1および第2の音声端末間の音声接続を達成する方法を提供する。
【0010】
この発明の別の形態によれば、第1および第2の音声端末間の音声接続を達成するシステムであって、呼出しを受信し、発信するように対処されるコンピュータ制御の電話法ハードウェアと、上記電話法ハードウェアを制御して、上記第1の音声端末から呼出しを受信するとき該第1の音声端末の識別を判断し、該第1の音声端末に関連する計算機のデータアドレスを判断し、該計算機上のオープン・アプリケーションから情報が取り出されることを要求するメッセージを送信するサーバと、上記メッセージを受信し、上記オープン・アプリケーションから上記情報を取り出し、該情報を応答メッセージで上記サーバに返す上記計算機上の手段と、上記応答メッセージを受信し、上記情報を使用して上記電話法ハードウェアから第2の音声端末との音声接続を達成し、第1および第2の音声接続を一緒にブリッジする手段との組み合わせを含む第1および第2の音声端末間の音声接続を達成するシステムが提供される。
【0011】
従ってこの発明は、音声接続を発生させるために手作業でディレクトリ内の人を捜し出し、ディレクトリからその人の電話番号を取り出し、その番号をダイヤルすることなく、計算機上のオープン・アプリケーションの現在のページ内で参照される人に電話をかける迅速かつ便利な方法を提供する。
【0012】
この発明の好ましい形態によれば、電話がオフフック状態にされ、所定の時間(典型的には2ないし5秒)内に1つの数字もダイヤルされない場合、ユーザの電話線は、デフォルト(省略時)番号にダイヤルするように準備される。この機能は、「ウォームライン(warm-line)」と呼ばれる。デフォルト番号は、CTIサーバ内のコンピュータ電話法統合(Computer Telephony Integration:CTI)カードとユーザを接続する。CTIサーバとの接続は、「ホットライン」を使用して実現することもできる。ホットラインを用いる場合、電話をオフフックにするとすぐにデフォルト番号がダイヤルされる。呼出しを受信すると、CTIサーバは、呼出し信号情報から発呼者のアイデンティティ(同一性)を抽出し、「ウォームライン・サーバ」にそれを渡す。発呼者のアイデンティティ(電話番号)を使用してその人がサービス加入者であるか判断し、そうであれば、その人の現在のIPアドレスを判断する。現在のIPアドレスを使用して、インターネットのようなデータ・ネットワークを介して送信される問い合わせメッセージを発呼者のパーソナル・コンピュータ(PC)に送る。PCは、メッセージを受信する。PC上で働くウォームライン機能は、そのメッセージを、PC上の開放型のウォームラインによって起動されるアプリケーション(warm-line enabled application、以後ウォームライン起動アプリケーションと呼ぶ)から情報を取り出す要求として認識する。ウォームライン機能は要求メッセージを用意し、メッセージは、開放型のウォームライン起動アプリケーションに渡されて、アプリケーションの現在のページから電話番号または電話番号を見つける手段である情報を取り出すよう命じる。開放型のウォームライン起動アプリケーションは、情報を取り出すと、ウォームライン機能にその情報を渡し、ウォームライン機能は、問い合わせを起動したウォームライン・サーバにデータ・ネットワークを介して渡される応答メッセージを定式化(formulate)する。応答メッセージを受信すると、ウォームライン・サーバはメッセージの内容を調べて、メッセージが電話番号または電話番号を取得するために使用することができる索引を含むか判断する。メッセージが、電話番号を取得するために使用される索引を含む場合、ウォームライン・サーバは、被呼者の電話番号を判断するため、適当なディレクトリ・サービスに送信する問い合わせを定式化する。電話番号がディレクトリ・サービスから返されると、ウォームライン・サーバは、CTIサーバに、その番号に電話をかけるよう命じる。番号が応答される場合、2つの呼出しが一緒にブリッジされ、結果として、会話が発呼者と被呼者の音声端末間に生じる。
【0013】
情報が取り出されるオープン・アプリケーションは、任意のウォームライン起動アプリケーションでありうる。ウォームラインによって起動される候補のアプリケーションのいくつかの例は、電子メール・アプリケーション、カード・ファイル/アドレス帳アプリケーション、WWWベースのディレクトリ、企業ディレクトリ、電子手帳、時間/プロジェクト管理アプリケーション、ワード処理アプリケーション、スプレッドシートを含む。
【0014】
ウォームライン起動アプリケーションは、以下の順序で情報を探して現在のページをサーチするようにプログラムされることが好ましい。
1)強調されるテキスト。
2)既知の電話番号方式に従う番号列。
3)@符号を含む英数字列。
4)辞書に載っておらず、従って固有名詞であると仮定されるワード。
【0015】
取り出された情報について不明確な点がある場合、またはアプリケーションが関連しそうな2つ以上の列を見つける場合、アプリケーションは、見つけられた情報項目のリストを表示して、ユーザがそのリストから所望の項目を選択できるように対処されることが好ましい。取り出された情報について不明確な点がない場合、処理は、自動的かつトランスペアレントに進行することが好ましい。必要とされる情報が取り出されたあと、それはウォームライン・サーバに返され、ウォームライン・サーバは、その情報を使用して第2の音声接続を達成する。
【0016】
【発明の実施の形態】
この発明は、添付の図面を参照し、例示によって説明される。
【0017】
この発明は、「ウォームライン」サービスのユーザ(以後「加入者」と称する)によって操作される計算機上のオープン・アプリケーションから取り出される情報を使用して音声呼出しを達成する方法およびシステムに関連する。この発明の方法によれば、加入者は、好ましくはPSTNの外側のコンピュータ制御される電話法統合(CTI)ハードウェアである所定の終端(termination)を呼び出すことによって、第1および第2の音声端末間の音声接続を起動する。呼出しを受信すると、CTIハードウェアは、ウォームライン・サーバに加入者の電話番号を渡し、ウォームライン・サーバは、その電話番号を使用して発呼者がサービスの加入者であることを確認し、加入者の現在のIPアドレスを取り出す。IPアドレスを使用して、ウォームライン・サーバは、加入者の現在のIPアドレスに問い合わせを送信し、計算機上の開放型のウォームライン起動アプリケーションから情報が取り出されることを要求する。任意の適当なソフトウェア言語で書かれたウォームライン機能は、問い合わせメッセージを受け取り、ウォームライン起動アプリケーションに要求を渡し、そのアプリケーションは、電話番号または電話番号を見つけるために有用な情報を返す。情報はウォームライン・サーバに返され、サーバは、それを使用してCTIハードウェアから被呼者への音声接続の第2の区間(leg)を達成する。第2の音声端末との接続が行われると、2つの呼出しが結合され、結果として加入者と被呼者の間に会話が行われる。
【0018】
図1は、この発明に従うシステムの1つの可能性のある構成の概略図を示しており、一般に符号10で示される。この発明に従うシステムは、インターネット・サービス・プロバイダ(Internet Service Provider:ISP)のようなサービス・プロバイダによって、一般にサービスとして法人加入者に提供されると仮定される。この発明に従うシステムは、電話サービス・プロバイダ、法人または他の会社機構によって所有され、操作されてもよい。当業者であれば、この発明に従うシステムを作り、使用しまたは販売するのはISPである必要はないことが分かるであろう。以下の記述は、例示のため、このサービスがISPによって提供されると仮定する。
【0019】
図1に示されるように、それぞれのISPはイントラネット12を有し、イントラネット12は、従来から良く知られている方法で公衆交換電話網(PSTN)14に、また従来から良く知られている方法でインターネット16にも接続される。PSTN14には複数の加入者が接続している。加入者の多くは、PSTN14へのダイヤルアップ接続を使用してISP経由でインターネット16にアクセスする。PSTNを介するインターネット16へのアクセスは、一般に、電話線22によってPSTN14に接続される加入者PC18のようなパーソナル・コンピュータ(PC)を使用して実現される。その加入者の場合、たった1本の電話線22が利用可能であり、それは加入者のPC18および電話24のために使用される。他の加入者は、PC20をPSTN14に接続するデータ線26および電話30をPSTN14に接続する電話線28のように利用できる2本の線をもつことができる。またPSTN14には、この発明に従うシステムへの法人加入者も接続しており、一般に符号32によって示される。法人加入者32は、電話34およびPC36を備える複数の従業員をもつ企業である。電話34は、それぞれPBX49に接続しており、PBX49は、従来から良く知られた方法でISDNトランク・グループのようなトランク・グループによってPSTN14に接続される。サービス加入者32は、この発明に従うシステムを使用するためにPBX49を操作しなくてもよいことに注意すべきである。加入者は、PSTNに対する任意の既知のタイプのアクセスをもつことができ、PSTNへのPOTS(Plain Old Telephone Service)接続を含む。この発明の好ましい実施例によれば、加入者がPBXに接続しない場合、それらは、ウォームラインまたはホットライン・サービスを支援するPSTN切換ノードに接続することが好ましいが、これは本質ではなく、この発明の特徴でない。
【0020】
この発明によるシステムは、典型的に、加入者呼出接続を設定し制御するためのウォームライン・サーバ38と、呼出しを受信し、供給するように対処されるCTIハードウェア44を制御するためのコンピュータ電話法統合(CTI)サーバ40を含む。システムは、インターネット・プロトコル経由音声(Voice over Internet Protocol:VoIP)ゲートウェイ42を含むこともでき、それは、以下でより詳細に記述されるが、VoIPセッションが、1本の電話線22によってPSTN14に接続されるPC18を有する被呼者のような被呼者について行われることを可能にする。この発明に従うシステムは、より詳細に後述されるが、ワールドワイド・ウェブ(WWW)のようなデータ・ネットワークに接続され、情報を電話番号またはVoIPアドレスに変換する1つまたは複数のディレクトリ・サービス45、47を使用することができる。ディレクトリ・サービス45、47は、インターネット上で利用できる企業ディレクトリもしくは公共ディレクトリ、または企業イントラネット上の私設ディレクトリでありうる。
【0021】
図2は、この発明に従うシステムの主要な構成要素を示すブロック図である。上述したように、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)は、典型的に、この発明に従うシステムの主要な機能を実施するためのサーバを保持する。例えば、ISPは、加入者呼出接続を制御し、加入者PCから情報を取り出し、ディレクトリ・サービスに問い合わせして、加入者PCから取り出した情報を電話番号またはIPアドレスに変換するためのウォームライン・サーバ38を保持することができる。さらにISP12は、発呼者と被呼者の間の呼出しを接続するために従来から使用されているCTIハードウェア44を制御するCTIサーバ40も保持する。また理解されるように、ウォームライン・サーバ38およびCTIサーバ40は、同じマシン上で具体化することができるが、分かり易くするため、それらは別々のマシンとして図示され、言及される。
【0022】
加入者は、ウォームライン機能60および少なくとも1つのオープンなウォームライン起動アプリケーション62を備えるPC18、20、36をもつ。PC18、20、36が、アクティブであり、ウォームライン・サーバ38によって送信されるデータ・メッセージを受信することが可能であるとき、ウォームライン機能60はアクティブである。「機能」として言及されているが、ウォームライン機能60は、任意の適当なコンピュータ・ソフトウェア言語で書かれた専用アプリケーションでありうることを理解すべきである。図2において「オープン・アプリケーション」62と呼ばれるウォームライン起動アプリケーションは、ウォームライン機能60からのメッセージを受け入れるためのインタフェースを有する任意のアプリケーションであり、電話番号または電話番号を見つけるのに有用である索引のような情報を探してその現在のページをサーチする設備である。ウォームラインによって起動されるに適当である考えられるアプリケーションのタイプは、後述の図3の説明の中で記述される。
【0023】
図3は、この発明に従うシステムの典型的な使用法を示す。図3に示される例で、システムを使用する加入者は、PC36およびPBX49に接続される電話34をもつ法人加入者32である。上述したように、この発明の使用は、PBX49の使用に限定されないことを理解すべきである。電話がオフフックにされるとき、デフォルト遅延後に所定の番号をダイアルするウォームライン能力をユーザがもつことは便利であるが、これは、この発明の本質的な機能でない。加入者は、その中央交換装置上のウォームラインまたはホットライン機能を支援するローカル電話サービス・プロバイダとのサービス契約をもつことができる。「ウォームライン」と「ホットライン」の間の違いは、あらかじめ定められた時間遅延内に数字がダイヤルされない場合のみウォームライン・サービスがデフォルト電話番号をダイヤルするということである。ホットラインを用いる場合、遅延なしでデフォルト番号がダイヤルされる。利用者がどちらのサービスも利用できない場合、加入者は、スピードダイアルを使用したり、PSTNへのPOTS接続を使用して、CTIハードウェア44に割り当てられた番号を手動でダイヤルすることができる。唯一のシステム要求は、加入者が、インターネットのようなデータ・ネットワークに接続するPC36のようなオペレーティング計算機をもち、電話がかけられるとき、計算機が、ウォームライン起動アプリケーションをオープンにすることである。。
【0024】
上述したように、加入者32が、この発明に従う方法およびシステムによって可能にされるサービスを使用することができるようになる前に、加入者のPC36は、インターネットに接続されなければならず、システムは、加入者のIPアドレスの記録をもたなければならない。従来から良く知られているように、たいていのIPアドレスは、ISPにログオンするとき動的に割り当てられる。従って、インターネット・セッションのようなデータ・ネットワーク・セッションが起動されるとき、セッション起動プロセスは、加入者の現在のIPアドレスをウォームライン・サーバ38へ渡すための対応がなされていなければならない。これは、いくつかの方法のうちの任意のものによって実現することができる。例えば加入者は、ウォームライン・サーバ38にログオンすることを要求されることがある。その場合、加入者32は、ウォームライン・サーバ38に接続して加入者IDおよびパスワード情報を入力し、その情報は、加入者記録と照合される。合致が確認される場合、加入者32の現在のIPアドレスが取り込まれ、例えばデータベース・サーバ54に格納される。
【0025】
代替のプロシージャよれば、加入者32の照合および加入者の現在のIPアドレスの格納は、ウォームライン・サーバ38に向かうようにPC36上にウェブ・ブラウザのホームページを設定することによって自動的に果たすことができる。ウェブ・ブラウザがウォームライン・サーバ38に結びついているとき、ウェブ・ブラウザは、加入者識別情報を含む暗号化クッキー(encrypted cookie)を渡す。ウォームライン・サーバ38は、クッキーを受け入れて加入者32を照合する。同時に、ウォームライン・サーバ38は、加入者32の現在のIPアドレスを取り込んで、後の参照のためにそれを格納する。現在のIPアドレスは、例えば加入者記録または他の便利な位置に格納することができる。現在のIPアドレスがどこにどのように格納されるかは、設計選択の問題である。
【0026】
図3に示される例で、データ・セッションを起動した後、加入者32は、PC36上に表示される電子メール・メッセージ(図示せず)を受信する。加入者32は、メッセージを読み終わると、加入者32は、電子メール・メッセージの送信者本人と話したいか決定する。これを自動的に実現するため、加入者32は、電話34をオフフックにする。フック状態は、PBX49によって認識される。所定の時間が経過する前に1つの数字もダイヤルされない場合、PBX49は、CTIサーバ40のCTIハードウェア44に割り当てられた番号を自動的にダイヤルするようにプログラムされる。こうしてPBX49は、ウォームライン番号をダイヤルし、ユーザは、CTIサーバ40に接続される。呼出しを受けると、CTIサーバ40は、電話34の電話番号を抽出する。例えば電話番号は、電話サービス・プロバイダによって発呼線識別(Calling Line Identification:CLID)サービスとして供給することができる。CTIサーバ40は、加入者の電話番号を、メッセージでウォームライン・サーバ38に渡す。ウォームライン・サーバ38は、メッセージを受け入れ、加入者の電話番号を使用して加入者のサービス記録を捜し出す。この例で、加入者のサービス記録は、データベース・サーバ54上に格納されている。加入者サービス記録は、テーブル・ルックアップで捜し出される。CTIサーバ40から受信された電話番号が、加入者サービス記録の中で合致しない場合、エラー・メッセージが発呼者に出され、呼び出しが切断される。
【0027】
この例で、電話番号は加入者32を特定し、その番号を使用してその記憶位置であるデータベース・サーバ54から加入者32の現在のIPアドレスを取り出す。ウォームライン・サーバ38は、PC36のIPアドレスに送られるデータ・メッセージを定式化する。ウォームライン・サーバは、インターネットにデータ・メッセージを伝送する。データ・メッセージは、情報がPC36上のオープンなウォームライン起動アプリケーションから取り出されることを要求する。メッセージは、PC36上のウォームライン機能60(図2を参照)によって受信される。ウォームライン機能60は、PC36上のオープンなウォームライン起動アプリケーションをサーチする。サーチは、PC36上のアクティブなアプリケーションから始まり、それは通常、所望の情報を含むアプリケーションである。ウォームライン起動アプリケーションは、ウォームライン機能を支援する任意のアプリケーションである。最も有用である考えられるアプリケーションの例は、電子メール・アプリケーション、カード・ファイル/アドレス帳アプリケーション、WWWベースのディレクトリ、企業ディレクトリ、電子手帳、時間/プロジェクト管理アプリケーション、ワード処理アプリケーションおよびスプレッドシートである。
【0028】
ウォームラインによって起動されうるアプリケーションは、上に列挙したものに限定されない。電話番号、名前と住所、および/または電子メールアドレスを格納する能力がある任意のアプリケーションが、ウォームラインによって起動されうる。
【0029】
ウォームライン起動アプリケーションは、ウォームライン機能60からの要求メッセージを受け入れ、ウォームライン機能60へ応答メッセージを返すためのインタフェースを含む。情報要求メッセージを受信するとき、ウォームライン起動アプリケーションは、電話番号、または被呼者の電話番号を取り出すために論理上有用である情報を探してその現在のページをサーチする。この発明の好ましい実施例によると、ウォームライン起動アプリケーションは、以下の順序で、その現在のページをサーチするようにプログラムされる。
1)強調されたテキスト。
2)既知の電話番号方式に従う番号列。
3)@符号を含む英数字列。
4)辞書に載っておらず、従って固有名詞であると仮定されるワード。
【0030】
ウォームライン起動アプリケーションの現在のページは、次のカテゴリーがサーチされる前に、情報のそれぞれのカテゴリーについて完全に解析されることが好ましい。サーチを満足しそうな列が見つけられるとすぐに、サーチは中止される。サーチ・プロセスで発見された情報について不明確な点がある場合、ウォームライン・アプリケーションは、加入者にメッセージを表示することができる。例えばウォームライン・アプリケーションは、加入者がいくつかの中から1つの番号または1つの電子メールアドレスを選択するように要求し、または加入者が取り出されるべき情報を強調表示するように要求することができる。
【0031】
ウォームライン起動アプリケーション62は、要求された情報を取り出したあと、ウォームライン機能60に情報を返す。ウォームライン機能60は、情報を受け入れ、ウォームライン・サーバ38へのリターン・メッセージを定式化する。メッセージは、インターネットに伝送され、ウォームライン・サーバ38によって受信される。
【0032】
この例において、問い合わせによって返される情報は、「jdoe@isp.ca」に関する電子メールアドレスである。ウォームライン・サーバは、情報を分析して、それが既知のダイアル方式に一致しないことを判断する。それはまた、情報が「@」符号を含み、従って電子メールアドレスであることを判断する。それゆえウォームライン・サーバ38は、問い合わせメッセージを用意して、電子メールアドレスを電話番号に変換するためのディレクトリ・サービス45にそれを送る。ディレクトリ・サービス45は問い合わせを受信し、電子メールアドレスに関連する電話番号をウォームライン・サーバ38に返す。返された電話番号は、「613-123-4567」である。ウォームライン・サーバ38は、電話番号がCTIサーバ40のローカル呼出エリア内であることを認識し、それゆえCTIサーバ40が「123-4567」を呼び出すことを要求する。呼出要求メッセージを受信すると、CTIサーバ40は、CTIハードウェア44上の占有されていないラインを選択し、被呼者の電話58(図1を参照)の番号である「123-4567」をダイヤルするようCTIハードウェア44に命令する。この例で、被呼者の電話58は利用可能であり、被呼者は、電話58に応答する。接続信号を受信すると、CTIサーバ40は、呼出しが応答されたことをウォームライン・サーバ38に通知し、ウォームライン・サーバ38は、第1および第2の呼出しを結合するようCTIサーバ40に命じ、それによって電話58における加入者32と電話34における被呼者の間の会話を可能にする。当事者同士が会話を終えたあと、電話58は、例えばオンフックにして切断信号をCTIサーバ40に送信することによって切断する。それから切断信号がPBX49へ送られる。
【0033】
上記の呼出シーケンスにおいて、電話58は利用可能であり応答されるが、当業者であれば、被呼者の電話は、必ずしも利用可能ではなく、または応答されないことがあることが分かるであろう。それらの場合、利用不可であることを加入者に通知するためのいくつかの選択肢が存在する。例えば、CTIサーバ40は、被呼者がビジーであり、または応答しないときを知らせるようにプログラムすることができる。選択として、CTIサーバは、第2の呼出しが起こるとすぐにウォームライン・サーバ38に通知するようプログラムすることができる。ウォームライン・サーバ38は、直ちに呼出しを接続するようCTIサーバ40に命じるようにプログラムすることができ、それによって呼出しおよび/またはビジー信号が、音声接続を介して加入者32の電話34へ返される。
【0034】
さらに選択として、ISP12がVoIPゲートウェイ40を支援する場合、ウォームライン・サーバは、ビジー信号が受信されるとき、被呼者の電話線がインターネットに接続されているかどうか判断するようにプログラムすることができる。これは、被呼者の電子メールアドレスが利用可能な場合に実現することができる。あるケースでは、電子メールアドレスを使用して、被呼者の現在のIPアドレスを取得することができる。被呼者によって使用されるVoIPディレクトリ・サーバが既知である場合、問い合わせがそのディレクトリ・サーバに送信され、電子メールアドレスを索引として使用して被呼者の現在の有効なIPアドレスがあるかどうか見つける。IPアドレスが返される場合、被呼者はインターネット上におり、ウォームライン・サーバ38によって、被呼者のIPアドレスにVoIPセッション要求を送り出すことができる。被呼者がVoIPセッションを受け入れる場合、VoIPゲートウェイ42を使用して、音声をIPパケットにおよびその逆に変換することができ、加入者は、被呼者と話すことができる。このプロセスは、自動化されたデフォルトであってもよく、または加入者にそれを起動するように促してもよい。上述した選択肢の任意の組み合わせを使用して、被呼者線上のビジー状態を処理することができる。
【0035】
図3に示した例では電子メールアドレスがPC36上のウォームライン起動アプリケーションから返されるが、例えば電話番号または名前と住所が返されてもよいことが分かるであろう。ディレクトリ・サービスが向上するにつれて、情報を電話番号に変換する能力が向上し、ウォームライン機能はますます幅広い応用をもつようになる。ウォームライン機能は、例えば電子メールアドレスまたは従業員名を電話番号に変換するためにディレクトリ・サービスが容易に利用できる企業環境において有用であることが分かるであろう。
【0036】
従ってこの発明は、手動で被呼者の番号を取り出したり、ダイヤルする必要なく、他者との音声接続を迅速に達成する便利で有用なシステムを提供する。
【0037】
当業者には、上記の実施例についての変更および修正が明らかであろう。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、発呼者が、例えば電子メール等の送信者と電話で話すことを望む場合、相手方の番号を手動でダイヤルするのではなく、発呼者のコンピュータ上にある相手方の情報を使用して自動的に音声接続を達成し、会話を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に従う装置の1つの可能性のある構成の概略図。
【図2】この発明に従って構成されるサービス・プロバイダおよび加入者計算機におけるこの発明の主要な構成要素を示すブロック図。
【図3】この発明に従う装置および方法を使用して実施される呼出しフローの簡略化された概略図。
【符号の説明】
12 インターネット・サービス・プロバイダ
14 公衆交換電話網
16 インターネット
18,20,36 パーソナル・コンピュータ
34,58 電話
38 ウォームライン・サーバ
40 CTIサーバ
44 CTIハードウェア
45 ディレクトリ・サービス
54 DBサーバ
60 ウォームライン機能
62 オープン・アプリケーション
Claims (20)
- 第1および第2の音声端末間の音声接続を達成する方法であって、
第1の音声端末は、オフフックされることに応じてウオームライン・サーバに音声接続されるよう構成されており、
上記音声接続が確立された後、上記ウオームライン・サーバが上記第1の音声端末に対応づけられた計算機のアドレスを取り出すステップと、
上記ウオームライン・サーバが上記アドレスにメッセージを送信して、電話番号を取り出すのに有用な情報を、上記計算機上のオープン・アプリケーションから取り出すことを要求するステップと、
上記計算機が上記オープン・アプリケーションから電話番号を取り出すのに有用な情報を取り出し、該情報を含むメッセージを上記ウオームライン・サーバに返すステップと、
上記ウオームライン・サーバが返された上記情報に基づいて電話番号を取得し、該電話番号により第2の音声端末と第2の音声接続を確立するステップと、を含み、
上記第1の音声端末または該第1の音声端末が接続されるPBXは、上記第1の音声端末がオンフックからオフフック状態になった後の所定の時間内に1つの数字もダイヤルされない場合、上記ウオームライン・サーバの番号を自動的にダイヤルするよう構成されている、
上記第1および上記第2の音声接続を結合させて上記第1および第2の音声端末間の音声接続を達成する方法。 - 上記ウオームライン・サーバは、音声接続スイッチング回路に接続されている、請求項1に記載の方法。
- 上記ウオームライン・サーバは、発呼線の識別を使用して上記第1の音声端末の電話番号を取得する、請求項2に記載の方法。
- 上記ウオームライン・サーバは、上記第1の音声端末の電話番号に基づいて該第1の音声端末を使用する発呼者の計算機のアドレスを求める、請求項3に記載の方法。
- 上記アドレスは、上記計算機のIPアドレスであり、該計算機は、上記ウオームライン・サーバによってアクセスすることができるIPネットワークに接続されている、請求項4に記載の方法。
- 上記計算機上で働くソフトウェアが、上記ウオームライン・サーバから上記データメッセージを受信し、情報を探してオープン・アプリケーションの現在のページをサーチする、請求項5に記載の方法。
- 上記現在のページから取り出される情報は、電子メールアドレスであり、リターン・メッセージで上記ウオームライン・サーバに送られる、請求項6に記載の方法。
- 上記電子メールアドレスは、ディレクトリ・サーバから電話番号を取り出すため上記ウオームライン・サーバによって使用される、請求項7に記載の方法。
- 上記電子メールアドレスは、ディレクトリ・サーバからIPアドレスを取り出すため上記ウオームライン・サーバによって使用され、上記ウオームライン・サーバは前記第2の音声端末とVoIP接続を達成する、請求項7に記載の方法。
- 上記第1の音声端末と上記ウオームライン・サーバの間の上記第1の音声接続は、該第1の音声端末上のスピードダイヤル・キーを用いて起動される、請求項1に記載の方法。
- 第1および第2の音声端末間の音声接続を達成するシステムであって、
呼出しを受信し、発信するコンピュータ制御のCTIハードウェアと、
上記CTIハードウェアが上記第1の音声端末から呼出しを受信するとき該第1の音声端末の識別を判断し、該第1の音声端末に対応づけられた計算機のアドレスを判断し、該計算機上のオープン・アプリケーションから電話番号を取り出すのに有用な情報を取り出すことを要求するメッセージを該計算機に送信するCTIサーバと、
上記計算機は、上記メッセージを受信し、上記オープン・アプリケーションから上記情報を取り出し、該情報を応答メッセージで上記CTIサーバに返すよう構成されており、
上記CTIサーバは、上記応答メッセージを受信し、上記情報を使用して上記CTIハードウェアから第2の音声端末との音声接続をさせ、上記第1および第2の音声接続を結合させるよう構成されており、
上記第1の音声端末は構内交換に接続され、該第1の音声端末がオンフックからオフフック状態に変更された後の所定の時間内に1つの数字もダイヤルされない場合、該構内交換システムは、上記CTIハードウェアをダイヤルするようにプログラムされる、システム。 - 第1および第2の音声端末間の音声接続を達成するシステムであって、
呼出しを受信し、発信するコンピュータ制御のCTIハードウェアと、
上記CTIハードウェアが上記第1の音声端末から呼出しを受信するとき該第1の音声端末の識別を判断し、該第1の音声端末に対応づけられた計算機のアドレスを判断し、該計算機上のオープン・アプリケーションから電話番号を取り出すのに有用な情報を取り出すことを要求するメッセージを該計算機に送信するCTIサーバと、
上記計算機は、上記メッセージを受信し、上記オープン・アプリケーションから上記情報を取り出し、該情報を応答メッセージで上記CTIサーバに返すよう構成されており、
上記CTIサーバは、上記応答メッセージを受信し、上記情報を使用して上記CTIハードウェアから第2の音声端末との音声接続をさせ、上記第1および第2の音声接続を結合させるよう構成されており、
上記第1の音声端末は交換電話網内の交換ノードに接続され、該第1の音声端末がオンフックからオフフック状態に変更された後の所定の時間内に1つの数字もダイヤルされない場合、該交換ノードは、上記CTIハードウェアをダイヤルするようにプログラムされる、システム。 - 上記第1の音声端末は、スピード・ダイヤル機能をもち、スピード・ダイヤル番号のうちの1つが、上記CTIハードウェアにダイヤルする、請求項11または12に記載のシステム。
- 上記CTIサーバは、交換電話網サービス・プロバイダによって提供される発呼線識別機能を使用して上記第1の音声端末の識別を判断する、請求項11または12に記載のシステム。
- 上記CTIサーバは、上記第1の音声端末が加入者に対応付けられるか判断し、該第1の音声端末が該CTIサーバによって認識される加入者に対応付けられない場合、第1の音声端末接続を切断する、請求項11または12に記載のシステム。
- 上記第1の音声端末を使用する発呼者の計算機のアドレスは、該第1の音声端末の識別を該アドレスと対応付けるテーブルを参照して判断される、請求項11または12に記載のシステム。
- 上記CTIサーバは、ディレクトリ・サービスを使用して、上記応答メッセージで受信された情報を、上記第2の音声端末との音声接続を達成するためのアドレスに変換する、請求項11または12に記載のシステム。
- 上記情報は電子メールアドレスを含む、請求項17に記載のシステム。
- 上記電子メールアドレスは、上記ディレクトリ・サービスから取り出される電話番号に変換される、請求項18に記載のシステム。
- 上記電子メールアドレスは、IPアドレスに変換され、該IPアドレスは、上記第2の音声端末とのVoIP音声接続を達成するため上記CTIサーバによって使用される、請求項18に記載のシステム。
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