JP4352584B2 - 記憶回路装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CPUにより一定のデータバスサイズでアクセスが行われる記憶回路装置であって、記憶されているデータが読み出される場合に訂正可能な誤りを検出すると、その誤りの訂正を行う誤り訂正回路部を備えたものに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、CPUがDRAMなどのメモリに記憶されているデータを読み出すメモリシステムにおいては、DRAMのメモリセルにα線が入射することによってランダムにエラー(所謂ソフトエラー)が発生する可能性がある。そこで、斯様なメモリシステムに高い信頼性が要求される場合には、ECC(Error Chcking and Correcting)回路を付加する場合がある。
【0003】
ECC回路は、CPUがメモリからデータを読み出す場合にそれらのデータビットの一定の組合せについて排他的論理和をとることで複数の検査データ(シンドロームビット)を生成する。生成されたシンドロームビットは、メモリの前記データと同じアドレスに記憶される。
【0004】
そして、CPUがメモリからデータ(情報データと称す)を読み出す場合には、該情報データに対応して生成された検査データも同時に読み出される。この時、ECC回路は、読み出された情報データと検査データからエラーコードを生成し、そのエラーコードの値に基づいて該情報データに誤りがあるか否かを検出する。そして、訂正可能である1ビット誤りを検出するとその誤りの訂正を行う。また、読み出したデータに2ビット以上の誤りが生じていることを検出することもできる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、以上述べたようなECC機能をメモリシステムに付加する場合には、検査データを記憶させるためにメモリの容量を余分に必要とすることになる。例えば、16ビット(2バイト)の情報データバスサイズについて検査データが5ビットで生成される場合には、データバスサイズが32ビット(4バイト)になると検査データは6ビットで生成される。従って、容量の増加によってシステムが大型化し、コストアップしてしまうという問題があった。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤り訂正回路部を設ける場合に、記憶回路部の容量の増加を抑制することができる記憶回路装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の記憶回路装置によれば、記憶回路部を、CPUがアクセスを行う場合のデータバスサイズに対して複数倍のバスサイズによってアクセスが行われるように構成し、この記憶回路部について誤り訂正を行う誤り訂正回路部を備える。そして、アクセス制御部は、CPUが記憶回路部より情報データを読み出そうとする場合に、そのデータを含む複数倍のバスサイズで記憶回路部より情報データを読み出し、それらの情報データからCPUが読み出そうとしているデータを選択してCPUのデータバス上に出力する。また、アクセス制御部は、誤り訂正回路部によるデータの訂正処理が完了するまで、CPUに対して出力するアクノリッジ信号のタイミングを遅延させる。
【0008】
即ち、誤り訂正回路部によって生成される検査データのビット数は、情報データ(実際に必要とされる、検査データ以外のデータを称す)のビット数が倍になると1ビット増加するため、同一の情報データ容量について生成される検査データのビット数は、書込み及び読み出しを行うデータバスサイズが増加する程トータルで減少する。
【0009】
例えば、情報データのバスサイズが1バイト(B)であり、ワード数をWとするとその容量はB×Wとなる。ここで、誤り訂正回路部が1バイトについて生成する検査データのビット数がsであるとすると、検査データに必要な容量は、s×Wとなる。そして、情報データのバスサイズを2xバイト(xは自然数)とするとワード数はW/2xとなり、検査データに必要なビット数は“x”増加するので、検査データに必要な容量は(s+x)×W/2xとなる。
【0010】
この場合、分子にはWの係数にxが加算されるのに対して分母は2のx乗で増加するので、検査データに必要な容量は確実に減少する。従って、請求項1のように構成することにより、誤り訂正回路部を備えて記憶回路部に記憶される情報データに対する信頼性の向上を図る場合でも、記憶回路部に必要な容量を従来よりも減少させ、回路面積を縮小して全体を小型に構成することができ、製造コストを削減することが可能となる。
【0011】
請求項2記載の記憶回路装置によれば、アクセス制御部は、CPUが記憶回路部に情報データを新たに書き込もうとする場合には、CPUがデータバス上に出力する情報データを保持する。そして、記憶回路部のデータバスサイズに等しい情報データが保持されると、該情報データと誤り訂正回路部によって生成される検査データとを記憶回路部に記憶させる。
【0012】
即ち、CPUが、情報データが全く記憶されていない状態にある記憶回路部に対して情報データを新たに書き込もうとする場合、アクセス制御部は、CPUがデータバス上に出力する情報データを1アドレス毎に保持する。そして、記憶回路部のデータバスサイズに等しい情報データが保持されれば、誤り訂正回路部によって対応する検査データが生成されるので、CPUと記憶回路部とのデータバスサイズが異なる場合であっても、情報データと検査データとを記憶回路部に記憶させることができる。
【0013】
請求項3記載の記憶回路装置によれば、アクセス制御部は、CPUが記憶回路部に記憶されている情報データを書き直そうとする場合にリードモディファイライトサイクルを実行する。即ち、CPUが書き直そうとするデータ部分を含むアドレスを以て記憶回路部より情報データを一旦読み出し、CPUが出力したデータ部分を入れ替えることによって、誤り訂正回路部は必要なデータバスサイズに対する検査データを生成することができる。
【0014】
請求項4記載の記憶回路装置によれば、記憶回路部をフラッシュメモリで構成する。従来、誤り訂正機能はDRAMのようなメモリの信頼性を向上させるために付加されることが一般的である。フラッシュメモリは、近年、CPUのプログラムメモリとして使用される場合が多く、その場合、開発段階などにおいて比較的高い頻度で書き換えが行われる。すると、各セルトランジスタのしきい値電圧VT にばらつきが生じるおそれがあり、そのばらつきが生じることによってデータに誤りが発生する可能性が出てくる。従って、記憶回路部をフラッシュメモリで構成する場合にも誤り訂正回路部を付加することで、信頼性を向上させることが有効となる。
【0015】
請求項5記載の記憶回路装置によれば、記憶回路部と、誤り訂正回路部と、アクセス制御部とを同一の半導体基板上に形成する。即ち、誤り訂正回路部やアクセス制御部が記憶回路部と共に内蔵されたワンチップのICとして構成されるようになり、その外部において接続されるCPUは、記憶回路装置を通常のメモリと同様に扱うことが可能となる。従って、機能を付加したことによる回路面積の増大を極力抑制することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。図1は、記憶回路装置の電気的構成を示す機能ブロック図である。記憶回路装置1は、フラッシュメモリ(記憶回路部)2,ECC回路部(誤り訂正回路部)3,コントローラ (アクセス制御部)4,読出し用のバッファ(以下、Rバッファと称す,アクセス制御部)5U,5L及び書込み用のラッチ(以下、Wラッチと称す,アクセス制御部)6U,6Lを備えており、これらが同一の半導体基板上に形成されてワンチップのICとして構成されている。
【0017】
また、記憶回路装置1の外部にはCPU7が接続されている。CPU7のデータバスサイズは8ビットであり、その8ビットのデータバス(D7〜D0)が記憶回路装置1に接続されている。
【0018】
フラッシュメモリ2は、書き換え可能な不揮発性の記憶手段であり、ブロック単位でのデータ消去とページ単位でのデータの書き換みが可能となっている。フラッシュメモリ2の容量は、情報データの記憶領域として16ビット×64ワード構成の1kビットを有していると共に、情報データの値に基づいてECC回路部3により生成される5ビットの検査データの記憶領域として、5ビット×64ワード構成の320ビットを有している。また、フラッシュメモリ2は、CPUより出力されるアドレスに基づいて行列状に配置されているメモリセルを選択するための行選択回路2L及び列選択回路2Cを備えている。
【0019】
ここで、1kビットを8ビット(1バイト)×128ワード構成としてアドレスを割り付けるとA6〜A0(127〜0)の7ビットとなる。これに対して、フラッシュメモリ2のデータバスサイズは16ビット(2バイト)であるから、フラッシュメモリ2にはアドレスの上位6ビット(A6〜A1)が与えられている。
【0020】
尚、フラッシュメモリ2には、CPU7の制御プログラムが情報データとしてWラッチ6U,6Lを介してCPU7により予め書き込まれている。即ち、コントローラ4は、Wラッチ6U,6Lにラッチ信号やイネーブル信号を出力することで、CPU7がA0=0のアドレスに書き込む情報データを出力した場合には、その8ビットデータをWラッチ6Lによりラッチさせ、A0=1のアドレスに書き込む情報データを出力した場合には、その8ビットデータをWラッチ6Uによりラッチさせる。それから、これらのWラッチ6U,6LをイネーブルにしてECC回路部3に5ビットの検査用データを生成させて情報データと検査データとをフラッシュメモリ2に同時に書き込ませる。
そして、CPU7はフラッシュメモリ2に記憶されている制御プログラムを読み出して実行することで、図示しない外部装置の制御を行うようになっている。
【0021】
Rバッファ5U,5Lは、8ビット構成であり、CPU7がフラッシュメモリ2から情報データを読み出す場合に、CPU7の8ビットデータバス上に出力するデータを選択するために使用される(詳細は後述する)。即ち、Rバッファ5Uの入力側はフラッシュメモリ2の16ビットデータバスの上位側(D15〜D8)に接続されており、Rバッファ5Lの入力側は同データバスの下位側(D7〜D0)に接続されている。そして、Rバッファ5U,5Lの出力側は、CPU7の8ビットデータバス(D7〜D0)に接続されている。
【0022】
コントローラ4は、CPU7によってフラッシュメモリ2より情報データが読み出される場合に、その情報データと共に検査データをフラッシュメモリ2から読み出す。そして、ECC回路部3は、読み出された情報データと検査データからエラーコードを生成すると、該情報データに誤りがあるか否かを検出する。即ち、エラーコードの値が“0”であれば情報データに誤りはない。エラーコードが“0”以外であり、予め定義されているエラーコードと一致する場合は情報データに1ビットの誤り(1ビットエラー)が生じており、また、前記エラーコードと一致しない場合は情報データに2ビット以上の誤り(2ビットエラー)が生じていることになる。
【0023】
そして、ECC回路部3は、以上のようにして1ビットエラーを検出すると、その誤りの訂正処理(ビット値の反転)を行う。また、2ビットエラーについては検出のみが可能である。
【0024】
コントローラ4には、CPU7が出力するアドレスや各種の制御信号が与えられており、フラッシュメモリ2やECC回路部3に制御信号を出力したり、Rバッファ5U,5Lに対してイネーブル信号を出力する。また、CPU7が記憶回路装置1に対してリードサイクルを行った場合に、適当なタイミングでアクノリッジ信号(ACK)を出力するようになっている。
【0025】
また、コントローラ4には、ECC回路部3からの1ビットエラー検出信号ERR1が与えられており、情報データに1ビットエラーが検出された場合には、ECC回路部3によるデータの訂正処理が完了するまで、アクノリッジ信号の出力タイミングを遅延させるようになっている。
【0026】
次に、本実施例の作用について説明する。CPU7が、記憶回路装置1に対してリードサイクルを行う場合、そのサイクルは以下のように進行する。但し、実際に使用される全ての信号について言及しているわけではなく、本発明の要旨に係る部分についてのみ説明する。
【0027】
<情報データに誤りが無い場合>
▲1▼CPU7が、アドレスA6〜A0を出力してリードサイクルを開始すると、コントローラ4はそのアドレスをデコードして記憶回路装置1に対するリードアクセスであると判定する。そして、フラッシュメモリ2に読み出し制御信号(Chip Enable,Output Enable など)を出力する。
【0028】
▲2▼すると、フラッシュメモリ2からは、アドレスの上位6ビット(A6〜A1)が与えられて16ビットの情報データが読み出される。
▲3▼ECC回路部3は、フラッシュメモリ2から読み出された16ビットの情報データと5ビットの検査データとに基づいて誤り検出を行う。
【0029】
▲4▼コントローラ4は、ECC回路部3が所定期間内に1ビットエラー検出信号ERR1を出力しなければ、アドレスA0の値に応じてRバッファ5U,5Lの何れか一方にイネーブル信号を出力する。即ち、CPU7のアクセスアドレスが××××××0(バイナリ)であれば、Rバッファ5Lがイネーブルとなってフラッシュメモリ2のデータバスの下位側(D7〜D0)のデータがCPU7の8ビットデータバスに出力される。また、アクセスアドレスが××××××1であれば、Rバッファ5Uがイネーブルとなってフラッシュメモリ2のデータバスの上位側(D15〜D8)のデータがCPU7の8ビットデータバスに出力される。
【0030】
▲5▼続いて、コントローラ4は、CPU7に対してアクノリッジ信号を出力する。CPU7は、アクノリッジ信号を認識すると記憶回路装置1より読み出されたデータをラッチして読み込む。そして、アドレスの出力を停止してリードサイクルを終了する。
【0031】
<情報データに誤りがある場合>
▲1▼〜▲3▼までは、誤りが無い場合と同様であり、▲4▼において、ECC回路部3が所定期間内に1ビットエラー検出信号ERR1を出力する。それから、ECC回路部3は1ビットエラーが発生しているデータ値を訂正する。そして、コントローラ4は、▲5▼において、CPU7に対してアクノリッジ信号を出力するタイミングをECC回路部3が誤り訂正を行う時間分だけ遅延させて出力する。
【0032】
尚、以上において、ECC回路部3の動作は周知のものであり、誤り検出や誤り訂正のタイミングチャートなどは、ECC用ICのデータシートなどに開示されているものと代わることがない。
【0033】
ここで、フラッシュメモリ2において検査データを記憶させるために必要な容量は、ビット数5に対してワード数64であるから、5×64=320ビットである。また、従来のように、CPU7のデータバスサイズ8ビットに対して、記憶回路部のデータバスサイズを同一の8ビットとした場合には、ビット数4に対してワード数128であるから4×128=512ビットが必要である。
【0034】
従って、トータルでの容量削減率は、
(1024+320)/(1024+512)
=1344/1536=12.5(%)
となる。即ち、フラッシュメモリ2の容量は約12.5%削減されていることになる。
【0035】
以上のように本実施例によれば、フラッシュメモリ2を、CPU7のデータバスサイズ8ビットに対して16ビットでアクセスが行われるように構成し、コントローラ4は、CPU7がフラッシュメモリ2よりデータを読み出そうとする場合に、16ビットでフラッシュメモリ2よりデータを読み出し、それらのデータからCPU7が読み出そうとしているデータを選択してCPU7のデータバス上に出力するようにした。また、上記16ビットの情報データに対応する5ビットの検査データをもフラッシュメモリ2より読み出して、情報データに1ビットエラーが発生している場合にはECC回路部3に訂正させるようにした。
【0036】
従って、ECC回路部3を備えてフラッシュメモリ2に記憶される情報データに対する信頼性の向上を図る場合でも、フラッシュメモリ2に必要な容量を従来よりも減少させて、回路面積を縮小して全体を小型に構成することができ、製造コストを削減することが可能となる。また、フラッシュメモリ2に対して高い頻度で書込みが行われたり、或いは、大容量化の影響によって信頼性が低下するおそれがある場合に、ECC回路部3を付加することで、信頼性を向上させることが可能となる。
【0037】
また、本実施例によれば、コントローラ4は、CPU7がフラッシュメモリ2に情報データを予め書き込む場合に、CPU7がデータバス上に出力する情報データをWラッチ6U,6Lによって保持し、ECC回路部3によって生成される検査データと共にフラッシュメモリ2に記憶させるので、CPU7とフラッシュメモリ2とのデータバスサイズが異なる場合であっても、情報データと検査データとをフラッシュメモリ2に記憶させることができる。
【0038】
更に、本実施例によれば、記憶回路装置1を構成するフラッシュメモリ2,ECC回路部3,コントローラ4,Rバッファ5及びWラッチ6を同一の半導体基板上に形成したので、その外部に接続されるCPU7は、記憶回路装置1を通常のメモリと同様に扱うことが可能となる。そして、機能を付加したことによる回路面積の増大を極力抑制することができる。
【0039】
本発明は上記し且つ図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
CPU7と記憶回路装置1とを、同一の半導体基板上に形成することで、ワンチップの制御用LSIを構成しても良い。
記憶回路装置は、各構成部を同一の半導体基板上に形成するものに限らず、夫々をディスクリートのICで通常の回路基板(プリント基板など)上に構成しても良い。また、この時、記憶回路部がフラッシュメモリで構成され、ソケットなどを使用することでフラッシュメモリが回路基板より着脱可能に構成される場合には、フラッシュメモリに対する情報データ及び検査データの書込みをROMライタで行っても良い。その場合、書込み用のWラッチ6U,6Lに相当する構成は不要となる。
【0040】
データバスサイズは上記実施例に限らず、例えば、CPU7のバスサイズが16ビットである場合に、フラッシュメモリ2のバスサイズを32ビットにするなどしても良い。
フラッシュメモリ2は、フラッシュメモリ2に限らず、EEPROMやDRAMでも良い。また、DRAMを用いた場合のように、CPUが記憶回路部のデータを書き直すことがある場合は、データの書込み時にはリードモディファイライトサイクルを行い16ビットデータを読み出して、その何れか一方の8ビットデータをCPUが出力したデータに入れ替えた状態で新たな検査データを生成し、記憶回路部に書き戻すようにすれば良い。
また、リードサイクル時に1ビットエラーを検出した場合にもリードモディファイライトサイクルを行うことで、訂正したデータ値を書き戻すようにしても良い。
ECC回路部3によって出力される1ビットエラーや2ビットエラーの検出信号をCPU7に与えて、これらのエラーが発生する頻度が一定以上に高くなった場合に、外部に報知する手段(例えば、LED)を設けて、記憶回路装置1、或いはフラッシュメモリ2またはそれに相当する記憶回路部の交換をユーザに促すようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、記憶回路装置の電気的構成を示す機能ブロック図
【符号の説明】
1は記憶回路装置、2はフラッシュメモリ(記憶回路部)、3はECC回路部(誤り訂正回路部)、4はコントローラ(アクセス制御部)、5U,5Lはバッファ(アクセス制御部)、6U,6Lはラッチ(アクセス制御部)、7はCPUを示す。
Claims (5)
- CPUにより一定のデータバスサイズでアクセスが行われる記憶回路装置であって、
前記データバスサイズの複数倍のバスサイズによってアクセスが行われるように構成される記憶回路部と、
この記憶回路部に記憶されている情報データが読み出される場合には、該情報データに対応して生成され記憶されている検査データを同時に読み出して前記情報データに誤りがあるか否かを検出し、訂正可能な誤りを検出するとその誤りの訂正を行う誤り訂正回路部と、
前記CPUが前記記憶回路部より情報データを読み出そうとする場合に、前記情報データを含む複数倍のバスサイズで該記憶回路部より情報データを読み出し、それらのデータから前記CPUが読み出そうとしている情報データを選択して前記CPUのデータバス上に出力するように制御するアクセス制御部とを備え、
前記アクセス制御部は、誤り訂正回路部によるデータの訂正処理が完了するまで、前記CPUに対して出力するアクノリッジ信号のタイミングを遅延させることを特徴とする記憶回路装置。 - 前記アクセス制御部は、前記CPUが前記記憶回路部に情報データを新たに書き込もうとする場合には、前記CPUがデータバス上に出力する情報データを保持し、前記記憶回路部のデータバスサイズに等しい情報データが保持されると、該情報データと前記誤り訂正回路部によって生成される検査データとを前記記憶回路部に記憶させることを特徴とする請求項1記載の記憶回路装置。
- 前記アクセス制御部は、前記CPUが前記記憶回路部に記憶されている情報データを書き直そうとする場合に、前記記憶回路部に対してリードモディファイライトサイクルを実行することを特徴とする請求項1または2記載の記憶回路装置。
- 前記記憶回路部は、フラッシュメモリで構成されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の記憶回路装置。
- 前記記憶回路部と、前記誤り訂正回路部と、前記アクセス制御部とを同一の半導体基板上に形成したことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の記憶回路装置。
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