JP4363157B2 - 脈波測定装置 - Google Patents
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Description
本発明の実施の形態1における脈波測定装置は、基板として半導体基板を採用し、感圧手段としてこの半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用した脈波測定装置である。感圧素子としては、たとえばダイアフラムを利用した感圧素子が利用される。本実施の形態における脈波測定装置は、半導体基板の主表面を体表に向かって押圧することにより脈波を測定する押圧式の脈波測定装置である。
まず、図1および図2を参照して、本発明の実施の形態1における脈波測定装置の全体構造について説明する。図1は、本発明の実施の形態1における脈波測定装置の全体構造を示す概略斜視図である。また、図2(a)は、本実施の形態における脈波測定装置のハウジング部の構造を示す概略斜視図であり、図2(b)は、このハウジング部の下面図である。
次に、図3を参照して、本実施の形態における脈波測定装置の押圧機構について説明する。図3は、本実施の形態における脈波測定装置の押圧機構を示すための模式図である。なお、図3(a)は、測定前を示す模式図であり、図3(b)は、測定時を示す模式図である。
次に、本実施の形態における脈波測定装置の感圧部の構造について詳細に説明する。図4は、本実施の形態における脈波測定装置の概略断面図であり、図5は、図4に示す感圧部の拡大断面図である。また、図6は、図4に示す脈波測定装置の感圧部の他の部分における概略断面図である。
図5に示すように、保護部材12の収容領域を構成する凹部の壁面20aは、半導体基板1の端面との間に空気室20が介在するように配置されている。すなわち、保護部材12の壁面20aと半導体基板1の端面とは離間して配置されており、これによって空気室20が構成されている。なお、本実施の形態においては、空気室20が半導体基板1の全周にわたって位置するように構成されている
。
このように、本実施の形態における脈波測定装置では、主表面に感圧素子が形成された半導体基板の端面が空気室によって囲まれているため、半導体基板の端面に他の部材が配置された脈波測定装置に比べ、環境温度の変化や体表から熱伝達が生じても半導体基板に応力が作用することがなく、精度よく安定的に脈波を測定することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態2における脈波測定装置の感圧部の構造について詳細に説明する。図8は、本発明の実施の形態2における脈波測定装置の感圧部の概略断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態1と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態1と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明は繰り返さない。
図8に示すように、本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態1と同様に、半導体基板1の端面と面するように空気室20が形成されている。本実施の形態における脈波測定装置にあっては、フレキシブル配線18が、固定部18aと接続部18bの間に、上述の実施の形態1の弛緩部18cよりもさらに大きく湾曲するように曲げることによって形成された弛緩部19を備えている。この弛緩部19は、空気室20内に配置されている。
このように、フレキシブル配線に設ける弛緩部を空気室内に配置することにより、弛緩部を大きく取ることが可能になる。弛緩部を大きく取れば、半導体基板に作用する応力もその分低減させることが可能になるため、より精度よく安定的に脈波を測定することが可能になる。また、弛緩部を空気室内に配置することにより、弛緩部を設けることによる装置の大型化が回避されるため、小型で高性能の脈波測定装置を提供することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態3における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図9は、本発明の実施の形態3における脈波測定装置の感圧部の概略断面図であり、図10は、図9に示す感圧部の拡大断面図である。また、図11は、図9に示す脈波測定装置の半導体基板の構造を示す概略斜視図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態1と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態1と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明は繰り返さない。
図9および図10に示すように、本実施の形態における脈波測定装置の感圧部30は、上述の実施の形態1と同様に、主表面に感圧素子が形成された半導体基板1と、半導体基板1の裏面を支持する支持部材9と、支持部材9を保持するとともに半導体基板1を保護する保護部材12と、半導体基板1に電気的に接続されるフレキシブル配線18と、感圧部30の体表との接触部に取付けられる保護膜16とを主に備えている。
図11に示すように、半導体基板1は、その主表面に複数の感圧素子3を有している。感圧素子3は、半導体基板1の中央部近傍に複数個配置されている。半導体基板1の主表面の所定領域には、感圧素子3から出力される信号を外部へ伝達するための導体膜からなる配線5が形成されている。配線5は、同じく導体膜からなる接続電極部5aに接続されている。この接続電極部5aにフレキシブル配線18の一方端がろう材24によってろう付けされる(図10参照)。
このように、本実施の形態における脈波測定装置では、半導体基板の主表面に感圧素子を囲むように溝が形成されており、この溝によって薄肉部が構成されている。このため、環境温度の変化や体表から熱伝達による保護部材の体積変動が生じても、保護部材から半導体基板に作用する応力が薄肉部によって緩和されるため、精度よく安定的に脈波を測定することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態4における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図12は、本発明の実施の形態4における脈波測定装置の感圧部の概略断面図であり、図13は、図12に示す感圧部の拡大断面図である。また、図14は、図12に示す脈波測定装置の半導体基板の構造を示す概略斜視図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態1と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態1と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明は繰り返さない。
図12および図13に示すように、本実施の形態における脈波測定装置の感圧部30は、上述の実施の形態1と同様に、主表面に感圧素子が形成された半導体基板1と、半導体基板1の裏面を支持する支持部材9と、支持部材9を保持するとともに半導体基板1を保護する保護部材12と、半導体基板1に電気的に接続されるフレキシブル配線18と、感圧部30の体表との接触部に取付けられる保護膜16とを主に備えている。
図14に示すように、半導体基板1は、その主表面に複数の感圧素子3を有している。感圧素子3は、半導体基板1の中央部近傍に複数個配置されている。半導体基板1の主表面の所定領域には、感圧素子3から出力される信号を外部へ伝達するための導体膜からなる配線5が形成されている。
図13に示すように、本実施の形態における脈波測定装置の感圧部30においては、上述の段差部6を備えた半導体基板1が支持部材9上に配置されている。段差部6においては、接続電極部5a上にフレキシブル配線18が位置している。接続電極部5aとは反対側に位置するフレキシブル配線18の上面は、半導体基板1の主表面と略同一平面上に位置するように構成されている。すなわち、保護膜16の下面と接する部分が、ほぼフラットな形状となっている。
このように、本実施の形態における脈波測定装置では、体表に押圧する感圧部の表面がほぼフラットな形状となるため、皮膚張力の分力が半導体基板に作用することが回避されるようになる。このため、精度よく安定的に脈波を測定することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態5における脈波測定装置の感圧部の構造について詳細に説明する。図15は、本発明の実施の形態5における脈波測定装置の感圧部の概略断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態4と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態4と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明は繰り返さない。
図15に示すように、本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態2および4を組合わせた構造を有する。すなわち、半導体基板1は、その主表面に段差部6を有しており、この段差部6に接続電極部5aを有している。この接続電極部5a上に、フレキシブル配線18が位置しており、その上面が半導体基板1の主表面と略同一平面上に位置するように構成されている。また、半導体基板1の端面に面するように、空気室20が形成されている。空気室20内には、フレキシブル配線18を大きく湾曲させて弛ませることによって形成した弛緩部19が位置している。
このように、本実施の形態における脈波測定装置では、半導体基板に段差部を設けることにより体表に押圧する感圧部の表面がほぼフラットな形状となっているため、皮膚張力の分力の影響を受けにくい。また、半導体基板の端面が空気室によって囲まれているため、半導体基板の端面に他の部材が配置された脈波測定装置に比べて半導体基板の端面に受ける応力が大幅に低減される。さらには、フレキシブル配線に弛緩部が設けられているため、フレキシブル配線による応力が半導体基板に作用することが回避される。以上により、半導体基板に作用する種々の力が排除されるため、非常に精度よくかつ安定的に脈波を測定することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態6における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図16は、本発明の実施の形態6における脈波測定装置の感圧部の概略断面図であり、図17は、図16に示す感圧部の拡大断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態4と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態4と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明は繰り返さない。
図16および図17に示すように、本実施の形態における脈波測定装置にあっては、上述の実施の形態4における脈波測定装置に比べ、半導体基板1に設けられた段差部6の高さがより高くなっている。この段差部6の接続電極部5a上には、フレキシブル配線18が配置されている。さらに、このフレキシブル配線18上には、スペーサ部材22が配置されている。フレキシブル配線18とは反対側に位置するスペーサ部材22の上面は、半導体基板1の主表面と略同一平面上に位置するように構成されている。すなわち、保護膜16の下面と接する部分が、ほぼフラットな形状となっている。
このように、本実施の形態における脈波測定装置では、体表に押圧する感圧部の表面がスペーサ部材を用いることによってほぼフラットな形状となっているため、皮膚張力の分力が半導体基板に作用することが回避される。このため、精度よく安定的に脈波を測定することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態7における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図18は、本発明の実施の形態7における脈波測定装置の感圧部の概略断面図であり、図19は、図18に示す感圧部の拡大断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態1と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態1と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明は繰り返さない。
図18および図19に示すように、本実施の形態における脈波測定装置の感圧部30は、上述の実施の形態1と同様に、主表面に感圧素子が形成された半導体基板1と、半導体基板1の裏面を支持する支持部材9と、支持部材9を保持するとともに半導体基板1を保護する保護部材12と、半導体基板1に電気的に接続されるフレキシブル配線18と、感圧部30の体表との接触部に取付けられる保護膜16とを主に備えている。
図18および図19に示すように、半導体基板1の主表面の所定領域には、感圧素子3から出力される信号を外部へ伝達するための導体膜からなる配線5が形成されている。配線5は、半導体基板1に設けられた接続コンタクト8を介して、半導体基板1の裏面に設けられた接続電極部5aに接続されている。すなわち、接続電極部5aは、半導体基板1の主表面よりも後退した位置に形成されている。接続コンタクト8は、半導体基板1に設けられたスルーホール内を導電部材によって充填することによって形成されたプラグである。
このように、本実施の形態における脈波測定装置では、接続電極部を半導体基板の裏面に設けることにより、フレキシブル配線が、半導体基板の主面上に位置しないため、体表に押圧する感圧部の表面がほぼフラットな形状となり、皮膚張力の分力が半導体基板に作用することが回避されるようになる。このため、精度よく安定的に脈波を測定することが可能になる。
次に、本発明の実施の形態8における脈波測定装置の感圧部の構造について詳細に説明する。図20は、本発明の実施の形態8における脈波測定装置の感圧部の概略断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態7と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態7と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明は繰り返さない。
図20に示すように、本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態2および7を組合わせた構造を有する。すなわち、半導体基板1は、スルーホールを導電部材にて充填することによって形成された接続コンタクト8を有しており、裏面に接続電極部5aを有している。この接続電極部5aには、フレキシブル配線18が接続されている。また、半導体基板1の端面に面するように、空気室20が形成されている。空気室20内には、フレキシブル配線18を大きく湾曲させて弛ませることによって形成した弛緩部19が位置している。
このように、本実施の形態における脈波測定装置では、接続電極部を半導体基板の裏面に設けることにより、フレキシブル配線が、半導体基板の主面上に位置しないため、体表に押圧する感圧部の表面がほぼフラットな形状となり、皮膚張力の分力が半導体基板に作用することが回避されるようになる。また、半導体基板の端面が空気室によって囲まれているため、半導体基板の端面に他の部材が配置された脈波測定装置に比べ、半導体基板の端面に受ける応力が大幅に低減されている。さらには、フレキシブル配線に弛緩部が設けられているため、フレキシブル配線による応力が半導体基板に作用することも回避されている。以上により、半導体基板に作用する種々の力が排除されるため、非常に精度よくかつ安定的に脈波を測定することが可能になる。
上述の実施の形態1ないし8に示す構成の脈波測定装置においては、半導体基板の端部に作用する種々の力を排除することが可能になるため、従来の脈波測定装置と比べて飛躍的に測定精度が向上する効果が得られるものの、以下の点においてはさらなる改良が必要である。
まず、本発明の実施の形態9における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図21は、本発明の実施の形態9における脈波測定装置の感圧部の概略斜視図であり、図22は、図21に示す感圧部において保護膜を取外した状態を示す概略斜視図である。また、図23は、図21に示す感圧部の概略断面図であり、図24は、図23に示す領域XXIVの拡大断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態1と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態1と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明を繰り返さない。
次に、本発明の実施の形態10における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図28は、本発明の実施の形態10における脈波測定装置の感圧部の概略断面図であり、図29は、図28に示す感圧部の回路基板への接続方法を示す模式図である。また、図30は、図29に示すフレキシブル配線のコネクタ部の平面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態9と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態9と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明を繰り返さない。
次に、本発明の実施の形態11における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図31は、本発明の実施の形態11における脈波測定装置の感圧部の概略断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態9と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態9と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明を繰り返さない。
次に、本発明の実施の形態12における脈波測定装置の構造について詳細に説明する。図32は、本発明の実施の形態12における脈波測定装置の感圧部の概略断面図である。本実施の形態における脈波測定装置は、上述の実施の形態9と同様に、感圧手段として半導体基板の主表面に形成された感圧素子を採用している。なお、上述の実施の形態9と同様の部分については図中同一の符号を付し、ここではその説明を繰り返さない。
上述の実施の形態1から12においては、感圧手段としてダイアフラムを含む感圧素子を採用した場合を例示して説明を行なったが、特にこれに限定されるものではなく、たとえば、感圧手段として歪ゲージを用いることも可能である。
Claims (18)
- 主表面に感圧手段を有する基板と、前記基板を収容する収容領域を有する保護部材とを備え、前記基板を生体に押圧して脈波を測定する脈波測定装置であって、
前記保護部材は、導電性材料にて形成されており、
前記収容領域を構成する前記保護部材の壁面が、前記基板の端面との間に空気室が介在するように配置されている、脈波測定装置。 - 前記空気室は、前記基板の全周にわたって位置している、請求項1に記載の脈波測定装置。
- 前記空気室は、大気開放されている、請求項1または2に記載の脈波測定装置。
- 信号を処理する回路基板と、前記感圧手段から出力される信号を前記回路基板に伝達するフレキシブル配線とをさらに備え、
前記フレキシブル配線は、前記保護部材に固定された固定部と、前記基板に接続された接続部と、前記固定部と前記接続部との間に位置する弛緩部とを含んでいる、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。 - 前記弛緩部が、前記空気室内に位置している、請求項4に記載の脈波測定装置。
- 信号を処理する回路基板と、前記感圧手段から出力される信号を前記回路基板に伝達するフレキシブル配線とをさらに備え、
前記フレキシブル配線は、前記保護部材に固定された固定部と、前記基板に接続された接続部とを有し、
前記フレキシブル配線の前記固定部と前記接続部との間には、前記フレキシブル配線の他の部位とは異なる剛性を含む部位が位置している、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。 - 前記基板の前記主表面および前記空気室を覆う保護膜と、
前記保護膜の周縁部を前記保護部材の外周壁に対して締め付けて取付ける取付け手段とをさらに備えた、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。 - 前記保護部材は、前記基板の前記主表面と直交する方向から見た外形が略円形状であり、
前記取付け手段は、Oリングである、請求項7に記載の脈波測定装置。 - 前記保護部材の前記外周壁は、前記Oリングの内側部分に嵌合する嵌合凹部を全周にわたって有しており、
前記Oリングの外側部分は、前記保護部材の前記外周壁より突出している、請求項8に記載の脈波測定装置。 - 前記保護膜および前記取付け手段が一体物として形成されている、請求項7に記載の脈波測定装置。
- 前記保護膜は、前記周縁部に襞部を有している、請求項7から10のいずれかに記載の脈波測定装置。
- 前記保護部材は、前記収容領域を含む内側枠体と、前記内側枠体の外周壁を取り囲むように前記内側枠体に嵌め合わされる外側枠体とを含み、
前記外側枠体は、前記基板の前記主表面および前記空気室を覆う保護膜部を有し、
前記外側枠体の外周壁には、全周にわたって突出部が設けられている、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。 - 信号を処理する回路基板と、前記感圧手段から出力される信号を前記回路基板に伝達するフレキシブル配線とをさらに備え、
前記保護部材は、前記収容領域を含む内側枠体と、前記内側枠体の外周壁を取り囲むように前記内側枠体に嵌め合わされる外側枠体とを含み、
前記内側枠体と前記外側枠体との間を前記フレキシブル配線が挿通している、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。 - 前記外側枠体は、前記外側枠体の内周面から突出して設けられ、前記収容領域が形成された前記内側枠体の収容領域形成面の周縁に距離をもって面する張り出し部を有し、
前記内側枠体と前記外側枠体との間を挿通する前記フレキシブル配線が、前記張り出し部によって保護されている、請求項13に記載の脈波測定装置。 - 前記保護部材は、接地電位に電気的に接続されている、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。
- 信号を処理する回路基板と、前記感圧手段から出力される信号を前記回路基板に伝達するフレキシブル配線とをさらに備え、
前記フレキシブル配線を用いて、前記保護部材が接地電位に電気的に接続されている、請求項15に記載の脈波測定装置。 - 前記保護部材は、金属材料またはセラミックス材料にて形成されている、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。
- 前記保護部材は、表面に複数の微小な凹凸を有している、請求項1から3のいずれかに記載の脈波測定装置。
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