JP4300308B2

JP4300308B2 - Fuel pressure rise prevention device for LPG injection type engine

Info

Publication number: JP4300308B2
Application number: JP2003162131A
Authority: JP
Inventors: 周治田中; 和生中谷
Original assignee: Nissan Motor Co Ltd
Current assignee: Nissan Motor Co Ltd
Priority date: 2003-06-06
Filing date: 2003-06-06
Publication date: 2009-07-22
Anticipated expiration: 2023-06-06
Also published as: JP2004360632A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ＬＰＧ噴射式エンジンにおけるＬＰＧ燃料供給経路の燃圧上昇防止装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
ＬＰＧ噴射式エンジンにおいて、液体ＬＰＧを気化するベーパライザーが故障した場合などにおいては、ＬＰＧ燃料噴射弁にかかる圧力が異常に高くなる可能性がある。従来のＬＰＧ噴射式エンジンでは、このような圧力上昇を抑制する機構や装置が存在しないため、このような圧力上昇が発生すると、圧力センサーなどの部品が故障したり、エンジン不調を来す恐れがあった。
【０００３】
例えば、特許文献１には、水素ガスなどを用いた気体燃料エンジンにおいて、エンジン始動不良時やエンスト時のエンジン停止直前における不適正な気体燃料の供給によるアフターバーンやバックファイアを防止するため、燃料通路中の流量調整弁の下流側にＬＰＧ燃料遮断弁を設け、吸気マニホールドのベンチュリなどで吸気状態を検出し、エンジン停止前にＬＰＧ燃料遮断弁を閉じるようにした技術が示されているが、この技術はエンジン始動不良時やエンスト時のアフターバーンやバックファイアを防止するためのものであり、本発明が目的とするＬＰＧ燃料の燃圧上昇とは関係がなく、ベーパライザー故障時などにおける燃圧上昇を自動的に抑制するものではない。
【０００４】
【特許文献１】
特開平５−２１４９３７号号公報（全頁、全図）
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、液体ＬＰＧを気化するベーパライザーが故障した場合などに燃料噴射弁にかかるＬＰＧガスの圧力が異常に高くなっても、これを自動的に解放して燃圧センサーなどの部品故障やエンジン不調を回避することのできるＬＰＧ噴射式エンジンの燃圧上昇防止装置を提供することを課題とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明では次のような手段を採用した。すなわち、請求項１に記載の燃圧上昇防止装置は、ＬＰＧボンベから送給される液化ＬＰＧをベーパライザーで気化して所定圧力のＬＰＧガスに変換し、ＬＰＧ燃料噴射弁から吸気マニホールド内へ噴射するようにしたＬＰＧ噴射式エンジンにおいて、前記ＬＰＧボンベとベーパライザーとの間を結ぶ液化ＬＰＧ通路にＬＰＧ燃料遮断弁を設けるとともに、前記ベーパライザーとＬＰＧ燃料噴射弁との間を結ぶＬＰＧ通路の圧力を検出するＬＰＧ燃圧センサーを設け、前記ＬＰＧ通路の圧力が設定圧力以上になったことをＬＰＧ燃圧センサーが検出したときに前記ＬＰＧ燃料遮断弁を作動し、ＬＰＧボンベからベーパライザーに送給されるＬＰＧ燃料を強制的に遮断するようにし、前記ベーパライザーとＬＰＧ燃料噴射弁との間をむすぶＬＰＧ通路と、前記吸気マニホールドとの間に、前記設定圧力より低い設定差圧で弁口を開くリリーフ弁を接続し、前記ＬＰＧ通路と吸気マニホールド間の圧力差が設定差圧に達したとき、前記リリーフ弁の弁口を自動的に開き、ＬＰＧ通路のＬＰＧガスを吸気マニホールド内へ直接排出するようにしたものである。
このような構成とした場合、ベーパライザーとＬＰＧ燃料噴射弁との間をむすぶＬＰＧ通路のガス圧の異常上昇発生時、リリーフ弁によってＬＰＧガスを直接吸気マニホールド内へ排出することができ、ＬＰＧ燃料の供給を継続してエンジンの運転を継続させつつ、ガス圧の異常上昇を抑制することができる。
しかも、前記リリーフ弁の作動にもかかわらず、ＬＰＧガスの圧力がさらに上昇していくような場合にも、ＬＰＧ燃料の供給を自動的に遮断し、燃圧上昇を更に抑えることができる。
【０００７】
請求項２に記載の燃圧上昇防止装置は、上記請求項１に記載の燃圧上昇防止装置において、前記リリーフ弁を並列に複数個設け、各リリーフ弁の作動圧力を段階的に変えたものである。このような構成とした場合、ガス圧の異常上昇を段階的に解放しながら抑制することができ、よりきめ細かな制御を実現することができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図１に、本発明に係る燃圧上昇防止装置の一実施の形態を示す。図において、１は液化ＬＰＧの入ったＬＰＧボンベ、２はＬＰＧ燃料式エンジンにつながる吸気マニホールドであって、吸気マニホールド２の適宜位置には、ＬＰＧ燃料を供給するためのＬＰＧ燃料噴射弁３が設けられている。
【００１０】
ＬＰＧボンベ１とＬＰＧ燃料噴射弁３との間には、ベーパライザー４が設けられており、ＬＰＧボンベ１から送給されてくる高圧（例えば約１８ｋｇｆ／ｃｍ^２）の液化ＬＰＧを所定圧力（例えば０．３Ｋｇｆ／ｃｍ^２前後）のＬＰＧガスに変換し、電子制御装置（ＥＣＭ）５の制御の下、所定のタイミングでＬＰＧ燃料噴射弁３から吸気マニホールド２内に噴射するように構成されている。
【００１１】
前記ＬＰＧボンベ１、ベーパライザー４、ＬＰＧ燃料噴射弁３、電子制御装置５からなる機構は、ＬＰＧ燃料式エンジンにおける公知の燃料供給系を構成している。本発明は、この従来公知のＬＰＧ燃料供給系において、次のような機構を付加することにより、ベーパライザー４から送り出されるＬＰＧガスの圧力が異常上昇した際に、その圧力上昇に応じて段階的にＬＰＧガスを吸気マニホールド２内へ直接排出し、異常なガス圧を解放するようにしたものである。
【００１２】
すなわち、本発明は、ベーパライザー４とＬＰＧ燃料噴射弁３との間を結ぶＬＰＧ通路６の途中に２つのリリーフ弁７_１，７_２をＬＰＧ燃料噴射弁３に対して並列に設け、その出口側を吸気マニホールド２に直接臨ませたものである。この２つのリリーフ弁７_１，７_２は、ＬＰＧ通路６内のＬＰＧガス圧と吸気マニホールド２内の圧力との差圧で作動するメカニカル弁であって、例えば、第１のリリーフ弁７_１は、差圧０．８Ｋｇｆ／ｃｍ^２で作動するように設定され、第２のリリーフ弁７_２は、差圧１．２Ｋｇｆ／ｃｍ^２で作動するように設定されている。なお、図示例では、２つのリリーフ弁７_１，７_２をそれぞれ独立に設けたが、いずれか一方または両方を燃料噴射弁３内に一体に組み込んでもよい。
【００１３】
さらに、本発明では、許容範囲を超える異常圧力が発生した時に、ＬＰＧ燃料の送給そのものを停止させるために、ＬＰＧボンベ１とベーパライザー４との間をむすぶ液化ＬＰＧ通路８の途中にＬＰＧ燃料遮断弁９を設けるとともに、ＬＰＧ通路６には、ＬＰＧ通路６内のガス圧を常時監視するＬＰＧ燃圧センサー１０を設けた。また、警告灯１１を設け、許容範囲を超える異常圧力発生時、電子制御装置５によって警告灯１１を点灯し、異常を知らせるように構成した。なお、ＬＰＧ燃圧センサー１０は、本発明専用のものを独立に設けてもよいが、エンジン制御のためにＬＰＧ通路６に従前から備えられているガス圧センサーを前記ＬＰＧ燃圧センサー１０として兼用し、その検出信号を異常検知に利用するようにしてもよい。
【００１４】
上記構成になる燃圧上昇防止装置は、次のように作動する。
まず、ベーパライザー４からＬＰＧ燃料噴射弁３に供給されるＬＰＧガスのガス圧が正常範囲にある場合、２つのリリーフ弁７_１，７_２とＬＰＧ燃料遮断弁９は作動することがなく、ベーパライザー４からＬＰＧ燃料噴射弁３に向けて送給されたＬＰＧガスは、電子制御装置５の制御の下、ＬＰＧ通路６を通じてＬＰＧ燃料遮断弁９から吸気マニホールド２内へ噴射される。
【００１５】
いま、ベーパライザー４に何らかの故障が発生し、ＬＰＧ通路６内のガス圧が上昇し、第１のリリーフ弁７_１の設定圧０．８Ｋｇｆ／ｃｍ^２に達すると、第１のリリーフ弁７_１が作動し、その弁口を開く。第１のリリーフ弁７_１の弁口が開くと、異常圧状態にあるＬＰＧ通路６内のＬＰＧガスは、ＬＰＧ燃料噴射弁３を迂回して、第１のリリーフ弁７_１から直接吸気マニホールド２内へ排出される。この結果、ＬＰＧ通路６内のＬＰＧガスの異常圧力上昇が抑えられ、ガス圧異常に伴う燃圧センサーなどの部品故障やエンジン不調を自動的に回避することができる。
【００１６】
ＬＰＧ通路６内のガス圧がさらに上昇していき、前記第１のリリーフ弁７_１だけでは圧力上昇を充分に抑えることができない場合には、ＬＰＧガスの圧力が第２のリリーフ弁７_２の設定圧１．２Ｋｇｆ／ｃｍ^２に達した時点で、第２のリリーフ弁７_２が作動し、その弁口を開く。この結果、第１のリリーフ弁７_１と第２のリリーフ弁７_２の２つの弁によってＬＰＧガスが吸気マニホールド２内へ直接排出される。このため、ＬＰＧガスの圧力上昇を確実に抑えることができるようになる。
【００１７】
一方、ＬＰＧ通路６内のガス圧をＬＰＧ燃圧センサー１０で検出し、電子制御装置５によって常時監視しているので、前記第１のリリーフ弁７_１と第２のリリーフ弁７_２の２つが作動したにもかかわらず、ＬＰＧガスの圧力がさらに上昇していくような場合には、電子制御装置５がその圧力変動から許容範囲を超える異常発生と診断し、ＬＰＧボンベ１とベーパライザー４をむすぶ液化ＬＰＧ通路８に設けられているＬＰＧ燃料遮断弁９を作動し、液化ＬＰＧ通路８を強制的に遮断する。これによって、ＬＰＧ燃料自体の送給が強制的に停止され、圧力上昇を更に抑えることができる。また、これと同時に、電子制御装置５は警告灯１１を点灯し、圧力異常の発生を知らせる。
【００１８】
なお、前記実施の形態では、リリーフ弁を２個設けた場合を例に採って説明したが、リリーフ弁は２個だけに限らず、３個以上設けてもよいし、場合によっては１個だけでもよい。一般的に、リリーフ弁の数が多いほど、異常圧力の抑制作用をきめ細かく行なうことが可能となる。
【００１９】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項１に記載の発明によれば、ＬＰＧ通路と吸気マニホールド間の圧力差がＬＰＧ燃料遮断弁を作動する設定圧力より低い設定差圧に達したとき、リリーフ弁の弁口を自動的に開き、ＬＰＧ燃料の供給を継続してエンジンの運転を継続させつつＬＰＧ通路のＬＰＧガスを吸気マニホールド内へ直接排出するようにしたので、ＬＰＧガスの圧力異常に伴う燃圧センサーなどの部品故障やエンジン不調を自動的に回避することができる。
しかも、ＬＰＧ通路の圧力が設定圧力以上になったことをＬＰＧ燃圧センサーで検出したときにＬＰＧ燃料遮断弁を作動し、ＬＰＧボンベからベーパライザーに送給されるＬＰＧ燃料を強制的に遮断するようにしたので、自動的にＬＰＧ燃料の供給を停止し、燃圧上昇を更に抑えることができる。
【００２０】
請求項２に記載の発明によれば、リリーフ弁を複数個並列に設け、各リリーフ弁の設定差圧を段階的に変えるようにしたので、圧力上昇に従ってリリーフ弁を順番に開口していくことができ、よりきめ細かな圧力抑制を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明にかかる燃圧上昇防止装置の一実施の形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
１ＬＰＧボンベ
２吸気マニホールド
３ＬＰＧ燃料噴射弁
４ベーパライザー
５電子制御装置（ＥＣＭ）
６ＬＰＧ通路
７_１，７_２リリーフ弁
８液化ＬＰＧ通路
９ＬＰＧ燃料遮断弁
１０ＬＰＧ燃圧センサー
１１警告灯[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an apparatus for preventing an increase in fuel pressure in an LPG fuel supply path in an LPG injection engine.
[0002]
[Prior art]
In the LPG injection engine, when the vaporizer that vaporizes the liquid LPG fails, the pressure applied to the LPG fuel injection valve may become abnormally high. In the conventional LPG injection type engine, there is no mechanism or device for suppressing such a pressure increase, and if such a pressure increase occurs, parts such as a pressure sensor may break down or the engine may malfunction. there were.
[0003]
For example, in Patent Document 1, in a gaseous fuel engine using hydrogen gas or the like, in order to prevent afterburning or backfire due to improper supply of gaseous fuel at the time of engine start failure or engine stop at the time of engine stall, Although a technique has been shown in which an LPG fuel cutoff valve is provided on the downstream side of the flow rate adjustment valve in the passage, the intake state is detected by a venturi or the like of the intake manifold, and the LPG fuel cutoff valve is closed before the engine stops. This technology is intended to prevent afterburning and backfire during engine start failure or engine stall, and has nothing to do with the increase in fuel pressure of LPG fuel, which is the object of the present invention. Is not automatically suppressed.
[0004]
[Patent Document 1]
JP-A-5-214937 (all pages, all figures)
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention automatically releases the pressure of the LPG gas applied to the fuel injection valve when the vaporizer that vaporizes the liquid LPG breaks down, etc., and automatically releases it to cause a failure of the parts such as the fuel pressure sensor or the engine It is an object of the present invention to provide a fuel pressure rise prevention device for an LPG injection engine that can avoid a malfunction.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the present invention employs the following means. That is, the fuel pressure rise prevention device according to claim 1 vaporizes the liquefied LPG fed from the LPG cylinder with a vaporizer to convert it to LPG gas of a predetermined pressure, and injects it into the intake manifold from the LPG fuel injection valve. In the LPG injection engine configured as described above, an LPG fuel cutoff valve is provided in the liquefied LPG passage connecting the LPG cylinder and the vaporizer, and the pressure of the LPG passage connecting the vaporizer and the LPG fuel injection valve is set. An LPG fuel pressure sensor is provided for detecting the LPG fuel shutoff valve when the LPG fuel pressure sensor detects that the pressure in the LPG passage is equal to or higher than a set pressure, and the LPG fed from the LPG cylinder to the vaporizer. so as to forcibly shut off the fuel, linking between the vaporizer and the LPG fuel injector LP A passage, between the intake manifold, to connect the valve open mouth relief valve at a low set pressure differential than the set pressure, when the pressure difference between the LPG passage and the intake manifold reaches a target pressure difference, wherein The valve port of the relief valve is automatically opened, and the LPG gas in the LPG passage is directly discharged into the intake manifold.
When such a configuration, it is possible to discharge the vaporizer and abnormal increase occurs in the gas pressure in the LPG passage which connects between the LPG fuel injection valve, directly intake manifold LPG gas by the relief valve, LPG fuel The abnormal increase in gas pressure can be suppressed while continuing the supply of the engine and continuing the operation of the engine .
Moreover, even when the pressure of the LPG gas further increases despite the operation of the relief valve, the supply of LPG fuel can be automatically shut off to further suppress the increase in fuel pressure.
[0007]
The fuel pressure rise prevention device according to claim 2 is the fuel pressure rise prevention device according to claim 1, wherein a plurality of the relief valves are provided in parallel, and the operating pressure of each relief valve is changed stepwise. . In such a configuration, the abnormal increase in gas pressure can be suppressed while being released stepwise, and finer control can be realized.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 shows an embodiment of a fuel pressure rise prevention device according to the present invention. In the figure, 1 is an LPG cylinder containing liquefied LPG, 2 is an intake manifold connected to an LPG fuel type engine, and an LPG fuel injection valve 3 for supplying LPG fuel is provided at an appropriate position of the intake manifold 2. It has been.
[0010]
A vaporizer 4 is provided between the LPG cylinder 1 and the LPG fuel injection valve 3, and high pressure (for example, about 18 kgf / cm ² ) liquefied LPG fed from the LPG cylinder 1 is supplied to a predetermined pressure (for example, The LPG gas is converted into LPG gas of around 0.3 kgf / cm ² and injected into the intake manifold 2 from the LPG fuel injection valve 3 at a predetermined timing under the control of the electronic control unit (ECM) 5. .
[0011]
The mechanism comprising the LPG cylinder 1, the vaporizer 4, the LPG fuel injection valve 3, and the electronic control unit 5 constitutes a known fuel supply system in an LPG fuel type engine. According to the present invention, when the pressure of the LPG gas sent out from the vaporizer 4 is abnormally increased by adding the following mechanism in the conventionally known LPG fuel supply system, a stepwise process is performed according to the pressure increase. The LPG gas is directly discharged into the intake manifold 2 to release an abnormal gas pressure.
[0012]
That is, in the present invention, two relief valves 7 ₁ and 7 ₂ are provided in parallel with the LPG fuel injection valve 3 in the middle of the LPG passage 6 connecting the vaporizer 4 and the LPG fuel injection valve 3, and the outlet thereof The side faces the intake manifold 2 directly. The two relief valves 7 _1, 7 ₂ is a mechanical valve that operates in the differential pressure between the LPG gas pressure in the LPG passage 6 and the pressure in the intake manifold 2, for example, the first relief valve ₇₁ is , it is set to operate at a differential pressure 0.8 kgf / cm ^2, a second relief valve _{7 2} is set to operate at a differential pressure 1.2 kgf / cm ^2. In the illustrated example, the two relief valves 7 ₁ and 7 ₂ are provided independently, but either one or both may be integrated into the fuel injection valve 3.
[0013]
Further, in the present invention, when an abnormal pressure exceeding the allowable range is generated, the LPG fuel is stopped in the middle of the liquefied LPG passage 8 between the LPG cylinder 1 and the vaporizer 4 in order to stop the LPG fuel supply itself. In addition to providing the shut-off valve 9, the LPG passage 6 is provided with an LPG fuel pressure sensor 10 that constantly monitors the gas pressure in the LPG passage 6. Further, a warning lamp 11 is provided, and when the abnormal pressure exceeding the allowable range is generated, the warning lamp 11 is turned on by the electronic control device 5 to notify the abnormality. In addition, although the LPG fuel pressure sensor 10 may be provided independently for the present invention, a gas pressure sensor previously provided for the LPG passage 6 for engine control is also used as the LPG fuel pressure sensor 10. The detection signal may be used for abnormality detection.
[0014]
The fuel pressure rise prevention device configured as described above operates as follows.
First, when the gas pressure of the LPG gas supplied from the vaporizer 4 to the LPG fuel injection valve 3 is in the normal range, the two relief valves 7 ₁ and 7 ₂ and the LPG fuel cutoff valve 9 do not operate, and the vapor LPG gas supplied from the riser 4 toward the LPG fuel injection valve 3 is injected into the intake manifold 2 from the LPG fuel cutoff valve 9 through the LPG passage 6 under the control of the electronic control unit 5.
[0015]
Now, any failure occurs in vaporizer 4, the gas pressure in the LPG passage 6 rises and first reaches the set pressure 0.8 kgf / cm ² of the relief valve _{7 1,} the first relief valve _{7 1} Activates and opens its valve port. When the first relief valve ₇₁ of the valve port open, LPG gas LPG passage 6 in the abnormal pressure condition, bypassing the LPG fuel injection valve 3, the first direct intake manifold from the relief valve 7 ₁ 2 It is discharged inside. As a result, the abnormal pressure increase of the LPG gas in the LPG passage 6 is suppressed, and it is possible to automatically avoid failure of the components such as the fuel pressure sensor and engine malfunction associated with the abnormal gas pressure.
[0016]
Soars gas pressure LPG passage 6 further wherein first only the relief valve ₇₁ if it can not be sufficiently suppressed increase in pressure, the pressure of the LPG gas in the second relief valve 7 ₂ Once at the set pressure 1.2 kgf / cm ^2, a second relief valve _{7 2} is operated to open the valve port. As a result, LPG gas is discharged directly into the intake manifold 2 by the first relief valve 7 ₁ and the second of the two valves of the relief valve 7 _2. For this reason, it becomes possible to reliably suppress an increase in pressure of the LPG gas.
[0017]
On the other hand, to detect the gas pressure in the LPG passage 6 in LPG fuel pressure sensor 10, since the monitored constantly by the electronic control unit 5, the first relief valve 7 ₁ and the second relief valve 7 ₂ two are working However, if the pressure of the LPG gas further increases, the electronic control unit 5 diagnoses that the abnormality exceeds the allowable range from the pressure fluctuation, and connects the LPG cylinder 1 and the vaporizer 4. The LPG fuel cutoff valve 9 provided in the liquefied LPG passage 8 is operated to forcibly shut off the liquefied LPG passage 8. As a result, the supply of the LPG fuel itself is forcibly stopped, and the pressure increase can be further suppressed. At the same time, the electronic control unit 5 lights the warning lamp 11 to notify the occurrence of a pressure abnormality.
[0018]
In the above embodiment, the case where two relief valves are provided has been described as an example. However, the number of relief valves is not limited to two, and three or more relief valves may be provided. But you can. In general, the greater the number of relief valves, the finer the action of suppressing abnormal pressure.
[0019]
【The invention's effect】
As described above, according to the first aspect of the present invention, when the pressure difference between the LPG passage and the intake manifold reaches a set differential pressure lower than the set pressure for operating the LPG fuel cutoff valve , the relief valve Since the LPG gas in the LPG passage is directly discharged into the intake manifold while the engine operation is continued by continuously opening the LPG fuel supply , the fuel pressure sensor associated with abnormal LPG gas pressure, etc. It is possible to automatically avoid parts failure and engine malfunction.
In addition, when the LPG fuel pressure sensor detects that the pressure in the LPG passage is equal to or higher than the set pressure, the LPG fuel shut-off valve is operated to forcibly shut off the LPG fuel fed from the LPG cylinder to the vaporizer. Therefore, the supply of LPG fuel can be automatically stopped to further suppress the increase in fuel pressure.
[0020]
According to the second aspect of the present invention, a plurality of relief valves are provided in parallel, and the set differential pressure of each relief valve is changed stepwise, so that the relief valves are sequentially opened according to the pressure increase. And finer pressure suppression can be performed.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an embodiment of a fuel pressure rise prevention device according to the present invention.
[Explanation of symbols]
1 LPG cylinder 2 Intake manifold 3 LPG fuel injection valve 4 Vaporizer 5 Electronic control unit (ECM)
6 LPG passage 7 ₁ , 7 ₂ Relief valve 8 Liquefied LPG passage 9 LPG fuel shut-off valve 10 LPG fuel pressure sensor 11 Warning light

Claims

In an LPG injection engine in which liquefied LPG fed from an LPG cylinder is vaporized by a vaporizer and converted into LPG gas of a predetermined pressure and injected from an LPG fuel injection valve into an intake manifold,
An LPG fuel shutoff valve is provided in the liquefied LPG passage connecting the LPG cylinder and the vaporizer, and an LPG fuel pressure sensor for detecting the pressure of the LPG passage connecting the vaporizer and the LPG fuel injection valve is provided, When the LPG fuel pressure sensor detects that the pressure in the LPG passage is equal to or higher than the set pressure, the LPG fuel shut-off valve is operated to forcibly shut off the LPG fuel fed from the LPG cylinder to the vaporizer. ,
A relief valve that opens a valve port with a set differential pressure lower than the set pressure is connected between the LPG passage extending between the vaporizer and the LPG fuel injection valve and the intake manifold,
When the pressure difference between the LPG passage and the intake manifold reaches a set differential pressure , the relief valve is automatically opened, and the LPG gas in the LPG passage is directly discharged into the intake manifold. A fuel pressure rise prevention device for an LPG injection engine.

2. The fuel pressure rise prevention device for an LPG injection engine according to claim 1, wherein a plurality of the relief valves are provided in parallel, and the operating pressure of each relief valve is changed stepwise.