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JP4311329B2 - 蒸発燃料計測装置 - Google Patents

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JP4311329B2
JP4311329B2 JP2004292900A JP2004292900A JP4311329B2 JP 4311329 B2 JP4311329 B2 JP 4311329B2 JP 2004292900 A JP2004292900 A JP 2004292900A JP 2004292900 A JP2004292900 A JP 2004292900A JP 4311329 B2 JP4311329 B2 JP 4311329B2
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Description

この発明は、蒸発燃料計測装置に係り、特に、車両の駐車中に蒸発燃料制御系統の洩れ検出処理が実行される際に、モニタ用ポンプの駆動時にキャニスタから排出される排出ガス中に含まれるTHC量を計測するための蒸発燃料計測装置に関する。
従来、例えば特開2004−156492号公報には、燃料タンクと連通するキャニスタを備える蒸発燃料処理装置が開示されている。この装置は、キャニスタに連通する大気通路上に、蒸発燃料処理装置内を負圧状態とするためのモニタ用ポンプを備えている。また、この装置は、燃料タンクと吸気通路とを接続するパージ通路上にパージVSVを、燃料タンクとキャニスタとを接続するベーパ通路上に封鎖弁を備えている。そして、上記従来の装置では、パージVSVが閉じ、かつ、封鎖弁が開いた状態で、上記のモニタ用ポンプによりキャニスタ内部を負圧にする処理を実行することにより、蒸発燃料処理装置内に洩れが生じているか否かを判定することとしている。
特開2004−156492号公報 特開平10−266907号公報
上述した従来の装置のように、上記の洩れ検出時にモニタ用ポンプによりキャニスタ内部を負圧にする手法を用いている場合には、法規で定められた要件を満たすために、モニタ用ポンプによる負圧生成時にキャニスタから排出される排出ガス中に含まれるTHC量を計測する必要がある。この際、キャニスタから排出されるTHC量は微量であるため、その微量のTHCを高精度に計測可能な蒸発燃料計測装置が必要となる。
ところで、車両の駐車中において、燃料タンク内圧は、燃料タンクを取り巻く温度環境の変化に伴って変動する。その結果、燃料タンク内圧が所定値以下の負圧になると、大気が大気通路からキャニスタ内に取り込まれ、キャニスタから燃料タンクに向かってガスが流れることによりキャニスタに付着していた蒸発燃料が燃料タンク内にパージされる現象、すなわち、いわゆるキャニスタのバックパージが生ずることがある。上記の蒸発燃料計測装置は、そのような現象が想定される状況下においても、計測誤差等の不具合が生ずることなく、THC量を精度良く計測できるものであることが望まれる。また、上記の如く、計測対象となるTHCは微量であるため、上記の蒸発燃料計測装置は、THC量を高精度に計測できるという要件を満たす必要があるが、更に、簡便に計測できる装置であることも望まれる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、モニタ用ポンプの駆動時にキャニスタから排出される排出ガス中に含まれるTHC量を高精度に計測し得る蒸発燃料計測装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、キャニスタの大気通路に接続される採取管と、
前記採取管上に設けられ、前記大気通路に設けられたモニタ用ポンプが駆動される際に前記キャニスタから排出される排出ガスを採取する採取器と、
前記採取管上に設けられ、前記採取器内に採取された前記排出ガス中に含まれるTHC量を計測するTHC量計測手段と、
一端が大気に開放された大気連通管と、
前記採取管における前記大気通路との接続点と前記採取器との間の部位に設けられ、かつ、前記大気連通管の他端が接続され、前記モニタ用ポンプと前記採取器とが連通された状態と前記モニタ用ポンプと大気とが連通された状態とを切換える切換え弁とを備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記THC計測手段による前記排出ガス中のTHC量の計測が開始される前に、前記採取器内に既定NO濃度のNOを含有する既定量の希釈ガスを供給する希釈ガス供給手段を備え、
前記THC量計測手段は、
前記排出ガス中のTHC濃度を検出するTHC濃度検出手段と、
前記排出ガス中の排出後NO濃度を検出するNO濃度検出手段と、
前記排出後NO濃度と前記既定NO濃度とのNO濃度変化値と、前記希釈ガス供給手段により供給された前記既定希釈ガス量とに基づいて、前記排出ガス量を算出する排出ガス量算出手段と、
前記THC濃度検出手段により検出された前記THC濃度と、前記排出ガス量算出手段により算出された前記排出ガス量に前記既定希釈ガス量を加算した値とに基づいて、前記排出ガス中に含まれるTHC量を算出するTHC量算出手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第3の発明は、上記の目的を達成するため、キャニスタの大気通路に接続される採取管と、
前記採取管上に設けられ、前記キャニスタの大気通路に設けられたモニタ用ポンプが駆動される際に前記キャニスタから排出される排出ガスを採取する採取器と、
前記採取管上に設けられ、前記採取器内に採取された前記排出ガス中のTHC量を計測するTHC量計測手段とを備え、
前記採取器には、既定NO濃度のNOを含有する既定量の希釈ガスが予め封入されており、
前記THC量計測手段は、
前記排出ガス中のTHC濃度を検出するTHC濃度検出手段と、
前記排出ガス中の排出後NO濃度を検出するNO濃度検出手段と、
前記排出後NO濃度と前記既定NO濃度とのNO濃度変化値と、予め前記採取器内に封入された前記既定希釈ガス量とに基づいて、前記排出ガス量を算出する排出ガス量算出手段と、
前記THC濃度検出手段により検出された前記THC濃度と、前記排出ガス量算出手段により算出された前記排出ガス量に前記既定希釈ガス量を加算した値とに基づいて、前記排出ガス中に含まれるTHC量を算出するTHC量算出手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第4の発明は、第3の発明において、一端が大気に開放された大気連通管と、
前記採取管における前記大気通路との接続点と前記採取器との間の部位に設けられ、かつ、前記大気連通管の他端が接続され、前記モニタ用ポンプと前記採取器とが連通された状態と前記モニタ用ポンプと大気とが連通された状態とを切換える切換え弁とを備えることを特徴とする。
第1の発明によれば、切換え弁を制御することにより、蒸発燃料計測装置の設置後に、キャニスタの大気通路を大気に連通された状態とすることができる。このため、本発明によれば、キャニスタのバックパージの発生が想定される際に、キャニスタの大気通路を大気連通状態とすれば、キャニスタのバックパージを良好に行うことができる。このため、本発明によれば、キャニスタのバックパージによってTHC量の計測に支障をきたすことがなく、モニタ用ポンプの駆動時にキャニスタから排出される排出ガス中に含まれるTHC量を高精度に計測することができる。
第2の発明によれば、採取器内に、既知濃度のNOを含有する既知量の希釈ガスが事前に供給される。採取器内のガス中のNO濃度は、上記排出ガスが採取器内に流入することにより希釈される。本発明によれば、上記排出ガスの流入前後の採取器内のガス中のNO濃度変化値と既知の希釈ガス供給量とに基づいて、上記排出ガス量を算出することができる。このため、本発明によれば、採取器内のガス容量を精密に計測する手段を備える必要なしに、上記排出ガス中に含まれるTHC量を高精度かつ簡便に計測することができる。
第3の発明によれば、上記排出ガスが、既知濃度のNOを含有する既知量の希釈ガスが事前に封入されている採取器内に取り込まれる。採取器内のガス中のNO濃度は、上記排出ガスが採取器内に流入することにより希釈される。本発明によれば、上記排出ガスの流入前後の採取器内のガス中のNO濃度変化値と既知の希釈ガス供給量とに基づいて、上記排出ガス量を算出することができる。このため、本発明によれば、採取器内のガス容量を精密に計測する手段を備える必要なしに、上記排出ガス中に含まれるTHC量を高精度かつ簡便に計測することができる。
第4の発明によれば、切換え弁を制御することにより、蒸発燃料計測装置の設置後に、キャニスタの大気通路を大気に連通された状態とすることができる。このため、本発明によれば、キャニスタのバックパージの発生が想定される際に、キャニスタの大気通路を大気連通状態とすれば、キャニスタのバックパージを良好に行うことができる。このため、本発明によれば、キャニスタのバックパージによってTHC量の計測に支障をきたすことがなく、モニタ用ポンプの駆動時にキャニスタから排出される排出ガス中に含まれるTHC量を高精度に計測することができる。
実施の形態1.
[実施の形態1の装置の構成]
図1は、本発明の実施の形態1の蒸発燃料計測装置10の構成を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態の蒸発燃料計測装置10は、車両が備えるキャニスタ12に連通する大気通路14に、連結部16を介して接続されている。キャニスタ12には、大気通路14以外に、燃料タンク(図示省略)に連通するベーパ通路18と、他端が吸気通路(図示省略)に接続され、その途中にパージVSV(図示省略)が設けられるパージ通路20とが連通している。このように、図1に示す車両側の構成は、燃料タンク、キャニスタ12、大気通路14、ベーパ通路18、パージ通路20、およびパージVSVにより構成される蒸発燃料制御系統を備えている。また、大気通路14には、モニタ用ポンプ22が設けられており、モニタ用ポンプ22には、ECU(Electronic Control Unit)24が接続されている。
ECU24は、例えば車両が駐車状態に以降した時点からの経過時間を計数するためのソークタイマを内蔵している。車両の駐車中において、ソークタイマによって所定時間(例えば5時間)が計数されると、ECU24が起動される。このように、ECU24が車両の駐車中に起動された状態を、ここでは「Key−Offモニタ作動状態」と称する。より具体的には、図1に示す車両が備える構成は、所定のソーク完了条件(例えばE/G水温等が安定しているか否か)に達していると判断した場合に、Key−Offモニタを作動させる。そして、Key−Offモニタを作動させた際に、モニタ用ポンプ22を駆動することにより、上記蒸発燃料制御系統内に洩れが生じていないか否かを判定する機能を有している。本実施形態の蒸発燃料計測装置10は、ECU24によってモニタ用ポンプ22を駆動することにより実行される上記の洩れ検出時に、キャニスタ12から排出される排出ガス中に含まれるTHC量を計測するための装置である。
本実施形態の蒸発燃料計測装置10は、一端が連結部16を介してキャニスタ12の大気通路14に連通する採取管26を備えている。採取管26は、その途中に、キャニスタ12から排出されるガスを採取するための採取バッグ28と、採取管26を流通するガスの流量を計測するマスフローメータ30とを備え、他端において、採取管26内を流通するガス中のTHC濃度を検出するTHC分析計32に連通している。THC分析計32の近傍における採取管26には、採取バッグ28内のガスをTHC分析計32に供給するためのサンプリングポンプ34が設けられている。更に、採取管26には、サンプリングポンプ34の上流側に、THC分析計32に供給されるガスの流量を調整可能にするためのニードルバルブ36が取り付けられている。
本実施形態の蒸発燃料計測装置10は、採取管26以外に、一端が大気と連通する大気連通管38と、希釈ガスとしてエア(精製空気)を採取バッグ28に供給するためのエア供給管40と、採取管26内にエアを循環させるためのエア再注入管42とを備えている。蒸発燃料計測装置10では、図1に示す三方切換え弁44、46、48、50、および二方電磁弁52、54を適当に駆動することにより、上述した各管路の連通状態を切換えることとしている。
具体的には、三方切換え弁44、46、48、50は、それぞれ採取管26上に設けられている。そして、三方切換え弁44の残りの接続口は、エア再注入管42の一端に接続されている。三方切換え弁44は、採取管26が連通された状態(図1に符号「N.O」を付して示す状態)と、採取管26とエア再注入管42とが連通された状態(図1に符号「N.C」を付して示す状態)とを切換え可能に構成されている。
また、三方切換え弁46の残りの接続口は、大気連通管38の一端に接続されている。三方切換え弁46は、採取管26と大気連通管38とが連通された状態「N.O」と、採取管26が連通された状態「N.C」とを切換え可能に構成されている。
また、三方切換え弁48の残りの接続口は、エア再注入管42の他端に接続されており、三方切換え弁48は、採取管26が連通された状態「N.O」と、採取管26とエア再注入管42とが連通された状態「N.C」とを切換え可能に構成されている。
また、三方切換え弁50の残りの接続口は、エア供給管40の一端に接続されており、三方切換え弁50は、採取管26が連通された状態「N.O」と、採取管26とエア供給管40とが連通された状態「N.C」とを切換え可能に構成されている。尚、これらの三方切換え弁44、46、48、50において、「N.O」は、三方切換え弁44等が無通電とされた状態に対応し、「N.C」は、外部から駆動信号が供給されることにより三方切換え弁44等が通電された状態に対応している。
二方電磁弁52は、採取管26上における、採取バッグ28とマスフローメータ30との間、より具体的には、三方切換え弁48とマスフローメータ30との間に設けられている。また、二方電磁弁54は、エア供給管40の他端に設けられている。エア供給管40の他端には、二方電磁弁54を介して、高圧のエアが充填されたタンク(図示省略)が取り付けられている。二方電磁弁52、54は、無通電の状態で閉弁し、外部から駆動信号が供給されることにより開弁状態となる常時閉タイプの電磁弁である。
本実施形態の蒸発燃料計測装置10は、上述した蒸発燃料計測装置10の各構成要素を制御する制御部56と、当該各構成要素により計測された各種のデータを処理するデータ処理部58と、データ処理部58により算出されたTHC量を表示するデータ表示部60とを備えている。制御部56には、上述したマスフローメータ30、THC分析計32、サンプリングポンプ34、三方切換え弁44、46、48、50、および二方電磁弁52、54が接続されている。更に、制御部56には、車両が備えるECU24が接続されている。また、データ処理部58には、マスフローメータ30とTHC分析計32とが接続されている。
[実施の形態1における具体的処理]
次に、図2乃至図9を参照して、ECU24がモニタ用ポンプ22を駆動することにより実行する上記の洩れ検出時に、本実施形態の蒸発燃料計測装置10がキャニスタ12から排出される排出ガス中に含まれるTHC量を計測する際の具体的な処理について説明する。図2は、本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。尚、図2に示す一連の処理が実行される前に、事前準備として、蒸発燃料計測装置10が、ソーク状態にある車両に接続される。
本実施形態の蒸発燃料計測装置10は、図2に示すルーチンの各処理の実行時に、各構成要素を制御するために用いる複数のモードを備えている。具体的には、採取バッグ28内のガスを排出する際に用いる「バッグ排出モード」、採取バッグ28内にエアを供給する際に用いる「エア注入モード」、THC量を計測するための所定の計測準備が整った後であって、ECU24によってポンプ作動信号が発せられるまでの期間中に用いる「スタンバイモード」、モニタ用ポンプ22の排出ガスを採取バッグ28内に採取する際に用いる「モニタ作動モード」、採取管26内に滞留する上記排出ガスをエアで採取バッグ28に導く際に用いる「エア再注入モード」、および採取バッグ28内ガス中のTHC濃度および採取バッグ28内ガスのガス容量を算出する際に用いる「バッグ計測モード」を備えている。図3は、上述した複数のモードの詳細な設定を示す一覧表である。尚、図3において、「OFF」状態は、各構成要素が無通電とされた状態を、「ON」状態は、各構成要素が駆動信号を受けている状態を、それぞれ示している。
図2に示すルーチンでは、先ず、採取バッグ28内のガスの排出処理が実行される(ステップ100)。具体的には、図3に示すバッグ排出モードの設定に従って、計測装置10の各構成要素が制御される。図4は、バッグ排出モード時における蒸発燃料計測装置の状態を示す図である。尚、図4において、連通状態にある管路は、太線で示しており、図4中に付した矢印は、蒸発燃料計測装置10内のガスの流れを示している。以下の図5乃至図9においても同様である。図4に示すように、バッグ排出モードでは、キャニスタ12の大気通路14が、採取管26および大気連通管38を介して外気に連通した状態とされる。また、バッグ排出モードでは、三方切換え弁46より採取バッグ28側の採取管26が連通状態とされており、サンプリングポンプ34が駆動されることで、採取バッグ28内のガスがTHC分析計32を介して排出される。この際、マスフローメータ30によって採取バッグ28から排出されるガスの流量が計測されており、本ステップ100の採取バッグ28内ガスの排出処理は、マスフローメータ30の瞬時流量値がゼロと判定されるまで実行される(ステップ102)。本実施形態の蒸発燃料処理装置10では、マスフローメータ30の計測値に基づいてガスの排出が終了したことを判定することとしているため、ガスの排出経路中に圧力センサ等を備えておく必要がない。
次に、採取バッグ28内にエアを注入する処理が実行される(ステップ104)。具体的には、図3に示すエア注入モードの設定に従って、計測装置10の各構成要素が制御される。図5に示すように、エア注入モードにおいても、キャニスタ12の大気通路14が外気に連通した状態とされる。また、エア注入モードでは、二方電磁弁54が開弁されており、エア供給管40および採取管26を介して、エアが採取バッグ28に供給される。本ステップ104のエア注入処理は、マスフローメータ30の積算流量値が所定の設定値aと判定されるまで実行される(ステップ106)。
次に、採取バッグ28内のガスのTHC濃度を計測する処理が実行される(ステップ108)。具体的には、図3に示すバッグ計測モードの設定に従って、蒸発燃料計測装置10の各構成要素が制御される。図6に示すように、バッグ計測モードにおいても、キャニスタ12の大気通路14が外気に連通した状態とされる。また、三方切換え弁46より採取バッグ28側の採取管26が連通状態とされており、サンプリングポンプ34が駆動されることで、採取バッグ28内のガスがTHC分析計32に供給される。本ステップ108の採取バッグ28内ガスのTHC濃度の計測処理は、THC分析計32によるTHC濃度の計測値が所定の設定値以下と判定されるまで実行され、一方、当該THC濃度計測値が設定値に達していない場合には、設定値に達すると認められるまで上述したステップ100〜108の処理が繰り返し実行される(ステップ110)。採取バッグ28の内表面には、バッグの製造過程において使用された有機溶剤が付着していることがある。本実施形態の蒸発燃料計測装置10により計測されるTHC量は極めて微量である。このため、本ルーチンでは、そのような採取バッグ28に付着した有機化合物を計測に問題とならないレベル以下の量になるまで取り除くために、上記の一連の処理を実行することとしている。本ステップ110の処理で用いられる設定値は、採取バッグ28の内表面に付着している有機化合物の濃度が、キャニスタ12から排出される排出ガス中に含まれるTHC量を計測するうえで誤差とならないレベル以下になったか否かを判定するための設定値である。
上記ステップ110において採取バッグ28内のTHCの濃度が問題とならないレベル以下になったと判定されると、次いで、採取バッグ28内のガスの排出処理が、マスフローメータ30の瞬時流量値がゼロと判定されるまで実行される(ステップ112、114)。次に、採取バッグ28内にエアを注入する処理が実行される(ステップ116)。本ステップ116のエア注入処理は、マスフローメータ30の積算流量値が所定の設定値bと判定されるまで実行される(ステップ118)。
上記ステップ118において、規定量bのエアの注入が確認されると、蒸発燃料計測装置10は、スタンバイ状態とされる(ステップ120)。具体的には、図3に示すスタンバイモードの設定に従って、蒸発燃料計測装置10の各構成要素が制御される。図7に示すように、スタンバイモードにおいても、キャニスタ12の大気通路14が外気に連通した状態とされる。また、スタンバイモードでは、採取管26は、二方電磁弁52が閉弁状態とされることで遮断され、これにより、採取バッグ28に導入されたエアは、採取管26における三方切換え弁46と二方電磁弁52との間の部位に、その量が変化することなく確実に確保される。
上述したステップ100〜120までの処理は、車両がソーク状態とされた後に実行される処理である。上記の一連の処理によれば、採取バッグ28に付着している有機化合物を本ルーチンのTHC量計測に問題とならないレベル以下に取り除くことにより、高精度にTHC量を計測することが可能となる。
蒸発燃料計測装置10がスタンバイ状況下に置かれている際に、ソークタイマにより所定時間(例えば5時間)がカウントされると、車両が備えるECU24は、上記の洩れ検出処理を実行すべく、モニタ用ポンプ22を駆動する(ステップ200)。この際、制御部56が、ECU24からモニタ用ポンプ22に発せられるポンプ作動信号を検出すると、その検出した時点からキャニスタ12から排出される排出ガス中に含まれるTHC量を計測するための一連の処理が開始される。
すなわち、先ず、モニタ用ポンプ22が駆動されることによってキャニスタ12から排出される排出ガスを採取バッグ28に採取する処理が実行される(ステップ202)。具体的には、図3に示すモニタ作動モードの設定に従って、蒸発燃料計測装置10の各構成要素が制御される。図8に示すように、モニタ作動モードでは、スタンバイモードから引き続き、二方電磁弁52が閉弁状態とされる。すなわち、採取管26は、連結部16から二方電磁弁52までの区間が連通状態となる。従って、モニタ用ポンプ22の吐出ガスが大気通路14から採取管26を通って採取バッグ28に取り込まれる。本ステップ202の上記吐出ガスの採取処理は、モニタ用ポンプ22が停止されるまで、すなわち、モニタ用ポンプ22の出力電圧値がゼロを示すまで実行される(ステップ204、206)。
次に、採取管26内に滞留する上記排出ガスを採取バッグ28に取り込むべく、採取バッグ28内にエアを再注入する処理が実行される(ステップ208)。具体的には、図3に示すエア再注入モードの設定に従って、蒸発燃料計測装置10の各構成要素が制御される。図9に示すように、エア供給管40からエアが供給される。供給されたエアは、エア再注入管42を通って、三方切換え弁44との分岐点から採取管26内に導入され、これにより、採取管26内に滞留する上記排出ガスが採取バッグ28に取り込まれる。本ステップ208のエア再注入処理は、マスフローメータ30の積算流量値が所定の設定値cと判定されるまで実行される(ステップ210)。設定値cは、上記排出ガスが滞留する部位の採取管26の内容積に応じて決定される値である。このようなエア再注入処理によれば、モニタ用ポンプ22から排出されたガスを確実に採取バッグ28に導入することができ、その排出ガス中に含まれるTHC量をより正確に測定することが可能となる。
エアの再注入処理が終了されると、次に、採取バッグ28内のガス中のTHC濃度および当該ガスのガス容量の計測処理が実行される(ステップ212)。本ステップ212では、既述したバッグ計測モードの設定に従って、採取バッグ28内のガスがマスフローメータ30、THC分析計32に供給されることにより、THC濃度とガス容量が計測される。本ステップ212の処理中も、キャニスタ12の大気通路14が外気に連通した状態とされる。本ステップ212の計測処理は、採取バッグ28内のガスが空となるまで、すなわち、マスフローメータ30の瞬時流量値がゼロを示すまで実行される(ステップ214)。
次に、THC量の算出が実行される(ステップ216)。具体的には、上記ステップ212において計測されたTHC濃度とガス容量とがデータ処理部58に取り込まれ、データ処理部58において、そのTHC濃度およびガス容量と、予め記憶しているTHCの密度とに基づいて、THC量が算出される。尚、算出されたTHC量は、データ表示部60に表示される。
以上説明した通り、本実施形態の蒸発燃料計測装置10によれば、モニタ用ポンプ22の駆動時にキャニスタ12から排出される排出ガス中に含まれるTHC量を高精度に測定することができる。
ところで、車両が完全暖機状態で走行した後に停止すると、車両の駐車中において、燃料タンク内圧は、燃料タンク内ガス温度が低下することに伴って低下する。その結果、燃料タンク内圧が所定値以下の負圧になると、大気が大気通路14からキャニスタ12内に取り込まれ、キャニスタ12から燃料タンクに向かってガスが流れることによりキャニスタ12に付着していた蒸発燃料が燃料タンク内にパージされる現象、すなわち、いわゆるキャニスタ12のバックパージが生ずる。一方、Key−Offモニタの作動時期は、通常、車両が所定のソーク完了条件に達した時期とされている。つまり、その作動時期は、車両の状態に応じて変動するものであり、その作動時期を予め予期することは困難である。このため、車両がソーク状態とされた後に、キャニスタ12の大気通路14に採取バッグ28を直接的に接続することとした場合には、キャニスタ12のバックパージが生じた際に、採取バッグ28内のガス(エア)がキャニスタ12を介して燃料タンク内に吸引されてしまうこととなる。このような場合にTHC量の計測を行うこととすれば、実状態と異なるTHC量を計測することとなり(言い換えれば、測定環境を変えてしまうこととなり)、モニタ用ポンプ22から排出される排出ガス中に含まれるTHC量を精度良く計測することが困難となる。
これに対し、本実施形態の蒸発燃料計測装置10では、Key−Offモニタが作動して上記排出ガスを採取バッグ28に採取する処理を行うまでの間は、すなわち、車両が所定のソーク完了条件に達して燃料タンク内圧が安定化するまでの間は、キャニスタ12の大気通路14を大気連通管38を介して大気に開放することとしている。このため、本実施形態の蒸発燃料計測装置10によれば、キャニスタ12のバックパージの発生が想定される際に、キャニスタ12のバックパージを良好に行うことができ、キャニスタ12のバックパージによってTHC量の計測に支障をきたすことがない。
尚、上述した実施の形態1においては、採取バッグ28が、前記第1の発明における「採取器」に、マスフローメータ30、THC分析計32、サンプリングポンプ34、およびデータ処理部58が、前記第1の発明における「THC量計測手段」に、三方切換え弁44および46が、前記第1の発明における「切換え弁」に、それぞれ相当している。
実施の形態2.
[実施の形態2の装置の構成]
次に、図10および図11を参照して、本発明の実施の形態2について説明する。
図10は、本発明の実施の形態2の蒸発燃料計測装置70の構成を説明するための図である。尚、図10において、上記図1に示す構成要素と同一の要素については、同一の符号を付してその説明を省略または簡略する。
図10に示すように、本実施形態の蒸発燃料計測装置70は、一端が連結部16を介してキャニスタ12の大気通路14に連通する採取管72を備えている。採取管72は、その途中に、採取バッグ74を備えている。本実施形態の採取バッグ74には、既知濃度のNOを含有する所定量dのエア(希釈ガス)が、本実施形態の蒸発燃料計測装置70の一連の計測処理の開始前の時点に、より詳細には、当該蒸発燃料計測装置70を車両に取り付ける前の時点に、予め封入されている。尚、採取バッグ74は、その製造過程で付着する有機化合物が計測時に問題とならないレベル以下に除去されているものとする。
本実施形態の採取管72には、THC分析計32に加え、採取管72内を流通するガス中のNO濃度を検出するNO分析計76を備えている。また、採取管72上には、連結部16と採取バッグ74との間に、三方切換え弁78が設けられている。三方切換え弁78の残りの接続口は、大気連通管38の一端に接続されている。採取管72には、三方切換え弁78と採取バッグ74との間に二方電磁弁80が、採取バッグ74とニードルバルブ36との間に二方電磁弁82が、それぞれ設けられている。更に、採取管72には、二方電磁弁82とニードルバルブ36との間に、圧力センサ84が組み込まれている。圧力センサ84は、採取管72内をガスが流れているか否かを検出するために設けられたものである。
[実施の形態2における具体的処理]
次に、図11を参照して、ECU24がモニタ用ポンプ22を駆動することにより実行する上記の洩れ検出時に、本実施形態の蒸発燃料計測装置70がキャニスタ12から排出される排出ガス中に含まれるTHC量を計測する際の具体的な処理について説明する。図11は、本発明の実施の形態2において実行されるルーチンのフローチャートである。尚、図11に示す一連の処理が実行される前に、事前準備として、蒸発燃料計測装置70が、ソーク状態にある車両に接続される。
図11に示すルーチンでは、先ず、モニタ用ポンプ22の駆動開始が検出されるまでの間は、蒸発燃料計測装置70がスタンバイ状態とされる(ステップ300)。具体的には、スタンバイ状態とされている間は、三方切換え弁78が「N.O」状態とされる。すなわち、キャニスタ12の大気通路14は、採取管72および大気連通管38を介して外気に連通した状態とされる。また、スタンバイ状態とされている間は、採取バッグ74内のガスがバッグから流出しないように、二方電磁弁80、82が共に閉弁状態とされる。尚、上記の如く、採取バッグ74の製造過程で付着する有機化合物が規定レベル以下に除去されているため、本ルーチンでは、上述した実施の形態1で実行されるバッグパージ処理が省略されている。
やがて、ソークタイマにより所定時間がカウントされ、その結果、モニタ用ポンプ22が駆動されると(ステップ302)、キャニスタ12から排出される排出ガスを採取バッグ74に採取する処理が実行される(ステップ304)。具体的には、モニタ作動中は、三方切換え弁78が「N.C」状態に、二方電磁弁80が開弁状態に、二方電磁弁82が閉弁状態に、それぞれ設定されることにより、採取管72における連結部16から二方電磁弁82までの区間が連通状態となる。従って、モニタ用ポンプ22の排出ガスが大気通路14から採取管26を通って採取バッグ74に取り込まれる。本ステップ304の上記排出ガスの採取処理は、モニタ用ポンプ22の出力電圧値がゼロを示すまで実行される(ステップ306、308)。
次に、採取バッグ74内のガス中に含まれるTHC濃度およびNO濃度の計測処理が実行される(ステップ310)。具体的には、本ステップ310の計測処理中は、三方切換え弁78が「N.O」状態に、二方電磁弁80が閉弁状態に、二方電磁弁82が開弁状態に、それぞれ設定されることにより、キャニスタ12の大気通路14が外気に連通した状態とされ、また、採取管72における二方電磁弁82からNO分析計76までの区間が連通状態とされる。本ステップ310の計測処理は、採取バッグ74内のガスが空となるまで、すなわち、圧力センサ84の指示値が所定の設定値以下と判定されるまで実行される(ステップ312)。
次に、THC量の算出が実行される(ステップ314)。具体的には、上記ステップ310において計測されたTHC濃度とNO濃度とがデータ処理部86に取り込まれる。次いで、データ処理部86において、取り込まれた当該NO濃度と、計測前に予め採取バッグ74に封入されていたエア中に含まれる既知のNO濃度とから、採取バッグ74内のガス中のNOの濃度変化値が算出される。上記ステップ310の処理により、採取バッグ74内にモニタ用ポンプ22の排出ガスが採取されると、採取バッグ74内のガス中のNOが希釈されることとなる。また、既述した通り、採取バッグ74内には、既知濃度のNOを含有する所定量dのエアが封入されている。従って、データ処理部86は、算出されたNO濃度変化値と所定量dとに基づいて、上記ステップ310において採取バッグ74内に採取された上記排出ガス量eを精度良く算出することができる。そして、上記ステップ310において計測されたTHC濃度、採取バッグ74内のガス容量(所定量dと排出ガス量eとの和)、およびTHC密度に基づいてTHC量が算出される。
上述したNOの濃度変化は、NO分析計76によって高精度に計測することが可能である。このため、本実施形態の蒸発燃料計測装置70によれば、マスフローメータ30を用いて精密に上記排出ガスの流量を計測する必要なしに、そのうえ簡略化された装置構成を用いて、上記排出ガス中に含まれるTHC量を高精度かつ簡便に計測することができる。
尚、上述した実施の形態2においては、採取バッグ74が、前記第3の発明における「採取器」に、THC分析計32、サンプリングポンプ34、NO分析計76、およびデータ処理部86が、前記第3の発明における「THC量計測手段」に、THC分析計32が、前記第3の発明における「THC濃度検出手段」に、N O分析計76が、前記第3の発明における「NO濃度検出手段」に、それぞれ相当しているとともに、上記ステップ314の処理が実行されることにより前記第3の発明における「排出ガス量算出手段」、「THC量算出手段」がそれぞれ実現されている。また、上述した実施の形態2においては、三方切換え弁78が、前記第4の発明における「切換え弁」に相当している。
[変形例]
ところで、上述した実施の形態1においては、希釈ガスとしてエア(精製空気)を供給し、かつ、マスフローメータ30によって採取バッグ28から流出するガスの流量を計測する構成としているが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、実施の形態1の蒸発燃料計測装置10の構成において、マスフローメータ30に代えて、圧力センサなどの採取管26内をガスが流れているか否かを検知する手段を設けたうえで、エア(精製空気)に代えて、既知濃度のNOを含有するエアなどの希釈ガスを採取バッグ28に所定量だけ供給することとしてもよい。尚、この際、そのような希釈ガスを所定量供給する手段(前記第2の発明における「希釈ガス供給手段」)は、例えば、当該希釈ガスが充填されたタンクをオリフィスを介してエア供給管40に接続し、当該希釈ガスの供給圧を一定に管理したうえで、当該希釈ガスを所定時間供給することにより実現可能である。
また、上述した実施の形態1および2、並びに上記の変形例においては、希釈ガスがエアである場合の一例を示しているが、本発明における希釈ガスはエアに限定されるものではなく、例えば、窒素であってもよい。つまり、上記図1の構成であれば、エアタンクに代えて、窒素が充填されたタンクがエア供給管40に接続される構成であってもよい。上述した実施の形態2および上記の変形例において、希釈ガスとしてエアを用いた場合には、エアが採取バッグ74または28内のNOと反応することにより、NOの一部がNO2となる変化が生ずる場合がある。希釈ガスとして窒素を用いることとすれば、上記の変化を生じさせることなく、すなわち、エアを用いる場合に比して更に精度良く、採取バッグ74または28内のガス中のNO濃度変化値に基づいて上記排出ガス量eを算出することが可能となる。
本発明の実施の形態1の蒸発燃料計測装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 図1に示す蒸発燃料計測装置が図2に示すルーチンの各処理の実行時に用いる複数のモードの詳細な設定を示す一覧表である。 バッグ排出モード時における蒸発燃料計測装置の状態を示す図である。 エア注入モード時における蒸発燃料計測装置の状態を示す図である。 バッグ計測モード時における蒸発燃料計測装置の状態を示す図である。 スタンバイモード時における蒸発燃料計測装置の状態を示す図である。 モニタ作動モード時における蒸発燃料計測装置の状態を示す図である。 エア再注入モード時における蒸発燃料計測装置の状態を示す図である。 本発明の実施の形態2の蒸発燃料計測装置の構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態2において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10、70 蒸発燃料計測装置
12 キャニスタ
14 大気通路
22 モニタ用ポンプ
24 ECU(Electronic Control Unit)
26、72 採取管
28、74 採取バッグ
30 マスフローメータ
32 THC分析計
34 サンプリングポンプ
38 大気連通管
40 エア供給管
42 エア再注入管
44、46、48、50、78 三方切換え弁
52、54、80、82 二方電磁弁
56、88 制御部
58、86 データ処理部
76 NO分析計
84 圧力センサ

Claims (4)

  1. キャニスタの大気通路に接続される採取管と、
    前記採取管上に設けられ、前記大気通路に設けられたモニタ用ポンプが駆動される際に前記キャニスタから排出される排出ガスを採取する採取器と、
    前記採取管上に設けられ、前記採取器内に採取された前記排出ガス中に含まれるTHC量を計測するTHC量計測手段と、
    一端が大気に開放された大気連通管と、
    前記採取管における前記大気通路との接続点と前記採取器との間の部位に設けられ、かつ、前記大気連通管の他端が接続され、前記モニタ用ポンプと前記採取器とが連通された状態と前記モニタ用ポンプと大気とが連通された状態とを切換える切換え弁とを備えることを特徴とする蒸発燃料計測装置。
  2. 前記THC計測手段による前記排出ガス中のTHC量の計測が開始される前に、前記採取器内に既定NO濃度のNOを含有する既定量の希釈ガスを供給する希釈ガス供給手段を備え、
    前記THC量計測手段は、
    前記排出ガス中のTHC濃度を検出するTHC濃度検出手段と、
    前記排出ガス中の排出後NO濃度を検出するNO濃度検出手段と、
    前記排出後NO濃度と前記既定NO濃度とのNO濃度変化値と、前記希釈ガス供給手段により供給された前記既定希釈ガス量とに基づいて、前記排出ガス量を算出する排出ガス量算出手段と、
    前記THC濃度検出手段により検出された前記THC濃度と、前記排出ガス量算出手段により算出された前記排出ガス量に前記既定希釈ガス量を加算した値とに基づいて、前記排出ガス中に含まれるTHC量を算出するTHC量算出手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の蒸発燃料計測装置。
  3. キャニスタの大気通路に接続される採取管と、
    前記採取管上に設けられ、前記キャニスタの大気通路に設けられたモニタ用ポンプが駆動される際に前記キャニスタから排出される排出ガスを採取する採取器と、
    前記採取管上に設けられ、前記採取器内に採取された前記排出ガス中のTHC量を計測するTHC量計測手段とを備え、
    前記採取器には、既定NO濃度のNOを含有する既定量の希釈ガスが予め封入されており、
    前記THC量計測手段は、
    前記排出ガス中のTHC濃度を検出するTHC濃度検出手段と、
    前記排出ガス中の排出後NO濃度を検出するNO濃度検出手段と、
    前記排出後NO濃度と前記既定NO濃度とのNO濃度変化値と、予め前記採取器内に封入された前記既定希釈ガス量とに基づいて、前記排出ガス量を算出する排出ガス量算出手段と、
    前記THC濃度検出手段により検出された前記THC濃度と、前記排出ガス量算出手段により算出された前記排出ガス量に前記既定希釈ガス量を加算した値とに基づいて、前記排出ガス中に含まれるTHC量を算出するTHC量算出手段と、
    を備えることを特徴とする蒸発燃料計測装置。
  4. 一端が大気に開放された大気連通管と、
    前記採取管における前記大気通路との接続点と前記採取器との間の部位に設けられ、かつ、前記大気連通管の他端が接続され、前記モニタ用ポンプと前記採取器とが連通された状態と前記モニタ用ポンプと大気とが連通された状態とを切換える切換え弁とを備えることを特徴とする請求項3記載の蒸発燃料計測装置。
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