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JP4307595B2 - ヘリコプタのロータブレーキ - Google Patents

ヘリコプタのロータブレーキ Download PDF

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JP4307595B2
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パンコッティ サンティーノ
レゴニーニ ロベルト
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アグスタ ソチエタ ペル アツィオニ
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  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はヘリコプタのロータブレーキに関する。
【0002】
【従来の技術】
着陸時にロータを速やかに拘束するために、ヘリコプタにブレーキが設けられていることは公知である。
ロータに角度をもって接続されたディスクと、複数の摩擦部材を備えたブレーキキャリパとを備え、これら摩擦部材間にディスクが挿入され、ロータを制動すべくキャリパが作動せしめられるとこれら摩擦部材がディスクと協働するようになっているロータディスク型ブレーキが公知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
飛行時にキャリパが作動するのを阻止するために通常、測定が行われるが、不具合のために、キャリパが作動せしめられていないにも関わらず摩擦部材がディスクと協働して摩擦のために熱が発生するわずかな可能性がそれでもある。
すべての警戒作用を採用するにも関わらず、ブレーキの過熱はブレーキ自体の作動を損なうだけでなく、甚だしい場合には飛行体の飛行を危険にさらす恐れがある。
【0004】
本発明の目的は上述の欠点をなくすようにしたヘリコプタのロータブレーキを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、ヘリコプタのロータに角度を持って接続された動力伝達部材に一体的に取り付けられたディスクと、ディスクと協働してロータを制動する摩擦手段を有するキャリパと、キャリパを支持する支持手段とを具備したヘリコプタのロータブレーキにおいて、支持手段とキャリパ間に介在せしめられてキャリパをディスクの平面に対し平行に、ディスクと係合可能な作動位置と、ディスクを解放する解放位置との間で移動せしめる駆動手段を具備し、作動位置では摩擦手段がディスクと対面してキャリパが作動されるとディスクと協働し、解放位置では摩擦手段がディスクから引き抜かれているロータブレーキが提供される。
また、本発明によれば、ヘリコプタのロータに角度を持って接続された動力伝達部材(3)に一体的に取り付けられたディスク(2)と、該ディスク(2)と協働してロータを制動する摩擦手段(5,6)を有するキャリパ(4)と、該キャリパ(4)を支持する支持手段(27)とを具備したヘリコプタのロータブレーキにおいて、支持手段(27)とキャリパ(4)間に介在せしめられてキャリパ(4)をディスク(2)の平面に対し平行に、ディスク(2)と係合する作動位置と、ディスク(2)を解放する解放位置との間で移動せしめる駆動手段(20)を具備し、該作動位置では摩擦手段(5,6)がディスク(2)と対面してキャリパ(4)が作動されるとディスク(2)と協働し、該解放位置では摩擦手段(5,6)がディスク(2)から引き抜かれており、前記駆動手段(20)が直線状軌道(A)に沿って前記キャリパ(4)を案内する案内手段(24)を具備し、前記案内手段が前記支持手段(27)と一体的に形成されかつ前記ディスク(2)の軸線(9)と交差するよう延びる案内部材(24)を具備し、前記駆動手段(20)が前記キャリパ(4)に支持されかつ案内部材(24)に接続されて前記軌道(A)に沿い摺動するようになっている摺動部材(25)と、キャリパ(4)の作動位置および解放位置にそれぞれ相当する第1の位置と第2の位置との間で該摺動部材(25)を移動させる起動装置(26)とを具備したロータブレーキが提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明を限定しない本発明の複数の実施態様を、添付図面を参照して説明する。
図1から図3を参照すると、参照符号1はヘリコプタ(図示しない)のロータブレーキ全体を示している。
【0007】
ロータブレーキ1は公知のディスク2と、摩擦部材5,6を有するキャリパ4とを具備する。ディスク2はハブ3(図2)に一体的に取り付けられており、このハブ3はヘリコプタのロータ(図示しない)に角度をもって接続されている。一方、摩擦部材5,6はロータを制動するためにディスク2と協働する。
さらに具体的には、ハブ3は動力伝達ライン7と一体的に回転可能であり、この動力伝達ライン7はヘリコプタの主動力伝達装置(図示しない)と後部ロータ(図示しない)間に介在せしめられている。
【0008】
動力伝達ライン7は第1シャフト8を具備し、この第1シャフト8は主動力伝達装置に角度をもって接続される(図示しない)と共に、軸線9に沿って主動力伝達装置のギアボックス10内を延びている。
ディスク2のハブ3は第1シャフト8と同軸配置され、スプライン結合14により第1シャフトの外側において第1シャフト8に接続される。また、ハブ3は半径方向フランジ15を具備し、この半径方向フランジ15にはディスク2が環状に整列された複数のボルト11により強固に取り付けられる。
【0009】
動力伝達ライン7はさらに第2シャフト16を具備し、この第2シャフト16は内部においてハブ3およびディスク2と同軸配置され、スプライン結合17により第1シャフト8の内側において第1シャフト8に接続される。動力伝達ライン7はさらに互いに直列接続された複数の部分18を具備し、これら部分18のうち第2シャフト16に隣接して第2シャフト16にジョイント19を介し接続された部分18のみが図示されている。
【0010】
本発明によれば、ロータブレーキ1は駆動装置20を具備し、この駆動装置20はキャリパ4を支持すると共に、キャリパ4をディスク2の平面に沿ってかつディスク2の半径方向に、摩擦部材5,6がディスク2の両面と対面するよう位置せしめられている作動位置と、摩擦部材5,6がディスク2から引き抜かれている解放位置との間で移動せしめる。さらに具体的には、ヘリコプタが地上にあるにはキャリパ4は作動位置に位置せしめられてキャリパ4が摩擦部材5,6間でディスク2を把持しうるようにされ、ヘリコプタが飛行しているときにはキャリパ4は解放位置に位置せしめられて不具合により摩擦部材5,6がディスク2と接触するあらゆる危険を阻止するようにされる。
【0011】
駆動装置20は案内部材24と、摺動部材25と、起動装置26とを具備する。案内部材24はギアボックス10と一体的に形成される。摺動部材25はキャリパ4を支持すると共に案内部材24に取り付けられて半径方向、特に鉛直方向に、ディスク2に対しA方向に摺動する。起動装置26は摺動部材25をA方向に、上昇せしめられた第1の位置(図2、および図1の実線でもって示される)と下降せしめられた第2の位置(図1において部分的に一点鎖線でもって示される)との間で移動せしめる。第1の位置または上昇位置ではキャリパ4が作動位置に位置せしめられ、第2の位置または下降位置ではキャリパ4が解放位置に位置せしめられる。
【0012】
さらに具体的には、案内部材24はU字状断面をなす支持部材27に担持される。この支持部材27は単一部材から形成されると共に、ギアボックス10のカバー28から概ね下方に延びる。また、案内部材24はA方向に対しかつ他に対し互いに平行をなす一対の案内柱29を具備する。各案内柱29は支持部材27に強固に取り付けられると共に、底部規制停止部30と頂部規制停止部31間を延びている。これら底部規制停止部30および頂部規制停止部31は支持部材27自体により画定される。
【0013】
摺動部材25は角柱状をなす一対の側部要素34(図3)と、これら一対の側部要素34を一体的に接続する横断ボディ36とを具備する。各側部要素34は軸線方向に延びる貫通穴35を有し、この貫通穴35はそれぞれ対応する案内柱29と摺動するよう係合して案内部材24と摺動部材25との間に摺動接続を形成する。一方、横断ボディ36は複数のスタッド37によりキャリパ4の前面に取り付けられる。横断ボディ36は各要素34に隣接して角柱状突起38をそれぞれ形成し、各突起38は位置決め孔39を有し、位置決め孔39の軸線は貫通穴35の軸線に対し平行をなしている。
【0014】
摺動部材25が上昇位置に位置せしめられると、位置決め孔39が支持部材27に固定されたそれぞれ対応するピン40(図1および図3)と係合し、それにより摺動部材25と支持部材27間に補助結合を形成して摺動部材−キャリパ組立体を強固にすると共に、実質的に摺動部材25から延びているキャリパ4に制動時に生ずるトルク反動をバランスさせるのに役立つ。
【0015】
摺動部材25とキャリパ4間に挿入された金属シート材からなる保護用ケーシング41は制動時に摩擦部材が磨耗して生ずるあらゆる粒子によりキャリパ4の外側部分が汚れるのを阻止し、特に粒子が案内柱29上に付着するのを阻止する。
図3に示されるように、起動装置26は側部において支持部材27に取り付けられると共に、電気モータ42を具備する。この電気モータ42は出力軸43を有し、出力軸43はピニオン45に取り付けられ、A方向および軸線9に対し垂直をなす軸線44を有する。ピニオン45は摺動部材25に取り付けられたラック46(図2)と噛合し、それにより摺動部材25を第1の位置と第2の位置との間で移動せしめるようにする。ラック46はA方向に対し平行に延び、要素34のうち一方の外側部に取り付けられる。
【0016】
また、起動および支持装置20は安全装置48(図3)を具備し、この安全装置4は摺動部材25が上昇位置に位置せしめられたときに摺動部材25を案内部材24に対し固定するためのものである。安全装置48は起動装置46と反対側の側部において支持部材27に取り付けられると共に、リニア駆動装置49を具備し、このリニア駆動装置49の軸線はA方向に関し垂直をなしている。このリニア駆動装置49は出力部材50を具備し、出力部材50は摺動部材25が上昇位置に位置せしめられたときに、要素34の一方から一体的に延びる突起に形成された座部51と係合するよう軸線方向に移動可能になっている。
【0017】
モータ42および駆動装置49は制御ユニット(図示しない)により制御される。この制御ユニットは操縦者室内の手動選択装置(図示しない)から受け取るロータブレーキ作動可能/作動不能信号に応じ、記憶されたプログラムに基づいて作動する。
ロータブレーキ1は次のように作動する。
【0018】
ロータブレーキが作動可能なとき、特にヘリコプタが地上にあるときには摺動部材25が安全装置48により上昇位置に維持され、その結果キャリパ4はディスク2を保持してロータを制動しうる。
ロータブレーキが作動不能のとき、特にヘリコプタが離陸する前にはキャリパ4はディスク2を解放して主動力伝達装置と、主動力伝達装置から動力供給されるロータ(主および後部ロータ)とを回転可能にする。すなわち、制御ユニットは安全装置48を解放してリニア駆動装置48の出力部材50を座部51から引き抜き、モータ42を作動せしめて摺動部材25を下降せしめ、キャリパ4を解放位置に位置せしめて摩擦部材5,6とディスク2とが接触するのを阻止する。
【0019】
着陸時にロータブレーキ1が作動可能にされると、上述の作用が逆順に行われてキャリパ4が作動位置に戻されると共に維持され、摩擦部材5,6をディスク2に接触せしめることによりキャリパ4が作動せしめられる。
図4および図5において参照符号55は本発明の別の実施態様によるロータブレーキ全体を示している。以下ではブレーキ1と相違する点についてのみロータブレーキ55を説明し、上述した構成要素に対応する構成要素に対して同一の参照符号を用いている。
【0020】
ロータブレーキ55はキャリパ4を支持すると共に起動するアーム57を具備する。このアーム57はキャリパ4に強固に接続された第1の端部58と、被動部材(図示しない)に接続された第2の端部59とを具備する。第2の端部59はディスク2の軸線9に対し平行な軸線60を有すると共に、アーム57をこの軸線60回りに二つの限界位置間で回転させる。これら限界位置はディスク2がキャリパ4の摩擦部材5,6間に介在せしめられているキャリパ4の作動位置(実線でもって示される)と、キャリパ4がディスク2から半径方向に脱離せしめられているキャリパ解放位置(一点鎖線でもって示される)とにそれぞれ対応する。
【0021】
作動位置と解放位置間のキャリパ4の移動が直線運動でなく回転運動である点を除いて、ロータブレーキ55はブレーキ1と概ね同様に作動する。作動位置および解放位置と、ヘリコプタの運転状態との関係は上述したものと同じである。
本発明の教示によるロータブレーキ1,55の利点は上記記載から明らかである。
【0022】
特に、ロータブレーキが作動不能のときに、キャリパの摩擦部材5,6がディスク2と相互作用するあらゆる可能性が阻止されるように、ブレーキキャリパ4がディスク2から解放される。
これまで述べてきたブレーキ1,55に、本発明の範囲から逸脱することなく変更を加えてもよいことは明らかである。
【0023】
特に、キャリパ4を、あらゆる形式の機構、例えば関節付パラレログラムまたはレバー機構を用いて作動位置と解放位置との間を移動させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるヘリコプタのロータブレーキの正面図である。
【図2】図1のロータブレーキの部分断面側面図である。
【図3】明瞭にするために部品を省略した図1のロータブレーキの頂面図である。
【図4】本発明の別の実施態様によるヘリコプタのロータブレーキの概略正面図である。
【図5】図4のロータブレーキの側面図である。
【符号の説明】
1…ロータブレーキ
2…ディスク
3…ハブ
4…キャリパ
5,6…摩擦部材
20…駆動装置
27…支持部材

Claims (14)

  1. ヘリコプタのロータに角度を持って接続された動力伝達部材(3)に一体的に取り付けられたディスク(2)と、該ディスク(2)と協働してロータを制動する摩擦手段(5,6)を有するキャリパ(4)と、該キャリパ(4)を支持する支持手段(27)とを具備したヘリコプタのロータブレーキにおいて、支持手段(27)とキャリパ(4)間に介在せしめられてキャリパ(4)をディスク(2)の平面に対し平行に、ディスク(2)と係合可能な作動位置と、ディスク(2)を解放する解放位置との間で移動せしめる駆動手段(20)を具備し、該作動位置では摩擦手段(5,6)がディスク(2)と対面してキャリパ(4)が作動されるとディスク(2)と協働し、該解放位置では摩擦手段(5,6)がディスク(2)から引き抜かれているロータブレーキ。
  2. 前記駆動手段(20)が直線状軌道(A)に沿って前記キャリパ(4)を案内する案内手段(24)を具備した請求項1に記載のロータブレーキ。
  3. 前記案内手段が前記支持手段(27)と一体的に形成されかつ前記ディスク(2)の軸線(9)と交差するよう延びる案内部材(24)を具備し、前記駆動手段(20)が前記キャリパ(4)に支持されかつ案内部材(24)に接続されて前記軌道(A)に沿い摺動するようになっている摺動部材(25)と、キャリパ(4)の作動位置および解放位置にそれぞれ相当する第1の位置と第2の位置との間で該摺動部材(25)を移動させる起動装置(26)とを具備した請求項2に記載のロータブレーキ。
  4. ヘリコプタのロータに角度を持って接続された動力伝達部材(3)に一体的に取り付けられたディスク(2)と、該ディスク(2)と協働してロータを制動する摩擦手段(5,6)を有するキャリパ(4)と、該キャリパ(4)を支持する支持手段(27)とを具備したヘリコプタのロータブレーキにおいて、支持手段(27)とキャリパ(4)間に介在せしめられてキャリパ(4)をディスク(2)の平面に対し平行に、ディスク(2)と係合する作動位置と、ディスク(2)を解放する解放位置との間で移動せしめる駆動手段(20)を具備し、該作動位置では摩擦手段(5,6)がディスク(2)と対面してキャリパ(4)が作動されるとディスク(2)と協働し、該解放位置では摩擦手段(5,6)がディスク(2)から引き抜かれており、前記駆動手段(20)が直線状軌道(A)に沿って前記キャリパ(4)を案内する案内手段(24)を具備し、前記案内手段が前記支持手段(27)と一体的に形成されかつ前記ディスク(2)の軸線(9)と交差するよう延びる案内部材(24)を具備し、前記駆動手段(20)が前記キャリパ(4)に支持されかつ案内部材(24)に接続されて前記軌道(A)に沿い摺動するようになっている摺動部材(25)と、キャリパ(4)の作動位置および解放位置にそれぞれ相当する第1の位置と第2の位置との間で該摺動部材(25)を移動させる起動装置(26)とを具備したロータブレーキ。
  5. 前記案内部材(24)が他に対し互いにかつ前記軌道に対し平行をなす一対の棒状案内要素(29)を具備し、前記摺動部材(25)が一対の管状要素(34)を具備し、各管状要素が対応する棒状案内要素(29)と摺動可能に係合している請求項3または4に記載のロータブレーキ。
  6. 前記起動装置(26)が前記支持手段(27)に取り付けられた電気モータ(42)と、該電気モータ(42)と前記摺動部材(25)間に介在せしめられた動力伝達手段(45,46)とを具備した請求項3、4または5に記載のロータブレーキ。
  7. 前記動力伝達手段が前記摺動部材(25)に取り付けられたラック(46)と、前記電気モータ(42)から動力供給されると共に該ラック(46)と噛合する歯車(45)とを具備した請求項6に記載のロータブレーキ。
  8. 前記支持手段(27)と前記摺動部材(25)間に介在せしめられた補助接続手段(39,40)をさらに具備し、該補助接続手段は前記摺動部材(25)の第1の位置において作動して制動時に生ずるトルク反動を少なくとも部分的にバランスするようにした請求項3から7までのいずれか一項に記載のロータブレーキ。
  9. 前記補助接続手段(39,40)が前記支持手段(27)と一体的に形成されたピン手段(40)と、前記摺動部材(25)上に形成された座部(39)とを具備し、摺動部材(25)の第1の位置において座部(39)がピン手段(40)と係合するようにした請求項8に記載のロータブレーキ。
  10. 前記第1の位置において前記摺動部材(25)を固定するための安全固定手段(48)をさらに具備した請求項3から9までのいずれか一項に記載のロータブレーキ。
  11. 前記安全固定手段(48)が前記案内部材と一体的に形成されたリニア駆動装置(49)と、摺動部材(25)に担持された座部(51)とを具備し、該リニア駆動装置(49)は前記摺動部材(25)の移動方向と交差するよう移動可能な出力部材(50)を有し、該座部(51)は該出力部材(50)と選択的に係合する請求項10に記載のロータブレーキ。
  12. 前記キャリパ(4)と前記案内部材(24)間に介在せしめられた保護ケーシング(41)をさらに具備した請求項3から11までのいずれか一項に記載のロータブレーキ。
  13. 前記駆動手段が円状の軌道に沿って前記キャリパ(4)を案内する案内手段(57)を具備した請求項1に記載のロータブレーキ。
  14. 前記案内手段が前記キャリパ(4)を担持するアーム(57)を具備し、該アームは前記ディスク(2)の軸線(9)に対し平行な回転軸線(60)回りに、キャリパ(4)の前記作動位置および解放位置にそれぞれ対応する限界位置間で回転させる請求項13に記載のロータブレーキ。
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