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JP4360236B2 - 印刷設定方法、制御装置及び印刷システム - Google Patents

印刷設定方法、制御装置及び印刷システム Download PDF

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Description

本発明は、プロセスカラーとは異なる色である特色を用いた印刷シミュレーションが可能な画像処理装置に係り、詳細には、特色を用いた印刷シミュレーションを行うときの印刷設定方法、制御装置及び印刷システムに関する。
DTP(Desktop Publishing)においては、パーソナルコンピュータやワークステーション等の処理装置上で、画像の作成、加工、編集等を行うことによりページレイアウトを作成し、このページレイアウトに基づいて印刷版を露光するためのフィルムの作成を行ったり(CEPS)、印刷版に直接書き込んで印刷用の刷版を作成する(CTP:Computer to Plate)。
また、実際の刷版を用いた印刷に先立って校正等を行うときには、WYSIWYG機能等を用いて、モニタに表示したページレイアウトを、ページプリンタ等の印刷出力装置によって印刷出力する(カンプ出力)。
一方、通常のカラー印刷では、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックの4色(プロセスカラー)を用いて行われるが、必要に応じてプロセスカラーと異なる色(以下、「特色」とする)のインクを使用して行われることがある。また、近年、印刷コストを抑えるために、2色印刷などが行われることがある。このとき、プロセスカラーの中の1色と特色が用いられたり、2色を特色とすることにより、特殊効果を得るようにすることがある。
ところで、特色を用いたカンプ出力を得るための2色印刷シミュレーションを行うときに、プロセスカラーでの印刷出力しか得られないと、実際の印刷物がどのような仕上がりになるのかの確認が困難となる。
ここから、2色印刷で使用する予定の特色インクを使用して実際に刷版を用いてカラーチャートの印刷を行い、このカラーチャートを測定することにより特色用のプロファイル(CMYK−L***のルックアップテーブル)を作成し、この特色用のプロファイルと、プリンタ用のプロファイル(L***−C’M’Y’K’のルックアップテーブル)を使用して、カラーマネージメント機能を用いたCMYK−C’M’Y’K’変換を実現することにより特色印刷のシミュレーションを行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、特願2003−71484号では、例えばC、M、Y、Kの何れか2色を用いて作成されているドキュメントの各色を、所望のインクの色(特色)に置き換えてカラーカンプ出力する方法を提案している。
しかしながら、特色は、複数のインキメーカーのそれぞれから、数百種類から数千種類ずつ製造されており、印刷シミュレーションを行う特色を割り当てるときには、そのメーカー名や特色名などをテキスト入力する必要がある。
このために、スペルミスなどの入力ミスが生じると、所望の色を用いた印刷シミュレーションを実行することができなくなる。また、特色名をテキスト入力するためには、各特色の色味と共に、その特色名を予め把握しておかなければならないという問題がある。
また、予め把握している特色を用いたときに、想定している結果が得られないときには、近似した特色を探す必要があり、実際の作業は容易なものではない。
一方、予め設定されている特色のリストから特色名を選択する方法もあるが、このリストは、メーカー別に名前順に表示されるため、色味を明確に判断することができず、また、リストがインキメーカー別となっているために、異なるメーカーの間から所望の特色の選択をする作業が難しくなっている。
特開2000−62253号公報
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、特色の用いた印刷シミュレーションを行うときに、特色の選択及び入力を容易にかつ的確に行うことができる印刷設定方法、制御装置及び印刷システムを提案することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、プロセスカラーの何れかの色版に対して、置換色を設定して印刷処理を行うときに、置換色としてプロセスカラーと異なる特色を設定する印刷設定方法であって、特色を特定する特性値及び特色名を含む色情報に基づいた特色のデータベースを形成しておき、前記特色を選択するときに、前記データベースから、基準とする特性値と該特性値の許容範囲から該当する特色を抽出して、抽出した特色名のリストを表示すると共に該リストから前記特色を選択可能とし、前記リストから選択した特色を前記置換色に設定することを特徴とする。
この発明によれば、特色の色名(特色名)、L*a*b*値などの特性値を含む色情報を特色ごとに作成して、データベース化する。特色を選択するときには、基準となる特性値と共に特性値の許容範囲を設定して、この許容範囲に該当する特色名を抽出し、抽出した特色名をリスト表示する。
特色を設定するときには、リスト表示した特色名から所望の特色を選択することにより、選択した特色名が、置換色に設定される。
これにより、特色名が明確でなくとも、簡単にかつ的確に所望の特色を置換色に設定することができる。
また、本発明においては、前記基準とする色の位置をカラーパレット上で選択することにより、基準とする特性値を選択可能とすることを特徴する。
この発明によれば、カラーパレットを用いることにより、視覚的に特色の選択が可能となる。このようなカラーパレットとしては、特性値として例えばL*a*b*値を用いるときには、選択位置とL*a*b*値との対応情報をもつものを用いることができる。
なお、基準とする特性値の設定は、特性値がL*a*b*値などの数値で表されるときには、その数値を入力するものであっても良く、また、スキャナや測色機等を用いて検出ないし測定した特性値を用いることもできる。このときには、特性値を入力する入力手段を予め設定しておくことにより可能となる。さらに、特性値としてはL*a*b*値に限らず、CMYK値、XYZ値、RGB値などを用いることができ、そのときには、100%濃度の値だけでなく、5%刻みや25%刻みなどで濃度を変化させた値を持つようにしても良い。
これにより、表示している特色のリストから簡単にかつ正確に基準とする特性値を再設定することができる。なお、基準値を再設定した時には、その基準値に基づいて、再度、データベースから特色を抽出してリスト表示するものであれば良い。
このような本発明においては、前記基準とする特性値に対する許容範囲を変更可能とすることが好ましく、これにより、許容範囲の拡幅が容易であり、リストに表示する特色名の削減は追加を、容易にかつ的確に行うことができる。
さらに、本発明においては、前記色情報を指定して、前記許容範囲と共に指定した色情報に基づいた特色の抽出を行うことが好ましい。
これにより、例えば、特色のインキを製造しているメーカー名などを色情報に含ませることにより、メーカー別で特色のリスト表示を行うことができる。
このような本発明が適用される制御装置は、プロセスカラーと異なる特色を特定する特性値及び特色名を記憶する記憶手段と、前記記憶手段から、基準とする特性値と該特性値の許容範囲に該当する前記特色を抽出する抽出手段と、前記抽出した特色の特色名のリストを少なくとも表示手段に表示すると共に該リストから特色を選択可能とし、該リストから選択された特色をプロセスカラーの何れかの色版に対する置換色に設定する制御を行う制御手段と、を含むことができ、さらに、前記基準とする特性値を予め定められた色のリストから指定させる指定手段と、を含むことができる。
また、制御装置は、基準とする色と該色の特性値に対する許容範囲を指定させる指定手段と、前記指定された前記基準とする色と特性値が前記許容範囲に該当する特色を記憶手段から抽出する抽出手段と、前記抽出した特色の特色名のリストを表示手段に少なくとも表示すると共に該リストから特色を選択可能とし、該リストから選択された特色をプロセスカラーの何れかの色版に対する置換色に設定する制御を行う制御手段と、を含むことができ、さらに、前記指定手段は、予め定められた色のリストを表示して前記基準とする色を指定させるものであっても良い。
また、前記制御手段は、前記プロセスカラーの2色の色版に対して前記置換色として設定された異なる特色を、濃度を互いに変化させて重ねたときのカラーパッチを表示手段に表示する制御を行うものであっても良い。
さらに、本発明の印刷システムは、前記請求項5から請求項9の何れか1項に記載の制御装置と、前記制御装置に設けられて印刷出力が要求された画像データに対してプロセスカラーの色版を、前記設定された置換色に置換する色置換を含む画像処理及びRIP処理を行ってラスタデータを生成する画像処理手段と、前記制御装置に接続されて前記画像処理手段によって生成された前記ラスタデータに基づいた印刷処理を実行する印刷出力装置と、を含む。
以上説明したように本発明によれば、特性値及び特色名を含む色情報に基づいて特色のデータベースを設け、このデータベースから特性値と許容範囲に基づいて、抽出した特色のリストを表示し、このリストから特色名を選択可能とすることにより、所望の色を簡単にかつ的確に選択して色置換処理などのシミュレーションを行うことができるという優れた効果が得られる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適用したネットワーク10の概略構成を示している。このネットワーク10は、画像処理装置として設けられているプリントサーバ12と、画像処理端末として設けられている複数のクライアント端末14とが、通信回線16を介してネットワーク接続されている。
また、プリントサーバ12には、印刷出力装置としてプリンタ18が接続されており、プリントサーバ12は、クライアント端末14から出力される印刷ジョブを受信すると、プリンタ18を用いて印刷ジョブに応じた印刷出力を行う。
なお、以下では、画像処理装置をプリントサーバとして用いて説明するが、本発明の画像処理装置は、これに限らずクライアント端末14とネットワーク接続されたファイルサーバ等の各種の中間サーバに設けて画像処理を行なうものであっても良い。また、プリンタ18に限らず、印刷用の刷版を作成するために画像データに基づいて感光性平版印刷版等を直接露光するプレートセッターや、感光性平版印刷版への画像焼付(露光)に用いる原稿フィルムを露光する露光装置等を接続することもできる。
プリントサーバ12及びクライアント端末14には、ネットワークインターフェイス(ネットワークI/F)20、22が設けられており、このネットワークI/F20、22を介してそれぞれが通信回線16に接続している。また、プリントサーバ12は、双方向インターフェイス(双方向I/F)24を備えており、この双方向I/F24を介してプリンタ18に接続している。
なお、プリントサーバ12に接続するプリンタ18は複数でも良く、使用する双方向I/F24も複数ないし複数種類でも良い。また、複数のクライアント端末14とプリントサーバ12のネットワーク接続は、任意のネットワークプロトコルを適用することができる。
このようなプリントサーバ12は、パーソナルコンピュータ(PC)に所定の機能を備えたPCIボードを追加するなどして構成することができる。また、プリントサーバ12は、キーボード、マウス等の入力デバイスやCRTディスプレイやLCDディスプレイ等の表示デバイスを備えており、表示デバイスに表示した画像に対する処理及び表示画像を印刷出力するWYSIWYG機能を備えたものであっても良い。
プリントサーバ12には、プリントサーバ12自体と共にプリンタ18を制御するプリントコントローラ26、画像処理部28及び各種のデータを記憶する記憶手段とするHDD30が設けられている。画像処理部28は、クライアント端末14から印刷ジョブとして入力される画像データや描画命令などのジョブデータに基づいてラスタデータを生成するRIP処理を行なう。
なお、プリントサーバ12では、入力された印刷ジョブを処理待ちキューに格納すると共に、処理待ちキューに格納している印刷ジョブを順に読み出して、画像処理(RIP処理)を実行し、画像処理されてプリンタ18へ出力されるデータ(ラスタデータ)を印刷待ちキューに格納して、この印刷待ちキューからプリンタ18へ順に出力する。また、プリントサーバ12では、印刷処理が指定されていないか印刷処理の実行ができないジョブを保持キューに格納して保持する一般的構成となっている。このようなプリントサーバ12は、従来公知の種々の構成を用いることができ、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
一方、クライアント端末14は、DTPアプリケーション(以下、アプリケーション32とする)を備えており、このアプリケーション32を用いて、画像や文書の作成、加工、編集等の画像処理等を行ってページレイアウトなどの刷版を用いた印刷用の画像データ又は描画命令(以下、画像データとする)の作成が可能となっている。
また、クライアント端末14は、プリンタドライバ(ドライバソフト)34が設けられており、このプリンタドライバ34を介して、アプリケーション32等によって作成したページレイアウトなどの画像データと各種の処理指示を含むジョブ(印刷ジョブ)をプリントサーバ12へ送信可能となっている。このとき、プリンタドライバ34によって各種の印刷機能の設定が可能となっている。
また、クライアント端末14では、このプリンタドライバ34を用いることにより、プリントサーバ12に対する各種の設定等が可能となっている。
プリントサーバ12には、印刷機能設定部36が設けられており、印刷ジョブ等のジョブを受信すると、印刷ジョブで指定されている各種の印刷機能の設定を行う。なお、プリントサーバ12では、従来公知の印刷機能の設定が可能となっており、印刷機能設定部36では、印刷ジョブで指定されている印刷機能を判断し、それぞれの印刷機能をプリントコントローラ26及び画像処理部28で実行されるように設定するが、本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
一方、プリントサーバ12には、色置換処理部38が設けられている。この色置換処理部38では、色指定されている画像や文字等の描画オブジェクトに対して、指定色の置き換えが設定されているときに、設定に基づいて色置換を行う。
また、プリントサーバ12には、記憶手段として設けられているHDD30に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のプロセスカラーと別に、予め設定されている特色ごとのL*a*b*値と、このL*a*b*値をCMYK値に変換するテーブル(プロファイル)が記憶されている。
色置換処理部38では、プロセスカラーの何れかの色版に対して、特色への色置換が指定されていると、HDD36に記憶されている該当する特色のL*a*b*値とこのL*a*b*値をCMYK値に変換するルックアップテーブル(LUT)として参照し、色情報の更新(置換)を行い、新たな色情報を生成するようにしている。すなわち、色置換が指定された色版を除いたCMYK値に、色置換が指定されている特色のCMYK値を合成することにより、新たな色情報(CMYK値)を生成する。
これにより、例えばプロセスカラーのうちの何れか2色を用いた2色印刷用の画像データや文書データを作成したときに、さらに、そのうちの1色又は2色を、プロセスカラーとは異なる特色を用いて印刷出力することができるようにしている。
すなわち、刷版を用いて印刷出力するときに、プロセスカラーと異なるインクを用いた印刷処理を行ったときのシミュレーションが可能となるようにしている。
この色置換処理は、例えば、画像処理部28に設けている図示しないメモリ上にCMYK出力用領域と、CMYK色補正用領域を形成し、印刷ジョブ上の画像(画像オブジェクト)に対する画像処理を行うとき、特色のCMYK値(L*a*b*値から変換したCMYK値)をCMYK出力用領域に格納する。
また、該当する画像オブジェクト上で使用されるプロセスカラーのCMYK値は、CMYK色補正用領域に格納し、CMYK色補正領域に格納しているCMYK値に対して、色補正を行った後に、補正したCMYK値をCMYK出力用領域に格納しているCMYK値に合成することにより、該当する描画オブジェクトに対する新たな色情報を生成して出力するようにしている。
プリントサーバ12では、このような色置換処理部38が設けられていることにより、特色を用いたN色印刷シミュレーションが可能となっている。なお、色置換処理は、任意の構成を適用でき本実施の形態では、詳細な説明を省略する。
クライアント端末14に設けているプリンタドライバ34には、プリントサーバ12の機能として備えているN色印刷シミュレーションの設定が可能となっており、このためのユーザーインターフェイス(UI)が設定されている。
これにより、クライアント端末14では、ユーザーインターフェイスを用いて、簡単に2色印刷シミュレーションなどのN色印刷シミュレーションの設定が可能となっている。
ところで、プリントサーバ12には、特色管理部40が形成されており、また、HDD30には、特色管理部40で管理する特色のデータベース42が格納されている。データベース42には、多数の特色名が登録されており、特色名ごとに製造メーカー(メーカー名)及びL*a*b*値が記憶されている。
これにより、プリントサーバ12では、特色が指定されて2色印刷シミュレーションが設定されていると、指定された特色名のL*a*b*値を読み出して、色置換処理を行うことができるようになっている。
一方、クライアント端末14では、プリンタドライバ34を用いて特色への色置換を行うときに、カラーパレットを表示可能となっている。図2には、カラーパレット46の一例を示している。このカラーパレット46は、指定可能な位置ごとのL*a*b*値の対応情報であるL*a*b*値対応情報をもっている。なお、カラーパレット46は、一例を示すものであり、本発明のカラーパレットの構成を限定するものではなく、本発明のカラーパレットは、表示色と表示色に対応する色情報をもつものであれば任意の構成を適用することができる。
これにより、クライアント端末14では、L*a*b*値からその色に最も近い色をカラーパレット46のL*a*b*値対応情報から検索して、カラーパレット46上に表示可能となっている。
クライアント端末14に設けられているプリンタドライバ34では、カラーパレット46上で、例えばポインタ48によって指定した色のL*a*b*値と、L*値、a*値及びb*値の許容範囲ないし製造メーカーを指定して、その許容範囲内のL*a*b*値の特色のリストを要求する。
プリントサーバ12の特色管理部40では、クライアント端末14から特色のリストが要求されると、データベース44から該当する特色を抽出して、クライアント端末14へ送信する。
これにより、クライアント端末14では、カラーパレット46上での色指定の操作によって、該当する色及びその色に近似する特色のリストを表示可能となっている。
また、クライアント端末14では、表示された特色のリストから特色名を選択することにより、選択した特色名の特色を用いた印刷シミュレーションを設定することができるようになっている。
このように構成されているプリントサーバ12では、クライアント端末14で、アプリケーション32を用いて作成、加工、編集等の処理が行われた画像データないし描画命令が印刷ジョブとして送信され、この印刷ジョブを受信すると、受信した印刷ジョブに基づいた画像処理ないし印刷処理を実行する。
プリントサーバ12では、印刷ジョブを受信すると、印刷機能設定部36で、印刷機能の読み込み及び設定を行う。また、画像処理部28では、印刷ジョブの画像データに対して、設定された印刷機能に基づいた画像処理及びラスタデータを生成するRIP処理を行う。
画像処理部28で生成されたラスタデータは、所定のタイミングでプリンタ18へ出力され、プリンタ18で印刷ジョブに基づいた印刷出力が行われる。
ところで、プリントサーバ12では、印刷機能としてN色印刷シミュレーションが可能となっている。また、N色印刷シミュレーションを行うときに、特色の指定が可能となっており、特色を用いたN色印刷シミュレーションが可能となっている。
ここで、図3乃至図6を参照しながら、特色を用いた色置換、N色印刷シミュレーションを説明する。
プリントサーバ12でN色印刷シミュレーションを行うときには、クライアント端末14上で、ユーザーインターフェイス(UI)を用いて、使用する版色を設定する。例えば、C版、M版、Y版、K版の画像があるときに、使用する色版を設定し、必要に応じて、その色版を描画するときの色をプロセスカラーまたは、特色で指定することができる。
図3(A)には、N色印刷シミュレーションを行うときのクライアント端末14での印刷設定の概略を示している。このフローチャートは、N色印刷シミュレーションを設定するときに実行され、ステップ100では、N色印刷シミュレーションの設定に用いる印刷設定ダイアログを表示する。
図4(A)及び図4(B)には、クライアント端末14上で、N色印刷シミュレーションを設定するときのユーザーインターフェイス一例とする設定ダイアログ50の要部を示している。図4(A)に示すように、この設定ダイアログ50では、チェックボックス52によってN色印刷シミュレーションを行うか否かの設定が可能となっている。また、チェックボックス52をチェックしてN色印刷シミュレーションを行うように設定すると、C版、M版、Y版及びK版のそれぞれに対して設けられているチェックボックス54C、54M、54Y、54K(総称するときは、チェックボックス54とする)のチェックが可能となる。
ここで、設定ダイアログ50では、例えば、C版及びM版のチェックボックス54C、54Mをチェックすることにより、C版とM版を用いた2色印刷シミュレーションが設定される。
また、設定ダイアログ50には、C版、M版、Y版及びK版のそれぞれに対して、入力ボックス56C、56M、56Y、56K(総称するときは、入力ボックス56とする)及び色選択ボタン58C、58M、58Y、58K(総称するときは、色選択ボタン58とする)が設けられており、チェックボックス54をチェックすることにより該当する色版に対する入力ボックス56への文字入力(テキスト入力)及び色選択ボタン58の操作が可能となる。
設定ダイアログ50では、入力ボックス56に特色名を入力することにより、入力した色名(特色名)の特色を用いたN色印刷シミュレーションの設定が可能となる。
一方、設定ダイアログ50では、色選択ボタン58を操作することにより、プリントサーバ12のデータベース44に格納している特色のリストを表示し、その表示したリストから選択した特色の色名を、入力ボックス56に入力することができる。
色選択ボタン58には、選択されている色がデフォルト値として表示されている。すなわち、置換色を指定していない状態では、C版、M版、Y版及びK版のそれぞれの色選択ボタン58C、58M、58Y、58Kには、C色、M色、Y色及びK色が表示されている。
クライアント端末14では、設定ダイアログ50の色選択ボタン58を操作することにより、該当する色版に対する置換色の選択が可能となる。
図3(A)では、ステップ102でN色印刷シミュレーションを設定するか否かを確認し、ステップ104では、特色選択を行うかを確認する。
これにより、印刷設定ダイアログ50上でチェックボックス52がチェックされ、さらに、チェックボックス54の何れか少なくとも1つがチェックされることにより、ステップ102で肯定判定され、N色印刷シミュレーションが設定される。また、色選択ボタン58が操作されることにより、ステップ104で肯定判定されて特色選択を行う。
特色選択は、クライアント端末14でユーザーインターフェイスを用いて行う。図5(A)、図5(B)、図6(A)及び図6(B)には、置換色の選択に用いるユーザーインターフェイスの一例として特色選択ダイアログ60を示している。図5(A)に示すように、この特色選択ダイアログ60には、カラーパレット46が表示され、このカラーパレット46上で、ポインタ48によってデフォルト値の色が明示されている。
また、特色選択ダイアログ60には、リスト表示エリア62と共に、特色のメーカー指定を入力する入力ボックス64及び、L*値、a*値及びb*値の許容範囲の入力用となるスライドバー66が設けられている。
特色選択ダイアログ60では、メーカー名及び許容範囲のデフォルト値が設定されており、特色選択ダイアログ60を開くことにより、指定された色と、許容範囲のデフォルト値に基づいた特色のリストがリスト表示エリア62に表示される。
クライアント端末14のプリンタドライバ34では、特色選択ダイアログ60を表示するときに、指定色と許容範囲のデフォルト値に基づいた特色のリストを要求する。
すなわち、図3(A)に示すように、ステップ104で肯定判定してステップ106へ移行することにより、先ず、特色選択ダイアログ60を表示する。この後に、ステップ108では、プリントサーバ12へ特色のリストを要求し、特色のリストを取得すると、ステップ110へ移行して、特色選択ダイアログ60内のリスト表示エリアに、取得した得色のリストを表示する。
図3(B)には、クライアント端末14での特色選択に対するプリントサーバ12での処理の概略を示している。このフローチャートでは、最初のステップ130で、特色のリスト出力が要求されたか否かを確認し、特色のリストの要求があると、ステップ130で肯定判定してステップ132へ移行する。
このステップ132では、特色管理部40がクライアント端末14で指定された条件の特色名を、データベースから抽出する。次のステップ134では、抽出した特色名のリストをクライアント端末14へ出力する。
すなわち、プリントサーバ12では、特色管理部40で、指定色と設定されている許容範囲(最初は、何れもデフォルト値)に基づいて特色の抽出を行い、抽出結果を特色のリストとしてクライアント端末14へ出力する。
これにより、クライアント端末14では、特色選択ダイアログ60を開いた後に(図3(A)のステップ106)、所定の特色のリストが特色選択ダイアログ60のリスト表示エリア62に表示される。
なお、図5(A)では、図4(A)の設定ダイアログ50上で、C版に対する色選択ボタン58Cを操作したときの表示を示しており、これにより、図5(A)に示す特色選択ダイアログ60では、リスト表示エリア62に、C(シアン:CYAN)と共に、Cに近似する特色名のリストが表示される。このときに、指定色であるCの欄が色付けされて表示される。
図3(A)のフローチャートでは、特色選択ダイアログ60のリスト表示エリア62に特色のリストを表示すると、ステップ112で指定色の変更がなされたかを確認し、ステップ114では、許容範囲の変更などの絞込みがなされたか否かを確認する。
図5(A)に示す特色選択ダイアログ60では、カラーパレット46上でポインタ48を所望の色に合わせることにより、該当する色(プロセスカラーまたは特色)のL*a*b*値とのズレ量が、スライドバー66で指定された許容範囲にある特色のリストをリスト表示エリア62に表示する。
ここから、クライアント端末14では、指定色が変更されると、変更した指定色に応じたリストを要求する。すなわち、図3(A)のステップ112で肯定判定して、ステップ108へ移行する。
プリントサーバ12では、この指定された色(指定色)に基づいた特色を抽出して、クライアント端末14へ出力する。これにより、クライアント端末14では、特色選択ダイアログ60のリスト表示エリア62に、抽出された特色のリストが表示(更新表示)される(図3(A)のステップ110)。
図5(B)には、カラーパレット46上で色指定を変更したときの、特色選択ダイアログ60の表示例を示しており、ポインタ48によって指定された色または最も近似する色に相当する特色が色付けされて表示されると共に、その特色の許容範囲内の近似色がリスト表示される。
一方、特色選択ダイアログ60では、リスト表示エリア62に表示するリストの絞込みを行うことができる。この絞込みには、メーカー指定と許容範囲を用いる。なお、メーカー名のデフォルト値は、全てのメーカー(all)としている。
製造メーカを用いた絞り込みを行うときには、色選択ダイアログ60の入力ボックス64に、指定するメーカー名を入力する。このメーカーの入力は、データベース44に登録されているメーカー名のリストをプルダウンメニューなどによって表示して、表示したリストから選択するなどの任意の方法を用いることができる。
特色選択ダイアログ60でメーカー名が指定されると、図3(A)に示すフローチャートでは、ステップ114で肯定判定してステップ108へ移行し、変更された条件に基づいた特色のリストを要求する。
プリントサーバ12に設けている特色管理部40では、メーカー名が指定されることにより、既に抽出している特色から、該当するメーカーの特色を抽出して、クライアント端末14へ出力する。
クライアント端末14では、新たな特色のリストを受信することにより、ステップ110で受信したリストに基づく特色選択ダイアログ60を表示する。
これにより、図6(A)に示すように、特色選択ダイアログ60のリスト表示エリア62には、指定されたメーカーの特色のリストが表示される。なお、指定色に対する許容範囲が広げられたときにのみ、クライアント端末14からリストを要求し、許容範囲が狭められたときには、クライアント端末14内で現在、取得しているリストから絞込みを行うようにしても良い。
また、特色選択ダイアログ60では、特色の絞込み条件として、L*値、a*値、b*値の許容範囲の変更が可能となっている。L*値、a*値ないしb*値の許容範囲を変更するときには、スライドバー66を用い、L*値、a*値及びb*値のそれぞれに対し許容範囲を設定することができる。なお、このときの許容範囲としては、L*値、a*値及びb*値の値が指定色に対するズレ量(%率など)を用いる。
ここで、L*値、a*値及びb*値のそれぞれの許容範囲を狭めるようにスライドバー66が操作されると、図3(A)のフローチャートでは、ステップ114で肯定判定して、ステップ108へ移行し、変更された許容条件を満たす特色のリストを要求する。
これに基づいたリストがプリントサーバ12から提供されることにより、ステップ110へ移行して、新たなリストに基づいた特色選択ダイアログ60を表示する。
図6(B)には、L*a*b*値の許容範囲を狭める絞込み行ったときの特色選択ダイアログ60を示している。なお、スライドバー66では、許容範囲を広げることも可能であり、これにより、リスト表示エリア62に表示される特色の数を増やし、特色の選択範囲を広げることができる。
特色選択ダイアログ60では、このようにして絞込みを行うことにより、所望の色の候補を絞り込んで表示することができる。ここから、特色を設定するときには、リスト表示エリア62に表示されている特色名から、設定する特色を選択して色付け表示に切換えた後、設定ボタン(OKボタン68)を操作する。
これにより、N色印刷シミュレーションを行うときの置換色となる特色を設定することができる。
図3(A)に示すフローチャートでは、ステップ116で特色が設定されたか否かを確認し、特色が設定されるとステップ116で肯定判定してステップ118へ移行し、特色選択ダイアログ60を閉じて、特色選択を終了する。これにより、クライアント端末14では、設定ダイアログ50が表示された状態となる。
図4(B)には、このときの表示例を示している。すなわち、図6(B)では、C版を置換する特色として「D149」が選択されており、この選択結果に基づいて特色が設定されることにより、図4(B)では、入力ボックス56Cにこの特色名が入力されると共に、色選択ボタン58Cの表示色が、選択された特色のものとなる。
図3のフローチャートでは、設定された特色の特色名を入力した印刷設定ダイアログ50を表示すると(ステップ118)、ステップ120へ移行して、印刷設定を終了するか否かを確認する。ここで、他の色版に対する置換色を設定するために、色選択ボタン58が操作されると、ステップ120で否定判定してステップ102へ移行し、次の置換色に対する処理を行う。
また、印刷設定ダイアログ50の図示しない設定ボタンないしOKボタンを操作されることにより、ステップ120で肯定判定して、印刷設定を終了する。
このように、クライアント端末14では、特色を用いた色置換やN色印刷シミュレーションを行うときに、特色名を簡単にかつ的確に入力することができる。
また、クライアント端末14では、カラーパレット46上で、指定した色を確認しながら、特色を選択することができる。このとき、近似色も併せて表示されるので、所望の色の特色を的確に選択することが可能となる。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、特色を選択するときのユーザーインターフェイスとして特色選択ダイアログ60を例に説明したが、任意の構成のユーザーインターフェイスを用いることができる。
例えば、ユーザーインターフェイスとしては、複数の色版のそれぞれに対して特色の選択が可能となるようにしたものであっても良い。図7には、その一例として、二色分の色版に対して特色の選択が可能となるユーザーインターフェイスの一例とする特色選択ダイアログ70を示している。
この特色選択ダイアログ70では、例えば、C版とM版などを用いた2色印刷シミュレーションが設定されるときに、置換色となる特色の選択を行うときに用いることができ、C版に対する特色選択部72と、M版に対する特色選択部74が同時に表示される。
また、特色選択ダイアログ70には、プレビュー表示部76が設けられている。このプレビュー表示部76では、C版に対する特色とM版に対する特色の濃度を互いに変化させて重ねたときのカラーパッチを表示している。
このような特色選択ダイアログ70を用いることにより、特色を用いた2色印刷シミュレーションなどを行ったときの仕上がり時の色合いを確認することができ、より的確な特色及び特色の組み合わせの選択が可能となる。
このような特色選択ダイアログ70では、プレビュー表示部76に、予めユーザーが選択した画像を用いてカラーパッチを表示しても良く、また、カラーパッチに変えて、印刷処理を実行する画像のプレビュー画像を表示するようにしても良い。
なお、以上説明した本実施の形態では、特色のリストの絞込み条件として許容範囲を用いたが、L*a*b*値のズレの比率の範囲や、RGB/CMYK値などの色の特性値のズレ量や比率の範囲を用いても良い。
また、データベース44には、特色ごとのインキの値段、納期、在庫の有無などを含めることにより、それらの情報を絞り込み条件として用いることもできる。さらに、特色ごとの色の印象を「落ち着いた」、「夏らしい」などの自然言語などに基づいて分類したデータベースを作成しておくことにより、それらをキーワードとしてリスト表示することも可能である。
また、本実施の形態では、カラーパレット46を用いて、基準とする色を指定するようにしたが、これに限らず、予め設定している代表的な色のリストを用いて基準色を指定しても良く、また、スキャナや測色器などを用いて色を入力しても良く、さらに、L*a*b*値などの色の特性値を数値入力するなど、任意の構成を適用することができる。
また、本実施の形態では、横方向を明度(L*値)とし、縦方向を色度(=色相+彩度)としたパレット46を用いて説明したが、特性値としてL*a*b*値を用いているときには、表示色とL*a*b*値対応情報をもつものであれば、任意の構成のカラーパレットを用いることができる。
また、カラーパレットとしては、代表色を表示し、表示している代表色を選択することにより、選択色と選択色の近似色を表示するものなど、任意の構成を用いることができる。
さらに、本実施の形態では、特色選択ダイアログ60のカラーパレット46上をクリックすることにより、リスト表示エリア62に表示している特色リストの自動変更を行うようにしているが、これに加えて、リスト表示エリア62に表示している特色の何れかを指定(クリック)することにより、その色名を色付けして表示すると共に、その特色のL*a*b*値に基づいてカラーパレット46上のポインタ48の自動移動を行って、選択した特色をカラーパレット46上に表示すると共に、この色を指定色としてリスト表示エリア62に表示する特色リストの更新が行われるものであっても良い。
また、本実施の形態では、特性値としてL*a*b*値を用いたが、これに限らず、色の特性を示すものであれば、CMYK値、XYZ値、RGB値などの適用が可能であり、そのときには、濃度値100%の値のみならず、5%刻みや25%刻みなどで濃度を変化させた複数の値を持つようにしても良い。
また、本実施の形態では、プリントサーバ12に特色のデータベースを持たせたが、データベースは、何れかのクライアント端末14に持たせても良く、インターネット等を介して接続可能なプリントサーバ12のメーカや特色の製造メーカーなどのWebサーバーに持たせても良く、ネットワーク内に複数のプリントサーバがあるときには、データベースを特定のプリントサーバに持たせるが、任意のプリントサーバを用いて特色印刷が可能となるようにしても良い。
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の一例を示すものであり、本発明の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態では、プリントサーバ12を例に説明したが、本発明は、プリントサーバ12に限らず、クライアント端末14上で作成された画像データ又は描画命令に基づいた画像処理が可能となる任意の構成の画像処理装置に適用することができる。

また、本実施の形態では、印刷処理を行うときの特色の選択を例に説明したが、本発明は、これに限らず、ペンキ、絵の具などの塗料、色ペン、色鉛筆、糸、紙(折り紙、色紙など)、布、フィルム等の各種の色材などを選択するときにも使用することができる。
本実施の形態に適用したネットワーク及びネットワークに設けるプリントサーバとクライアント端末の概略構成図である。 カラーパレットの一例を示す概略図である。 (A)はクライアント端末での特色選択の一例を示す流れ図、(B)はプリントサーバでの特色抽出の概略を示す流れ図である。 (A)及び(B)はユーザーインターフェイスの一例とする印刷設定ダイアログを示す概略図であり、(A)はデフォルト値での表示を示し、(B)は特色を選択した時の表示を示している。 (A)及び(B)はユーザーインターフェイスの一例とする特色選択ダイアログを示す概略図であり、(A)はデフォルト値での表示を示し、(B)は指定色を変更したときの表示を示している。 (A)及び(B)はユーザーインターフェイスの一例とする特色選択ダイアログを示す概略図であり、(A)はメーカ名を指定したときの表示を示し、(B)は許容範囲を変更したときの表示を示している。 ユーザーインターフェイスの他の一例を示す特色選択ダイアログの概略図である。
符号の説明
10 ネットワーク
12 プリントサーバ
14 クライアント端末
28 画像処理部
38 色置換処理部
40 特色管理部
42 データベース
46 カラーパレット
48 ポインタ
50 印刷設定ダイアログ
60、70 特色選択ダイアログ
62 リスト表示エリア
64 入力ボックス
66 スライドバー

Claims (10)

  1. プロセスカラーの何れかの色版に対して、置換色を設定して印刷処理を行うときに、置換色としてプロセスカラーと異なる特色を設定する印刷設定方法であって、
    特色を特定する特性値及び特色名を含む色情報に基づいた特色のデータベースを形成しておき、
    前記特色を選択するときに、前記データベースから、基準とする特性値と該特性値の許容範囲から該当する特色を抽出して、
    抽出した特色名のリストを表示すると共に該リストから前記特色を選択可能とし、
    前記リストから選択した特色を前記置換色に設定することを特徴とする印刷設定方法。
  2. 前記基準とする色の位置をカラーパレット上で選択することにより、基準とする特性値を選択可能としていることを特徴とする請求項1に記載の印刷設定方法。
  3. 前記基準とする特性値に対する許容範囲を変更可能としていることを特徴とする請求項2に記載の印刷設定方法。
  4. 前記色情報を指定して、前記許容範囲と共に指定した色情報に基づいた特色の抽出を行うことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の印刷設定方法。
  5. プロセスカラーと異なる特色を特定する特性値及び特色名を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から、基準とする特性値と該特性値の許容範囲に該当する前記特色を抽出する抽出手段と、
    前記抽出した特色の特色名のリストを少なくとも表示手段に表示すると共に該リストから特色を選択可能とし、該リストから選択された特色をプロセスカラーの何れかの色版に対する置換色に設定する制御を行う制御手段と、
    を含む制御装置。
  6. 前記基準とする特性値を予め定められた色のリストから指定させる指定手段と、を含むことを特徴とする請求項5に記載の制御装置。
  7. 基準とする色と該色の特性値に対する許容範囲を指定させる指定手段と、
    前記指定された前記基準とする色と特性値が前記許容範囲に該当する特色を記憶手段から抽出する抽出手段と、
    前記抽出した特色の特色名のリストを表示手段に少なくとも表示すると共に該リストから特色を選択可能とし、該リストから選択された特色をプロセスカラーの何れかの色版に対する置換色に設定する制御を行う制御手段と、
    を含む制御装置。
  8. 前記指定手段は、予め定められた色のリストを表示して前記基準とする色を指定させる請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記制御手段は、前記プロセスカラーのいずれか2色の色版に対して前記置換色として設定された特色を、濃度を互いに変化させて重ねたときのカラーパッチを表示手段に表示する制御を行う請求項5から請求項8の何れか1項に記載の制御装置。
  10. 前記請求項5から請求項9の何れか1項に記載の制御装置と、
    前記制御装置に設けられて印刷出力が要求された画像データに対してプロセスカラーの色版を、前記設定された置換色に置換する色置換を含む画像処理及びRIP処理を行ってラスタデータを生成する画像処理手段と、
    前記制御装置に接続されて前記画像処理手段によって生成された前記ラスタデータに基づいた印刷処理を実行する印刷出力装置と、
    を含む印刷システム。
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