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JP4287927B2 - 液封ブッシュ - Google Patents

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JP4287927B2
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和俊 佐鳥
修 蜷川
雅英 小林
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Yamashita Rubber Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車のエンジンマウントやデフマウントなどの駆動系及びサスペンション部等に用いられる液封ブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような液封ブッシュは公知であり、例えば、特許第2678705号には、円筒型の外筒と、この内側へ同心配置される芯部材と、これらの外筒と芯部材の間に介装された弾性部材とを備え、弾性部材は外筒の軸線に直交する方向の断面(軸直交断面)において略H字状をなし、芯部材を挟んで、使用状態における上下方向に一対の液室を配置し、前後方向に一対の空所を配置するとともに、各液室相互をオリフィス通路で連通し、かつ弾性部材の一部で構成される液室と空所の隔壁の肉厚を、軸方向両端部に形成される弾性部材の端壁の肉厚よりも薄くしたものが示されている。なお、本願において、上下、左右及び前後とは取付状態における車体を基準とする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記構造によれば、上下方向における中周波領域の振動入力に対して薄肉の隔壁が膜共振することにより低動バネを実現できるが、弾性部材の外縁部が外筒側へ焼き付けられて固着されているため、図9の特性曲線(丸付数字の1,以下略して丸1、丸2、・・のように表す)に示すように、中周波領域と高周波領域の境界部付近で動バネ特性の極小値Aとその反動による大きな極大値Bを有する。この極小値Aと極大値Bが生じる理由の一つは、隔壁の外周部が外筒側へ固定されているため、全体として比較的高動バネになってしまうことが上げられる。
【0004】
さらにこの例では、前後方向における振動入力に対して、隔壁を上下方向へ延ばすことによりせんだん変形が生じるようにして静バネ定数を下げているが、ある程度の圧縮変形を生じさせることが必要なこともあり、このような場合には本公知例では対応できない。
【0005】
そこで、本願発明は、直交する一方向に対して液体の共振と弾性部材にせんだん変形が生じることにより対応して中周波領域全体を低動バネにするとともに、他方向に対しては弾性部材に圧縮変形を生じさせることにより対応させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願の液封ブッシュに係る第1の発明は、円筒型の外筒と、この内側へ配設される芯部材と、これらの外筒と芯部材の間に介装された弾性部材とを備え、弾性部材の中間部外周側で芯部材を挟んだ対称位置に凹部を形成して液室とし、これら液室間を弾性部材の一部で形成された隔壁で仕切り、かつ液室相互をオリフィス通路にて連通した液封ブッシュにおいて、外筒の軸線方向と直交する軸直交方向断面内で、直交する振動入力方向の一方向に沿って前記各液室を芯部材を挟んで対称に配置し、かつ他方向に沿って前記各隔壁を芯部材を挟んで対称に配置するとともに、各隔壁は、外縁部が外筒に対して相対的にずれることを許容する密着非結合であり、かつ肉厚部に形成された肉抜き穴と、この肉抜き穴によって隔てられて対向する一対の薄肉壁部を備え、これら薄肉壁部はそれぞれ液室の壁部を構成するとともに、前記芯部材から外筒の径方向に向けて圧縮変形可能に設けられ、前記各凹部を覆う液室カバーを外筒の内周面へ圧接固定し、この液室カバーにより各隔壁の周方向を固定することを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、上記第1の発明において、前記肉抜き穴を挟んで対向する一対の薄肉壁部は前記軸直交方向断面内で、それぞれ芯部材から外筒へ向かって直線状に延びていることを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、上記第1の発明において、前記肉抜き穴を挟んで対向する一対の薄肉壁部は前記軸直交方向断面内で、それぞれ液室からみて外側へ湾曲していることを特徴とする。
【0009】
第4の発明は、上記第1の発明において、前記肉抜き穴を挟んで対向する一対の薄肉壁部は前記軸直交方向断面内で、一方が液室からみて外側へ湾曲し、他方が内側へ湾曲していることを特徴とする。
【0010】
第5の発明は、上記第1の発明において、前記外筒の内周面に圧接する隔壁の基部を薄肉壁部としたことを特徴とする。
【0011】
第6の発明は、上記第1の発明において、オリフィス通路を屈曲させたことを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
第1の発明によれば、隔壁に対向する一対の薄肉壁部を設けてばね定数を低くし、かつ外筒との接触部を非結合にしたから、全体として低動バネにできる。そのうえ、外筒の軸直交方向断面内における直交する振動入力方向の一方に中周波領域の振動入力があると、弾性部材にせんだん変形が生じるとともに、隔壁の薄肉壁部における膜共振が生じ、中周波領域全体が低動バネとなる。
【0013】
一方、他方向の振動入力があると、隔壁の対向する一対の薄肉壁部は圧縮変形を生じることにより吸収する。このとき、隔壁は、肉抜き穴により静バネ定数を低くしてあるが、圧縮変形するためこの振動に十分対応できる。その結果、直交2方向の振動入力に対して適度の弾性バランスを維持できる。
【0014】
第2の発明によれば、対向する一対の薄肉壁部をそれぞれ直線状に形成したので、図11の特性曲線▲2▼に示すように、中周波領域の極小値Cを低くできかつ高周波領域の極大値Dも下げることができるので、高周波領域まで低動バネ化できる。
【0015】
第3の発明によれば、対向する一対の薄肉壁部をそれぞれ液室から見て外側に湾曲させたので、図9の特性曲線丸3に示すように、中周波領域の極小値Eがさらに低くなり、より低動バネ化できる。
【0016】
第4の発明によれば、対向する一対の薄肉壁部のうち、一方を内側湾曲、他方を外側湾曲させたので、図9の特性曲線丸4に示すように、中周波領域の極小値Fはそれほど顕著に低動バネ化しないが、高周波領域に第2の極小値Gを形成でき、これにより高周波領域まで低動バネ化できる。
【0017】
第5の発明によれば、隔壁の基部に薄肉部を設けたので、図9の特性曲線丸5に示すように、中周波領域の極小値Hは顕著に低動バネ化する。
【0018】
第6の発明によれば、オリフィス通路を屈曲させることにより、オリフィス通路を液体が流れるとき流動抵抗が発生し、これにより液柱共振の発生周波数帯が広くなり、減衰特性を幅広く確保できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1乃至図9に基づいて本願発明の一実施例を説明する。図1は本願発明の液封ブッシュの横断面(図4の1−1線方向断面)図、図2は液封ブッシュを軸方向から示す図、図3は外筒の軸直交方向から示す図、図4は液封ブッシュの縦断面(図2の4ー4線方向断面)図、図5は弾性部材の外観形状を図1のX方向から示す図、図6は隔壁部分の拡大模式図、図7乃び図8は隔壁の形状を変更した変形例の図1に対応する断面図、図9はこの液封ブッシュによる動バネ特性を示すグラフである。
【0020】
これらの図において、この液封ブッシュは、円筒状の外筒1と、その内側へ略同心状に配設される芯部材である内筒2と、これらの間に介装される弾性部材3を備える。弾性部材3はゴム又はエラストマー等適宜弾性材料で内筒2と一体に形成され、その長さ方向中間部に凹部4及び5が内筒2を挟んで対称位置に形成され、これら凹部4と5の間に残された弾性部材3の一部が隔壁6をなしている。
【0021】
隔壁6は肉厚内に外筒1又は内筒2の軸方向(以下、単に軸方向という)と平行に貫通する肉抜き穴7が形成されている。この肉抜き穴7は図1の断面において略三角形状をなし、一つの頂部を内筒2側に向けて配置され、この肉抜き穴7を囲む辺部のうち、外筒1の内周面へ当接する部分が基部8をなし、この外表面に外筒1との間でオリフィス通路を形成するためのオリフィス溝9が形成されている。
【0022】
基部8は外筒1の内周面へその周方向で略1/4円弧の長さにおいて非結合状態で密着する。但し、この密着長さは任意に設定できる。ここで、非結合状態とは、従来の焼き付け構造と異なり、単に圧接されているだけであり、大荷重により外縁部と外筒1の内面とが相対的にずれることを許容する状態をいう。
【0023】
また、肉抜き穴7を囲む他の2辺部のうち、凹部4に臨む部分が薄肉壁部10をなし、凹部5に臨む部分が薄肉壁部11をなしている。これら薄肉壁部10、11は、内筒2と外筒1を径方向へ延びて連結するとともに、薄肉壁部10、11は使用状態における実質的に前後方向へ延びている。
【0024】
凹部4、5はそれぞれ液室カバー12、13で覆われ、各液室カバー12、13の一部は凹部4、5内へ突出するストッパ突部14、15をなしている。液室カバー12と凹部4に囲まれた空間が第1液室16をなし、液室カバー13と凹部5で囲まれた空間が第2液室17をなす。
【0025】
これら第1及び第2液室16、17は容量・機能において全く同じものであり、主副の相違はない。また、これら第1及び第2液室16、17は使用状態における上下方向へ配置されている。
【0026】
液室カバー12、13の周囲は、凹部4、5の縁部をなす弾性部材に重なった状態で外筒1の内周面へ圧接固定されている。また、基部8の縁部と液室カバー12、13の縁部の接続する部分にオリフィス通路の連通口18、19が形成され、これらの連通口18、19及びオリフィス溝9を介して、第1及び第2液室16、17に充填された液体が流動するようになっている。
【0027】
図2及び図4に示すように、弾性部材3のうち、内筒2の軸方向両端部における部分は、内筒2と焼き付け等により一体化された一対をなす円形の端壁20となっている。両端壁20の各外周部近傍にはリング部材21が一部埋設されて設けられるとともに、両端壁20の各外周部は、リング部材21の外周部に形成された弾性部材3の一部をシール22として外筒1の内周面へ圧入されている。
【0028】
図5に示すように、オリフィス通路9は直線状をなしている。なお、符号23は液室カバー12の端部を乗せるための段部、24はオリフィス通路に対するシールである。また、16a、17aは各液室をなすために弾性部材3に形成された凹部である。
【0029】
模式的に示す図6に明らかなように、薄肉壁部10、11は、それぞれ肉抜き穴7を挟んで一対をなし、内筒2の径方向へ直線的に延びるとともに、一種の弾性膜として中周波領域の振動入力に対して膜共振を発生するように膜厚を設定されている。
【0030】
この薄肉壁部10、11の膜厚tは、この図に示すように薄肉壁部10,11の範囲内における最も薄い部分の肉厚であり、端壁20の最小肉厚T(図4参照)の略1/2程度以下になっている。但し、この膜厚tはTより小さくなる範囲において、必要とする共振周波数の値等に応じて任意に設定でき、好ましくは、1/3≦t/T≦1/2の範囲で設定する。この設定は肉抜き穴7の大きさを調整することにより容易である。
【0031】
次に、本実施例の作用を説明する。まず、隔壁6に薄肉壁部10、11を設けてばね定数を低くし、かつ外筒1との接触部を非結合にしたから、図9の特性曲線丸2に明らかなように全体として低動バネになっている。
【0032】
そのうえ、上下方向に中周波領域の振動入力があると、弾性部材3にせんだん変形を生じさせるとともに、隔壁6の薄肉壁部10、11における膜共振が生じ、極小値Cが低くなる。これにより中周波領域全体が低動バネとなる。
【0033】
そのうえ、高周波領域における極大値Dも下げられ、従来例との当初の差dに対して極小値Cにおける差d1は小さくなているが、極大値Dにおける差d2は遥かに大きく、その結果、この部分が明らかに低動バネとなり、全体として高周波領域まで低動バネ化している。なお、低周波領域では第1及び第2液室間における液体流動にともなうオリフィス共振により低動バネ化されている。
【0034】
一方、前後方向の振動入力があると、隔壁6の薄肉壁部10、11は圧縮変形を生じさせることにより吸収する。このとき、隔壁6は、肉抜き穴7により静バネ定数を低くしてあるが、圧縮変形を生じさせるようにして適度の弾性バランスを維持できる。
【0035】
なお、本願発明は上記構造に限定されず、種々に変形や応用が可能である。例えば、図7及び図8に示すように、薄肉壁部10、11の形状を変化させるだけで、特性を簡単に変化させることができる。図7は薄肉壁部10、11を互いに肉抜き穴7側へ湾曲させた(以下、これを液室側から見て、外側湾曲といい、逆向きを内側湾曲という)第1変形例である。このようにすると、図9の特性曲線丸3に示すように、中周波領域の極小値Eをより低動バネ化することができる。
【0036】
図8は薄肉壁部10を内側湾曲、薄肉壁部11を外側湾曲させた第2変形例であるである。但し、薄肉壁部10を外側湾曲、薄肉壁部11を内側湾曲略させることは自由である。このようにすると、図9の特性曲線丸4に示すように、中周波領域の極小値Fはそれほど顕著に低動バネ化しないが、高周波領域に第2の極小値Gを形成でき、これにより高周波領域まで低動バネ化できる。
【0037】
図10乃至図12は基部に薄肉部を設け、かつオリフィス通路を変形させた第2実施例であり、図10は図11の10−10線に沿う断面図、図11はこの例における弾性部材の外観形状を図5に対応して示す図、図12はこの例における減衰特性を示すグラフである。
【0038】
図11に示すように、この例では、基部8のほぼ全体を薄肉部としてある。このようにすると、図9の特性曲線丸5に差d3として示すように、中周波領域の極小値Hは顕著に低動バネ化する。なお、この例では薄肉壁部10、11として図7の例を組み合わせたが、図6又は図8の例を組み合わせることは自由であり、それぞれの組合せに応じてに特性が変化する。
【0039】
さらに、基部8の周方向端部には、互いに反対側から延出して互い違いになるような一対の壁25,26が設けられ、これによりオリフィス溝9をクランク状に屈曲させている。
【0040】
このように、オリフィス溝9をクランク状に屈曲させると、オリフィス通路9を液体が流れるとき流動抵抗が発生し、図12に明らかなように、本実施例の方が曲線がなだらかになり、あるレベルの減衰を得ようとして設定された所定の設計基準線に対して、従来例の周波数帯f1よりも広い周波数帯f2で達成できるから、液柱共振の発生周波数帯が広くなり、減衰特性を幅広く確保できる。なお、この構造も上記各構造と適宜組み合わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例に係る液封ブッシュの横断面図(図4の1−1線相当断面図)
【図2】 この液封ブッシュを軸方向から示す図
【図3】 この液封ブッシュを軸直交方向から示す図
【図4】 図2の4−4線断面図
【図5】 弾性部材の外形を図1のX方向から示す図
【図6】 薄肉壁部部分を模式的に示す図
【図7】 薄肉壁部を変形した第1変形例の図1相当図
【図8】 薄肉壁部を変形した第2変形例の図1相当図
【図9】 動バネ特性図
【図10】第2実施例の弾性部材を図11の10−10線に沿って示す断面図
【図11】この例における弾性部材の外観形状を図5に対応して示す図
【図12】第2実施例の減衰特性図
【符号の説明】
1:外筒、2:内筒、3:弾性部材、4:凹部、5:凹部、6:隔壁、7:肉抜き穴、8:基部、10:薄肉壁部、11:薄肉壁部

Claims (6)

  1. 円筒型の外筒と、この内側へ配設される芯部材と、これらの外筒と芯部材の間に介装された弾性部材とを備え、弾性部材の中間部外周側で芯部材を挟んだ対称位置に凹部を形成して液室とし、これら液室間を弾性部材の一部で形成された隔壁で仕切り、かつ液室相互をオリフィス通路にて連通した液封ブッシュにおいて、外筒の軸線方向と直交する軸直交方向断面内で、直交する振動入力方向の一方向に沿って前記各液室を芯部材を挟んで対称に配置し、かつ他方向に沿って前記各隔壁を芯部材を挟んで対称に配置するとともに、各隔壁は、外縁部が外筒に対して相対的にずれることを許容する密着非結合であり、かつ肉厚部に形成された肉抜き穴と、この肉抜き穴によって隔てられて対向する一対の薄肉壁部を備え、これら薄肉壁部はそれぞれ液室の壁部を構成するとともに、前記芯部材から外筒の径方向に向けて圧縮変形可能に設けられ
    前記各凹部を覆う液室カバーを外筒の内周面へ圧接固定し、この液室カバーにより各隔壁の周方向を固定することを特徴とする液封ブッシュ。
  2. 前記肉抜き穴を挟んで対向する一対の薄肉壁部は前記軸直交方向断面内で、それぞれ芯部材から外筒へ向かって直線状に延びていることを特徴とする請求項1の液封ブッシュ。
  3. 前記肉抜き穴を挟んで対向する一対の薄肉壁部は前記軸直交方向断面内で、それぞれ液室からみて外側へ湾曲していることを特徴とする請求項1の液封ブッシュ。
  4. 前記肉抜き穴を挟んで対向する一対の薄肉壁部は前記軸直交方向断面内で、一方が液室からみて外側へ湾曲し、他方が内側へ湾曲していることを特徴とする請求項1の液封ブッシュ。
  5. 前記外筒の内周面に圧接する隔壁の基部を薄肉壁部としたことを特徴とする請求項1の液封ブッシュ。
  6. オリフィス通路を屈曲させたことを特徴とする請求項1の液封ブッシュ。
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