JP4369458B2 - 空気調和機の室内機 - Google Patents
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Description
結局は、筐体内のゴミ収納部に保管したゴミを取出すために、高所に手を伸ばす必要があり、面倒である。このときゴミが突き固まっているという保証がないから、筐体からゴミ収納部を取出すと、ゴミが飛散する、もしくは落下する虞れがある。
更に本発明にかかる空気調和機の室内機は、ダストボックスを室内機本体から取り外して、蓋部であるボックスカバーをボックスケースから外すことで、ダストボックス内部に収集された塵挨を容易に取り除くことができる。したがって、屋外への換気が行えない場所に設置した場合でも、使用が可能となるという効果を奏する。
図1は空気調和機の室内機に係る概略の側断面図、図2は前面パネル2を外した状態での室内機本体1の正面図である。(なお、説明中に符号を付していない部品は図示していない。以下同じ)
室内機本体1は、この室内機本体1の前側筐体を構成する前面パネル2と、後板筐体3とから構成されていて、上下方向に対して幅方向に横長状をなす。室内機本体1の前面側一部に前面吸込み口4が開口され、前面吸込み口4に対向する前面パネル2には開閉駆動機構に支持される可動パネル2Aが嵌め込まれている。
運転停止の状態では、上記可動パネル2Aは前面パネル2表面に接合して同一面となり前面吸込み口4を閉成するが、運転時には手前側に突出変位して周囲に室内と連通する隙間を生じさせ、前面吸込み口4が室内に開放するよう制御される。室内機本体1の上部には上面吸込み口5が設けられる。この上面吸込み口5には枠状の桟が嵌め込まれていて、上記桟によって複数の空間部に仕切られている。
前後ドレンパン12a,12bの一部側壁外面は室内送風機10に近接して設けられ、これらで室内送風機10の横流ファンに対するノーズを構成している。ノーズとなる前後ドレンパン12a,12bの側壁部分と吹出し口6の各辺部との間は、隔壁部材14によって連結される。隔壁部材14で囲まれる空間が、ノーズと吹出し口9とを連通する吹出し通風路15となっている。
上記枠体組立16の上面には左右に二分割された上部エアフィルタ20,20が取付けられる。さらに、各前部エアフィルタ17の上端と各上部エアフィルタ20の前端との間に亘って、エアフィルタ清掃ユニットSが取付けられる。
図3では、前部エアフィルタ17、上部エアフィルタ20、エアフィルタ清掃ユニットSを示しているが、空気清浄ユニット18は省略している。図4では、前部エアフィルタ17、上部エアフィルタ20、エアフィルタ清掃ユニットSおよび空気清浄ユニット収納部16aの概略の断面を示している。
そして、上記エアフィルタ清掃ユニットSは一部(後述するシール部材34)を除いて、枠体組立16の前面側エアフィルタ収納部16bと上面側エアフィルタ収納部16cとの間に設けられるエアフィルタ清掃ユニット取付部16dから着脱自在となるよう構成されている。
上記エアフィルタ清掃ユニットSは、後述するように前部エアフィルタ17および上部エアフィルタ20に付着する塵埃を除去する回転ブラシ(塵埃除去機構)30と、この回転ブラシ30を内部に収容する回転ブラシ収容部Yを有するとともに、回転ブラシ30が除去した塵埃を収集する塵挨受け通路(塵埃受け部)31を備えたダストボックス32と、上記ダストボックス32に設けられる開口部33を開閉自在なシール部材34とから構成される。
上記シール部材34は、開口部33の下方部位に、開口部33と対向して配置される。シール部材34は、たとえば合成ゴムなどの柔軟な弾性材から形成されていて、後述するリフト機構45に支持される。通常は、開口部33から露出する回転ブラシ30部分に接触しない位置にあり、リフト機構45が作動することで開口部33を閉塞することができる。
さらに、ダストボックス32を構成するボックスカバー32bで、上記塵埃受け通路31と回転ブラシ30の収容部位との間には掻き落し用突部35が突設される。この掻き落し用突部35は常時、回転ブラシ30の毛先内に、回転ブラシ30の軸方向に亘って挿入していて、回転ブラシ30の回転にともなって毛先が摺接する位置にある。
上記掻き落し用突部35は、ボックスカバー32bの幅方向に亘って、ボックスカバー32bと一体に設けられ、互いに所定間隔を存して突出している。したがって、掻き落し用突部35は櫛状をなしていて、回転ブラシ30の回転にともなって、回転ブラシ30の毛先に付着する塵埃を掻き落す。ダストボックス32の構造上、掻き落された塵埃は塵埃受け通路31に落下するようになっている。
上記回転ブラシ30は、左右方向に分割された上記前部エアフィルタ17と上部エアフィルタ20と対向して、左右に分割されたユニット構造としている。すなわち、それぞれの分割回転ブラシ30,30の軸長は、分割された各前、上部エアフィルタ17,20の幅方向長さと同一であり、同位置に配置される。
特に、ダストボックス32の一側部(図8の右側部)を拡大して図9(B)に示している。このダストボックス32の側面には、ブラシ連結ギヤ37が側面より外側に露出するよう回転自在に支持されており、このブラシ連結ギヤ37の周囲は、切欠開口部iを除きカバーで覆われている。分割回転ブラシ30相互を連結してダストボックス32内に挿入すれば、一方の分割回転ブラシ30は連結部fを介して上記ブラシ連結ギヤ37に連結される。
一方、上記ダストボックス32に設けられ回転ブラシ30が露出する開口部33は、分割された前、上部エアフィルタ17,20の周囲枠あるいは中間枠間に設けられるメッシュ部bと対向している。そのため回転ブラシ30は、前部エアフィルタ17と上部エアフィルタ20のメッシュ部b表面と確実に接触できるようになっている。
上記ダストボックス32の左右両側部には、把手部38が一体に設けられている。内部に回転ブラシを収容するエアフィルタ清掃ユニットSを枠体組立16のエアフィルタ清掃ユニット取付部16dに取付け、もしくはここから取外しする際は、上記把手部38を持って作業すると容易に行える。
図10(B)に示すように、ダストボックス32の他側部には塵埃排出カバー40が一体に取付けられる。この塵挨排出カバー40は上記塵埃受け通路31の末端部に設けられていて、塵挨受け通路31を介して上記空気導入孔39と連通する。そして、エアフィルタ清掃ユニットSを枠体組立16の所定部位に取付けた状態で、上記塵挨排出カバー40は枠体組立16に設けられる排出ボックス41内に収容されるようになっている。
上記第3の駆動モータ48のみ示し、他の駆動モータは省略しているとともに、ギヤ組立Gを構成するギヤケース51の側面部を外してギヤ列の一部を示している。ただし、上記第1の駆動モータ46の支持座kと、上記第2の駆動モータ47の支持座mが近接した位置に設けられることと、上記第4の駆動モータ49の支持座nがケーシング51の下端部に設けられることを示している。
図12に示すケーシング51の右側隅部に所定間隔を存して、互いに同一ギヤ径の一対のギヤEが支持される。これらギヤEの軸部には先に説明した第1の駆動モータ46と第2の駆動モータ47の回転軸がケーシング51の側面から上記支持座k、mに挿入され、各モータ46,47はケーシング51側面に取付けられる。第1、第2の駆動モータ46,47の回転軸は支持座k、mから突出していて、それぞれに上記ギヤEが嵌着固定される。
一方、ここでは図示しない上記第4の駆動モータ49の回転軸はケーシング51を介して内部に突出し、この回転軸に駆動レバー65の基端部が嵌着固定される。上記駆動レバー65は基端部から軸方向とは直交する方向に一体に延設される舌片部65aを備えていて、この舌片部65aの先端に上記駆動アーム64の基端部が回動自在に連結される。
これら第4の駆動モータ49、駆動レバー65、駆動アーム64、ギヤDで、上記切換え機構61が構成される。すなわち、上記第4の駆動モータ49の回転方向に応じて駆動レバー65と駆動アーム64が一体になって回動し、駆動アーム64先端のギヤDの位置が変動するよう構成される。
すなわち、上記ギヤアーム66はギヤCとともに上記支軸部p回りに回動自在であり、このギヤアーム66の下端部に上記ギヤDおよび駆動アーム64の先端部が回動自在に連結される。そのため、上記ギヤDはギヤアーム66の回動姿勢に係らず常にギヤCに噛合することとなる。
図12のみ示すように、上記ケーシング51の隅部にはマイクロスイッチ67が取付けられている。上記駆動アーム64は、回動変位した位置によっては上記マイクロスイッチ67の作動子に接触してオン状態となし、検知信号は制御部に送られるようになっている。
上記切換え機構61を構成するギヤアーム66はまた、上記シール部材34を支持するリフト機構45も兼用する。図13のみに示すように、ギヤアーム66の下端部は支軸部pを中心として所定の曲率半径を形成していて、この内面側には内歯部68が設けられている。上記内歯部68には切換え用ギヤ69が噛合していて、この切換え用ギヤ69はケーシング51側面を貫通して設けられるシール用支軸70の端部に嵌着固定される。
上記シール用支軸70の所定部位にはシール駆動用カム71が設けられている。このシール駆動用カム71は全体的に円筒状をなし、周面一部に径方向に突出する半円板状のカム部qを備えている。
これらギヤアーム66、シール駆動用カム71、シールガイド機構74で、シール部材34に対する上記リフト機構45が構成される。
再び図5および図6に示すように、上記ダストボックス32の開口部33を開閉するシール部材34の両側部に沿って一対の支軸75a,75bが設けられる。それぞれの支軸75a,75bの一端部(右側端部)には、先に図12で説明したように、上記ギヤ列を構成する前部用ギヤFfもしくは上部用ギヤFuが嵌着固定される。実際には、図5、図6の左側の支軸75aに前部用ギヤFfが取付けられ、右側の支軸75bに上部用ギヤFfが取付けられる。
いずれにしろ、ギヤ列を構成する前部用ギヤFfが回転すれば、この支軸75aに設けられる前部エアフィルタ駆動ギヤ76が回転して、ピニオンとラックの関係から前部エアフィルタ17が前部エアフィルタ駆動ギヤ76の回転方向に移動付勢される。また、ギヤ列を構成する上部用ギヤFuが回転すれば、この支軸75bに設けられる上部エアフィルタ駆動ギヤ77が回転し、ピニオンとラックの関係から上部エアフィルタ20が上部エアフィルタ駆動ギヤ77の回転方向に移動付勢される。
また、上記ダストボックス32を構成するボックスケース32aには、前部ガイド80および上部ガイド85が設けられる。すなわち、前部ガイド80と上部ガイド85はエアフィルタ清掃ユニットSに一体に取付けられる。
前部ガイド軸81の左右両側部と中央部には、ダストボックス32と前部ガイド軸81との間隔を均一に保持する間隔保持具82が設けられる。上記間隔保持具82は、上記ボックスケース32aの角部に接離自在な突部82aを備えていて、この突部82aをボックスケース32aに当接することにより前部ガイド軸81の位置が固定化され、かつダストボックス32に対する前部ガイド軸81との間隔が互いの全長に亘って均一に設定されるようになっている。
各フィルタガイド83の上面側で、幅方向両側部にはガイド鍔部tが設けられていて、これらガイド鍔部t相互間に上記中央補強桟aの幅方向を嵌め込むことが可能である。また、通常の状態でフィルタガイド83の周面下端側一部は前部エアフィルタ17の中央補強桟a上面に接触するよう組立てられる。
ここでは特に図示していないが、上部ガイド軸86の左右両側部と中央部にも、ダストボックス32と上部ガイド軸86との間隔を均一に保持する間隔保持具が設けられる。この間隔保持具は、ボックスケース32aの角部に接離自在な突部を備え、この突部をボックスケース32aに当接することにより上部ガイド軸86の位置が固定化され、かつダストボックス32に対する上部ガイド軸86との間隔が互いの全長に亘って均一に設定されることも同様である。
各フィルタガイド88の上面側で、幅方向両側部にはガイド鍔部tが設けられていて、これらガイド鍔部t相互間に上記中央補強桟aの幅方向を嵌め込むことが可能である。また、通常の状態でフィルタガイド88の周面下端側一部は上部エアフィルタ20の中央補強桟a上面に接触するよう組立てられる。
上記換気ユニット11は、本来、室内空気を室内機本体1内に取り入れたあと、熱交換器8の一次側もしくは二次側の空気を外部に排出する機能を備えているが、ここでは併せて、後述するように前部エアフィルタ17と上部エアフィルタ20からエアフィルタ清掃ユニットSが収集した塵埃を吸気し、かつ屋外へ排出する吸排気装置を兼ねている。したがって、吸排気装置を換気ユニット11として、以下に説明する。
図14に示すように、上記排出ボックス41にはホース接続口41aが一体に設けられていて、接続ホース42の一端部が接続される。接続ホース42は緩やかな曲線をなすよう曲成されて、上記換気ユニット11に設けられる接続口91に接続される。すなわち、後述するように接続ホース42内には前、上部エアフィルタ17,20から除去した塵埃が流通するので、途中で詰まらないように配慮される。
図16に示すように、上記換気ユニット11は、ファンケーシング90の側面中心部に開口する換気吸込み口に設けられた換気通路用開閉ダンパ98と、このダンパ98を駆動する機構およびファンケーシング90内に配置される換気ファン99などの送風機構から構成される。
上記開口の一方は、上記熱交換器8の二次側空間と連通し、もう一方は前、上部エアフィルタ17,20を通過して熱交換器8に導かれる以前の、熱交換器8の一次側空間と連通する構成となっている。上記開閉ダンパ98の駆動機構は制御信号にもとづいて換気通路用開閉ダンパ98を回動駆動する。
上記ファンケーシング90は排気口90aを備えていて、この排気口90aには排気ダクトが接続される。上記塵挨案内用ケース95が取付けられる取付け用孔93から排気口90aが設けられるファンケーシング90部位は、換気ファン99の先端から最も離間するよう設定されている。上記排気ダクトは、室内機本体1の取付け壁面を貫通して屋外へ突出していて、換気ユニット11を構成する送風機構100は排気ダクトを介して屋外と連通する。
使用者がリモコン(遠隔操作盤)の運転ボタンを押圧操作すると、室内送風機10が駆動するとともに空気清浄ユニット18が作用する。さらに、室内機と冷媒管を介して連通する室外機において圧縮機が駆動して、冷凍サイクル運転が開始される。
室内空気は前面吸込み口4および上面吸込み口5から室内機本体1内に導かれ、2分割された前部エアフィルタ17および上部エアフィルタ20を通過する。このとき、室内空気中に含まれる塵埃が前部エアフィルタ17および上部エアフィルタ20に捕捉される。前部エアフィルタ17により塵埃が除去された室内空気は空気清浄ユニット18を構成する一対の電気集塵機22を通過して、より微細な塵埃が電気的に集塵され、かつ脱臭される。
使用者がリモコン(遠隔操作盤)を操作して「エアフィルタ掃除モード」を選択する、もしくは所定の期間毎で空調運転の終了後、もしくは予め設定された時間、もしくは予め決められた時間帯などに、「エアフィルタ掃除モード」が自動的に行われる。
この状態で第1、第2の駆動モータ46,47の駆動により一対のギヤEが互いに同方向に回転駆動される。これらギヤEを介してギヤBが回転し、このギヤBに噛合するギヤAからギヤCに回転力が伝達される。そして、ギヤCからギヤDを介して前部用ギヤFfに回転力が伝達され、この前部用ギヤFfを支持する支軸75aが回転する。この支軸75aには前部エアフィルタ駆動ギヤ76が設けられ、しかも前部エアフィルタ17が上面側から前部ガイド80に押え付けられて中央補強桟aのラック78と噛合している。
前部エアフィルタ17に付着していた塵埃は、回転ブラシ30によって円滑に、かつ確実に掻き落されて除去される。すなわち、左右に分割されている前部エアフィルタ17に対して、回転ブラシ30も左右に分割されているので、各分割前部エアフィルタ17への接触のばらつきを少なくして、塵埃の掻き取り効果を高めることができる。
塵埃は前部エアフィルタ17から回転ブラシ30に転移する。この直後に回転ブラシ30は掻き落し用突部35に接触して通過する。掻き落し用突部35が櫛歯状に形成されているので、回転ブラシに転移した塵埃は掻き落されて塵埃受け通路31に落下する。上記塵挨受け通路31は、回転ブラシ30と対向する部位が開口している以外は密閉構造となっているので、掻き落とされた塵埃が塵挨受け通路31から周辺へ飛散することはない。
上記回転ブラシ30の回転方向は変らないから、回転ブラシ30に転移した塵埃は掻き落し用突部35によって回転ブラシ30から剥離され塵挨受け通路31へ落下する。このときも、全ての塵埃は塵挨受け通路31に収集され、周囲に飛散することはない。
ついには、前部エアフィルタ17は元の前面側のエアフィルタ収納部16bに完全に戻る。この状態を感知した制御部は、第1、第2の駆動モータ46,47に停止信号を送る。このようにして、前部エアフィルタ17に対する塵挨除去作用が終了する。
なお、塵挨受け通路31の一端部はボックスケース32a端部に設けられる空気導入孔39に連通しているので、ダストボックス32周辺の空気が空気導入孔39から塵挨受け通路31へ強制的に吸引される。そのため、塵挨受け通路31に収集される塵埃は吸引された空気によっても掻き出され、ダストボックス32から出て接続ホース42に導かれる。
上記接続ホース42から塵挨案内用ケース95の接続口91と、風力ダンパ96が開放する塵挨排出路94およびファンケーシング90の取付け用孔93を介して導かれた塵埃は、ファンケーシング90内周面に沿って移動し、排気口90aから屋外へ排出される。
なお、上述したように、ここでは既存の室内機本体1に、前部エアフィルタ17と、上部エアフィルタ20および空気清浄ユニット18を備えた枠体組立16を取付けることが可能であるが、既存の室内機に換気ユニット11を備えていないタイプのものもある。この場合は、エアフィルタ清掃ユニットSを構成するダストボックス32の一側部に空気導入孔がなく、他側部に塵挨排出カバーが設けられていないものを取付ける。
エアフィルタ清掃ユニットSを低所に置き、ボックスカバー32bをボックスケース32aから開放すれば、ボックスケース32a内の塵挨受け通路31に塵埃が収集されていることを確認できるので、これを掃除機などで吸引除去すればよい。
以上説明したように、本発明によれば、室内機本体1の前面吸込み口4と上面吸込み口5に対向する前部エアフィルタ17と上部エアフィルタ20を互いに別体に構成した。そして、エアフィルタ清掃ユニットSに対して一方のエアフィルタ、たとえば前部エアフィルタ17を往復移動して付着している塵埃を除去し、そのあと他方のエアフィルタ、たとえば上部エアフィルタ20を往復移動して塵埃を除去するようにした。
また、塵埃の付着の程度に応じて、一方のみの清掃運転も可能となる。それぞれのエアフィルタの移動位置が、他方のエアフィルタの配置位置と同じであるので、特に移動先にスペースを確保する必要がない。
吸排気装置である換気ユニット11を利用してエアフィルタ清掃ユニットSに収集した塵埃を屋外へ排出するので、手間がかからずにすむ。このとき、ダストボックス32に形成される開口部33をシール部材34で閉塞するので、塵埃受け通路31において空気漏れがなく、塵埃に対する吸引作用が極めて有効化する。
Claims (2)
- 室内機本体に設けられた吸込み口および吹出口と、該室内機本体内に配置した熱交換器および室内送風機と、前記吸込み口と前記熱交換器との間に介設したエアフィルタとを備え、
該エアフィルタを移動させる移動機構と、該エアフィルタの移動と連係して回転ブラシを回転駆動させ、該エアフィルタの表面に付着した塵埃を前記回転ブラシにより除去するエアフィルタ清掃ユニットを備えた空気調和機の室内機において、
前記エアフィルタ清掃ユニットは、前記室内機本体の幅方向に亘って設けられ、かつ該室内機本体に対して着脱自在に取付けられるダストボックスを備え、
前記ダストボックスは、一面が開放されたボックスケースと、
該ボックスケースの開放面に、該開放面を開閉可能に取り付けられたボックスカバーとからなり、
更に前記ダストボックスは、内部に前記回転ブラシを収納させ、収納された該回転ブラシの一部を露出して前記エアフィルタに接触させる開口部と、
前記回転ブラシの側部の軸方向に沿って設けられ、該回転ブラシが前記エアフィルタから除去した塵埃を回収する塵埃受け部と、
前記塵埃受け部と前記回転ブラシとの間に設けられ、該回転ブラシに付着した塵埃を、該回転ブラシから掻き落す掻き落し用突部と、を有することを特徴とした空気調和機の室内機。 - 前記開口部および前記塵埃受け部は、前記ボックスケースに設けられ、かつ前記回転ブラシは、前記ボックスケースに配置され、
前記掻き落し用突部は、前記ボックスカバーに形成されていることを特徴とした請求項1記載の空気調和機の室内機。
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