JP4326844B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内燃機関の制御装置に関し、特に複数気筒を有する内燃機関の一部気筒の作動を休止させる気筒休止機構を備えた内燃機関の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
特許文献1には、内燃機関の排気系に設けられた酸素濃度センサの異常検出手法が示されている。この手法によれば、機関への燃料供給を停止しているときの酸素濃度センサの出力に基づいて、当該センサの異常が検出される。
【0003】
また特許文献2には、気筒休止機構を備えた内燃機関が示されており、複数気筒の一部の気筒を休止させる一部気筒運転と、全気筒を作動させる全筒運転とが、機関運転状態に応じて切り換えられる。より具体的には、特許文献2に示される機関は、V型6気筒機関であり、それぞれ3つの気筒を備える右バンク及び左バンクからなる。そして低負荷運転時においては、右バンクの3つの気筒の吸排気弁の作動が停止される。
【0004】
【特許文献1】
特開昭62−250351号公報
【特許文献2】
特開2001−234792号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1に示された異常検出手法を、特許文献2に示された機関に装着される酸素濃度センサにそのまま適用すると以下のような課題があった。
【0006】
機関排気系には、空燃比をフィードバック制御するために酸素濃度センサが設けられ、V型6気筒機関では、酸素濃度センサが、右バンク及び左バンクのそれぞれに対応させて配置される場合がある。その場合、一部気筒運転を実行するときは、右バンクの吸排気弁の作動が停止するため、右バンク側の排気管には排気が流れず、直前に排出された排気が滞留する。その結果、酸素濃度センサは、燃料供給遮断運転中に検出されるはずの高い酸素濃度を検出せず、異常と誤判定される。
【0007】
本発明はこの点に着目してなされたものであり、一部気筒運転と全筒運転を切り換える内燃機関に取り付けられる酸素濃度センサの故障を正確に判定することができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、複数気筒を有し、前記複数気筒の全てを作動させる全筒運転と、前記複数気筒のうち一部気筒の吸気弁及び排気弁の閉弁状態を維持することにより前記一部気筒の作動を休止させる一部気筒運転とを切換える切換手段(30)を備えた内燃機関の制御装置において、前記機関の運転パラメータを含む、前記機関により駆動される車両の運転パラメータ(TH,TA,TW,VP,GP)を検出する運転パラメータ検出手段と、前記運転パラメータに応じて前記全筒運転または一部気筒運転を前記切換手段に指令する指令手段と、前記一部気筒に対応する排気系(13R)に設けられ、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ(22R)と、前記機関の減速時における燃料供給遮断運転を含む所定運転状態において、前記酸素濃度センサ(22R)の故障を診断する診断手段と、該診断手段による故障診断終了前は前記一部気筒運転を禁止し、前記故障診断終了後であってかつ前記酸素濃度センサが正常と判定されたときに、前記一部気筒運転を許可する許可手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、機関の減速時における燃料供給遮断運転を含む所定運転状態において、機関排気系に設けられた酸素濃度センサの故障診断が行われ、故障診断終了前は一部気筒運転が禁止され、故障診断終了後であってかつ酸素濃度センサが正常と判定されたときに、一部気筒運転が許可される。したがって、先ず全筒運転中に酸素濃度センサの故障診断が実行され、故障診断終了後であってかつ酸素濃度センサが正常と判定されたときに一部気筒運転が実行可能となるので、休止気筒側に設けられた酸素濃度センサの故障を正確に診断することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。V型6気筒の内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、#1,#2及び#3気筒が設けられた右バンクと、#4,#5及び#6気筒が設けられた左バンクとを備え、右バンクには#1〜#3気筒を一時的に休止させるための気筒休止機構30が設けられている。図2は、気筒休止機構30を油圧駆動するための油圧回路とその制御系を示す図であり、この図も図1と合わせて参照する。
【0011】
エンジン1の吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。スロットル弁3には、スロットル弁3の開度THを検出するスロットル弁開度センサ4が設けられており、その検出信号が電子制御ユニット(以下「ECU」という)5に供給される。
【0012】
燃料噴射弁6は図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
【0013】
スロットル弁3の直ぐ下流には吸気管内絶対圧(PBA)センサ7が設けられており、この絶対圧センサ7により電気信号に変換された絶対圧信号はECU5に供給される。また、吸気管内絶対圧センサ7の下流には吸気温(TA)センサ8が取付けられており、吸気温TAを検出して対応する電気信号をECU5に供給する。
【0014】
エンジン1の本体に装着されたエンジン水温(TW)センサ9はサーミスタ等から成り、エンジン水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を出力してECU5に供給する。
ECU5には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ10が接続されており、クランク軸の回転角度に応じた信号がECU5に供給される。クランク角度位置センサ10は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置でパルス(以下「CYLパルス」という)を出力する気筒判別センサ、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位置で(6気筒エンジンではクランク角120度毎に)TDCパルスを出力するTDCセンサ及びTDCパルスより短い一定クランク角周期(例えば30度周期)でCRKパルスを発生するCRKセンサから成り、CYLパルス、TDCパルス及びCRKパルスがECU5に供給される。これらの信号パルスは、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御及びエンジン回転数(エンジン回転速度)NEの検出に使用される。
【0015】
気筒休止機構30は、エンジン1の潤滑油を作動油として使用し、油圧駆動される。オイルポンプ31により加圧された作動油は、油路32及び吸気側油路33i,排気側油路33eを介して、気筒休止機構30に供給される。油路32と、油路33i及び33eとの間に、吸気側電磁弁35i及び排気側電磁弁35eが設けられており、これらの電磁弁35i,35eはECU5に接続されてその作動がECU5により制御される。
【0016】
油路33i,33eには、作動油圧が所定閾値より低下するとオンする油圧スイッチ34i,34eが設けられており、その検出信号は、ECU5に供給される。また、油路32の途中には、作動油温TOILを検出する作動油温センサ33が設けられており、その検出信号がECU5に供給される。
【0017】
気筒休止機構30の具体的な構成例は、例えば特開平10−103097号公報に示されており、本実施形態でも同様の機構を用いている。この機構によれば、電磁弁35i,35eが閉弁され、油路33i,33e内の作動油圧が低いときは、各気筒(#1〜#3)の吸気弁及び排気弁が通常の開閉作動を行う一方、電磁弁35i,35eが開弁され、油路33i,33e内の作動油圧が高くなると、各気筒(#1〜#3)の吸気弁及び排気弁が閉弁状態を維持する。すなわち、電磁弁35i,35eの閉弁中は、全ての気筒を作動させる全気筒運転が行われ、電磁弁35i,35eを開弁させると、#1〜#3気筒を休止させ、#4〜#6気筒のみ作動させる一部気筒運転が行われる。
【0018】
右バンクの#1〜#3気筒に接続された排気管13R、及び左バンクの#4〜#6気筒に接続された排気管13Lには、排気を浄化する三元触媒23R及び23Lが設けられている。三元触媒23R及び23Lの上流側には、比例型空燃比センサ(以下「LAFセンサ」という)21R及び21Lが装着されており、これらLAFセンサ21R及び21Lは排気中の酸素濃度(空燃比)にほぼ比例する検出信号を出力しECU5に供給する。三元触媒23R及び23Lの下流側には、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ(以下「O2センサ」という)22R及び22Lが設けられている。O2センサ22R及び22Lは、その出力が理論空燃比の前後において急激に変化する特性を有し、その出力は理論空燃比よりリッチ側で高レベルとなり、リーン側で低レベルとなる。O2センサ22R及び22Lは、ECU5に接続されており、その検出信号はECU5に供給される。
【0019】
エンジン1の各気筒毎に設けられた点火プラグ12は、ECU5に接続されており、点火プラグ12の駆動信号、すなわち点火信号がECU5から供給される。
ECU5には大気圧PAを検出する大気圧センサ14、エンジン1により駆動される車両の走行速度(車速)VPを検出する車速センサ15、及び当該車両の変速機のギヤ位置GPを検出するギヤ位置センサ16が接続されており、これらのセンサの検出信号がECU5に供給される。
【0020】
ECU5は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理回路(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路、前記燃料噴射弁6に駆動信号を供給する出力回路等から構成される。ECU5は、各種センサの検出信号に基づいて、燃料噴射弁6の開弁時間、及び点火時期を制御するとともに、電磁弁35i,35eの開閉を行って、エンジン1の全筒運転と、一部気筒運転との切り換え制御を行う。また、ECU5は、O2センサ22R及び22Lの故障診断を行う。
【0021】
ECU5のCPUは、上述した各種センサの検出信号に基づいて、種々のエンジン運転状態を判別するとともに、該判別されたエンジン運転状態に応じて、次式(1)に基づき、TDC信号パルスに同期して開弁作動する燃料噴射弁6による燃料噴射時間TOUTを演算する。
TOUT=TI×KCMD×KLAF×K1+K2 (1)
【0022】
ここに、TIは燃料噴射弁6の基本燃料噴射時間であり、エンジン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに応じて設定されたTIマップを検索して決定される。TIマップは、マップ上のエンジン回転数NE及び吸気管内絶対圧PBAに対応する運転状態において、エンジン1に供給される混合気の空燃比がほぼ理論空燃比になるように設定されている。
【0023】
KCMDは目標空燃比係数であり、エンジン回転数NE、吸気管内絶対圧PBA、エンジン水温TW等のエンジン運転パラメータ及びO2センサ22R及び22Lの検出信号に応じて設定される。目標空燃比係数KCMDは、空燃比A/Fの逆数、すなわち燃空比F/Aに比例し、理論空燃比のとき値1.0をとるので、目標当量比ともいう。
【0024】
KLAFは、LAFセンサ21Rおよび21Lの検出空燃比から算出される検出当量比KACTが目標当量比KCMDに一致するように算出される空燃比補正係数である。なお、LAFセンサ14の検出空燃比に応じたフィードバック制御を行わないときは、無補正値(1.0)または学習値に設定される。
【0025】
K1及びK2は夫々各種エンジンパラメータ信号に応じて演算される他の補正係数および補正変数であり、エンジン運転状態に応じた燃費特性、エンジン加速特性等の諸特性の最適化が図れるような所定値に決定される。
【0026】
図3は、一部の気筒を休止させる気筒休止(一部気筒運転)の実行条件を判定する処理のフローチャートである。この処理はECU5のCPUで所定時間(例えば10ミリ秒)毎に実行される。
ステップS11では、始動モードフラグFSTMODが「1」であるか否かを判別し、FSTMOD=1であってエンジン1の始動(クランキング)中であるときは、検出したエンジン水温TWを始動モード水温TWSTMODとして記憶する(ステップS13)。次いで、始動モード水温TWSTMODに応じて図4に示すTMTWCSDLYテーブルを検索し、遅延時間TMTWCSDLYを算出する。TMTWCSDLYテーブルは、始動モード水温TWSTMODが第1所定水温TW1(例えば40℃)以下の範囲では、遅延時間TMTWCSDLYが所定遅延時間TDLY1(例えば250秒)に設定され、始動モード水温TWSTMODが第1所定水温TW1(例えば40℃)より高く第2所定水温TW2(例えば60℃)以下の範囲では、始動モード水温TWSTMODが高くなるほど遅延時間TMTWCSDLYが減少するように設定され、始動モード水温TWSTMODが第2所定水温TW2より高い範囲では、遅延時間TMTWCSDLYは「0」に設定されている。
【0027】
続くステップS15では、ダウンカウントタイマTCSWAITを遅延時間TMTWCSDLYに設定してスタートさせ、気筒休止フラグFCYLSTPを「0」に設定する(ステップS27)。これは気筒休止の実行条件が不成立であることを示す。
【0028】
ステップS11でFSTMOD=0であって通常運転モードであるときは、エンジン水温TWが気筒休止判定温度TWCSTP(例えば75℃)より高いか否かを判別する(ステップS12)。TW≦TWCSTPであるときは、実行条件不成立と判定し、前記ステップS14に進む。エンジン水温TWが気筒休止判定温度TWCSTPより高いときは、ステップS12からステップS16に進み、ステップS15でスタートしたタイマTCSWAITの値が「0」であるか否かを判別する。TCSWAIT>0である間は、前記ステップS27に進み、TCSWAIT=0となると、ステップS17に進む。
【0029】
ステップS17では、車速VP及びギヤ位置GPに応じて図5に示すTHCSテーブルを検索し、ステップS18の判別に使用する上側閾値THCSH及び下側閾値THCSLを算出する。図5において、実線が上側閾値THCSHに対応し、破線が下側閾値THCSLに対応する。THCSテーブルは、ギヤ位置GP毎に設定されており、各ギヤ位置(2速〜5速)において、大まかには車速VPが増加するほど、上側閾値THCSH及び下側閾値THCSLが増加するように設定されている。ただし、ギヤ位置GPが2速のときは、車速VPが変化しても上側閾値THCSH及び下側閾値THCSLは一定に維持される領域が設けられている。またギヤ位置GPが1速のときは、常に全筒運転を行うので、上側閾値THCSH及び下側閾値THCSLは例えば「0」に設定される。また車速VPが同一であれば、低速側ギヤ位置GPに対応する閾値(THCSH,THCSL)の方が、高速側ギヤ位置GPに対応する閾値(THCSH,THCSL)より大きな値に設定されている。
【0030】
ステップS18では、スロットル弁開度THが閾値THCSより小さいか否かの判別をヒステリシスを伴って行う。具体的には、気筒休止フラグFCYLSTPが「1」であるときは、スロットル弁開度THが増加して上側閾値THCSHに達すると、ステップS18の答が否定(NO)となり、気筒休止フラグFCYLSTPが「0」であるときは、スロットル弁開度THが減少して下側閾値THCSLを下回ると、ステップS18の答が肯定(YES)となる。
【0031】
ステップS18の答が肯定(YES)であるときは、大気圧PAが所定圧PACS(例えば86.6kPa(650mmHg))以上であるか否かを判別し(ステップS19)、その答が肯定(YES)であるとき、吸気温TAが所定下限温度TACSL(例えば−10℃)以上であるか否かを判別し(ステップS20)、その答が肯定(YES)であるときは、吸気温TAが所定上限温度TACSH(例えば45℃)より低いか否かを判別し(ステップS21)、その答が肯定(YES)であるときは、エンジン水温TWが所定上限水温TWCSH(例えば120℃)より低いか否かを判別し(ステップS22)、その答が肯定(YES)であるときは、エンジン回転数NEが所定回転数NECSより低いか否かを判別する(ステップS23)。
【0032】
ステップS23の判別は、ステップS18と同様にヒステリシスを伴って行われる。すなわち、気筒休止フラグFCYLSTPが「1」であるときは、エンジン回転数NEが増加して上側回転数NECSH(例えば3500rpm)に達すると、ステップS23の答が否定(NO)となり、気筒休止フラグFCYLSTPが「0」であるときは、エンジン回転数NEが減少して下側回転数NECSL(例えば3300rpm)を下回ると、ステップS23の答が肯定(YES)となる。
【0033】
ステップS24では、診断終了フラグFDONEが「1」であるか否かを判別する。診断終了フラグFDONEは、図6及び図7に示すO2センサ22Rの故障診断が終了すると「1」に設定される。FDONE=0であって、故障診断が終了していないときは、前記ステップS27に進む。O2センサ22Rの故障診断が終了し、診断終了フラグFDONEが「1」に設定されると、ステップS25に進み、正常フラグFOKが「1」であるか否かを判別する。正常フラグFOKは、故障診断の結果、O2センサ22Rが正常と判定されると「1」に設定される。
【0034】
ステップS18〜S25の何れかの答が否定(NO)であるときは、気筒休止の実行条件が不成立と判定し、前記ステップS27に進む。一方ステップS18〜S25の答がすべて肯定(YES)であるときは、気筒休止の実行条件が成立していると判定し、気筒休止フラグFCYLSTPを「1」に設定する(ステップS26)。
【0035】
気筒休止フラグFCYLSTPが「1」に設定されているときは、#1〜#3気筒を休止させ、#4〜#6気筒を作動させる一部気筒運転が実行され、気筒休止フラグFCYLSTPが「0」に設定されているときは、全気筒#1〜#6を作動させる全筒運転が実行される。
【0036】
図3の処理によれば、O2センサ22Rの故障診断が終了し、かつ正常判定がなされたときに、気筒休止実行条件が成立し、一部気筒運転が許可される。したがって、先ず全筒運転中にO2センサ22Rの故障診断が実行され、故障診断終了後に一部気筒運転が実行可能となるので、休止気筒側(右バンク)に設けられたO2センサ22Rの故障を正確に診断することができる。また、O2センサ22Rが故障しているとき、一部気筒運転を禁止するのは、O2センサ22Rの出力を気筒休止機構30の故障診断に使用しているからである。
【0037】
図6及び図7は、O2センサ22Rの故障診断処理のフローチャートである。この処理は、ECU5のCPUで所定時間(例えば10ミリ秒)毎に実行される。
ステップS31では、O2センサ22Rの出力電圧SVO2が、所定電圧SVO2L(例えば、0.29V)以下か否かを判別し、SVO2≦SVO2Lであって、O2センサ22Rの出力がリーン空燃比(比較的高い酸素濃度)を示すときは、ゾーンフラグFSZONEを「0」に設定する(ステップS32)。一方SVO2>SVO2Lであって、O2センサ22Rの出力がリッチ空燃比(比較的低い酸素濃度)を示すときは、ゾーンフラグFSZONEを「1」に設定する(ステップS33)
ステップS34では、図8に示す実行条件判定処理を実行する。
【0038】
図8のステップS60では、この処理で更新される前のモードパラメータMODEの値を、前回モードパラメータMODEZとして記憶する。ステップS61では、エンジン1の始動完了時点からの経過時間を計測するアップカウントタイマT1SACRの値が所定時間TMACR(例えば120秒)より大きいか否かを判別する。その答が否定(NO)であるときは、診断許可フラグFMCNDを「0」に設定する(ステップS66)。これは、診断実行条件が不成立であることを示す。
【0039】
続くステップS73では、ダウンカウントタイマTMODE2を所定時間TMMODE2(例えば2.5秒)に設定してスタートさせる。ダウンカウントタイマTMODE2は、図7のステップS46で参照される。ステップS74では、モードパラメータMODEを「0」に設定し、本処理を終了する。
【0040】
ステップS61でタイマT1SACRの値が所定時間TMACRを越えたときは、エンジン回転数NEが所定回転数NEHより低いか否か、エンジン水温TWが所定水温TWLより高いか否か、及び吸気温TAが所定吸気温TALより高いか否かを判別する(ステップS62)。これらの判別の何れかの答が否定(NO)であるときは、前記ステップS66に進み、すべて肯定(YES)であるとき、すなわちNE<NEH、TW>TWL、及びTA>TALがすべて成立するときは、診断終了フラグFDONEがすでに「1」に設定されているか否かを判別する(ステップS63)。FDONE=1であってすでに診断が終了しているときは、前記ステップS66に進み、FDONE=0であるときは、活性化フラグFSO2ACTが「1」であるか否かを判別する(ステップS64)。
【0041】
活性化フラグFSO2ACTは、O2センサ22Rが活性化していると判定されたとき「1」に設定される。具体的には、エンジン1の始動から所定時間が経過した時点におけるセンサ出力SVO2が、所定範囲内に入っていれば、活性化していると判定される。
【0042】
ステップS64の答が否定(NO)であるときは前記ステップS66に進み、FSO2ACT=1であって、O2センサ22Rが活性化しているときは、気筒休止フラグFCYLSTPが「1」であるか否かを判別する(ステップS65)。FCYLSTP=1であって一部気筒運転中であるときは、前記ステップS66に進み、FCYLSTP=0であって全筒運転中のときは、故障診断実行条件成立と判定し、診断許可フラグFMCNDを「1」に設定する(ステップS67)。
【0043】
ステップS68では、減速フュエルカットフラグFDECFCが「1」であるか否かを判別する。減速フュエルカットフラグFDECFCは、エンジン1の減速中に所定のフュエルカット条件が満たされたとき、「1」に設定される。FDECFC=1であって、フュエルカット運転中であるときは、ダウンカウントタイマTMODE3に所定時間TMMODE3(例えば30秒)を設定してスタートさせる(ステップS69)。次いで、モードパラメータMODEを「2」に設定し(ステップS70)、本処理を終了する。
【0044】
ステップS68でFDECFC=0であってフュエルカット運転中でないときは、ステップS69でスタートされるタイマTMODE3の値が「0」であるか否かを判別する(ステップS71)。TMODE3>0であってフュエルカット運転の終了から所定時間TMMODE3が経過していないときは、モードパラメータMODEを「3」に設定する(ステップS72)。またタイマTMODE3の値が「0」となると、前記ステップS73に進む。
【0045】
図8の処理によれば、モードパラメータMODEは、フュエルカット運転中であるときは「2」に設定され、フュエルカット運転終了後所定時間TMMODE3内は「3」に設定され、それ以外は「0」に設定される。
【0046】
図6に戻り、ステップS35では、診断許可フラグFMCNDが「1」であるか否かを判別する。FMCND=0であって診断が許可されていないときは、リーンフラグFLEANを「0」に設定する(ステップS55)。
一方FMCND=1であって診断が許可されているときは、モードパラメータMODEの値が「2」であるか否かを判別する(ステップS41)。MODE=2であるときは、前回モードパラメータMODEZの値が「2」であるか否かを判別する。この答が否定(NO)であって、モードパラメータMODEが「2」に移行した直後であるときは、ゾーンフラグFSZONEが「1」であるか否かを判別する(ステップS43)。FSZONE=0であって、O2センサ出力SVO2がリーン空燃比を示すときは、リーンフラグFLEANを「1」に設定する(ステップS45)。すなわち、フュエルカット運転開始時にO2センサ出力SVO2がリーン空燃比を示すとき、リーンフラグFLEANが「1」に設定される。
【0047】
ステップS42でMODEZ=2であって前回もモードパラメータMODEが「2」であったとき、またはステップS43でFSZONE=1であってO2センサ出力SVO2がリッチ空燃比を示すときは、ステップS44に進み、リーンフラグFLEANが「1」であるか否かを判別する。この答が肯定(YES)、すなわち、フュエルカット運転開始時にO2センサ出力SVO2がリーン空燃比を示していたときは、前記ステップS45に進む。
【0048】
ステップS42からS43を経由してステップS44に至ったときは、フュエルカット運転開始直後は、O2センサ出力SVO2がリッチ空燃比を示しており、ステップS44の答は否定(NO)となって、ステップS46に進む。
ステップS46では、図8のステップS73でスタートされたダウンカウントタイマTMODE2の値が「0」であるか否かを判別する。この答が否定(NO)である間は直ちに本処理を終了し、TMODE2=0となると、ゾーンフラグFSZONEが「0」であるか否かを判別する(ステップS47)。FSZONE=1であってO2センサ出力SVO2がまだリッチ空燃比を示しているときは、O2センサ22Rは故障している(センサ出力SVO2がリッチ空燃比を示すレベルに留まってしまう故障)と判定し、第1故障フラグFFSDHを「1」に設定する(ステップS48)。またFZONE=0であってO2センサ出力SVO2がリーン空燃比を示す値に変化したときは、O2センサ22Rは正常と判定し、正常フラグFOKを「1」に設定する(ステップS52)。ステップS56では、診断終了フラグFDONEが「1」に設定される。
【0049】
ステップS42でモードパラメータMODEの値が「2」でないときは、モードパラメータMODEの値が「3」であるか否かを判別する(ステップS49)。MODE=3であってフュエルカット運転終了後所定時間TMMODE3内であるときは、リーンフラグFLEANが「1」であるか否かを判別する(ステップS50)。FLEAN=1であるときは、ゾーンフラグFSZONEが「1」であるか否かを判別する(ステップS51)。ステップS50またはS51の答が否定(NO)であるときは直ちに本処理を終了する。
【0050】
ステップS50及びS51の答がともに肯定(YES)であるとき、すなわち、フュエルカット運転開始直後においてリーン空燃比を示していたO2センサ出力SVO2が、フュエルカット運転終了後所定時間内にリッチ空燃比を示す値に変化したときは、O2センサ22Rは正常と判定し、正常フラグFOKを「1」に設定する(ステップS52)。その後前記ステップS56に進む。
【0051】
ステップS49でモードパラメータMODEの値が「3」でないとき、すなわちモードパラメータMODEの値が「0」であるときは、ステップS53に進み、前回モードパラメータMODEZの値が「3」であるか否かを判別する。MODEZ=3であってモードパラメータMODEの値が「3」の状態から「0」の状態に移行したときは、第2故障フラグFFSDLを「1」に設定する(ステップS54)。モードパラメータMODEの値が「3」であるときにOK判定がなされずに、モードパラメータMODEの値が「0」に移行したときは、O2センサ22Rの出力SVO2が、リーン空燃比を示す値(低レベル)に留まっていることを示すので、そのことを示す第2故障フラグFFSDLが「1」に設定される。その後前記ステップS56に進む。
またステップS53の答が否定(NO)であるときは、前記ステップS55に進む。
【0052】
なお、O2センサ22Lの故障診断も、図6及び7の処理と同様の処理により実行される。
【0053】
図6及び図7の処理によれば、フュエルカット運転開始直後においてO2センサ出力SVO2がリッチ空燃比を示し(FLEAN=0)、所定時間TMMODE2経過してもリッチ空燃比を示している(ステップS47の答が否定(NO))ときは、O2センサが故障していると判定される。また、所定時間TMMODE2(例えば2.5秒)が経過する前に、O2センサ出力SVO2がリーン空燃比を示す値に変化したときは、O2センサは正常と判定される。さらに、フュエルカット運転開始直後においてO2センサ出力SVO2がリーン空燃比を示し(FLEAN=1)、フュエルカット運転終了後、所定時間TMMODE3(例えば30秒)以内にリッチ空燃比を示す値に変化したときは、O2センサは正常と判定される。そして、図3の処理により、O2センサ22Rの故障診断処理が終了し、かつO2センサ22Rが正常であるとの判定がなされた後に、一部気筒運転の実行が許可される。したがって、先ず全筒運転中にO2センサ22Rの故障診断が実行され、故障診断終了後に一部気筒運転が実行可能となるので、休止気筒側(右バンク)に設けられたO2センサ22Rの故障を正確に診断することができる。
【0054】
本実施形態では、気筒休止機構30が切換手段を構成し、スロットル弁開度センサ4、吸気温センサ8、エンジン水温センサ9、クランク角度位置センサ10、車速センサ15、及びギヤ位置センサ16が運転パラメータ検出手段を構成し、ECU5が、指令手段、診断手段及び許可手段を構成する。より具体的には、図3のステップS11〜S23、及びS26,S27が指令手段に相当し、同図のステップS24及びS25が許可手段に相当し、図6及び図7の処理が診断手段に相当する。
【0055】
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、O2センサ22R及び22Lの故障診断を行う例を示したが、本発明は、LAFセンサ21R及び21Lの故障診断を、図6及び図7に示す手法と同様の手法で行う場合にも適用可能である。その場合には、O2センサ22R及びLAFセンサ21Rの故障診断終了後であって、それらのセンサがいずれも正常であるとき、一部気筒運転が許可される。
【0056】
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンになどにおいて気筒休止を行う場合にも適用が可能である。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述したように請求項1に記載の発明によれば、機関の減速時における燃料供給遮断運転を含む所定運転状態において、機関排気系に設けられた酸素濃度センサの故障診断が行われ、故障診断終了前は一部気筒運転が禁止され、故障診断終了後であってかつ酸素濃度センサが正常と判定されたときに、一部気筒運転が許可される。したがって、先ず全筒運転中に酸素濃度センサの故障診断が実行され、故障診断終了後であってかつ酸素濃度センサが正常と判定されたときに一部気筒運転が実行可能となるので、休止気筒側に設けられた酸素濃度センサの故障を正確に診断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。
【図2】気筒休止機構の油圧制御系の構成を示す図である。
【図3】気筒休止条件を判定する処理のフローチャートである。
【図4】図3の処理で使用されるTMTWCSDLYテーブルを示す図である。
【図5】図3の処理で使用されるTHCSテーブルを示す図である。
【図6】O2センサの故障診断を行う処理のフローチャートである。
【図7】O2センサの故障診断を行う処理のフローチャートである。
【図8】図6の処理で実行される、故障診断の実行条件を判定する処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 内燃機関
2 吸気管
4 スロットル弁開度センサ(運転パラメータ検出手段)
5 電子制御ユニット(指令手段、診断手段、許可手段)
8 吸気温センサ(運転パラメータ検出手段)
9 エンジン水温センサ(運転パラメータ検出手段)
10 クランク角度位置センサ(運転パラメータ検出手段)
15 車速センサ(運転パラメータ検出手段)
16 ギヤ位置センサ(運転パラメータ検出手段)
30 気筒休止機構(切換手段)
Claims (1)
- 複数気筒を有し、前記複数気筒の全てを作動させる全筒運転と、前記複数気筒のうち一部気筒の吸気弁及び排気弁の閉弁状態を維持することにより前記一部気筒の作動を休止させる一部気筒運転とを切換える切換手段を備えた内燃機関の制御装置において、
前記機関の運転パラメータを含む、前記機関により駆動される車両の運転パラメータを検出する運転パラメータ検出手段と、
前記運転パラメータに応じて前記全筒運転または一部気筒運転を前記切換手段に指令する指令手段と、
前記一部気筒に対応する排気系に設けられ、排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサと、
前記機関の減速時における燃料供給遮断運転を含む所定運転状態において、前記酸素濃度センサの故障を診断する診断手段と、
該診断手段による故障診断終了前は前記一部気筒運転を禁止し、前記故障診断終了後であってかつ前記酸素濃度センサが正常と判定されたときに、前記一部気筒運転を許可する許可手段とを備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。
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