JP4328178B2 - 建設機械及び建設機械のトラックフレーム - Google Patents
建設機械及び建設機械のトラックフレーム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4328178B2 JP4328178B2 JP2003367840A JP2003367840A JP4328178B2 JP 4328178 B2 JP4328178 B2 JP 4328178B2 JP 2003367840 A JP2003367840 A JP 2003367840A JP 2003367840 A JP2003367840 A JP 2003367840A JP 4328178 B2 JP4328178 B2 JP 4328178B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side frame
- fixed
- support member
- reinforcing
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims description 51
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 claims description 95
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 9
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 8
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 8
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 6
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 239000012141 concentrate Substances 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
また走行体は、旋回体を旋回自在に支持するセンタフレームの両側に、互いに平行するサイドフレームが設けられたトラックフレームを有しており、サイドフレームの前後に設けられたアイドラ及びスプロケットの間に無端状の履帯が捲装されていて、走行モータにより駆動されるスプロケットにより履帯を回転することにより自走自在となっている。
またセンタフレームのクロスメンバーをアイドラブラケットの支持部材まで延長した場合、トラックフレーム全体を新しく設計したり、製造する必要があるため、既存のトラックフレームを利用するものに比べてコストが高くなる問題がある。
さらに中、大型の建設機械では輸送時の幅制限から、サイドフレームをセンタフレーム側へ移動して車福を縮小できるようにしたものがあるが、前記特許文献1に記載のロワーフレームの場合、サイドフレームを拡縮自在にしようとすると構造が複雑となる問題もある。
また既存のトラックフレームを利用できることから、新たにトラックフレームを設計したり、製作する場合に比べてコストの削減が図れる上、サイドフレームが拡縮自在な中、大型の建設機械に採用しても、トラックフレームの構造が複雑になることもない。
また既存のトラックフレームを利用できることから、新たにトラックフレームを設計したり、製作する場合に比べてコストの削減が図れる上、サイドフレームが拡縮自在な中、大型の建設機械に採用しても、トラックフレームの構造が複雑になることもない。
図1は油圧ショベルの側面図、図2は油圧ショベルのサイドフレームを示す平面図、図3は油圧ショベルのサイドフレームを示す側面図、図4は図3のA−A線に沿う断面図である。
図1に示す油圧ショベルは、自走自在な走行体1と、走行体1上に旋回自在に設置された旋回体2とよりなる。
走行体1は、センタフレーム3aと、その両側に互に並行するよう設けられた一対のサイドフレーム3bよりなるトラックフレーム3を有していて、各サイドフレーム3bの一端側にはアイドラ7が前後移動自在に支承されており、他端側には油圧モータよりなる走行モータ8により回転駆動されるスプロケット9が設けられている。
アイドラ7とスプロケット9の間には無端状の履帯10が捲装されていて、この履帯10をスプロケット9で駆動することにより、下部走行体1が自走できるようになっていると共に、サイドフレーム3bの上下部には、複数の転輪11が回転自在に支承されている。
作業機13は図1に示すように、基端が車体フレーム2aに枢着され、ブームシリンダ14により起伏自在なブーム15と、ブーム15の先端に基端側が枢着され、アームシリンダ16により回動自在なアーム17と、アーム17の先端に枢着され、バケットシリンダ18により回動自在なバケット19とより構成されている。
車体フレーム2aの前部には、作業機13の左側方に位置し、かつ作業機13に近接してキャブ20が設置され、車体フレーム2aの後部には、ボンネットカバー21aにより覆われたエンジン室21が設置されていて、このエンジン室21内に動力用のエンジン(図示せず)が収容されており、車体フレーム2aの後端にはカウンタウエイト22が取り付けられている。
サイドフレーム本体3cは、両側面と上下面が鋼板を溶接することにより形成された閉鎖断面の箱型構造となっていて、前後端に固着された端板3fにアイドラブラケット3dとスプロケットブラケット3eが溶接等の固着手段により固着されている。
またアイドラブラケット3dは、左右に離間し、互いに平行する一対の支持部材3gにより形成されていて、各支持部材3gの基端部が端板3fに固着され、先端側は開放された片持ち構造となっており、縦断面が図4に示すようにほぼ逆U字形となっている。
各支持部材3gの基端側上面には、補強板4が溶接により固着されている。
補強板4は、各支持部材3gの基端部側を補強すると同時に、各支持部材3gの先端側が左右へ拡開するのを規制するようになっており、前端側にアイドラ7を干渉しないようほぼU字形の切り欠き4aが形成されている。
アイドラブラケット3dの各支持部材3g内は、図4に示すように上下に離間して水平方向にガイド板3hが設けられていて、これらガイド板3h間に、アイドラ7の軸部両端を支承する軸受け(図示せず)が前後方向へ摺動自在に支承されており、軸受けは、サイドフレーム本体3c内に設置された履帯緊張手段(図示せず)により前方へ付勢されている。
補強手段5は、複数本、例えば3本の補強部材5aと、支持部材3gの外側面に固着された前部補強板5b及びサイドフレーム本体3cの外側面に固着された後部補強板5cとより構成されていて、前後補強板5b、5cの板厚は、サイドフレーム本体3cの前端部に設けられた端板3fの突出量とほぼ等しく設定されており、これによって端板3fの突出部端面と前後補強板5b、5cの外側面が同一平面となっている。
また補強部材5aは、上下方向に間隔を存し、互いに平行するようにほぼ水平に設けられていて、各補強部材5aの中間より前端側が溶接等の固着手段により前部補強板5bの外側面に固着されている。
そして各補強部材5aの中間より後端側は、後部補強板5cの外側面に溶接等の固着手段で固着されている。
油圧ショベルは、旋回体2の前部に装着された作業機13により主として掘削作業を行うが、例えば岩盤等の掘削や破砕作業を行う場合、作業機13の向きによってサイドフレーム3bの前部に設けられたアイドラ7に斜め横方向から過大な水平荷重が作用することがある。
この過大な水平荷重をアイドラ7の軸部両端を支承するアイドラブラケット3dの各支持部材3gで担持することになるが、各支持部材3gの基端部側には、各支持部材3gのの外側面に固着された前部補強板5bとサイドフレーム本体3cの外側面に固着された後部補強板5cに跨って補強部材5aが設けられているため、各支持部材3gに作用した過大な水平方向の荷重は、各補強部材5aに担持されるようになる。
これによって各支持部材3gの先端側が左右方向へ拡開することがないので、各支持部材3gが外側へ変形したり、支持部材3gの基部にクラックが発生して、アイドラブラケットが破損するのを未然に防止することができる。
また各支持部材3gの口開きが防止できることにより、アイドラ7の前後方向の円滑な移動が阻害されることがないことから、履帯10が緩んでアイドラ7やスプロケット9から外れたため、作業が続行できなくなる等の問題も解消できる。
なお、前記実施の形態では、補強手段5を複数の角柱よりなる補強部材5aにより形成したが、図5及び図6に示す変形例のように板材により形成してもよい。
また補強部材5dの前端や後端部に応力が集中しないように、半円状の切り欠き部5eの周縁部及び後端縁の角部が面取りされている。
3 トラックフレーム
3a センタフレーム
3b サイドフレーム
3c サイドフレーム本体
3d アイドラブラケット
3g 支持部材
5 補強手段
5a 補強部材
5d 補強部材
Claims (8)
- センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械において、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、一端側を前記支持部材の外側面に固着し、他端側を前記サイドフレーム本体の外側面に固着した一本の角柱状補強部材で構成したことを特徴とする建設機械。 - センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械において、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、一端側を前記支持部材の外側面に固着し、他端側を前記サイドフレーム本体の外側面に固着した複数の角柱状補強部材で構成したことを特徴とする建設機械。 - センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械において、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、周辺部を前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に固着した板状の補強部材で構成したことを特徴とする建設機械。 - センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械において、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、周辺部を前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に固着した上下に分割された複数の板状補強部材で構成したことを特徴とする建設機械。 - センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械のトラックフレームにおいて、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、一端側を前記支持部材の外側面に固着し、他端側を前記サイドフレーム本体の外側面に固着した一本の角柱状補強部材で構成したことを特徴とする建設機械のトラックフレーム。 - センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械のトラックフレームにおいて、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、一端側を前記支持部材の外側面に固着し、他端側を前記サイドフレーム本体の外側面に固着した複数の角柱状補強部材で構成したことを特徴とする建設機械のトラックフレーム。 - センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械のトラックフレームにおいて、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、周辺部を前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に固着した板状の補強部材で構成したことを特徴とする建設機械のトラックフレーム。 - センタフレームの両側に設けたサイドフレームを備えた建設機械のトラックフレームにおいて、サイドフレーム本体と、前記サイドフレーム本体の前部に固着された2股構造の支持部材よりなるアイドラブラケットと、前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に跨って固着した補強手段とを備え、
前記補強手段は、周辺部を前記支持部材の外側面及び前記サイドフレーム本体の外側面に固着した上下に分割された複数の板状補強部材で構成したことを特徴とする建設機械のトラックフレーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003367840A JP4328178B2 (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | 建設機械及び建設機械のトラックフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003367840A JP4328178B2 (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | 建設機械及び建設機械のトラックフレーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005132157A JP2005132157A (ja) | 2005-05-26 |
JP4328178B2 true JP4328178B2 (ja) | 2009-09-09 |
Family
ID=34645729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003367840A Expired - Fee Related JP4328178B2 (ja) | 2003-10-28 | 2003-10-28 | 建設機械及び建設機械のトラックフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4328178B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010215168A (ja) * | 2009-03-18 | 2010-09-30 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | クローラ式車両の遊動輪支持構造 |
-
2003
- 2003-10-28 JP JP2003367840A patent/JP4328178B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005132157A (ja) | 2005-05-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2016202763B2 (en) | Truck frame for construction machinery | |
EP1479833B1 (en) | Crawler frame for a construction machine | |
JP2008240343A (ja) | 作業機のアーム | |
JP4617096B2 (ja) | 建設機械 | |
JP4328178B2 (ja) | 建設機械及び建設機械のトラックフレーム | |
KR102732952B1 (ko) | 경질 표면용 트랙 패드 기하구조 | |
JP2003268804A (ja) | 建設機械の構成部材の補強装置及びその補強方法 | |
JP5315446B2 (ja) | 建設機械のキャブ | |
JP3399829B2 (ja) | 旋回作業機のトラックフレーム | |
JP2001303607A (ja) | 掘削バケット | |
US11912354B2 (en) | Reduced material hydraulic mining shovel track pad | |
JP5065968B2 (ja) | 柱支持部材および建設機械用キャブ | |
JP2020203621A (ja) | 作業機械 | |
JP3820113B2 (ja) | 掘削作業機 | |
JP5112149B2 (ja) | 柱支持構造および建設機械用キャブ | |
JP2000230252A (ja) | 旋回作業機のトラックフレーム | |
JP2005088639A (ja) | 建設機械のトラックフレーム | |
JP4031372B2 (ja) | 建設機械の排土装置 | |
JP2010083338A (ja) | キャブおよび建設機械 | |
JPH1037244A (ja) | 建設機械の旋回フレーム | |
JP4425061B2 (ja) | ドーザ装置 | |
JPS634693Y2 (ja) | ||
JP2012046974A (ja) | 建設機械の排土装置 | |
JP3402099B2 (ja) | トラックフレーム | |
JP5168178B2 (ja) | 作業機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060127 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090303 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090331 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090416 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090609 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090612 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4328178 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |