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JP4351602B2 - 端子挿入装置 - Google Patents

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JP4351602B2
JP4351602B2 JP2004275109A JP2004275109A JP4351602B2 JP 4351602 B2 JP4351602 B2 JP 4351602B2 JP 2004275109 A JP2004275109 A JP 2004275109A JP 2004275109 A JP2004275109 A JP 2004275109A JP 4351602 B2 JP4351602 B2 JP 4351602B2
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Description

本発明は、コネクタハウジングの端子収容室内に電線が取り付けられた端子金具を挿入する端子挿入装置に関する。
移動体としての自動車に配索されるワイヤハーネスは、コネクタハウジングの端子収容室内に電線に取り付けられた端子金具が順次挿入されて組み立てられる。前述したコネクタハウジングの端子収容室内に端子金具を挿入するために、従来から種々の端子挿入装置が用いられてきた。
端子挿入装置は、装置本体と、ハウジング保持手段としてのハウジング保持治具と、電線保持手段としての竿と、端子挿入手段としての挿入ヘッドなどを備えている。装置本体は、工場のフロア上などに設置される。ハウジング保持治具は、装置本体に取り付けられるとともに、前述したコネクタハウジングを取り付ける。竿は、端子金具が取り付けられた電線を保持する。挿入ヘッドは、竿から電線を取り外して、該電線に取り付けられた端子金具をコネクタハウジングの端子収容室内に挿入する。
前述した端子挿入装置では、全ての端子収容室内に端子金具を挿入し終えると、ハウジング保持治具に設けられた突出ピンなどが、コネクタハウジングをハウジング保持治具から離脱させる。そして、前述した端子挿入装置では、作業員が、コネクタハウジングに取り付けられた電線を竿に保持させる。こうして、前述した端子挿入装置では、コネクタハウジングの端子収容室内に端子金具を挿入してきた。
前述した従来の端子挿入装置では、ハウジング保持治具から分離したコネクタハウジングを、作業員が、手作業で竿に取り付けていた。このため、作業の効率が低下する傾向であった。また、ハウジング保持治具から分離したコネクタハウジングを、作業員が、手作業で竿に取り付けていたため、竿にコネクタハウジングを取り付ける位置が正確でなく、後工程でコネクタハウジング同士を間違える虞があった。
したがって、本発明の目的は、作業の効率の低下を防止できるとともに、電線保持手段の正確な位置に端子金具が挿入されたコネクタハウジングを取り付けることができる端子挿入装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の端子挿入装置は、コネクタハウジングの端子収容室に電線が取り付けられた端子金具を挿入する端子挿入装置において、前記端子金具に取り付けられた電線を保持する電線保持手段と、前記電線保持手段から該電線保持手段に保持された前記電線を取り外して、該電線に取り付けられた端子金具を前記コネクタハウジングの端子収容室内に挿入する端子挿入手段と、を備え、前記端子挿入手段は、前記コネクタハウジングの全ての端子収容室内に端子金具を挿入した後、最後に挿入した端子金具に取り付けられた電線を掴んだまま、該電線を前記電線保持手段まで搬送して、該電線保持手段に保持させることを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の端子挿入装置は、請求項1に記載の端子挿入装置において、前記コネクタハウジングを保持するハウジング保持手段と、前記ハウジング保持手段を昇降自在に支持する昇降支持手段と、を備え、前記端子挿入手段が、前記コネクタハウジングの全ての端子収容室内に端子金具を挿入した後、最後に挿入した端子金具に取り付けられた電線を掴んだ状態で、前記昇降支持手段は、前記ハウジング保持手段を下降させて、該ハウジング保持手段から前記コネクタハウジングを離脱させることを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の端子挿入装置は、請求項2に記載の端子挿入装置において、前記ハウジング保持手段は、該ハウジング保持手段から前記コネクタハウジングが離脱することを許容する離脱許容状態と、該ハウジング保持手段から前記コネクタハウジングが離脱することを規制する離脱規制状態とに亘って変位自在であり、前記昇降支持手段により前記ハウジング保持手段とともに昇降自在に支持され、かつ前記ハウジング保持手段を前記離脱許容状態と前記離脱規制状態とに亘って変位させるコネクタ固定手段を備え、前記コネクタ固定手段は、前記端子挿入手段が前記端子金具を前記端子収容室内に挿入する際には前記ハウジング保持手段を前記離脱規制状態に保ち、前記端子挿入手段が全ての端子金具を前記端子収容室内に挿入し終えると前記ハウジング保持手段を前記離脱許容状態に変位させることを特徴としている。
請求項1に記載の本発明の端子挿入装置によれば、端子挿入手段が最後の端子金具を挿入した後、該最後に挿入した端子金具に取り付けられた電線を掴んだまま電線保持手段に保持させるので、端子金具を挿入したコネクタハウジングを、作業員が、手で電線保持手段に保時させる必要が生じない。
請求項2に記載の本発明の端子挿入装置によれば、端子挿入手段が最後の端子金具を挿入した後、ハウジング保持手段が下降するので、ハウジング保持手段からコネクタハウジングを確実に離脱させることができる。
請求項3に記載の本発明の端子挿入装置によれば、端子挿入手段が最後の端子金具を挿入した後、コネクタ固定手段がハウジング保持手段を離脱許容状態に変位させるので、ハウジング保持手段からコネクタハウジングを確実に離脱させることができる。また、端子挿入手段が端子金具を挿入する際には、コネクタ固定手段がハウジング保持手段を離脱規制状態に位置付けるので、ハウジング保持手段からコネクタハウジングが不意に脱落することを防止できる。
以上説明したように請求項1に記載の本発明は、端子挿入手段が最後の端子金具を挿入した後、該最後に挿入した端子金具に取り付けられた電線を掴んだまま電線保持手段に保持させるので、端子金具を挿入したコネクタハウジングを、作業員が、手で電線保持手段に保時させる必要が生じない。このため、作業の効率が低下することを防止でき、電線保持手段の正確な位置に端子金具が取り付けられたコネクタハウジングを取り付けることができる。
請求項2に記載の本発明は、端子挿入手段が最後の端子金具を挿入した後、ハウジング保持手段が下降するので、ハウジング保持手段からコネクタハウジングを確実に離脱させることができる。これにより、端子挿入手段は、確実にコネクタハウジングを電線保持手段に保持させることができる。したがって、作業の効率が低下することを防止でき、電線保持手段の正確な位置に端子金具が取り付けられたコネクタハウジングを取り付けることができる。
請求項3に記載の本発明は、端子挿入手段が最後の端子金具を挿入した後、コネクタ固定手段がハウジング保持手段を離脱許容状態に変位させるので、ハウジング保持手段からコネクタハウジングを確実に離脱させることができる。これにより、端子挿入手段は、確実にコネクタハウジングを電線保持手段に保持させることができる。したがって、作業の効率が低下することを防止でき、電線保持手段の正確な位置に端子金具が取り付けられたコネクタハウジングを取り付けることができる。
また、端子挿入手段が端子金具を挿入する際には、コネクタ固定手段がハウジング保持手段を離脱規制状態に位置付けるので、ハウジング保持手段からコネクタハウジングを不意に脱落することを防止できる。これにより、コネクタハウジングの端子収容室に確実に端子金具を挿入することができる。
以下、本発明の一実施形態にかかる端子挿入装置1を、図1ないし図16に基づいて説明する。本発明の一実施形態にかかる端子挿入装置1(図1に示す)は、例えば、図7に示すコネクタ2のコネクタハウジング3の各端子収容室4内に電線5が取り付けられた端子金具6を挿入する装置である。
コネクタハウジング3は、絶縁性の合成樹脂からなり箱状に形成されている。コネクタハウジング3は、複数の端子収容室4を備えている。端子収容室4は、直線状に延びかつコネクタハウジング3を貫通した孔(空間)である。端子収容室4は、電線5が取り付けられた端子金具6を収容する。
端子金具6には、電線5が取り付けられる。電線5は、導電性の芯線と、絶縁性の被覆部とを備えた所謂被覆電線である。
コネクタハウジング3は、所定の端子収容室4に電線5が取り付けられた端子金具6を収容して、コネクタ2を構成する。コネクタ2は、相手側のコネクタなどと嵌合して、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する。また、端子収容室4と、端子金具6とのうち一方は、他方に係止する係止アームなどを備えている。係止アームが他方に係止して、コネクタハウジング3と、電線5が取り付けられた端子金具6とが互いに固定される。
端子挿入装置1は、図1に示すように、装置本体10と、電線保持手段としての電線保持ユニット11と、ハウジング保持ユニット12と、案内手段としてのガイドユニット13と、端子挿入手段としての挿入ユニット14と、制御手段としての制御装置15とを備えている。
装置本体10は、工場のフロア上などに設置されている。装置本体10は、上面が水平方向に沿って平坦なテーブル16と、立設柱17と、立設板18とを備えている。立設柱17と、立設板18とは、テーブル16の上面から上方に向かって立設している。
電線保持ユニット11は、図1及び図3に示すように、ユニット本体19と、このユニット本体19に着脱自在な竿20とを備えている。ユニット本体19は、装置本体10のテーブル16上に取り付けられている。ユニット本体19は、長手方向が水平方向と平行な棒(柱)状に形成されている。なお、ユニット本体19の長手方向は、図1中の奥側から手前側又は手前側から奥側に向かう方向と平行である。
竿20は、図3に示すように、棒状の竿本体21と、この竿本体21から立設した複数対の挟持部材22a,22bとを備えている。竿本体21は、ユニット本体19に着脱自在である。竿本体21は、その長手方向がユニット本体19の長手方向と平行な状態で、前記ユニット本体19に取り付けられる。
挟持部材22a,22bは、互いに接離する方向に移動自在に竿本体21に支持されている。なお、接離とは、互いに近づいたり離れることを示している。挟持部材22a,22bは、互いに近づく方向に付勢されている。挟持部材22a,22bは、竿本体21の長手方向に沿って、互いに隣接して配されている。また、複数対の挟持部材22a,22bは、竿本体21の長手方向に沿って、並べられている。挟持部材22a,22bは、互いの間に電線5を挟む。
前述した構成の電線保持ユニット11は、コネクタハウジング3の端子収容室4に挿入する前の端子金具6が取り付けられた電線5を、挟持部材22a,22b間に挟んで、前記端子金具6に取り付けられた電線5を保持する。また、電線保持ユニット11は、コネクタハウジング3の端子収容室4に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を、挟持部材22a,22b間に挟んで、前記端子金具6に取り付けられた電線5則ちコネクタハウジング3を保持する。
ハウジング保持ユニット12は、図1に示すように、水平移動ユニット23と、昇降支持手段としての昇降ユニット24と、支持テーブル25と、コネクタ固定手段としてのコネクタ固定シリンダ26と、ハウジング保持手段としての保持治具27などを備えている。
水平移動ユニット23は、図示しないモータと、ボールねじ28とを備えている。モータは、装置本体10に取り付けられている。ボールねじ28は、ねじ軸29と、ナット30とを備えている。ねじ軸29は、その長手方向が水平方向と平行な状態で、装置本体10に回転自在に支持されている。ねじ軸29は、モータにより軸芯回りに回転する。
なお、ねじ軸29の長手方向は、図1中の奥側から手前側又は手前側から奥側に向かう方向と平行である。ナット30は、ねじ軸29に螺合している。ナット30には、昇降ユニット24則ち保持治具27が取り付けられている。水平移動ユニット23は、モータの回転駆動力により、ねじ軸29の長手方向に沿って、ナット30則ち保持治具27を移動する。
昇降ユニット24は、図示しないモータと、ボールねじ31とを備えている。モータは、ナット30に取り付けられている。ボールねじ31は、ねじ軸32と、ナット33とを備えている。ねじ軸32は、その長手方向が鉛直方向と平行な状態で、ナット30に回転自在に支持されている。ねじ軸32は、モータにより軸芯回りに回転する。ナット33は、ねじ軸32に螺合している。ナット33には、支持テーブル25則ち保持治具27が取り付けられている。昇降ユニット24は、モータの回転駆動力により、ねじ軸32の長手方向に沿って、ナット33則ち保持治具27を移動する。このように、昇降ユニット24は、保持治具27を昇降自在に支持する。
支持テーブル25は、昇降ユニット24のナット33に取り付けられている。支持テーブル25は、昇降ユニット24のナット33から水平方向に沿って、電線保持ユニット11に向かって延在している。
コネクタ固定シリンダ26は、支持テーブル25に取り付けられたシリンダ本体34と、このシリンダ本体34から伸縮自在に設けられたロッド35とを備えている。シリンダ本体34は、ロッド35の長手方向が水平方向と平行でかつロッド35が伸長すると電線保持ユニット11に近づくように、支持テーブル25に取り付けられている。コネクタ固定シリンダ26は、ロッド35が伸長すると、該ロッド35が保持治具27の後述するスライド部材37をコイルばねの付勢力に抗して押圧する。コネクタ固定シリンダ26は、ロッド35が伸長すると、保持治具27を後述する離脱規制状態に保つ。
また、コネクタ固定シリンダ26は、ロッド35が縮小すると、該ロッド35が保持治具27のスライド部材37を押圧しなくなる。コネクタ固定シリンダ26は、ロッド35が縮小すると、保持治具27を後述する離脱許容状態に保つ。このように、コネクタ固定シリンダ26は、昇降ユニット24により保持治具27とともに昇降自在に支持されているとともに、保持治具27を離脱規制状態と離脱許容状態とに亘って変位させる。
保持治具27は、支持テーブル25に取り付けられる。保持治具27は、コネクタ固定シリンダ26より電線保持ユニット11寄りに配される。保持治具27は、図2に示すように、方体状の治具本体36と、スライド部材37と、図示しない付勢手段としてもコイルばねとを備えている。治具本体36には、スライド部材37の外形に沿った切欠き38が形成されている。切欠き38は、治具本体36の上面と、電線保持ユニット11寄りの端面とに亘って、形成されている。
スライド部材37は、切欠き38内に設けられている。スライド部材37は、電線保持ユニット11に接離する方向に、治具本体36にスライド自在に支持されている。スライド部材37は、図2中の実線で示すように、電線保持ユニット11に近づくと、治具本体36との間にコネクタハウジング3を挟んで、該コネクタハウジング3がスライド部材37のコネクタハウジング3の外形に沿った切欠きの大きい所から小さい所で左右方向にガイドし、スライド部材37に取り付けられた上面の板で上下方向を規制して、該治具本体36から脱落することを規制する。
スライド部材37は、図2中の二点鎖線で示すように、電線保持ユニット11から離れると、コネクタハウジング3がスライド部材37の切欠き内を抜け出て、該治具本体36から脱落することを許容する。なお、本明細書では、図2中の実線で示す状態を離脱規制状態と呼び、図2中の二点鎖線で示す状態を離脱許容状態と呼ぶ。コイルばねは、スライド部材37を電線保持ユニット11から離す方向に付勢する。
このように、保持治具27は、該保持治具27からコネクタハウジング3が離脱することを許容する離脱許容状態と、保持治具27からコネクタハウジング3が離脱することを規制する離脱規制状態とに亘って、変位自在である。
前述したハウジング保持ユニット12は、コネクタハウジング3の端子収容室4内に端子金具6を挿入する際には、昇降ユニット24により支持テーブル25則ち保持治具27を上方に位置付けておく。また、前述したハウジング保持ユニット12は、コネクタハウジング3の端子収容室4内に端子金具6を挿入する際には、コネクタ固定シリンダ26により保持治具27を離脱規制状態に保ち、保持治具27にコネクタハウジング3を固定しておく。
前述したハウジング保持ユニット12は、コネクタハウジング3の全ての端子収容室4に端子金具6が挿入されると(則ち、最後の端子金具6が挿入されると)、コネクタ固定シリンダ26により保持治具27を離脱許容状態に変位させる。そして、前述したハウジング保持ユニット12は、最後に端子収容室4内に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を電線チャックユニット61が掴んだ状態で、昇降ユニット24が保持治具27を下降させる。前述したハウジング保持ユニット12は、保持治具27からコネクタハウジング3を離脱させる。
ガイドユニット13は、図1に示すように、本体板39と、前後シリンダ40と、支持板41と、昇降シリンダ42と、昇降板43と、固定ガイド板44と、ガイド開閉部45と、移動ガイド板46とを備えている。本体板39は、立設柱17のテーブル16から離れた側の上端部に取り付けられている。本体板39は、立設柱17から電線保持ユニット11に向かって延びている。
前後シリンダ40は、シリンダ本体47と、このシリンダ本体47から伸縮自在に設けられたロッド48とを備えている。シリンダ本体47は、ロッド48の長手方向が水平方向と平行でかつロッド48が伸長すると電線保持ユニット11に近づくように、本体板39に取り付けられている。前後シリンダ40は、ロッド48が伸長すると、支持板41則ちガイド板44,46を保持治具27から離して電線保持ユニット11に近づける。前後シリンダ40は、ロッド48が縮小すると、支持板41則ちガイド板44,46を保持治具27に近づける。
支持板41は、前後シリンダ40のロッド48に取り付けられている。昇降シリンダ42は、シリンダ本体49と、このシリンダ本体49から伸縮自在に設けられたロッド50とを備えている。シリンダ本体49は、ロッド50の長手方向が鉛直方向と平行でかつロッド50が伸長するとハウジング保持ユニット12に近づくように、支持板41に取り付けられている。
昇降シリンダ42は、ロッド50が伸長すると、昇降板43則ちガイド板44,46を保持治具27に近づける。昇降シリンダ42は、ロッド50が縮小すると、昇降板43則ちガイド板44,46を保持治具27から遠ざける。このように、昇降シリンダ42は、昇降板43則ちガイド板44,46を昇降自在に支持している。
昇降板43は、昇降シリンダ42のロッド50に取り付けられている。固定ガイド板44は、昇降板43に取り付けられている。固定ガイド板44は、図4に示すように、鉛直方向に沿って延びた鉛直部51と、この鉛直部51の下端部から水平方向に沿って延びた水平部52とを一体に備えている。
ガイド開閉部45は、開閉シリンダ53と、この開閉シリンダ53から伸縮自在に設けられたロッドとを備えている。開閉シリンダ53は、ロッドの長手方向が鉛直方向と平行でかつロッドが伸長するとハウジング保持ユニット12に近づくように、昇降板43に取り付けられている。ガイド開閉部45は、ロッドが伸長すると、移動ガイド板46を保持治具27に近づける。ガイド開閉部45は、ロッドが縮小すると、移動ガイド板46を保持治具27から遠ざける。このように、ガイド開閉部45は、移動ガイド板46を昇降自在に支持している。こうして、移動ガイド板46は、図4中に実線で示す位置と、図4中に二点鎖線で示す位置とに亘って、移動自在になっている。
移動ガイド板46は、ガイド開閉部45のロッドに取り付けられている。移動ガイド板46は、昇降板43に鉛直方向に沿って移動自在に支持されている。移動ガイド板46は、長手方向が鉛直方向に沿った帯板状に形成されている。移動ガイド板46の下端部には、ガイド切欠き54が設けられている。ガイド切欠き54は、水平方向(図1中の左右方向)に沿って、ハウジング保持治具27に近づくのにしたがって、その開口が徐々に狭くなって、端子収容室4の開口と等しくなるように形成されている。
前述したガイドユニット13は、ガイドユニット13の下方にハウジング保持ユニット12の保持治具27が位置した状態で、開閉シリンダ53のロッドが縮小し、前後シリンダ40のロッド48が伸長し、昇降シリンダ42のロッド50が伸長すると、ガイド板44,46が、保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4の開口と水平方向に沿って重なる。そして、ガイドユニット13は、開閉シリンダ53のロッドが伸長して、固定ガイド板44の水平部52と移動ガイド板46の下端部とを接触させる。
そして、水平部52により、ガイド切欠き54の下方が塞がれ、該ガイド切欠き54の平面形状が、端子収容室4の開口の平面形状と等しくなる。さらに、前後シリンダ40のロッド48が縮小して、ガイド板44,46を保持治具27に保持されたコネクタハウジング3と密着させる。すると、ガイド切欠き54が、端子金具6を挿入する端子収容室4と連通する。こうして、ガイドユニット13は、ガイド切欠き54内を電線5に取り付けられた端子金具6を通すことで、該端子金具6をコネクタハウジング3の端子収容室4内に案内する。
挿入ユニット14は、図1に示すように、水平移動ユニット55と、水平移動板56と、昇降シリンダ57と、昇降板58(図9などに示す)と、挿入シリンダ59と、前チャックユニット60と、電線チャックユニット61とを備えている。
水平移動ユニット55は、図示しないモータと、ボールねじ62と、リニアガイド63とを備えている。モータは、装置本体10に取り付けられている。ボールねじ62は、ねじ軸64と、ナット65とを備えている。ねじ軸64は、その長手方向が水平方向と平行な状態で、装置本体10の立設板18の上端部などに回転自在に支持されている。ねじ軸64は、モータにより軸芯回りに回転する。なお、ねじ軸64の長手方向は、図1中の奥側から手前側又は手前側から奥側に向かう方向と平行である。ナット65は、ねじ軸64に螺合している。ナット65には、水平移動板56則ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61とが取り付けられている。
リニアガイド63は、レール66とスライダ67とを備えている。レール66は、その長手方向が前述したねじ軸64と平行な状態で、立設板18などに取り付けられている。スライダ67は、レール66の長手方向に沿ってスライド自在に、該レール66に取り付けられている。スライダ67には、前述した水平移動板56則ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61とが取り付けられている。
水平移動ユニット55は、モータの回転駆動力により、ねじ軸64の長手方向に沿って、ナット65と水平移動板56則ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61とを移動する。
水平移動板56は、前述したナット65とスライダ67との双方に取り付けられている。水平移動板56は、ナット65とスライダ67とから下方に向かって延びている。
昇降シリンダ57は、水平移動板56に取り付けられたシリンダ本体68と、このシリンダ本体68から伸縮自在なロッドなどを備えている。昇降シリンダ57は、ロッドを伸縮することで、昇降板58を昇降させる。
昇降板58は、水平移動板56に昇降自在に支持されているとともに、水平移動板56に水平方向に沿いかつハウジング保持ユニット12に接離する方向に移動自在に支持されている。
挿入シリンダ59は、水平移動板56に取り付けられたシリンダ本体69と、このシリンダ本体69から伸縮自在なロッド70などを備えている。ロッド70には、昇降板58が取り付けられている。挿入シリンダ59は、ロッド70が伸長すると、昇降板58則ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61をハウジング保持ユニット12に近づける。挿入シリンダ59は、ロッド70が縮小すると、昇降板58則ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61をハウジング保持ユニット12から離す。挿入シリンダ59は、昇降板58則ち前チャックユニット60と電線チャックユニット61をハウジング保持ユニット12に接離させる。
前チャックユニット60は、昇降シリンダ71と、支持板72と、チャックシリンダ73と、一対の前チャック74とを備えている。
昇降シリンダ71は、図9に示すように、シリンダ本体75と、このシリンダ本体75から伸縮自在に設けられたロッド76とを備えている。シリンダ本体75は、昇降板58のハウジング保持ユニット12寄りの端面に取り付けられる。ロッド76は、シリンダ本体75から伸長すると、下方に移動する。
支持板72は、両表面が鉛直方向に沿って配され、昇降シリンダ71のロッド76に取り付けられている。チャックシリンダ73は、図5に示すように、支持板72に取り付けられたシリンダ本体77と、このシリンダ本体77から突出した一対の接離ロッド78とを備えている。接離ロッド78は、シリンダ本体77から下方に向かって突出し、かつ図1中の手前側から奥側又は奥側から手前側に向かって、互いに間隔をあけて配されている。
一対の接離ロッド78は、図5中の実線で示す位置と、図5中の二点鎖線で示す位置と、に亘って変位して、互いに接離する。前チャック74は、それぞれ接離ロッド78に取り付けられている。一対の前チャック74は、互いに近づくと、互いの間に電線5を挟む。
電線チャックユニット61は、図1に示すように、挿入モータ79と、ボールねじ80と、引っ張り確認シリンダ81と、チャック支持板82と、チャックシリンダ83と、一対の電線チャック84と、を備えている。
挿入モータ79は、昇降板58の下端部に取り付けられている。ボールねじ80は、ねじ軸85と、ナット86とを備えている。ねじ軸85は、その長手方向が水平方向に沿いかつ図1中の左右方向に沿っている。ねじ軸85は、昇降板58の下端部に回転自在に支持されている。ねじ軸85は、挿入モータ79によりその軸芯回りに回転される。ナット86は、ねじ軸85に螺合している。ナット86には、引っ張り確認シリンダ81のシリンダ本体87が取り付けられている。挿入モータ79は、電線チャック84をハウジング保持ユニット12の保持治具27に保持されたコネクタハウジング3に接離させる。
引っ張り確認シリンダ81は、シリンダ本体87と、このシリンダ本体87から伸縮自在に設けられたロッド88とを備えている。シリンダ本体87は、ナット86に取り付けられている。シリンダ本体87は、ロッド88の長手方向が水平方向でかつ図1中の左右方向に沿うとともに、ロッド88が伸長するとハウジング保持ユニット12に近づく状態で、ナット86に取り付けられている。
チャック支持板82は、引っ張り確認シリンダ81のロッド88に取り付けられている。チャック支持板82は、引っ張り確認シリンダ81のロッド88がシリンダ本体87から伸縮することで水平方向に沿って移動して、ハウジング保持ユニット12に接離する。
チャックシリンダ83は、チャック支持板82に取り付けられたシリンダ本体89と、このシリンダ本体89から突出した図示しない一対の接離ロッドとを備えている。接離ロッドは、シリンダ本体89からハウジング保持ユニット12に向かって突出し、かつ図1中の手前側から奥側又は奥側から手前側に向かって、互いに間隔をあけて配されている。一対の接離ロッドは、互いに接離する。電線チャック84は、それぞれ接離ロッドに取り付けられている。このため、電線チャック84は、図6中の実線で示す位置と、図6中の二点鎖線で示す位置と、に亘って変位して、互いに接離する。一対の電線チャック84は、互いに近づくと、互いの間に端子金具6に取り付けられた電線5を挟む。
前述した挿入ユニット14は、昇降シリンダ57により昇降板58が下降されて、昇降シリンダ71のロッド76が伸長することで、前チャックユニット60のチャックシリンダ73の接離ロッド78を互いに接離して、竿20に保持された電線5(端子金具6から3mm後)を一対の前チャック74間に挟む。また、挿入ユニット14は、電線チャックユニット61のチャックシリンダ83の接離ロッドを互いに接離して、竿20に保持された電線5を一対の電線チャック84間に挟む。
そして、挿入ユニット14は、昇降シリンダ57により昇降板58を上昇して、端子金具6及び該端子金具6に取り付けられた電線5を電線保持ユニット11の竿20から引き抜く。こうして、挿入ユニット14は、電線保持ユニット11から該電線保持ユニット11に保持された電線5を取り外す。
挿入ユニット14は、挿入シリンダ59のロッド70を伸長して、昇降板58を保持治具27に近づける。挿入ユニット14は、ガイドユニット13のガイド切欠き54内に端子金具6を挿入する。すると、挿入ユニット14は、前チャックユニット60の一対の前チャック74を互いに離して、該前チャックユニット60の昇降シリンダ71により前チャック74などを上昇させる(電線5から退避させる)。挿入ユニット14は、挿入モータ79により電線チャックユニット61を保持治具27に近づけて、端子金具6を保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4内に挿入する。
すると、前述した係止アームが係止して、コネクタハウジング3と端子金具6とが互いに固定される。その後、挿入ユニット14は、引っ張り確認シリンダ81により電線5を引っ張る。そして、挿入ユニット14は、電線チャック84を互いに離して、電線チャックユニット61を電線5から離す。そして、挿入ユニット14は、次の電線5を竿20から取り外して、該電線5に取り付けられた端子金具6を端子収容室4内に挿入する。
最後の端子金具6を端子収容室4内に挿入すると、挿入ユニット14は、電線チャックユニット61が最後に挿入した端子金具6に取り付けられた電線5を掴んだままとなる。すると、ハウジング保持ユニット12の昇降ユニット24が保持治具27などを下降させる。すると、保持治具27からコネクタハウジング3が離脱する。
そして、挿入ユニット14は、電線チャックユニット61が最後に挿入した端子金具6に取り付けられた電線5を掴んだまま、挿入シリンダ59、挿入モータ79、昇降シリンダ57、水平移動ユニット55などの動作により、該電線5を竿20の挟持部材22a,22b間に圧入する。こうして、挿入ユニット14は、最後に端子収容室4に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を、電線保持ユニット11まで搬送して、該電線保持ユニット11に保持させる。
制御装置15は、周知のRAM、ROM、CPUなどを備えたコンピュータである。制御装置15は、前述したハウジング保持ユニット12と、ガイドユニット13と、挿入ユニット14と接続し、これらの動作を制御することで、端子挿入装置1全体の制御を司る。
また、制御装置15は、組み立てるコネクタ2の品番毎のコネクタハウジング3の端子金具6を挿入する端子収容室4の順番、各端子収容室4に挿入する端子金具6の前述した竿20での位置及び各端子収容室4の位置などを記憶している。さらに、制御装置15は、組み立てたコネクタ2の最後に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を圧入する挟持部材22a,22bの位置などを記憶している。さらに、制御装置15には、キーボードなどの周知の情報入力装置や、スイッチなどの周知の操作装置などが接続している。
前述した端子挿入装置1で、コネクタハウジング3の各端子収容室4に端子金具6を挿入する際には、まず、制御装置15に組み立てるコネクタ2の品番を入力する。さらに、前述した品番に応じた保持治具27をハウジング保持ユニット12の支持テーブル25に取り付けるとともに、前述した品番に応じた竿20を電線保持ユニット11のユニット本体19に取り付ける。
そして、前述した操作装置などにより、作業開始の命令を制御装置15に入力する。すると、図8に示すように、ハウジング保持ユニット12の昇降ユニット24により保持治具27を上昇させ、コネクタ固定シリンダ26により保持治具27を離脱規制状態に保つ。また、ガイドユニット13の前後シリンダ40のロッド48を伸長させ、昇降シリンダ42とガイド開閉部45のロッド50を縮小しておく。
さらに、挿入ユニット14の昇降シリンダ57と挿入シリンダ59のロッド70を縮小しておく。挿入ユニット14の前チャックユニット60の昇降シリンダ71のロッド76を縮小しておくとともにチャックシリンダ73の接離ロッド78を互いに離しておく。挿入ユニット14の電線チャックユニット61の引っ張り確認シリンダ81のロッド88を伸長しておくとともにチャックシリンダ83の接離ロッドを互いに離しておく。
そして、制御装置15は、まず、ハウジング保持ユニット12の水平移動ユニット23を制御して、最初に端子金具6が挿入される端子収容室4をガイドユニット13のガイド板44,46の下方に位置付ける。さらに、制御装置15は、挿入ユニット14の水平移動ユニット55を制御して、最初に端子収容室4に挿入される端子金具6の上方に挿入ユニット14の前チャックユニット60を位置付けるとともに、前記端子金具6を取り付けた電線5の上方に挿入ユニット14の電線チャックユニット61を位置付ける。
その後、制御装置15は、図9に示すように、ガイドユニット13の昇降シリンダ42のロッド50を伸長させて、固定ガイド板44を保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4の開口に重ねる。また、制御装置15は、図9に示すように、挿入ユニット14の前チャックユニット60の昇降シリンダ71のロッド76を伸長するとともに、挿入ユニット14の昇降シリンダ57を制御して、前チャックユニット60と電線チャックユニット61を電線保持ユニット11に保持された端子金具6及び電線5に近づける。
このとき、一対の前チャック74間に端子金具6が位置し、一対の電線チャック84間に電線5が位置する。そして、制御装置15は、チャックユニット60,61のチャックシリンダ73,83を制御して、前チャック74間に電線5をチャックし(掴み)、電線チャック84間に電線5をチャックする(掴む)。
そして、制御装置15は、図10に示すように、ガイドユニット13の前後シリンダ40のロッド48を縮小して、固定ガイド板44を保持治具27に保持されたコネクタハウジング3に密着させる。また、制御装置15は、ガイド開閉部45を制御して、移動ガイド板46の下端と固定ガイド板44の水平部52とを接触させる。
さらに、制御装置15は、図10に示すように、挿入ユニット14の昇降シリンダ57を制御して、チャックユニット60,61を上昇させて、電線保持ユニット11の竿20からチャックした電線5を取り外す。すると、保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4と、前チャックユニット60にチャックされた端子金具6に取り付けられた電線5とが相対する。
そして、制御装置15は、図11に示すように、挿入ユニット14の挿入シリンダ59のロッド70を伸長して、端子金具6をガイドユニット13の移動ガイド板46のガイド切欠き54内に挿入する。その後、制御装置15は、図12に示すように、挿入ユニット14の前チャックユニット60のチャックシリンダ73を制御して、前チャック74を電線5から離すとともに、前チャックユニット60の昇降シリンダ71を制御して、前チャック74などを上昇させる(端子金具6から退避させる)。さらに、制御装置15は、挿入ユニット14の挿入モータ79を制御して、端子金具6を保持治具27に保持されたコネクタハウジング3の端子収容室4内に挿入する。
その後、制御装置15は、図13に示すように、ガイドユニット13のガイド開閉部45を制御して、移動ガイド板46を上昇させるとともに、前後シリンダ40のロッド48を伸長して、固定ガイド板44をコネクタハウジング3から離す。そして、制御装置15は、ハウジング保持ユニット12の水平移動ユニット23と挿入ユニット14の水平移動ユニット55とを制御して、電線チャック84が電線5をチャックしたまま、挿入ユニット14のチャックユニット60,61と、ハウジング保持ユニット12の保持治具27とを図13中の手前側などに一体に移動する。
すると、電線5は、固定ガイド板44の水平部52と、移動ガイド板46との間から抜け出る。そして、制御装置15は、電線チャックユニット61を制御して、電線チャック84を電線5から離す。そして、制御装置15は、図8に示された工程から図13に示された工程を繰り返して、順次端子金具6をコネクタハウジング3の端子収容室4内に挿入する。
制御装置15は、最後の端子金具6を挿入し終えると、ハウジング保持ユニット12のコネクタ固定シリンダ26のロッド35を縮小して、保持治具27を離脱許容状態に位置付ける。そして、図14に示すように、最後に端子収容室4に挿入された端子金具6に取り付けられた電線5を電線チャックユニット61がチャックしたまま(掴んだまま)、ハウジング保持ユニット12の昇降ユニット24を制御して、保持治具27を下降させる。
すると、電線5が電線チャック84にチャックされているので、コネクタハウジング3は、保持治具27から離脱する。そして、制御装置15は、図15に示すように、挿入ユニット14の水平移動ユニット55を制御して、コネクタハウジング3を取り付けた電線5を挟む挟持部材22a,22bの上方に電線チャック84などを位置付ける。そして、制御装置15は、図16に示すように、挿入ユニット14の昇降シリンダ57などを制御して、電線チャック84などを下降させて、コネクタハウジング3を取り付けかつ電線チャック84にチャックされた電線5を、挟持部材22a,22b間に圧入する。こうして、コネクタハウジング3に取り付けられた電線5を電線保持ユニット11に保持させる。
本実施形態によれば、挿入ユニット14が最後の端子金具6を挿入した後、該最後に挿入した端子金具6に取り付けられた電線5を掴んだまま、該端子金具6に取り付けられた電線5を電線保持ユニット11に保持させるので、端子金具6を挿入したコネクタハウジング3を、作業員が、手で電線保持ユニット11に保時させる必要が生じない。このため、作業の効率が低下することを防止でき、電線保持ユニット11の竿20の正確な位置に端子金具6が取り付けられたコネクタハウジング3を取り付けることができる。
挿入ユニット14が最後の端子金具6を挿入した後、保持治具27が下降するので、保持治具27からコネクタハウジング3を確実に離脱させることができる。これにより、挿入ユニット14は、確実にコネクタハウジング3を電線保持ユニット11に保持させることができる。
挿入ユニット14が最後の端子金具6を挿入した後、コネクタ固定シリンダ26が保持治具27を離脱許容状態に変位させるので、保持治具27からコネクタハウジング3を確実に離脱させることができる。これにより、挿入ユニット14は、確実にコネクタハウジング3を電線保持ユニット11に保持させることができる。
また、挿入ユニット14が端子金具6を挿入する際には、コネクタ固定シリンダ26が保持治具27を離脱規制状態に位置付けるので、保持治具27からコネクタハウジング3が不意に脱落することを防止できる。これにより、コネクタハウジング3の端子収容室4に確実に端子金具6を挿入することができる。さらに、前述した実施形態では、コネクタハウジング3の全ての端子収容室4に端子金具6を挿入している。しかしながら、本発明では、コネクタハウジング3の全ての端子収容室4に端子金具6を挿入しなくても良い。要するに本発明では、挿入ユニット14は、コネクタハウジング3の端子金具6を挿入しなければならない端子収容室4全てに端子金具6を挿入した後則ちコネクタハウジング3の端子収容室4に全ての端子金具6を挿入した後、最後に挿入した端子金具6に取り付けられた電線5を掴んだまま、該電線5を前記電線保持ユニット11まで搬送して、該電線保持ユニット11に保持させれば良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施形態に係る端子挿入装置の構成を示す側面図である。 図1に示された端子挿入装置の保持治具などを示す斜視図である。 図1に示された端子挿入装置の竿などを示す斜視図である。 図1に示された端子挿入装置のガイドユニットのガイド板などを示す正面図である。 図1に示された端子挿入装置の前チャックなどを示す正面図である。 図1に示された端子挿入装置の電線チャックなどを示す正面図である。 図1に示された端子挿入装置で端子金具が挿入されるコネクタハウジングなどを示す斜視図である。 図1に示された端子挿入装置のハウジング保持ユニットに保持治具などを取り付けて、コネクタハウジングに端子金具を挿入する状態を示す側面図である。 図8に示された状態からガイド板が下降し、チャックユニットが竿に保持された電線と端子金具をチャックした状態を示す側面図である。 図9に示された状態からガイド板がコネクタハウジングに密着し、チャックユニットが上昇した状態を示す側面図である。 図10に示された状態からガイド板のガイド切欠き内に端子金具を挿入した状態を示す側面図である。 図11に示された状態から端子金具をコネクタハウジングの端子収容室内に挿入した状態を示す側面図である。 図12に示された状態から移動ガイド板を上昇させガイド板をコネクタハウジングから離した状態を示す側面図である。 図13に示された状態から保持治具を下降した状態を示す側面図である。 図14に示された状態から電線を竿の上方に位置付けた状態を示す側面図である。 図15に示された状態からコネクタハウジングに取り付けられた電線を竿に保持させた状態を示す側面図である。
符号の説明
1 端子挿入装置
3 コネクタハウジング
4 端子収容室
5 電線
6 端子金具
11 電線保持ユニット(電線保持手段)
14 挿入ユニット(端子挿入手段)
24 昇降ユニット(昇降支持手段)
26 コネクタ固定シリンダ(コネクタ固定手段)
27 保持治具(ハウジング保持手段)

Claims (3)

  1. コネクタハウジングの端子収容室に電線が取り付けられた端子金具を挿入する端子挿入装置において、
    前記端子金具に取り付けられた電線を保持する電線保持手段と、
    前記電線保持手段から該電線保持手段に保持された前記電線を取り外して、該電線に取り付けられた端子金具を前記コネクタハウジングの端子収容室内に挿入する端子挿入手段と、
    を備え、
    前記端子挿入手段は、前記コネクタハウジングの端子収容室内に全ての端子金具を挿入した後、最後に挿入した端子金具に取り付けられた電線を掴んだまま、該電線を前記電線保持手段まで搬送して、該電線保持手段に保持させることを特徴とする端子挿入装置。
  2. 前記コネクタハウジングを保持するハウジング保持手段と、
    前記ハウジング保持手段を昇降自在に支持する昇降支持手段と、を備え、
    前記端子挿入手段が、前記コネクタハウジングの端子収容室内に全ての端子金具を挿入した後、最後に挿入した端子金具に取り付けられた電線を掴んだ状態で、
    前記昇降支持手段は、前記ハウジング保持手段を下降させて、該ハウジング保持手段から前記コネクタハウジングを離脱させることを特徴とする請求項1記載の端子挿入装置。
  3. 前記ハウジング保持手段は、該ハウジング保持手段から前記コネクタハウジングが離脱することを許容する離脱許容状態と、該ハウジング保持手段から前記コネクタハウジングが離脱することを規制する離脱規制状態とに亘って変位自在であり、
    前記昇降支持手段により前記ハウジング保持手段とともに昇降自在に支持され、かつ前記ハウジング保持手段を前記離脱許容状態と前記離脱規制状態とに亘って変位させるコネクタ固定手段を備え、
    前記コネクタ固定手段は、前記端子挿入手段が前記端子金具を前記端子収容室内に挿入する際には前記ハウジング保持手段を前記離脱規制状態に保ち、前記端子挿入手段が全ての端子金具を前記端子収容室内に挿入し終えると前記ハウジング保持手段を前記離脱許容状態に変位させることを特徴とする請求項2記載の端子挿入装置。
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