[go: up one dir, main page]

JP4292104B2 - 乗客コンベア - Google Patents

乗客コンベア Download PDF

Info

Publication number
JP4292104B2
JP4292104B2 JP2004136975A JP2004136975A JP4292104B2 JP 4292104 B2 JP4292104 B2 JP 4292104B2 JP 2004136975 A JP2004136975 A JP 2004136975A JP 2004136975 A JP2004136975 A JP 2004136975A JP 4292104 B2 JP4292104 B2 JP 4292104B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tread
wheel
passenger conveyor
wheels
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004136975A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005320073A (ja
Inventor
博文 宇津宮
和平 小嶋
孝昭 軍地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Mito Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Mito Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2004136975A priority Critical patent/JP4292104B2/ja
Priority to CNB2005100696894A priority patent/CN100395168C/zh
Publication of JP2005320073A publication Critical patent/JP2005320073A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4292104B2 publication Critical patent/JP4292104B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

本発明は、乗客を輸送するエスカレーターや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、踏板の車輪に異常が発生しても安全性を確保することのできる乗客コンベアに関する。
従来から、踏板の車輪の異常発生時における乗客の安全性を確保することが行われていた。特に、特許文献1には、踏板の車輪の走行を案内する案内レールとは別に支持レールを設け、前後の車輪に異常が発生した場合、それぞれ踏段チェーンの下端,ライザの下端が、上記支持レールの上面によって支えられ、乗降口に設けられた櫛板と踏板との間に隙間が発生するのを防止することが記載されている。
特開平2−132093号公報(第3頁,第2図)
しかしながら、上述した特許文献1では、案内レールと支持レールをボルトにより固定しているので、踏段チェーンの油が漏れてしまう可能性がある。また、案内レールと支持レールを別体で構成することから、剛性や製作性が低く,コスト高の原因ともなっていた。
したがって、本発明の目的は、踏板の車輪の異常発生時における乗客の安全性を確保することは勿論のこと、踏段チェーンの油漏れを防ぎ、剛性や製作性等を向上させた乗客コンベアを提供することである。
上述の目的を達成するために、本発明の乗客コンベアでは、無端状に連結されて循環移動する踏板と、この踏板の移動方向両側に対向する欄干と、この欄干の周縁に案内されて移動する移動手摺を備えた乗客コンベアにおいて、前記踏板に固定された支軸、前記支軸に設けられた車輪、前記支軸に連結された踏板チェーンを有し、前記踏板に設けられた前記車輪を案内する部分と、異常発生時に前記踏板を下方から支持する部分を有するレールが一体的に形成され、前記レールは前記踏板の移動方向と垂直な断面がU字状の形状で、一端が前記車輪の外側となり他端が踏板の底部に対向するようにして前記支軸、前記車輪、前記踏板チェーンの下方に配置したのである。
本発明によれば、踏板の車輪の異常発生時における乗客の安全性を確保することは勿論のこと、踏段チェーンの油漏れを防ぎ、剛性や製作性等を向上させた乗客コンベアを実現できる。
以下、本発明の実施例につき、図1〜図4を用いて説明する。
図1に示す通り、通常、建築物や地盤の床1を掘削して設けた設置用溝2内に設置される電動道路3は、前記設置用溝2内に設置される枠体4と、この枠体4の長手方向両端部に形成された機械室5,6内に軸支された駆動スプロケット7及び従動スプロケット8と、これら駆動スプロケット7と従動スプロケット8間に無端状に巻掛けられた踏板チェーン9と、この踏板チェーン9に無端状に連結されて循環移動する複数の踏板10と、これら踏板10の移動方向両側に対向する前記枠体4に立設された欄干11と、この欄干11の周縁に案内されて移動する移動手摺12と、前記機械室5内に設置され前記駆動スプロケット7を駆動する駆動装置13とを備えている。
さらに、駆動軸17と同軸に動力伝達用スプロケット20が固定されており、この動力伝達用スプロケット20と前記駆動装置13の出力スプロケット21間にチェーン22を巻掛けて前記駆動軸17を回転駆動している。
前記駆動装置13は、電動機23と、この電動機23の回転速度を減速して前記出力スプロケット21に伝える減速機24とを備えている。
また、前記枠体4の長手方向両端部に位置する機械室5,6の上部には、前記踏板10の方向転換部を被い、前記床1と面一となる乗降床25,26が着脱自在に設置されている。
前記踏板10の幅方向両端には、図2に示す通り、支軸27が固定されており、この支軸27の先端に車輪本体28が回転自在に装着され、この車輪本体28の外周には車輪ゴム29が設けられている。また、支軸27には踏板チェーン9が連結されており、踏板
10を前記駆動スプロケット7と従動スプロケット8との間で循環移動させている。このとき、車輪本体28は、前記枠体4内に敷設された案内支持レール30に案内されて回転しながら移動することになるが、案内支持レール30との接触は、車輪ゴム29を介して行われる。
案内支持レール30は、踏板10の移動方向と垂直な断面が一部品でU字状となるように形成されている。ここで、U字状とは、左右の鉛直部と底部とが直角となっているもの、左右の鉛直部の高さが異なっているものも含まれる。そして、U字状の案内支持レール30の鉛直部30A(高さの低い方)側が電動道路の幅方向内側になるように設置し、鉛直部B(高さの高い方)側が電動道路の幅方向外側になるように設置する。また、案内支持レール30は、鉛直部30B側の底部で、車輪本体28の外周の車輪ゴム29を受ける一方、鉛直部30Aの上端を踏板10の底部に対向させる。
つまり、踏板10の両端に設けられた車輪を案内する部分と、車輪の異常発生時例えば車輪ゴム29が離脱したときなどに踏板10を下方から支持する部分とは、一体的に形成されている。このように、車輪の異常発生時における踏板支持機能を兼ね備えた案内支持レール30が、一体的にU字状に形成されているので、すなわち、別個の構成物を複数組み合わせて形成されていないので、部品製作性,組立性,剛性,コストがいずれも向上する。
また、通常時、案内支持レール30の鉛直部30Aの上面は、踏板10の下方にギャップGを保たれており、乗降口付近では、踏板10が図3の実線の位置にある。仮に、踏板10を下方から支持する部分がない場合、車輪ゴム29が離脱すると、踏板10が図3の点線の位置に落ち込むので、踏板10と櫛歯31あるいは櫛板32との間に隙間が生じ、乗客の足等が挟まれてしまう可能性がある。つまり、本実施例のように案内支持レール
30を構成することで、車輪の異常発生時にも乗客の安全性を確保することができる。
更に、図4に示す通り、この案内支持レール30の鉛直部30Aの上面は、踏板チェーン9の連結や車輪の取付等の作業を行う際に、重い踏板10を枠体4内に仮置きするのにも利用できるので、作業性が向上する。
また、断面がU字状の案内支持レール30を一体的に形成しているので、踏板チェーン9の油が垂れても、U字状の案内支持レール内に溜めることができ、油が漏れる恐れがなくなる。
尚、案内支持レール30の長手方向(踏板10の移動方向)については、U字状の案内支持レール30を複数継ぎあわせて、一方の乗降床25から他方の乗降床26までの長さを確保している。つまり、乗降口付近も中間部付近も、案内支持レール30の断面がU字状となっている。また、隣接する案内支持レール30の継ぎあわせ部分については、下方から被覆部材33で覆って隙間をなくし、油等が漏れないようにする。
本発明の実施例を示す電動道路の全体構成図である。 本発明の実施例の電動道路の案内支持レール付近の断面図である。 本発明の実施例の電動道路の櫛歯付近の断面図である。 踏板の仮置き状態を示す図2相当図である。
符号の説明
1…床、3…電動道路、4…枠体、5,6…機械室、7…駆動スプロケット、8…従動スプロケット、9…踏板チェーン、10…踏板、25,26…乗降床、27…支軸、28…車輪本体、29…車輪ゴム、30…案内支持レール、31…櫛歯、32…櫛板、33…被覆部材。

Claims (3)

  1. 無端状に連結されて循環移動する踏板と、この踏板の移動方向両側に対向する欄干と、この欄干の周縁に案内されて移動する移動手摺を備えた乗客コンベアにおいて、前記踏板に固定された支軸、前記支軸に設けられた車輪、前記支軸に連結された踏板チェーンを有し、前記踏板に設けられた前記車輪を案内する部分と、異常発生時に前記踏板を下方から支持する部分を有するレールが一体的に形成され、前記レールは前記踏板の移動方向と垂直な断面がU字状の形状で、一端が前記車輪の外側となり他端が踏板の底部に対向するようにして前記支軸、前記車輪、前記踏板チェーンの下方に配置されていることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 請求項1において、レールの底部が前記支軸、前記車輪、前記踏板チェーンの下方に配置されて前記踏板の車輪を案内すると共に、このレールの鉛直部の一を前記車輪の外側に配置し、他方の上端を前記踏板の底部に対向して配置したことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 請求項1または2において、前記踏板の移動方向に、前記レールを複数継ぎあわせ、その継ぎあわせ部分を、案内レールに垂れた油を漏れないようにすべく下方から被覆部材で覆ったことを特徴とする乗客コンベア。
JP2004136975A 2004-05-06 2004-05-06 乗客コンベア Expired - Lifetime JP4292104B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004136975A JP4292104B2 (ja) 2004-05-06 2004-05-06 乗客コンベア
CNB2005100696894A CN100395168C (zh) 2004-05-06 2005-05-08 乘客传送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004136975A JP4292104B2 (ja) 2004-05-06 2004-05-06 乗客コンベア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005320073A JP2005320073A (ja) 2005-11-17
JP4292104B2 true JP4292104B2 (ja) 2009-07-08

Family

ID=35352324

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004136975A Expired - Lifetime JP4292104B2 (ja) 2004-05-06 2004-05-06 乗客コンベア

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4292104B2 (ja)
CN (1) CN100395168C (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202006007833U1 (de) * 2006-05-16 2006-07-20 Thyssenkrupp Fahrtreppen Gmbh Fahrtreppe oder Fahrsteig
JP5692659B2 (ja) * 2012-03-14 2015-04-01 株式会社日立製作所 乗客コンベア
TWI597230B (zh) * 2012-09-27 2017-09-01 伊文修股份有限公司 具有階梯輸送帶的手扶梯、具有板狀輸送帶的自動走道及導引片
JP5950809B2 (ja) * 2012-12-12 2016-07-13 株式会社日立製作所 乗客コンベア
JP6033450B2 (ja) * 2013-09-09 2016-11-30 三菱電機株式会社 エスカレータ

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH648811A5 (de) * 1980-12-23 1985-04-15 Inventio Ag Fuehrungseinrichtung fuer die laufelemente von endlosfoerderern, insbesondere fahrtreppen.
JPH02132093A (ja) * 1988-11-11 1990-05-21 Hitachi Ltd マンコンベアの保護装置
JPH08143259A (ja) * 1994-11-18 1996-06-04 Hitachi Ltd マンコンベアのレール
JP3649012B2 (ja) * 1998-12-22 2005-05-18 フジテック株式会社 ベルト式動く歩道の蛇行検出装置
JP2003104679A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Toshiba Elevator Co Ltd 踏段異常検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN100395168C (zh) 2008-06-18
JP2005320073A (ja) 2005-11-17
CN1693174A (zh) 2005-11-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100485970B1 (ko) 승객 컨베이어 장치
JP4191143B2 (ja) 乗客用コンベヤ駆動機械
JP4292104B2 (ja) 乗客コンベア
JP2007230673A (ja) マンコンベア
JP4929752B2 (ja) 乗客コンベア
CN101259936B (zh) 乘客传送设备
JP2012062151A (ja) 乗客コンベア
WO2003048021A1 (fr) Dispositif de transport de passagers
JP4000774B2 (ja) 乗客コンベア
CN1084708C (zh) 自动扶梯
JP4982063B2 (ja) 乗客コンベア
JP3982264B2 (ja) 乗客コンベア
JP4122369B1 (ja) エスカレータ装置
JP3873024B2 (ja) 乗客コンベア
JP3978031B2 (ja) 乗客コンベア装置
JP4848327B2 (ja) 乗客コンベア
JP4212946B2 (ja) 乗客コンベア
JP3978032B2 (ja) 乗客コンベア
JP5437985B2 (ja) 乗客コンベアおよびその踏段
EP1870371A1 (en) Passenger conveyor
JP5783820B2 (ja) マンコンベアおよびその踏み段ガイド装置並びにその運転方法
JP3456126B2 (ja) 乗客コンベア
WO2003074412A1 (fr) Dispositif de transport de passagers
JP4613218B2 (ja) 乗客コンベア
JP3793717B2 (ja) 乗客コンベア装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060515

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060620

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081020

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081028

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4292104

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120410

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130410

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140410

Year of fee payment: 5

EXPY Cancellation because of completion of term