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JP4366698B2 - 計算機、計算機システム、及びディスクイメージ配布方法 - Google Patents

計算機、計算機システム、及びディスクイメージ配布方法 Download PDF

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JP4366698B2 JP2006204424A JP2006204424A JP4366698B2 JP 4366698 B2 JP4366698 B2 JP 4366698B2 JP 2006204424 A JP2006204424 A JP 2006204424A JP 2006204424 A JP2006204424 A JP 2006204424A JP 4366698 B2 JP4366698 B2 JP 4366698B2
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Description

本発明は、計算機システムに関する。特に、本発明は、計算機システムにおいて、新たに運用に追加される計算機にディスクイメージを配布する技術に関する。
ネットワークを介して様々なサービスを提供するサーバシステムが知られている。サーバシステムは、複数のサーバで構成されている。ユーザ数の増加等により負荷が増加した場合、処理能力を増加させるため、新たなサーバが運用に追加される(例えば、特許文献1参照)。
サーバ追加の要求に備えて、サーバシステムには、あらかじめ予備サーバ群が設けられている。サーバの追加時、例えば、予備サーバ群のうち1つを選択し、その選択された予備サーバに、必要なOSやソフトウェアをインストールすることが考えられる。しかし、インストール処理は時間がかかるため、一般的には、選択された予備サーバには、配布元サーバのディスクイメージが配布される。
図1は、従来のサーバ追加方法を示すフローチャートである。まず、運用中のサーバのディスクイメージがあらかじめ用意される(ステップS101)。そのディスクイメージは、OS、ミドルウェア、業務アプリケーション等を含んでおり、以下「配布元イメージ」と参照される。その後、追加サーバの割り当てが要求されると(ステップS102)、管理サーバは、登録されている予備サーバ群から任意の予備サーバを選択する(ステップS103)。そして、管理サーバは、選択された予備サーバのディスクに、配布元イメージをコピーする(ステップS104)。コピーが完了すると、予備サーバの起動処理が行われる(ステップS105)。このようにして、追加サーバの業務が開始される。
特開2006−11860号公報
本願発明者は、次の点に着目した。追加サーバの割り当て要求(ステップS102)から追加サーバの業務開始(ステップS105)までの時間は、配布元イメージのコピー時間にほぼ律速されていると言える。特に、配布元イメージのサイズが大きい場合、追加サーバの業務開始は著しく遅れてしまう。サービス提供者の観点から、追加サーバの業務開始はできる限り早いことが望ましい。
以下に、[発明を実施するための最良の形態]で使用される番号・符号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号・符号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための最良の形態]との対応関係を明らかにするために括弧付きで付加されたものである。ただし、それらの番号・符号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の第1の観点において、ディスクイメージ(IM1)の配布方法が提供される。そのディスクイメージ配布方法は、(A)ディスクイメージ(IM)の一部であり計算機の起動に必要なプログラム(51)を少なくとも含む第1のイメージ(IM1)を、所定の計算機(300)のストレージ(310)にコピーするステップと、(B)所定の計算機(300)を上記プログラム(51)で起動するステップと、(C)上記(B)ステップの後、ディスクイメージ(IM)の残りである第2のイメージ(IM2)を、所定の計算機(300)のストレージ(310)にコピーするステップと、を有する。
本発明によれば、起動に必要な最小限のプログラム(51)を含む第1のイメージ(IM1)がまずコピーされ、その直後に、そのプログラム(51)を用いて計算機(300)の起動処理が行われる。その段階で、その計算機(300)すなわち追加計算機の業務を開始させることが可能である。残りの第2のイメージ(IM2)に関しては、追加計算機の業務の最中にコピーされる。このように、割り当て要求から追加計算機の業務開始までの時間を短縮することが可能となる。
本発明の第2の観点において、計算機システム(1)が提供される。その計算機システム(1)は、管理計算機(100)と、その管理計算機(100)にネットワークを介して接続された計算機(300)とを備える。管理計算機(100)は、所定のディスクイメージ(IM1)の一部であり計算機(300)の起動に必要なプログラム(51)を少なくとも含む第1のイメージ(IM1)を、上記計算機(300)のストレージ(310)にコピーする。その計算機(300)は、そのプログラム(51)によって起動された後、上記所定のディスクイメージ(IM)の残りである第2のイメージ(IM2)を、ストレージ(310)にコピーする。
本発明によれば、起動に必要な最小限のプログラム(51)を含む第1のイメージ(IM1)がまずコピーされ、その直後に、そのプログラム(51)を用いて計算機(300)の起動処理が行われる。その段階で、その計算機(300)すなわち追加計算機の業務を開始させることが可能である。残りの第2のイメージ(IM2)に関しては、追加計算機の業務の最中にコピーされる。このように、割り当て要求から追加計算機の業務開始までの時間を短縮することが可能となる。
本発明の第3の観点において、計算機が提供される。その計算機(300)は、コピー判定モジュール(31)と、コピーモジュール(32)とを備える。コピー判定モジュール(31)は、ストレージ(310)へのアクセス時、アクセス対象である対象データの実体が存在するか否かの判定を行う。対象データの実体が存在しない場合、コピーモジュール(32)は、指定されたコピー元からストレージ(310)への対象データのコピーを制御する。
このような構成を有する計算機(300)は、業務の最中にコピー処理を行うことが可能である。従って、本発明に係る計算機(300)にディスクイメージ(IM)を配布する場合、まずは、起動に必要な最小限のプログラム(51)を含む第1のイメージ(IM1)がコピーされるとよい。そのプログラム(51)を用いることによって、計算機(300)、すなわち追加計算機の起動が可能である。この段階で、追加計算機の業務は開始する。残りのプログラムやデータに関しては、追加計算機の業務の最中にコピーが可能である。このように、割り当て要求から追加計算機の業務開始までの時間が短縮される。
本発明の第4の観点において、管理計算機(100)が提供される。その管理計算機(100)は、イメージ配布モジュール(13)を備える。イメージ配布モジュール(13)は、ネットワークを介して接続された計算機(300)に、所定のディスクイメージ(IM)の一部である第1のイメージ(IM1)だけをコピーする。その第1のイメージ(IM1)は、計算機(300)の起動に必要なプログラム(51)と、上記所定のディスクイメージ(IM)の残りである第2のイメージ(IM2)のコピーを制御するモジュール(31,32)とを含む。
このような構成を有する管理計算機(100)は、計算機(300)にディスクイメージ(IM)を配布する際に、まずは、第1のイメージ(IM1)だけを計算機(300)にコピーする。その第1のイメージ(IM1)は、起動に必要な最小限のプログラム(51)を含んでいる。そのプログラム(51)を用いることによって、予備計算機(300)、すなわち追加計算機の起動が可能である。この段階で、追加計算機の業務は開始する。残りの第2のイメージ(IM2)に関しては、追加計算機の業務の最中に、モジュール(31,32)によってコピーされる。このように、割り当て要求から追加計算機の業務開始までの時間が短縮される。
本発明によれば、計算機システムにおいて新たな計算機が運用に追加される際に、追加計算機の業務開始までの時間を短縮することが可能となる。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態に係る計算機システム及び配布元イメージの配布方法を説明する。計算機システムとして、自律コンピューティングシステム、ユーティリティ・コンピューティングシステム、グリッドシステム、仮想化システムなどが挙げられる。本実施の形態において、計算機システムとして、様々なサービスを提供するサーバシステムが例示される。
1.概要
まず、本発明の概要を説明する。図2Aは、本実施の形態に係るサーバシステム1の構成の一例を概念的に示している。サーバシステム1は、LAN等のネットワークを介して相互に接続されたサーバ群を備えている。そのサーバ群は、管理サーバ100、配布元サーバ200、及び予備サーバ300を含んでいる。管理サーバ100は、サーバ全体の管理を行うサーバである。配布元サーバ200は、運用中のサーバである。予備サーバ300は、必要に応じて運用に組み込まれる予備のサーバである。
また、サーバシステム1は、それぞれのサーバが使用するストレージ群110、210、310を備えている。ストレージ110(マスタディスク)は、管理サーバ100が使用するストレージである。ストレージ210は、配布元サーバ200が使用するストレージである。ストレージ310は、予備サーバ300が使用するストレージである。管理サーバ100は、全てのストレージ110、210、310にアクセス可能である。
予備サーバが運用に組み込まれる際、現在運用中の配布元サーバ200の「配布元イメージIM」が、予備サーバ300に配布される。配布元イメージIMは、配布元サーバ200のディスクイメージであり、OS、ミドルウェア、業務アプリケーション等を含んでいる。その配布元イメージIMは、例えばストレージ110にあらかじめ格納されている。
サーバシステム1の構成は、図2Aに示されたものに限られない。例えば、図2Bに示されるように、サーバ群100〜300とストレージ群110〜310は、SAN(Storage Area Network)によって接続されていてもよい。あるいは、サーバシステム1は、iSCSIをサポートしていてもよい。iSCSIの場合、ストレージ群110〜310は、ネットワークに直接接続され、複数のサーバから共用される。
図3は、本発明に係るサーバ追加方法を示すフローチャートである。まず、管理サーバ100は、運用中の配布元サーバ200の配布元イメージIMを作成する(ステップS1)。ここで、配布元イメージIMは、「第1のイメージIM1」と「第2のイメージIM2」に区分けされ得る。第1のイメージIM1は、配布元イメージIMの一部であり、サーバの起動に必要なプログラムを少なくとも含んでいる。第2のイメージIM2は、配布元イメージIMの残りである。作成された配布元イメージIMは、所定のストレージに格納される。配布元イメージIMは、一括して格納されていてもよいし、分散的に格納されていてもよい。
その後、ユーザあるいは負荷監視ソフトが、管理サーバ100に対して、追加サーバの割り当てを要求する(ステップS2)。その要求に応答して、管理サーバ100は、登録されている予備サーバ群から、1つの予備サーバ300を選択する(ステップS3)。ここで、管理サーバ100は、配布元サーバ200と予備サーバ群のハードウェア構成を比較することにより、配布元イメージIMに適合した予備サーバ300を選択することもできる。
次に、管理サーバ100は、第1のイメージIM1だけを、選択された予備サーバ300のストレージ310にコピーする(ステップS4)。上述の通り、第1のイメージIM1は、サーバの起動に必要なプログラムを含んでいる。その状態で、管理サーバ100は、WOL(Wake-on LAN)機能を利用して予備サーバ300を起動する(ステップS5)。また、管理サーバ100は、ネットワーク/ストレージの設定など、必要な処理を実行する。この時点で、予備サーバ300すなわち追加サーバの業務が開始する。
その後、追加サーバの業務の最中に、第2のイメージIM2がストレージ310にコピーされる(ステップS6)。例えば、第2のイメージIM2のコピーは、追加サーバ(予備サーバ300)の要求に応答してオンデマンド方式で行われる。また、第2のイメージIM2は、追加サーバの動作のバックグラウンドでコピーされてもよい。第2のイメージIM2の全てのコピーが完了すると、配布元イメージIMの配布処理は終了する。
図4は、従来技術と本発明との比較を示している。従来技術によれば、時刻t0における割り当て要求の後、サーバ選択(ステップS103)、配布元イメージ全体のコピー(ステップS104)、及び起動(ステップS105)が順番に実行される。追加サーバにおける業務開始は、時刻t1である。一方、本発明によれば、配布元イメージIMの一部である第1のイメージIM1のコピー(ステップS4)の直後に、起動処理(ステップS5)が行われる。従って、追加サーバで業務が開始する時刻t1’は、時刻t1よりも早くなる。すなわち、割り当て要求から追加サーバの業務開始までの時間は、TAからTBに短縮される。
残りの第2のイメージIM2に関しては、追加サーバの起動後、追加サーバの業務の最中に、オンデマンド・コピーあるいはバックグラウンド・コピーが実行される。第2のイメージIM2のコピーは、時刻t2に完了する。配布元イメージIM全体のコピー時間は長くなるが、追加サーバの業務開始までの時間は短縮される。このことは、サービス提供の継続性の観点から好ましい。
以下、本発明に係る配布元イメージの配布に関して詳細に説明する。特に、第2のイメージIM2のコピー方法に関して、詳細な説明が行われる。
2.第1の実施の形態
2−1.配布元イメージの分類
図5は、第1の実施の形態に係る配布元イメージIMの分類を示す概念図である。配布元イメージIMは、OS部51とアプリケーション部(AP部)を含んでいる。OS部51は、ブートイメージに相当し、サーバの起動に必要な最小限のプログラムである。AP部は、メタ情報52、データ53、ファイル54などを含んでいる。メタ情報52とは、ファイルの管理情報であり、例えばディレクトリ情報などを含む。第1の実施の形態では、第1のイメージIM1は、OS部51とメタ情報52を含む。第2のイメージIM2は、第1のイメージIM1以外のデータ53やファイル54の実体を含む。
メタ情報52に関して、具体的な例を挙げて説明する。図6は、一般的に知られているUNIX(登録商標)のファイル管理方式を概念的に示している。ディスクは、複数のパーティションに区切られている。各パーティションのファイルシステムは、ブートブロック、スーパーブロック、iリスト63、データブロック、及びディレクトリブロック61を有している。ブートブロックは、サーバ起動時に使用されるプログラム(ブートストラップコード)が格納されている領域である。iリスト63は、iノード62の集合である。
iノード(index-node)62とは、あるファイルに関する情報であり、ファイルの実体とは別に設けられている。図7は、iノード62の一例を示している。iノード62は、当該ファイルの型(タイプ)や許可モードの他、当該ファイルの大きさ(サイズ)64や実体が存在する場所を示すアドレス表65を有している。全てのファイルはiノード62によって管理されている。
ディレクトリブロック61もファイルの一種である。図6に示されるように、ディレクトリブロック61には、当該ディレクトリに含まれるファイルの名前と、そのファイルに対応付けられたiノード62の番号が示されている。あるファイルが参照される際、ディレクトリブロック61によって当該ファイルに対応するiノード62が判明する。そして、そのiノード62によって、当該ファイルの実体が存在するディスク上の位置が判明する。このようにして、指定されたファイルに対するアクセスが可能となる。
図6に示された例では、ディレクトリブロック61やiリスト63が、ファイルの管理情報であるメタ情報52に相当する。すなわち、ディレクトリブロック61やiリスト63が、第1のイメージIM1に含まれる。そのため、図8に示されるように、ブートブロック、スーパーブロック、iリスト63及びディレクトリブロック61は、ディスク上において連続していることが好適である。これにより、第1のイメージIM1と第2のイメージIM2の区分けが容易となる。OS部51以外のファイルの実体が存在するデータブロックは、第1のイメージIM1には含まれず、第2のイメージIM2に含まれる。
配布元サーバ200のディスク210上のファイルは、最初から図8に示されるような形式で管理されていてもよい。その場合、第1のイメージIM1と第2のイメージIM2を容易に作成することが可能となる。一方、配布元サーバ200のディスク210が図6に示された形式で管理されている場合、第1のイメージIM1と第2のイメージIM2の作成にあたり、ファイルの位置の入れ替えが行われる。このような入れ替えを行うことによって、図8に示されるような形式で、第1のイメージIM1と第2のイメージIM2を作成することが可能となる。
2−2.構成
図9は、第1の実施の形態に係るサーバシステム1の構成を示している。図9においては、特に、管理サーバ100、予備サーバ300、コピー元ストレージ110、及びコピー先ストレージ310が抜き出されて示されている。コピー元ストレージ110として、管理サーバ100が使用するストレージ110が例示されているが、それに限られない。コピー元ストレージ110は、管理サーバ100がアクセス可能なストレージであればよい。コピー先ストレージ310は、予備サーバ300が使用するストレージである。
コピー元ストレージ110には、配布対象である配布元イメージIMが格納されている。配布元イメージIMは、第1のイメージIM1と第2のイメージIM2から構成されている。
管理サーバ100は、イメージ作成モジュール11、サーバ選択モジュール12、及びイメージ配布モジュール13を有している。イメージ作成モジュール11は、配布元イメージIMを作成する。サーバ選択モジュール12は、予備サーバ群の中から1つの予備サーバ300を選択する。イメージ配布モジュール13は、第1のイメージIM1を予備サーバ300にコピーする。これらモジュール11、12、13は、ソフトウェアと演算処理装置との協働によって提供される。
予備サーバ300は、コピー判定モジュール31及びイメージコピーモジュール32を有している。コピー判定モジュール31は、第2のイメージIM2に含まれるデータのコピーの要否を判定する。イメージコピーモジュール32は、コピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310へのデータのコピーを制御する。これらモジュール31、32は、第1のイメージIM1中のOS部51に含まれるソフトウェアと演算処理装置との協働によって提供される。また、予備サーバ300は、管理サーバ100から通知されるコピー元情報33を保持する。コピー元情報33は、管理サーバ100やコピー元ストレージ110のネットワークアドレス等を指定している。このコピー元情報33は、予備サーバ300のRAM等の記憶装置に格納されている。
2−3.動作
既出の図3及び図9を参照して、本実施の形態に係るサーバシステム1の動作例を説明する。
ステップS1:
まず、イメージ作成モジュール11は、配布元サーバ200のストレージ210の配布元イメージIMを作成し、その配布元イメージIMをコピー元ストレージ110に格納する。
例えば、配布元サーバ200のディスク210上のファイルが、図8に示されるような形式で管理されている場合を考える。この場合、イメージ作成モジュール11は、配布元サーバ200のディスク210にアクセスし、第1のイメージIM1に相当する部分と第2のイメージIM2に相当する部分をそのまま読み出す。次に、イメージ作成モジュール11は、第1のイメージIM1に相当する部分に含まれるメタ情報52(iリスト63など)の複製を、コピー元ストレージ110に格納する。その後、イメージ作成モジュール11は、第1のイメージIM1に相当する部分に含まれるiノード62のうち、第2のイメージIM2に属するデータブロックに対応する全てのiノード62のアドレス表65の情報をクリアする。このような処理の後、イメージ作成モジュール11は、それぞれの部分を第1のイメージIM1及び第2のイメージIM2として、コピー元ストレージ110に格納する。
一方、配布元サーバ200のディスク210が、図6に示された形式で管理されている場合を考える。この場合、イメージ作成モジュール11は、まず、配布元サーバ200のディスク210に格納されている全てのデータを読み出す。そして、イメージ作成モジュール11は、iリスト63や散らばっていたディレクトリブロック61が図8に示されるように固まって位置するように、ファイルの位置の入れ替えを行う。この時、全てのiノード62中のアドレス表65の情報も入れ替えられる。その後の処理は、同様である。すなわち、イメージ作成モジュール11は、メタ情報52の複製を、コピー元ストレージ110に格納する。更に、イメージ作成モジュール11は、第1のイメージIM1に相当する部分に含まれるiノード62のうち、第2のイメージIM2に属するデータブロックに対応する全てのiノード62のアドレス表65の情報をクリアする。このような処理を行うことによって、図8に示されるような形式で、第1のイメージIM1と第2のイメージIM2を作成することが可能となる。作成された第1のイメージIM1と第2のイメージIM2は、コピー元ストレージ110に格納される。
ステップS2、S3:
その後、ユーザあるいは負荷監視ソフトが、管理サーバ100に対して、追加サーバの割り当てを要求する。その要求に応答して、サーバ選択モジュール12は、登録されている予備サーバ群から、1つの予備サーバ300を選択する。
ステップS4:
次に、第1のイメージIM1が、コピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーされる(第1段階目のコピー)。例えば、SAN環境の場合やコピー先ストレージ310が共有されている場合、イメージ配布モジュール13は、コピー元ストレージ110から第1のイメージIM1を読み出し、その第1のイメージIM1をコピー先ストレージ310に直接コピーする。あるいは、イメージ配布モジュール13はコピー元ストレージ110に指示を出し、ストレージ側の機能によりコピーが実現されてもよい。
ステップS5:
次に、管理サーバ100は、WOL(Wake-on LAN)機能を利用して予備サーバ300を起動する。上述の通り、第1のイメージIM1にはOS部51が含まれているため、起動が可能である。この時点で、予備サーバ300すなわち追加サーバの業務が開始する。また、OS部51に含まれるソフトウェアと演算処理装置の協働によって、予備サーバ300中にコピー判定モジュール31及びイメージコピーモジュール32が提供される。更に、管理サーバ100は、コピー元情報33を予備サーバ300に通知する。コピー元情報33は、予備サーバ300のRAM等で記憶される。
ステップS6:
その後、追加サーバの業務の最中に、第2のイメージIM2が、コピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーされる(第2段階目のコピー)。第2のイメージIM2のコピーは、オンデマンドあるいは/及びバックグラウンドで行われる。図10A及び図10Bは、本実施の形態に係るステップS6における処理を詳しく示すフローチャートである。
ステップS10:
図10Aに示されるオンデマンド・コピーの場合、まず、動作中のプログラムからコピー先ストレージ310へのアクセス(リード要求)が発生する。この時、後述のバックグラウンド・コピーは、一時中断される。
ステップS11:
予備サーバ300のコピー判定モジュール31は、アクセス対象である対象データの実体がコピー先ストレージ310に存在するか否かの判定を行う。本実施の形態において、コピー判定モジュール31は、第1のイメージIM1に含まれているメタ情報52を参照し、そのメタ情報52に基づいて判定を行う。具体的には、コピー判定モジュール31は、対象データに対応するiノード62(図7参照)に含まれる情報を調べる。そのiノード62中のアドレス表65が空か否かに基づいて、ファイルの実体が存在するか否かの判定を行うことができる。
ステップS12:
iノード62にアドレス表65が示されている場合(ステップS12;No)、対象データは既にコピーされている。従って、コピー先ストレージ310上の指定されたアドレスから、対象データが読み出される(ステップS30)。一方、iノード62においてファイルサイズ64は示されているが、アドレス表65が示されていない場合(ステップS12;Yes)、対象データは未だコピーされていない。つまり、未コピー領域へのアクセスが発生していることがわかる。その場合、処理は、ステップS20に移行する。
ステップS20:
イメージコピーモジュール32は、コピー元ストレージ110からの対象データのコピー処理を制御する。イメージコピーモジュール32は、コピー元情報33を参照して、管理サーバ100やコピー元ストレージ110のネットワークアドレスを認識することができる。例えば、イメージコピーモジュール32は、管理サーバ100に対して対象データのファイル名を通知し、対象データのコピーを指示する。管理サーバ100は、受け取ったファイル名に基づいて、コピー元ストレージ110から対象データを読み出す。ここで、管理サーバ100は、上述のステップS1で用意されたメタ情報52の複製を参照することによって、コピー元ストレージ110から対象データを読み出すことができる。そして、管理サーバ100は、読み出された対象データをコピー先ストレージ310上の対応するアドレスに格納する。または、管理サーバ100は、コピー元ストレージ110に指示を出し、ストレージ側の機能によりコピーが実現されてもよい。
ステップS21:
管理サーバ100は、コピー先ストレージ310上の対象データに関するiノード62にアクセスし、対象データが格納されたアドレスをアドレス表65に格納する。あるいは、管理サーバ100は、イメージコピーモジュール32に当該アドレスを通知する。イメージコピーモジュール32は、対象データに関するiノード62のアドレス表65に、当該アドレスを格納する。このようにして、コピーされたデータに対応付けられたアドレス表65が更新される。その後、コピー先ストレージ310上の指定されたアドレスから、対象データが読み出される(ステップS30)。
バックグラウンド・コピーは、上記オンデマンド・コピーを補完する役割を果たす。第2のイメージIM2にはなかなかアクセスされないファイルも含まれるため、オンデマンド・コピーだけでは、配布元イメージIM全体のコピーが終了するまでの時間が長くなる可能性がある。バックグラウンド・コピーを併用することによって、配布元イメージIM全体のコピー時間が短縮される。バックグラウンド・コピーは、予備サーバ300のコピー判定モジュール31及びイメージコピーモジュール32によって、同様に行われ得る。
ステップS40:
図10Bに示されるバックグラウンド・コピーの場合、予備サーバ300のOSが、開始要求を発行する。例えばOSが、システム負荷をモニタし、システム負荷が軽い場合にコピー判定モジュール31に対してバックグラウンド・コピーの開始を指示する。
ステップS41:
コピー判定モジュール31は、iリスト63の先頭から順番にiノード62を選択する。
その後は、オンデマンド・コピーの場合と同様である。コピー判定モジュール31は、各iノード62の確認を行う(ステップS11)。コピー済の場合(ステップS12;No)、処理はステップS41に戻り、次のiノード62が選択される。未コピーの場合(ステップS12;Yes)、上述のステップS20、S21が実行される。ステップS21が終わると、処理はステップS41に戻り、次のiノード62が選択される。オンデマンド・コピーが発生したり、システム負荷が重くなった場合、OSは、バックグラウンド・コピーを中断させる。
このようにして、追加サーバの業務の途中に、第2のイメージIM2をコピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーすることが可能となる。
2−4.変形例
図11に示されるように、本実施の形態に係るiノード62に、コピーが行われたか否かを示す「コピー済フラグ66」が新たに追加されてもよい。この場合、iノード62のアドレス表65の代わりに、iノード62のコピー済フラグ66を参照することによって、対象データがコピーされたか否かが判定される。以下、変形例に特有な処理を説明する。
ステップS1において、イメージ作成モジュール11は、配布元サーバ200のディスク210の配布元イメージIMを作成する。例えば、配布元サーバ200のディスク210上のファイルが、図8に示されるような形式で管理されている場合を考える。この場合、イメージ作成モジュール11は、配布元サーバ200のディスク210にアクセスし、第1のイメージIM1に相当する部分と第2のイメージIM2に相当する部分をそのまま読み出す。アドレス表65のクリアは行われない。次に、イメージ作成モジュール11は、各iノード62にコピー済フラグ66を追加する。初期状態において、第1のイメージIM1に属するデータブロックに対応する全てのiノード62のコピー済フラグ66は「コピー済」に設定され、第2のイメージIMS2に属するデータブロックに対応する全てのiノード62のコピー済フラグ66は「未コピー」に設定されている。そして、イメージ作成モジュール11は、それぞれの部分を第1のイメージIM1及び第2のイメージIM2として、コピー元ストレージ110に格納する。
一方、配布元サーバ200のディスク210が、図6に示された形式で管理されている場合を考える。この場合、イメージ作成モジュール11は、まず、配布元サーバ200のディスク210に格納されている全てのデータを読み出す。そして、イメージ作成モジュール11は、iリスト63や散らばっていたディレクトリブロック61が図8に示されるように固まって位置するように、ファイルの位置の入れ替えを行う。その入れ換えが反映されるように、イメージ作成モジュール11は、各iノード62中のアドレス表65を適宜変更する。更に、イメージ作成モジュール11は、各iノード62にコピー済フラグ66を追加する。初期状態において、第1のイメージIM1に属するデータブロックに対応する全てのiノード62のコピー済フラグ66は「コピー済」に設定され、第2のイメージIMS2に属するデータブロックに対応する全てのiノード62のコピー済フラグ66は「未コピー」に設定されている。図8に示されるような形式で作成された第1のイメージIM1と第2のイメージIM2は、コピー元ストレージ110に格納される。
変形例における第2のイメージIM2のコピー(ステップS6)は、次の通りである(図10A、図10B参照)。
ステップS11:
予備サーバ300のコピー判定モジュール31は、アクセス対象である対象データの実体がコピー先ストレージ310に存在するか否かの判定を行う。本変形例において、コピー判定モジュール31は、第1のイメージIM1に含まれているメタ情報52を参照し、対象データに対応するiノード62(図11参照)に含まれるコピー済フラグ66を調べる。そのコピー済フラグ66が「コピー済」か「未コピー」かに基づいて、ファイルの実体が存在するか否かの判定を行うことができる。
ステップS12:
コピー済フラグ66が「コピー済」を示している場合(ステップS12;No)、対象データは既にコピーされている。従って、コピー先ストレージ310上の指定されたアドレスから、対象データが読み出される(ステップS30)。一方、コピー済フラグ66が「未コピー」を示している場合(ステップS12;Yes)、対象データは未だコピーされていない。その場合、処理は、ステップS20に移行する。
ステップS20:
イメージコピーモジュール32は、コピー元ストレージ110からの対象データのコピー処理を制御する。ここで、イメージコピーモジュール32は、コピー元情報33を参照して、管理サーバ100やコピー元ストレージ110のネットワークアドレスを認識することができる。更に、イメージコピーモジュール32は、対象データに関するiノード62中のアドレス表65を参照して、対象データが存在するアドレスを認識することができる。コピーの主体としては、様々考えられる。
例えば、SAN環境(図2B参照)の場合やコピー元ストレージ110が共有されている場合、予備サーバ300は、コピー元ストレージ110に直接アクセス可能である。この場合、イメージコピーモジュール32は、ファイル名やアドレス表65で示されるアドレスを利用して、コピー元ストレージ110に直接アクセスする。そして、イメージコピーモジュール32は、第2のイメージIM2中から対象データを読み出し、読み出された対象データを、コピー先ストレージ310に書き込む。
あるいは、イメージコピーモジュール32は、管理サーバ100に対して、対象データのコピーを指示してもよい。この時、イメージコピーモジュール32は、管理サーバ100に対してファイル名を通知する。管理サーバ100は、受け取ったファイル名に基づいて、コピー元ストレージ110から対象データを読み出すことができる。そして、管理サーバ100は、読み出された対象データをコピー先ストレージ310上の対応するアドレスに格納する。または、管理サーバ100は、コピー元ストレージ110に指示を出し、ストレージ側の機能によりコピーが実現されてもよい。
あるいは、iSCSI環境の場合、イメージコピーモジュール32は、iSCSIイニシエータ(図示されない)にiSCSIコマンドの発行を指示してもよい。この時、iSCSIコマンドには、ファイル名やアドレス表65で示されるアドレスが含まれている。発行されたiSCSIコマンドは、コピー元ストレージ110に直接送られる。そのiSCSIコマンドに応答して、コピー元ストレージ110から対象データが読み出され、その対象データがコピー先ストレージ310に送られる。
ステップS21:
イメージコピーモジュール32は、対象データに関するiノード62のコピー済フラグ66を、「未コピー」から「コピー済」に変更する。このようにして、コピーされたデータに対応付けられたアドレス表65が更新される。その後、コピー先ストレージ310上の指定されたアドレスから、対象データが読み出される(ステップS30)。
その他のステップにおける処理は同様である。このようにして、追加サーバの業務の途中に、第2のイメージIM2をコピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーすることが可能となる。
3.第2の実施の形態
続いて、本発明の他の実施の形態を説明する。第2の実施の形態において、第1の実施の形態で示された構成と同じ構成には同じ符号が付され、重複する説明は適宜省略される。
3−1.配布元イメージの分類
図12は、第2の実施の形態に係る配布元イメージIMの分類を示す概念図である。本実施の形態において、第1のイメージIM1は、OS部51だけを含み、メタ情報52は含まない。第2のイメージIM2は、第1のイメージIM1以外の情報を含む。
3−2.構成
図13は、第2の実施の形態に係るサーバシステム1の構成を示している。図13においては、特に、管理サーバ100、予備サーバ300、コピー元ストレージ110、及びコピー先ストレージ310が抜き出されて示されている。管理サーバ100は、更に、コピーリスト作成モジュール14を有している。コピーリスト作成モジュール14は、第2のイメージIM2に含まれるファイルのリストであるコピーリスト70を作成する。
図14は、コピーリスト70の一例を示している。そのコピーリスト70は、第2のイメージIM2に含まれるファイルのリストと、コピーが行われたか否かを示すコピー済フラグとを有する。1つのファイルには、1つのコピー済フラグが対応付けられている。例えば、コピー済フラグ“0”は、当該ファイルがコピー先ストレージ310に未だコピーされていないことを示す。また、図14に示されるように、ファイル名はフルパスで記述されている。つまり、コピーリスト70は、各ファイルのアドレス情報を含んでいると言える。
3−3.動作
既出の図3及び図13を参照して、本実施の形態に係るサーバシステム1の動作例を説明する。
ステップS1:
まず、イメージ作成モジュール11は、配布元サーバ200のストレージ210にアクセスし、第1のイメージIM1に相当する部分と第2のイメージIM2に相当する部分(図12参照)をそのまま読み出す。そして、イメージ作成モジュール11は、読み出されたそれぞれの部分を第1のイメージIM1及び第2のイメージIM2として、コピー元ストレージ110に格納する(ステップS1)。
また、コピーリスト作成モジュール14は、配布元イメージIM中の第2のイメージIM2を参照して、コピーリスト70を作成する。作成されたコピーリスト70において、コピー済フラグは全て“0”に設定されている。作成されたコピーリスト70は、例えば、コピー元ストレージ110に格納される。
ステップS2〜S5:
その後、追加サーバの割り当て要求(ステップS2)に応答して、サーバ選択モジュール12が、予備サーバ300を選択する(ステップS3)。次に、第1のイメージIM1が、コピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーされる(ステップS4)。同時に、イメージ配布モジュール13は、上記コピーリスト70をコピー先ストレージ310にコピーする。次に、管理サーバ100は、予備サーバ300を起動する(ステップS5)。この時点で、予備サーバ300すなわち追加サーバの業務が開始する。
ステップS6:
その後、追加サーバの業務の最中に、第2のイメージIM2が、コピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーされる。第2のイメージIM2のコピーは、オンデマンドあるいは/及びバックグラウンドで行われる。図15A及び図15Bは、本実施の形態に係るステップS6における処理を詳しく示すフローチャートである。
ステップS10:
図15Aに示されるオンデマンド・コピーは、第1の実施の形態とほぼ同様に行われる。まず、動作中のプログラムからコピー先ストレージ310へのアクセス(リード要求)が発生する。この時、後述のバックグラウンド・コピーは、一時中断される。
ステップS13:
予備サーバ300のコピー判定モジュール31は、アクセス対象である対象データの実体がコピー先ストレージ310に存在するか否かの判定を行う。本実施の形態において、メタ情報52は存在しない。その代わり、コピー判定モジュール31は、コピー先ストレージ310に格納されているコピーリスト70を参照し、そのコピーリスト70に基づいて判定を行う。具体的には、コピー判定モジュール31は、対象データがコピーリスト70に含まれているかを調べる。対象データが含まれている場合、コピー判定モジュール31は、その対象データに対応するコピー済フラグを調べる(図14参照)。
ステップS14:
コピー済フラグが“1(コピー済)”の場合(ステップS14;No)、コピー先ストレージ310上の指定されたアドレスから、対象データが読み出される(ステップS30)。一方、コピー済フラグが“0(未コピー)”の場合(ステップS14;Yes)、処理は、ステップS20に移行する。
ステップS20:
イメージコピーモジュール32は、コピー元ストレージ110からの対象データのコピー処理を制御する。ここで、イメージコピーモジュール32は、コピー元情報33で示されるコピー元ストレージ110のネットワークアドレスや、コピーリスト70で示されるファイルのアドレス情報を参照することができる。処理の詳細は、第1の実施の形態と同様である。
ステップS22:
対象データがコピー先ストレージ310にコピーされると、イメージコピーモジュール32は、対象データに対応するコピー済フラグを“0”から“1”に変更する。他の処理は、第1の実施の形態と同じである。
図15Bで示されるバックグラウンドコピーも、第1の実施の形態と同様に行われる。まず、バックグラウンド・コピーのリクエストが行われる(ステップS40)。コピー判定モジュール31は、コピーリスト70の先頭から順番にファイルを選択する(ステップS42)。コピー判定モジュール31は、コピーリスト70中の選択されたファイルに対応するコピー済フラグを調べる(ステップS13)。コピー済の場合(ステップS14;No)、処理はステップS42に戻り、次のファイルが選択される。未コピーの場合(ステップS14;Yes)、上述のステップS20、S22が実行される。ステップS22が終わると、処理はステップS42に戻り、次のファイルが選択される。
このようにして、追加サーバの業務の途中に、第2のイメージIM2をコピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーすることが可能となる。
4.第3の実施の形態
続いて、本発明の他の実施の形態を説明する。第3の実施の形態において、既出の実施の形態で示された構成と同じ構成には同じ符号が付され、重複する説明は適宜省略される。また、第3の実施の形態は、既出の第1の実施の形態あるいは第2の実施の形態と組み合わされ得る。
複数のサーバが運用中の場合、配布され得る配布元イメージも複数存在する。例えば図16において、3つのサーバ(配布元サーバ)200−a、200−b、及び200−cが運用中である。配布元サーバ200−aの配布元イメージは、第1のイメージIM1−aと第2のイメージIM2−aから構成されている。その第2のイメージIM2−aは、アプリケーションデータap1、ap2、ap3を含んでいる。同様に、配布元サーバ200−bの配布元イメージは、第1のイメージIM1−bと第2のイメージIM2−bから構成されており、その第2のイメージIM2−bは、アプリケーションデータap1、ap2を含んでいる。配布元サーバ200−cの配布元イメージは、第1のイメージIM1−cと第2のイメージIM2−cから構成されており、その第2のイメージIM2−cは、アプリケーションデータap1、ap3を含んでいる。
図16に示された例において、第2のイメージIM2−a〜IM2〜cは、重複するデータを有している。従って、第2のイメージIM2の各々を分割し、アプリケーションデータap1、ap2、ap3を別々に格納することによって、ディスクスペースを節約することができる。第2のイメージIM2のコピー時、必要なアプリケーションデータが適宜コピーされるとよい。
また、アプリケーションデータap1、ap2、ap3は、それぞれ異なるコピー元ストレージに格納されていてもよい。つまり、第2の配布元イメージIM2が複数の分割イメージに分割され、その複数の分割イメージが複数のコピー元ストレージに分散的に格納されてもよい。その場合、第2のイメージIM2のコピーに関して、次のような工夫が考えられる。
図17は、第3の実施の形態に係るサーバシステム1の構成を示している。図17においては、特に、管理サーバ100、予備サーバ300、コピー先ストレージ310、及びコピー元ストレージ群400が抜き出されて示されている。コピー元ストレージ群400には、配布元イメージIM、すなわち複数の分割イメージが分散的に格納される。管理サーバ100は、コピー元リスト作成モジュール15を有している。
既出の図3及び図17を参照して、本実施の形態に係るサーバシステム1の動作例を説明する。
ステップS1:
まず、イメージ作成モジュール11は、既出の実施の形態と同様に、配布元イメージIMを作成する。次に、イメージ作成モジュール11は、第2の配布元イメージIM2を複数の分割イメージに分割し、その複数の分割イメージをコピー元ストレージ群400に分散的に格納する。更に、イメージ作成モジュール11は、分割イメージの分散状態を示すイメージ分散情報20を作成する。
図18は、イメージ分散情報20の一例を示している。イメージ分散情報20は、各配布元サーバ200に関して、分割イメージとその格納先を示している。例えば、配布元サーバ200−aの第2のイメージIM2は、複数の分割イメージap1,ap2,ap3に分割され、それら複数の分割イメージap1,ap2,ap3は、それぞれ異なるコピー元Host1,Host2,Host3に格納されている。他の配布元サーバ200−b、200−cに関しても同様である。尚、同じ分割イメージは、同じコピー元に格納されている。作成されたイメージ分散情報20は、所定のストレージに格納される。
ステップS2、S3:
次に、管理サーバ100に対して、追加サーバの割り当て要求が行われる。例えば、配布元サーバ200−aの配布元イメージIMが、予備サーバ300に配布されるとする。
ステップS4:
イメージ配布モジュール13は、図18に示されたイメージ分散情報20を参照して、第1のイメージIM1−aの格納先を認識する。そして、イメージ配布モジュール13は、その第1のイメージIM1−aを、コピー元(Host1)からコピー先ストレージ310にコピーする。更に、コピー元リスト作成モジュール15は、イメージ分散情報20を参照してコピー元リスト80を作成し、そのコピー元リスト80をコピー先ストレージ310にコピーする。コピー元リスト80は、第2のイメージIM2−aが格納されている場所、すなわち分割イメージ(ap1,ap2,ap3)のそれぞれが格納されている場所を示す。
図19は、コピー元リスト80の一例を示している。コピー元リスト80は、第2のイメージIM2−aに含まれるファイルのそれぞれが格納されている場所(コピー元装置)を示している。分割イメージap1,ap2,ap3のそれぞれに含まれるファイルは、それぞれ異なるコピー元Host1,Host2,Host3に格納されていることがわかる。それら分割イメージap1,ap2,ap3がコピー対象となるように、コピー元リスト80は作成されている。
また、本実施の形態が第2の実施の形態に適用される場合、図14に示されたコピーリスト70と図19に示されたコピー元リスト80は組み合わされてもよい。その場合、コピー元リスト作成モジュール15は、図20に示されるようなコピー元リスト80を作成する。図20において、コピー元リスト80は、第2のイメージIM2−aに含まれるファイルのリストと、コピー元装置と、コピー済フラグとを示している。1つのファイルには、1つのコピー済フラグが対応付けられている。このコピー元リスト80が、コピーリスト70としても用いられる。
ステップS5:
次に、管理サーバ100は、予備サーバ300を起動する。この時点で、予備サーバ300すなわち追加サーバの業務が開始する。
ステップS6:
その後、追加サーバの業務の最中に、第2のイメージIM2−aが、コピー元ストレージ群400からコピー先ストレージ310にコピーされる。既出の図10A、図10B、図15A、及び図15Bで示されるステップS20において、対象データのコピー元は、上述のコピー元リスト(図19あるいは図20)を参照することにより特定される。コピー元が様々になるだけで、コピー処理自体は既出の実施の形態と同様である。
このようにして、追加サーバの業務の途中に、第2のイメージIM2をコピー元ストレージ110からコピー先ストレージ310にコピーすることが可能となる。本実施の形態によれば、既出の実施の形態と同様の効果が得られる。更に、配布元イメージIMが分割され、重複する分割イメージが共有されるため、ディスクスペースを有効に活用することが可能となる。
図1は、従来技術に係る配布元イメージの配布方法を示すフローチャートである。 図2Aは、本発明の実施の形態に係るサーバシステムの構成の一例を概略的に示すブロック図である。 図2Bは、本発明の実施の形態に係るサーバシステムの構成の他の例を概略的に示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る配布元イメージの配布方法を示すフローチャートである。 図4は、本発明の効果を説明するための図である。 図5は、本発明の第1の実施の形態に係る配布元イメージを示す概念図である。 図6は、ファイルシステムの一例を示す概念図である。 図7は、iノードの一例を示す概念図である。 図8は、ファイルシステムの他の例を示す概念図である。 図9は、第1の実施の形態に係る構成を示すブロック図である。 図10Aは、第1の実施の形態における第2のイメージのコピー方法を示すフローチャートである。 図10Bは、第1の実施の形態における第2のイメージのコピー方法を示すフローチャートである。 図11は、iノードの他の例を示す概念図である。 図12は、本発明の第2の実施の形態に係る配布元イメージを示す概念図である。 図13は、第2の実施の形態に係る構成を示すブロック図である。 図14は、第2の実施の形態におけるコピーリストを示す概念図である。 図15Aは、第2の実施の形態における第2のイメージのコピー方法を示すフローチャートである。 図15Bは、第2の実施の形態における第2のイメージのコピー方法を示すフローチャートである。 図16は、本発明の第3の実施の形態を説明するための図である。 図17は、第3の実施の形態に係る構成を示すブロック図である。 図18は、第3の実施の形態におけるイメージ分散情報を示す概念図である。 図19は、第3の実施の形態におけるコピー元リストを示す概念図である。 図20は、第3の実施の形態におけるコピー元リストを示す概念図である。
符号の説明
1 サーバシステム
11 イメージ作成モジュール
12 サーバ選択モジュール
13 イメージ配布モジュール
14 コピーリスト作成モジュール
15 コピー元リスト作成モジュール
20 イメージ分散情報
31 コピー判定モジュール
32 イメージコピーモジュール
33 コピー元情報
51 OS部
52 メタ情報
53 データ
54 ファイル
61 ディレクトリブロック
62 iノード
63 iリスト
64 ファイルサイズ
65 アドレス表
66 コピー済フラグ
70 コピーリスト
80 コピー元リスト
100 管理サーバ
110 ストレージ、コピー元ストレージ
200 配布元サーバ
210 ストレージ
300 予備サーバ
310 ストレージ、コピー先ストレージ
400 コピー元ストレージ群
IM 配布元イメージ
IM1 第1のイメージ
IM2 第2のイメージ

Claims (5)

  1. (a)運用中の計算機のディスクに記録されているファイルを読み出すステップと、
    ここで、前記ディスクには、計算機の起動に必要なプログラム、及びファイルの実体が存在する前記ディスク上の位置を示すメタ情報が記録されており、
    (b)前記プログラム及び前記メタ情報が前記ディスク上で連続していない場合、前記プログラム及び前記メタ情報が前記ディスク上で連続するようにファイルの位置の入れ替えを行い、前記入れ替えが反映されるように前記メタ情報を変更するステップと、
    (c)前記(b)ステップの後、前記運用中の計算機のディスクイメージをコピー元ストレージに格納するステップと、
    ここで、前記ディスクイメージは、前記ディスクイメージの一部であって前記プログラム及び前記メタ情報を含む第1のイメージと、前記ディスクイメージの残りである第2のイメージとに区分けされ、
    (A)前記第1のイメージを、前記コピー元ストレージから、運用に追加される予備計算機のストレージであるコピー先ストレージにコピーするステップと、
    (B)前記予備計算機を前記プログラムで起動するステップと、
    (C)前記(B)ステップの後、前記2のイメージを、前記コピー元ストレージから前記コピー先ストレージにコピーするステップと
    を有する
    ディスクイメージ配布方法。
  2. 請求項に記載のディスクイメージ配布方法であって、
    記(C)ステップは、
    (C1)前記予備計算機が前記コピー先ストレージへアクセスする際、前記コピー先ストレージ中の前記第1のイメージに含まれる前記メタ情報に基づいて、アクセス対象である対象データの実体が存在するか否かの判定を行うステップと、
    (C2)前記対象データの実体が存在しない場合、前記第2のイメージ中の前記対象データを、前記コピー元ストレージから前記コピー先ストレージにコピーするステップと
    を含む
    ディスクイメージ配布方法。
  3. 請求項2に記載のディスクイメージ配布方法であって、
    前記メタ情報は、ファイルの実体が存在する場所を示すアドレス表を有するiノードを含んでおり、
    前記(c)ステップは、前記第1のイメージに含まれる前記iノードのうち前記第2のイメージに属するファイルに関連する前記iノードに関して、前記アドレス表を空にするステップを含み、
    前記(C1)ステップは、前記対象データに対応する前記iノードの前記アドレス表が空か否かに基づいて、前記判定を行うステップを含み、
    前記(C2)ステップは、前記対象データを前記コピー先ストレージにコピーした後、前記対象データが格納された前記コピー先ストレージ上のアドレスを、前記対象データに対応する前記iノードの前記アドレス表に格納するステップを含む
    ディスクイメージ配布方法。
  4. 管理計算機と、
    運用中の計算機と、
    運用に追加される予備計算機と
    を具備し、
    前記管理計算機は、前記運用中の計算機のディスクに記録されているファイルを読み出し、前記ディスクには、計算機の起動に必要なプログラム、及びファイルの実体が存在する前記ディスク上の位置を示すメタ情報が記録されており、
    前記プログラム及び前記メタ情報が前記ディスク上で連続していない場合、前記管理計算機は、前記プログラム及び前記メタ情報が前記ディスク上で連続するようにファイルの位置の入れ替えを行い、前記入れ替えが反映されるように前記メタ情報を変更し、
    前記管理計算機は、前記運用中の計算機のディスクイメージをコピー元ストレージに格納し、前記ディスクイメージは、前記ディスクイメージの一部であって前記プログラム及び前記メタ情報を含む第1のイメージと、前記ディスクイメージの残りである第2のイメージとに区分けされ、
    前記管理計算機は、前記第1のイメージを、前記コピー元ストレージから、前記予備計算機のストレージであるコピー先ストレージにコピーし、
    前記予備計算機は、前記プログラムによって起動された後、前記コピー先ストレージへアクセスする際、前記コピー先ストレージ中の前記第1のイメージに含まれる前記メタ情報に基づいて、アクセス対象である対象データの実体が存在するか否かの判定を行い、
    前記対象データの実体が存在しない場合、前記予備計算機は、前記対象データのコピーを前記管理計算機に指示し、前記管理計算機は、前記第2のイメージ中の前記対象データを、前記コピー元ストレージから前記コピー先ストレージにコピーする
    計算機システム。
  5. 請求項4に記載の計算機システムであって、
    前記メタ情報は、ファイルの実体が存在する場所を示すアドレス表を有するiノードを含んでおり、
    前記管理計算機は、前記第1のイメージを作成する際、前記第1のイメージに含まれる前記iノードのうち前記第2のイメージに属するファイルに関連する前記iノードに関して、前記アドレス表を空にし、
    前記予備計算機は、前記対象データに対応する前記iノードの前記アドレス表が空か否かに基づいて、前記判定を行い、
    前記管理計算機は、前記対象データを前記コピー先ストレージにコピーした後、前記対象データが格納された前記コピー先ストレージ上のアドレスを、前記対象データに対応する前記iノードの前記アドレス表に格納する
    計算機システム。
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