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JP4381290B2 - 基板処理装置 - Google Patents

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JP4381290B2 JP2004353116A JP2004353116A JP4381290B2 JP 4381290 B2 JP4381290 B2 JP 4381290B2 JP 2004353116 A JP2004353116 A JP 2004353116A JP 2004353116 A JP2004353116 A JP 2004353116A JP 4381290 B2 JP4381290 B2 JP 4381290B2
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Description

本発明は、基板に処理を行う基板処理装置に関する。
半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等の各種基板に種々の処理を行うために、基板処理装置が用いられている。
このような基板処理装置では、一般に、一枚の基板に対して複数の異なる処理が連続的に行われる。特許文献1に記載された基板処理装置は、インデクサブロック、反射防止膜用処理ブロック、レジスト膜用処理ブロック、現像処理ブロックおよびインターフェイスブロックにより構成される。インターフェイスブロックに隣接するように、基板処理装置とは別体の外部装置である露光装置が配置される。
上記の基板処理装置においては、インデクサブロックから搬入される基板は、反射防止膜用処理ブロックおよびレジスト膜用処理ブロックにおいて反射防止膜の形成およびレジスト膜の塗布処理が行われた後、インターフェイスブロックを介して露光装置へと搬送される。露光装置において基板上のレジスト膜に露光処理が行われた後、基板はインターフェイスブロックを介して現像処理ブロックへ搬送される。現像処理ブロックにおいて基板上のレジスト膜に現像処理が行われることによりレジストパターンが形成された後、基板はインデクサブロックへと搬送される。
近年、デバイスの高密度化および高集積化に伴い、レジストパターンの微細化が重要な課題となっている。従来の一般的な露光装置においては、レチクルのパターンを投影レンズを介して基板上に縮小投影することによって露光処理が行われていた。しかし、このような従来の露光装置においては、露光パターンの線幅は露光装置の光源の波長によって決まるため、レジストパターンの微細化に限界があった。
そこで、露光パターンのさらなる微細化を可能にする投影露光方法として、液浸法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2の投影露光装置においては、投影光学系と基板との間に液体が満たされており、基板表面における露光光を短波長化することができる。それにより、露光パターンのさらなる微細化が可能となる。
特開2003−324139号公報 国際公開第99/49504号パンフレット
しかしながら、上記特許文献2の投影露光装置においては、基板と液体とが接触した状態で露光処理が行われるので、基板上に塗布されたレジストの成分の一部が液体中へ溶出する。この液体中に溶出したレジストの成分が基板の表面に残留し、不良の原因となる恐れがある。
また、液体中に溶出したレジストの成分は、露光装置のレンズを汚染する。それにより、露光パターンの寸法不良および形状不良が発生する恐れがある。
本発明の目的は、基板上の感光性材料の成分が露光装置における液体中に溶出することを防止できる基板処理装置を提供することである。
第1の発明に係る基板処理装置は、露光装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、基板に処理を行う処理部と、処理部の一端部に隣接するように設けられ処理部と露光装置との間で基板の受け渡しを行うための受け渡し部とを備え、処理部は、基板に感光性材料からなる感光性膜を形成する第1の処理ユニットと、第1の処理ユニットによる感光性膜の形成後であって露光装置による露光処理前に基板に感光性膜を保護する保護膜を形成する第2の処理ユニットと、第2の処理ユニットによる保護膜の形成後であって露光装置による露光処理前に保護膜の膜厚を測定する第1の検査ユニットと、露光装置による露光処理後に基板に現像処理を行う第3の処理ユニットとを含み、処理部は、第1の処理ユニット、基板に熱処理を行う第1の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第1の搬送ユニットを含む第1の処理単位と、第2の処理ユニット、基板に熱処理を行う第2の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第2の搬送ユニットを含む第2の処理単位と、第1の検査ユニットおよび基板を搬送する検査用搬送ユニットを含む検査用処理単位と、第3の処理ユニット、基板に熱処理を行う第3の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第3の搬送ユニットを含む第3の処理単位とを備え、検査用処理単位は、第2の処理単位と第3の処理単位との間に配置されるものである。
本発明に係る基板処理装置においては、第1の処理ユニットにおいて基板上に感光性膜が形成される。その後、第2の処理ユニットにおいて感光性膜上に保護膜が形成される。その後、第1の検査ユニットにより保護膜の膜厚が測定される。次に、基板は受け渡し部を介して処理部から露光装置へと搬送され、露光装置において基板に露光処理が行われる。その後、基板は受け渡し部を介して受け渡し部から処理部へと搬送される。
このように、露光装置において露光処理が行われる前に、第2の処理ユニットにより感光性膜上に保護膜が形成される。この場合、露光装置において基板が液体と接触した状態で露光処理が行われても、感光性材料の成分が液体中に溶出することが防止される。それにより、露光装置内の汚染が低減されるとともに基板の表面に感光性材料の成分が残留することも防止される。また、露光装置において露光処理が行われる前に、第1の検査ユニットにより保護膜の膜厚が測定される。それにより、保護膜の膜厚およびの均一性の異常を早期に発見することができる。これらの結果、露光装置において発生する基板の処理不良を低減することができる。
処理部は、露光装置による露光処理後に基板に現像処理を行う第4の処理ユニットをさらに含んでもよい。この場合、露光処理後、迅速に基板の現像処理を行うことができる。
この基板処理装置は、第1の処理単位を有する既存の基板処理装置に第2および第4の処理単位ならびに検査用処理単位を追加した構成を有する。このような構成により、露光装置において露光処理が行われる前に保護膜の形成および保護膜の膜厚の測定を行うとともに、露光処理後、迅速に基板の現像処理を行うことができる。それにより、低コストで、処理時間を短縮しつつ基板の処理不良を大幅に低減することができる。
処理部は、露光装置による露光処理後であって第3の処理ユニットによる現像処理前に保護膜を除去する第5の処理ユニットをさらに含んでもよい。この場合、第3の処理ユニットにおいて基板に現像処理が行われる前に、第5の処理ユニットにおいて保護膜が確実に除去されるので、現像処理を確実に行うことができる。
検査用処理単位は、第2の処理単位と第4の処理単位との間に配置されてもよい。この場合、露光処理前に行う測定または検査および現像処理後に行う測定または検査を一つの処理単位で行うことができるので、基板処理装置のフットプリントを大幅に低減することができる。
第1の検査ユニットは、さらに感光性膜の膜厚を測定してもよい。この場合、保護膜および感光性膜の膜厚を同時に測定することができるので、測定時間を短縮することができる。また、保護膜の膜厚と感光性膜の膜厚とを一つの検査ユニットによって測定することができるので基板処理装置のフットプリントを低減することができる。
第1の検査ユニットの測定結果に基づいて処理部における処理条件を制御する制御手段をさらに備えてもよい。この場合、第1の検査ユニットの測定結果に基づいて処理部における処理条件が制御されるので、処理部および露光装置において発生する基板の処理不良を十分に低減することができる。
次に、第2の処理単位において、第2の処理ユニットにより基板上の感光性膜上に保護膜が形成される。その後、基板は第2の搬送ユニットにより第2の熱処理ユニットに搬送され、第2の熱処理ユニットにおいて基板に所定の熱処理が行われる。その後、基板は第2の搬送ユニットにより隣接する他の処理単位に搬送される。
次に、検査用処理単位において、第1の検査ユニットにより保護膜の膜厚が測定される。その後、基板は検査用搬送ユニットにより隣接する他の処理単位に搬送される。その後、基板は受け渡し部を介して処理部から露光装置へと搬送され、露光装置において基板に露光処理が行われる。露光処理後の基板は受け渡し部を介して露光装置から処理部へと搬送される。
この基板処理装置においては、処理単位ごとに処理内容が分割されている。したがって、第1の処理単位を有する既存の基板処理装置に第2の処理単位および検査用処理単位を追加することにより、露光装置において露光処理が行われる前に、保護膜の形成および保護膜の膜厚の測定を行うことが可能となる。その結果、低コストで、露光装置において発生する基板の処理不良を低減することができる。
処理部は、第1の処理ユニットによる感光性膜の形成前に基板に反射防止膜を形成する第の処理ユニットをさらに含んでもよい。この場合、第の処理ユニットにより基板上に反射防止膜が形成されるので、露光処理時に発生する定在波およびハレーションを減少させることができる。それにより、露光処理時に発生する基板の処理不良をさらに低減することができる。
第1の検査ユニットは、さらに反射防止膜の膜厚を測定してもよい。この場合、保護膜および反射防止膜の膜厚を同時に測定することができるので、測定時間を大幅に短縮することができる。また、保護膜および反射防止膜の膜厚を一つの検査ユニットによって測定することができるので基板処理装置のフットプリントを大幅に低減することができる。
処理部は、第4の処理ユニット、基板に熱処理を行う第の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第の搬送ユニットを含む第の処理単位をさらに備えてもよい。
この基板処理装置は、第1の処理単位を有する既存の基板処理装置に第4の処理単位をさらに追加した構成を有する。このような構成により、露光装置において露光処理が行われる前に保護膜の形成および保護膜の膜厚の測定を行うことができる。それにより、低コストで、基板の処理不良を大幅に低減することができる。
処理部は、露光装置による露光処理後であって第の処理ユニットによる現像処理前に保護膜を除去する第5の処理ユニットをさらに含んでもよい。この場合、第の処理ユニットにおいて基板に現像処理が行われる前に、第5の処理ユニットにおいて保護膜が確実に除去されるので、現像処理を確実に行うことができる。
処理部は、第5の処理ユニットおよび基板を搬送する第5の搬送ユニットを含む第5の処理単位をさらに備えてもよい。
この基板処理装置は、第1の処理単位を有する既存の基板処理装置に第5の処理単位をさらに追加した構成を有する。このような構成により、露光装置において露光処理が行われる前に保護膜の形成および保護膜の膜厚の測定を行うことができかつ現像処理が行われる前に保護膜を確実に除去することができる。それにより、低コストで、基板の処理不良を大幅に低減することができる。
検査用処理単位は、感光性膜の膜質の測定を行う第2の検査ユニット、第の処理ユニットにおいて形成された基板上のパターンの線幅の測定を行う第3の検査ユニット、パターンの重ね合わせの測定を行う第4の検査ユニットおよび基板上の欠陥の検査を行う第5の検査ユニットのうち少なくとも一つをさらに含んでもよい。
この場合、一つの処理単位において複数の測定または検査を行うことができるので、基板処理装置のフットプリントを十分に低減することが可能になる。
受け渡し部は、基板に所定の処理を行う第6の処理ユニットと、基板が一時的に載置される載置部と、処理部、第6の処理ユニットおよび載置部の間で基板を搬送する第6の搬送ユニットと、載置部および露光装置の間で基板を搬送する第7の搬送ユニットとを含んでよい。
この場合、基板は第6の搬送ユニットにより処理部から第6の処理ユニットへと搬送される。第6の処理ユニットにおいて基板に所定の処理が行われた後、基板は第6の搬送ユニットにより載置部へと搬送される。その後、基板は第7の搬送ユニットにより載置部から露光装置へと搬送される。露光装置において基板に露光処理が行われた後、基板は第7の搬送ユニットにより露光装置から載置部へと搬送される。その後、基板は第6の搬送ユニットにより載置部から処理部へと搬送される。
このように、受け渡し部に第6の処理ユニットを配置し、2つの搬送ユニットにより基板の搬送を行うことにより、基板処理装置のフットプリントを増加させることなく処理内容を追加することが可能となる。
第6の搬送ユニットは、基板を保持する第1および第2の保持手段を含み、第6の搬送ユニットは、露光装置による露光処理前の基板を搬送する際には第1の保持手段により基板を保持し、露光装置による露光処理後の基板を搬送する際には第2の保持手段により基板を保持し、第7の搬送ユニットは、基板を保持する第3および第4の保持手段を含み、第7の搬送ユニットは、露光装置による露光処理前の基板を搬送する際には第3の保持手段により基板を保持し、露光装置による露光処理後の基板を搬送する際には第4の保持手段により基板を保持してもよい。
この場合、第1および第3の保持手段は露光処理前の液体が付着していない基板を搬送する際に用いられ、第2および第4の保持手段は、露光処理後の液体が付着した基板を搬送する際に用いられる。そのため、第1および第3の保持手段に液体が付着することがないので、露光処理前の基板に液体が付着することを防止することができる。それにより、露光処理前の基板に雰囲気中の塵埃等が付着することが防止されるので、露光装置内の汚染を防止することができる。その結果、露光装置において発生する基板の処理不良を低減することができる。
第2の保持手段は第1の保持手段よりも下方に設けられ、第4の保持手段は第3の保持手段よりも下方に設けられてもよい。この場合、第2および第4の保持手段ならびにそれらが保持する基板から液体が落下したとしても、第1および第3の保持手段ならびにそれらが保持する基板に液体が付着することがない。それにより、露光処理前の基板に液体が付着することが確実に防止される。
第6の処理ユニットは、基板の周縁部を露光するエッジ露光部を含んでもよい。この場合、エッジ露光部において基板の周縁部に露光処理が行われる。
保護膜は、フッ素樹脂からなってもよい。この場合、感光性膜を確実に保護することができる。
本発明によれば、露光装置において露光処理が行われる前に、第2の処理ユニットにより感光性膜上に保護膜が形成される。この場合、露光装置において基板が液体と接触した状態で露光処理が行われても、感光性材料の成分が液体中に溶出することが防止される。それにより、露光装置内の汚染が低減されるとともに基板の表面に感光性材料の成分が残留することも防止される。また、露光装置において露光処理が行われる前に、第1の検査ユニットにより保護膜の膜厚が測定される。それにより、保護膜の膜厚および均一性の異常を早期に発見することができる。これらの結果、露光処理時に発生する基板の処理不良を低減することができる。
以下、本発明の一実施の形態に係る基板処理装置について図面を用いて説明する。以下の説明において、基板とは、半導体基板、液晶表示装置用基板、プラズマディスプレイ用基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板、磁気ディスク用基板、光磁気ディスク用基板、フォトマスク用基板等をいう。
図1は、本発明の一実施の形態に係る基板処理装置の平面図である。
図1以降の各図には、位置関係を明確にするために互いに直交するX方向、Y方向およびZ方向を示す矢印を付している。X方向およびY方向は水平面内で互いに直交し、Z方向は鉛直方向に相当する。なお、各方向において矢印が向かう方向を+方向、その反対の方向を−方向とする。また、Z方向を中心とする回転方向をθ方向としている。
図1に示すように、基板処理装置500は、インデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、レジストカバー膜用処理ブロック12、検査ブロック13、現像処理ブロック14、レジストカバー膜除去ブロック15およびインターフェースブロック16を含む。また、インターフェースブロック16に隣接するように露光装置17が配置される。露光装置17においては、液浸法により基板Wに露光処理が行われる。
以下、インデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、レジストカバー膜用処理ブロック12、検査ブロック13、現像処理ブロック14、レジストカバー膜除去ブロック15およびインターフェースブロック16の各々を処理ブロックと呼ぶ。
インデクサブロック9は、各処理ブロックの動作を制御するメインコントローラ(制御部)30、複数のキャリア載置台40およびインデクサロボットIRを含む。インデクサロボットIRには、基板Wを受け渡すためのハンドIRHが設けられる。
反射防止膜用処理ブロック10は、反射防止膜用熱処理部100,101、反射防止膜用塗布処理部200および第1のセンターロボットCR1を含む。反射防止膜用塗布処理部200は、第1のセンターロボットCR1を挟んで反射防止膜用熱処理部100,101に対向して設けられる。第1のセンターロボットCR1には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH1,CRH2が上下に設けられる。
インデクサブロック9と反射防止膜用処理ブロック10との間には、雰囲気遮断用の隔壁20が設けられる。この隔壁20には、インデクサブロック9と反射防止膜用処理ブロック10との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS1,PASS2が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS1は、基板Wをインデクサブロック9から反射防止膜用処理ブロック10へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS2は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック10からインデクサブロック9へ搬送する際に用いられる。
また、基板載置部PASS1,PASS2には、基板Wの有無を検出する光学式のセンサ(図示せず)が設けられている。それにより、基板載置部PASS1,PASS2において基板Wが載置されているか否かの判定を行うことが可能となる。また、基板載置部PASS1,PASS2には、固定設置された複数本の支持ピンが設けられている。なお、上記の光学式のセンサおよび支持ピンは、後述する基板載置部PASS3〜PASS16にも同様に設けられる。
レジスト膜用処理ブロック11は、レジスト膜用熱処理部110,111、レジスト膜用塗布処理部210および第2のセンターロボットCR2を含む。レジスト膜用塗布処理部210は、第2のセンターロボットCR2を挟んでレジスト膜用熱処理部110,111に対向して設けられる。第2のセンターロボットCR2には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH3,CRH4が上下に設けられる。
反射防止膜用処理ブロック10とレジスト膜用処理ブロック11との間には、雰囲気遮断用の隔壁21が設けられる。この隔壁21には、反射防止膜用処理ブロック10とレジスト膜用処理ブロック11との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS3,PASS4が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS3は、基板Wを反射防止膜用処理ブロック10からレジスト膜用処理ブロック11へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS4は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック11から反射防止膜用処理ブロック10へ搬送する際に用いられる。
レジストカバー膜用処理ブロック12は、レジストカバー膜用熱処理部120,121、レジストカバー膜用塗布処理部220および第3のセンターロボットCR3を含む。レジストカバー膜用塗布処理部220は、第3のセンターロボットCR3を挟んでレジストカバー膜用熱処理部120,121に対向して設けられる。第3のセンターロボットCR3には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH5,CRH6が上下に設けられる。
レジスト膜用処理ブロック11とレジストカバー膜処理用ブロック12との間には、雰囲気遮断用の隔壁22が設けられる。この隔壁22には、レジスト膜用処理ブロック11とレジストカバー膜用処理ブロック12との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS5,PASS6が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS5は、基板Wをレジスト膜用処理ブロック11からレジストカバー膜用処理ブロック12へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS6は、基板Wをレジストカバー膜用処理ブロック12からレジスト膜用処理ブロック11へ搬送する際に用いられる。
検査ブロック13は、基板検査部230,235および第4のセンターロボットCR4を含む。基板検査部230および基板検査部235は、第4のセンターロボットCR4を挟んで互いに対向して設けられる。第4のセンターロボットCR4には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH7,CRH8が上下に設けられる。
レジストカバー膜用処理ブロック12と検査ブロック13との間には、雰囲気遮断用の隔壁23が設けられる。この隔壁23には、レジストカバー膜用処理ブロック12と検査ブロック13との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS7,PASS8が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS7は、基板Wをレジストカバー膜用処理ブロック12から検査ブロック13へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS8は、基板Wを検査ブロック13からレジストカバー膜用処理ブロック12へ搬送する際に用いられる。
現像処理ブロック14は、現像用熱処理部140,141、現像処理部240および第5のセンターロボットCR5を含む。現像処理部240は、第5のセンターロボットCR5を挟んで現像用熱処理部140,141に対向して設けられる。第5のセンターロボットCR5には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH9,CRH10が上下に設けられる。
検査ブロック13と現像処理ブロック14との間には、雰囲気遮断用の隔壁24が設けられる。この隔壁24には、検査ブロック13と現像処理ブロック14との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS9,PASS10が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS9は、基板Wを検査ブロック13から現像処理ブロック14へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS10は、基板Wを現像処理ブロック14から検査ブロック13へ搬送する際に用いられる。
レジストカバー膜除去ブロック15は、露光後ベーク(PEB)用熱処理部150,151、レジストカバー膜除去用処理部250および第6のセンターロボットCR6を含む。露光後ベーク用熱処理部151はインターフェースブロック16に隣接し、後述するように、基板載置部PASS13,PASS14を備える。レジストカバー膜除去用処理部250は、第6のセンターロボットCR6を挟んで露光後ベーク用熱処理部150,151に対向して設けられる。第6のセンターロボットCR6には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH11,CRH12が上下に設けられる。
現像処理ブロック14とレジストカバー膜除去ブロック15との間には、雰囲気遮断用の隔壁25が設けられる。この隔壁25には、現像処理ブロック14とレジストカバー膜除去ブロック15との間で基板Wの受け渡しを行うための基板載置部PASS11,PASS12が上下に近接して設けられる。上側の基板載置部PASS11は、基板Wを現像処理ブロック14からレジストカバー膜除去ブロック15へ搬送する際に用いられ、下側の基板載置部PASS12は、基板Wをレジストカバー膜除去ブロック15から現像処理ブロック14へ搬送する際に用いられる。
インターフェースブロック16は、第7のセンターロボットCR7、送りバッファ部SBF、インターフェース用搬送機構IFRおよびエッジ露光部EEWを含む。また、エッジ露光部EEWの下側には、後述する戻りバッファ部RBFおよび基板載置部PASS15,PASS16が設けられている。第7のセンターロボットCR7には、基板Wを受け渡すためのハンドCRH13,CRH14が上下に設けられる。
本実施の形態に係る基板処理装置500においては、Y方向に沿ってインデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、レジストカバー膜用処理ブロック12、検査ブロック13、現像処理ブロック14、レジストカバー膜除去ブロック15およびインターフェースブロック16が順に並設されている。
図2は、図1の基板処理装置500を+X方向から見た側面図である。
反射防止膜用処理ブロック10の反射防止膜用塗布処理部200(図1参照)には、3個の塗布ユニットBARCが上下に積層配置されている。各塗布ユニットBARCは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック51およびスピンチャック51上に保持された基板Wに反射防止膜の塗布液を供給する供給ノズル52を備える。
レジスト膜用処理ブロック11のレジスト膜用塗布処理部210(図1参照)には、3個の塗布ユニットRESが上下に積層配置されている。各塗布ユニットRESは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック61およびスピンチャック61上に保持された基板Wにレジスト膜の塗布液を供給する供給ノズル62を備える。
レジストカバー膜用処理ブロック12のレジストカバー膜用塗布処理部220(図1参照)には、3個の塗布ユニットCOVが上下に積層配置されている。各塗布ユニットCOVは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック71およびスピンチャック71上に保持された基板Wにレジストカバー膜の塗布液を供給する供給ノズル72を備える。レジストカバー膜の塗布液としては、レジストおよび水との親和力が低い材料(レジストおよび水との反応性が低い材料)を用いることができる。例えば、フッ素樹脂である。塗布ユニットCOVは、基板Wを回転させながら基板W上に塗布液を塗布することにより、基板W上に形成されたレジスト膜上にレジストカバー膜を形成する。
検査ブロック13の基板検査部235(図1参照)には、線幅測定器CD、重ね合わせ測定器OLおよびマクロ欠陥検査器MACが上下に積層配置されている。線幅測定器CDは、基板W上に形成されたパターンの線幅を測定する検査器である。重ね合わせ測定器OLは、基板W上に形成されたパターンのずれを測定する検査器である。マクロ欠陥検査器MACは、基板W上に存在する比較的大きな欠陥(例えば、塵埃等の付着)の有無を判定する検査器である。
現像処理ブロック14の現像処理部240(図1参照)には、5個の現像処理ユニットDEVが上下に積層配置されている。各現像処理ユニットDEVは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック81およびスピンチャック81上に保持された基板Wに現像液を供給する供給ノズル82を備える。
レジストカバー膜除去ブロック15のレジストカバー膜除去用処理部250(図1参照)には、3個の除去ユニットREMが上下に積層配置されている。各除去ユニットREMは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック91およびスピンチャック91上に保持された基板Wに剥離液(例えばフッ素樹脂)を供給する供給ノズル92を備える。除去ユニットREMは、基板Wを回転させながら基板W上に剥離液を塗布することにより、基板W上に形成されたレジストカバー膜を除去する。
なお、除去ユニットREMにおけるレジストカバー膜の除去方法は上記の例に限定されない。例えば、基板Wの上方においてスリットノズルを移動させつつ基板W上に剥離液を供給することによりレジストカバー膜を除去してもよい。
インターフェースブロック16には、2個のエッジ露光部EEW、戻りバッファ部RBFおよび基板載置部PASS15,PASS16が上下に積層配置されるとともに、第7のセンターロボットCR7(図1参照)およびインターフェース用搬送機構IFRが配置される。各エッジ露光部EEWは、基板Wを水平姿勢で吸着保持して回転するスピンチャック98およびスピンチャック98上に保持された基板Wの周縁を露光する光照射器99を備える。
図3は、図1の基板処理装置500を−X方向から見た側面図である。
反射防止膜用処理ブロック10の反射防止膜用熱処理部100には、2個の冷却ユニット(クーリングプレート)CPが上下に積層配置され、反射防止膜用熱処理部101には、4個の加熱ユニット(ホットプレート)HPおよび2個の冷却ユニットCPが上下に積層配置される。また、反射防止膜用熱処理部100,101には、最上部に冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
レジスト膜用処理ブロック11のレジスト膜用熱処理部110には、4個の冷却ユニットCPが上下に積層配置され、レジスト膜用熱処理部111には、4個の加熱ユニットHPが上下に積層配置される。また、レジスト膜用熱処理部110,111には、最上部に冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
レジストカバー膜用処理ブロック12のレジストカバー膜用熱処理部120には、4個の冷却ユニットCPが上下に積層配置され、レジストカバー膜用熱処理部121には、4個の加熱ユニットHPが上下に積層配置される。また、レジストカバー膜用熱処理部120,121には、最上部に冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
検査ブロック13の基板検査部230には、膜厚測定器THIおよび膜質測定器QUAが上下に積層配置されている。膜厚測定器THIは、基板W上に形成された反射防止膜、レジスト膜およびレジストカバー膜の膜厚を測定する検査器である。膜質測定器QUAは、基板W上に形成されたレジスト膜の膜質(例えば、膜中の残存溶媒量、レジスト膜の密度(溶質と溶媒の比率))を測定する検査器である。
現像処理ブロック14の現像用熱処理部140には、4個の冷却ユニットCPが上下に積層配置され、現像用熱処理部141には、4個の加熱ユニットHPが上下に積層配置される。また、現像用熱処理部140,141には、最上部に冷却ユニットCPおよび加熱ユニットHPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
レジストカバー膜除去ブロック15の露光後ベーク用熱処理部150には、2個の加熱ユニットHPおよび2個の冷却ユニットCPが上下に積層配置され、露光後ベーク用熱処理部151には4個の加熱ユニットHP、1個の冷却ユニットCP、基板載置部PASS13,PASS14および1個の冷却ユニットCPが上下に積層配置される。また、露光後ベーク用熱処理部150,151には、最上部に加熱ユニットHP、冷却ユニットCPの温度を制御するローカルコントローラLCが各々配置される。
次に、本実施の形態に係る基板処理装置500の動作について説明する。
インデクサブロック9のキャリア載置台40の上には、複数枚の基板Wを多段に収納するキャリアCが搬入される。インデクサロボットIRは、ハンドIRHを用いてキャリアC内に収納された未処理の基板Wを取り出す。その後、インデクサロボットIRは±X方向に移動しつつ±θ方向に回転移動し、未処理の基板Wを基板載置部PASS1に移載する。
本実施の形態においては、キャリアCとしてFOUP(front opening unified pod)を採用しているが、これに限定されず、SMIF(Standard Mechanical Inter Face)ポッドや収納基板Wを外気に曝すOC(open cassette)等を用いてもよい。さらに、インデクサロボットIR、第1〜第7のセンターロボットCR1〜CR7およびインターフェース用搬送機構IFRには、それぞれ基板Wに対して直線的にスライドさせてハンドの進退動作を行う直動型搬送ロボットを用いているが、これに限定されず、関節を動かすことにより直線的にハンドの進退動作を行う多関節型搬送ロボットを用いてもよい。
基板載置部PASS1に移載された未処理の基板Wは、反射防止膜用処理ブロック10の第1のセンターロボットCR1により受け取られる。第1のセンターロボットCR1は、基板Wを反射防止膜用熱処理部100に搬入する。その後、第1のセンターロボットCR1は反射防止膜用熱処理部100から熱処理済みの基板Wを取り出し、反射防止膜用塗布処理部200に搬入する。この反射防止膜用塗布処理部200では、露光時に発生する定在波やハレーションを減少させるために、塗布ユニットBARCにより基板W上に反射防止膜が塗布形成される。
その後、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用塗布処理部200から塗布処理済みの基板Wを取り出し、反射防止膜用熱処理部100,101に搬入する。次に、第1のセンターロボットCR1は、反射防止膜用熱処理部100,101から熱処理済みの基板Wを取り出し、基板載置部PASS3に移載する。
基板載置部PASS3に移載された基板Wは、レジスト膜用処理ブロック11の第2のセンターロボットCR2により受け取られる。第2のセンターロボットCR2は、基板Wをレジスト膜用熱処理部110に搬入する。その後、第1のセンターロボットCR2はレジスト膜用熱処理部110から熱処理済みの基板Wを取り出し、レジスト膜用塗布処理部210に搬入する。このレジスト膜用塗布処理部210では、塗布ユニットRESにより反射防止膜が塗布形成された基板W上にレジスト膜が塗布形成される。
その後、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用塗布処理部210から塗布処理済みの基板Wを取り出し、レジスト膜用熱処理部110,111に搬入する。次に、第2のセンターロボットCR2は、レジスト膜用熱処理部110,111から熱処理済みの基板Wを取り出し、基板載置部PASS5に移載する。
基板載置部PASS5に移載された基板Wは、レジストカバー膜用処理ブロック12の第3のセンターロボットCR3により受け取られる。第3のセンターロボットCR3は、基板Wをレジストカバー膜用熱処理部120に搬入する。その後、第3のセンターロボットCR3はレジストカバー膜用熱処理部120から熱処理済みの基板Wを取り出し、レジストカバー膜用塗布処理部220に搬入する。このレジストカバー膜用塗布処理部220では、塗布ユニットCOVによりレジスト膜が塗布形成された基板W上にレジストカバー膜が塗布形成される。
その後、第3のセンターロボットCR3は、レジストカバー膜用塗布処理部220から塗布処理済みの基板Wを取り出し、レジストカバー膜用熱処理部120,121に搬入する。次に、第3のセンターロボットCR3は、レジストカバー膜用熱処理部120,121から熱処理済みの基板Wを取り出し、基板載置部PASS7に移載する。
基板載置部PASS7に移載された基板Wは、検査ブロック13の第4のセンターロボットCR4により受け取られる。第4のセンターロボットCR4は、基板Wを基板検査部230に搬入する。この基板検査部230では、上述したように、膜厚測定器THIにより反射防止膜、レジスト膜およびレジストカバー膜の膜厚の測定が行われ、膜質測定器QUAによりレジスト膜の膜質の測定が行われる。その後、第4のセンターロボットCR4は、基板検査部230から測定済みの基板Wを取り出し、基板載置部PASS9に移載する。
基板載置部PASS9に移載された基板Wは、現像処理ブロック14の第5のセンターロボットCR5により受け取られる。第5のセンターロボットCR5は、基板Wを基板載置部PASS11に移載する。
基板載置部PASS11に移載された基板Wは、レジストカバー膜除去ブロック15の第6のセンターロボットCR6により受け取られる。第6のセンターロボットCR6は、基板Wを基板載置部PASS13に移載する。
基板載置部PASS13に移載された基板Wは、インターフェースブロック16の第7のセンターロボットCR7の上側のハンドCRH13により受け取られる。第7のセンターロボットCR7は、ハンドCRH13により基板Wをエッジ露光部EEWに搬入する。このエッジ露光部EEWにおいては、基板Wの周縁部に露光処理が施される。
次に、第7のセンターロボットCR7は、ハンドCRH13によりエッジ露光部EEWからエッジ露光処理済みの基板Wを取り出し、基板載置部PASS15に移載する。
基板載置部PASS15に移載された基板Wは、インターフェース用搬送機構IFRのハンドH5により露光装置17に搬入される。露光装置17において基板Wに露光処理が行われた後、インターフェース用搬送機構IFRは、ハンドH6により基板WをPASS16に移載する。なお、インターフェース用搬送機構IFRの詳細については後述する。
基板載置部PASS16に移載された基板Wは、インターフェースブロック16の第7のセンターロボットCR7の下側のハンドCRH14により受け取られる。第7のセンターロボットCR7は、ハンドCRH14により基板Wをレジストカバー膜除去ブロック15の露光後ベーク用熱処理部151に搬入する。露光後ベーク用熱処理部151においては、基板Wに対して露光後ベーク(PEB)が行われる。その後、第7のセンターロボットCR7は、ハンドCRH14により露光後ベーク用熱処理部151から基板Wを取り出し、基板載置部PASS14に移載する。
なお、本実施の形態においては露光後ベーク用熱処理部151により露光後ベークを行っているが、露光後ベーク用熱処理部150により露光後ベークを行ってもよい。
基板載置部PASS14に移載された基板Wは、レジストカバー膜除去ブロック15の第6のセンターロボットCR6により受け取られる。第6のセンターロボットCR6は、基板Wをレジストカバー膜除去用処理部250に搬入する。このレジストカバー膜除去用処理部250においては、除去ユニットREMによりレジストカバー膜が除去される。
その後、第6のセンターロボットCR6は、レジストカバー膜除去用処理部250から処理済みの基板Wを取り出し、基板載置部PASS12に移載する。
なお、故障等によりレジストカバー膜除去用処理部250が一時的に基板Wの受け入れをできない場合は、露光後ベーク用熱処理部151において基板Wに熱処理を施した後、インターフェースブロック16の戻りバッファ部RBFに基板Wを一時的に収納保管することができる。
基板載置部PASS12に移載された基板Wは、現像処理ブロック14の第5のセンターロボットCR5により受け取られる。第5のセンターロボットCR5は、基板Wを現像処理部240に搬入する。この、現像処理部240においては、現像処理ユニットDEVにより基板Wの現像処理が行われ、基板W上にパターンが形成される。
その後、第5のセンターロボットCR5は、現像処理部240から現像処理済みの基板Wを取り出し、現像用熱処理部140,141に搬入する。次に、第5のセンターロボットCR5は、現像用熱処理部140,141から熱処理後の基板Wを取り出し、基板載置部PASS10に移載する。
基板載置部PASS10に移載された基板Wは、検査ブロック13の第4のセンターロボットCR4により受け取られる。第4のセンターロボットCR4は、基板Wを基板検査部235に搬入する。この基板検査部235では、上述したように、線幅測定器CD、重ね合わせ測定器OLおよびマクロ欠陥検査器MACにより基板W上のパターンの線幅測定、パターンのずれの測定および欠陥の検査が行われる。
その後、第4のセンターロボットCR4は、基板検査部235から測定および検査済みの基板Wを取り出し、基板載置部PASS8に移載する。基板載置部PASS8に移載された基盤Wは、レジストカバー膜用処理ブロック12の第3のセンターロボットCR3により基板載置部PASS6に移載される。
基板載置部PASS6に移載された基板Wは、レジスト膜用処理ブロック11の第2のセンターロボットCR2により基板載置部PASS4に移載される。基板載置部PASS4に移載された基板Wは、反射防止膜用処理ブロック10の第1のセンターロボットCR1により基板載置部PASS2に移載される。
基板載置部PASS2に移載された基板Wは、インデクサブロック9のインデクサロボットIRによりキャリアC内に収納される。これにより、基板処理装置500における基板Wの各処理が終了する。
上記のように、本実施の形態に係る基板処理装置500においては、露光装置17において基板Wに露光処理が行われる前に、レジストカバー膜用処理ブロック12において、基板Wに形成されたレジスト膜上にレジストカバー膜が形成される。この場合、露光装置17において基板Wが液体と接触しても、レジストカバー膜によってレジスト膜が液体と接触することが防止されるので、レジストの成分が液体中に溶出することが防止される。それにより、露光装置17内の汚染が防止されるとともに基板Wの表面にレジストの成分が残留することも防止される。その結果、露光装置17において発生する基板Wの処理不良を低減することができる。
また、現像処理ブロック14において基板Wに現像処理が行われる前に、レジストカバー膜除去ブロック15において、レジストカバー膜の除去が行われる。この場合、現像処理前にレジストカバー膜が確実に除去されるので、現像処理を確実に行うことができる。
なお、現像処理ブロック14の現像処理ユニットDEVにおいて、レジストカバー膜を除去することができる液体を現像液として用いる場合は、レジストカバー膜除去ブロック15を設けなくてよい。この場合、基板処理装置500の小型化が可能になる。
また、本実施の形態においては、膜厚測定器THI、膜質測定器QUA、線幅測定器CD、重ね合わせ測定器OLおよびマクロ欠陥検査器MACの測定結果および検査結果に基づいて処理条件等を調整することにより測定結果を各処理に反映させることができる。それにより、基板Wの処理不良を低減することができる。
図4は、測定結果および検査結果に基づく制御系の構成の一例を示すブロック図である。膜厚測定器THI、膜質測定器QUA、線幅測定器CD、重ね合わせ測定器OLおよびマクロ欠陥検査器MACの測定結果および検査結果がメインコントローラ30に伝達される。メインコントローラ30においては、測定結果および検査結果に基づいて処理条件を調整する項目が取捨選択され、塗布ユニットBARC,RES,COV、現像処理ユニットDEV、除去ユニットREM、加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPに対して処理条件の調整が行われる。
例えば、膜厚測定器THIにおいて測定されたレジストカバー膜の膜厚に基づいて処理条件の調整を行う場合、塗布ユニットCOVにおけるスピン回転数、回転時間、塗布液の塗布量、塗布液の温度、雰囲気温度、湿度および気圧等がフィードバック制御される。
また、膜厚測定器THI、膜質測定器QUA、線幅測定器CD、重ね合わせ測定器OLまたはマクロ欠陥検査器MACの測定結果または検査結果に異常が発見された場合には、基板処理装置500の動作の停止または警報器による作業者への通知を行ってもよい。
例えば、膜厚測定器THIにおいて測定されたレジストカバー膜の膜厚が、予め設定された上限値を超えている場合または下限値を下回っている場合には、基板処理装置500の動作を停止させてもよく、警報器により作業者に異常を通知してもよい。
また、本実施の形態においては、レジストカバー膜形成後に検査ブロック13において膜質および膜厚測定が行われている。この場合、反射防止膜、レジスト膜およびレジストカバー膜の検査を同時に行うことができるので、基板処理装置500のフットプリントを低減することができる。また、膜厚および膜質の異常を早期に発見することができるので、基板Wの処理不良を十分に低減することができる。
また、膜厚測定器THI、膜質測定器QUA、線幅測定器CD、重ね合わせ測定器OLおよびマクロ欠陥検査器MACが一つの処理ブロック内に配置されているので、基板処理装置500のフットプリントを十分に低減することができる。
次に、インターフェース用搬送機構IFRについて説明する。図5はインターフェース用搬送機構IFRの構成および動作を説明するための図である。
まず、インターフェース用搬送機構IFRの構成について説明する。図5に示すように、インターフェース用搬送機構IFRの可動台31は螺軸32に螺合される。螺軸32は、X方向に延びるように支持台33によって回転可能に支持される。螺軸32の一端部にはモータM1が設けられ、このモータM1により螺軸32が回転し、可動台31が±X方向に水平移動する。
また、可動台31にはハンド支持台34が±θ方向に回転可能でかつ±Z方向に昇降可能に搭載される。ハンド支持台34は、回転軸35を介して可動台31内のモータM2に連結しており、このモータM2によりハンド支持台34が回転する。ハンド支持台34には、基板Wを水平姿勢で保持する2個のハンドH5,H6が進退可能に上下に設けられる。
次に、インターフェース用搬送機構IFRの動作について説明する。インターフェース用搬送機構IFRの動作は、図1のメインコントローラ30により制御される。
まず、インターフェース用搬送機構IFRは、図5の位置Aにおいてハンド支持台34を回転させるとともに+Z方向に上昇させ、上側のハンドH5を基板載置部PASS15に進入させる。基板載置部PASS15においてハンドH5が基板Wを受け取ると、インターフェース用搬送機構IFRはハンドH5を基板載置部PASS15から後退させ、ハンド支持台34を−Z方向に下降させる。
次に、インターフェース用搬送機構IFRは−X方向に移動し、位置Bにおいてハンド支持台34を回転させるとともにハンドH5を露光装置17の基板搬入部17a(図1参照)に進入させる。基板Wを基板搬入部17aに搬入した後、インターフェース用搬送機構IFRはハンドH5を基板搬入部17aから後退させる。
次に、インターフェース用搬送機構IFRは下側のハンドH6を露光装置17の基板搬出部17b(図1参照)に進入させる。基板搬出部17bにおいてハンドH6が露光処理後の基板Wを受け取ると、インターフェース用搬送機構IFRはハンドH6を基板搬出部17bから後退させる。
その後、インターフェース用搬送機構IFRは+X方向に移動し、位置Aにおいてハンド支持台34を回転させるとともに+Z方向に上昇させ、ハンドH6を基板載置部PASS16に進入させ、基板Wを基板載置部PASS16に移載する。
なお、基板Wを基板載置部PASS15から露光装置17へと搬送する際に、露光装置17が基板Wの受け入れをできない場合は、基板Wは送りバッファ部SBFに一時的に収納保管される。
上記のように、本実施の形態においては、基板Wを基板載置部PASS15から露光装置17へと搬送する際にはインターフェース用搬送機構IFRのハンドH5を用い、基板Wを露光装置17から基板載置部PASS16へと搬送する際にはハンドH6を用いる。すなわち、露光処理直後の液体が付着した基板Wの搬送にはハンドH6が用いられ、露光処理前の液体が付着していない基板Wの搬送にはハンドH5が用いられる。そのため、ハンドH5に基板Wの液体が付着することがない。
また、ハンドH6はハンドH5の下方に設けられているので、ハンドH6およびそれが保持する基板Wから液体が落下したとしても、ハンドH5およびそれが保持する基板Wに液体が付着することがない。
さらに、前述したように、第7のセンターロボットCR7においても、露光処理後の液体が付着した基板Wの搬送(基板載置部PASS16と露光後ベーク用熱処理部151との間)には下側のハンドCRH14が用いられ、露光処理前の液体が付着していない基板Wの搬送(基板載置部PASS13とエッジ露光部EEWとの間およびエッジ露光部EEWと基板載置部PASS15との間)には上側のハンドCRH13が用いられている。そのため、第7のセンターロボットCR7においても、露光処理前の基板Wに液体が付着することがない。
これらの結果、露光処理前の基板Wに液体が付着することが防止されるので、雰囲気中の塵埃等の付着による基板Wの汚染を防止することができるとともに、露光装置17内の汚染を十分に防止することができる。それにより、露光装置17における基板Wの処理不良の発生を十分に防止することができる。
なお、本実施の形態においては、1台のインターフェース用搬送機構IFRによって、基板Wの搬送を行っているが、複数のインターフェース用搬送機構IFRを用いて基板Wの搬送を行ってもよい。
また、露光装置17の基板搬入部17aおよび基板搬出部17bの位置に応じて、インターフェース用搬送機構IFRの動作および構成を変更してもよい。例えば、露光装置17の基板搬入部17aおよび基板搬出部17bが図5の位置Aに対向する位置にある場合は、図5の螺軸32を設けなくてもよい。
また、塗布ユニットBARC,RES,COV、現像処理ユニットDEV、除去ユニットREM、加熱ユニットHP、冷却ユニットCP、膜厚測定器THI、膜質測定器QUA、線幅測定器CD、重ね合わせ測定器OLおよびマクロ欠陥検査器MACの個数は、各処理ブロックの処理速度に合わせて適宜変更してもよい。
また、本実施の形態においては、反射防止膜、レジスト膜およびレジストカバー膜の測定を同時に行っているが、膜形成の処理ごとに行ってもよい。つまり、レジスト膜形成前に反射防止膜の膜厚を測定し、レジストカバー膜形成前にレジスト膜の膜厚を測定してもよい。
本実施の形態においては、インデクサブロック9、反射防止膜用処理ブロック10、レジスト膜用処理ブロック11、レジストカバー膜用処理ブロック12、検査ブロック13、現像処理ブロック14、レジストカバー膜除去ブロック15が処理部に相当し、インターフェースブロック16が受け渡し部に相当し、塗布ユニットRESが第1の処理ユニットに相当し、レジスト膜用処理ブロック11が第1の処理単位に相当し、塗布ユニットCOVが第2の処理ユニットに相当し、レジストカバー膜用処理ブロック12が第2の処理単位に相当し、膜厚測定器THIが第1の検査ユニットに相当し、検査ブロック13が検査用処理単位に相当し、現像ユニットDEVが第3の処理ユニットに相当し、現像処理ブロック14が第3の処理単位に相当し、塗布ユニットBARCが第の処理ユニットに相当し、反射防止膜用処理ブロック10が第の処理単位に相当し、除去ユニットREMが第5の処理ユニットに相当し、レジストカバー膜除去ブロック15が第5の処理単位に相当し、レジスト膜が感光性膜に相当し、レジストカバー膜が保護膜に相当する。
また、加熱ユニットHPおよび冷却ユニットCPが第1〜第4の熱処理ユニットに相当し、第2のセンターロボットCR2が第1の搬送ユニットに相当し、第3のセンターロボットCR3が第2の搬送ユニットに相当し、第4のセンターロボットCR4が検査用搬送ユニットに相当し、第5のセンターロボットCR5が第3の搬送ユニットに相当し、第1のセンターロボットCR1が第の搬送ユニットに相当し、第6のセンターロボットCR6が第5の搬送ユニットに相当し、第7のセンターロボットCR7が第6の搬送ユニットに相当し、インターフェース用搬送機構IFRが第7の搬送ユニットに相当し、ハンドCRH13が第1の保持手段に相当し、ハンドCRH14が第2の保持手段に相当し、ハンドH5が第3の保持手段に相当し、ハンドH6が第4の保持手段に相当し、基板載置部PASS15,16が載置部に相当する。
また、膜質測定器QUAが第2の検査ユニットに相当し、線幅測定器CDが第3の検査ユニットに相当し、重ね合わせ測定器OLが第4の検査ユニットに相当し、マクロ欠陥検査器MACが第5の検査ユニットに相当する。
本発明は、種々の基板の処理等に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る基板処理装置の模式的平面図である。 図1の基板処理装置を+X方向から見た側面図である。 図1の基板処理装置を−X方向から見た側面図である。 測定結果および検査結果に基づく制御系の構成の一例を示すブロック図である。 インターフェース用搬送機構の構成および動作を説明するための図である。
符号の説明
9 インデクサブロック
10 反射防止膜用処理ブロック
11 レジスト膜用処理ブロック
12 レジストカバー膜用処理ブロック
13 検査ブロック
14 現像ブロック
15 レジストカバー膜除去ブロック
16 インターフェースブロック
17 露光装置
40 キャリア載置台
200 反射防止膜用塗布処理部
210 レジスト膜用塗布処理部
220 レジストカバー膜用塗布処理部
230,235 基板検査部
240 現像処理部
250 レジストカバー膜除去用処理部
100,101 反射防止膜用熱処理部
110,111 レジスト膜用熱処理部
120,121 レジストカバー膜用熱処理部
140,141 現像用熱処理部
150,151 露光後ベーク用熱処理部
500 基板処理装置
THI 膜厚測定器
QUA 膜質測定器
CD 線幅測定器
OL 重ね合わせ測定器
MAC マクロ欠陥検査器
CR1 第1のセンターロボット
CR2 第2のセンターロボット
CR3 第3のセンターロボット
CR4 第4のセンターロボット
CR5 第5のセンターロボット
CR6 第6のセンターロボット
CR7 第7のセンターロボット
EEW エッジ露光部
IR インデクサロボット
IFR インターフェース用搬送機構
W 基板
PASS1〜PASS16 基板載置部

Claims (14)

  1. 露光装置に隣接するように配置される基板処理装置であって、
    基板に処理を行う処理部と、
    前記処理部の一端部に隣接するように設けられ前記処理部と前記露光装置との間で基板の受け渡しを行うための受け渡し部とを備え、
    前記処理部は、
    基板に感光性材料からなる感光性膜を形成する第1の処理ユニットと、
    前記第1の処理ユニットによる前記感光性膜の形成後であって前記露光装置による露光処理前に基板に前記感光性膜を保護する保護膜を形成する第2の処理ユニットと、
    前記第2の処理ユニットによる前記保護膜の形成後であって前記露光装置による露光処理前に前記保護膜の膜厚を測定する第1の検査ユニットと、
    前記露光装置による露光処理後に基板に現像処理を行う第3の処理ユニットとを含み、
    前記処理部は、
    前記第1の処理ユニット、基板に熱処理を行う第1の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第1の搬送ユニットを含む第1の処理単位と、
    前記第2の処理ユニット、基板に熱処理を行う第2の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第2の搬送ユニットを含む第2の処理単位と、
    前記第1の検査ユニットおよび基板を搬送する検査用搬送ユニットを含む検査用処理単位と、
    前記第3の処理ユニット、基板に熱処理を行う第3の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第3の搬送ユニットを含む第3の処理単位とを備え、
    前記検査用処理単位は、前記第2の処理単位と前記第3の処理単位との間に配置されることを特徴とする基板処理装置。
  2. 前記第1の検査ユニットは、さらに前記感光性膜の膜厚を測定することを特徴とする請求項1記載の基板処理装置。
  3. 前記第1の検査ユニットの測定結果に基づいて前記処理部における処理条件を制御する制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の基板処理装置。
  4. 前記処理部は、前記第1の処理ユニットによる前記感光性膜の形成前に基板に反射防止膜を形成する第の処理ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 前記第1の検査ユニットは、さらに前記反射防止膜の膜厚を測定することを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
  6. 前記処理部は、
    記第の処理ユニット、基板に熱処理を行う第の熱処理ユニットおよび基板を搬送する第の搬送ユニットを含む第の処理単位をさらに備えることを特徴とする請求項または記載の基板処理装置。
  7. 前記処理部は、前記露光装置による露光処理後であって前記第の処理ユニットによる現像処理前に前記保護膜を除去する第5の処理ユニットをさらに含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の基板処理装置。
  8. 前記処理部は、
    前記第5の処理ユニットおよび基板を搬送する第5の搬送ユニットを含む第5の処理単位とを備えることを特徴とする請求項記載の基板処理装置。
  9. 前記検査用処理単位は、
    前記感光性膜の膜質の測定を行う第2の検査ユニット、前記第の処理ユニットにおいて形成された基板上のパターンの線幅の測定を行う第3の検査ユニット、前記パターンの重ね合わせの測定を行う第4の検査ユニットおよび基板上の欠陥の検査を行う第5の検査ユニットのうち少なくとも一つをさらに含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の基板処理装置。
  10. 前記受け渡し部は、
    基板に所定の処理を行う第6の処理ユニットと、
    基板が一時的に載置される載置部と、
    前記処理部、前記第6の処理ユニットおよび前記載置部の間で基板を搬送する第6の搬送ユニットと、
    前記載置部および前記露光装置の間で基板を搬送する第7の搬送ユニットとを含むことを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の基板処理装置。
  11. 前記第6の搬送ユニットは、基板を保持する第1および第2の保持手段を含み、
    前記第6の搬送ユニットは、
    前記露光装置による露光処理前の基板を搬送する際には前記第1の保持手段により基板を保持し、
    前記露光装置による露光処理後の基板を搬送する際には前記第2の保持手段により基板を保持し、
    前記第7の搬送ユニットは、基板を保持する第3および第4の保持手段を含み、
    前記第7の搬送ユニットは、
    前記露光装置による露光処理前の基板を搬送する際には前記第3の保持手段により基板を保持し、
    前記露光装置による露光処理後の基板を搬送する際には前記第4の保持手段により基板を保持することを特徴とする請求項10記載の基板処理装置。
  12. 前記第2の保持手段は前記第1の保持手段よりも下方に設けられ、前記第4の保持手段は前記第3の保持手段よりも下方に設けられることを特徴とする請求項11記載の基板処理装置。
  13. 前記第6の処理ユニットは、基板の周縁部を露光するエッジ露光部を含むことを特徴とする請求項10〜12のいずれかに記載の基板処理装置。
  14. 前記保護膜は、フッ素樹脂からなることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の基板処理装置。
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