JP4369416B2 - 酸洗い性に優れたばね用鋼線材 - Google Patents
酸洗い性に優れたばね用鋼線材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4369416B2 JP4369416B2 JP2005334846A JP2005334846A JP4369416B2 JP 4369416 B2 JP4369416 B2 JP 4369416B2 JP 2005334846 A JP2005334846 A JP 2005334846A JP 2005334846 A JP2005334846 A JP 2005334846A JP 4369416 B2 JP4369416 B2 JP 4369416B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- scale
- spring
- steel wire
- steel
- pickling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/34—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with more than 1.5% by weight of silicon
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/002—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing In, Mg, or other elements not provided for in one single group C22C38/001 - C22C38/60
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/04—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing manganese
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/24—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with vanadium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/26—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with niobium or tantalum
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/28—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with titanium or zirconium
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22C—ALLOYS
- C22C38/00—Ferrous alloys, e.g. steel alloys
- C22C38/18—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium
- C22C38/40—Ferrous alloys, e.g. steel alloys containing chromium with nickel
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/04—Wound springs
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
- Springs (AREA)
Description
Cは、焼入れ焼戻し後の強度(硬さ)の向上に寄与し、大気耐久性を高める元素である。C量が0.35%未満では、上記作用を有効に発揮させることができず、一方、0.7%を超えると、靱延性が劣化し、亀裂が伝播し易くなって耐久性が低下する。また、弁ばねなどのように冷間コイリングが施されるばねでは、靭延性の劣化によって表面疵を基点とした折損が生じる場合がある。C量は、0.51%以上0.61%以下であることが好ましい。
Siは、固溶強化元素として強度向上に寄与し、耐力も向上し得る元素である。Siが1.4未満では、マトリックス強度が不充分である。ただし、Siが2.5%を超えて過剰になると、A3変態点を超える熱処理により、表面にフェライト脱炭が生じ易くなり、固溶強化作用が有効に発揮されない。Siは、1.7%以上2.1%以下であることが好ましい。
Mnは、鋼中の焼入れ性を高める元素である。このような作用を有効に発揮させるため、Mnの添加量は、0.05%以上とする。しかし、Mn量が1.0%を超えて過剰に添加されると、焼入れ性が増大して過冷組織が生成し易くなり、引き抜き加工性が劣化する。また、後述する「ばね工程(c)」のように、熱間圧延後酸洗い処理前に、線材の軟化を目的として焼鈍工程を行う場合、コスト高が避けられなくなる。Mnは、0.4%以上0.9%以下であることが好ましい。
Crは、固溶強化によって線材のマトリックスを強化する元素である。また、Mnと同様、焼入れ性の向上にも有効に作用する。このような作用を有効に発揮させるため、Crを0.5%以上添加する。しかし、Crが1.9%を超えると、圧延後冷却時に過冷組織が生成し易くなり、引き抜き加工性が劣化する。Crは、0.6%以上1.75%以下であることが好ましい。
Pは、旧オーステナイト粒界に偏析して粒界を脆化させ、疲労特性を低下させるため、できるだけ少ない方が良い。本発明では、工業生産上、上限を0.02%とする。
Sは、旧オーステナイト粒界に偏析して粒界を脆化させ、疲労特性を低下させるため、できるだけ少ない方が良い。本発明では、工業生産上、上限を0.02%とする。
Vは、微細な炭化物や窒化物を形成して耐水素脆性の向上に寄与する元素である。また、疲労特性も高められる。更に、結晶粒微細化効果によって靱性や耐力が向上し、耐へたり性の向上にも寄与する。このような作用を有効に発揮させるためには、Vを0.07%以上添加することが好ましい。ただし、Vを0.4%を超えて過剰に添加すると、焼入れ加熱時に、オーステナイト中に固溶しない炭化物量が増大し、充分な強度と硬さが得られなくなるほか、残留オーステナイト量も増加してばね硬さが低下する。Vは、0.1以上0.35%以下であることがより好ましい。
Tiは、焼入れ焼戻し後の旧オーステナイト結晶粒を微細化し、耐水素脆性の向上に有効な元素である。また、大気耐久性向上作用も有している。このような作用を有効に発揮させるためには、Tiを0.01%以上添加することが好ましい。ただし、Tiを過剰に添加すると、粗大な窒化物が析出し易くなり、大気耐久性が低下するため、上限を0.1%とすることが好ましい。Tiは、0.04%以上0.085%以下であることがより好ましい。
Nbは、炭化物、窒化物、硫化物、およびこれらの複合化合物よりなる微細な析出物を形成して耐水素脆性の向上に寄与する元素である。また、結晶粒微細化効果によって靱性や耐力も向上する。このような作用を有効に発揮させるためには、Nbを0.01%以上添加することが好ましい。ただし、Nbを0.1%を超えて過剰に添加すると、焼入れ加熱時に、オーステナイト中に固溶しない炭化物量が増大し、所定の引張強さが得られない。また、粗大化した窒化物による疲労折損を生じ易くなる。Nbは、0.02%以上0.05%以下であることがより好ましい。
Niは、焼入れ焼戻し後の靱性を高める元素である。また、圧延前および圧延中に生じるフェライト脱炭を抑制する作用も有する。このような作用を有効に発揮させるため、Niを0.15%以上添加する。しかし、Niが0.8%を超えると焼入れ性が増大し、圧延後に過冷組織が生成し易くなる。また、残留オーステナイト量も増大し、ばね硬さが低下する。Niは、0.25%以上0.55%以下であることが好ましい。
本発明のばね用鋼線材は、ΔCrが2.50%以下と、低く抑えられている。後記する実施例に示すように、ΔCrが高くなると酸洗い性が低下するが、これは、酸洗液中にCrO(OH)が生成し、地鉄表面にCrの不働体膜が生じるためである。本発明では、後に詳しく説明するように、特に、熱間圧延前の加熱工程および均熱工程を適切に制御しているため、ΔCrを低く抑えられる。ΔCrは、少なければ少ないほど良く、例えば、2.0%以下であることが好ましく、1.5%以下であることがより好ましい。その下限は特に限定されないが、実操業レベルを考慮すると、0.4%以上であることが好ましい。
供試材:スケールが付着したままの鋼材を樹脂に埋め込み、圧延方向に垂直な断面(測定面)を研磨剤で鏡面仕上げした後、電導性を保持するため、オスミウムを用いて蒸着を行った。
加速電圧:15kV
照射電流:0.3μA
定量ライン分析:分布の間隔1μm、合計300点を測定
スケールの厚さは、40μm以下であることが好ましい。以下に詳しく説明するように、スケール内に発生した亀裂(クラック)によるスケール剥離を考慮すると、スケールの厚さは、おおむね、5μm以上25μm以下であることがより好ましい。
スケールの組成は、体積比率で、おおむね、ファイヤライト:2〜10%(より好ましくは3〜7%)、ウスタイト:2〜20%(より好ましくは10〜18%)、マグネタイト:35〜70%(より好ましくは37〜50%)、およびヘマタイト:20〜60%(より好ましくは30〜55%)の範囲を満足することが好ましい。本発明によれば、難剥離性のファイヤライトの比率が少なく、スケール剥離性に優れたウスタイトやマグネタイトの比率が多くなるようにスケール組成が制御されているため、酸洗い性が一層高められる。
サブスケールの厚さは、2μm以下であることが好ましい。本発明のようにCrを含む鋼材では、前述したように、スケールと地鉄との界面に、Crを主体としたサブスケール(主に、Cr2O3)が生成するが、Cr2O3は、酸洗中にCrO(OH)に変化し、酸洗液に対して難溶性の不働体膜を生成するため、酸洗い性が低下する。また、不働体膜が生成すると、地鉄の活性化が低下して水素の発生が抑制されるため、スケールの剥離に長時間を要するようになる。サブスケールの厚さは薄いほど良く、8μm以下であることがより好ましい。
粒界酸化層の深さ(厚さ)は、10μm以下であることが好ましい。粒界酸化層の深さは薄いほど良く、8μm以下であることがより好ましい。
次に、上記のばね用鋼線材を製造する方法を説明する。
ここでは、おおむね、10℃/分以上の昇温速度で、700℃〜1000℃の温度に加熱する。昇温速度が10℃/分未満の場合、表層部へのCrの濃化を有効に防止することができない。昇温速度は、できるだけ、速い方が良く、15℃/分以上であることが好ましい。また、加熱温度が上記範囲を超えると、Crの濃化が進み、表層のCr量が多くなる。一方、加熱温度が上記範囲を下回ると、鋼材が充分加熱されず、粗圧延ができない。加熱温度は、750℃以上900℃以下であることが好ましい。
ここでは、おおむね、1050℃〜1250℃(好ましくは1100℃〜1200℃)の温度で、20分間〜60分間(より好ましくは、30分間〜50分間)均熱する。この均熱条件は、表層へのCrの濃化を防止し、粒界酸化の進行を抑えるために決定されたものであり、例えば、均熱温度や均熱時間が上記範囲を超えると、Crの濃化が進み易く、一方、均熱温度や均熱時間が上記範囲を下回ると、粒界酸化が進むようになる。
本発明のばね用鋼線材は、特に、上記(ア)および(イ)の工程に留意して製造することが必要であって、他の工程、例えば、(ウ)熱間圧延前の脱スケール工程や、後記する(エ)熱間圧延工程は、特に限定されず、通常、用いられる条件を適宜選択することができるが、例えば、以下のように制御することが推奨される。
ここでは、熱間圧延中に生成したファイヤライトへのCrやNiの濃化を防止し、更に、スケールの組成を適切に制御するため、所定の水冷シャワーを施している。
(a)酸洗い→表面皮膜処理→引き抜き→焼入れ焼戻し(オイルテンパー)
(b)鉛パテンティング(LP)→酸洗い→表面皮膜処理→引き抜き→オイルテンパー
(c)焼鈍→酸洗い→表面皮膜処理→皮削り(SV)→LP→酸洗い→表面皮膜処理→
引き抜き→オイルテンパー
表1に示す種々の鋼(鋼種A〜G、いずれも、本発明で定める鋼中成分を満足している例であり、残部は鉄および不可避不純物である。)を小型真空溶解炉で150kg溶製し、155cm角のビレットに熱間鍛造した後、下記に示す線材工程1から3の加熱・熱間圧延条件により、直径7.4mm径の鋼線材を作製した。上記の線材工程のうち、線材工程1および2は、本発明で規定する製造条件をすべて満足する本発明例であり、線材工程3は、加熱温度および均熱温度の両方が本発明の範囲よりも高い比較例である。
15℃/分の加熱速度で約1000℃まで加熱した後、約1060℃で20分間均熱し、100kgf/mm2(≒981MPa)の水圧下で約5秒間、高水圧シャワーを行って脱スケールを実施した。次に、粗圧延を行った後、150t/hrのシャワー冷却を行いながら、仕上圧延を行った(仕上圧延温度950℃)後、仕上圧延終了後、約700℃までの範囲を6℃/secの冷却速度で冷却した。巻取温度は、875℃とした。
20℃/分の加熱速度で約980℃まで加熱した後、約1100℃で30分間均熱し、
100kgf/mm2(≒981MPa)の水圧下で約5秒間、高水圧シャワーを行って脱スケールを実施した。次に、粗圧延を行った後、150t/hrのシャワー冷却を行いながら、仕上圧延を行った(仕上圧延温度980℃)後、仕上圧延終了後、約700℃までの範囲を6℃/secの冷却速度で冷却した。巻取温度は、875℃とした。
18℃/分の加熱速度で約1100℃まで加熱した後、約1300℃で40分間均熱し、100kgf/mm2(≒981MPa)の水圧下で約5秒間、高水圧シャワーを行って脱スケールを実施した。次に、粗圧延を行った後、150t/hrのシャワー冷却を行いながら、仕上圧延を行った(仕上圧延温度1050℃)後、仕上圧延終了後、約700℃までの範囲を4℃/secの冷却速度で冷却した。巻取温度は、875℃とした。
上記の鋼線材を100mm長さに切断し、サンプル数(n)を3として、以下の酸洗いテスト(ビーカテスト)を実施した。ここでは、実操業における酸洗い処理と同様の条件下で実験を行った。
酸溶液:15%の硫酸
地鉄の溶解防止用としてインヒビター(カチオン性アミン誘導体)を
0.5%
鉄分として2価鉄を20g/L
浸漬条件:60℃で10分間
(1)A(%)=[(W0−W1)/W0]×100
式中、
Aは、もともとのスケール付着率(鋼線材のスケール付着率)であり、
W0は、浸漬前の鋼線材(圧延まま、スケール付着あり)の重量(g)、
W1は、上記の浸漬条件で浸漬した後の鋼線材の重量(g)を意味する。
(2)B(%)=[(W01−W2)/(W01)]
Bは、上記条件での酸洗後のスケール剥離率であり、
W01は、浸漬前の鋼線材(圧延まま)の重量(g)、
W2は、酸洗い実験後の重量(g)を意味する。
上記供試材の断面を、Fe−SEM装置(日立製作所製のS−4500電界放射型走査電子顕微鏡)を用いて観察した写真(倍率:3000倍)に基づき、スケールの厚さを測定し、その最大厚さを「スケールの厚さ」とした。
上記供試材の断面について、下記条件のX線回折分析を行い、スケールの組成(体積比率)を測定した。
装置:理学電気製「RAD−RU300」
ターゲット:Cr
ターゲット出力:40kV−200mA
モノクロメータ受光スリット:0.6mm
スリット:発散1°、散乱1°、受光0.15mm
走査速度:2°/分
測定範囲(2θ):15°または110°
サンプリング幅:0.02°/step
前述した「スケールの厚さ」と同様にして、Fe−SEM写真に基づいてサブスケールの厚さを測定し、その最大厚さを「サブスケールの厚さ」とした。Fe−SEM写真において、サブスケールは、スケールに比べて黒く観察される(前述した図1を参照)ため、両者は、色の濃淡によって区別することができる。
上記供試材の断面について、光学顕微鏡(倍率400倍)を用いて粒界酸化層を測定し、その最大深さを「粒界酸化層の厚さ」とした。
次に、上記の各鋼線材を用い、下記に示すばね工程(a)から(c)のいずれかを行うことにより、直径4.0mmのばね用鋼線(オイルテンパー線)を製造した。下記工程では、引き抜き、鉛パテンティング(LP)、および皮削り(SV)は、すべて、同じ条件で実施した。
(a)表面皮膜処理→引き抜き(乾式伸線)→オイルテンパー(加熱温度:930
℃、焼入油温度:70℃、焼戻温度:450℃、焼戻し後の冷却:水冷)
(b)LP、930℃で加熱→600℃で保持)→酸洗い→表面皮膜処理
→引き抜き→オイルテンパー
(c)焼鈍(660℃で2時間保持)→酸洗い→SV→LP→酸洗い→引き抜き
→オイルテンパー
このようにして得られたオイルテンパー線を用い、上記と同様にして粒界酸化層の深さを測定した。本発明では、粒界酸化層の深さが10μm以下のものを合格と判定した。
上記のオイルテンパー線を切断したサンプル(長さ約650mm)を50本用意し、中村式回転曲げ疲労試験に供した。具体的には、各サンプルの引張強度の45%の負荷応力下で疲労試験(10000万回)を行い、折損が発生した数を測定した。サンプル50本中、折損が発生した比率(折損率)を算出した。
Claims (4)
- C :0.35〜0.7%(質量%の意味。以下、特に断らない限り、同じ)、
Si:1.4〜2.5%、
Mn:0.05〜1.0%、
Cr:0.5〜1.9%、
P :0.02%以下(0%を含まない)、
S :0.02%以下(0%を含まない)、
残部:Feおよび不可避不純物
を満足するばね用鋼線材であって、
表層のCr濃度と鋼中のCr濃度との差が2.50%以下であることを特徴とする酸洗い性に優れたばね用鋼線材。 - V :0.07〜0.4%、
Ti:0.01〜0.1%、および
Nb:0.01〜0.1%
よりなる群から選択される少なくとも一種を更に含有する請求項1に記載のばね用鋼線材。 - Ni:0.15〜0.8%を更に含有する請求項1または2に記載のばね用鋼線材。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のばね用鋼線材を用いて得られるばね。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005334846A JP4369416B2 (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 酸洗い性に優れたばね用鋼線材 |
KR1020060088789A KR100823780B1 (ko) | 2005-11-18 | 2006-09-14 | 산세성(酸洗性)이 우수한 스프링용 강선재(鋼線材) |
CN2006101603482A CN1966755B (zh) | 2005-11-18 | 2006-11-15 | 酸洗性优异的弹簧用钢丝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005334846A JP4369416B2 (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 酸洗い性に優れたばね用鋼線材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007138260A JP2007138260A (ja) | 2007-06-07 |
JP4369416B2 true JP4369416B2 (ja) | 2009-11-18 |
Family
ID=38075728
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005334846A Expired - Fee Related JP4369416B2 (ja) | 2005-11-18 | 2005-11-18 | 酸洗い性に優れたばね用鋼線材 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4369416B2 (ja) |
KR (1) | KR100823780B1 (ja) |
CN (1) | CN1966755B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5624503B2 (ja) * | 2011-03-04 | 2014-11-12 | 日本発條株式会社 | ばねおよびその製造方法 |
JP5824443B2 (ja) * | 2012-11-22 | 2015-11-25 | 株式会社神戸製鋼所 | ばね用鋼線材の製造方法 |
JP6085192B2 (ja) * | 2013-03-01 | 2017-02-22 | 株式会社神戸製鋼所 | 伸線性に優れたばね用鋼線材およびその製造方法 |
CN104451441A (zh) * | 2014-11-08 | 2015-03-25 | 江苏天舜金属材料集团有限公司 | 桥梁用预应力钢丝及其生产工艺 |
CN105648318A (zh) * | 2016-02-25 | 2016-06-08 | 邢台钢铁有限责任公司 | 一种具有高的低温高速扭转性能的精制线材及其生产方法和用途 |
CN105734415A (zh) * | 2016-02-26 | 2016-07-06 | 邢台钢铁有限责任公司 | 一种具有高扭转性能的精制线材及其制备方法和用途 |
JP2017179423A (ja) * | 2016-03-29 | 2017-10-05 | 株式会社神戸製鋼所 | 疲労特性に優れた鋼線、およびその製造方法 |
CN107557672A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-01-09 | 太湖县爱杰机械铸造有限公司 | 一种汽车悬挂弹簧钢及其制备方法 |
CN108179355A (zh) * | 2018-01-31 | 2018-06-19 | 中钢集团郑州金属制品研究院有限公司 | 一种高强度高韧性弹簧钢丝及其制备工艺 |
CN114080464B (zh) * | 2019-07-10 | 2022-12-02 | 日本制铁株式会社 | 热轧钢板 |
CN111237366B (zh) * | 2020-03-19 | 2022-02-11 | 毕克礼斯精密部件(太仓)有限公司 | 一种变节距的弧形弹簧 |
JP7428889B2 (ja) | 2020-03-27 | 2024-02-07 | 日本製鉄株式会社 | 鋼材 |
JP7564439B2 (ja) | 2020-12-16 | 2024-10-09 | 日本製鉄株式会社 | 鋼材 |
WO2024101377A1 (ja) * | 2022-11-08 | 2024-05-16 | 日本発條株式会社 | 鋼線材および鋼線材の製造方法 |
WO2024101376A1 (ja) * | 2022-11-08 | 2024-05-16 | 日本発條株式会社 | 鋼線材および鋼線材の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06299295A (ja) * | 1993-04-13 | 1994-10-25 | Kobe Steel Ltd | 高強度ばね用鋼材およびその製造方法 |
WO2002050327A1 (fr) * | 2000-12-20 | 2002-06-27 | Nippon Steel Corporation | Acier à ressorts haute résistance et fil d'acier à ressorts |
-
2005
- 2005-11-18 JP JP2005334846A patent/JP4369416B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2006
- 2006-09-14 KR KR1020060088789A patent/KR100823780B1/ko active IP Right Grant
- 2006-11-15 CN CN2006101603482A patent/CN1966755B/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1966755A (zh) | 2007-05-23 |
KR100823780B1 (ko) | 2008-04-21 |
KR20070053095A (ko) | 2007-05-23 |
JP2007138260A (ja) | 2007-06-07 |
CN1966755B (zh) | 2011-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100823780B1 (ko) | 산세성(酸洗性)이 우수한 스프링용 강선재(鋼線材) | |
EP3358032B1 (en) | Galvanized steel sheet for hot pressing and method for producing hot pressed molded article | |
JP5697125B2 (ja) | 優れた耐遅れ割れ性を有する鉄−炭素−マンガンオーステナイト系鋼板の製造方法、およびそのようにして製造された鋼板 | |
CN101426943B (zh) | 扭转特性好的pws用电镀钢线及其制造方法 | |
EP2371979B1 (en) | High-strength cold-rolled steel sheet having excellent workability, molten galvanized high-strength steel sheet, and method for producing the same | |
JP6562180B1 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法 | |
JP4943558B2 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
JP5223360B2 (ja) | 成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP4589880B2 (ja) | 成形性と穴拡げ性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板と高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板及び高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法並びに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
KR102544884B1 (ko) | 고강도 용융 아연 도금 강판 및 그의 제조 방법 | |
CN111492075A (zh) | 钢板、热浸镀锌钢板和合金化热浸镀锌钢板 | |
KR100891764B1 (ko) | 산세성이 우수한 스프링용 강선재 | |
JP2009542920A5 (ja) | ||
JP7238161B2 (ja) | フェライト系ステンレス鋼板 | |
JP2021181625A (ja) | 高強度部材、高強度部材の製造方法及び高強度部材用鋼板の製造方法 | |
JP6795122B1 (ja) | 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JPH11236621A (ja) | 高張力高延性亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
KR101253818B1 (ko) | 표면특성이 우수한 열간 프레스용 용융아연도금강판, 이를 이용한 열간 프레스 부재 및 이들의 제조방법 | |
JP4486040B2 (ja) | 冷間切断性と疲労特性に優れた冷間成形ばね用鋼線とその製造方法 | |
JP7401826B2 (ja) | 鋼板、及び鋼板の製造方法 | |
JP3921135B2 (ja) | バーリング加工性に優れた高強度高延性溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 | |
WO2017191792A1 (ja) | ばね巻き性に優れるばね用鋼線及びその製造方法 | |
TWI651417B (zh) | 熱浸鍍鋅鋼材及其製造方法 | |
JP2004360022A (ja) | 耐遅れ破壊特性に優れた高強度Alめっき線材及びボルト並びにその製造方法 | |
WO2023135983A1 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070928 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090812 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090825 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090827 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4369416 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |