JP4325048B2 - ブートサーバ選択システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワークコンピュータが起動時に必要なブートストラッププログラムを受信するネットワーク上のブートサーバを選択するブートサーバ選択システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
ネットワークコンピュータは通常のパソコンのようなソフトウェアを格納しておくハードディスクのような大容量記憶装置を備えず、利用時に必要なソフトウェアをネットワークを経由してネットワークに接続されたサーバの資源からソフトウェアを受信して機能するコンピュータである。
【0003】
また、ブートサーバはネットワークに接続されたネットワークコンピュータが電源を投入して利用者が利用開始しようとするとき、起動時に必要なソフトウェアであるブートストラッププログラムを供給する。
【0004】
図2にブートサーバ選択システムの説明図を示す。ここではネットワーク206に接続されたネットワークコンピュータNCa203、NCb204、NCc205の内のNCa203が使用開始時に電源を投入されたときの信号の流れを示している。
【0005】
ネットワーク206にブート要求208がブロードキャストして発信されると、ネットワーク206に接続されたブートサーバA201やブートサーバB202はそれぞれブート要求208を受信してブート応答207あるいは209を送信する。このあと、応答を受信したネットワークコンピュータNCa203は最初に受信した応答の発信元ブートサーバとブート処理を行いネットワークコンピュータNCa203のシステムの運用が開始される。
【0006】
このように、従来もネットワークコンピュータ用のブートサーバをネットワーク上に複数台接続しておくことによりその何れかのブートサーバが故障しても残りのブートサーバからブートプログラムを供給することで対処することができた。
【0007】
これによりネットワークコンピュータの属するネットワーク上の複数のブートサーバの何れかが正常に動作すればネットワークコンピュータの起動は可能である。
【0008】
図15に従来のブートサーバ選択システムの動作説明図を示す。図15には上記図2に示したブートサーバ選択システムの信号の流れの例を示す。
【0009】
ネットワークコンピュータNCa1501から発信されたブート要求は1504あるいは1505として不図示のネットワークを経由してブートサーバA1502およびブートサーバB1503に受信される。各ブートサーバはそれぞれの処理の進行に従ったタイミングで応答をネットワークに送出する。
【0010】
応答は各ブートサーバおよびネットワークコンピュータによって受信される。この図においては,たまたまブートサーバA1502からの応答1506が最初にネットワークコンピュータNCa1501に受信された場合を示しており、ブートサーバA1502との間でブート処理1510が実行される様子を示している。ネットワークNCa1501にはブートサーバB1503からの応答1508も遅れて到達するがこれは廃棄される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のブートサーバ選択システムの説明で分かるように、ネットワークコンピュータが起動時にブロードキャストしたメッセージに対してどのブートサーバが最初に応答するかは不定であった。
【0012】
つまり、管理者が使用されるブートサーバを特定することなくネットワーク上に組み込まれた複数のブートサーバの内の1台がシステムの環境や性能などで決まるタイミングにより自動的に選択されることになり、ネットワークシステムの管理者が各コンピュータの稼働のさせ方を管理できないという問題が発生する。
【0013】
また、ネットワークコンピュータと同一のネットワーク上に接続されたブートサーバが故障したとき別のネットワークに接続されたブートサーバがあってもそれを使ってネットワークコンピュータを起動させることはできなかった。
【0014】
本発明はこのような点にかんがみて、
ネットワークコンピュータが一つのネットワークあるいは複合化されたネットワーク上に接続された、どのブートサーバから受信するかを選択する手段を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は下記の如くに構成されたブートサーバ選択システムおよびそれを構成するブートサーバあるいはブートリレー装置によって解決される。
【0016】
図1は、本発明の構成図である。
【0017】
図1において、20はネットワークコンピュータであり、10はネットワーク上のネットワークコンピュータ20からのブート要求に応答してブート処理を行うブートサーバである。
【0018】
11はネットワークコンピュータ20からブート要求を受信するブート要求受信手段であり、12はあらかじめ設定された時間の経過を検知する時間経過検知手段である。また、13はブート要求受信後起動された時間経過検知手段12が時間の経過を検知したときブート応答を発信するブート応答発信手段である。
【0019】
上記手段により、ネットワークコンピュータ20が発信したブート要求に対して最初に応答したブートサーバ10がネットワークコンピュータ20のブート処理を実行するようにしている。すなわち、あらかじめ設定する各ブートサーバ毎の要求受信から応答を発信するまでの時間により最初に応答するブートサーバを決めることができる。また、このような応答までの時間の設定によりブートサーバの応答の順序が決められてもブートサーバの状態によってはすぐに応答できない場合もあるので先に応答するように設定されたブートサーバが応答できなかったときには次の順番に応答するように時間設定されたブートサーバが設定された時間が経過した後応答したときネットワークコンピュータとの間でブート処理が行われることになる。
【0020】
このように、各ブートサーバに応答のタイミングを設定するだけで障害対策として複数設置したブートサーバの選択の順序を制御できることになる。(以上、請求項1、請求項2、請求項6)
図3にはブートサーバの動作説明図(請求項2)、図4にはブートサーバの動作フローチャート(請求項2)を示す。ブートサーバA302には要求受信後応答までの待時間をT1と設定し、ブートサーバB303にはT2を設定してある。T1<T2の場合には応答b306を使用してブート処理310を実行する。ネットワークコンピュータNC301が応答bを受信できなかったときは応答c309を使用してブート処理311を実行する。
【0021】
図4の動作フローチャートにおいてステップS41でブートサーバは信号待ち、ここでは特にネットワークコンピュータからのブート要求を待ち、ネットワークに送出されたブート要求メッセージを受信すると、ステップS42でタイマ値を各ブートサーバ毎に設定されている待ち時間Tnを応答監視時間としてセットする。そしてタイマの完了を待つ。
【0022】
タイムアウトになるとステップS43でブート要求に対するブート応答をネットワークに送出する。各ブートサーバでそれぞれの応答監視時間Tnによりブート応答のタイミングを制御するようにしている。(以上、請求項2)
次に請求項3では、図1におけるブートサーバ10にあるように、ネットワークコンピュータと同一のネットワーク上に設置された他のブートサーバから発信されたブート応答を受信し、受信したことを記憶するブート応答受信手段14を追加して備えるようにして、ブート応答発信手段13はブート応答受信手段14がブート応答を受信したことを記憶しているときにはブート応答の発信を抑制するようにしている。これにより、同じネットワークに接続されている他のブートサーバがすでにブート応答を返したときのその後のブート応答の処理を行わないようにしてネットワーク上の信号の削減と各ブートサーバの処理の削減を図っている。
【0023】
図5には、ブートサーバの動作説明図(請求項3)、図6にはブートサーバの動作フローチャート(請求項3)を示す。
【0024】
図5では、ネットワークコンピュータNC501が要求aをネットワークに送出したが、ブートサーバA502は故障のため、要求a504を受信した後応答できないか、受信さえもできず応答bのネットワークへの送出ができない場合の信号の流れを示している。
【0025】
ブートサーバB503は自分の監視時間T2になるまでにブートサーバA502の発信する応答bを受信できなかったので要求a505を受信後T2時間の経過を待って応答c507を送出する。ネットワークコンピュータNC501は応答c508を使用してブートサーバB503との間でブート処理を実行する。
【0026】
また、ブートサーバB503は、もし時間T2となる前にブートサーバA502が正常に動作して応答bを送出した場合には時間T2にいたる以前に応答bを受信して応答cを送出しないように、要求a505に対応する以降の処理を行わないようにすることになる。
【0027】
これを図6のフローチャートで説明すると、ステップS61でブート要求の到着を待っているとき、ブート要求メッセージを受信するとステップS62でタイマを発行しタイマの完了および他のサーバからの応答の受信待ちとなる。このとき各ブートサーバ毎に定められたタイマ値Tnが設定される。
【0028】
ここで他の応答を受信するとタイマの完了を待たずステップS64で要求を破棄して新しいブート要求を待つようにステップS61に制御を移す。応答受信することなくタイムアウトになるとステップS63で応答を送信してネットワークコンピュータのブート処理を行うことになる。(以上、請求項3)
以上ではネットワークコンピュータからのブート要求に対するブート処理を行う同一ネットワーク上のブートサーバの選択を行うシステムを示したが、以下には、ルータなどにより接続された別のネットワーク上に存在するブートサーバからのブート処理を行う場合のブートリレー装置を含んだブートサーバ選択システムを示す。
【0029】
図1において30は、ネットワークコンピュータ20のブート要求を他のネットワークに中継するブートリレー装置であって、31はネットワークコンピュータ20からのブート要求をネットワークを経由して受信するブート要求受信手段、32はあらかじめ設定された時間の経過を検知する時間経過検知手段、33はブートサーバ10から発信されたブート応答を受信し、受信したことを記憶するブート応答受信手段、34はブート要求受信後起動されて時間経過検知手段32が時間の経過を検知し、ブート応答の受信が記憶されていないときに、ブート要求をあらかじめ設定された他のネットワーク上のブートサーバあるいはブートリレー装置に中継するブート要求中継手段である。
【0030】
図7にはブートサーバ選択システムにおけるブートリレー装置の説明図を示す。このブートサーバ選択システムの構成は、ネットワークコンピュータおよびブートサーバを含んだ3つのネットワーク723、721、724と、上記ネットワークを接続する機能を持ったブートリレー装置、ルータで相互に接続するネットワーク722からなるものである。
【0031】
説明の都合上ブート要求するネットワークコンピュータはNCa709とし、ネットワーク723上のブートサーバA705は故障で応答できないものとする。したがって、ネットワーク723上ではブート応答するブートサーバがなく、ブートリレー装置X706を経由して他のネットワーク上のブートサーバにブート要求を送りブート応答を得られたブートサーバとの間でブート処理を行う場合を示す。
【0032】
ブートリレー装置X706からはネットワーク721上のブートサーバC702,あるいはネットワーク724上のブートサーバD708を指定してネットワークコンピュータNCa709からのブート要求を中継して送信するようになっている。ネットワーク722とネットワーク721とはルータM701で、また、ネットワーク722とネットワーク724とはルータN707が接続している。以下にブートリレー装置の動作を説明する。
【0033】
図8にはブートリレー装置の動作説明図(請求項4)、図9にはブートリレー装置の動作フローチャート(請求項4)を示す。
【0034】
図8において、ブートリレー装置X803はネットワークコンピュータNC801、ブートサーバA802と同じネットワークに接続されており801が送信する要求aは806として受信される。ブートサーバA802は故障発生のため応答することができないので、803に設定されている要求後応答までの待ち時間T2が経過するとブートリレー装置はあらかじめ設定された他のネットワーク上のブートサーバC804に対して要求a806を808として中継して送信する。
【0035】
ブートサーバC804は他のブートサーバと同様にブート要求受信後ブート応答までの時間設定ができるようになっているがこの時間を0とすることにより直ちに応答を返すことができる。応答c810はブートリレー装置X803を経由して要求元のネットワークコンピュータNC801に応答c809として送信される。
【0036】
ネットワークコンピュータNC801は最初に受信したこの応答c809を使用してブートサーバC804との間でブート処理811を実行する。
【0037】
図9のフローチャートのステップにしたがってブートサーバリレー装置の動作を説明する。ステップS91でブート要求の受信を待っているが、要求メッセージの受信があるとステップS92では受信した要求を記憶しておく。直ちに受信後の時間監視のためのタイマ発行を行い、タイマの完了待ちおよび他のブートサーバからの応答受信待ちの状態とする。
【0038】
応答が受信されるとステップS93で要求を破棄して次の要求待ちのためにステップS91にもどる。他のブートサーバからのブート応答を受信したことにより、その応答をしたブートサーバによりネットワークコンピュータのブート処理が行われたことが分かるので記憶したブート要求の処理の続行は不要となるのでその要求の処理を終了することになる。
【0039】
一方、タイムアウトになると同一ネットワーク上の何れのブートサーバも何らかの原因でブート要求に対するブート応答を行わなかったことになるので、これを検出してステップS94で記憶したブート要求をブートリレー装置に設定された他のネットワーク上のブートサーバに中継して送信する。その後送信先のブートサーバからブート応答を受信すると、ステップS95でブートリレー装置は応答を中継して要求元のネットワークコンピュータに送信してステップS91に戻り新たな要求待ちに移る。
【0040】
応答を受信したネットワークコンピュータは応答した他のネットワークのブートサーバとブート処理を実行する。これにより、同一ネットワーク上のブートサーバが機能しないとき、あるいは同一ネットワーク上にはブートサーバがない場合でもブートリレー装置により他のネットワーク上のブートサーバに中継して接続されてブート処理が行えるようにすることができる。(以上、請求項4、請求項7)
上記説明したブートリレー装置には他のネットワーク上の特定のブートサーバへの中継機能が備えられていたが、ブートリレー装置に任意個数の任意ネットワーク上に接続された1以上のブートサーバあるいはブートリレー装置を記憶して設定してこれらの装置に中継する機能を備えることもできる。
【0041】
図1のブートリレー装置30において、35は他のネットワーク上の1以上のブートサーバあるいはブートリレー装置のブート要求中継の選択優先順と、それぞれに対応してブート要求中継後のブート応答を監視するブート応答待時間を記憶する装置別応答待時間記憶手段、36は装置別応答待時間記憶手段35に記憶された1以上のブートサーバあるいはブートリレー装置をブート要求中継の選択優先順に中継先装置として設定し、対応して記憶されている応答待時間を時間経過検知手段32に設定してブート要求の中継順序を設定する中継順序設定手段であり、ブート要求中継手段34は中継順序設定手段36により設定されたブートサーバあるいはブートリレー装置にブート要求を中継するようにし、
時間経過検知手段32が時間の経過を検知し、ブート応答の受信が記憶されていないときには再度ブート要求中継手段34を起動するようにしている。以下にこれらの動作の例とフローチャートを説明する。
【0042】
図10、図11に、ブートリレー装置の動作説明図(請求項5)、ブートリレー装置の動作フローチャート(請求項5)を示す。
【0043】
図7に示したブートサーバ選択システムのブートリレー装置X706が同じネットワーク上のブートサーバA705が故障のため、他のネットワークに接続された1以上のブートサーバブートサーバC702(これも故障を想定)、ブートサーバD708を順次指定して選択するときの動作の例を示す。
【0044】
図10において、まず、ネットワークコンピュータNC1001が発信したブート要求aが同じネットワーク上のブートサーバA1002、ブートリレー装置X1003に送信される。
【0045】
ブートリレー装置X1003は要求を受信するとともに自分の他ブートサーバの応答監視時間T2をタイマに設定する。ブートサーバA1002は故障発生のため応答が送信できないので、ブートリレー装置X1003は同じネットワークのブートサーバからの応答を受信することなくT2時間後に要求aを1009としてブートサーバC1004に中継して送信する。ブートリレー装置には他のネットワーク上のブートサーバとしてブートサーバC1004、ブートサーバD1005がそれぞれの応答監視時間T3、T4として設定して記憶されているとする。
【0046】
ブートサーバC1004も応答できないのでブートリレー装置XはタイマによりT3時間後に要求aを1010としてブートサーバD1005に中継する。ブートサーバDは直ちに応答dをブートリレー装置X1003に送信する。ブートリレー装置Xも直ちにこれを中継してネットワークコンピュータNC1001に送信する。
【0047】
中継された応答1012を受信したネットワークコンピュータNC1001は応答発信元ブートサーバD1005とブート処理1014を実行する。
【0048】
図11には1以上の他のネットワーク上のブートサーバあるいはブートリレー装置にネットワークコンピュータからのブート要求を中継するブートリレー装置の動作フローチャートを示す。以下にステップを追って動作を説明する。
【0049】
ステップS111でブートリレー装置が受信することができるブート要求を待つ。要求メッセージを受信するとステップS112で受信したブート要求をキャッシュする。すなわち、中継するブート要求を記憶しておく。
【0050】
ステップS113では他のブートサーバと同様にブート要求を受信してから他のブートサーバからのブート応答受信を待つ監視時間をタイマに設定してタイマの完了を待つようにする。また、ブートリレー装置では自分が中継したブート要求に対する応答の監視も行う。更に、ここでは応答の受信待ちも合わせて行う。
【0051】
自分と同じネットワークのブートサーバからの応答を受信したときは要求を中継する必要がなくなったのでステップS114で記憶していたブート要求を破棄してステップS111に戻り新たなブート要求待ちとなる。
【0052】
タイムアウトとなった時はステップS115で中継先のブートサーバを不図示の記憶されたテーブルを検索して中継優先度順に記憶されたブートサーバあるいはブートリレー装置名とそれぞれの応答を監視する時間を抽出する。抽出した他のネットワーク上のブートサーバあるいはブートリレー装置にブート要求を中継して送信し、ステップS117で応答待ちとしてステップS113に戻る。ステップS113では抽出した監視時間Tnをタイマに設定して完了を待つようにする。
【0053】
別ネットワークのブートサーバから応答を受信するとステップS116に制御が移り、応答をネットワークコンピュータに中継する。記憶した要求は破棄してステップS111に戻り新たなブート要求を待つ。
【0054】
以上のようにブートリレー装置は自分のネットワーク上のブートサーバの応答を監視し何れも応答しないときには別のネットワーク上の1以上のブートサーバに順次ブート要求を中継して応答を得るようにしてネットワークコンピュータのブート処理を行わせることができる。
【0055】
さらに、ブート要求の中継は他のブートリレー装置を対象にして多段階にネットワークを中継してブートサーバをネットワークコンピュータに結びつけてブート処理を実行させることができる。これによりブートサーバの選択を柔軟に行うことができ、適正なブートサーバの配置と障害対策を行うことができる。
【0056】
【発明の実施の形態】
本実施の形態においては、サーバなどに用いられるパーソナルコンピュータやワークステーション等の汎用的な目的で使用される計算機やルータのようなノードコンピュータで使用される計算機上で実行するコンピュータプログラムにより実現する形態を示す。
【0057】
本発明のブートサーバ選択システムは、処理装置、主記憶装置、補助記憶装置、入出力装置などから構成される計算機上で、コンピュータプログラムを実行して実現される。また、コンピュータプログラムは、フロッピーディスクやCD−ROM等の可搬型媒体やネットワーク接続された他の計算機の主記憶装置や補助記憶装置等に格納されて提供される。本発明の記録媒体は、上記可搬型媒体、主記憶装置、補助記憶装置に該当する。
【0058】
提供されたコンピュータプログラムは、可搬型媒体から直接計算機の主記憶装置にロードされ、または、可搬型媒体から一旦補助記憶装置にコピーまたはインストール後に、主記憶装置にロードされて実行する。また、ネットワーク接続された他の装置に格納されて提供された場合も、他の装置からネットワークを経由して受信後に、補助記憶装置にコピー、主記憶装置にロードされ実行するものである。
【0059】
図12に本発明の実施の形態の構成図を示す。本発明の実施の形態は各階ごとのネットワークに多数台のネットワークコンピュータを設置して運用するシステムの、各ネットワーク上のブートサーバを他のネットワーク上のネットワークコンピュータのブート処理を行うブートサーバとしても使用できるようにしたブートサーバ選択システムである。これにより、障害対策としていたずらに多くのブートサーバを同じネットワークに設置しないでも他のネットワーク上のブートサーバをそれに当てることで経済的で実用的なネットワークコンピュータのシステムを構築することができる。また、ブートサーバを複数階のネットワークコンピュータで強要するように設定することもできる。
【0060】
図12は4つのネットワーク上にネットワークコンピュータおよびブートサーバが配置されている。これらのネットワークはブートリレー装置あるいはルータにより接続されている。
【0061】
図12において1220、1216、1221、1217は各フロアに設置されたネットワークであり、1220にはネットワークコンピュータ1212、1213とブートサーバ1207が、1216にはネットワークコンピュータ1203、ブートサーバ1202が、1221にはネットワークコンピュータ1214、1215、ブートサーバ1210が、1217にはネットワークコンピュータ1205、ブートサーバ1204が接続されて運用されている。これらの各ネットワークをつなぐネットワークとして1218および1219がありこれらのネットワークを経由してブートリレー装置1208あるいは1209、ルータ1201、1211により各フロアのネットワークコンピュータシステムのネットワークが接続されている。ここではブートリレー装置はルータ機能を兼ねているがサーバにこの機能を持たせるようにしてもよい。
【0062】
本実施の形態では例としてネットワークコンピュータNCa1212がブート要求を発信し、各ブートサーバに順次ブート処理の予備機の役割を持たせるように設定したブートサーバ選択システムを構成するようにしている。各ネットワークには例として1台のブートサーバを配置しているがそれぞれ複数台でもよいし、場合によっては0台であってもよい。
【0063】
ここに例として示すネットワークコンピュータNCa1212のブートサーバ選択優先順序は各装置の時間監視テーブルの設定によって決まるが、テーブルの構造は対称的につくることができるのでどのネットワーク上のネットワークコンピュータについても同様の効果を示すようにすることは容易である。
【0064】
図13に本発明の実施の形態の時間監視テーブルの例の説明図を示す。テーブルは各ブートサーバあるいはブートリレー装置ごとに、要求受信後起動タイマ値と要求中継発信後応答待テーブルとから構成される。要求中継発信後応答待テーブルはブートリレー装置にのみ設定される。また、要求受信後起動タイマはブート要求を発信するネットワークコンピュータと同じネットワークに接続されるブートサーバあるいはブートリレー装置に意味があるが各ブートサーバあるいは各ブートリレー装置の仕様を同一とするためにこのようなときには値を0とするようにしている。
【0065】
図13(a)のブートサーバAはブート要求を発信するネットワークコンピュータと同じネットワークに属し、1台のみのブートサーバであるので要求を受信したら直ちに応答を返すようにするため要求受信後起動タイマ値Ta=0と設定してある。
【0066】
図13(b)のブートリレーXではブートサーバAと同じネットワーク上にありブートサーバAが故障でブート応答が発信できないときに初めて作動するようにTx=3秒としてある。この時間を経過してもブートサーバAからの応答が受信できないときにはブートリレーXは他のネットワーク上のブートサーバにブート要求を中継するように、要求の中継先装置名と要求中継発信後監視する応答待タイマ値を対とした要求中継後応答待テーブルを備える。ここでは図12のネットワーク1216上のブートサーバBを第1優先順として応答待タイマ値をTxb=2秒としている。第2優先順位の装置としてブートリレーY、応答待タイマ値Txy=10秒として設定している。すなわち、まずブートサーバBにブート要求を中継して送信し、2秒待っても応答がないときにはブートリレーYにブート要求を中継することを意味する。ここでTxy=10秒待っても応答がないときは中継先のすべてのブートサーバが障害であることを意味することになる。
【0067】
図13(c)にはブートリレーXからブート要求が中継されたときブートリレーYは直ちに中継処理を起動するように要求受信後起動タイマ値Ty=0としてある。中継先装置名および応答待タイマ値は同様に要求中継発信後応答待テーブルに設定する。ブートサーバCに対してはTyc=2秒、ブートサーバ。Dに対してはTyd=5秒として設定してある。このように設定することによりネットワークコンピュータのブート要求はブートリレーX、ブートリレーYを経由して多段に経由して離れて接続されたネットワーク上のブートサーバをブート処理に利用できるようにすることができる。
【0068】
図12および図13の説明のように設定したネットワークコンピュータのブートサーバ選択システムの動作の説明は図14に示した本発明の実施の形態の動作説明図により時間軸を追って以下に説明する。
【0069】
図14は横軸にネットワーク▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼とそれぞれに接続されている装置、すなわちブート要求を発信するネットワークコンピュータ、ブートサーバ、ブートリレーを示している。また、縦軸にはネットワークコンピュータNC−aが要求を発した時点を00として時間の経過を秒単位で示している。ただし、この説明図は発生する事象の順序を説明するためのものでありスケールに意味はない。また、時刻は秒単位で示しているが説明のための数字を示すのであって、図13のテーブルに例示したものに合わせてあり実用の理想的な値を表しているものではない。
【0070】
図13の時間監視テーブルの値に基づいて、図12の構成のネットワーク上での事象を図14の記載によって順に説明する。
【0071】
時刻=00においてネットワークコンピュータNC−aがブート要求をネットワーク▲1▼にブロードキャスト形式で発信する。同じネットワークに接続されているブートサーバBS−A、ブートリレーBR−Xはこのブート要求を受信する。このとき、BS−AはTa=0を設定してタイマ開始、直ちにタイムアウトとなるが何らかの原因でブート応答は返せない状態になっている。同じネットワーク上のBR−Xは要求受信時にTx=3を設定してタイマ開始して同じネットワーク上のブートサーバからの応答を監視して待つ。
【0072】
時刻=03になると、BR−Xがタイムアウト(Tx=3)となる。すなわち、要求を出したネットワークコンピュータと同じネットワーク上のブートサーバは応答しないので他のネットワーク上のブートサーバにブート処理を依頼する必要があることを示す。
【0073】
ブートリレー装置BR−Xは自分に設定されている要求中継発信後応答待テーブルTBL−Xを検索して第一優先の装置、ブートサーバBS−Bに対してネットワークコンピュータからの要求を中継して発信する。同時に送信したブート要求に対するブート応答を監視する応答待タイマ値Txb=2を設定してタイマ開始して応答待ちとする。
【0074】
中継して発信された要求はネットワーク▲2▼のBS−Bに送り出され、受信される。しかし、これも、障害のため応答が返せない状態で時間が経過する。
【0075】
時刻=05となると、すなわち、設定されたBR−XのタイマがTxb=2でタイムアウトになるとBR−XはテーブルTBL−Xの次の優先順位のブートリレー、ネットワーク▲3▼上のBR−Yに対して要求を中継する。このときはタイマ値Txy=10を設定して時間監視し応答待ちとなる。ネットワーク▲2▼上のブートサーバもブート応答できなかったのでさらに別ネットワークのブートサーバへの中継動作に移ることになる。
【0076】
ブートリレーBR−Yは要求を受信すると同様にテーブルTBL−Yを検索して優先順にまず、ブートサーバBS−Cに要求を中継して発信する。監視タイマはTyc=2として応答待ちとなる。
【0077】
発信された要求はBR−Yと同じネットワーク上のブートサーバBS−Cに受信されるがこれも応答できない状態であるとする。
【0078】
時刻=07,ブートリレー装置BR−YのタイマがTyc=2でタイムアウトになると、ブートリレー装置BR−Yはテーブルの次の装置を検索し、ネットワーク▲4▼上のブートサーバBS−Dに要求を中継して送信する。ブートリレー装置BR−YはタイマにTyd=5を設定し応答を待つ。
【0079】
今度はブートサーバBS−Dは正常に機能し、要求を受信するとブート応答を返す。応答は要求を中継をしたブートリレー装置BR−Yで受信され、応答を監視するタイマはリセットされ、順次中継して応答を要求元に送信する。ブートリレー装置BR−Xも応答を受信するとタイマをリセットする。
【0080】
応答を受信したネットワークコンピュータNC−aは応答の発信元であるネットワーク▲4▼上のブートサーバBS−Dとの間でブート処理を行う。これにより、ここに想定したブートサーバBS−A、BS−B、BS−Cがそれぞれ応答が返せない状態にあったときでもブートリレー装置BR−X、BR−Yが中継して別のネットワーク上のブートサーバBS−Dを選択してブート処理をすることができることが示されたことになる。
【0081】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、ブート要求を行うネットワークコンピュータと同じネットワーク上にブートサーバを複数設置したときに使用優先度の設定が容易に行え、ブートサーバの管理容易化が図れること、また、ブートリレー装置によりネットワーク間のブート要求の中継が行え、他のネットワーク上のブートサーバも含めてブートサーバ故障時のブートサーバ多重運用が行えること、によりサーバ故障に強いネットワークコンピュータシステムの構築が低コストで容易に実現できるという効果がある。
【0082】
また、ブートサーバを持たないネットワーク上のネットワークコンピュータのブート処理を他のネットワーク上のブートサーバが合わせて行うようにしたコストを抑えたネットワークコンピュータシステムの構築も実現するという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成図
【図2】 ブートサーバ選択システムの説明図
【図3】 ブートサーバの動作説明図(請求項2)
【図4】 ブートサーバの動作フローチャート(請求項2)
【図5】 ブートサーバの動作説明図(請求項3)
【図6】 ブートサーバの動作フローチャート(請求項3)
【図7】 ブートリレー装置の説明図
【図8】 ブートリレー装置の動作説明図(請求項4)
【図9】 ブートリレー装置の動作フローチャート(請求項4)
【図10】ブートリレー装置の動作説明図(請求項5)
【図11】ブートリレー装置の動作フローチャート(請求項5)
【図12】本発明の実施の形態の構成図
【図13】本発明の実施の形態の時間監視テーブルの例の説明図
【図14】本発明の実施の形態の動作例説明図
【図15】従来のブートサーバ選択システムの動作説明図
【符号の説明】
10 ブートサーバ
11 ブート要求受信手段
12 時間経過検知手段
13 ブート応答発信手段
14 ブート応答受信手段
20 ネットワークコンピュータ
21 ブート要求発信手段
22 ブート応答受信手段
30 ブートリレー装置
31 ブート要求受信手段
32 時間経過検知手段
33 ブート応答受信手段
34 ブート要求中継手段
35 装置別応答待時間記憶手段
36 中継順序設定手段
Claims (7)
- ネットワーク上のネットワークコンピュータからのブート要求に応答してブート処理を行う1以上の各ブートサーバに、
ネットワークコンピュータからブート要求を受信するブート要求受信手段と、
ブートサーバ毎に異なるようにあらかじめ設定された時間の経過を検知する時間経過検知手段と、
ブート要求受信後起動された時間経過検知手段が時間の経過を検知したときブート応答を発信するブート応答発信手段と、
を備え最初に応答したブートサーバがネットワークコンピュータのブート処理を実行するようにしたことを特徴とするブートサーバ選択システム。 - 1以上のブートサーバからネットワークコンピュータのブート処理を実行するブートサーバを選択するブートサーバ選択システムにおいて、
ネットワークコンピュータと同一のネットワーク上に設置されたブートサーバであって、
ネットワークコンピュータからブート要求を受信するブート要求受信手段と、
ブート要求受信後、ブートサーバ毎に異なるようにあらかじめ設定された時間の経過を検知する時間経過検知手段と、
時間経過検知手段が時間の経過を検知したときブート応答を発信するブート応答発信手段と、
を備えることを特徴とするブートサーバ。 - ネットワークコンピュータと同一のネットワーク上に設置された他のブートサーバから発信されたブート応答を受信し、受信したことを記憶するブート応答受信手段を追加して備え、
ブート応答発信手段はブート応答受信手段がブート応答を受信したことを記憶しているときにはブート応答の発信を抑制するようにしたことを特徴とする請求項2記載のブートサーバ。 - 1以上のブートサーバからネットワークコンピュータのブート処理を実行するブートサーバを選択するブートサーバ選択システムにおいて、
ネットワークコンピュータのブート要求を他のネットワークに中継するブートリレー装置であって、
ネットワークコンピュータからのブート要求を受信するブート要求受信手段と、
あらかじめ設定された時間の経過を検知する時間経過検知手段と、
ブートサーバから発信されたブート応答を受信し、受信したことを記憶するブート応答受信手段と、
ブート要求をあらかじめ中継先装置として設定された他のネットワーク上のブートサーバあるいはブートリレー装置に中継するブート要求中継手段とを備え、
ブート要求受信後起動された時間経過検知手段が時間の経過を検知し、ブート応答の受信が記憶されていないときに、ブート要求中継手段により他のネットワークにブート要求を中継するようにしたことを特徴とするブートリレー装置。 - 他のネットワーク上の1以上のブートサーバあるいはブートリレー装置のブート要求中継の選択優先順と、それぞれに対応してブート要求中継後のブート応答を監視するブート応答待時間を記憶する装置別応答待時間記憶手段と、
装置別応答待時間記憶手段に記憶された1以上のブートサーバあるいはブートリレー装置をブート要求中継の選択優先順に中継先装置として設定し、対応して記憶されている応答待時間を時間経過検知手段に設定してブート要求の中継順序を設定する中継順序設定手段と、を追加して備え、
ブート要求中継手段は中継順序設定手段により設定されたブートサーバあるいはブートリレー装置にブート要求を中継するようにし、
時間経過検知手段が時間の経過を検知し、ブート応答の受信が記憶されていないときには再度ブート要求中継手段を起動するようにしたことを特徴とする請求項4記載のブートリレー装置。 - 1以上のブートサーバからネットワークコンピュータのブート処理を実行するブートサーバを選択するブートサーバ選択システムにおいて、
ネットワークコンピュータと同一のネットワーク上に設置されたブートサーバのプログラムであって、コンピュータを、
ネットワークコンピュータからブート要求を受信するブート要求受信手段、
ブート要求受信後、ブートサーバ毎に異なるようにあらかじめ設定された時間の経過を検知する時間経過検知手段、
時間経過検知手段が時間の経過を検知したときブート応答を発信するブート応答発信手段、
として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 1以上のブートサーバからネットワークコンピュータのブート処理を実行するブートサーバを選択するブートサーバ選択システムにおいて、ネットワークコンピュータのブート要求を他のネットワークに中継するブートリレー装置のプログラムであって、コンピュータを、
ネットワークコンピュータからのブート要求を受信するブート要求受信手段、
あらかじめ設定された時間の経過を検知する時間経過検知手段、
ブートサーバから発信されたブート応答を受信し、受信したことを記憶するブート応答受信手段、
ブート要求をあらかじめ中継先装置として設定された他のネットワーク上のブートサーバあるいはブートリレー装置に中継するブート要求中継手段、
として機能させ、ブート要求受信後起動された時間経過検知手段が時間の経過を検知し、ブート応答の受信が記憶されていないときに、ブート要求中継手段により他のネットワークにブート要求を中継するようにしたプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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