JP4293367B2 - 自律分散制御型蓄電システム - Google Patents
自律分散制御型蓄電システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4293367B2 JP4293367B2 JP2004360258A JP2004360258A JP4293367B2 JP 4293367 B2 JP4293367 B2 JP 4293367B2 JP 2004360258 A JP2004360258 A JP 2004360258A JP 2004360258 A JP2004360258 A JP 2004360258A JP 4293367 B2 JP4293367 B2 JP 4293367B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power storage
- power
- unit
- storage unit
- amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
○各蓄電ユニットごとに基本的に負荷に対して個別電源と蓄電装置とがそれぞれ1対1で対応しているので、負荷の消費電力に応じて個別電源の発電量及び蓄電装置の蓄電量を設計でき、従ってエネルギーを効率的に供給できるとともに、停電時のバックアップ電力を担保できる。
○蓄電ユニット間で電力の授受を行うので、一つの蓄電ユニットの個別電源が故障しとしてもシステム全体でバックアップすることができ、故障による影響を受け難い(ロバスト性の高い)システムを構成できる。
○相互に同格・同等の複数の蓄電ユニットから成る分散制御型のシステムとしたから、負荷を増やしたいときには、その負荷に対応する蓄電ユニットをシステムに継ぎ足せば良く、全体を統括する制御装置のデータを書き換えるなどの必要がないので、システムの拡大が容易である。
○又、太陽電池などの蓄電ユニットは比較的高価であるため、当初は少ないユニット数でシステムを稼働させ、必要により随時拡大することが容易であるため、経済的にも導入し易い。
○2つ以上の副入出力部16のうち少なくとも任意の一対の間に、自己の蓄電装置6を経由せずに制御部10の指令によって導通するバイパス回線20を配線したから、一つの蓄電ユニットに対して、遠方の蓄電ユニットから電力を供給するときに、中間の蓄電ユニットの蓄電装置を経由することで生ずる送電ロスを回避して直接電力を送電することができ、送電効率が良い。
○上記各蓄電ユニット2の制御部10は、それら両副入出力部に接続された他の2つの蓄電ユニット2の一方の制御部10から送電指令を受信したときに、自己の蓄電装置6から送電する代わりに、その送電指令を他の蓄電ユニット2の制御部10へ転送するとともに、当該他の蓄電ユニット2の蓄電装置6から上記バイパス回線20を介して上記一方の蓄電ユニット2の蓄電装置6へ送電することが可能に構成したから、システム全体を統括する制御装置を置くことなく、分散制御方式において遠方からの電力供給を適切に行うことができる。
もっとも、図4(1)の如く一つの蓄電ユニット2Aに複数の他の蓄電ユニット2B、2Cを接続した場合に、ユニット2A、2B間の蓄電量の差をΔEab,ユニット2A、2C間の蓄電量の差をΔEacとしたときに、これら両ユニットに対してa1=ΔEab/2,a2=ΔEac/2の電力を移送すると、図4(2)に想像線で示すように蓄電ユニット2Aと、蓄電ユニット2B、2Cとの間で蓄電量が逆転してしまうことがある。こうした過剰送電を防ぐためには、送電側の蓄電ユニット2A毎に、1より大きな正の数nを定めて、該蓄電ユニットから受電側の各蓄電ユニット2B、2Cへ移送するそれぞれの電力量を、a≦ΔE/(2n)として決定することができる。このとき、そのnは送電側の蓄電ユニットに直結した受電側の蓄電ユニットの数とすることができ、これにより、各動作サイクルごとに1つの蓄電ユニットが増減を繰り返すことを防止できる。図4(1)及び(2)に実線で示した蓄電量の推移は、n=2とした場合のものである。
12…状態測定手段 16…副入出力部 18…情報通信手段 20…バイパス回線
30…個別電源 32…外部負荷
S…日陰
Claims (9)
- 所定領域に分散させた蓄電装置群から複数の負荷へ給電する蓄電システムにおいて、それぞれ外部の個別電源30から主入力部4を介して蓄電装置6に蓄えた電力を主出力部8より外部負荷へ供給する3つ以上の蓄電ユニット2から成り、更に各蓄電ユニット2の蓄電装置6は、該ユニットと直結した少なくとも一つの蓄電ユニットの蓄電装置を経由して全ての蓄電ユニットの蓄電装置6と接続しており、又各蓄電ユニット2は、その蓄電装置と上記直結蓄電ユニットの蓄電装置とのうち供給可能な蓄電量が多い方から少ない方へ自律的に送電するように制御される副入出力部16を有することを特徴とする自律分散制御型蓄電システム。
- 上記各蓄電ユニット2は、更に少なくとも該蓄電ユニットの蓄電装置6の蓄電量を監視して制御するための制御部10を具備し、かつ、その蓄電量の情報を、電力の授受を行なう他の蓄電ユニットとの間で情報通信手段18によって交換し、自他の蓄電量に基づいて各蓄電ユニットの制御部10が副入出力部16に送電指令を発するように設けたことを特徴とする、請求項1記載の自律分散制御型蓄電システム。
- 各蓄電ユニット2の副入出力部16は、1の動作サイクル毎に該蓄電ユニットと直結された他の蓄電ユニット2との間で移送電力量を定めて送受電するように設けられており、かつ各蓄電ユニットの制御部10は、その蓄電装置6の蓄電量を監視する状態測定手段12を有し、該状態測定手段から得た自己の蓄電装置6の蓄電量情報と、上記情報通信手段18を介して他の蓄電ユニット2から得た蓄電量情報とに基づいて、自他の蓄電装置が供給可能な蓄電量の差分をとり、移送電気量をその差分の半分以下に設定するように構成したことを特徴とする、請求項2記載の自律分散型蓄電システム。
- 上記各蓄電ユニット2は、上記外部の個別電源に接続する代わりに、それぞれユニット内蔵の個別電源を有し、これら個別電源の一部は、商用電源とし、残りを太陽電池などの発電装置としたことを特徴とする、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の自律分散制御型蓄電システム。
- 各蓄電ユニット2の副入出力部16は、その蓄電ユニットの蓄電装置における電流量或いは蓄電量が上限値を超えたときには他の蓄電ユニットからの電力の受入れを、又蓄電量が下限値を下回ったときに他の蓄電ユニットへの送電をそれぞれ制限するように構成したことを特徴とする、請求項2乃至請求項4の何れかに記載の自律分散制御型蓄電システム。
- 各蓄電ユニット2の副入出力部16は、電圧コンバータを利用して、通常時には直結した他の蓄電ユニットとの間で小電流が流れるようにするとともに、上記情報通信手段18を通じて得られた他の蓄電ユニットの蓄電装置6の蓄電量の下降の程度に応じて該蓄電ユニットに対して大電流を供給することが可能に構成したことを特徴とする、請求項2、請求項3又は請求項5の何れかに記載の自律分散型蓄電システム。
- 各蓄電ユニット2の副入出力部16は、他の蓄電ユニットとの電気的接続の良否を監視し、接続不良と判定したときにはその蓄電ユニットへの送電を停止することを特徴とする、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の自律分散制御型蓄電システム。
- 各蓄電ユニット2は、少なくとも3つの副入出力部16…を有し、これら副入出力部を介して蓄電ユニット間の配電ネットワークを構成することが可能としたことを特徴とする、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の自律分散制御型蓄電システム。
- 各蓄電ユニット2の蓄電装置6は、2つ以上の副入出力部16を有するとともに、これら副入出力部のうち少なくとも任意の一対の間に、自己の蓄電装置6を経由せずに制御部10の指令によって導通するバイパス回線20を配線し、かつ上記各蓄電ユニット2の制御部10は、それら両副入出力部に接続された他の2つの蓄電ユニット2の一方の制御部10から送電指令を受信したときに、自己の蓄電装置6から送電する代わりに、その送電指令を他の蓄電ユニット2の制御部10へ転送するとともに、当該他の蓄電ユニット2の蓄電装置6から上記バイパス回線20を介して上記一方の蓄電ユニット2の蓄電装置6へ送電することが可能に構成したことを特徴とする、請求項2、請求項3、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8に記載の自律分散制御型蓄電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360258A JP4293367B2 (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 自律分散制御型蓄電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004360258A JP4293367B2 (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 自律分散制御型蓄電システム |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006174540A JP2006174540A (ja) | 2006-06-29 |
JP2006174540A5 JP2006174540A5 (ja) | 2007-10-11 |
JP4293367B2 true JP4293367B2 (ja) | 2009-07-08 |
Family
ID=36674684
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004360258A Expired - Lifetime JP4293367B2 (ja) | 2004-12-13 | 2004-12-13 | 自律分散制御型蓄電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4293367B2 (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2075891B1 (en) * | 2006-10-16 | 2014-01-01 | Vpec, Inc. | Electric power system |
JP2008128604A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Sanyo Electric Co Ltd | 蓄電式空気調和システム、蓄電式空気調和システムの運転方法および制御プログラム |
JP4925341B2 (ja) * | 2007-12-20 | 2012-04-25 | パナソニック株式会社 | 直流機器システム |
JP5371462B2 (ja) * | 2009-02-04 | 2013-12-18 | 三菱重工業株式会社 | 電力供給システム及びその電力供給方法 |
JP2010193636A (ja) * | 2009-02-19 | 2010-09-02 | Eiji Shiraishi | 電力回生装置 |
RU2506679C2 (ru) * | 2009-04-01 | 2014-02-10 | Иглпичер Текнолоджис, Ллс | Способ и система стабилизации мощности (варианты) |
JP2012029470A (ja) * | 2010-07-23 | 2012-02-09 | Sony Corp | 制御装置および方法、発電装置および方法、蓄電装置および方法、並びに電力制御システム |
CN103493333B (zh) * | 2011-02-25 | 2015-11-25 | 松下电器产业株式会社 | 蓄电控制装置、蓄电控制方法、管理装置、管理方法及蓄电控制系统 |
JP4875779B1 (ja) | 2011-06-09 | 2012-02-15 | ネクストワンクリエイト有限会社 | 電源システム、電源装置及び電力供給方法 |
JP5797122B2 (ja) * | 2012-01-27 | 2015-10-21 | 株式会社日立製作所 | 分散型電力管理システム |
JP5683514B2 (ja) * | 2012-02-29 | 2015-03-11 | 三菱重工業株式会社 | 電池管理装置および電池管理方法 |
JP5945594B2 (ja) * | 2012-05-24 | 2016-07-05 | 大阪瓦斯株式会社 | 電力供給システム |
JP6133412B2 (ja) | 2012-06-07 | 2017-05-24 | フィリップス ライティング ホールディング ビー ヴィ | 非常用照明システム及び方法 |
CN104717985B (zh) * | 2012-12-27 | 2017-09-08 | 松下知识产权经营株式会社 | 空调机 |
WO2015134851A1 (en) * | 2014-03-06 | 2015-09-11 | Robert Bosch Gmbh | Dc power server for a dc microgrid |
JP6257425B2 (ja) * | 2014-04-09 | 2018-01-10 | 大阪瓦斯株式会社 | 電力供給システム |
JP7531439B2 (ja) | 2021-03-30 | 2024-08-09 | 三菱重工機械システム株式会社 | 軸重計測システム、軸重計測システムの制御方法、プログラム |
-
2004
- 2004-12-13 JP JP2004360258A patent/JP4293367B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006174540A (ja) | 2006-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4293367B2 (ja) | 自律分散制御型蓄電システム | |
US9929591B2 (en) | Smart home power system | |
US11050259B2 (en) | Power supply device and control device | |
JP5481080B2 (ja) | 電力融通システム | |
US9651971B2 (en) | Control device, power control system, and power control method | |
US9553480B2 (en) | Power system | |
AU2013353807B2 (en) | A system of battery assemblies | |
US20120228944A1 (en) | Dc power distribution system | |
KR20100111658A (ko) | 그리드와 차량 사이의 전력 전송 시스템 및 그 방법 | |
WO2011055196A1 (ja) | 配電システム | |
JP5729764B2 (ja) | 集合住宅電力システム及び制御装置 | |
JP6393361B2 (ja) | 電力供給システム、蓄電池制御装置及び電力供給システムの制御方法 | |
JP2011083083A (ja) | 電力供給システム及び電力供給システムの制御装置 | |
JP2018026255A (ja) | 電力供給装置 | |
JP2013038838A (ja) | 集合住宅電力システム | |
US11404877B2 (en) | Hierarchical power control system | |
JP7084844B2 (ja) | 電力管理システム及び集合住宅 | |
JP6363412B2 (ja) | パワーコンディショナ及び電力制御方法 | |
WO2017204588A2 (ko) | 태양광 발전 장치 관리 시스템, 태양광 발전 장치 관리 방법 및 컴퓨터 판독 가능 저장 매체 | |
JP2016046829A (ja) | 電力供給システム | |
JP5057287B2 (ja) | 通信システム、同通信システムで使用するセンタ装置及び端末装置 | |
JP6762297B2 (ja) | 機器制御システムおよび制御方法 | |
US11626830B2 (en) | Energy management system | |
KR20180125915A (ko) | 태양광 발전 장치 관리 시스템, 태양광 발전 장치 관리 방법 및 컴퓨터 판독 가능 저장 매체 | |
JP7579151B2 (ja) | 電力システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070824 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070824 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080904 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080912 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081029 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090401 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090401 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120417 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130417 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140417 Year of fee payment: 5 |