JP4303400B2 - 枠組足場に組込んだ天井クレーン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、枠組足場に組込んだ天井クレーンに関し、特に、建物を構築する天井クレーンを支えるクレーン支柱等を設けることなく、建築現場に必須の枠組足場を有効に活用する枠組足場に組込んだ天井クレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
市街地における建築工事では、狭隘な敷地が多くなっており、揚重設備の計画に苦慮している。
【0003】
このために、住宅等の小規模な建築現場では、移動式クレーンの進入や移動の制約を解消するために、図9、10に示すように敷地全体に足場支柱51を立設して、足場支柱51に足場板用のブラケットを兼用したブラケット52を設けて天井クレーン50を構成する例が提案されている。
【0004】
天井クレーン50は、足場支柱51のブラケット52に、互いに平行な一対のレール53、53を取り付けてあり、このレール間にクレーンビーム54を移動自在に支持させてあり、クレーンビーム54の長手方向に沿って移動するトロリー55を取り付けて構成している。
【0005】
しかしながら、集合住宅や事務所ビル等の建築現場では、建築現場全体をカバーすることは規模的に無理であり、構造的にも足場支柱を立設させるような簡易な構成では強度的に困難である。
【0006】
さらに、クレーンビーム54に沿って移動するトロリー55の稼働範囲では、集合住宅や事務所ビル等の建築現場で頻繁に行われているような、工場等から建築現場に搬入されてくる資材等を吊り上げて構築中の建物内に持ち込むことは不可能である。
【0007】
従って、集合住宅や事務所ビル等の建築現場では、狭隘な敷地における揚重設備の問題を解決できる計画案は、未だに提供されていないのが現状である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の現状に鑑みて問題を解決するために考案されたものであり、建物の建築現場において必須である枠組足場を有効に活用することでクレーン支柱等を設けずに構成し、搬入されてくる建築資材を随時吊り上げて、開口部から建屋内に運搬する枠組足場に組込んだ天井クレーンを提供している。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明である枠組足場に組込んだ天井クレーンは、構築する建物の外周に組み立てられている枠組足場と、枠組足場の所定範囲に装備される天井クレーンの支持部材及び支持部材に配備される天井クレーンから構成され、枠組足場の所定範囲を、枠組足場に形成される天井クレーンの出入可能な開口部とし、開口部の側部を構成する枠組足場に天井クレーンの支持部材を装備して、支持部材に開口部を出入する天井クレーンを配備することを特徴としており、建物の外周に組み立てられて行く枠組足場に天井クレーンを盛り替えしながら配備して、狭隘な敷地における揚重設備の問題を解決していることに加えて、開口部からの資材搬入を可能にしている。
【0012】
請求項2に記載の発明である枠組足場に組込んだ天井クレーンは、請求項1に記載の天井クレーンにおいて、支持部材を、枠組足場と並行に設けられる走行レールから構成して、走行レールと開口部に沿って天井クレーンが移動することを特徴としており、上記機能に加えて、資材を吊り上げてから作業現場内を広く稼働できるようにしている。
【0013】
請求項3に記載の発明である枠組足場に組込んだ天井クレーンは、請求項1に記載の天井クレーンにおいて、支持部材を、開口部の側部を構成する枠組足場の間に装備される梁部材から構成して、梁部材に開口部を出入する天井クレーンの吊下親材を配備することを特徴としており、上記機能に加えて、資材を吊り上げて作業階に搬入している。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンは、基本的に、構築する建物の外周に組み立てられている枠組足場と、枠組足場の所定範囲に装備される天井クレーンの支持部材及び支持部材に配備される天井クレーンから構成されており、
枠組足場の所定範囲を、枠組足場に形成される天井クレーンの出入可能な開口部とし、開口部の側部を構成する枠組足場に天井クレーンの支持部材を装備して、支持部材に開口部を出入する天井クレーンを配備することを特徴としている。
【0015】
これによって、建物の外周に組み立てられて行く枠組足場に天井クレーンを盛り替えしながら配備して、狭隘な敷地における揚重設備の問題を解決していることに加えて、開口部からの資材搬入を可能にしている。以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0016】
図1〜4は、枠組足場に組込んだ天井クレーンの実施の形態を示している。図1は、天井クレーンを配備した枠組足場の斜視図であり、図2は、補強された通常の枠組足場に組込んだ天井クレーンの部分斜視図、図3、4は天井クレーンを組込んだ枠組足場の正面図と平面図である。
【0017】
本実施の形態における天井クレーンは、天井クレーンの支持部材を、枠組足場と並行に設けられる走行レールから構成して、走行レールと開口部に沿って天井クレーンを移動させることを特徴としており、資材を吊り上げてから作業現場内を広く稼働できるようにしている。
【0018】
図において、1は、建物を構築するため枠組足場であり、2は、枠組足場の所定の位置に装備されている天井クレーンの支持部材、3は、支持部材に配備されている天井クレーンである。
【0019】
図1の斜視図で示すように、枠組足場1は、建物11を構築するためにその外周に組み立てられている通常の架設足場である。従って、枠組足場1は、壁つなぎ4によって構築が完了した躯体5から支持を取りながら、建物の構築につれて漸次上方に組み立てられて行き、建物の構築と同時に積層されて建物の構築が完了した段階で解体される。
【0020】
本発明は、以上のような枠組足場の本来的に備えている、建物の構築と共に上方に積層されて行く機能に着目し、枠組足場を天井クレーンの支持体として兼用することで、建物の構築に従って天井クレーンの支持位置を盛り替えながら必要な建築資材の搬入、搬送等を実施しようとするものであり、クレーン等の揚重設備を別途に配置することを不要にしている。
【0021】
このために、枠組足場1には、搬送されてくる建築資材を吊り上げて建築現場に運ぶ込むための開口部6が設けてあり、開口部6の両側に配置されている通常の枠組足場7、7には、これを補強して、天井クレーン3の安全な稼働を可能にするための支持部材2が装備されている。
【0022】
天井クレーンの支持部材2は、図2、3に拡大して部分的に示すように、H鋼材等から成る建地補強用部材21を枠組足場の両側にある竪枠22に添わせて結合させ、両建地補強用部材21、21が敷設されている範囲の枠組足場の横枠23に保持され、両建地補強用部材21、21間に配置される水平つなぎ部材24と、敷設された両建地補強用部材21、21を結合する筋交い25とで構成されている。
支持部材2を配備する範囲は、天井クレーンの鉛直荷重を枠組足場で支持するために鉛直荷重を分散させられる枠組足場足場の範囲7、7である。
【0023】
これによって、枠組足場7、7と両建地補強用部材21、21とを一体に結合させて、枠組足場7が内外にふくらみ変形を生じないように補強されており、支持部材で補強された枠組足場の垂直荷重と倒壊防止は、枠組足場の竪枠22と躯体5に設けられた壁つなぎ4とによって、通常通りに支持されている。
【0024】
又、建物側の建地補強用部材21の天端部には、走行レール支持用ブラケット26が配備されており、走行レール支持用ブラケット26の下部には天井クレーン用走行レール27が保持されている。天井クレーン3に設けられた走行移動体28は電動トロリー29によって駆動されており、天井クレーン3が走行レール27上を枠組足場1に沿って平行に移動することを可能にしている。
【0025】
天井クレーン3は、図3の正面図で概要を示すように、ガーダー31と電動トロリ付き巻上機35を装備したすべり出しビーム32から構成されており、すべり出しビーム32を枠組足場1の開口部6から外部に張出させて、工場等から搬送されてきた建築資材を電動トロリ付き巻上機35で吊り上げると共に、天井クレーン用走行レール27上を走行することで建築現場内を自由に移動して、建築資材を所定の場所に容易に移送している。
【0026】
ガーダー31は、図2、3に表示されているように角パイプ33とその下部に溶接やボルト接合によって一体に設けたI型鋼34から構成されており、I型鋼34の両端に走行移動体28を装備して枠組足場1の走行レール27、27間に掛け渡して、走行レール27上を移動可能な状態を形成している。
【0027】
ガーダー31のI型鋼34には、すべり出しビーム32を吊り下げて配置しており、すべり出しビーム32の上面に設けた一方が電動のトロリ36、36によって、I型鋼34と平行な方向に移動可能な状態を形成している。
【0028】
上述したように、すべり出しビーム32には電動トロリ付き巻上機35が装備されており、図3に示すように、すべり出しビーム32をガーダー31の1側端に最大に移動させて枠組足場1の開口部6から外方に突出させながら、電動トロリ付き巻上機35をもすべり出しビーム32の先端にまで移動させて、必要とする資材の揚重を容易に実施している。
【0029】
又、資材を吊り上げた電動トロリ付き巻上機35は、そのままの状態で矢印のように作業現場に移動して、すべり出しビーム32の電動トロリ36によるガーダー31に沿った移動との兼ね合いでガーダー31の他側端に最大に移動させて、作業現場における資材の搬送を簡潔に実施している。
【0030】
さらに、図4の平面図で示すように、枠組足場1に形成した開口部6の両側には所定の範囲に亘って、枠組足場7に補強を兼ねた天井クレーンの支持部材2が配備されている。そして、天井クレーンの支持部材2には、一定長さの走行レール27が走行レール支持用ブラケット26で支持されながら配置されていることから、ガーダー31は開口部6を中心にして走行レール27の範囲において、枠組足場1に沿った平行移動も可能になっている。
【0031】
本発明においては、所定の作業階での施工が完了して作業階を上方に移動させる場合には、天井クレーンの支持部材2が配備されている枠組足場7を含んだ枠組足場1の上方に、通常の施工手順に従って枠組足場1の組み立てが漸次行われて行く。同時に、天井クレーン3の解体と、各個の天井クレーン支持部材2を構成している、走行レール支持用ブラケット26からの走行レール27の取り外し及び建地補強用部材21からの走行レール支持用ブラケット26の取り外しが行われる。
【0032】
所定の枠組足場1が組み立てられると、組み立てられた枠組足場1の最上階にクライミング用電動チェ−ンブロックが用意される。次いで、電動チェ−ンブロックのフックを、枠組足場7に結合されている各個の建地補強用部材21に引掛けて安定性を保ち、両建地補強用部材21、21間に結合されている水平つなぎ部材24と筋交い25との枠組足場からの結合を解きながら、電動チェ−ンブロックによる引き上げを行って、天井クレーン支持部材2の盛り替えを行っている。
【0033】
尚、本実施の形態では、枠組足場に開口部を設け、この開口部から資材を吊り上げた後に、施工現場内に搬入して所定の場所に移送する例で説明してきたが、盛り替えが完了した後の開口部は、通常の枠組足場と同様に開口部を塞ぐ枠組足場の組み立てが行われることで、仕上げ作業等の施工に支障を生じないように考慮されることは当然のことである。
【0034】
上記作業を繰り返すことによって建物の構築は完工するが、本実施の形態では建物の建築現場において必須である、建物の外周に組み立てられて行く枠組足場に、枠組足場と並行に設けた走行レールを配置して天井クレーンを構成しているものであり、天井クレーンを盛り替えしながら、開口部を設けることで、搬入されてくる建築資材を随時吊り上げて構築中の建屋内に搬入し、走行レールに沿って作業現場内を移送しており、クレーン支柱等を設けることなく必要な揚重作業を実施している。
【0035】
次に、本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンにおける他の実施形態について説明する。
【0036】
本実施の形態における天井クレーンは、天井クレーンの支持部材を、開口部の側部を構成する枠組足場の間に装備される梁部材から構成して、梁部材に開口部を出入する天井クレーンの吊下親材を配備することを特徴としており、資材を吊り上げて作業階に搬入している。
【0037】
図5〜8は、本実施形態を示しており、図5は、天井クレーンを配備した枠組足場の斜視図である。図6は、補強された通常の枠組足場の間に組込んだ天井クレーンの部分斜視図、図7、8は天井クレーンを組込んだ枠組足場の正面図と平面図である。尚、上記実施の形態と同様もしくは類似の部分については、同符号を付して説明している。
【0038】
図において、1は、建物を構築するため枠組足場であり、41は、枠組足場の所定の位置に装備されている天井クレーンの支持部材、3−1は、支持部材に配備されている天井クレーンである。
【0039】
枠組足場1は、図5の斜視図で示すように、建物11を構築するためにその外周に組み立てられている通常の架設足場である。従って、枠組足場1は、壁つなぎ4によって構築が完了した躯体5から支持を取りながら、建物の構築につれて漸次上方に組み立てられて行き、建物の構築が完了した段階で解体される。
【0040】
このために、枠組足場1には、搬送されてくる建築資材を吊り上げて建築現場に運ぶ込むための開口部6が設けてあり、開口部6の両側に配置されている通常の枠組足場7、7には、これを補強して、天井クレーン3−1の安全な稼働を可能にするための支持部材41が装備されている。
【0041】
天井クレーンの支持部材41は、図6、7で詳細に示されているように、H鋼材等から成る建地補強用部材21を枠組足場の両側にある竪枠22に添わせて結合させ、両建地補強用部材21、21間に枠組足場の横枠23に保持される水平つなぎ部材24と筋交い25を配置することで構成され、開口部6の側部を構成する枠組足場の建地補強用部材21の天端部には、梁部材42を接合する結合部材43が装備されている。
【0042】
これによって、上記実施の形態と同様に、枠組足場7、7は座屈を生じさせないように補強されており、天井クレーンの支持部材で補強された枠組足場の垂直荷重と倒壊防止は、通常通りに枠組足場の竪枠22と躯体5に設けられた壁つなぎ4とによって支持されている。
【0043】
一方の梁部材42は、開口部6の側部を構成する枠組足場7、7の間に掛け渡してあり、建地補強用部材21の天端部に装備された結合部材43にボルト接合することで、天井クレーンの支持部材41の一部を構成している。他方の梁部材42は、開口部6の反対側を構成して通常の足場を形成している枠組足場7、7の間に掛け渡してある。
【0044】
梁部材42は、鋼材を組み合わせたトラス架構から構成されており、下面中央部に天井クレーン用の親材44を取り付けるための吊下げ材45を装備している。天井クレーン3−1は、図7の正面図で概要を示すように、親材44と電動トロリ付き巻上機35を装備したすべり出しビーム32から構成されており、すべり出しビーム32を枠組足場1の開口部6から外部に張出させて、工場等から搬送されてきた建築資材を電動トロリ付き巻上機35で吊り上げることで、建築現場内の所定の場所に移送している。
【0045】
親材44は、図6、7に表示されているように角パイプ46とその下部に溶接によって一体に設けたI型鋼34から構成されている。親材44のI型鋼34には、すべり出しビーム32を吊り下げて配置しており、すべり出しビーム32の上面に設けた一方が電動のトロリ36、36によって、I型鋼34と平行な方向に移動可能な状態を形成している。
【0046】
上述したように、すべり出しビーム32には電動トロリ付き巻上機35が装備されており、図6に示すように、すべり出しビーム32を親材44の1側端に最大に移動させて枠組足場1の開口部6から外方に突出させながら、電動トロリ付き巻上機35をもすべり出しビーム32の先端にまで移動させて、必要とする資材の揚重を容易に実施している。
【0047】
又、資材を吊り上げた電動トロリ付き巻上機35は、そのままの状態で矢印のように作業現場に移動して、すべり出しビーム32の電動トロリ36による親材44に沿った移動との兼ね合いで親材44の他側端に最大に移動させて、作業現場における資材の搬送を簡潔に実施している。
【0048】
本実施の形態では、図8の平面図が示すように、枠組足場1に形成した開口部6の両側には所定の範囲に亘って天井クレーンの支持部材41が配備されており、枠組足場7の補強を兼ねている。そして、天井クレーンの支持部材41は、その一部を構成する梁部材42を、開口部6の側部を構成する枠組足場7、7の間に掛け渡しており、梁部材42の下面中央に装備した吊下げ材45によって、建物両側の枠組足場間に配置される天井クレーンを走行させるための親材44を支持している。
【0049】
尚、図7と共に図示している中間支持枠47は、親材44が天井クレーン3−1の稼働時に搬送している資材の荷重によって下方に撓むことのないように保持するために設けているものであり、必ずしも必要とするものでない。
【0050】
図8では、すべり出しビーム32に装備した電動トロリ付き巻上機で建築資材を吊上げ、搬入する状態を示している。
【0051】
開口部6に到達するまでの吊上げられる資材48は、図示のように、枠組足場1の方向に沿った並行状態を維持させており、すべり出しビーム32に加えられる荷重を低減させると共に風等の影響を受けないように配慮している。開口部に吊り上げられた資材は、その方向を90度回動させてから、開口部6を通過して作業現場に移動して所定の位置に降下させるものであり、すべり出しビーム32の電動トロリ36による親材44に沿った移動と電動トロリ付き巻上機の移動との兼ね合いで作業現場における資材の搬送を完了させている。
【0052】
本実施の形態の場合にも、所定の作業階での施工が完了して作業階を上方に移動させる場合には、天井クレーンの支持部材41が配備されている枠組足場7を含んだ枠組足場1の上方に、通常の施工手順に従って枠組足場1の組み立てが漸次行われている間に、天井クレーン3−1の解体と吊下げ材45からの親材44の取り外しが行われる。
【0053】
次いで、所定の枠組足場1が組み立てられると、組み立てられた枠組足場1の最上階にクライミング用電動チェ−ンブロックを用意し、電動チェ−ンブロックのフックを、枠組足場7に結合されている各個の建地補強用部材21に引掛けて安定性を保ち、両建地補強用部材21、21間に結合されている水平つなぎ部材24と筋交い25との枠組足場からの結合を解きながら、電動チェ−ンブロックによる引き上げを行って、天井クレーン支持部材41の盛り替えを行っている。
【0054】
そして、盛り替えが完了した後の開口部は、通常の枠組足場と同様に開口部を塞ぐ枠組足場の組み立てを行って、仕上げ作業等の施工に支障を生じないようにしている。
【0055】
上記作業を繰り返すことによって建物の構築は完工するが、本実施の形態では建物の建築現場において必須である、建物の外周に組み立てられて行く枠組足場に開口部と天井クレーンを構成して、天井クレーンを盛り替えしながら搬入されてくる建築資材を随時吊り上げて、開口部から構築中の建屋内に搬入、移送しており、クレーン支柱等を設けることなく必要な揚重作業を実施している。
【0056】
以上のように、本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンは、建物の建築現場において必須である建物の外周に組み立てられて行く枠組足場に天井クレーンを構成しており、開口部を形成し、クレーン支柱等を設けずに天井クレーンを盛り替えしながら配備する天井クレーンを構成することで、搬入されてくる建築資材を随時吊り上げて、開口部から建屋内に運搬するものであるから、狭隘な敷地における揚重設備の問題を解決していることに加えて、開口部からの資材搬入を可能にしている。
【0057】
以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンは、上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、枠組足場の形態、天井クレーンの支持部材、梁部材の形状等に関して、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
【0060】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明である枠組足場に組込んだ天井クレーンは、構築する建物の外周に組み立てられている枠組足場と、枠組足場の所定範囲に装備される天井クレーンの支持部材及び支持部材に配備される天井クレーンから構成され、枠組足場の所定範囲を、枠組足場に形成される天井クレーンの出入可能な開口部とし、開口部の側部を構成する枠組足場に天井クレーンの支持部材を装備して、支持部材に開口部を出入する天井クレーンを配備することを特徴としているので、建物の外周に組み立てられて行く枠組足場に天井クレーンを盛り替えしながら配備して、狭隘な敷地における揚重設備を構成する効果に加えて、開口部からの資材搬入を可能にする効果を奏している。
【0061】
請求項2に記載の発明である枠組足場に組込んだ天井クレーンは、請求項1に記載の天井クレーンにおいて、支持部材を、枠組足場と並行に設けられる走行レールから構成して、走行レールと開口部に沿って天井クレーンが移動することを特徴としているので、上記効果に加えて、資材を吊り上げてから作業現場内を広く稼働できる効果を奏している。
【0062】
請求項3に記載の発明である枠組足場に組込んだ天井クレーンは、請求項1に記載の天井クレーンにおいて、支持部材を、開口部の側部を構成する枠組足場の間に装備される梁部材から構成して、梁部材に開口部を出入する天井クレーンの吊下親材を配備することを特徴としているので、上記効果に加えて、資材を吊り上げて作業階に搬入できる効果を奏している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンの斜視図
【 図2】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンの部分斜視図
【 図3】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンの正面図
【 図4】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンの平面図
【 図5】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンにおける他の実施形態の斜視図
【 図6】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンにおける他の実施形態の部分斜視図
【 図7】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンにおける他の実施形態の正面図
【 図8】本発明による枠組足場に組込んだ天井クレーンにおける他の実施形態の平面図図
【 図9】従来の小規模住宅における揚重機の概要図
【 図10】従来の小規模住宅における揚重機の拡大部分概要図
【符号の説明】
1 枠組足場、 2 天井クレーンの支持部材、
3、3−1 天井クレーン、 11 建物、 4 壁つなぎ、 5 躯体、
6 開口部、 7 枠組足場、
21 建地補強用部材、 22 竪枠、 23 横枠、
24 水平つなぎ部材、 25 筋交い、
26 走行レール支持用ブラケット、 27 天井クレーン用走行レール、
28 走行移動体、 29 電動トロリー、 31 ガーダー、
32 すべり出しビーム、 33 角パイプ、 34 I型鋼、
35 電動トロリ付き巻上機、 36 トロリ、
41 天井クレーンの支持部材、 42 梁部材、 43 結合部材、
44 親材、 45 吊下げ材、 46 角パイプ、 47 中間支持枠、
48 建築資材、
50 天井クレーン、 51 足場支柱、 52 ブラケット、
53 レール、 54 クレーンビーム、 55 トロリー、
Claims (3)
- 構築する建物の外周に組み立てられている枠組足場、該枠組足場の所定範囲に装備される天井クレーンの支持部材及び該支持部材に配備される天井クレーンから構成される枠組足場に組込んだ天井クレーンであって、
前記枠組足場の所定範囲が、該枠組足場に形成される前記天井クレーンの出入可能な開口部であって、該開口部の側部を構成する該枠組足場に該天井クレーンの前記支持部材を装備し、該支持部材に該開口部を出入する該天井クレーンを配備することを特徴とする枠組足場に組込んだ天井クレーン。 - 前記支持部材が、前記枠組足場と並行に設けられる走行レールから構成され、該走行レールと前記開口部に沿って前記天井クレーンが移動することを特徴とする請求項1に記載の枠組足場に組込んだ天井クレーン。
- 前記支持部材が、前記開口部の側部を構成する前記枠組足場の間に装備される梁部材から成り、該梁部材に該開口部を出入する前記天井クレーンの吊下親材を配備することを特徴とする請求項1に記載の枠組足場に組込んだ天井クレーン。
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JP2001336289A (ja) | 2001-12-07 |
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