[go: up one dir, main page]

JP4373452B2 - 受信装置及びその調整方法 - Google Patents

受信装置及びその調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4373452B2
JP4373452B2 JP2007039618A JP2007039618A JP4373452B2 JP 4373452 B2 JP4373452 B2 JP 4373452B2 JP 2007039618 A JP2007039618 A JP 2007039618A JP 2007039618 A JP2007039618 A JP 2007039618A JP 4373452 B2 JP4373452 B2 JP 4373452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
control signal
state
antenna
throw switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007039618A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008205823A (ja
Inventor
優 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007039618A priority Critical patent/JP4373452B2/ja
Priority to US12/003,743 priority patent/US8285238B2/en
Publication of JP2008205823A publication Critical patent/JP2008205823A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4373452B2 publication Critical patent/JP4373452B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

本発明は、受信装置及びその調整方法に関する。
物体から放射される微小なミリ波信号を検出する「ミリ波パッシブイメージセンサ」は高感度な受信装置が必要である。
図6は、受信装置の一例として全電力型受信装置の構成例を示す図である(下記の非特許文献1参照)。全電力型の受信装置は回路構成が簡単であるためよく用いられている。回路構成を簡単に説明する。低雑音増幅器(LNA)104は、アンテナ102により受信した信号を増幅する。検波器105は、その増幅された信号を検波する。積分器111は、その検波した信号を積分して信号処理回路112に出力する。全電力型受信装置の問題点は、信号レベルが小さい場合、特に低雑音増幅器104が発生する雑音レベル付近になると、全電力型受信装置は信号を検出することができないことである。つまり信号電力が小さい場合は、全電力型受信装置の感度を高くすることができない。
図7は、全電力型受信装置を高感度にすることを目的として考案されたディッケ型受信装置の構成例を示す図である(非特許文献1参照)。SPDT(単極双投:Single Pole Double Through)スイッチ702は低雑音増幅器104の前段に配置され、SPDTスイッチ106は検波器105の後段に配置される。スイッチドライバ703は、スイッチ106及び702を同時に制御する。スイッチ702がアンテナ102に接続されると、スイッチ106は演算器108に接続される。スイッチ702が参照信号源701に接続されると、スイッチ106は演算器109に接続される。演算器108は、アンテナ102が受信する信号に対して+1を乗算する。参照信号源701は、参照信号を出力する。演算器109は、参照信号に対して−1を乗算する。スイッチ702及び106を制御することにより、周期の半分の時間はアンテナ102が受信する信号を増幅及び検波し、残りの半分の時間は参照信号(通常は抵抗が発生する熱雑音)を増幅及び検波する。加算器110は、演算器108及び109の出力信号を加算する。積分器111は、加算器110の出力信号を積分し、信号処理回路112に出力する。アンテナ102の信号及び参照信号を増幅したものをさし引くことにより、低雑音増幅器104が発生する雑音成分をキャンセルすることができる。
図8は、ディッケ型受信装置の他の構成例を示す図である(下記の非特許文献2参照)。この受信装置では、図7のSPDTスイッチ702の代わりに、アンテナ102の前段にチョッパ801を配置している。チョッパ801には、電波吸収体802を貼り付けている。領域803は、電波を吸収しない。スイッチドライバ804は、チョッパ801の回転及びスイッチ106の切り替えを制御する。チョッパ801を回転させることにより、スイッチとして動作させている。
また、下記の非特許文献3は、トランジスタを用いたSPDTスイッチの一例を開示している。また、下記の特許文献4は、ダイオードを用いたスイッチの一例を開示している。
M. E. Tiuri, "Radio Astronomy Receivers", IEEE Trans. On Antenna and Propagation, vol. AP, pp.930-938, Dec.1964. M. K. Joung,博士学位論文,2004年,東北大学 Yu-Jiu Wang他"A V-Band MMIC SPDT Passive HEMT Switch Uning Impedance Transformation Networks", 2001 IEEE MTT-S Int. Microwave Symp., 2001 田中 他 "A 76-77 GHz High Isolation GaAs PIN-Diode Switch MMIC"R&D Review of Toyota CRDL Vol.37 No.2
上記した図7及び図8の受信装置の第1の問題点は、比較的大きな面積を必要とすることである。このため受信装置を多数用いる場合は小型化が困難である。図8の場合、チョッパ801の大きさはアンテナ102の数倍の面積を必要とする。
図9は、図7に用いるSPDTスイッチ702及び106の一例を示す図である。SPDTスイッチは、SPST(単極単投:Single Pole Single Through)スイッチ904及び905の他に、3個の整合回路901〜903と分配器906を必要とする。整合回路901〜903は、電力の反射を少なくする回路である。この整合回路901〜903は通常伝送線路を用いており、比較的大きな回路スペースを必要とする。3個の整合回路901〜903があるため、受信装置の小型化をすることが困難である。
上記の図7及び図8の受信装置の第2の問題点は、参照信号レベルの調整が困難であることである。図8の場合は参照信号レベルを変えるには電波吸収体802の種類を変える方法しかない。図7の場合は抵抗に温度を加える又は冷却することにより熱雑音のレベルを変える方法が考えられる。抵抗に温度を加えた場合は、同時に低雑音増幅器104等にも温度変化の影響がでてしまい適切な調整を行うことができない。
本発明の目的は、参照信号レベルの調節が容易でありかつ小型の受信装置及びその調整方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、無線信号を受信するためのアンテナと、パルス信号である第1の制御信号が第1の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を通過させて出力し、前記第1の制御信号が第2の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を基準電位に接続する単極単投スイッチと、前記第1の制御信号が第1の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号と前記第1の制御信号が第2の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号との差分信号を出力する差分回路と、前記第1の制御信号を出力し、前記第1及び第2の状態のデューティ比を変更可能であるスイッチドライバと、を有し、前記単極単投スイッチは、前記アンテナ及び前記差分回路間に直列接続される複数のインダクタと、前記複数のインダクタの相互接続点と基準電位間に接続され、前記第1の制御信号が第1の状態になるとコンデンサとして機能し、前記第1の制御信号が第2の状態になると抵抗として機能するインピーダンス素子とを有し、前記スイッチドライバは、前記アンテナに前記無線信号が受信されない状態で、前記差分回路の出力が0になるように前記デューティ比を調整することを特徴とする受信装置が提供される。
単極双投スイッチの代わりに単極単投スイッチを設けることにより、小型化することができる。また、単極単投スイッチを制御することにより、容易に参照信号レベルを調整することができる。
図1は、本発明の実施形態によるディッケ型受信装置の構成例を示す図である。この受信装置は、ミリ波パッシブイメージセンサ又は電波望遠鏡等に用いられる高感度受信装置として使用することができる。ミリ波パッシブイメージセンサは、物体から放射される微小なミリ波信号を検出する。
電波吸収体101は、アンテナ102への電波入力を遮断するための電波吸収体であり、雑音キャンセルのための参照信号レベルを調整するときのみ設けられ、調整後にアンテナ102が電波を受信する際には除去される。電波吸収体101は、例えばゴムの中に炭素又はフェライトを入れたものである。
アンテナ102は、例えば100GHzの無線信号を受信するためのアンテナである。スイッチドライバ107は、バイアスA3によりSPST(単極単投:Single Pole Single Through)スイッチ103を制御し、第1の制御信号B3によりSPDT(単極双投:Single Pole Double Through)スイッチ106を制御する。SPSTスイッチ103は、端子A1がアンテナ102に接続され、端子A2が低雑音増幅器104に接続される。
低雑音増幅器104は、SPSTスイッチ103及び検波器105間に設けられ、SPSTスイッチ103の端子A2の信号を増幅する。検波器105は、低雑音増幅器104及びSPDTスイッチ106間に設けられ、低雑音増幅器104が増幅した信号を検波する。具体的には、検波器105は、ダイオードを有し、ダイオードに入力された電圧を半波整流電流として出力する。そのダイオードは、電圧及び電流特性が2乗成分を有するので、2乗検波を行うことができる。
SPDTスイッチ106は、第1の制御信号B3に応じて、検波器105の出力信号を端子B1又はB2に接続する。演算器108は、端子B1の信号に+1を乗算する乗算器である。演算器109は、端子B2の信号に−1を乗算する乗算器である。加算器110は、演算器108及び109により乗算された信号を加算する。積分器111は、加算器110により加算された信号を積分し、信号処理回路112に出力する。
図2は、スイッチドライバ107が出力する第1の制御信号B3のパルス波形の例を示す図である。第1の制御信号B3は、ハイレベルの期間T1及びローレベルの期間T2の周期を有する。デューティ比は、T1/(T1+T2)で表される。スイッチドライバ107は、第1の制御信号B3を出力する。第1の制御信号B3は、ハイレベル及びローレベルを含むパルス信号である。スイッチドライバ107は、第1の制御信号B3のハイレベル及びローレベルのデューティ比を変更可能である。
スイッチドライバ107は、ハイレベルの第1の制御信号B3を出力するときには、負のバイアスA3を出力する。第1の制御信号B3がハイレベルになると、スイッチ106は、検波器105の出力端子を演算器108の入力端子に接続する。バイアスA3が負になると、スイッチ103は端子A1の入力信号を通過させて端子A2から出力する。演算器108は、アンテナ102の受信信号に対して+1を乗算する。
また、スイッチドライバ107は、ローレベルの第1の制御信号B3を出力するときには、正のバイアスA3を出力する。第1の制御信号B3がローレベルになると、スイッチ106は、検波器105の出力端子を演算器109の入力端子に接続する。バイアスA3が正になると、スイッチ103は端子A1の入力信号を通過させずに端子A2から参照信号を出力する。演算器109は、参照信号に対して−1を乗算する。
積分器111は、演算器108及び109の出力信号を積分する。すなわち、積分器111は、演算器108の出力信号及び演算器109の出力信号を時間的に平均化する。アンテナ102は電波吸収体101により電波入力が遮断されているので、アンテナ102の増幅信号から参照信号の増幅信号を減算することにより、両者の増幅信号の大小関係を認知することができる。
図3は、SPSTスイッチ103の構成例を示す回路図である。端子A1及びA2間には、複数のインダクタ301が直列接続される。インダクタ103は、伝送線路のインダクタ成分であってもよい。複数のnチャネル電界効果トランジスタ302は、並列接続され、それぞれ、ドレイン及びソースが複数のインダクタ301の相互接続点及び基準電位に接続され、ゲートが第1の制御信号B3に応じたバイアスA3に接続される。
バイアスA3が負のバイアスであるとき、トランジスタ302はコンデンサ303として機能する。この場合、インダクタ301及びコンデンサ303は、整合回路として機能し、例えば50Ωのインピーダンス整合がとれていれば、端子A1に入力された信号はスイッチ103を通過して端子A2から出力される。なお、インピーダンスは、√(L/C)で表される。
これに対して、バイアスA3が正のバイアスであるとき、トランジスタ302は抵抗304として機能する。この場合、インピーダンス整合がとれていないので、端子A1に入力された信号はスイッチ103を通過しない。端子A2は、抵抗304に応じた参照信号(雑音)を出力する。
以上のように、トランジスタ302のゲートに負電圧(例えば−1V)のバイアスA3を印加すると、トランジスタ302のドレイン及びソース間は等価的にコンデンサ303とみなせる。インダクタ(伝送線路)301の長さ(もしくはインダクタンスの値)を調節すると、L−C伝送線路とみなせるため、これをスイッチ103のオン状態とする。
これに対し、トランジスタ302のゲートにわずかに正電圧(例えば0.2V)のバイアスA3を印加すると、トランジスタ302のドレイン及びソース間は等価的に抵抗304とみなすことができる。この抵抗304の値はデバイスにより異なるものであるが、一般的に数Ω〜10Ω程度である。トランジスタ302は並列に接続されているので、合成抵抗を低くすることができ、等価的に端子A1及びA2間の伝送線路をグランドにショートさせる。これがスイッチ103のオフ状態である。
本実施形態では、このスイッチ103のオフ状態に着目する。一般的に、スイッチ103のオフ状態はショート(短絡)と考えられるが、実際には抵抗成分304がある。バイアスA3を高い正電圧にすればショートになるが、バイアスA3を低い正電圧にすることにより抵抗304が生じる。この抵抗成分304を参照信号源としてとらえる。この抵抗304が発生する参照信号レベル(雑音レベル)はデバイスによっても異なるし、並列に接続するトランジスタ302の数によっても異なる。参照信号レベルは、スイッチドライバ107が第1の制御信号B3のデューティ比を変えることにより調節される。
図5は、第1の制御信号B3のデューティ比及び積分器111の出力電圧の関係を示すグラフである。第1の制御信号B3のデューティ比は、図2に示すように、T1/(T1+T2)で表される。デューティ比が小さいときには、演算器108の出力信号積分値が演算器109の出力信号積分値より小さく、積分器111の出力電圧は負になる。これに対し、デューティ比が大きいときには、演算器108の出力信号積分値が演算器109の出力信号積分値より大きく、積分器111の出力電圧は正になる。デューティ比が大きくなるに従い、積分器111の出力電圧は高くなる。
まず、アンテナ102の直前に電波吸収体101を配置する。次に、受信装置の電源を入れて、積分器111の出力電圧をモニタする。アンテナ102が出力する雑音レベルが、スイッチ103のオフ時にトランジスタ302(抵抗304)の発生する参照信号レベルと同等であれば、積分器111の出力電圧が0になる。もし0でなければ、スイッドライバ107により第1の制御信号B3のデューティ比を調節し、積分器111の出力電圧が0となるデューティ比を探す。例えば、あるデューティ比のとき、積分器111の出力電圧が正であるのならば、参照信号レベルが小さいということに相当する。したがって、第1の制御信号B3のローレベル期間T2を増やし、参照信号の出力時間を増やす。すると積分器111の出力電圧が0に近づく。積分器111の出力電圧が0になれば、そのデューティ比が固定され、雑音キャンセルのための参照信号レベル調整が終了する。
その後、電波吸収体101を取り除き、通常の受信処理を行う。アンテナ102は、無線信号の電波を受信することができる。第1の制御信号B3がハイレベルのときには、スイッチ106は検波器105の出力端子を演算器108の入力端子に接続し、スイッチ103は端子A1の入力信号を通過させて端子A2から出力する。演算器108は、アンテナ102の受信信号に対して+1を乗算する。
また、第1の制御信号B3がローレベルのときには、スイッチ106は検波器105の出力端子を演算器109の入力端子に接続し、スイッチ103は端子A2から参照信号を出力する。演算器109は、参照信号に対して−1を乗算する。この参照信号が雑音レベルに相当する。
積分器111は、演算器108及び109の出力信号を積分する。すなわち、積分器111は、アンテナ102の受信信号から雑音レベルをキャンセルした信号を出力する。
図4は、図1のSPSTスイッチ103の他の構成例を示す回路図である。端子A1及びA2間には、複数のインダクタ301が直列接続される。インダクタ103は、伝送線路のインダクタ成分であってもよい。複数のダイオード402は、並列接続され、それぞれ、アノードが複数のインダクタ301の相互接続点に接続され、カソードが基準電位に接続される。RFチョーク401は、インダクタンス値が大きなインダクタであり、バイアスA3の端子及びダイオード402のアノード間に接続される。RFチョーク401は、端子A1に入力される高周波信号に対してはハイインピーダンスになり、直流バイアスA3に対してはローインピーダンスになる。
バイアスA3が負のバイアスであるとき、ダイオード402は逆バイアスによりコンデンサ403として機能する。この場合、インダクタ301及びコンデンサ403は、図3と同様に、整合回路として機能し、例えば50Ωのインピーダンス整合がとれていれば、端子A1に入力された信号はスイッチ103を通過して端子A2から出力される。
これに対して、バイアスA3が正のバイアスであるとき、ダイオード402は順バイアスにより抵抗404として機能する。この場合、インピーダンス整合がとれていないので、端子A1に入力された信号はスイッチ103を通過しない。端子A2は、抵抗404に応じた参照信号(雑音)を出力する。
以上のように、SPSTスイッチ103は第1の制御信号B3がハイレベル(第1の状態)になるとアンテナ102を介して受信した信号を通過させて出力し、第1の制御信号B3がローレベル(第2の状態)になるとアンテナ102を介して受信した信号を基準電位に接続する。
SPSTスイッチ103は、端子A1及びA2間に直列接続される複数のインダクタ301と、複数のインダクタ103の相互接続点と基準電位間に接続され、第1の制御信号B3がハイレベルになるとコンデンサとして機能し、第1の制御信号B3がローレベルになると抵抗として機能するインピーダンス素子とを有する。インピーダンス素子は、トランジスタ302又はダイオード402である。
SPDTスイッチ106、演算器108、演算器109、加算器110及び積分器111は、差分回路(減算回路)を構成する。差分回路は、第1の制御信号B3がハイレベルのときのSPSTスイッチ103の出力信号と第1の制御信号B3がローレベルのときのSPSTスイッチ103の出力信号との差分信号を出力する。
演算器108は、検波器105の出力信号を第1の正負符号(例えば+1)で乗算する第1の演算器である。演算器109は、検波器105の出力信号を前記第1の正負符号とは逆の第2の正負符号(例えば−1)で乗算する第2の演算器である。演算器108及び109は、乗算係数が+1及び−1に限定されず、相互に正負符号が逆であり、かつ絶対値が同じ係数を乗算するものであればよい。
SPDTスイッチ106は、第1の制御信号B3がハイレベルのときには検波器105の出力信号を演算器108に接続し、第1の制御信号B3がローレベルのときには検波器105の出力信号を演算器109に接続する。積分器111は、演算器108及び109により乗算された信号を積分する。
スイッチドライバ107が第1の制御信号B3のデューティ比を調節することにより、参照信号レベル(雑音レベル)を可変とし、常に低雑音増幅器104内部で発生する雑音をキャンセルすることができる。
本実施形態は、図8のチョッパ801を必要とせず、図7のSPDTスイッチ702及び参照信号源701の代わりにSPSTスイッチ103を使用する。図9に示したように、SPDTスイッチ702は、3個の整合回路901〜903を使用するため、大型化してしまう。本実施形態は、整合回路が1個であるSPSTスイッチ103を使用するので、受信装置の半導体チップ面積を小型化することができ、低コスト化を実現することができる。
また、図7及び図8の受信装置では、参照信号レベルの調整が困難である。本実施形態では、スイッチドライバ107が第1の制御信号B3のデューティ比を制御することにより、参照信号レベルを容易かつ高精度に調整することができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の実施形態は、例えば以下のように種々の適用が可能である。
(付記1)
無線信号を受信するためのアンテナと、
第1の制御信号が第1の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を通過させて出力し、前記第1の制御信号が第2の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を基準電位に接続する単極単投スイッチと、
前記第1の制御信号が第1の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号と前記第1の制御信号が第2の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号との差分信号を出力する差分回路と
を有する受信装置。
(付記2)
前記単極単投スイッチは、
前記アンテナ及び前記差分回路間に直列接続される複数のインダクタと、
前記複数のインダクタの相互接続点と基準電位間に接続され、前記第1の制御信号が第1の状態になるとコンデンサとして機能し、前記第1の制御信号が第2の状態になると抵抗として機能するインピーダンス素子とを有することを特徴とする付記1記載の受信装置。
(付記3)
前記インピーダンス素子は、トランジスタであることを特徴とする付記2記載の受信装置。
(付記4)
前記インピーダンス素子は、ドレイン及びソースが前記複数のインダクタの相互接続点及び基準電位に接続され、ゲートが前記第1の制御信号に応じたバイアスに接続される電界効果トランジスタであることを特徴とする付記2記載の受信装置。
(付記5)
前記電界効果トランジスタのゲートは、前記第1の制御信号が第1の状態のときには負のバイアスに接続され、前記第1の制御信号が第2の状態のときには正のバイアスに接続されることを特徴とする付記4記載の受信装置。
(付記6)
前記インピーダンス素子は、ダイオードであることを特徴とする付記2記載の受信装置。
(付記7)
前記インピーダンス素子は、アノード及びカソードが前記複数のインダクタの相互接続点及び基準電位に接続されるダイオードであり、
さらに、前記ダイオードのアノード及びバイアス端子間に接続されるインダクタを有し、
前記バイアス端子は、前記第1の制御信号に応じたバイアスに接続されることを特徴とする付記2記載の受信装置。
(付記8)
前記バイアス端子は、前記第1の制御信号が第1の状態のときには負のバイアスに接続され、前記第1の制御信号が第2の状態のときには正のバイアスに接続されることを特徴とする付記7記載の受信装置。
(付記9)
さらに、前記アンテナへの電波入力を遮断するための電波吸収体を有することを特徴とする付記1記載の受信装置。
(付記10)
前記差分回路は、
前記単極単投スイッチの出力信号を第1の正負符号で乗算する第1の演算器と、
前記単極単投スイッチの出力信号を前記第1の正負符号とは逆の第2の正負符号で乗算する第2の演算器と、
前記第1の制御信号が第1の状態のときには前記単極単投スイッチの出力信号を前記第1の演算器に接続し、前記第1の制御信号が第2の状態のときには前記単極単投スイッチの出力信号を前記第2の演算器に接続する単極双投スイッチと、
前記第1の演算器及び前記第2の演算器により乗算された信号を積分する積分器とを有することを特徴とする付記1記載の受信装置。
(付記11)
さらに、前記第1の制御信号を出力するスイッチドライバを有し、
前記第1の制御信号は、前記第1及び第2の状態を含むパルス信号であり、
前記スイッチドライバは、前記第1及び第2の状態のデューティ比を変更可能であることを特徴とする付記1記載の受信装置。
(付記12)
さらに、前記単極単投スイッチ及び前記差分回路間に設けられる増幅器を有することを特徴とする付記1記載の受信装置。
(付記13)
さらに、前記増幅器及び前記差分回路間に設けられる検波器を有することを特徴とする付記12記載の受信装置。
(付記14)
前記差分回路は、
前記単極単投スイッチの出力信号を第1の正負符号で乗算する第1の演算器と、
前記単極単投スイッチの出力信号を第1の正負符号とは逆の第2の正負符号で乗算する第2の演算器と、
前記第1の制御信号が第1の状態のときには前記単極単投スイッチの出力信号を前記第1の演算器に接続し、前記第1の制御信号が第2の状態のときには前記単極単投スイッチの出力信号を前記第2の演算器に接続する単極双投スイッチと、
前記第1の演算器及び前記第2の演算器により乗算された信号を積分する積分器とを有することを特徴とする付記13記載の受信装置。
(付記15)
さらに、前記アンテナへの電波入力を遮断するための電波吸収体を有することを特徴とする付記14記載の受信装置。
(付記16)
前記単極単投スイッチは、
前記アンテナ及び前記差分回路間に直列接続される複数のインダクタと、
前記複数のインダクタの相互接続点と基準電位間に接続され、前記第1の制御信号が第1の状態になるとコンデンサとして機能し、前記第1の制御信号が第2の状態になると抵抗として機能するインピーダンス素子とを有することを特徴とする付記15記載の受信装置。
(付記17)
前記インピーダンス素子は、ドレイン及びソースが前記複数のインダクタの相互接続点及び基準電位に接続され、ゲートが前記第1の制御信号に応じたバイアスに接続される電界効果トランジスタであることを特徴とする付記16記載の受信装置。
(付記18)
前記電界効果トランジスタのゲートは、前記第1の制御信号が第1の状態のときには負のバイアスに接続され、前記第1の制御信号が第2の状態のときには正のバイアスに接続されることを特徴とする付記17記載の受信装置。
(付記19)
前記インピーダンス素子は、アノード及びカソードが前記複数のインダクタの相互接続点及び基準電位に接続されるダイオードであり、
さらに、前記ダイオードのアノード及びバイアス端子間に接続されるインダクタを有し、
前記バイアス端子は、前記第1の制御信号に応じたバイアスに接続されることを特徴とする付記16記載の受信装置。
(付記20)
前記バイアス端子は、前記第1の制御信号が第1の状態のときには負のバイアスに接続され、前記第1の制御信号が第2の状態のときには正のバイアスに接続されることを特徴とする付記19記載の受信装置。
本発明の実施形態によるディッケ型受信装置の構成例を示す図である。 スイッチドライバが出力する第1の制御信号のパルス波形の例を示す図である。 SPSTスイッチの構成例を示す回路図である。 SPSTスイッチの他の構成例を示す回路図である。 第1の制御信号のデューティ比及び積分器の出力電圧の関係を示すグラフである。 全電力型受信装置の構成例を示す図である。 ディッケ型受信装置の構成例を示す図である。 ディッケ型受信装置の他の構成例を示す図である。 SPDTスイッチの一例を示す図である。
符号の説明
101 電波吸収体
102 アンテナ
103 SPSTスイッチ
104 低雑音増幅器
105 検波器
106 SPDTスイッチ
107 スイッチドライバ107
108,109 演算器
110 加算器
111 積分器
112 信号処理回路

Claims (9)

  1. 無線信号を受信するためのアンテナと、
    パルス信号である第1の制御信号が第1の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を通過させて出力し、前記第1の制御信号が第2の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を基準電位に接続する単極単投スイッチと、
    前記第1の制御信号が第1の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号と前記第1の制御信号が第2の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号との差分信号を出力する差分回路と
    前記第1の制御信号を出力し、前記第1及び第2の状態のデューティ比を変更可能であるスイッチドライバと、
    を有し、
    前記単極単投スイッチは、
    前記アンテナ及び前記差分回路間に直列接続される複数のインダクタと、
    前記複数のインダクタの相互接続点と基準電位間に接続され、前記第1の制御信号が第1の状態になるとコンデンサとして機能し、前記第1の制御信号が第2の状態になると抵抗として機能するインピーダンス素子とを有し、
    前記スイッチドライバは、前記アンテナに前記無線信号が受信されない状態で、前記差分回路の出力が0になるように前記デューティ比を調整することを特徴とする受信装置。
  2. 前記インピーダンス素子は、ドレイン及びソースが前記複数のインダクタの相互接続点及び基準電位に接続され、ゲートが前記第1の制御信号に応じたバイアスに接続される電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項記載の受信装置。
  3. 前記電界効果トランジスタのゲートは、前記第1の制御信号が第1の状態のときには負のバイアスに接続され、前記第1の制御信号が第2の状態のときには正のバイアスに接続されることを特徴とする請求項記載の受信装置。
  4. 前記インピーダンス素子は、アノード及びカソードが前記複数のインダクタの相互接続点及び基準電位に接続されるダイオードであり、
    さらに、前記ダイオードのアノード及びバイアス端子間に接続されるインダクタを有し、
    前記バイアス端子は、前記第1の制御信号に応じたバイアスに接続されることを特徴とする請求項記載の受信装置。
  5. 前記バイアス端子は、前記第1の制御信号が第1の状態のときには負のバイアスに接続され、前記第1の制御信号が第2の状態のときには正のバイアスに接続されることを特徴とする請求項記載の受信装置。
  6. さらに、前記アンテナへの電波入力を遮断するための電波吸収体を有することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  7. 前記差分回路は、
    前記単極単投スイッチの出力信号を第1の正負符号で乗算する第1の演算器と、
    前記単極単投スイッチの出力信号を前記第1の正負符号とは逆の第2の正負符号で乗算する第2の演算器と、
    前記第1の制御信号が第1の状態のときには前記単極単投スイッチの出力信号を前記第1の演算器に接続し、前記第1の制御信号が第2の状態のときには前記単極単投スイッチの出力信号を前記第2の演算器に接続する単極双投スイッチと、
    前記第1の演算器及び前記第2の演算器により乗算された信号を積分する積分器とを有することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  8. さらに、前記単極単投スイッチ及び前記差分回路間に設けられる増幅器を有することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  9. 無線信号を受信するためのアンテナと、パルス信号である第1の制御信号が第1の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を通過させて出力し、前記第1の制御信号が第2の状態になると前記アンテナを介して受信した信号を基準電位に接続する単極単投スイッチと、前記第1の制御信号が第1の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号と前記第1の制御信号が第2の状態のときの前記単極単投スイッチの出力信号との差分信号を出力する差分回路と、を有する受信装置の調整方法であって、
    前記単極単投スイッチは、前記アンテナ及び前記差分回路間に直列接続される複数のインダクタと、前記複数のインダクタの相互接続点と基準電位間に接続され、前記第1の制御信号が第1の状態になるとコンデンサとして機能し、前記第1の制御信号が第2の状態になると抵抗として機能するインピーダンス素子とを有し、
    前記アンテナに前記無線信号が受信されない状態で、前記差分回路の出力が0になるように前記第1の制御信号により前記第1及び第2の状態のデューティ比を調整するステップを有することを特徴とする受信装置の調整方法。
JP2007039618A 2007-02-20 2007-02-20 受信装置及びその調整方法 Expired - Fee Related JP4373452B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039618A JP4373452B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 受信装置及びその調整方法
US12/003,743 US8285238B2 (en) 2007-02-20 2007-12-31 Receiver

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007039618A JP4373452B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 受信装置及びその調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008205823A JP2008205823A (ja) 2008-09-04
JP4373452B2 true JP4373452B2 (ja) 2009-11-25

Family

ID=39707102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007039618A Expired - Fee Related JP4373452B2 (ja) 2007-02-20 2007-02-20 受信装置及びその調整方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8285238B2 (ja)
JP (1) JP4373452B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009236736A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Fujitsu Ltd 受信装置及び信号処理システム
JP5182063B2 (ja) * 2008-12-18 2013-04-10 富士通株式会社 スイッチ回路及び受信装置
JP6028550B2 (ja) * 2012-11-30 2016-11-16 富士通株式会社 可変位相装置、半導体集積回路及び位相可変方法
CN105553564B (zh) * 2015-12-14 2017-09-12 北京交通大学 一种占空比可调节的奈奎斯特波形光学发生装置
CN110113066B (zh) * 2019-04-29 2023-12-01 中国科学院国家天文台 一种射电望远镜系统的实时噪声校准系统及方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56108945A (en) 1980-02-01 1981-08-28 Mitsubishi Electric Corp Microwave radiometer
US4837530A (en) 1987-12-11 1989-06-06 Hewlett-Packard Company Wideband (DC-50 GHz) MMIC FET variable matched attenuator
JPH07250003A (ja) 1994-03-09 1995-09-26 Fujitsu Ltd 無線通信装置
KR100469500B1 (ko) * 2002-06-29 2005-02-02 엘지전자 주식회사 이동통신단말기의 송수신장치
JP4113812B2 (ja) * 2003-08-05 2008-07-09 北川工業株式会社 電波吸収体、および電波吸収体の製造方法
JP4468772B2 (ja) 2004-09-07 2010-05-26 富士通株式会社 受信回路
KR100768502B1 (ko) * 2006-06-30 2007-10-19 삼성전자주식회사 인체로 방사되는 전자파를 감소시킨 이동통신 단말기 및이동통신용 안테나

Also Published As

Publication number Publication date
US20080200141A1 (en) 2008-08-21
JP2008205823A (ja) 2008-09-04
US8285238B2 (en) 2012-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3547536B1 (en) System and method for bypassing a low noise amplifier
US8271028B2 (en) Dual band amplifier
May et al. Design and characterization of $ W $-band SiGe RFICs for passive millimeter-wave imaging
EP3751732B1 (en) Coupling a bias circuit to an amplifier using an adaptive coupling arrangement
US7936237B2 (en) Multi-band transmit-receive switch for wireless transceiver
EP2274828B1 (en) System and method of enabling a signal processing device in a relatively fast manner to process a low duty cycle signal
EP3329603B1 (en) Rf switch with bypass topology
JP4373452B2 (ja) 受信装置及びその調整方法
JPH08335801A (ja) 電子制御装置
Papotto et al. A 27-mW W-band radar receiver with effective TX leakage suppression in 28-nm FD-SOI CMOS
US8761300B2 (en) Peak detector with extended range
Gilreath et al. A 94-GHz passive imaging receiver using a balanced LNA with embedded Dicke switch
Kim et al. 24 GHz circularly polarized Doppler radar with a single antenna
EP2850728B1 (en) Integrated technique for enhanced power amplifier forward power detection
Yuan et al. 110–140-GHz single-chip reconfigurable radar frontend with on-chip antenna
Kawano et al. RF Chipset for Impulse UWB Radar Using 0.13-$\mu {\hbox {m}} $ InP-HEMT Technology
US8970445B2 (en) Radio device
US11606075B2 (en) Tunable, broadband directional coupler circuits employing an additional, selectable coupling circuit(s) for controlling frequency response
WO2016034740A1 (en) Iq signal generator system and method
WO2015006059A1 (en) Temperature compensated rf peak detector
Lian et al. A dual-band LNA with 0.18-μm CMOS switches
US20210143861A1 (en) Transceiver device
US10389358B1 (en) Transmit-receive switch
JP5182063B2 (ja) スイッチ回路及び受信装置
Duan et al. A S-band switchless bi-directional transceiver with a 52% fractional bandwidth in CMOS technology

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081117

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090811

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090903

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4373452

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120911

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130911

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees