JP4291326B2 - 無線ネットワーク制御装置 - Google Patents
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Description
無線ネットワーク制御装置RNCは、モバイルネットワーク即ち、一例として携帯電話システムにおいて、無線基地局BTSにおける制御即ち、発着信接続制御、終話制御、ダイバーシチハンドオーバー制御に対応する機能を果たしている。
また、無線ネットワーク制御装置RNCは、コアネットワーク(CN)側と無線区間(RAN)側との間でプロトコル変換を行い、各区間に最適なユーザ信号(U−Plane)を生成するという機能も果たしている。
従来技術における無線ネットワーク制御装置RNCの構成例を図2に示す。
第3世代パートナシップ(以下、3GPPという)勧告では無線区間におけるデータ転送を効率的に行う為に、トラヒックの変化に応じたパケット呼のチャネル切り替えを標準化しており、無線ネットワーク制御装置RNCにおいてチャネル種別において必要とする帯域を確保する。
W−CDMAにおいて定義されているチャネル種別のうち、ユーザがパケット接続時に遷移するチャネルは以下の通りである。
・DCH(個別ch):最高帯域から、ある帯域以上のデータ転送状態
・FACH/RACH(共通ch):ある帯域以下から、最低帯域のデータ転送状態
・PCH(Paging ch):無通信(データ転送無し)状態
無線ネットワーク制御装置RNCでは本勧告に準拠したチャネル切り替え制御を実施している。またこれに加え、各チャネル種別に応じた必要帯域の確保を行っている。
そして、データ転送量が多くなるに従い必要帯域も大きくなるため、チャネルの切り替えはユーザデータの転送量の増減を契機として行っている。
図2に示すように、無線ネットワーク制御装置RNCでは信頼性を高めるために、複数枚で構成されたユーザ信号(U−Plane)データ変換部100により冗長性を持たせ、帯域管理やプロトコル変換を実現している。U−Planeデータ変換部100に収容される呼は、呼が切断されるまでの間、同一のU−Planeデータ変換部内において収容されて管理される。
さらに、上記の3つのチャネルに加えて、現行の最高帯域を超える、下り高速データ転送状態のチャネルとしてDSCH(Downlink Shared CH)が3GPP勧告に新たに標準化された。これは、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)という新たな通信方式を実現するためのチャネルであり、HSDPAは下りの速度が十数Mbps以上という高速通信が可能になる通信方式である。
上記の通り、パケット呼のチャネル切り替えは、通常、ユーザデータの転送量の増減を契機に実施され、各ユーザのデータ転送量に適したチャネル切り替えを行っている。そして、無線ネットワーク制御装置RNCの装置内部の構成としては、システムの信頼性を高める為に、ユーザデータを変換するU−Planeデータ変換部100を複数枚設置し、冗長性を持たせたシステム構成とするのが一般的な装置構成である。
しかしながら、各U−Planeデータ変換部100において設定可能なチャネル数(ユーザ数)、及びU−Planeデータ変換部100の各々において確保可能な帯域はそれぞれ有限である。
今後、パケット呼の最高帯域の拡大(HSDPA)が予定されているが、これに伴い、常時接続等の新たなサービス形態が追加されると考えられる。
しかし、このサービス形態を利用するユーザは、常時に通信を行うわけではない為、接続はしていてもデータ転送は行っていないという、無通信状態(PCH)のユーザが増大することが今後十分考えられる。かかる場合、従来技術においては下記のような不都合が生じる。
第1にユーザが使用するデータ転送量の増加に対し、必要な最大帯域の確保ができず、データ転送に遅延が生じる。
図3は、かかる第1の不都合を説明する図であり、U−Planeデータ変換部100のリソースの状態を示す図である。図3Aに示すように、個別チャネルDchと共通チャネルCchが使用されている状態において、所定の帯域幅を要するリソースの使用要求がある場合で、図3Bに示すように最大リソースMaxを超えてしまうと、要求があった所定の帯域幅の確保ができない。
かかる場合、データを分割して転送することになるが、このために遅延が生じてしまう。
また、別の不都合である第2の問題として、ユーザ数増大によりU−Planeデータ変換部100では確保可能な総帯域に余裕があるにも関わらず、ユーザ数制限によって新たなユーザの使用が制限されるという問題がある。
図4は、かかる第2の不都合を説明する図である。図4において、無通信状態のユーザ数が多く、無通信状態呼Xを含めリソース未使用数が多く、結果としてリソースの最大値Maxを既に超えている場合、新たなユーザの使用が制限される。
今後最高帯域拡大の規格(例えばHSDPA)の導入により、上記不都合の第1の問題に示す、ユーザが使用するデータ転送量の急激な変化(増加)や、不都合の第2の問題に示す、装置が収容する無通信状態のパケット交換ユーザの急増が予測される。これにより、上記に示した問題が顕著に現れることになる。
上記問題を解決する1つの方法として、U−Planeデータ変換部100の物理的な増加や無線ネットワーク制御装置RNCの増設により十分な帯域を確保することが考えられる。しかし、かかる場合は、コスト面において有効な手法とは言えず、現実的な問題解決方法とは言えない。
上記に関連して従来技術として、通信ネットワークにおけるパケット交換接続の管理に関する技術が知られている(特許文献1)。かかる従来技術は、リソースが不足のとき、アイドル状態に応じて、サービスノード(SGSN)と無線ネットワークサブシステム(RNC)との通信接続を解除または再接続する技術が知られている(特許文献1)。
また、パケット方式の自動車電話において、トラフィックが多い場合に、チャネルを有効に利用して通信速度の低下を防止する技術が知られている(特許文献2)。
しかし、上記特許文献に記載される技術においては、U−Planeデータ変換部100において設定可能なチャネル数(ユーザ数)、及びU−Planeデータ変換部100の各々において確保可能な帯域はそれぞれ有限であること、更に、今後、パケット呼の最高帯域の拡大(HSDPA)が予定されているが、これに伴い、常時接続等の新たなサービス形態が追加されることを考慮した解決手段を与えるものではない。
したがって、本発明の目的は、無線ネットワーク制御装置RNCにおいて、物理的実装の増加による解決ではなく、ユーザの利用形態等の特徴を考慮して使用帯域の有効的利用を行うことにより、ユーザが使用するデータ転送量の急激な変化(増加)や、装置が収容する無通信状態のパケット交換ユーザの急増に対応可能とするものである。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第1の態様は、ネットワーク上に置かれる無線ネットワーク制御装置であって、前記無線ネットワーク制御装置に接続されるユーザを特徴付ける情報を管理するユーザリソース管理部と、それぞれユーザ信号データの変換処理を行う複数のユーザ信号データ変換部と、前記複数のユーザ信号データ変換部に対し、帯域確保のためのリソース制御を行うリソース制御部を有し、前記リソース制御部は、前記複数のユーザ信号データ変換部の間で呼の移行を制御して前記ユーザの特徴に適した帯域確保を行うことを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第2の態様は、第1の態様において、さらに、各ユーザの特徴を抽出するトラヒック収集を行うトラヒック統計部と、前記トラヒック統計部により収集された各ユーザの特徴を前記ユーザリソース管理部の制御により格納するユーザ情報管理データベースを有し、前記ユーザリソース管理部は、前記ユーザ情報管理データベースに格納された各ユーザの特徴に対応して前記リソース制御部に帯域確保の要求を行うことを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第3の態様は、第2の態様において、前記トラヒック統計部は、更に各ユーザの位置別のトラヒック統計を集計する位置統計手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに、前記位置統計手段により集計されたユーザ毎の位置別トラヒック統計を格納し、前記ユーザリソース管理部は、前記ユーザ情報管理データベースに格納された各ユーザの集計された位置別トラヒックに適して前記リソース制御部に帯域確保の要求を行う帯域確保を行うことを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第4の態様は、第2の態様において、前記トラヒック統計部は、更に各ユーザの時刻別のトラヒック統計を集計する時刻統計手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに、前記時刻統計手段により集計されたユーザ毎の時刻別トラヒック統計を格納し、前記ユーザリソース管理部は、前記ユーザ情報管理データベースに格納された各ユーザの集計された時刻別トラヒックに適した帯域確保を行うことを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第5の態様は、第1乃至3のいずれかの態様において、前記ユーザリソース管理部は、前記ユーザ情報管理データベースに格納された各ユーザの使用状況に応じた必要帯域の算出を行い、前記算出した必要帯域の確保を前記リソース制御部に要求することを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第6の態様は、第5の態様において、前記ユーザリソース管理部から前記リソース制御部に要求された帯域確保の制御の際に、該当のユーザ信号データ変換部の帯域確保が不能である場合、他のユーザ信号データ変換部で新たに帯域を確保するように制御することを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第7の態様は、第6の態様において、前記ユーザリソース管理部から前記リソース制御部に対する帯域確保要求に判定回数閾値が付加され、前記リソース制御部は、前記ユーザ信号データ変換部から一定周期でトラフィック報告を受け、トラフィック報告の都度、現トラヒックを維持可能な帯域と現在確保している帯域を比較し、前記判定回数閾値以上、現トラヒックを維持可能な帯域の方が小さいという比較判断が連続したときに、現在確保している帯域を現トラヒックを維持可能な帯域に変更する制御を行うことを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第8の態様は、第1の態様において、前記リソース制御部は、ユーザが無通信状態に遷移する場合、前記複数のユーザ信号データ変換部の全てに収容される無通信状態ユーザの利用状況に基づき、呼数が均等となるように無通信状態呼を前記複数のユーザ信号データ変換部に分散するように制御することを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第9の態様は、第1−2及び5−7の態様のいずれかにおいて、前記ユーザリソース管理部は、位置統計管理手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに格納されたユーザ毎の位置別トラヒックから、その増減を予測し、前記リソース制御部は、ユーザの移動先のトラヒックに応じた帯域を前記ユーザ信号データ変換部に確保するように制御することを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第10の態様は、第1−2及び5−7の態様のいずれかにおいて、前記ユーザリソース管理部は、時刻統計管理手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに格納されたユーザ毎の時刻別トラヒックから、その増減を予測し、前記リソース制御部は、ユーザ毎の時刻別トラヒックに応じた帯域を前記ユーザ信号データ変換部に確保するように制御することを特徴とする。
上記本発明の目的を達成する無線ネットワーク制御装置RNCの第11の態様は、第1−2及び5−7の態様のいずれかにおいて、前記ユーザリソース管理部は、ユーザ契約情報管理手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに格納されたユーザ毎の契約内容に応じた必要帯域を予測し、前記リソース制御部は、ユーザ毎の契約内容に応じた必要帯域を前記ユーザ信号データ変換部に確保するように制御することを特徴とする。
本発明の特徴は、以下に図面に従い説明される発明の実施の形態例から更に明らかになる。
図2は、従来技術における無線ネットワーク制御装置RNCの構成例を示す図である。
図3は、第1の不都合を説明する図であり、U−Planeデータ変換部100のリソースの状態を示す図である。
図4は、第2の不都合を説明する図である。
図5は、本発明に従う無線ネットワーク制御装置の構成例ブロック図である。
図6は、位置別トラフィック予想に夜帯域制御の例を示すシーケンスフローである。
図7は、第4,10の特徴である、時刻別トラヒック予想によって帯域制御を行うシーケンスを示す図である。時刻別トラヒック予想による帯域制御シーケンスである。
図8は、第11の特徴である、契約別トラヒック予想によって帯域制御を行うシーケンスを示す図である。
図9は、呼を移行させることで、帯域の確保を実現することを説明する図である。
図10は、第6の特徴を説明する処理フローである。
図11は、第7の特徴を説明するシーケンスフローである。
図12は、第7の特徴を説明する処理フローである。帯域解放時のフロー図である。
図13は、第8の特徴を説明する処理フローである。
図14は、トラヒック統計DB370の例を示す図である。
図15は、位置別トラヒック統計データの一例である。
図16は、トラフィックに応じた確保リソースの対応テーブルを示す図である。
図17は、各ユーザ信号データ変換部での使用率と収容呼数を示す一例である。
図18は、時刻別トラヒックデータである。
図19は、加入者情報の例を示す図である。
図20は、ユーザの契約種別毎に確保する帯域を示すテーブルである。
図21は、ユーザの契約種別による帯域以上を確保するためのU−Planeリソース制御部350のリソース制御フローを示す図である。
図22は、帯域の制御要求に対して優先度を設けることを説明する図である。
図23は、U−Planeデータ変換部360が、U−Planeリソース制御部350に対して一定周期で行うユーザのトラヒック報告を示す図である。
図24は、無通信状態呼を分散する処理シーケンスを示す図である。
図25は、図24のシーケンスに従う無通信状態呼の遷移を説明する図である。
発明の実施の形態例
以下に図面に従い、本発明の実施の形態例を説明する。なお、実施の形態例は、本発明の理解のためのものであって、本発明の適用がこれらに限定されるものではない。
図5に本発明に従う無線ネットワーク制御装置RNCの構成例ブロック図を示す。なお、図2に示した従来の無線ネットワーク制御装置RNCの構成に対し、本発明に従い新たに追加された機能部は、二重枠で囲い、更新された機能を有する部位は太枠で囲って示されている。
ここで、本発明の実施例の説明に先立って、図5に示す本発明を適用する無線ネットワーク制御装置RNCを構成する各機能ブロックの機能について、概略説明しておく、
1)外部IF部310:対向ノードとのメッセージの送受信をおこない、各部位への通知を行う。
2)主制御部320:無線ネットワーク制御装置の中心となる機能を果たす制御部である。さらに、主制御部320は次の機能部で構成される。
321呼処理部:呼の接続制御を行い、ユーザを特徴付けるデータとして必要となる加入者情報をトラヒック統計部323、ユーザリソース管理部330に通知する。また、トラヒックに応じたチャネル種別を決定し、切り替えるチャネルに対応するリソース確保の要求をU−Planeリソース制御部350に通知し、無線チャネル制御部322にチャネル切り替え命令を通知する。
無線チャネル制御部322:呼制御部321からのチャネル切り替え命令に応じて、呼のチャネル切り替え制御を行う。
トラヒック統計部323:位置統計手段324及び、時刻統計手段325を具備する。U−Planeデータ変換部360からのトラヒック報告を受け、トラヒック統計DB370へのデータの格納・管理を行う。
位置統計手段324:位置管理部326あるいは呼処理部321からユーザの位置登録情報を受信・管理し、トラヒック統計DB370のトラヒック統計データと位置情報との関連付けを行う。関連付けた位置別トラヒックデータをユーザリソース管理部330に通知する。
時刻統計手段325:トラヒック統計DB370のトラヒック統計データと現時刻との関連付けを行う。関連付けた時刻別トラヒックデータを一定周期毎にユーザリソース管理部330に通知する。
位置管理部326:一定周期、あるいは、ユーザの移動に伴い位置登録エリアが変化した場合に、位置登録情報の通知を受け、位置情報の更新を行う。また位置登録情報を管理し、位置統計手段324に必要なデータを抽出して通知する。
3)ユーザリソース管理部330:呼処理部321、位置統計手段324、時刻統計手段325からユーザの利用状況を特徴付けるデータを受信し、ユーザ情報管理DB340に格納・管理を行う。
ユーザ契約情報管理手段331:加入者の契約情報を管理し、契約内容に基づいた帯域制御条件をU−Planeリソース制御部350に通知する。
時刻統計管理手段332:ユーザ情報管理DB340の時刻別トラヒック統計データを管理し、ユーザの現時刻に対応するDBからのトラヒック統計に応じて現時刻のトラヒックを予測し、U−Planeリソース制御部350へ該ユーザ呼のリソース確保を要求する。
位置統計管理手段333:ユーザ情報管理DB340の位置別トラヒック統計データを管理し、位置統計手段324からユーザの現在位置を受け、その位置に対応するユーザ情報管理DB340のトラヒック統計に応じて現在位置のトラヒックを予測し、該ユーザ呼のリソース確保を要求する。
4)ユーザ情報管理DB340:ユーザ加入者情報のほか、ユーザ毎の時刻別トラヒック統計や位置別トラヒック統計のデータを格納する。
5)U−Planeリソース制御部350:呼処理部321、時刻統計管理手段332、位置統計管理手段333からの要求を受けてU−Planeデータ変換部360のリソース制御を行う。またこの場合、ユーザ契約情報管理手段331からユーザ毎のリソース制御条件を受け、前述の要求を受けた場合にはリソース制御条件に沿ってリソース制御を行う。
また、既に接続している呼がチャネル変更する時に、前記呼が収容されているU−Planeデータ変換部360内においてリソース確保が不可能な場合、前記呼を他のU−Planeデータ変換部360へ移行させる。
6)U−Planeデータ変換部360:ユーザデータの変換処理を行う。また、定期的にトラヒック報告をトラヒック統計部323に報告する。
7)トラヒック統計DB370:各ユーザのトラヒック統計を格納する。
次に、上記無線ネットワーク制御装置RNCの構成に基づく本発明の特徴を説明する。
[第1の特徴]
第1の特徴は、ユーザの位置別トラフィック予測に応じたリソースの確保を可能とするものである。
図6は、位置別トラフィック予想による帯域制御の例を示すシーケンスフローである。このシーケンスフローに従い、図5に示した無線ネットワーク制御装置RNCの動作を説明する。
無線ネットワーク制御装置RNCが対向(ノード)装置より加入者情報を含む呼設定要求を外部インターフェース(IF)部310で受信した場合(ステップS1)、外部インターフェース(IF)部310は、主制御部320の呼処理部321にメッセージ受信を通知する(ステップS2)。
呼処理部321は、呼設定要求が行われたことを位置管理部326に通知し(ステップS3)、位置管理部326はユーザの位置情報をトラフィック統計部323の位置統計手段324へ通知し(ステップS4)、同時にユーザリソース管理部330の位置統計管理手段333に通知する(ステップS5)。
これにより位置統計手段324はトラヒック収集を開始する。また、この時位置統計管理手段333は、ユーザ情報管理DB340を参照し(ステップS6)、現在位置に対する集計済のトラヒック統計の有無を確認し、現在の位置情報からトラヒックが予測できる場合、統計に応じたリソース確保要求をU−Planeリソース制御部350に通知する(ステップS7)。
要求を受けたU−Planeリソース制御部350はU−Planeデータ変換部360のリソース確保を実施する(ステップS8)。
さらに、無線ネットワーク制御装置RNCは、定期的あるいはユーザの位置に変化があった場合、ユーザの位置登録情報を外部IF部310より受信する(ステップS9)。外部IF部310は位置登録情報を位置管理部326に通知し(ステップS10)、位置管理部326は位置情報を位置統計手段324に通知する(ステップS11)。
位置統計手段324ではトラヒック統計DB370において変化前の位置情報におけるトラヒック統計を参照・集計し(ステップS12)、ユーザリソース管理部330に通知する(ステップS13)。位置別トラヒック統計を受信したユーザリソース管理部330はデータをユーザ情報管理DB340に格納する(ステップS14)。
その後の処理は、上記呼設定要求が出された場合と同様である(ステップS5〜S8)。
上記の通り、ユーザの位置別トラヒックを随時、ユーザ情報管理DB340に格納していくことにより、ユーザの位置別トラヒック予測に応じたU−Planeデータ変換部360のリソース確保が可能となる。
[第2の特徴]
第2の特徴は、ユーザの時刻別トラフィック予測に応じたリソースの確保を可能とするものである。
図7は、第2の特徴である、時刻別トラヒック予想によって帯域制御を行うシーケンスを示す図である。無線ネットワーク制御装置RNCの装置構成は、図5に示したものと同様である。
無線ネットワーク制御装置RNCが対向ノードSGSNより加入者情報を含む呼設定要求を受信した場合(ステップS21)、外部IF部310は呼処理部321にメッセージ受信を通知する(ステップS22)。
呼処理部321は呼設定が行われたことを時刻統計手段325に通知し(ステップS23)、時刻統計手段325は、時刻別でのトラヒック収集を開始する。
また、時刻統計手段325は呼接続中において、一定周期毎にトラヒック統計DB370を参照し(ステップS24)、時刻別におけるトラヒック統計を参照・集計し、時刻別トラヒック統計をユーザリソース管理部330に通知する(ステップS25)。したがって、ユーザリソース管理部330は通知された時刻別トラヒック統計をユーザ情報管理DB340に格納する(ステップS26)。
また、時刻統計管理手段332は一定周期毎にユーザ情報管理DB340を参照し(ステップS27)、現在の時刻からトラヒックの予測ができる場合、時刻別トラヒック統計に応じたリソース確保要求をU−Planeリソース制御部350に通知する(ステップS28)。要求を受けたU−Planeリソース制御部350は、U−Planeデータ変換部360のリソース確保を実施する(ステップS29)。
また、図6に示した位置別トラヒック統計による予測と同様、呼設定時にユーザリソース管理部330に過去の同時刻のトラヒック統計が既に存在する場合、呼設定時を契機に時刻別のトラヒック予測も行う。
上記のように、ユーザの時刻別トラヒックを随時、ユーザ情報管理DB340に格納していくことにより、ユーザの時刻別トラヒック予測に応じたU−Planeデータ変換部360のリソース確保が可能となる。
[第3の特徴]
第3の特徴は、ユーザの契約内容に応じたリソースの確保を可能とするものである。
図8は、第3の特徴である、契約別トラヒック予想によって帯域制御を行うシーケンスを示す図である。ここでも無線ネットワーク制御装置RNCの装置構成は、図5に示したものと同様である。
無線ネットワーク制御装置RNCが対向ノードより加入者情報を含む呼設定要求を受信した場合(ステップS31)、外部IF部310は呼処理部321にメッセージ受信を通知する(ステップS32)。呼処理部321は呼設定要求のうち、必要な加入者情報を抽出し、ユーザリソース管理部330に加入者情報を通知する(ステップS33)。
受信したユーザリソース管理部330はこの通知されたデータをユーザ情報管理DB340に格納する(ステップS34)。
また、ユーザ契約情報管理手段331はユーザの契約内容により、条件に応じたリソース確保要求をU−Planeリソース制御部350に通知する(ステップS35)。要求を受けたU−Planeリソース制御部350は要求に応じたU−Planeデータ変換部360のリソース確保を実施する(ステップS36)。
上記、ユーザの契約情報をユーザ情報管理DB340に格納することで、ユーザの契約内容に応じたU−Planeデータ変換部360のリソース確保が可能となる。
[第4の特徴]
第4の特徴は、帯域が確保可能なU−Planeデータ変換部360により帯域を確保することにより、確保帯域の拡大を行うものである。
トラヒック増加によるチャネル遷移や、予測による確保帯域の拡大を行う場合、図3において説明したように、呼を収容するU−Planeデータ変換部360において当該呼が必要とする帯域が不足する場合がある。
かかる場合、図9に示すように、U−Planeリソース制御部350により、呼の必要とする帯域を確保できる複数あるうちの他のU−Planeデータ変換部360を検索し、帯域が確保可能なU−Planeデータ変換部360に帯域を確保し、これに当該呼を移行させることで、帯域の確保が実現することが可能となる。
すなわち、図10は、第4の特徴を説明する処理フローである。図9において、U−Planeデータ変換部360として、2つのU−Planeデータ変換部A,Bを考える。U−Planeデータ変換部Aはリソースの使用率が高く、他方のU−Planeデータ変換部Bはリソースの使用率が低い場合である。
リソース確保要求があると(ステップS40)、第1のU−Planeデータ変換部Aで帯域確保が可能か否かを判断する(ステップS41)。帯域確保が可能であれば(ステップS41、可能)そのまま、U−Planeデータ変換部Aで帯域を確保する(ステップS42)。
帯域確保ができなければ(ステップS41、不可能)、複数のU−Planeデータ変換部のうちU−Planeデータ変換部Bを選択する(ステップS43)。そして、選択されたU−Planeデータ変換部Bに帯域を確保する(ステップS44)。
次いで、帯域確保を行ったU−Planeデータ変換部BにU−Planeデータ変換部Aから呼を移動し(ステップS45)、U−Planeデータ変換部Aの呼を開放する(ステップS46)。
[第5の特徴]
第5の特徴は、帯域解放を行うタイミングをユーザの特徴に応じて調整することを可能とすることにある。
図11、図12は、第5の特徴を説明するそれぞれシーケンスフローと処理フローである。無線ネットワーク制御装置RNCの装置構成は、図5に示したものと同様である。
U−Planeリソース制御部350はユーザリソース管理部330より、トラヒック予測によるリソース確保要求(リソースを拡大する要求)を受信する(ステップS50)。その際、ユーザリソース管理部330はユーザ管理情報DB340を参照し、要求する帯域を維持する判定閾値も付加情報として通知する。
U−Planeリソース制御部350では要求の帯域確保を行った(ステップS51)後で、U−Planeデータ変換部360より一定周期でトラヒック報告を受ける(ステップS52−1〜S52−3)。図11の例では、使用帯域が予想帯域より小さい。
U−Planeリソース制御部350は、このトラヒック報告をもとに、報告を受ける都度、リソース開放判定を行う(ステップS53−1〜S53−3)。
このリソース開放判定の処理手順は図12に示す如くである。図12において、U−Planeデータ変換部360からトラック報告を受ける(ステップS530)と、閾値設定の有無を判断する(ステップS531)。
閾値設定があると(ステップS531、有)、現在のトラフィックを維持可能な帯域と確保帯域とを比較判定する(ステップS532)。この比較において、現在のトラフィックを維持可能な帯域が確保帯域より大きい場合(ステップS532、No)、判定カウンタの初期化を行う(ステップS533)。そして、図11において、U−Planeデータ変換部360からトラック報告をトラフィック統計部323に通知し(ステップS54−1〜S54−3)、トラフィック統計部323から更に呼処理部321に通知が行われる(ステップS55−1〜S55−3)。
図12に戻り、比較判定ステップS532において、現在のトラフィックを維持可能な帯域が確保帯域より小さいと判定される(ステップS532、Yes)と、判定カウンタをインクリメントする(ステップS533)。
この判定カウンタの計数値と、リソース確保要求に付加された閾値設定値と比較する(ステップS534)。この判定カウンタの計数値が、閾値設定値を超えたとき(ステップS534)、U−Planeデータ変換部360のリソース変更を決定する(ステップS535、図11:ステップS56)。
したがって、図11において、予想により確保を行っていた帯域から現トラヒックを維持可能な帯域へと帯域削減の変更をU−Planeデータ変換部360に指示する(ステップS57)。
呼処理部321ではトラヒック報告に対応してチャネル切替を行うとともにリソース確保要求をU−Planeリソース制御部350に通知するが、上記の様に、U−Planeリソース制御部350では確保している帯域よりも要求帯域の方が大きければ(ステップS532、No)、呼処理部321からの要求通りリソース確保を行い、逆に確保している帯域の方が大きい場合(ステップS532、Yes)は、閾値の方を優先する。
上記のとおり、ユーザ毎の特徴に応じて判定閾値を設けることにより、帯域解放を行うタイミングをユーザの特徴に応じて調整することが可能となる。
[第6の特徴]
第6の特徴は、無通信状態ユーザ呼の偏りによりチャネル数が制限されることを回避することを可能とするものである。
図13は、第6の特徴を説明する処理フローである。無線ネットワーク制御装置RNCの装置構成は、図5に示したものと同様である。
ユーザのチャネルが遷移した場合、呼処理部321からのリソース確保要求(ステップS60)をU−Planeリソース制御部350が受信し、チャネル状態に応じた帯域の確保をU−Planeデータ変換部360に確保させる。
この場合において、ユーザ呼が無通信状態に変更となる場合(図13、ステップS61、Yes)、U−Planeリソース制御部350は各U−Planeデータ変換部で収容している全無通信状態呼のユーザの特徴をユーザリソース管理部330へ無通信状態呼情報収集要求を行う。
ユーザリソース管理部330がユーザ情報管理DB340を参照して、該当ユーザの特徴を無通信状態呼情報収集応答としてU−Planeリソース制御部350に通知する。
これによりU−Planeリソース制御部350は無通信状態呼となっている全ユーザの数を算出し、その特徴を把握する(ステップS62)。
全ユーザの特徴を把握に基づいて、今後トラヒックが高いと予測される無通信状態呼と他の無通信呼が均等に分散されるような移行に必要有無を判断する(ステップS63)。
この判断に基づき、移行に必要有りである場合(ステップS63、有)、U−Planeデータ変換部360においてユーザ呼移行処理を行う(ステップS64)。
これにより、一部のU−Planeデータ変換部360への無通信状態ユーザ呼の偏りにより、U−Planeデータ変換部360のチャネル数制限を回避することが可能となる。
次に上記特徴を具備する本発明に従う具体的実施例動作を説明する。なお、説明において、先に使用したシーケンス及びフロー図を適宜に使用する。
[位置別トラヒック統計の登録と予測]
図6において、ある位置(A1)に存在するユーザ(U1)が発呼した場合、無線ネットワーク制御装置RNCが対向ノードより加入者情報を含む呼設定要求を外部インターフェース(IF)部310で受信する(ステップS1)。
外部インターフェース(IF)部310は、主制御部320の呼処理部321に呼設定要求メッセージ受信を通知する(ステップS2)。
呼設定要求が呼処理部321に通知されると、呼処理部321はユーザ(U1)の呼設定処理を行うと共にユーザ(U1)に対する呼設定処理が行われたことを呼設定報告として位置管理部326に通知する(ステップS3)。
この通知を契機に位置管理部326は管理しているユーザ(U1)の位置が(A1)であることを位置情報として位置統計手段324に通知する(ステップS4)。位置統計手段324は、次にユーザ(U1)の位置情報を受信するまでの間、(A1)に存在しているという位置情報とその情報を受信した時刻(T1:2003/6/19 20:00)を管理する。
ユーザ(U1)の位置登録情報は定期的、あるいはユーザの位置に変化があった場合(例えば、A1からA2に位置が変化した場合)に通知され(ステップS9)、外部IF部310で受信した位置登録情報を位置管理部326に通知する(ステップS10)。
位置管理部326はユーザ(U1)がA2に存在しているという位置情報とその情報を受信した時刻(T2:2003/6/19 20:03)を位置統計手段324に通知する(ステップS11)。これを契機に位置統計手段324はユーザ(U1)のT1〜T2までの時間のトラヒック統計をトラヒック統計DB370を参照する(ステップS12)。
トラヒック統計DB370の例が図14に示される。なお、図14において、実施例として1分間隔のトラヒックデータとしているが、この間隔は1分に限られるものではない。
位置統計手段324はトラヒック統計DB370を参照して得たユーザ(U1)に対するT1〜T2時間の平均トラヒック(100Kbps)と位置情報(A1)を関連付けた位置別トラヒック統計データを生成する(ステップS12−1)。この生成された位置別トラヒック統計データをユーザリソース管理部330に通知し(ステップS13)、ユーザリソース管理部330は、これをユーザ情報管理DB340に格納する(ステップS14)。
図15は、位置別トラヒック統計データの一例であり、ユーザごとに位置別にトラフィックデータが登録されている。
上述のようにユーザ(U1)の位置別トラヒック統計が管理されている場合において、ユーザ(U1)が再度位置(A1)へ移動した場合を考える。
再度位置(A1)に移動した場合、位置管理部326では位置(A1)の位置情報を位置統計管理手段333に通知する(ステップS5)。位置統計管理手段333ではユーザ情報管理DB340に格納されている位置別トラヒックデータ(図15)よりユーザ(U1)の位置(A1)に対するトラヒック統計を参照する(ステップS6)。
位置統計管理手段333は、更に図15から位置(A1)のトラヒック100Kbpsを求める。図16は、トラフィックに応じた確保リソースの対応テーブルを示す。なお、図16において、R1<R2<R31<R4である。
位置統計管理手段333は、図15のトラヒック統計を参照して求めたトラヒック100Kbpsに応じた、図16のテーブルに示されるリソースR2の帯域確保要求をU−Planeリソース制御部350へ通知する(ステップS7)。
帯域確保要求を受信したU−Planeリソース制御部350では現在確保しているユーザ(U1)の帯域よりも位置統計手段333から要求された帯域の方が高い場合、U−Planeデータ変換部360に対して要求された帯域制御を行い、ユーザ(U1)の位置に対応した帯域確保の制御を行う(ステップS8)。
反対に、ユーザ(U1)の呼が収容されるU−Planeデータ変換部360(UP−A)のリソース未使用分が不足であるため要求されたリソースR2の帯域の確保できない場合(図17に示す1つのトラフィックに応じた確保リソースの対応テーブルを示す。において、現時点のリソース使用率98%で収容呼数が74である場合)、U−Planeリソース制御部350では自己の管理する複数のU−Planeデータ変換部360の各リソース使用率を参照し、リソース使用率40%で、呼数も収容可能(63/100呼)なU−Planeデータ変換部360(UP−B)を選定する。
U−Planeデータ変換部360(UP−B)に対してユーザ(U1)の呼のためのR2のリソース確保を行い、その後ユーザ(U1)の呼をU−Planeデータ変換部360(UP−A)から(UP−B)へ移行させる。
[時刻別トラヒック統計の登録]
図7に示すフローにおいて、ある位置(A1)に存在するユーザ(U1)が発呼した場合、無線ネットワーク制御装置RNCが対向ノードより加入者情報を含む呼設定要求を外部インターフェース(IF)部310で受信する(ステップS21)。
外部インターフェース(IF)部310は、主制御部320の呼処理部321に呼設定要求メッセージ受信を通知する(ステップS22)。
呼設定要求メッセージの通知を受けた呼処理部321は、ユーザ(U1)の呼設定処理を行うとともにユーザ(U1)に対する呼設定処理が行われたことを呼設定報告として時刻統計手段325に通知する(ステップS23)。この報告を契機に時刻統計手段325では、通知された時刻(T1:2003/6/19 20:00)からの時刻別トラヒック収集を開始し、一定周期毎(ここでは60分周期で設定されるとする)にトラヒック統計DB370(図14参照)の参照・集計を行う(ステップS24)。
図14に示す例では、時刻統計手段325がユーザ(U1)の時刻別トラヒック収集を始めてから一定周期(60分)経過後の時刻がT4(2003/6/19 21:00)である。したがって、ユーザ(U1)に対する時刻T1〜T3の時間(T1:2003/6/19 20:00〜T3:2003/6/19 20:59の間の60分)のトラヒック統計DBを集計し、ユーザ(U1)に対する、T1〜T3の時間帯(20時台)と平均トラヒック(180Kbps)を関連付けた時刻別トラヒックデータ(図18参照)をユーザリソース管理部330に通知し(ステップS25)、ユーザ情報管理DB340に格納する(ステップS26)。
また、上述のようにユーザ(U1)の時刻別トラヒック統計が管理されている場合において、別の日の同時間帯(この場合20時台)にユーザが呼接続していた場合を考える。
時刻統計手段332は一定周期毎に時刻別トラヒックデータ(図18)を参照しており(ステップS27)、ユーザ(U1)の現時刻(20時)に対する平均トラヒック(180Kbps)が存在する為、このトラヒックに応じた帯域R3(図16参照)の帯域確保要求をU−Planeリソース制御部350へ通知する(ステップS27)。
帯域確保要求を受信したU−Planeリソース制御部350では、現在確保しているユーザ(U1)の帯域よりも時刻統計手段332から要求された帯域の方が高いと判断する場合、U−Planeデータ変換部360に対して帯域制御を行い、ユーザ(U1)の時刻に対応した帯域確保を行う(ステップS29)。
ユーザ発呼時における帯域変更や、同一U−Planeデータ変換部における帯域不足の動作は上記位置別トラヒック統計の登録と予測の処理の場合と同様である。
[契約種別の登録と帯域制御]
図8において、ユーザ(U1)が発呼した場合、外部IF部310で対向装置SGSNから呼設定要求を受信し(ステップS31)、更に外部IF部310から通知されてユーザU1の加入者情報を含む呼設定要求を呼処理部321が受信する(ステップS32)。
呼処理部321では、呼設定要求に含まれるユーザ(U1)の帯域制御に必要な加入者情報をユーザリソース管理部330に通知し(ステップS33)、ユーザ情報管理DB340にユーザ(U1)の加入者情報を格納する(ステップS34)。
図19に通知される加入者情報の例を示す。ユーザ毎に契約種別と該当の契約種別に加入しているか否かが記録されている。
ユーザ契約情報手段331はユーザ情報管理DB340より、ユーザ(U1)の加入者情報のU−Planeリソース制御に必要となる帯域確保に関する契約種別(図19)を参照し、ユーザ(U1)の契約種別(C1)をU−Planeリソース制御部350に通知する(ステップS35)。
ユーザの契約種別毎に確保する帯域は図20に示すように予め設定されている。この場合、ユーザ(U1)の契約種別(C1)を受信したU−Planeリソース制御部350は、トラヒック151〜384(Kbps)に対応するリソース(R3)以上の常時確保を行う(ステップS36)。
呼処理部321がユーザ(U1)のチャネル切替を実施した場合の処理として、呼処理部321からU−Planeリソース制御部350に対してチャネル状態に応じたリソースの確保要求を通知する。
但し、契約種別による帯域制御が実施されている場合、契約種別により指定された帯域以上の確保を優先的に行う。例として、契約内容に沿ったU−Planeリソース制御部350のリソース制御フローを図21に示す。呼処理部321がR2を指定したリソース確保要求を行った場合、U−Planeリソース制御部350はR3とR2の大小判定を行う(ステップS70)。
この場合R3>R2であるため、呼処理部321からのリソース確保要求による制御は行わず(ステップS70、No)、ユーザ(U1)の契約種別(C1)の契約内容に沿ってトラヒック151〜384(Kbps)に対応するリソース(R3)以上の常時確保を行うことになる。
[位置別・時刻別・契約種別の複合による帯域制御]
各ユーザの使用状況を特徴付けるユーザ情報管理DB340からの情報により、位置情報や時刻情報、契約種別情報別の帯域管理を行う場合(図6,7,8参照)、U−Planeリソース制御部350はユーザリソース管理部330よりユーザ(U1)に対して複数の帯域制御要求を受信する場合がある。
ユーザ(U1)が位置(A1)で呼の接続を行った場合、位置(A1)において予測されるトラヒック100Kbps(図図15参照)に対応するR2(図16)のリソース確保要求を位置統計管理手段333によりU−Planeリソース制御部350に通知し、U−Planeデータ変換部360の制御を行う。この時、時刻(20時)へと変化するとユーザ(U1)の時刻(20時)に対するトラヒック180Kbps(図18参照)に対応するR3(図16)のリソース確保要求が時刻統計管理手段332よりU−Planeリソース制御部350に通知される場合がある。
このように複数の帯域確保要求を受信した場合、U−Planeリソース制御部350では要求された帯域の高い方の要求を選択して帯域の制御を行う。この場合R2<R3の為、時刻統計管理手段332からの要求によるR3のリソース確保を行う。また、図22に示すように帯域の制御要求に対して優先度を設けることにより、複数の帯域確保要求からの選択を行うことも可能である。
[ユーザの利用状況を考慮した帯域解放]
ここで、ユーザ(U1)の時刻別トラヒック予測が既に行われ、図16中のR3の帯域確保が行われているものとする。
前述のR3の帯域確保を行う場合、ユーザリソース管理部330がU−Planeリソース制御部350に対してリソース確保要求を送信する。この際、図18の時刻別トラヒック統計より確保する帯域に応じた判定閾値3も同時に通知される。判定閾値はユーザの利用状況に応じて予め設定されている。
U−Planeデータ変換部360はU−Planeリソース制御部350に対して一定周期で図23に示すユーザのトラヒック報告を行っている。本報告はU−Planeリソース制御部350において帯域変更の必要可否判断を行う材料として用いられている。上記のように帯域変更の判定閾値が設定されている場合、判定閾値に応じた帯域の変更を行う。
ユーザ(U1)に対するトラヒック予測ではR3の帯域を確保しているが、図23の場合、2003/6/19 20:00:10のトラヒック報告ではトラヒックは48KbpsでありR1の帯域分しか必要としないトラヒックであることがわかる。
この場合、図12に示すフローに従い、先に説明したようにU−Planeリソース制御部350は判定を元にカウンタをインクリメント(ステップS534)し、判定カウンタが閾値を超える場合(ステップS534、Yes)、トラヒック報告に応じた帯域に変更する(ステップS535)。
なお、判定カウンタが閾値を超えない場合(ステップS534、No)は、帯域変更は実施されない。図23に示す実施例の場合、ユーザ(U1)は2003/6/19 20:00:40に判定閾値3を超過する為、U−Planeリソース制御部350はユーザ(U1)の確保リソースを2003/6/19 20:00:40のトラヒック報告に応じたR1に変更することになる。
かかる実施例は、ユーザの利用状況に応じた予測制御による帯域確保を行ったが、予想に反してトラヒックが増加しない場合等に適用され、帯域再変更の際に判定閾値を設けることにより、帯域再変更の時期を調整することが可能となる。
また、本実施例では、時刻別トラヒック統計で予測を行った場合について説明しているが、位置別トラヒック統計においても同様の判定閾値をユーザ毎に設定することも可能である。
[ユーザの特徴を考慮した無通信状態呼の分散]
図24は、無通信状態呼を分散する処理シーケンスである。U−Planeリソース制御部350においてユーザ(U1)の呼に対して無通信状態呼へのリソース変更要求を20時台に受信した場合について説明する。
呼処理部321からU−Planeリソース制御部350にリソース変更要求があると(ステップS80)、U−Planeリソース制御部350は、各U−Planeデータ変換部360の全無通信状態呼のユーザ(ユーザ(U1)を含む)に対する20時台の時刻別トラヒック要求をユーザリソース管理部330へ問い合わせる(ステップS81)。
ユーザリソース管理部330はユーザ情報管理DB340へトラヒックデータを参照し(ステップS82)、全無通信状態ユーザの20時台の予想トラヒックをU−Planeリソース管理部350へ通知する(ステップS83)。
これにより、U−Planeリソース管理部350において、無通信状態呼の集計(ステップS84−1)、全ム通信状態呼のリソース繊維予測判定(ステップS84−2)及び該当この分散先U−Planeデータ変換部を決定し(ステップS84−3)、予想トラヒックを把握することが可能となる。
したがって、この無通信状態呼のトラヒック予測に応じた、呼の移行処理を行い(ステップS85)、無通信状態呼の分散が可能となる。
ここで、無通信状態呼の分散例について150Kbpsに閾値があると仮定し、全無通信状態呼に対する予想トラヒックが閾値より多い場合、これを(A)、少ない場合を(B)と設定し、各U−Planeにおいて(A)、(B)それぞれの状態の呼数を管理した上で無通信状態呼の均等分散を行うものとする。
図18の例ではユーザ(U1)の予想トラヒックは180Kbpsである為、呼の状態は(A)であるとU−Planeリソース管理部350は判断する。
一方、図25に示す場合、ユーザ(U1)の呼がU−Planeデータ変換部(I)において無通信状態呼(A)に遷移した場合、無通信状態呼の状態(A)の数がU−Planeデータ変換部(I)は4呼、U−Planeデータ変換部(II)では2呼となる。この為、各U−Planeデータ変換部360に収容される呼数が均等とならない。
この場合、状態(A)の呼を均等にする為、ユーザ(U1)の呼をU−Planeデータ変換部(II)に移行させ、U−Planeデータ変換部(I)、(II)それぞれにおける状態(A)の数を均等にする。
変更となった無通信状態呼が状態(B)と判断した場合においても各U−Planeデータ変換部360における状態(B)の無通信状態呼の数が均等となるような呼の移行を行う。
この様にして、各ユーザのトラヒック増減を考慮した無通信状態呼の均等分散が可能となる。
本実施例では時刻別トラヒック統計による予想トラヒックからユーザの特徴を判断し、無通信状態呼の分散を行っているが、その他、ユーザを特徴付けるデータを基にして、分散の判断を行うことも可能である。
この様に本発明により、無線ネットワーク制御装置において管理される帯域に対し、ユーザ毎の契約種別や使用状況に応じた帯域管理が可能となる。また、従来では無通信状態(PCH)からHS−DSCH状態の遷移時などのような急激なトラヒックの変化により、リソース不足のため最大帯域の確保が不可能となるような状況において、本発明ではユーザの特徴を蓄積することにより、呼毎にチャネル種別に応じた帯域確保や他U−Planeデータ変換部への分散をおこなうことが可能となる。
また、本発明ではW−CDMA方式について記述しているが、本発明の適用は、かかる方式に限定したものではなく、他の無線区間での帯域制御についても同様に適用可能である。
従って、本発明を適用した無線ネットワーク制御装置における帯域管理方法において、以下の効果がある。
第1に、本発明においてユーザ毎の利用形態やトラヒック使用状況などの特徴の情報が蓄積可能となる。その情報を利用してユーザ毎の特徴を加味した上で帯域の事前確保を行い、チャネル切り替え後、ユーザのデータ転送に遅延が生じる事無く通信が可能となる。
第2に、本発明を利用して複数U−Planeデータ変換部への呼の分散を均等におこなうことにより、一部のU−Planeデータ変換部への呼の偏りによりユーザ数制限を受けることを回避することが可能となる。また一つのU−Planeデータ変換部において帯域が不足する状況においても、他U−Planeデータ変換部への呼の分散により前記呼の帯域確保ができ、また、帯域全体の有効利用が可能となる。
具体的に会社員の場合を例にとると、個人利用の端末でデータの送受信を行う時間帯は、休憩時間や退社後が多くなる。使用場所については、自宅や通勤時の駅構内等がデータ量の多い場所としてとして考えられる。このように、ユーザ毎にパターン化することが可能な場合、利用形態に応じてユーザに最適な帯域を事前確保するようなことが可能となる。また、契約種別毎による組み合わせも可能である。
Claims (8)
- ネットワーク上に置かれる無線ネットワーク制御装置であって、
前記無線ネットワーク制御装置に接続される各ユーザ信号データの変換処理を行う複数のユーザ信号データ変換部と、
各ユーザの特徴を抽出しトラヒック収集を行うトラヒック統計部と、
前記トラヒック統計部により収集された各ユーザの特徴を格納しておくユーザ情報管理データベースと、
前記複数のユーザ信号データ変換部に対し、要求される必要帯域確保のためのリソース制御を行うリソース制御部と、
前記ユーザ情報管理データベースに前記ユーザを特徴づける情報を格納して管理し、各ユーザの使用状況に応じた必要帯域の算出を行い、前記算出した必要帯域の確保を前記リソース制御部に要求し、要求された帯域確保の制御の際に、該当のユーザ信号データ変換部の帯域確保が不能である場合、他のユーザ信号データ変換部で新たに帯域を確保するように制御するユーザリソース管理部とを有する、
ことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1において、
前記トラヒック統計部は、更に各ユーザの位置別のトラヒック統計を集計する位置統計手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに、前記位置統計手段により集計されたユーザ毎の位置別トラヒック統計を格納し、
前記ユーザリソース管理部は、前記ユーザ情報管理データベースに格納された各ユーザの集計された位置別トラヒックに適して前記リソース制御部に帯域確保の要求を行う帯域確保を行う
ことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1において、
前記トラヒック統計部は、更に各ユーザの時刻別のトラヒック統計を集計する時刻統計手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに、前記時刻統計手段により集計されたユーザ毎の時刻別トラヒック統計を格納し、
前記ユーザリソース管理部は、前記ユーザ情報管理データベースに格納された各ユーザの集計された時刻別トラヒックに適した帯域確保を行う
ことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記ユーザリソース管理部から前記リソース制御部に対する帯域確保要求に判定回数閾値が付加され、
前記リソース制御部は、前記ユーザ信号データ変換部から一定周期でトラヒック報告を受け、トラヒック報告の都度、現トラヒックを維持可能な帯域と現在確保している帯域を比較し、前記判定回数閾値以上、現トラヒックを維持可能な帯域の方が小さいという比較判断が連続したときに、現在確保している帯域を、現トラヒックを維持可能な帯域に変更する制御を行う
ことを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1において、
前記リソース制御部は、ユーザが無通信状態に遷移する場合、前記複数のユーザ信号データ変換部の全てに収容される無通信状態ユーザの利用状況に基づき、呼数が均等となるように無通信状態呼を前記複数のユーザ信号データ変換部に分散するように制御することを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1及び4のいずれかにおいて、
前記ユーザリソース管理部は、位置統計管理手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに格納されたユーザ毎の位置別トラヒックから、その増減を予測し、
前記リソース制御部は、ユーザの移動先のトラヒックに応じた帯域を前記ユーザ信号データ変換部に確保するように制御することを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1及び5のいずれかにおいて、
前記ユーザリソース管理部は、時刻統計管理手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに格納されたユーザ毎の時刻別トラヒックから、その増減を予測し、
前記リソース制御部は、ユーザ毎の時刻別トラヒックに応じた帯域を前記ユーザ信号データ変換部に確保するように制御することを特徴とする無線ネットワーク制御装置。 - 請求項1及び5のいずれかにおいて、
前記ユーザリソース管理部は、ユーザ契約情報管理手段を有し、前記ユーザ情報管理データベースに格納されたユーザ毎の契約内容に応じた必要帯域を予測し、
前記リソース制御部は、ユーザ毎の契約内容に応じた必要帯域を前記ユーザ信号データ変換部に確保するように制御することを特徴とする無線ネットワーク制御装置。
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