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JP4293816B2 - 電気コネクタに対するケーブルの接続構造及び接続方法 - Google Patents

電気コネクタに対するケーブルの接続構造及び接続方法 Download PDF

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JP4293816B2
JP4293816B2 JP2003099233A JP2003099233A JP4293816B2 JP 4293816 B2 JP4293816 B2 JP 4293816B2 JP 2003099233 A JP2003099233 A JP 2003099233A JP 2003099233 A JP2003099233 A JP 2003099233A JP 4293816 B2 JP4293816 B2 JP 4293816B2
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conductor
electrical connector
outer conductor
clamp member
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祐二 櫻井
弘 青木
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気コネクタに対するケーブルの接続構造及び接続方法に関し、特に、ケーブルの外部導体とコネクタ本体部を構成する外部導体との導体接触を、簡便に高める接続構造にあり、この接続構造を採用することによって、例えば、携帯電話などの無線通信基地局などで使用されているアンテナユニットを構成するコネクタなどのデバイスに、大電力の送信信号が2波以上入力されたときに発生しやすい相互変調ひずみ(IM)を抑制する。
【0002】
【従来の技術】
例えば携帯電話などの無線通信に使用されるケーブルは、通常、内部導体、これを中心軸として取り囲む外部導体、内部導体と外部導体の間に充填してなる絶縁体、及び外部導体の外周面を覆うシースで構成されている。
【0003】
このケーブルは、別のケーブル等の他の部材に接続する場合、ケーブル先端部に電気コネクタを取り付ける。
【0004】
従来の電気コネクタとしては、例えば特許文献1に記載されている。
この電気コネクタは、図11に示すように、同軸ケーブル用コネクタであり、このコネクタ101は、同軸ケーブル102のシース103と外部導体104を把持するガイド105と、外部導体104に接触するコネクタ101の外部導体106と、この外部導体106と絶縁体107を介して配置され同軸ケーブル102の内部導体108に接触するコネクタのコンタクト109とを有している。ガイド105とコネクタ101の外部導体106とは、螺合するように構成されている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−351725号公報
【0006】
そして、同軸ケーブル102をコネクタ101に取り付ける場合には、まず、同軸ケーブル102のシース103を所定長さだけ切り取って外部導体104を露出させ、ガイド105を通した後、同軸ケーブル102の先端部の外部導体104及び絶縁体110を加工して、内部導体108を露出させ、その後、内部導体108をコネクタ101のコンタクト109に取り付けるとともに、コネクタ101の外部導体106を回転させながらガイド105に螺合させることによって、同軸ケーブル102をコネクタ101に取り付けることができる。
【0007】
かかるコネクタ101では、その本体部を構成する外部導体106と、ケーブル102の外部導体104との導体接触が、ガイド105を介して維持されており、ガイド105とケーブル102の外部導体104との導体接触は、山部111と谷部112のケーブル軸線位置が円周方向に変化するように螺旋波状の成型加工を施してコルゲートパイプ状に形成した外部導体104の外面に、この外部導体104と同様な螺旋波状に形成した内周面113をもつガイド105を、ケーブル先端側から前記外部導体104の外面の螺旋波状に沿って回転させながらねじ込むことによって得られる。
【0008】
しかしながら、かかるコネクタ101は、ガイド105が真ちゅう等の金属剛体で構成されているため、ケーブル102の外部導体104とガイド105を緊密導体接触させるには、外部導体104の外面とガイド105の内周面を、高精度な精密加工で形成する必要があり、これは、製品コストの上昇や、作業性の悪化という問題があり、加えて、ケーブル102の外部導体104の外面を、山部と谷部のケーブル軸線位置が円周方向に変化しないリング波状に形成した場合には、外部導体104にガイド105を回転させながらねじ込むことができないため、ケーブル102の外部導体104にガイド105を取り付けることが困難であり、かかるリング波状の外面形状をもつケーブル102の外部導体104に対しては前記内周面形状をもつガイド105は適用できないという問題もあり、また、ケーブルにて位相を合わせることが難しかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、特に、ケーブルの外部導体とコネクタ本体部を構成する外部導体との導体接触を簡便に高めることができる電気コネクタに対するケーブルの接続構造及び接続方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続構造は、内部導体、これを中心軸として取り囲む外部導体、内部導体と外部導体の間に充填してなる絶縁体、及び外部導体の外周面を覆うシースを有するケーブルと、コンタクトを有する電気コネクタとを具え、ケーブルの先端部を口出しにより露出させた内部導体を、電気コネクタのコンタクトに接続してなる電気コネクタに対するケーブルの接続構造において、ケーブルは、外部導体の外面が山部と谷部をもつ波状の断面形状を有し、電気コネクタは、ケーブルの接続状態にて、ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材を有し、このクランプ部材のチャック部を、そのばね力を用いて、ケーブル先端部を口出しにより露出させた外部導体の山部と谷部のうち、山部のみと緊密接触させることにあり、より好適には、電気コネクタは、ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材と、ケーブルに沿って移動でき、ケーブルの接続時に、クランプ部材のチャック部を収納した状態でクランプ部材と連結されるスリーブ部材と、先端側にケーブルの内部導体に接続されるコンタクトを有し、末端側にクランプ部材及びスリーブ部材を収納する空洞をもつコネクタ本体部と、
コネクタ本体部の末端部に連結され、コネクタ本体部をケーブルの先端部に固定する連結部材とを有することにある。
【0011】
この発明に従う他の電気コネクタに対するケーブルの接続構造は、内部導体、これを中心軸として取り囲む外部導体、内部導体と外部導体の間に充填してなる絶縁体、及び外部導体の外周面を覆うシースを有するケーブルと、コンタクトを有する電気コネクタとを具え、ケーブルの先端部を口出しにより露出させた内部導体を、電気コネクタのコンタクトに接続してなる電気コネクタに対するケーブルの接続構造において、ケーブルは、外部導体の外面が山部と谷部をもつ波状の断面形状を有し、電気コネクタは、ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材と、ケーブルに沿って移動でき、ケーブルの接続時に、クランプ部材のチャック部を収納した状態でクランプ部材と連結されるスリーブ部材と、先端側にケーブルの内部導体に接続されるコンタクトを有し、末端側にクランプ部材及びスリーブ部材を収納する空洞をもつコネクタ本体部と、コネクタ本体部の末端部に連結され、コネクタ本体部をケーブルの先端部に固定する連結部材とを有し、ケーブルの接続状態にて、クランプ部材のチャック部を、そのばね力を用いて、ケーブル先端部を口出しにより露出させた外部導体の山部と緊密接触させることにある。
【0012】
また、ケーブルの露出させた外部導体の先端部は、ケーブルの軸線方向に向かって複数分割されて折り返された分割導体部を有することが好ましい。
【0013】
さらに、クランプ部材は、そのチャック部先端がシース端面と接触するように配設することが好ましい。
【0014】
さらにまた、ケーブルの口出しされていない先端側部分に、シースを所定幅だけ剥離して露出させた外部導体の外面にその谷部が埋まるように緊密密着させてなる止水部を設けることが好ましく、加えて、止水部は、所定の張力を負荷した状態でらせん巻回することによって外部導体の外面に融着する自己融着テープで形成してなることがより好適である。
【0015】
この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法は、ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材、ケーブルに沿って移動でき、ケーブルの接続時に、クランプ部材のチャック部を収納した状態でクランプ部材と連結されるスリーブ部材、先端側にケーブルの内部導体に接続されるコンタクトを有し、末端側にクランプ部材及びスリーブ部材を収納する空洞をもつコネクタ本体部、及びコネクタ本体部の末端部に連結され、コネクタ本体部をケーブルの先端部に固定する連結部材を有する電気コネクタに対し、内部導体、これを中心軸として取り囲む外部導体、内部導体と外部導体の間に充填してなる絶縁体、及び外部導体の外周面を覆うシースを有するケーブルを接続するにあたり、ケーブルの先端側からケーブルに連結部材及びスリーブ部材を順次挿入する工程と、ケーブル先端部を所定長さだけシースを剥離して外部導体を露出させる工程と、露出させた外部導体上にクランプ部材を、チャック部がシース端面に突き当たるまでねじ込む工程と、スリーブ部材をケーブルの先端側に向かって移動させて、チャック部を収納した状態でスリーブ部材をクランプ部材と連結する工程と、クランプ部材から突出したケーブルの外部導体に、その先端からケーブルの軸線方向に向かってクランプ部材の端面まで切り込んでからクランプ端面側に折り返して複数の分割導体部を形成する工程と、ケーブルの外部導体が折り返されることによって露出した絶縁体を、その先端から分割導体部表面まで取り除いて、内部導体を露出させる工程と、コネクタ本体部をケーブルにその先端側から被せ、連結部材をケーブル先端側に引き寄せてコネクタ本体部の末端部に連結してケーブルに電気コネクタを固定する工程とを具えることにある。
【0016】
また、ケーブルの口出しされていない先端側部分に、シースを所定幅だけ剥離して露出させた外部導体の外面に、その谷部が埋まるように、自己融着テープを、所定の張力を負荷した状態でらせん巻回する工程をさらに具えることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明に従う電気コネクタ1に対するケーブル2の接続構造の実施形態の一例を示したものである。
【0018】
図1に示す電気コネクタ1に対するケーブルの接続構造2は、内部導体3、これを中心軸として取り囲む外部導体4、内部導体3と外部導体4の間に充填してなる絶縁体5、及び外部導体4の外周面を覆うシース6を有するケーブル2と、コンタクト7を有する電気コネクタ1とを具え、ケーブル2の先端部を口出しにより露出させた内部導体3aを、電気コネクタ1のコンタクト7に接続したものである。
【0019】
そして、この発明に従う電気コネクタ1に対するケーブル2の接続構造の構成上の主な特徴は、ケーブル2の外部導体4とコネクタ本体部8を構成する外部導体9との導体接触構造の適正化にあり、より具体的には、ケーブル2は、外部導体4の外面が山部10と谷部11をもつ波状の断面形状を有する、いわゆるコルゲート状に形成され、電気コネクタ1は、ケーブル2の接続状態にて、ケーブル2の軸線方向Cに沿って複数分割されたばね材からなるチャック部12をもつクランプ部材13を有し、このクランプ部材13のチャック部12を、そのばね力を用いて、ケーブル2の先端部2aを口出しにより露出させた外部導体4aの山部10aと緊密接触させることにあり、この構成を採用することによって、特に、ケーブル2の外部導体4とコネクタ本体部8を構成する外部導体9との導体接触を簡便に高めることができる。
【0020】
すなわち、ケーブル2の外部導体4の外面をコルゲート状にするとともに、クランプ部材13のチャック部12をばね材で構成することによって、前記外部導体4と前記チャック部12との接触圧が高められる結果、ケーブル2の外部導体4とコネクタ1の外部導体9との間の外部導体接触を安定に実現することができる。
加えて、クランプ部材13のチャック部12は、その内周面がケーブル2の外部導体4を構成する山部10と谷部11のそれぞれに対応する(図示しない)凹凸形状を有する場合には、螺旋波状に形成された前記外部導体4aの外面に沿って、ねじ込みながら簡便に取り付けることができ、一方、クランプ部材13のチャック部12は、その内周面が図1に示すようにフラットな形状を有する場合には、前記外部導体4aの山部10a、10a間を移動するように前記チャック部12が構成されているので、ケーブル2の外部導体4aの外面が、螺旋波状に形成された場合だけでなく、リング波状に形成された場合であっても、同様にケーブル2の外部導体4aに、山部間を摺動させながら簡便に取り付けることができる。
【0021】
加えて、ケーブル2の露出させた外部導体4aの先端部は、ケーブル2の軸線方向Cに向かって複数分割されて折り返された分割導体部14を有することが、ケーブル2の外部導体4とコネクタ本体部8を構成する外部導体9との導体接触をより一層安定に高める上で好ましい。
【0022】
尚、分割導体14の配設数は、多いほど接触安定性に優れるものの加工性が悪くなるので、両性能を満足させる点で、4〜8個にすることが好ましく、最適には8個である。
【0023】
さらに、クランプ部材は、そのチャック部先端がシース端面と接触するように配設すれば、ケーブルにて位相を合わせることが容易になる点で好ましい。
【0024】
また、特許文献1に記載されたコネクタ101は、ケーブル102の先端部の露出した外部導体104とシース103との隙間114に浸入した水がコネクタ101の内部に流れ込むのを防止する止水手段として、図11に示すように、ケーブル102の先端部の露出した外部導体104とその外部導体104を挟持するガイド105との間に、走水防止ガスケット115を、露出した外部導体104の周囲を覆うように設けており、この走水防止ガスケット115は、ケーブルの外部導体の外面形状と同様な螺旋波状に成型加工された内周面をもち、シリコンゴム等の弾性を有する材質からなり、ケーブルの露出した外部導体とガイド105の間に挿入され、このガスケット115の周囲には、締付け用の断面C型のばね材からなる圧縮バンド116と、この圧縮バンドの上下位置に、圧縮バンド116を径方向内方に付勢するためのイモネジ117とが設けられている。
【0025】
しかしながら、特許文献1に記載された走水防止ガスケット115は、内周面を螺旋波状に成型加工する必要があるため、金型が必要であり、しかも、ケーブルの外部導体の外面と走水防止ガスケット115の内周面とが同一の螺旋波状に精密加工しなければならない上、これらの面を最適な位置で合わせて緊密に密着させるのは難しい。加えて、走水防止ガスケット115をイモネジ117で径方向内方に強く締付けたとしても、ガスケット115はゴムであるため、ガスケット115の内周面がケーブルの外部導体の外面、特に谷部に完全に密着させることはできない。
【0026】
このため、この発明でも止水手段を設ける必要がある場合には、ケーブル2の口出しされていない先端側部分に、シース6を所定幅だけ剥離して露出させた外部導体4bの外面に、その谷部11が埋まるように緊密密着させてなる止水部15を設けることが好ましい。尚、前記所定幅は、ピッチ(谷部間ピッチ)によって変化するが、好ましくは2ピッチ以上である。例えば、ピッチが2.8mmの場合には、所定幅は14mm程度とすることが好適である。
【0027】
止水部15は、例えば、所定の張力を負荷した状態でらせん巻回することによって外部導体4bの外面に融着する自己融着テープで形成して、外部導体4bの谷部11が埋まるように緊密密着させて設けることが好ましい。
【0028】
ここで、自己融着テープとは、張力をかけながら巻きつけることによって、テープ自身が完全に融着し優れた絶縁性と水密性が得られるテープを意味し、さらに、テープを巻きつけた後に指圧などの圧力を加えて融着を促進してもよい。
【0029】
尚、自己融着テープを用いて止水部15を形成する場合には、テープ幅の半幅程度ずつずらしながら、ケーブル2の露出させた外部導体4bの全面にわたってらせん巻回して止水部15を形成した後、さらに、図1に示すように、耐候性に優れた保護テープを螺旋巻回して保護層16を形成してもよいが、後述するように、図10(e)及び(f)に示すように、自己融着テープを縦にして外部導体の2ピッチ分以上の谷部を埋めるように巻きつけた後、保護テープ16の代わりに、同じ自己融着テープを横にして外部導体の山部を覆うように1周以上巻きつけて形成したテープ層とすることがより好適である。
【0030】
また、図1の電気コネクタ1は、クランプ部材13と、スリーブ部材17と、コネクタ本体部8と、連結部材18とで主に構成されている。
【0031】
クランプ部材13は、スリーブ部材とねじ連結する外周面をもつリング状部19と、ケーブル2の軸線方向Cに沿って複数分割された、例えば、ばね鋼のようなばね材からなるチャック部12とで構成され、ケーブル接続時には、クランプ部材13のリング状部19とコネクタ本体部8を構成する外部導体9との間で、ケーブルの先端に設けた分割導体14を強く押圧することによって、安定な外部導体接触を得ることができる。尚、クランプ部材は、そのチャック部先端がシース端面と接触するように配設することが、ケーブルにて位相を合わせることが容易になる点で好ましい。
【0032】
スリーブ部材17は、クランプ部材13のリング状部19の外周面とねじ連結可能な内周面をもつ大径部20と、ケーブル接続時に、クランプ部材のチャック部を収納できる内径をもつ小径部21とで構成され、スリーブ部材17は、ケーブル2に沿って移動でき、ケーブル接続時に、クランプ部材13のチャック部12を収納した状態でクランプ部材13と連結される。
【0033】
コネクタ本体部8は、外部導体9と、別のケーブル等の他の部材に接続するための接続部材22とで構成されており、これら外部導体9と接続部材22は、径方向外側に付勢したリング状スプリング23によって連結されている。
【0034】
外部導体9は、先端側には、リング状の絶縁体24を介してケーブル2の内部導体3aに接続されるコンタクト7を有するとともに、そのコンタクト7を中心として円筒状に延びる外部導体9の先端部25を有し、末端側には、クランプ部材13及びスリーブ部材17を収納する空洞を有している。
【0035】
連結部材18は、コネクタ本体部8を構成する外部導体9の末端部の内周面とねじ連結可能な外周面をもち、ケーブル接続時に、コネクタ本体部8と連結部材18をねじ連結することによって、この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続構造を得ることができる。
【0036】
尚、図1では、コネクタ本体部8を構成する外部導体9と連結部材18との間にワッシャ26を挿入するとともに、ケーブルとコネクタの接続部の外周を被覆するように収縮チューブ27を配設してある。
【0037】
次に、この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法の一例を、図2〜10を参照しながら詳細に説明する。
【0038】
図2は、電気コネクタ1の構成部材を示す分解図であって、右から、コネクタ本体部8、クランプ部材13、スリーブ部材17、ワッシャ26、及び連結部材18である。
【0039】
まず、図3に示すように、ケーブル2の先端側からケーブル2に、連結部材18、ワッシャ26及びスリーブ部材17を順次挿入した後、ケーブル先端部を所定長さ、好適には20〜25mmだけシース6を剥離して外部導体4aを露出させる。
【0040】
露出させた外部導体4a上にクランプ部材13を、図4に示すように、チャック部12がシース端面6aに突き当たるまでねじ込んでケーブル2に装着する。
【0041】
次に、スリーブ部材17をケーブル2の先端側に向かって移動させて、チャック部12を収納した状態でスリーブ部材17を締め込んでクランプ部材13とねじ連結する(図5)。
【0042】
クランプ部材13から突出したケーブル2の外部導体4aに、図6に示すように、その先端からケーブル2の軸線方向Cに向かってクランプ部材13の端面28まで切り込んでから、図7に示すように、前記端面28側に折り返して複数の分割導体部14を形成する。尚。折り返した分割導体部14は、前記端面28でフラット状に押し広げられた後、前記端面28から径方向外方にはみ出した部分(図7の点線で示す部分29)については切断して取り除くことが好ましい。
【0043】
その後、ケーブル2の外部導体4aが折り返されることによって露出した絶縁体5aを、図8に示すように、その先端から分割導体部14の表面まで取り除いて、内部導体3aを露出させる。
【0044】
そして、コネクタ本体部8をケーブル2にその先端側から被せ、連結部材18をケーブル2の先端側に引き寄せた後、図9に示すように、コネクタ本体部8を構成する外部導体9の末端部に締め込んでねじ連結してケーブル2に電気コネクタ1を固定することによって、本発明の電気コネクタに対するケーブルの接続構造を得ることができる。
【0045】
次に、かかる接続構造を有するケーブル2に止水部15を設ける方法の一例を図10(a)〜(f)を参照しながら説明する。
【0046】
まず、かかる接続構造を形成したケーブル2の口出しされていない先端側部分に、シース6を所定幅(10〜30mm)だけ剥離する。シース6の剥離方法は、例えば、図10(a)に示すように、接続部側のケーブル位置に、両刃30をもつアイディアル31を取り付け、ケーブル2の周方向に1回転させることによって所定幅Wの両幅端位置32a、32bに切り込みを入れ、次いで、図10(b)に示すように、コネクタ側よりカッター33で、外部導体に傷がつかないように浅く、縦に切り込み34を入れる。
【0047】
その後、図10(c)に示すように、ペンチ35で外部導体4bを傷つけないように切り込んだ部分のシース6を剥ぎ取り、外部導体4bを露出させる(図10(d))。
【0048】
そして、図10(e)に示すように、まず、自己融着テープ36を縦にして、外部導体4bの谷部11bを埋めるように巻きつけていき、その後、図10(f)に示すように、自己融着テープ36を横にして、露出させた外部導体4bだけでなく、外部導体4bの両側に位置するシース部分にわたって巻き付けられる。尚、自己融着テープ36を横にして巻きつける場合には、ケーブルシースと外部導体4bの間に1周以上巻きつければよいが、外部導体4bの両側に位置するシース部分だけは、2周以上巻きつけることが水密性(防水性)の点で好ましい。
【0049】
上述したところは、この発明の実施形態の一例を示したにすぎず、請求の範囲において種々の変更を加えることができる。
【0050】
【発明の効果】
この発明によれば、特に、ケーブルの外部導体とコネクタ本体部を構成する外部導体との導体接触を簡便に高めることができる電気コネクタに対するケーブルの接続構造及び接続方法を提供することが可能になった。
【0051】
また、この発明の接続構造を採用すれば、より良い接触や振動及び衝撃に対する緩みが有効に防止され、かつ、相互変調ひずみ(IM)が抑制される。
【0052】
さらに、クランプ部材を、そのチャック部先端をシース端面と接触するように配設することによって、位置合わせができ、かつ、ケーブル切断が簡単にできるので、ケーブルにて位相合せが容易になる。
【0053】
さらにまた、ケーブルの口出しされていない先端側部分に、シースを所定幅だけ剥離して露出させた外部導体の外面に、その谷部が埋まるように緊密密着させてなる止水部を設けることによって、ケーブルとコネクタの接続部分への水の浸入を防止することができ、接続ユニットを構成する部品の絶縁短絡を抑制することができる。
【0054】
尚、この発明の接続構造を採用すれば、例えば、携帯電話などの無線通信基地局などで使用されているアンテナユニットを構成するコネクタなどのデバイスに、大電力の送信信号が2波以上入力されたときに発生しやすい相互変調ひずみ(IM)を有効に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続構造の一例を示す縦断面図である。
【図2】 図1の電気コネクタからフードを取り外してケーブルの接続構造を示した拡大斜視図である。
【図3】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法を説明するための平面図である。
【図4】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法を説明するため、主要工程の一つを示した平面図である。
【図5】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法を説明するため、主要工程の一つを示した平面図である。
【図6】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法を説明するため、主要工程の一つを示した平面図である。
【図7】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法を説明するため、主要工程の一つを示した平面図である。
【図8】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法を説明するため、主要工程の一つを示した平面図である。
【図9】 この発明に従う電気コネクタに対するケーブルの接続方法を説明するため、主要工程の一つを示した平面図である。
【図10】 (a)〜(f)はいずれも、この発明の接続構造を有するケーブル2に止水部15を設ける方法を説明するため、主要工程を示した平面図である。
【図11】 従来の電気コネクタに対するケーブルの接続構造を示す側面図であり、上側半部だけが縦断面図である。
【符号の説明】
1 電気コネクタ
2 ケーブル
3 内部導体
4 外部導体
5 絶縁体
6 シース
7 コンタクト
8 コネクタ本体部
9 外部導体
10 山部
11 谷部
12 チャック部
13 クランプ部材
14 分割導体部
15 止水部
16 保護層
17 スリーブ部材
18 連結部材
19 リング状部
20 大径部
21 小径部
22 接続部材
23 リング状スプリング
24 リング状の絶縁体
25 外部導体の先端部
26 ワッシャ
27 収縮チューブ
28 クランプ部材の端面
29 部分
30 刃
31 アイディアル
32a,32b 幅端位置
33カッター
34 切り込み
35 ペンチ
36 自己融着テープ

Claims (9)

  1. 内部導体、これを中心軸として取り囲む外部導体、内部導体と外部導体の間に充填してなる絶縁体、及び外部導体の外周面を覆うシースを有するケーブルと、コンタクトを有する電気コネクタとを具え、ケーブルの先端部を口出しにより露出させた内部導体を、電気コネクタのコンタクトに接続してなる電気コネクタに対するケーブルの接続構造において、
    ケーブルは、外部導体の外面が山部と谷部をもつ波状の断面形状を有し、
    電気コネクタは、ケーブルの接続状態にて、ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材を有し、このクランプ部材のチャック部を、そのばね力を用いて、ケーブル先端部を口出しにより露出させた外部導体の山部と谷部のうち、山部のみと緊密接触させることを特徴とする電気コネクタに対するケーブルの接続構造。
  2. 電気コネクタは、
    ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材と、
    ケーブルに沿って移動でき、ケーブルの接続時に、クランプ部材のチャック部を収納した状態でクランプ部材と連結されるスリーブ部材と、
    先端側にケーブルの内部導体に接続されるコンタクトを有し、末端側にクランプ部材及びスリーブ部材を収納する空洞をもつコネクタ本体部と、
    コネクタ本体部の末端部に連結され、コネクタ本体部をケーブルの先端部に固定する連結部材と、
    を有する請求項1記載の電気コネクタに対するケーブルの接続構造。
  3. 内部導体、これを中心軸として取り囲む外部導体、内部導体と外部導体の間に充填してなる絶縁体、及び外部導体の外周面を覆うシースを有するケーブルと、コンタクトを有する電気コネクタとを具え、ケーブルの先端部を口出しにより露出させた内部導体を、電気コネクタのコンタクトに接続してなる電気コネクタに対するケーブルの接続構造において、
    ケーブルは、外部導体の外面が山部と谷部をもつ波状の断面形状を有し、
    電気コネクタは、
    ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材と、
    ケーブルに沿って移動でき、ケーブルの接続時に、クランプ部材のチャック部を収納した状態でクランプ部材と連結されるスリーブ部材と、
    先端側にケーブルの内部導体に接続されるコンタクトを有し、末端側にクランプ部材及びスリーブ部材を収納する空洞をもつコネクタ本体部と、
    コネクタ本体部の末端部に連結され、コネクタ本体部をケーブルの先端部に固定する連結部材と、
    を有し、
    ケーブルの接続状態にて、クランプ部材のチャック部を、そのばね力を用いて、ケーブル先端部を口出しにより露出させた外部導体の山部と緊密接触させることを特徴とする電気コネクタに対するケーブルの接続構造。
  4. ケーブルの露出させた外部導体の先端部は、ケーブルの軸線方向に向かって複数分割されて折り返された分割導体部を有する請求項1、2または3記載の電気コネクタに対するケーブルの接続構造。
  5. クランプ部材は、そのチャック部先端がシース端面と接触するように配設してなる請求項1〜4のいずれか1項記載の電気コネクタに対するケーブルの接続構造。
  6. ケーブルの口出しされていない先端側部分に、シースを所定幅だけ剥離して露出させた外部導体の外面に、その谷部が埋まるように緊密密着させてなる止水部を設ける請求項1〜5のいずれか1項記載の電気コネクタに対するケーブルの接続構造。
  7. 止水部は、所定の張力を負荷した状態でらせん巻回することによって外部導体の外面に融着する自己融着テープで形成してなる請求項1〜6のいずれか1項記載の電気コネクタに対するケーブルの接続構造。
  8. ケーブルの軸線方向に沿って複数分割されたばね材からなるチャック部をもつクランプ部材、ケーブルに沿って移動でき、ケーブルの接続時に、クランプ部材のチャック部を収納した状態でクランプ部材と連結されるスリーブ部材、先端側にケーブルの内部導体に接続されるコンタクトを有し、末端側にクランプ部材及びスリーブ部材を収納する空洞をもつコネクタ本体部、及びコネクタ本体部の末端部に連結され、コネクタ本体部をケーブルの先端部に固定する連結部材を有する電気コネクタに対し、内部導体、これを中心軸として取り囲む外部導体、内部導体と外部導体の間に充填してなる絶縁体、及び外部導体の外周面を覆うシースを有するケーブルを接続するにあたり、
    ケーブルの先端側からケーブルに連結部材及びスリーブ部材を順次挿入する工程と、
    ケーブル先端部を所定長さだけシースを剥離して外部導体を露出させる工程と、
    露出させた外部導体上にクランプ部材を、チャック部がシース端面に突き当たるまでねじ込む工程と、
    スリーブ部材をケーブルの先端側に向かって移動させて、チャック部を収納した状態でスリーブ部材をクランプ部材と連結する工程と、
    クランプ部材から突出したケーブルの外部導体に、その先端からケーブルの軸線方向に向かってクランプ部材の端面まで切り込んでからクランプ端面側に折り返して複数の分割導体部を形成する工程と、
    ケーブルの外部導体が折り返されることによって露出した絶縁体を、その先端から分割導体部表面まで取り除いて、内部導体を露出させる工程と、
    コネクタ本体部をケーブルにその先端側から被せ、連結部材をケーブル先端側に引き寄せてコネクタ本体部の末端部に連結してケーブルに電気コネクタを固定する工程と、
    を具えることを特徴とする電気コネクタに対するケーブルの接続方法。
  9. ケーブルの口出しされていない先端側部分に、シースを所定幅だけ剥離して露出させた外部導体の外面に、その谷部が埋まるように、自己融着テープを、所定の張力を負荷した状態でらせん巻回する工程をさらに具える請求項記載の電気コネクタに対するケーブルの接続方法。
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