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JP4304051B2 - 変速機 - Google Patents

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Description

本発明は、平行軸式変速機に遊星ギヤ列を組み合わせて構成した変速機に関する。
車両に用いられる変速機は、燃費向上や加速性能の向上等への要求からその変速レンジの段数が増加する傾向にある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−266138号公報
しかしながら、変速レンジの段数が増加するとそれに合わせて係合要素も増加するため、変速機の重量増加やコスト増加の要因となってしまうという課題があった。例えば、特許文献1に記載されている変速装置では、7個の係合要素を用いて前進7段若しくは前進6段の変速レンジが実現されている。
本発明はこのような課題に鑑みたものであり、平行軸式変速機に遊星ギヤ列を組み合わせることにより、少ない係合要素で変速レンジの多段化を実現した変速機を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、第1の本発明に係る変速機は、入力軸(例えば、実施形態におけるメインシャフト3)と、この入力軸と平行に配設されたカウンタ軸(例えば、実施形態における第1カウンタシャフト4)と、サンギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素を有し、キャリア要素がカウンタ軸に連結され、リングギヤ要素が出力軸(例えば、実施形態における第3カウンタシャフト6)に連結される遊星ギヤ列とを有して構成される。そして、この変速機は、入力軸に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤおよびこの第1ドライブギヤと噛合してカウンタ軸と一体回転される第1ドリブンギヤからなる第1ギヤ列と、第1ドライブギヤを入力軸に係脱自在に連結する第1クラッチ手段(例えば、実施形態における第1クラッチC1)と、入力軸に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤおよびこの第2ドライブギヤと噛合してサンギヤ要素と一体回転される可能に配設された第2ギヤ列と、第2ドライブギヤを入力軸に対して係脱自在に連結する第2クラッチ手段(例えば、実施形態における第2クラッチC2)と、入力軸に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ、サンギヤ要素と一体回転されるリバースドリブンギヤ並びにリバースドライブギヤおよびリバースドリブンギヤと噛合するアイドラギヤからなるリバースギヤ列と、リバースドライブギヤを入力軸に対して係脱自在に連結するリバースクラッチ手段(例えば、実施形態における第4クラッチCR)と、サンギヤ要素を固定保持可能なブレーキ手段(例えば、実施形態におけるブレーキB)と、サンギヤ要素とキャリア要素とを係脱自在に連結する遊星ギヤクラッチ手段(例えば、実施形態における第5クラッチCP)とを有して構成される。
このとき、第1の本発明に係る変速機は、入力軸に相対回転可能に配設された第3ドライブギヤおよびこの第3ドライブギヤと噛合してカウンタ軸と一体回転される第3ドリブンギヤからなる第3ギヤ列と、第3ドライブギヤを入力軸に係脱自在に連結する第3クラッチ手段(例えば、実施形態における第3クラッチC3)とを有して構成される。
また、第2の本発明に係る変速機は、入力軸と、この入力軸と平行に配設されたカウンタ軸と、サンギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素を有し、キャリア要素がカウンタ軸に連結され、リングギヤ要素が出力軸に連結される遊星ギヤ列とを有し、さらに、入力軸に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤおよびこの第1ドライブギヤに噛合してカウンタ軸と一体回転される第1ドリブンギヤからなる第1ギヤ列と、第1ドライブギヤを入力軸に係脱自在に連結する第1クラッチ手段と、入力軸に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤおよびこの第2ドライブギヤと噛合してサンギヤ要素と一体回転される第2ドリブンギヤからなる第2ギヤ列と、第2ドライブギヤを入力軸に係脱自在に連結する第2クラッチ手段と、入力軸に相対回転可能に配設された第3ドライブギヤおよびこの第3ドライブギヤと噛合してカウンタ軸と相対回転可能に配設された第3ドリブンギヤからなる第3ギヤ列と、入力軸に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ、カウンタ軸に相対回転可能に配設されたリバースドリブンギヤ並びにリバースドライブギヤおよびリバースドリブンギヤと噛合するアイドラギヤからなるリバースギヤ列と、第3ドライブギヤおよびリバースドライブギヤを同時に入力軸に係脱自在に連結する第3クラッチ手段と、第3ドリブンギヤおよびリバースドリブンギヤのいずれか一方をカウンタ軸に連結する前後進切替用クラッチ手段(例えば、実施形態におけるドグ歯クラッチCH)と、サンギヤ要素を固定保持可能なブレーキ手段と、サンギヤ要素とキャリア要素とを係脱自在に連結する遊星ギヤクラッチ手段とを有して構成される。
あるいは、第3の本発明に係る変速機は、入力軸と、この入力軸と平行に配設されたカウンタ軸と、サンギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素を有し、キャリア要素がカウンタ軸に連結され、リングギヤ要素が出力軸に連結される遊星ギヤ列とを有し、さらに、入力軸に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤおよびこの第1ドライブギヤと噛合してカウンタ軸と一体回転される第1ドリブンギヤからなる第1ギヤ列と、第1ドライブギヤを入力軸に係脱自在に連結する第1クラッチ手段と、入力軸に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤおよびこの第2ドライブギヤと噛合してサンギヤ要素と一体回転される第2ドリブンギヤからなる第2ギヤ列と、第2ドライブギヤを入力軸に係脱自在に連結する第2クラッチ手段と、入力軸と一体回転される第3ドライブギヤおよびこの第3ドライブギヤと噛合してカウンタ軸に相対回転可能に配設された第3ドリブンギヤからなる第3ギヤ列と、第3ドリブンギヤをカウンタ軸に係脱自在に連結する第3クラッチ手段と、入力軸に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ、カウンタ軸と一体回転されるリバースドリブンギヤ並びにリバースドライブギヤおよびリバースドリブンギヤと噛合するアイドラギヤからなるリバースギヤ列と、リバースドライブギヤを入力軸に係脱自在に連結するリバースクラッチ手段とキャリア要素を固定保持可能なブレーキ手段と、サンギヤ要素とキャリア要素とを係脱自在に連結する遊星ギヤクラッチ手段とを有して構成される。
第1の本発明に係る変速機によると、平行軸式変速機に遊星ギヤ列を組み合わせることにより、入力軸から入力されたトルクを用いて遊星ギヤ列のサンギヤ要素を、キャリア要素に対して逆転、停止およびキャリア要素と一体回転(同期)、増速の4つの状態に切り替えることができるため、5個の係合要素を用いてこの変速機の変速レンジを前進5段、後進1段として実現することができ、第3ギヤ列を設けてキャリア要素の回転を2段に切り替え可能とすることにより、6個の係合要素を用いてこの変速機の変速レンジを前進7段、後進1段とすることができる。
従って、少ない係合要素変速機の多段化が可能となり、変速機の軽量化が可能となる。

また、第2の本発明に係る変速機によると、前進6段、後進1段の変速レンジに加えて、悪路走行時等に用いるスーパーLowレンジ(Lowよりも更に大きなトルクで車輪を前進回転させる変速レンジ)およびスーパーLowリバースレンジ(後進モードよりも更に大きなトルクで車輪を後進回転させる変速レンジ)を実現することができ、合計で前進7段、後進2段の変速レンジを6個の係合要素で実現することができる。そのため、少ない係合要素で変速機の多段化が可能となり、この変速機の軽量化も可能となる。
あるいは、第3の本発明に係る変速機によると、6個の係合要素で前進6段、後進1段の変速モードを実現することができ、少ない係合要素で変速機の多段化が可能となり、この変速機の軽量化も可能となる。またこの構成によると、Lowレンジから5速レンジまでは各変速レンジを実現する2つの係合要素のうち一方を固定し、他方の係合要素の係脱を制御することで変速レンジを切り替えることができるため、加速時に高速レンジから低速レンジへのスムーズなキックダウンを実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。本発明に係る第1の変速機TM1は、図1に示すように、この変速機TM1の入力軸であるメインシャフト3と、このメインシャフト3に平行に配設された第1カウンタシャフト4と、この第1カウンタシャフト4上に相対回転可能に配設された第2カウンタシャフト5と、第1および第2カウンタシャフト4,5と同軸上に並んで配設されたこの変速機TM1の出力軸である第3カウンタシャフト6と、第1〜3カウンタシャフト4〜6に接続された遊星ギア列PGと、4組のギヤ列G1〜G3,GRおよび6個の摩擦係合手段(ブレーキBおよびクラッチC1〜C3,CR,CP)とを有して構成されている。
遊星ギヤ列PGは、その回転軸に第2カウンタシャフト5が連結されたサンギヤSと、サンギヤSと噛合してこの回りを自転しながら公転するピニオン(図1ではダブルピニオンで構成)Pと、ピニオンPを回転自在に保持するとともにサンギヤSの軸を中心にピニオンPと同一回転数で公転し、その公転軸に第1カウンタシャフト4が連結されたキャリアCと、ピニオンPと噛合する内歯を有してサンギヤSの軸を中心に回転可能で、その回転軸に第3カウンタシャフト6が連結されたリングギヤRとから構成される。なお、メインシャフト3には、エンジン出力軸1がトルクコンバータ2を介して連結されている。また、このように構成することにより、第1および第2カウンタシャフト4,5と第3カウンタシャフト6とは同軸上に並んで延びている。
サンギヤS(第2カウンタシャフト5)には、ブレーキBが取り付けられており、このブレーキBによりサンギヤSが固定保持可能である。また、サンギヤSとキャリアC(第1カウンタシャフト4と第2カウンタシャフト5)は、第1カウンタシャフト4上に配設された第5クラッチCPにより係脱自在に構成されている。そして、メインシャフト3と、第1および第2カウンタシャフト4,5に跨って、第1〜第3ギヤ列G1〜G3とリバースギヤ列GRが配設されている。このとき、第5クラッチCPによりサンギヤSとキャリアCが連結されると、サンギヤSとキャリアC(ピニオンP)は一体回転するため、リングギヤRも一体回転し、第1および第2カウンタシャフト4,5の回転はそのまま第3カウンタシャフト6に伝達される。すなわち、第5クラッチCPが係合している状態では、遊星ギヤ列PGでは減速されず、本発明の変速機TM1は、メインシャフト3と第1〜第3カウンタシャフト4〜6およびこれらの軸を繋ぐギア列G1〜G3,GRからなる平行軸式変速機として構成される。
第1ギヤ列G1は、メインシャフト3上に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤ7と、この第1ドライブギヤ7に噛合し第1カウンタシャフト4上に連結されてこの第1カウンタシャフト4と一体回転する第1ドリブンギヤ8とから構成されている。この第1ドライブギヤ7は、メインシャフト3上に配設された第1クラッチC1によりメインシャフト3に対して係脱自在に構成されている。そのため、第1クラッチC1が係合すると、メインシャフト3の回転が第1ギア列G1の減速比で減速されて第1カウンタシャフト4およびキャリアCを回転させる。このとき、メインシャフト3と第1カウンタシャフト4とは逆方向に回転する。
第2ギヤ列G2は、メインシャフト3上に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤ9と、この第2ドライブギヤ9に噛合し第2カウンタシャフト5上に連結されてこの第2カウンタシャフト5と一体回転する第2ドリブンギヤ10とから構成されている。この第2ドライブギヤ9は、メインシャフト3上に配設された第2クラッチC2によりメインシャフト3に対して係脱自在に構成されている。そのため、第2クラッチC2が係合すると、メインシャフト3の回転が第2ギア列G2の減速比で減速されて第2カウンタシャフト5およびサンギヤSを回転させる。このとき、メインシャフト3と第2カウンタシャフト5とは逆方向に回転する。
第3ギヤ列G3は、メインシャフト3上に相対回転可能に配設された第3ドライブギヤ11と、この第3ドライブギヤ11に噛合し第1カウンタシャフト4上に連結されてこの第1カウンタシャフト4と一体回転する第3ドリブンギヤ12とから構成されている。この第3ドライブギヤ11は、メインシャフト3上に配設された第3クラッチC3によりメインシャフト3に対して係脱自在に構成されている。そのため、第3クラッチC3が係合すると、メインシャフト3の回転が第3ギア列G3の減速比で減速されて第1カウンタシャフト4およびキャリアCを回転させる。このとき、メインシャフト3と第1カウンタシャフト4とは逆方向に回転する。
リバースギア列GRは、メインシャフト3上に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ13と、このリバースドライブギヤ13と噛合するアイドラギヤ14およびこのアイドラギヤ14と噛合するとともに第2カウンタシャフト5上に連結されてこの第2カウンタシャフト5と一体回転するリバースドリブンギヤ15とから構成されている。このリバースドライブギヤ13は、メインシャフト3上に配設された第4クラッチCRによりメインシャフト3に対して係脱自在に構成されている。そのため、第4クラッチCRが係合すると、メインシャフト3の回転がリバースギア列GRの減速比で減速されて第2カウンタシャフト5およびサンギヤSを回転させる。なお、リバースドライブギヤ13とリバースドリブンギヤ15との間にアイドラギヤ14が噛合されているため、メインシャフト3と第2カウンタシャフト5とは同方向に回転する。
なお、第1〜第3ギヤ列G1〜G3は減速比が大きい順に構成されており、この関係は、以降の他の実施例においても同様である。
以上のように構成された第1の変速機TM1において、第1〜第5クラッチC1〜C3,CR,CPおよびブレーキBの係脱制御を組み合わせることにより変速制御を行い、遊星ギヤ列PG、第1〜第3ギア列G1〜G3およびリバースギア列GRにより変速レンジを設定し、メインシャフト3に入力されたトルクが変速されて第3カウンタシャフト6に伝達される。
この第1の変速機TM1の変速制御は、具体的には、図2の表に示すように係脱制御を行うことにより、前進7速(Low,1st,2nd,3rd,4th,5th,6th,7th)および後進1速(Rvs)の変速レンジを設定することができる。なお、図2において、○印はその印が付されたクラッチ(C1〜C5)およびブレーキ(B)が係合されていることを示す。各変速レンジでの減速比(レシオ)は、各ギヤの歯数設定により変化するが、図2にこのレシオの一例を参考として示している。
この表から分かるように、各変速レンジはクラッチC1〜C3,CR,CPおよびブレーキB(これらを「係合要素」と称する)の内の2つを係合させて設定される。また、隣り合う変速レンジ(前進側変速レンジ)間での変速に際しては、これら2つの係合要素のうちの1つを解放し、別の1つの係合要素を係合させて行う(このような変速を「順次変速」と称する)ように構成されており、このため、こられの変速に際しては、変速制御が容易である。
一方、上記構成の変速機TM1における遊星ギヤ列PGを構成する各要素の速度の関係を示す速度線図を図3に示しており、これに基づいて、各変速レンジでの減速比について説明する。
図3は、サンギヤS、キャリアCおよびリングギヤRで構成される遊星ギア列PGの速度線図を示している。なお、この線図において、各縦線がその構成要素(サンギヤS,キャリアC,リングギヤR)を示すとともに、縦線の長さが回転数Nに対応する。各縦線の間隔は、サンギヤSに形成された歯数の逆数およびリングギヤRに形成された歯数の逆数に比例する。
そのため、図3において、3本の縦線は、左から順にサンギヤS、リングギヤR、キャリアCに対応する。また、サンギヤSを示す縦線とリングギヤRを示す縦線との間隔a1は、サンギヤSの歯数Zsの逆数(=1/Zs)に対応し、リングギヤRを示す縦線とキャリアCを示す縦線の間隔b1はリングギヤRの歯数Zrの逆数(1/Zr)に対応する。このため、サンギヤSの縦線上の回転数とキャリアCの縦線上の回転数とを結ぶ直線とリングギヤRを示す縦線との交点がこのリングギヤRの回転数となる。
そこで、第1の変速機TM1の各変速レンジについて図3を用いて説明する。まず、Lowレンジの場合には、第1クラッチC1および第4クラッチCRが係合される。これにより、第1カウンタシャフト4(キャリアC)は第1ギア列G1で減速されて回転数N3で回転し、第2カウンタシャフト5(サンギヤS)はリバースギア列GRで減速されて回転数Nrで回転する。このとき、第2カウンタシャフト5は上述の通り第1カウンタシャフト4とは逆方向に回転している(よって、図3においては負の回転数として表現されている)。以上より、この2点を結ぶ図3の直線L1とリングギヤRを示す縦線との交点である回転数N1で第3カウンタシャフト6(リングギヤR)が回転される。
2速レンジ(2ndレンジ)の場合は、Lowレンジの状態から第4クラッチCRの係合が解放され、これに代えてブレーキBが係合される。これにより第1カウンタシャフト4(キャリアC)は第1ギア列G1の減速比による回転数N3のまま回転を続けるが、サンギヤS(第2カウンタシャフト5)はブレーキBにより固定されて停止する。そのため、この2点を結ぶ図3の直線L2とリングギヤRを示す縦線との交点である回転数N2で第3カウンタシャフト6(リングギヤR)が回転される。
3速レンジ(3rdレンジ)の場合は、2速レンジの状態からブレーキBの係合が解放され、これに代えて第5クラッチCPが係合される。これにより、上述のように第5クラッチCPにより遊星ギヤ列PGが一体に回転するため、第1〜第3カウンタシャフト4〜6は第1ギア列G1の減速比による回転数N3(図3における直線L3)で回転される。
4速レンジ(4thレンジ)の場合は、3速レンジの状態から第5クラッチCPの係合が解放され、これに代えて第2クラッチC2が係合される。これにより、第1カウンタシャフト4(キャリアC)は第1ギア列G1の減速比による回転数N3のまま回転を続けるが、第2カウンタシャフト5(サンギヤS)は第2ギア列G2の減速比による回転数N5で回転する。そのため、この2点を結ぶ図3の直線L4とリングギヤRを示す縦線との交点である回転数N4で第3カウンタシャフト6(リングギヤR)が回転される。
5速レンジ(5thレンジ)の場合は、4速レンジの状態から第1クラッチC1の係合を解放して、これに代えて第5クラッチCPが係合される。これにより、遊星ギア列PGが一体に回転するため、第1〜第3カウンタシャフト4〜6は第2ギア列G2の減速比による回転数N5(図3における直線L5)で回転される。
6速レンジ(6thレンジ)の場合は、5速レンジの状態から第5クラッチCPの係合が解放され、これに代えて第3クラッチC3が係合される。これにより、第2カウンタシャフト5(サンギヤS)は第2ギア列G2の減速比による回転数N5のまま回転を続けるが、第1カウンタシャフト4(キャリアC)は第3ギア列G3の減速比による回転数N7で回転する。そのため、この2点を結ぶ図3の直線L6とリングギヤRを示す縦線との交点である回転数N6で第3カウンタシャフト6(リングギヤR)が回転される。
7速レンジ(7thレンジ)の場合は、6速レンジの状態から第2クラッチC2の係合が解放され、これに代えて第5クラッチCPが係合される。これにより、遊星ギア列PGが一体に回転するため、第1〜第3カウンタシャフト4〜6は第3ギア列G3の減速比による回転数N7(図3における直線L7)で回転される。
最後にリバースレンジ(Rvsレンジ)の場合は、第4クラッチC4と第5クラッチC5が係合される。これにより、遊星ギア列PGが一体に回転するため、第1〜第3カウンタシャフト4〜6がリバースギア列GRの減速比による回転数Nr(図3の直線Nr)回転されるため、上述の前進側レンジ(Low〜7thレンジ)とは逆回転される。
このようにして変速機TMで変速された第3カウンタシャフト6の回転は、この第3カウンタシャフト6に結合されたカウンタギヤ16と、このカウンタギヤ16に噛合するファイナルギヤ17を介してディファレンシャル機構18に伝達され、アクスルシャフト19に出力されて車輪が回転する。
以上のようにこの第1の変速機TM1では、6個の係合要素で、サンギヤS(第2カウンタシャフト5)の回転を逆転、固定、正転させることによりキャリアC(第1カウンタシャフト4)に入力された回転を変速してリングギヤR(第3カウンタシャフト6)を回転させるように構成するとともに、キャリアC(第1カウンタシャフト4)の回転数も2つのギア列(第1および第3ギア列G1,G3)により切り替えることにより更に異なる回転数でリングギヤR(第3カウンタシャフト6)を回転させるように構成されており、このようにして、係合要素の増加を最小限に抑えて多段化を実現するとともに、軽量化を実現している。
この第1の変速機TM1において、3速レンジ、5速レンジおよび7速レンジでは、第5クラッチC5により遊星ギヤ列PGを一体回転させることにより、メインシャフト3と第1〜第3カウンタシャフト4〜6からなる平行軸式変速機の構成としているため、遊星ギヤ列PGでの損失が少なくなり、変速機TM1全体として伝達効率を向上させることができる。また、メインシャフト3と第1〜第3カウンタシャフト4〜6とから構成される平行軸間でのトルク循環がない(メインシャフト3から入力されたトルクはギア列を介してカウンタシャフト4〜6に伝達されて車輪に出力される)ため、各係合要素は小さいクラッチ容量とすることができ、変速機TM1の小型化および軽量化をすることができる。
なお、第1カウンタシャフト4にメインシャフト3の回転を伝達する第3ギア列G3(第3クラッチC3も不要となる)を省略すると、図4および図5に示すとおり、5個の係合要素で前進5段、後進1段の変速機を実現することができる。なお、各変速レンジと係合方法の関係は、上述の場合と同様(リバース、Low〜5thレンジ)のため省略する。
以上の実施例においては、リバースギア列GRによりメインシャフト3の回転を第2カウンタシャフト5に伝達することにより、サンギヤSの回転を逆転可能に構成してLowレンジの変速比を設定するように構成していたが、このリバースギア列GRをメインシャフト3と第1カウンタシャフト4との間に配設することにより、悪路走行等に用いるスーパーLowレンジおよびスーパーLowリバースレンジを設定することもできる。以下に、スーパーLowレンジおよびスーパーLowリバースレンジを有する第2の変速機TM2について図6〜図8を用いて説明する。なお、第1の変速機TM1と同様の構成部分については同じ符号を付して説明を省略する。
図6に示すとおり、第2の変速機TM2では、第1の変速機TM1と比べてリバースギア列GRがメインシャフト3と第1カウンタシャフト4との間に配設されている。すなわち、リバースドライブギア13がメインシャフト3上に相対回転可能に配設され、リバースドリブンギヤ15が第1カウンタシャフト4に相対回転可能に配設され、このリバースドライブギヤ13とリバースドリブンギヤ15とに噛合してアイドラギヤ14が配設されている。なお、リバースドライブギヤ13は第3ドライブギア11と一体回転可能に構成されており、第3クラッチC3によりメインシャフト3に係脱自在に構成されている。そして、第3ドリブンギヤ12を第1カウンタシャフト4に対して相対回転可能に構成し、第3ドリブンギヤ12とリバースドリブンギヤ15のいずれか一方をドグ歯クラッチCHによりこの第1カウンタシャフト4に係合するように構成されている。
次にこの第2の変速機TM2における変速レンジと係合要素の制御について図7および図8を用いて説明する。なお、図7において、ドグ歯クラッチCHが第3ドリブンギヤ12に係合しているときをDで示し、リバースドリブンギヤ15に係合しているときをRで示している。
まず、通常の前進側レンジである、Lowレンジから6速レンジは、ドグ歯クラッチCHを第3ドリブンギヤ12に係合した状態で、その他の係合要素の係合制御を行うことにより第1の変速機TM1における2速レンジから7速レンジの係合制御にそれぞれ対応させることができ、使用するギア列や係合要素は同じである(説明は省略する)。また、通常の後進側レンジであるRvsレンジは、ドグ歯クラッチCHをリバースドリブンギヤ15に係合し、第3クラッチC3を係合してリバースドライブギヤ13をメインシャフト3に連結するとともに、第5クラッチCPを係合して遊星ギヤ列PGを一体に回転させる。第5クラッチCPを係合することにより、第1および第2カウンタシャフト4,5は一体に回転するため、このRvsレンジも第1の変速機TM1と同様の構成となる。
次に、この第2の変速機TM2で実現されるスーパーLowレンジおよびスーパーLowリバースレンジについて説明する。いずれのレンジにおいても、ドグ歯クラッチCHはリバースドリブンギヤ15に係合されている。
スーパーLowレンジ(SuperLレンジ)の場合は、第2クラッチCH2と第3クラッチCH3が係合される。すると、サンギヤS(第2カウンタシャフト5)は第2ギア列G2の減速比で回転され、キャリアC(第1カウンタシャフト4)はリバースギア列GRの減速比でサンギヤSとは逆方向に回転される。そのため、図8に示される通り、リングギヤR(第3カウンタシャフト6)は、Lowレンジよりも遅い回転数で回転され、より大きなトルクを車輪に伝達することができる。
一方、スーパーLowリバースレンジ(SuperLR)の場合は、第3クラッチC3とブレーキBが係合される。すると、サンギヤS(第2カウンタシャフト5)は固定され、キャリアC(第1カウンタシャフト4)はリバースギア列GRの減速比で後進方向に回転される。そのため、図8に示される通り、リングギヤR(第3カウンタシャフト6)は、Rvsレンジよりも遅い回転数で回転され、より大きなトルクを車輪に伝達することができる。
従来の変速機では、スーパーLowレンジやスーパーLowリバースレンジ等の大きなトルクを車輪に伝達する場合は、副変速機を用いて実現していたが、この第2の変速機TM2のように構成することにより、一つの変速機で実現することができ、変速機全体の小型化および軽量化を実現することができる。なお、図6に示すスケルトン図では、遊星ギヤ列PGのピニオンPをダブルピニオン構造として示したが、第2の変速機TMで必要とされるレシオ(変速比)に応じて、シングルピニオン構造とすることも可能である。
以上に説明した第1および第2の変速機TM1,TM2では、6個の係合要素のうち2つの係合を制御して各変速レンジを実現し、さらに変速レンジを順に切り替えて行く場合にいずれか一方の係合要素を解放して別の係合要素を係合するように構成した順次変速により係合制御を容易にしている。しかしながら、高速レンジを用いて走行している場合に加速をするときは、高速レンジから低速レンジに切り替える、いわゆるキックダウンが行われる。このキックダウンにおいては、一つ下のレンジよりもより低いレンジに直接切り替える必要があり、その場合は上述の第1および第2の変速機TM1,TM2では2つの係合要素のそれぞれを一度に異なる係合要素に切り替える場合があり、スムーズなキックダウンができない。
このような課題を解決するために、前進6速のうちLowレンジから5速レンジにおいて用いる2つの係合要素のうちの一つを共通する係合要素となるように構成した第3の変速機TM3について図9〜図11を用いて説明する。この第3の変速機TM3においても、メインシャフト3と第1〜第3カウンタシャフト4〜6とからなる平行軸を有し、この平行軸に4個のギヤ列(第1〜第3ギヤ列G1〜G3,リバースギヤ列GR)と6個の係合要素(第1〜第5クラッチC1〜C3,CR,CPおよびブレーキB)を配設した平行軸式変速機に、第1〜第3カウンタシャフト4〜6と結合された遊星ギア列PGを設けて構成されている。
第1ギヤ列G1は、メインシャフト3上に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤ7と、この第1ドライブギヤ7と噛合し第1カウンタシャフト4上に連結された第1ドリブンギヤ8とから構成され、第1ドライブギヤ7はメインシャフト3上に配設された第1クラッチC1によりメインシャフト3に対して係脱自在に構成されている。
第2ギヤ列G2は、メインシャフト3上に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤ9と、この第2ドライブギヤ9と噛合し第2カウンタシャフト5上に連結された第2ドリブンギヤ10とから構成され、第2ドライブギヤ9はメインシャフト3上に配設された第2クラッチC2によりメインシャフト3に対して係脱自在に構成されている。
第3ギヤ列G3は、メインシャフト3上に連結された第3ドライブギヤ11と、この第3ドライブギヤ11と噛合し第1カウンタシャフト4上に相対回転可能に配設された第3ドリブンギヤ12とから構成され、第3ドリブンギヤ12は第1カウンタシャフト4上に配設された第3クラッチC3により第1カウンタシャフト4に対して係脱自在に構成されている。
リバースギヤ列GRは、メインシャフト3上に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ13と、このリバースドライブギヤ13と噛合するアイドラギヤ14およびこのアイドラギヤ14と噛合し第1カウンタシャフト4上に結合されたリバースドリブンギヤ15とから構成され、リバースドライブギヤ13はメインシャフト3上に配設された第4クラッチCRによりメインシャフト3に対して係脱自在に構成されている。
ブレーキBは、第1カウンタシャフト4を固定保持可能なように構成され、このブレーキBによりキャリアCが固定保持可能である。なお、遊星ギヤ列PGのサンギヤS、キャリアCおよびリングギヤRと第1〜第3カウンタシャフト4〜6の連結は上述の第1および第2の変速機TM1,TM2と同様であり、また、このサンギヤSとキャリアCとを係脱自在に連結する第5クラッチCPも同様に第1カウンタシャフト4上に配設されている。
以上のように構成された第3の変速機TM3の各変速レンジについて図10および図11に示す。この第3の変速機TM3においては、Lowレンジから5速レンジまでは、第2クラッチC2を共通して係合し、各レンジに合わせてその他の係合要素(C1,C3,CR,CP,B)を係合させている。すなわち、第2ギヤ列G2の減速比でサンギヤS(第2カウンタシャフト5)を回転させ、このサンギヤSに対して公転するキャリアCの回転を、各係合要素を用いてサンギヤSの回転速度に対してリバースギア列GRと第4クラッチC4による反転(Lowレンジ)、ブレーキBによる停止(2速レンジ)、第1ギヤ列G1と第1クラッチC1による低速(3速レンジ)、第5クラッチCPによる同期(4速レンジ)、第3ギヤ列G3と第3クラッチC3による高速(5速レンジ)と切り替えることによりリングギヤR(第3カウンタシャフト6)の回転速度を切り替えて変速を行っている。なお、6速レンジは第5クラッチC5で遊星ギヤ列PGを一体回転させることによりこの第3ギヤ列G3の減速比で第3カウンタシャフト6を回転させることで実現し、Rvsレンジは、同様に第5クラッチC5で遊星ギヤ列PGを一体回転させることにより、リバースギヤ列GRの減速比で第3カウンタシャフト6を回転させることで実現している。
このように、第3の変速機TM3では、Lowレンジから5thレンジにおいて、係合制御される2つの係合要素のうちの一方を共通して第2クラッチC2として構成しているため、この範囲内においてはいずれの変速レンジに変更する場合でも他方の係合要素を繋ぎ変えることで行える。そのため、高速レンジから低速レンジへのキックダウンをスムーズに行うことができる。
第1の変速機の構成を示すスケルトン図である。 第1の変速機のクラッチ、ブレーキの作動と変速レンジとの関係を示す表図である。 第1の変速機の遊星ギヤ列における各要素の速度の関係を示す速度線図である。 第1の変速機において第3ギヤ列を無くした場合のスケルトン図である。 第1の変速機において第3ギヤ列を無くした場合の速度線図である。 第2の変速機の構成を示すスケルトン図である。 第2の変速機のクラッチ、ブレーキの作動と変速レンジとの関係を示す表図である。 第2の変速機の遊星ギヤ列における各要素の速度の関係を示す速度線図である。 第3の変速機の構成を示すスケルトン図である。 第3の変速機のクラッチ、ブレーキの作動と変速レンジとの関係を示す表図である。 第3の変速機の遊星ギヤ列における各要素の速度の関係を示す速度線図である。
符号の説明
TM1,TM2,TM3 変速機
PG 遊星ギヤ列
S サンギヤ
C キャリア
R リングギヤ
G1 第1ギヤ列
G2 第2ギヤ列
G3 第3ギヤ列
GR リバースギヤ列
B ブレーキ(ブレーキ手段)
C1 第1クラッチ(第1クラッチ手段)
C2 第2クラッチ(第2クラッチ手段)
C3 第3クラッチ(第3クラッチ手段)
CR 第4クラッチ(リバースクラッチ手段)
CP 第5クラッチ(遊星ギヤクラッチ手段)
CH ドグ歯クラッチ(前後進切替用クラッチ手段)
3 メインシャフト(入力軸)
4 第1カウンタシャフト(カウンタ軸)
6 第3カウンタシャフト(出力軸)
7 第1ドライブギヤ
8 第1ドリブンギヤ
9 第2ドライブギヤ
10 第2ドリブンギヤ
11 第3ドライブギヤ
12 第3ドリブンギヤ
13 リバースドライブギヤ
14 アイドラギヤ
15 リバースドリブンギヤ

Claims (3)

  1. 入力軸と、
    前記入力軸と平行に配設されたカウンタ軸と、
    サンギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素を有し、前記キャリア要素が前記カウンタ軸に連結され、前記リングギヤ要素が出力軸に連結される遊星ギヤ列と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤおよび前記第1ドライブギヤと噛合して前記カウンタ軸と一体回転される第1ドリブンギヤからなる第1ギヤ列と、
    前記第1ドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結する第1クラッチ手段と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤおよび前記第2ドライブギヤと噛合して前記サンギヤ要素と一体回転される第2ドリブンギヤからなる第2ギヤ列と、
    前記第2ドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結する第2クラッチ手段と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第3ドライブギヤおよび前記第3ドライブギヤと噛合して前記カウンタ軸と一体回転される第3ドリブンギヤからなる第3ギヤ列と、
    前記第3ドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結する第3クラッチ手段と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ、前記サンギヤ要素と一体回転されるリバースドリブンギヤ並びに前記リバースドライブギヤおよび前記リバースドリブンギヤと噛合するアイドラギヤからなるリバースギヤ列と、
    前記リバースドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結するリバースクラッチ手段と、
    前記サンギヤ要素を固定保持可能なブレーキ手段と、
    前記サンギヤ要素と前記キャリア要素とを係脱自在に連結する遊星ギヤクラッチ手段と
    から構成されることを特徴とする変速機。
  2. 入力軸と、
    前記入力軸と平行に配設されたカウンタ軸と、
    サンギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素を有し、前記キャリア要素が前記カウンタ軸に連結され、前記リングギヤ要素が出力軸に連結される遊星ギヤ列と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤおよび前記第1ドライブギヤと噛合して前記カウンタ軸と一体回転される第1ドリブンギヤからなる第1ギヤ列と、
    前記第1ドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結する第1クラッチ手段と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤおよび前記第2ドライブギヤと噛合して前記サンギヤ要素と一体回転される第2ドリブンギヤからなる第2ギヤ列と、
    前記第2ドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結する第2クラッチ手段と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第3ドライブギヤおよび前記第3ドライブギヤと噛合して前記カウンタ軸と相対回転可能に配設された第3ドリブンギヤからなる第3ギヤ列と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ、前記カウンタ軸に相対回転可能に配設されたリバースドリブンギヤ並びに前記リバースドライブギヤおよび前記リバースドリブンギヤと噛合するアイドラギヤからなるリバースギヤ列と、
    前記第3ドライブギヤおよび前記リバースドライブギヤを同時に前記入力軸に係脱自在に連結する第3クラッチ手段と、
    前記第3ドリブンギヤおよび前記リバースドリブンギヤのいずれか一方を前記カウンタ軸に連結する前後進切替用クラッチ手段と、
    前記サンギヤ要素を固定保持可能なブレーキ手段と、
    前記サンギヤ要素と前記キャリア要素とを係脱自在に連結する遊星ギヤクラッチ手段と
    から構成されることを特徴とする変速機。
  3. 入力軸と、
    前記入力軸と平行に配設されたカウンタ軸と、
    サンギヤ要素、キャリア要素およびリングギヤ要素を有し、前記キャリア要素が前記カウンタ軸に連結され、前記リングギヤ要素が出力軸に連結される遊星ギヤ列と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第1ドライブギヤおよび前記第1ドライブギヤと噛合して前記カウンタ軸と一体回転される第1ドリブンギヤからなる第1ギヤ列と、
    前記第1ドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結する第1クラッチ手段と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設された第2ドライブギヤおよび前記第2ドライブギヤと噛合して前記サンギヤ要素と一体回転される第2ドリブンギヤからなる第2ギヤ列と、
    前記第2ドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結する第2クラッチ手段と、
    前記入力軸と一体回転される第3ドライブギヤおよび前記第3ドライブギヤと噛合して前記カウンタ軸に相対回転可能に配設された第3ドリブンギヤからなる第3ギヤ列と、
    前記第3ドリブンギヤを前記カウンタ軸に係脱自在に連結する第3クラッチ手段と、
    前記入力軸に相対回転可能に配設されたリバースドライブギヤ、前記カウンタ軸と一体回転されるリバースドリブンギヤ並びに前記リバースドライブギヤおよび前記リバースドリブンギヤと噛合するアイドラギヤからなるリバースギヤ列と、
    前記リバースドライブギヤを前記入力軸に係脱自在に連結するリバースクラッチ手段と、
    前記キャリア要素を固定保持可能なブレーキ手段と、
    前記サンギヤ要素と前記キャリア要素とを係脱自在に連結する遊星ギヤクラッチ手段とから構成されることを特徴とする変速機。
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