JP4366028B2 - 脱穀機における排藁搬送装置の固定構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバイン及びハーベス等に搭載可能な、脱穀機における排藁搬送装置の固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバイン等に搭載される脱穀機は、扱胴を回転可能に軸支した扱室ケースと、脱穀済の排藁を後方既刈り地側に向けて斜め方向に搬送して排出する排藁搬送装置を共に一体的に上昇回動させて、扱室内及び排藁搬送装置の下方を大きく開放させることにより、この部の清掃及び保守点検等のメンテナンス作業を行うようにしている。
そして上記のような脱穀機は、例えば特開平8─89062号公報に示されるように、脱穀下部機枠に対し扱室ケースをロック機構を介して係脱可能に固定し、機体奥側の支点軸を回動支点として上下回動可能に支持すると共に、排藁搬送装置を上記扱室ケース側に連結した状態で、搬送終端側を固定機構を介して脱穀下部機枠に係脱及び上下回動可能に支持した構成によって、上記ロック機構と固定機構をそれぞれ解除操作したのち、扱室ケースと排藁搬送装置を一体的に上下回動させる構造にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然し、上記公報のような構成による脱穀機は、扱室ケースのロック機構と排藁搬送装置の固定機構の固定解除並びに固定を、操作レバーによって同時に連繋させて行うようにしているため、ロック機構と固定機構の解除操作をして扱室ケースと排藁搬送装置を上昇回動しメンテナンス作業を行ったのち、両者を下降回動し再び脱穀作業姿勢に固定するとき、両者の下降回動動作と共に操作レバーを同時に操作しなければならないこと、及び回動支点を偏位させて支持している扱室ケースと排藁搬送装置は、ロック機構と固定機構の固定タイミングに差異を生じ易いので、操作レバーによって下降回動と共に行うロック機構と固定機構の同時固定が困難になったり、操作が煩雑になる等の課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明による脱穀機における排藁搬送装置の固定構造は、第1に、入口側板31と出口側板32との間で扱胴12を回転可能に軸支した扱室ケース3を、脱穀下部機枠1aにロック機構5を介して係脱可能に固定し、機体奥側の支点軸33を回動支点として上下回動可能に支持すると共に、排藁搬送装置2をその搬送始端側を扱室ケース3側に連結した状態で、搬送終端側を固定機構6を介して脱穀下部機枠1aに係脱可能に固定し、固定解除レバー3Lによる上記ロック機構5及び固定機構6の固定解除操作によって、扱室ケース3と排藁搬送装置2を一体的に上下回動させるように構成した脱穀機1において、前記ロック機構5は、扱室ケース3側に設けたロック部材51を脱穀下部機枠1a側に設けた固定片54に係脱可能に構成し、前記固定機構6は、排藁搬送装置2の固定杆22を固定爪60で固定又は解除するように構成し、前記固定解除レバー3Lとロック部材51を連結杆52で連結する一方、ロック部材51に長孔状の連繋部55を設け、該長孔状の連繋部55と、前記固定爪60を解除方向に作動させる操作杆61とを連杆56で連結することにより、前記扱室ケース3側のロック機構5と排藁搬送装置2側の固定機構6を、固定解除レバー3Lの固定解除操作によって同時解除せしめるように連繋させると共に、扱室ケース3と排藁搬送装置2の下降回動時の固定を、扱室ケース3の下降回動により、ロック機構5のロック部材51と、ロック機構5とは単独に固定機構6の固定爪60によって、それぞれ自動的に行わせることを特徴としている。
【0006】
第2に、扱室ケース3の下降回動に連繋して、支点軸33に回動可能に支持した作動部67を作動させ、固定爪60と一体的なガイド部材8に作動部67を接当させることにより、固定爪60を固定杆22の受入れ姿勢にせしめることを特徴としている。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施形態を図面に基づき説明する。符号1はコンバイン等の走行機体に搭載した脱穀機であり、機体前方に設けた刈取部(不図示)の後方に設置され、刈取られた穀稈をフィードチェン10を介して扱室11内に送給し扱胴12で脱穀すると共に、脱穀した脱穀物を受網13の下方に設置した選別機構14によって選別し、選別された穀粒は機側に設置したグレンタンク15に収容し、夾雑物は排塵口16から機外後方へ排出し、また脱穀済の排藁はフィードチェン10の終端から排藁搬送装置2に継送して機外に排出するようにしている。
【0008】
そして、扱室11を脱穀下部機枠1aと共に構成する脱穀上部機枠となる扱室ケース3と、前記排藁搬送装置2は、共に内側(扱室ケース3の奥側)を支点とし外側(フィードチェン10側)を大きく開動せしめ、扱室11内や穀稈搬送経路等における詰まりの除去や清掃、及び点検修理等のメンテナンス作業を簡単に行うことができるようにしている。
【0009】
また、排藁搬送装置2は、後述する支持構造によって支持された搬送フレーム20に排藁チェーン21を巻き掛けた状態で、扱室ケース3の後方でフィードチェン10の終端側から、内側に向けて内向き傾斜状に取付支持しながら、排藁を略水平姿勢で搬送するようにしている。
尚、脱穀下部機枠1a側に設けたフィードチェン10には、扱室ケース3側に設けた挟持レール10aを対設し、また排藁チェーン21には脱穀下部機枠1aの後部天板側に設けた挟持レール21aを対設して、穀稈の挟持搬送を一連に行うようにしている。
【0010】
扱室ケース3は図2〜図4に示すように、天板30の前後両側に扱胴12を回転可能に軸支する入口側板31と出口側板32を垂設した構成とし、受網13側とによって扱室11を形成していると共に、扱室ケース3の奥側(機体の内側)で、入口側板31と出口側板32に設けたメタル部3Mを脱穀下部機枠1a側に横設した支点軸33に回動可能に支持し、図2,図3の点線で示すように、扱室ケース3を上記支点軸33を中心として上下回動可能にしている。
また上記支点軸33は、出口側板32の背面から後方の排藁搬送装置2に近接する位置まで延設し、その後端部をグレンタンク15の穀粒排出筒15a側から延設した支持フレーム17で補強支持している。
【0011】
そして、扱室ケース3は図1に示す通常の脱穀作業姿勢から、扱室ケース3の前壁側(フィードチェン10側)に設けた前後の固定解除レバー3Lを上方向に操作することにより、入口側板31側のロック機構5aと出口側板32側のロック機構5を解除し、支点軸33を中心に扱室ケース3の上方開動を可能にし、扱室11を開放させたメンテナンス作業姿勢に切り換えることができるようにしている。
上記ロック機構5a,5は、何れもフック部50を形成した板状のロック部材51a,51を、扱室ケース3の入口側板31と出口側板32に回動可能に軸支した状態で、その他側を前記各固定解除レバー3Lと連結杆52で連結すると共に、スプリング53でロック方向に付勢し、フック部50を脱穀下部機枠1a側に突設したピン軸状の固定片54に、固定解除レバー3Lの操作によって係脱可能に係止するようにしている。
【0012】
一方、出口側板32側で取付軸32aに軸支したロック部材51は、連結杆52側の他側(上部側)に長孔状の連繋部55を形成し、該連繋部55と後述する操作杆61に突設した連結片61aを連杆56で連結することにより、一つの固定解除レバー3Lにロック機構5のロック部材51と固定機構6の固定爪60を同時固定解除させるように連繋し、扱室ケース3と排藁搬送装置2との固定解除操作を簡潔な構成を以て簡単且つ速やかに行うようにしている。
またこの際ロック機構5のロック部材51は、固定解除レバー3Lを上方に向けて解除操作し固定片54との係合を離脱したとき、ロック部材51をスプリング53の付勢力によって、出口側板32に突設したストッパ32bに接当せしめて所定量以上の回動を不能にしており、これにより扱室ケース3及び排藁搬送装置2の後述するメンテナンス作業姿勢から下降回動させて脱穀作業姿勢へ復帰させるとき、フック部50がスプリング53に抗して固定片54に自動的に係合作動し、その復帰動作を円滑に行うことができるようにしている。
【0013】
尚、出口側板32側のロック機構5の上方には、扱室ケース3のメンテナンス作業姿勢を一時的に保持する支持ロック機構5bを設けていると共に、入口側板31,出口側板32と脱穀下部機枠1aの間には、扱室ケース3及び排藁搬送装置2の自重に抗し、両者の上昇回動を助成する公知のガスダンパー機構等からなる上昇回動付勢機構3Sを介装している。
そして、図示例の支持ロック機構5bは、T字状に形成した支持板57の中央部上方を、出口側板32に突設した取付軸32cに回動可能に枢支し、その一端を扱室ケース3の前側で前記固定解除レバー3L,L間に設けた支持解除レバー57Lの解除ワイヤ58と連結し、他端を出口側板32上方から支持固定方向に引っ張り付勢するスプリング59と連結していると共に、垂下部の先端側には脱穀下部機枠1a側に突設した固定片1bに対し、係脱可能に係合する係合部57aを切欠形成している。
【0014】
これにより支持ロック機構5bは、扱室ケース3を全開動させメンテナンス作業姿勢にすると、その位置で支持板57の係合部57aがスプリング59で付勢されて固定片1bに係合するので、扱室ケース3及び排藁搬送装置2を自動的に位置決め支持する。
またこの状態で、支持解除レバー57Lを解除方向に操作すると、支持板57はスプリング59に抗して逆方向に回動し、係合部57aと固定片1bとの係合を解除するので、扱室ケース3及び排藁搬送装置2を支点軸33並びに融通支持機構2bを中心に元の脱穀作業姿勢に簡単に復帰回動させることができる。
【0015】
次に図3,図4を参照し排藁搬送装置2について説明する。この排藁搬送装置2は脱穀作業姿勢において、搬送フレーム20の始端部を出口側板32側の搬送駆動部2aで支持すると共に、搬送フレーム20の終端部に設けた固定杆22を融通支持機構2bを介し支持フレーム17に支持し、且つ固定杆22の前側寄りを前記固定機構6によって、支点軸33に係脱可能に安定よく取付支持するようにしている。
即ち、上記構成により固定解除レバー3Lを上方に操作すると、前記ロック機構5a,5と固定機構6を連繋し解除作動して、そのまま扱室ケース3を開動することができ、このとき排藁搬送装置2は融通支持機構2bを融通支持支点とし始端部側を上方に大きく開動させたメンテナンス作業姿勢にすることができ、またメンテナンス作業姿勢から脱穀作業姿勢に切り換える閉動時には、扱室ケース3と排藁搬送装置2を個々に自動的にロック(固定)することができるようにしている。
【0016】
また、このとき排藁搬送装置2は、搬送フレーム20が融通支持機構2bによって融通可能に支持されているので、扱室ケース3と異なる回動支点を有していても、同時連動回動を円滑に行うことができると共に、回動時に終端部の下方側への移動を規制して他所との接当を防止する。
即ち、上記融通支持機構2bは、搬送フレーム20の延出方向への移動を許容する方向に屈折可能で且つ搬送フレーム20の上下方向の移動を規制支持する支持リンク23と、搬送フレーム20の上動回動及び側方への傾倒を許容するピロボールジョイント或いはユニバーサルジョイント等からなる自在接手25で構成している。
そして、上記支持リンク23の基部を前記支持フレーム17に固着すると共に、該支持リンク23の他端部に取着した自在接手25を搬送フレーム20の終端部側面に設けた前記固定杆22の後端に対し着脱可能に取着している。
【0017】
従って、扱室ケース3が前記支点軸33を中心に上動回動し、排藁搬送装置2が融通支持機構2bを支点に上動するとき、排藁搬送装置2はその終端部側の下降移動を規制して略水平方向後方へ融通移動せしめるように支持し、排藁搬送装置2はその終端部側を、脱穀機1の後部天板や図示しない排稈処理装置等に接当させることなく、脱穀作業姿勢からメンテナンス作業姿勢への円滑な切り換え開動操作を可能にすると共に、排藁搬送装置2は搬送終端側を前記支点軸33よりも後方に向けて所望の長さに延出することもでき、排藁を既刈り地側に的確に排出しコンバイン作業を良好に行うことができる。
【0018】
また、支点軸33の後方延長部位で固定機構6寄りには、図4,図6で示すように、出口側板32側と連結して補強支持する補強連結杆26の取付ブラケット27を回動可能に軸支しており、該取付ブラケット27に取着した補強連結杆26の他端は、排藁搬送装置2の搬送駆動部2aを出口側板32に支持する取付台28に取付固定している。
上記取付台28はその下面に、搬送フレーム20の始端に回動可能に軸支連結した排藁ギヤケース28aを取着しており、該排藁ギヤケース28aは扱胴12側の回転動力を駆動スプロケットを介して排藁チェーン21を駆動すると共に、前記融通支持機構2bと支持フレーム17の連結及び固定機構6を解除したとき、排藁搬送装置2の終端側は搬送駆動部2a側を回動支点として単独回動可能に構成しており、また排藁搬送装置2の固定杆22を融通支持機構2bで支持した状態で、その終端部の上方移動及びガタ付を、前記固定機構6によって支点軸33側に固定することによって防止するようにしている。
【0019】
次に図3〜図6を参照し本発明に係わる固定機構6の第1実施形態について説明する。この固定機構6は、固定解除レバー3Lの操作に基づき、前記ロック部材51及び連杆56を介し固定爪60を解除方向に回動作動させる操作杆61を、支点軸33側から突設させた複数の支持片62,62・・によって回動可能に枢支している。
また図示例の操作杆61は、その端部側に取付片63を突設し、該取付片63に固定爪60を位置決め調節可能に取付固定している。
【0020】
そして、支点軸33は上記固定爪60に対向する位置にU字状の受座65を突設し、固定爪60と支点軸33との間に介装したスプリング66の付勢力によって、受座65内に固定杆22を載置した状態において、該固定杆22を固定爪60で挟持固定するときガタ付を防止するように構成している。
尚、上記図示例のスプリング66は捩じりスプリングを示したが、板スプリング等であってもよい。
【0021】
また、この固定機構6は、排藁搬送装置2をメンテナンス作業姿勢から下方に復帰回動させて脱穀作業姿勢にするとき、スプリング66で固定方向に付勢されている固定爪60を、該スプリング66に抗して固定杆22を受け入れて元の固定姿勢に誘導させる、ガイドロック機構9を備えている。
上記ガイドロック機構9は、前記取付ブラケット27の側方に突設したピン軸状の作動部67と、該作動部67に係合可能に対向する位置の操作杆61の中途部に突設され、後述する規制面80と誘導面81とを鉤型に形成した姿勢保持用のガイド部材8とからなり、上方のメンテナンス作業姿勢から下降回動する固定杆22を、固定爪60が受入れ可能な開放姿勢(受入れ姿勢)から挟持固定姿勢へと誘導するように姿勢保持を行う構成としている。
【0022】
即ち、図5(A)で示すように、排藁搬送装置2をメンテナンス作業姿勢にした状態の固定爪60の開放姿勢(固定解除姿勢)では、排藁搬送装置2の開動と共に同方向に回動する取付ブラケット27の作動部67が、開放姿勢にある固定爪60と操作杆61を介して一体的なガイド部材8の規制面80に接当し、スプリング66の付勢力に抗して同姿勢に保持するようにしている。従って、この状態で固定解除レバー3Lから手を離したとしても、固定爪60は上記姿勢を安定よく維持することができ、扱室ケース3及び排藁搬送装置2の上昇回動を円滑に行うことができる等の利点がある。
そして、このメンテナンス作業姿勢から排藁搬送装置2を脱穀作業姿勢に復帰回動させるとき、支点軸33を中心とする取付ブラケット27の復帰回動に伴い、同図(B)で示すように、作動部67はガイド部材8の規制面80から下側の誘導面81を接当支持(規制保持)するように移行せしめるから、このとき固定爪60はスプリング66の付勢力によって徐々に固定側に回動するが、その初期において固定爪60は未だ開放状態の受入れ姿勢にあるので、固定杆22は固定爪60のフック部内に円滑に導入される。
【0023】
次いで、排藁搬送装置2がさらに下降回動すると、同図(C)で示すように、作動部67はガイド部材8の規制保持をしない位置になるから、固定爪60はスプリング66の付勢力によって固定姿勢になり、固定杆22を図6で示す支点軸33の延長部に形成した受座65との間で挟持固定することができる。
従って、扱室ケース3の回動支点に対し後方に偏位させた位置に回動支点(融通支持機構2bの設置位置)を設けた排藁搬送装置2は、上記ロック機構5による扱室ケース3のロック作動よりやや遅れたタイミングで作動したとしても、ロック機構5とは別個単独的にロック作動する固定爪60によって、固定杆22を受け入れて元の固定姿勢に誘導させながら、固定杆22を自動的に挟持固定することができるので、扱室ケース3と排藁搬送装置2のロック作動に異なるタイミングを有していても、両者を脱穀作業姿勢に安定よく速やかに固定することができると共に、ロック機構5と固定機構6の連繋構造に煩雑な調整や構造を要することなく簡潔なものにすることができる。
【0024】
以上のように構成した脱穀機は、扱室ケース3及び排藁搬送装置2を脱穀作業姿勢にした状態のコンバイン作業において、穀稈の株元側をフィードチェン10により搬送挟持し、扱室11内で穂先側を脱穀処理すると共に、脱穀済の排藁をフィードチェン10から排藁搬送装置2に継送して機外に挟持搬送し排出する。
このような脱穀作業で扱胴12に排藁屑が絡み付いたり扱室11内に詰まりを生じた場合、或いは排藁搬送装置2に排藁詰まり等を発生し、これらのメンテナンス作業を行いたい場合に、固定解除レバー3Lを上動操作すると、扱室11の前後のロック機構5a,5が扱室ケース3の脱穀下部機枠1aとのロックを解除すると共に、出口側板32側のロック機構5がこれに連繋した排藁搬送装置2の固定機構6を解除するから、扱室ケース3と排藁搬送装置2を、それぞれ支点軸33及び融通支持機構2bを支点に上方回動することができる。
【0025】
これにより両者は、既述のメンテナンス作業姿勢に切り換えると共に、支持ロック機構5bがメンテナンス作業姿勢を自動的に開動支持するので、大きく開放したこの部からのメンテナンス作業を簡単に行うことができる。
また、上記のようにしてメンテナンス作業を終えた後は、支持解除レバー57Lを引下げ操作して上記開動支持を解除し、扱室ケース3側を下降動作させると扱室ケース3の下降回動と共に排藁搬送装置2も通常の排藁搬送位置まで下降して、脱穀下部機枠1a側に扱室ケース3をロック機構5で自動的に固定すると共に、排藁搬送装置2の固定をロック機構5とは単独に固定機構6によって自動的に行って、両者を共に元の脱穀作業姿勢に安定よく固定支持し再び脱穀作業を円滑に行うことができる。
【0026】
このとき排藁搬送装置の固定構造は、扱室ケース3側のロック機構5と排藁搬送装置2側の固定機構6を、固定解除レバー3Lの固定解除操作によって同時解除せしめるように連繋させると共に、扱室ケース3と排藁搬送装置2の下降回動時の固定を、ロック機構5のロック部材51と、固定機構6の固定爪60によってそれぞれ自動的に行わせることができると共に、簡潔な構成によって的確に連繋動作させる等の利点がある。
【0027】
即ち、固定解除レバー3Lを操作しロック機構5のロック部材51が解除方向に回動すると、長孔状の連繋部55が連杆56及び連結片61aを介して操作杆61を回動し、固定機構6の固定爪60を回動して固定杆22の挟持固定を、扱室ケース3のロック機構5の解除と共に連繋解除するので、固定解除レバー3Lの解除操作と共に扱室ケース3及び排藁搬送装置2を、ワンタッチ状態で上方に向けて速やかに開動することができる。
【0028】
また、扱室ケース3と排藁搬送装置2をメンテナンス作業姿勢に保持した状態では、ロック部材51はスプリング53によって回動しストッパ32bに接当した状態にあり、また固定機構6の固定爪60は、その解除姿勢を姿勢保持させた状態で、下降回動時の固定杆22を受け入れて固定爪60の固定を可能にせしめる姿勢保持用のガイド部材8によって解除姿勢にあるので、連杆56の連繋端は連繋部55の長孔内で自由状態位置にあり、固定爪60の解除姿勢保持及び閉動時の固定作動(ロック作動)を妨げることなく、回動支点が偏位した扱室ケース3と排藁搬送装置2の閉動時の異なるタイミングのロック作動を個々に自動的に行うことができる。
【0029】
従って、メンテナンス作業が終了し支持ロック機構5bの支持を解除し、扱室ケース3及び排藁搬送装置2を下降回動して閉動するとき、扱室ケース3は支点軸33を支点に閉動し、該閉動動作に伴いロック部材51のフック部50は固定片54に自動的に係合し脱穀作業姿勢に速やかに固定することができる。
また、排藁搬送装置2は支点軸33より後方に偏位させた融通支持機構2bを支点に下降回動し、上記ロック機構5のロック作動よりやや遅れたタイミングで作動したとしても、ロック機構5とは別個単独的に固定機構6の固定爪60は、ガイドロック機構9のガイド部材8によってスプリング66に抗して受入れ姿勢にあり、固定杆22を受け入れて元の固定姿勢に誘導させたのち、固定杆22を自動的に挟持固定することができる等の特徴がある。
【0030】
次に、図7〜図10を参照し、本発明の排藁搬送装置における固定構造の別実施形態について説明する。尚、前記第1実施形態のものと同様な構成及び作用については説明を省略する。
先ず図7に示す本発明の第2実施形態の固定機構6は、前記取付ブラケット27の前面に、固定爪60の解除姿勢ガイド面82と固定姿勢ガイド面83とを、カム状に突出形成したガイド部としての作動部67を形成し、該作動部67に摺接可能なガイド部材8を操作杆61側から突設することにより、両者でガイドロック機構9を構成している。
【0031】
即ち、固定解除レバー3Lを固定解除操作すると、第1実施形態のものと同様に操作杆61を介し、固定爪60及びガイド部材8は実線矢印方向に解除回動して固定杆22を自由状態にするから、排藁搬送装置2を融通支持機構2bを支点に上方回動可能にする。
そして、支点軸33に軸装している取付ブラケット27は、扱室ケース3及び排藁搬送装置2の上方回動に伴い補強連結杆26を介し実線矢印方向に回動され、固定爪60の解除姿勢を前記ガイド部材8が取付ブラケット27の固定姿勢ガイド面83から解除姿勢ガイド面82へと移行して接当させることにより、固定爪60を解除姿勢に姿勢保持させた状態に連繋し切り換える。
【0032】
これにより、固定爪60は排藁搬送装置2の下降回動時において固定杆22を受け入れて固定を可能にせしめる受入れ姿勢に保持することができ、固定杆22が点線矢印方向に下降回動し固定爪60内に移行したとき、取付ブラケット27の点線矢印方向への回動により、この解除姿勢ガイド面82にスプリング66で付勢され押接しているガイド部材8が固定姿勢ガイド面83側へ移行して、固定爪60をスプリング66の付勢力によって、前記第1実施形態のものと同様に固定杆22を的確に挟持固定することができる。
従って、前記第1実施形態のものと同様に、排藁搬送装置2の回動支点を扱室ケース3の回動支点と偏位させて設けると共に、排藁搬送装置2に設けた固定杆22を係脱可能に固定する固定機構6の固定爪60を、扱室ケース3又は排藁搬送装置2の下降回動に連繋させ、固定杆22を受入れ姿勢にし的確に固定せしめるから、脱穀作業姿勢への復帰動作を円滑に行うことができると共に、支点軸33に回動可能に支持した作動部67によって、固定杆22を受入れ姿勢にせしめるので、固定機構6を支点軸33部位にコンパクトに纏めて設置構成することができる等の特徴がある。
【0033】
次に、図8,図9を参照し本発明の第3実施形態について説明する。この固定機構6は、固定爪60に排藁搬送装置2の下降回動に伴い解除姿勢に切換保持せしめるガイド部8aを設けると共に、排藁搬送装置2にその下降回動時に上記ガイド部8aを解除方向に作動して排藁搬送装置2を誘導固定する作動部67を設けて、ガイドロック機構9を構成するようにしている。
即ち、図9に示す固定機構6は、ローラ軸状のガイド部8aを固定爪60の側面に一体的に突設していると共に、固定杆22の該ガイド部8aに対向する部位にカム板状の作動部67を一体的に取着し、該作動部67はその先端にガイド部8aを解除方向に押動する解除面67aと、これに連なる上面に滑らかな後退角の解除姿勢保持面67bを形成している。
【0034】
この構成により、図8で示す排藁搬送装置2の固定状態から、固定解除レバー3Lを操作し扱室ケース3及び排藁搬送装置2を上昇回動すると、固定爪60は固定杆22が離脱することに伴いスプリング66の付勢力によって、図9(A)で示すように、その固定姿勢位置よりも更に内側に付勢された位置において待機する。
そして、排藁搬送装置2の下降回動に伴い固定杆22が融通支持機構2bを支点とする円弧軌跡で下降すると、同図(A)で示すように、作動部67の解除面67aがガイド部8aに接当し、その急角度の斜面で固定爪60を解除方向へ押動し、次いでガイド部8aを解除姿勢保持面67b側に乗り上げさせて、固定爪60の解除姿勢を一時的に保持せしめて強制的に受入れ姿勢にするから、同図(B)で示すように、固定杆22を受け入れたのちガイドロック機構9のガイドを解除し、スプリング66の付勢力によって固定爪60による固定杆22の挟持固定を円滑に行う。
【0035】
次に、図10で示す本発明の第4実施形態について説明する。この固定機構6も前記第3実施形態のものと同様に、固定爪60に排藁搬送装置2の下降回動に伴い解除姿勢に切換保持せしめるガイド部8aを設けると共に、排藁搬送装置2にその下降回動時に上記ガイド部8aを解除方向に作動して排藁搬送装置2を誘導固定する作動部67を設けることにより、ガイドロック機構9を構成するようにしている。
即ち、同図で示す固定機構6は、ガイド部8aを固定爪60の先端を上下方向の広巾な斜面に形成して設けていると共に、該ガイド部8aに対向する固定杆22部位を直接的に作動部67とするように簡潔な構成にしている。
この構成によれば同図に、実線で示す固定杆22の固定状態から固定解除レバー3Lを操作し、扱室ケース3及び排藁搬送装置2を上昇回動すると、固定爪60は固定杆22が離脱することに伴いスプリング66の付勢力によって、点線で示す前記第3実施形態のもと同様に、その固定姿勢位置よりも更に内側に付勢された位置において待機する。
【0036】
この状態において、排藁搬送装置2の下降回動に伴い固定杆22が融通支持機構2bを支点とする円弧軌跡で下降すると、同図の点線で示すように固定杆22の作動部67がガイド部8aに接当し、その斜面を摺接しながら固定爪60をスプリング66の付勢力に抗し点線矢印の解除方向へ押動し、固定爪60の解除姿勢を一時的に保持せしめて受入れ姿勢にするから、固定杆22を受け入れたのち、ガイドロック機構9のガイドが解除され、スプリング66によって固定爪60による固定杆22の挟持固定を円滑に行う。
尚、固定杆22は作動部67に耐磨耗性を有するメタル部材或いはベアリング等からなる滑動部材を設けている。また図示例では前記スプリング66の代わりに、連結片61aを引っ張り付勢するスプリング66aによって固定爪60を固定姿勢側に付勢している。
【0037】
【発明の効果】
本発明は以上説明したように構成されているので、以下に記載するような効果を奏する。入口側板と出口側板との間で扱胴を回転可能に軸支した扱室ケースを、脱穀下部機枠にロック機構を介して係脱可能に固定し、機体奥側の支点軸を回動支点として上下回動可能に支持すると共に、排藁搬送装置をその搬送始端側を扱室ケース側に連結した状態で、搬送終端側を固定機構を介して脱穀下部機枠に係脱可能に固定し、固定解除レバーによる上記ロック機構及び固定機構の固定解除操作によって、扱室ケースと排藁搬送装置を一体的に上下回動させるように構成した脱穀機において、前記ロック機構は、扱室ケース側に設けたロック部材を脱穀下部機枠側に設けた固定片に係脱可能に構成し、前記固定機構は、排藁搬送装置の固定杆を固定爪で固定又は解除するように構成し、前記固定解除レバーとロック部材を連結杆で連結する一方、ロック部材に長孔状の連繋部を設け、該長孔状の連繋部と、前記固定爪を解除方向に作動させる操作杆とを連杆で連結することにより、前記扱室ケース側のロック機構と排藁搬送装置側の固定機構を、固定解除レバーの固定解除操作によって同時解除せしめるように連繋させると共に、扱室ケースと排藁搬送装置の下降回動時の固定を、扱室ケースの下降回動により、ロック機構のロック部材と、ロック機構とは単独に固定機構の固定爪によって、それぞれ自動的に行わせるようにしたことにより、一つの固定解除レバーの解除操作によって、扱室ケース及び排藁搬送装置をワンタッチ状態で上方に向けて速やかに開動することができると共に、扱室ケースと排藁搬送装置の閉動時に、ロック機構と固定機構が異なる固定タイミングを有していても、扱室ケースと排藁搬送装置とのロック作動を個々に的確に行うことができる。
従って、扱室ケースと排藁搬送装置を共に上下動させて行う扱室や排藁搬送装置等のメンテナンス作業を能率よく簡単にすることができる。
【0039】
また、扱室ケースの下降回動に連繋して、支点軸に回動可能に支持した作動部を作動させ、固定爪と一体的なガイド部材に作動部を接当させることにより、固定爪を固定杆の受入れ姿勢にせしめるようにしたことにより、固定爪の受入れ姿勢の作動を確実にして固定杆を円滑に受け入れて自動的に固定すると共に、固定機構の連繋構造を簡潔でコンパクトな構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる固定機構を備えた脱穀機の斜視図。
【図2】図1の入口側板側の側面図。
【図3】図1の出口側板側の側面図。
【図4】図1の扱室ケース及び排藁搬送装置の固定構造を示す平面図。
【図5】固定機構の構成及び作用を示し、(A)は固定爪の解除姿勢を示す側面図。(B)は同図(A)の固定爪の受入れ姿勢を示す側面図。(C)は固定爪の固定姿勢を示す側面図。
【図6】ロック機構と固定機構との連繋構造を示す要部の平面図。
【図7】本発明の第2実施形態に係わる固定機構の構成を示す側面図。
【図8】本発明の第3実施形態に係わる固定機構を備えた脱穀機の側面図。
【図9】図8の固定機構の構成及び作用を示し、(A)は固定爪の受入れ姿勢を示す側面図。(B)は同図(A)の固定爪の固定姿勢を示す側面図。
【図10】本発明の第4実施形態に係わる固定機構の構成を示す側面図。
【符号の説明】
1 脱穀機
2 排藁搬送装置
2b 融通支持機構
3 扱室ケース
3L 固定解除レバー
5 ロック機構
6 固定機構
8 ガイド部材
8a ガイド部
9 ガイドロック機構
11 扱室
12 扱胴
17 支持フレーム
20 搬送フレーム
22 固定杆
27 取付ブラケット
32 出口側板
33 支点軸
51 ロック部材
54 固定片
55 連繋部
56 連杆
60 固定爪
61 操作杆
66 スプリング
67 作動部
67a 解除面
67b 解除姿勢保持面
80 規制面
81 誘導面
82 解除姿勢ガイド面
83 固定姿勢ガイド面
Claims (2)
- 入口側板(31)と出口側板(32)との間で扱胴(12)を回転可能に軸支した扱室ケース(3)を、脱穀下部機枠(1a)にロック機構(5)を介して係脱可能に固定し、機体奥側の支点軸(33)を回動支点として上下回動可能に支持すると共に、排藁搬送装置(2)をその搬送始端側を扱室ケース(3)側に連結した状態で、搬送終端側を固定機構(6)を介して脱穀下部機枠(1a)に係脱可能に固定し、固定解除レバー(3L)による上記ロック機構(5)及び固定機構(6)の固定解除操作によって、扱室ケース(3)と排藁搬送装置(2)を一体的に上下回動させるように構成した脱穀機(1)において、前記ロック機構(5)は、扱室ケース(3)側に設けたロック部材(51)を脱穀下部機枠(1a)側に設けた固定片(54)に係脱可能に構成し、前記固定機構(6)は、排藁搬送装置(2)の固定杆(22)を固定爪(60)で固定又は解除するように構成し、前記固定解除レバー(3L)とロック部材(51)を連結杆(52)で連結する一方、ロック部材(51)に長孔状の連繋部(55)を設け、該長孔状の連繋部(55)と、前記固定爪(60)を解除方向に作動させる操作杆(61)とを連杆(56)で連結することにより、前記扱室ケース(3)側のロック機構(5)と排藁搬送装置(2)側の固定機構(6)を、固定解除レバー(3L)の固定解除操作によって同時解除せしめるように連繋させると共に、扱室ケース(3)と排藁搬送装置(2)の下降回動時の固定を、扱室ケース(3)の下降回動により、ロック機構(5)のロック部材(51)と、ロック機構(5)とは単独に固定機構(6)の固定爪(60)によって、それぞれ自動的に行わせることを特徴とする脱穀機における排藁搬送装置の固定構造。
- 扱室ケース(3)の下降回動に連繋して、支点軸(33)に回動可能に支持した作動部(67)を作動させ、固定爪(60)と一体的なガイド部材(8)に作動部(67)を接当させることにより、固定爪(60)を固定杆(22)の受入れ姿勢にせしめる請求項1記載の脱穀機における排藁搬送装置の固定構造。
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